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1613
2000年頃から読んだ本は基本的に書名や著者名、読了日などをデータにして保存しています。その前に読んだ(蔵書のある)本もタイトルや発刊日などだけですがまとめてあります。

最近読んだ白石一文氏の小説のタイトルは「彼が通る不思議なコースを私も」と14文字あります。

小説としては長いタイトルだなと思い、他にはどんな長いタイトルがあったか?と調べてみました。

その3200冊ほどの蔵書データから、タイトルが一番長い本はと言うと、小説では、

愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない」(伊集院静著 22文字)
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(ジョナサン・サフラン・フォア著 20文字)
この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」(白石一文著 16文字)

です。

白石氏は、他にも「僕のなかの壊れていない部分」とか「もしも、私があなただったら」(各13文字)といった長いタイトルの小説があり、長タイトルの常連っぽいです。

伊集院静氏にも小説ではなくエッセイで「ヒデキ君に教わったこと 野球で学んだこと」(20文字)などがありますが、全体的には短いタイトルが多い感じです。

東野圭吾氏の小説には比較的長いタイトルがあるように思っていましたが、私が読んだ中では「パラレルワールド・ラブストーリー」(16文字)が最長でした。

新書やビジネス書、ノンフィクションでは、目立ったもの勝ちなのか、もっと長いタイトルのものがあります。

さらにどこまでがタイトルなのかわかりにくい長いサブタイトルがつく場合がほとんどで、それらの区分がつきにくいこともしばしばです。とりあえず、私の基準でタイトルのみ蔵書の中から抜き出してみました。

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?」(中島義道著 27文字)
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?」(細野真宏著 24文字)
どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?」(梅田望夫著 23文字)
顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人」(山口真美著 20文字)


蔵書している新書やビジネス書などで、サブタイトルを含めて長いのは、

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~」(細野真宏著 40文字)
どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか? 現代将棋と進化の物語」(梅田望夫著 34文字)
失われたミカドの秘紋 エレサレムからヤマトへ「漢字」がすべてを語り出す」(加治将一著 34文字)
顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人 「読顔術」で心を見抜く」(山口真美著 32文字)
定年前後の「やってはいけない」 人生100年時代の生き方、働き方」(郡山史郎 31文字)
経済危機のルーツ モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか」(野口悠紀雄 31文字)

未読の本でタイトルの長い本は、ライトノベルやネット小説の中には、100文字程度のタイトル?小説があります。どういうタイトルかというと、

砂魔法で砂の王国を作ろう~砂属性なんて使えないと国から砂漠に追放されたから、魔法で砂の城を生み出し、オアシスを作りスローライフを満喫していた筈が、いつの間にか祖国を上回る巨大国家が出来上がっていた!~

オッサンにはわけわからん。

出版されている本では、横尾忠則氏の「悩みも迷いも若者の特技だと思えば気にすることないですよ。皆そうして大人になっていくわけだから。ぼくなんかも悩みと迷いの天才だったですよ。悩みも迷いもないところには進歩もないと思って好きな仕事なら何でもいい。見つけてやって下さい。」という114文字のエッセイ?があります。

またイチハラヒロコ氏の「雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺…。」って言ってむかえに来てほしい。」(72文字)も極端に長いタイトルです。

ベストセラーになった有名な書籍では、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著 35文字)や、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著 33文字)などが有名です。


書籍のタイトルは、小説だとほとんど著者が自分で付けるケースが多いと思われますが、新書やエッセイの場合は、著者と編集者、場合によっては販売部門とが相談して決めるというのが多いのではないでしょうか。

新書やビジネス書の場合は、話題性で売れてナンボです。タイトルだけでは不足と見えてサブタイトルにキーワードを散りばめ、、加えて帯にも「これでもか!」と禍々しいまでの煽り文句と宣伝がうねうねと書かれていることがあり、逆に読書家としてはひいてしまいます。

ま、タイトルなど、なんでもいいんですけどね。中身さえ良ければ。

【関連リンク】
1528 お勧め新書、エッセイ、ノンフィクション 2021年版
1520 お薦め小説 2021年版(海外小説)
1516 お薦め小説 2021年版(国内小説)

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1612
流 (講談社文庫) 東山彰良

2002年に実質の作家デビューを果たし、2015年にこの作品で直木賞を受賞した日本在住ながら台湾国籍の作家さんです。

子供の頃から、台湾、日本、中国を転々としていることから、それらの歴史的な関係や社会生活までよく経験して知っていることがこの作品にも生かされています。

物語は、1970年代から80年頃の中国と臨戦状態で長い戒厳令下の台湾が舞台で、主人公の祖父が戦前には抗日運動、戦後は中国共産党との内戦で奇跡的に生き抜き大陸から台湾へ逃れてきた人で、これは著者の祖父の経験が元になっているようです。

その主人公は祖父が台湾の仕事場で何者かに惨殺されているところを発見しますが、殺された理由や犯人の目星が付かず、10数年が経っていきます。

その間には、高校生の時に友人の代理受験が発覚して退学、寄せ集めの不良ばかりが集まる高校へ転校、子供の頃から仲良かったいとこへの初恋、幽霊騒動など様々なことが起きます。

実は私はそのまだ戒厳令下の1983年頃に台湾へ数回観光で訪問しています。目的は、故宮博物館やゴルフ、食べ歩きでしたが、タクシーに乗ったときには高齢ドライバーから流ちょうな日本語で話しかけられ、昔日本がおこなった日本語義務化政策の影響を実感し少し後ろめたい気がしました。

そしてその時、衝撃を受けたのは、台湾で映画(日本映画の「サンダカン八番娼館 望郷」)を見たとき、映画が始まる前に、観客は全員起立をして、台湾国歌を背景に勇ましい国防映画が流されるのを姿勢を正して見ることになります。それがこの国は今まさに臨戦態勢なんだということを思い起こさせられました。

その最前線は中国と目と鼻の先にある金門島ですが、その島の歴史は2007年に船戸与一著「金門島流離譚」で読みました。

そうしたことから、台湾は個人的には思い出深い場所で、この小説を読みながらさらに深い知識や感慨を持つことができました。また台湾から見た日本や日本人という視点も新鮮でした。

直木賞というのは別にしてもとても面白い作品です。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

女神記 (角川文庫) 桐野夏生

著者の作品を読むのはこれが9作目で3年ぶりぐらいになります。以前読んだ「東京島」では無人島に流された集団の中で女性がひとりだけ、その女性が女王様のように扱われるという内容でした。

その「東京島」と同じ2008年に出版されたこの著作ですから、きっとそれの延長線上にあるような内容かな?と思っていたら、まったく違いました。

2008年に単行本、2011年に文庫化された、日本の古代史というか神話の世界の女王の話です。

主人公は南の貧しい島国で生まれ育ち、姉が陽の巫女となり、妹は陰の墓守という宿命となる、その妹が語り手となります。

その妹は島で知り合った男と島から逃げ出しますが、その男に殺され、なぜか女神イザナミに仕えることになります。

イザナミと言えば、兄弟でもあり夫だった神世七代(天地開闢)の最後のひとりイザナギの子を何人も産みますがやがて産後が悪くて死亡(神が死ぬかどうかはともかく)、腐乱した死体を夫のイザナギに見られて、離縁され、死者の世界黄泉国の中に大岩で閉じ込められています。

と言った神話になにも興味がないとイミフなことが多い内容ですが、ボヤッとしか知らない古代の王、神話に少しでも興味があると、なかなか面白く読めます。

ただ、あまりにも馴染みのない世界の話だけに、突っ込みどころが満載で理解しながら読むのは難しく、あまり深くは考えず、学者でもなければ、そういうものだと軽く流しながら読むのが正解かも知れません。

著者別読書感想(桐野夏生)

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫) カズオ・イシグロ

長崎生まれで2017年にノーベル文学賞を受賞した著者の初期の作品(1982年出版、日本語版は1984年刊)で、原題は「A Pale View of Hills」です。

舞台は原爆被害から復帰しつつある1960年代頃の長崎と、その後、再婚して移住した現在の英国の田舎町で、主人公の日本女性が過去を振り返る内容となっています。

著者が日本に住んでいたのは、幼稚園時代までなので詳しくは知らないでしょうけど、その頃の街の背景がわずかに残っていたのでしょう、まだ復興途中の長崎で日々暮らす人達の姿が生き生きと描かれています。

いわゆる純文学なので、なにか事件が起きてその謎を解くというような話ではありません。

ただ最後にちょっと引っかかった文章がありました。これは解説などでも指摘や話題になっていないので、なにかのミスか、それとも深い意味が込められているのかは謎です。

それは、後ろから2ページ目に、主人公の女性が、再婚した英国人との間に産まれた娘(ニキ)に、持っていた長崎の港が写った古いカレンダーの写真を渡し、

「なにかとくべつなことがあったの?」
「とくべつなこと?」
「海へ行った日に」
「ああ、なにもとくべつなことはなかったのよ。ただ思い出したという、それだけ。あの時は景子も幸せだったのよ。みんなでケーブルカーに乗ったの」私は笑ってニキをふりかえった。「そう、何もとくべつなことはなかったの。ただの幸せな思い出、それだけだわ」

しかし、一度だけ行ったという「あの時」は、前夫との娘景子はまだお腹の中で、一緒にケーブルカーに乗ったのは近所の親しい親子だけでした。

どうして、まだ産まれていない景子がその時幸せだったのかよくわかりません。理解できる方はいらっしゃいますかね?

著者別読書感想(カズオ・イシグロ)

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

新・日本の階級社会 (講談社現代新書) 橋本健二

著者は格差や階級、貧困などのテーマで多くの著書がある社会学者さんです。この新書は、2018年に発刊されています。

表紙の帯に「もはや格差ではなく階級」「固定化し、次世代へ継承される負の遺産」「900万人を超える新しい下層階級が誕生。日本社会未曾有の危機。」と、かなり煽った扇情的な言葉が書かれていています。新書では著者ではなく編集部が売るためにつける常套手段です。

内容もそれに沿った(内容から帯の刺激的な文字になったわけですけど)もので、日本の階級社会について、数字のデータをメインに解説がなされています。

こうした貧困や格差を見る統計データは、一般的には政府統計などが使われることが多いのですが、この著作では学術的な調査研究「2015年社会階層と社会移動(SSM)調査研究会」のデータが使われています。

ま、数字は嘘つかないということで(政府統計は時々嘘をついてますが)、特に目新しい発見や意外なことはないですが、知識を数字の裏付けで上書きするのには役立ちそうです。

面白いのは、著者の政治信条なのか、かなり自民党を批判気味に書いてあります。

例えば、データから導き出された推論ではあるものの、「自民党支持者に典型的に見られるように、格差拡大を容認し、自己責任論の立場に立ち、所得再分配に反対する人々ほど、「排外主義」「軍備重視」を支持すると予想される。」など、ちょっと扱いが手厳しい感じです。

個人的には特に自民党支持ではないので、公平にみてもなにか日本の諸悪の元凶のような書きっぷりにはちょっと驚きました。これは支持政党と年収格差や年齢などでの分析で出てきます。

ただ投票率を見て思うに、いまの日本人の多くは、政党よりも個人へ、政党は経験不足でなにか寄せ集めみたいなところより、聞き慣れたところが安心じゃね?というぐらいにしか興味関心がないような気がします。

★★☆

【関連リンク】
 1月後半 風味絶佳、美しい家、老老戦記、イッツ・オンリー・トーク、百年法(上)(下)
 1月前半 漂砂のうたう、ツリーハウス、嗤う伊右衛門、ジェームズ・ボンドは来ない、自動車保険は出ないのがフツー
 12月後半 錨を上げよ(1)出航篇(2)座礁篇(3)漂流篇(4)抜錨篇

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1611
リタイアする5年ほど前から、「リタイアしたらやりたいことリスト」というのを作り始め、それが徐々に増えていき全部で20ほどになったメニューリストがあります。

このリストを作ったのは、6年ほど前にテレビ放送を録画して見た映画「最高の人生の見つけ方」(2007年公開)を見て、そこでキーワードとなっていた「棺桶リスト」ならぬ、リタイア後に「やりたいことリスト」を作っておこうと思い立ってのことです。それにしても良い映画でした。

1286 棺桶リスト 2018/12/12(水)

その「やりたいことリスト」の中で一番多くを占めているのは、「旅行・ドライブ」で、しかも行く場所も具体的にピンポイントで決めてあります。

しかしリタイア後はずっとコロナ禍で、宿泊をともなうような遠出を控えているので、そちらの実現はまだ先になりそうです。

リタイアしてまもなく2年になりますので、そのリストですでに実行(実現)したのは、「山積みになっている書籍を全部収納できる本棚を作る」「ヒビが入った窓ガラスを交換する」「感度が落ちたBSアンテナを交換する」「大量のスーツとビジネスシューズを捨てる」「古い網戸を張り替える」「不要品をオークションに出品する」などで、主に自宅でDYIでできる作業や、業者に依頼し作業に立ち会うだけのことです。

またリストの中の「旅行・ドライブ」の内、近場の水戸の偕楽園(日本三大名園訪問達成)など日帰りで行けるところはいくつかは実行済みです。

そのようなリストの中には、築30年が経つ我が家のあちこちの補修作業が入っています。

今回はまだ手を付けていなかった玄関とガレージの門扉(「もんぴ」と読みます)の修理に今回手を付けました。

なぜ後回しになっていたかというと、家の補修では屋根の塗り替えや窓ガラスの交換は業者に依頼しますが、その他は基本はDIYで補修します。ただ30年前に建売で買った古さゆえ、門扉も当然ながら現在は生産されてなく、壊れた箇所の補修品もネットで探したところ既にないことがわかり、「こりゃ、代替品を探すか手作りしなきゃならないなぁ~」ってことで、取りかかるのが遅れました。

その門扉一式は、当時の東洋エクステリア製でしたが、その後2011年に同社を含め数社が合併し、現在はLIXILグループになっています。ブランドこそはTOEXとして残っていますが、古い製品の補修品などはほとんどない状態です。

まず最初に、ガレージの門柱の上にかぶせる樹脂製キャップは角形で、割れてボロボロになっていました。

しかしこれはネット通販で奇跡的に発見でき、2個購入し取り付けました。このタイプは30年以上前から変わらず今でも現役のようです。価格は1個760円(高け!)×2個+送料275円



もう一箇所、玄関前の2つの門柱の上にかぶせてある樹脂製のキャップも割れていて、これも本来は交換ですが、同型の部品はもちろん、内側にフック用の大きな溝があり、代替できそうなものもありません。

そこで壊れた部品を表と裏から樹脂パテで埋め(写真上)、整形し、1日乾燥させてからヤスリで形を整え、最後に塗装をして(写真下)再利用しました。ちょっと凸凹してますが、ご愛敬です。





さらに蛇腹になっている門扉の小さな樹脂製キャップが上に37個、下にも別形状のキャップが32個あり、そのうちの上側の3/4が割れ、下のキャップは落ちたらしく5~6個がなくなっていました。

まず上側ですが、さすがにこの数をパテで再生するのは大変なので、代わりになる部品を探し「モノタロウ」へ発注しました。

オリジナルの硬質の樹脂製のものがなく、柔らかい塩ビ製のキャップですが、樹脂製よりも安く、100個単位で売っていたのでこれで十分です。価格は1,390円+送料500円です。

さらに、汚れていた門柱を掃除した上で同色の水性ペンキを塗りました。

Before


After


今回使った軟質の塩ビ(ポリ塩化ビニルあるいは塩化ビニル樹脂)製だと耐久性、耐候性がないかな?と思いましたが、調べると、塩ビは上下水道管などにも使われる極めて耐久性の優れた樹脂だそうで、熱や酸や火にも強く、さらに水性塗料で簡単に塗装もできる優れた性質を持っています。知りませんでした。

元々のオリジナルは上下で違ったキャップで、違いは上は先がとがっているのに対し、下のキャップは平坦で真ん中が水抜きのためか穴が開いています。今回のキャップは穴が開いてないので、上はそのまま利用しましたが、下用にはドリルで小さな穴を開けて使うようにしました。



実際にはあまり使っていない門扉ですが、家の正面にある門扉が少し綺麗になって、満足度は高いです。

【関連リンク】
1473 BS/CSアンテナの交換DIY
1173 玄関ドアクローザーをDIYで交換
507 洗面化粧台をDIYで交換 その1準備編

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1608
風味絶佳 (文春文庫) 山田詠美

この作品は2005年に発刊され2008年に文庫化された短篇集で、谷崎潤一郎賞を受賞しています。

ちなみにこの谷崎潤一郎賞は、「時代を代表する優れた小説・戯曲を顕彰」とあるように物語の舞台が現代だけではなく幅広い時代を映し出した小説や戯曲が対象になるのでしょう。

6編の短篇は、「間食」、「夕餉」、「風味絶佳」、「海の庭」、「アトリエ」、「春眠」というタイトルで、それぞれに、とび職、清掃車作業員、ガソリンスタンドのアルバイト、引越し作業員、汚水槽清掃、火葬場職員と、ブルーカラー系の職業が登場します。ちょっと変わった趣向の短篇です。

その中でも良かったと思うのは、本のタイトルにもなっている「風味絶佳」と、「春眠」。

「風味絶佳」の由来は、森永ミルクキャラメルの表面に書いてある「滋養豊富」「風味絶佳」の文字からで、ガソリンスタンドに勤務する男性の祖母がいつもそのキャラメルを持っています。

祖母は福生の米軍基地の近くでアメリカ人相手のスナックをやっていて、ちょっとぶっ飛んでいる感じで、孫の主人公との掛け合いがとても良かったです。

「春眠」は、土日曜日は休日でなく子育てはなにもせず、厳粛なムードの火葬場で長く働いてきたお堅い公務員だった父親の息子が主人公です。

子育てを全くしてこなかった父親は、妻を先に亡くしますが、息子が密かに恋心を持っていた大学の同級生と結婚してしまうという変な話しです。

「うんと年上の男がいい!」という女性は少ないながらも確かにいるので、これもまた時代を反映したものなのでしょうが、なにかできすぎ感が半端なく。

そういう感じで、全般的に、いかにも「話しを都合良く大きく盛って作りました」という、わざとらしい作為とリアリティのなさがどうも私の感性とは合わず、残念ながらいまいちな感じでした。

★☆☆

著者別読書感想(山田詠美)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

美しい家 (講談社文庫) 新野剛志

2013年に初出の長編小説ですが、5年前の2017年に既に読んでいました。読み始めてから、どこかで聞いたような話しだな?と思いましたが、既読とは気がつかず、これはボケと健忘症が進行してきている証左かも知れません。ホント大丈夫か?自分。

9月後半の読書と感想、書評 2017/9/30(土)

感想は、前のを見てもらうとして、これだけの長編ならば、しかもわずか5年前という短期間で気がつかないというのは、上記のように自覚症状がない病気?のせいでもありますが、もうひとつは、残念ながら印象に残っていなかった小説ということもあります。

個人的には、ある種の宗教的というか、なにか行動規範や生き方について、特定な個人に心酔し、それの正当化のためなら殺人すらいとわないという心理はまったく理解ができず、あくまでよその惑星で起きているSFぐらいにしか思えません。

もちろん現実では時々起きている事ですが、宗教などを扱って人の異常性を引き出してさらに強調していくのはなんだか狡いなぁという感じがします。ま、小説やドラマではよく使われる手ですけどね。

それだけに、こうした同種の小説は、いずれも記憶が薄くなってしまうのもやむを得ないかなと思っています。

でも単なるぶっ飛んだ小説としてはドキドキ感があり、現実から離れて読み進めるのは、それなりに面白いのですけどね。

★★☆

著者別読書感想(新野剛志)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

老老戦記(新潮文庫) 清水義範

2015年に「朦朧戦記」として単行本で発刊されましたが、2017年にタイトルを変えて文庫化された連作短編小説です。こちら(文庫)のタイトルのほうが、ストレートでわかりやすいです。

75歳以上の高齢者が入居している老人ホームを舞台にした、自己顕示欲や性欲を丸出しでハチャメチャな老人達のユーモアあふれる日常と、その少し下の仕事を引退したばかりの団塊世代の有り余るエネルギーの発奮をこれまたユーモア満載で描いています。著者も団塊世代の方ですから。

中でも、大金持ちの老人に頼まれて、南方の島を借り切って、本物の三八式歩兵銃と実弾、手榴弾を装備し、陸軍軍服を着て、日米の老人達がそれぞれ敵味方に分かれ、生きるための刺激を求めて戦うというストーリーは、実現不能なこととは言え、空想するのは自由で面白かったです。

同様に、「団塊世代の未来を守る」を唯一の目的として選挙に打って出る団塊世代の元公務員なども、数が多いうえに投票率も高い団塊世代のニーズを捕らえるのには最適です。

その団塊世代が政治の中に入っていくことで、元全学連の闘志達は「権力側にすり寄るのはけしからん!」と火炎瓶を選挙事務所に投げ込むとか、もうワケがわからなくなっていきます。

無茶苦茶ですが、ちょっと下品で下世話なユーモアと理解すれば、それでいいのかも知れません。

★☆☆

著者別読書感想(清水義範)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) 絲山秋子

2004年に単行本で発刊(2006年に文庫化)された著者の実質デビュー作で、題名となった中篇の「イッツ・オンリー・トーク」と、中篇「七障害」の二篇が収録されています。

2006年には、「イッツ・オンリー・トーク」を原作とし、廣木隆一監督、寺島しのぶや豊川悦司が出演する映画「やわらかい生活」が製作されています。

内容は、主人公のうつ病を引きずる独身女性が、フッと気になった大田区の蒲田へ引っ越してきて、様々な出会いや恋愛などを通じて日々淡々と生活していく話ですが、区会議員選挙に打って出るEDの友人、うつ病のヤクザ、痴漢友達?、自殺未遂をした男性のいとことの同居生活など、それなりに飽きさせることなく面白い展開が続きます。

私には縁遠い出世界観ですが、今の若い人にはこうした生活が普通に身近に感じるのかなっぁというのが感想です。

著者は私よりも9歳若い方ですが、これが出版されたのが18年前ですから、著者38歳の頃ということになります。

違うのは東京で生まれ育った著者に対し、社会人になるまでずっと田舎で育った私との差なのかも知れません。

それだけに、こうした性にも奔放でサバサバした女性主人公のような人は男女関わらず私の周囲には見当たらず、こうした小説の中だけで楽しませてもらっています。

★★☆

著者別読書感想(絲山秋子)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

百年法 (上)(下) (角川文庫) 山田宗樹

2012年に単行本、2015年に文庫化された長編SF小説です。

SFと言っても現代の日本社会がベースとなっています。

6発の原爆を落とされ戦争に負け、天皇制ではなく共和国制度となった日本は、アメリカが開発に成功した人間の不老技術を導入します。

それと同時にセットで導入することが求められている不老処置後百年程度経過後には安楽死する法律をめぐる話しがこの小説のテーマとなっています。

人間が不老になると社会にどういう影響があるかと言うとこの小説では、

・不老化処置をした歳でその人の見かけ上の年齢が決まりそれが一生続く
・癌など高齢化で顕著となる病気が激減する
・人が死ぬのは自殺や事故、事件で死ぬこと以外はなくなる
・両親や祖父母の見かけが、その子や孫と変わらないという不気味さ
・老いから解放され、実年齢が何十歳と離れたカップルが普通に存在する
・死の直前まで働くことを求められる
・不老化処置後は家族という単位が無意味となる
・人口増加と新陳代謝のため不老化処置と一定年数で強制的に死ぬことがセット
・百年経過後に安楽死をせず生き延びようとする拒否者が現れる
・安楽死しなくても良い一部の独裁政治家など権力者が人の生死を握り権力を強める

などなど。

小説では、政府、警察、一般庶民、拒否者が共同生活するムラなどを中心に展開していきます。

経済力が地に落ちていた日本を強くするため政治体制を大統領制にして強いリーダーを擁し独裁化を目指そうとする動きや、警察権力を自在化し利権を固めて行こうとする官僚などに焦点が当たりすぎな感じはありますが、もうひとつの日本の道という世界が面白く体感できます。

文庫で上下巻計960ページという長編なのでちょっと疲れますが、読み出してから少し経っておおよその内容がつかめてからはサクサク読めます。最初の100ページぐらいはその世界の中に入っていくのがたいへんですが、それを超えるとあとは楽です。

著者の本は2006年に「嫌われ松子の一生」(2003年初出)を読んでいますが、これも含めてなかなかユニークで読ませる小説を書く著者で、これからも他の小説を読んでみたいと思いました。

★★☆

【関連リンク】
 1月前半 漂砂のうたう、ツリーハウス、嗤う伊右衛門、ジェームズ・ボンドは来ない、自動車保険は出ないのがフツー
 12月後半 錨を上げよ(1)出航篇(2)座礁篇(3)漂流篇(4)抜錨篇
 12月前半 しゃばけ、深海のアトム(上)(下) 、ノモンハンの夏、玻璃の天



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1606
昨年はどういった書籍が売れたのか調べてみました。

新刊本は、書籍取次店の日本出版販売(日販)の「2021年年間ベストセラー(集計期間:2020.11.24~2021.11.21)」から、販売店は紀伊國屋書店とAmazonから、そして中古本販売がメインのブックオフと4つの視点からその傾向を見てみました。



まずは、日本出版販売調べの2021年年間ベストセラー(集計期間:2020.11.24~2021.11.21)です。単行本やコミックなどすべての総合と文庫です。

日本出版販売2021年年間ベストセラー(総合)
01 人は話し方が9割 永松茂久
02 スマホ脳 アンデシュ・ハンセン
03 推し、燃ゆ 宇佐見りん
04 星ひとみの天星術 星ひとみ
05 本当の自由を手に入れるお金の大学 両@リベ大学長
06 52ヘルツのクジラたち 町田そのこ
07 鬼滅の刃 塗絵帳 蒼 鬼滅の刃 塗絵帳 紅 吾峠呼世晴
08 秘密の法 大川隆法
09 よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑 大野萌子
10 呪術廻戦 逝く夏と還る秋 芥見下々 北國ばらっど
11 1%の努力 ひろゆき
12 人新世の「資本論」 斎藤幸平
13 パンどろぼう 柴田ケイコ
14 白鳥とコウモリ 東野圭吾
15 現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一 守屋淳
16 「育ちがいい人」だけが知っていること 諏内えみ
17 TOEI CL&R TEST 出る単特急 金のフレーズ TEX加藤
18 おしりたんていおしりたんていのこい!? トロル
19 呪術廻戦 夜明けのいばら道 芥見下々 北國ばらっど
20 鬼滅の刃 風の道しるべ 吾峠呼世晴 矢島綾
日本出版販売2021年年間ベストセラー(文庫)
01 そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ
02 沈黙のパレード 東野圭吾
03 JR上野駅公園口 柳美里
04 マスカレード・ナイト 東野圭吾
05 護られなかった者たちへ 中山七里
06 かがみの孤城(上・下) 辻村深月
07 魔力の胎動 東野圭吾
08 余命3000文字 村崎羯諦
09 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ
10 未来 湊かなえ

1位、2位と新書が占めました。3位は芥川賞受賞作の単行本、4位は実用書とバラエティに富んでいます。

コミックは10位以内には7位に鬼滅、10位に呪術が入っています。15位の「現代語訳 論語と算盤」(2010年)は大河ドラマの影響でしょう。これは一番実感と合いそうなランキングです。

但し、個人的には話題の「スマホ脳」ぐらいは知っていますが、新刊本はほとんど読まないので、私の知らない書籍がほとんどです。

文庫1位の「そして、バトンは渡された」は、本屋大賞受賞と実写映画化によって大いに盛り上がった結果でしょう。

それにしても文庫上位10の中には東野圭吾氏の作品が3つも入っています。めちゃ売れっ子です。

◇   ◇   ◇

大都市を中心に大型店を構えている紀伊國屋書店の「2021年書籍年間ベストセラー(総合・文庫・コミック・電子書籍)」は下記の通りです。

紀伊國屋書店2021年書籍年間ベストセラー(総合・文庫・コミック・電子書籍) 
01 秘密の法人生を変える新しい世界観 大川隆法
02 スマホ脳 アンダ-ス・ハンセン
03 推し、燃ゆ 宇佐見りん
04 人は話し方が9割 永松茂久
05 52ヘルツのクジラたち 町田そのこ
06 星ひとみの天星術 星ひとみ
07 人新世の「資本論」 斎藤幸平
08 本当の自由を手に入れるお金の大学 両@リベ大学長
09 シ-モンスタ-ズ&co.ビッグ デアゴスティ-ニ
10 君は誰?小坂菜緒1st写真集 藤原宏
11 TOEIC L&R TEST出る単特急金のフレ-ズ TEX加藤
12 恐竜&co.ビッグ デアゴスティ-ニ
13 とっておきの恋人 齊藤京子1st写真集
14 論語と算盤 現代語訳 渋沢栄一
15 1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 藤尾秀昭
16 在宅ひとり死のススメ 上野千鶴子
17 よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑 大野萌子
18 鬼滅の刃 塗絵帳-蒼- 吾峠呼世晴
19 白鳥とコウモリ 東野圭吾
20 リ-ダ-の仮面「いちプレ-ヤ-」から「マネジャ-」
に頭を切り替え
安藤広大

デアゴスティ-ニ・ジャパンのフィギュアを作る本が9位と12位に入っています。純粋に考えて書籍かどうかは微妙ですが、それにしても恐るべし外出自粛のコロナ効果?。

◇   ◇   ◇

Amazonは年間とか月間とか期間を定めたランキングは発表してなく、しかも1時間ごとに更新と言うことで、極めて短期間のランキングと思われるので参考データです。1年間のランキングを発表してくれると世の中の動きがわかって面白いと思うんですけどね、、ライバル等に知られるのが嫌なのでしょうか?ライバルらしき書籍の通販会社なんてないですけどね。

Amazon売れ筋ランキング(文庫)
01 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし  阿佐ヶ谷姉妹
02 [新版]日本国紀〈上〉 百田尚樹
03 [新版]日本国紀〈下〉 百田尚樹
04 そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ
05 残像に口紅を 筒井康隆
06 怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ
07 パリでメシを食う。 川内有緒
08 ま・く・ら 柳家小三治
09 女系家族(上) 山崎豊子
10 人間滅亡的人生案内 深沢七郎
11 やめてみた。 わたなべぽん
12 創約とある魔術の禁書目録(5) 鎌池和馬
13 三千円の使いかた 原田ひ香
14 もっと、やめてみた。 わたなべぽん
15 グラスホッパー 伊坂幸太郎
16 ハーレクインコミックスセット 阿部摘花
17 ナナメの夕暮れ 若林正恭
18 40歳になったことだし 森下えみこ
19 悲しみの秘義 若松英輔
20 コンビニ人間 村田沙耶香

1位の「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」は2018年に単行本、2020年に文庫化された少し前の書籍ですが、テレビかなにかで紹介され一時的に急上昇したという気がします。短期間のランキングだとこういうことが起きます。

その他にも「グラスホッパー」(2004年)や「コンビニ人間」(2016年)も十数年から数年前の小説で、なにかで紹介されたのでしょう。

◇   ◇   ◇

最後に、私も良く利用させてもらっている中古本が中心のブックオフの「売れ筋本ベスト20」で「総合順位」と「ビジネス書」をフューチャーしてみました。但しこちらのデータは、実店舗での販売成績ではなく、オンラインでの販売だけということなので、バイアスがかかっています。

2021年ブックオフオンライン年間ランキング
ブックオフ売れ筋本ベスト20(総合)
01 嫌われる勇気 岸見一郎
02 思考の整理学 外山滋比古
03 漫画 君たちはどう生きるか 吉野源三郎
04 西の魔女が死んだ 梨木香歩
05 チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン
06 コンビニ人間 村田沙耶香
07 FACTFULNESS ハンス・ロスリング
08 夜のピクニック 恩田陸
09 本日は、お日柄もよく 原田マハ
10 羊と鋼の森 宮下奈都
11 ラプラスの魔女 東野圭吾
12 カラフル 森絵都
13 マスカレードシリーズ 東野圭吾
14 メモの魔力 前田裕二
15 舟を編む 三浦しをん
16 ツナグ 辻村深月
17 白夜行 東野圭吾
18 アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎
19 ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾
20 博士の愛した数式 小川洋子
ブックオフ売れ筋本ベスト20(ビジネス書)
01 嫌われる勇気 岸見一郎
02 チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン
03 FACTFULNESS ハンス・ロスリング
04 メモの魔力 前田裕二
05 伝え方が9割 佐々木圭一
06 学びを結果に変えるアウトプット大全  樺沢紫苑
07 まんがでわかる7つの習慣 フランクリン・コヴィー・ジャパン
08 生き方 稲盛和夫
09 人を動かす 新装版 デール・カーネギー
10 金持ち父さん 貧乏父さん ロバート・T.キヨサキ

こちらも総合順位1位と2位は新書です。4位に「西の魔女が死んだ」は1994年に単行本、2001年に文庫化された20年以上前のファンタジー小説で、映画化されたのも2008年ということで、なぜ今頃ブレークした?という気がします。

面白いなと思ったのは、上位10位のうち、女性作家さんの小説が半分の5つも入っています。さらに11~20位の中にも4つの女性作家さんの小説が入り、ブックオフ(オンライン)は女性作家さんの小説が人気!と言えるかも知れません。

ブックオフではランキング20位までの中では14作品が小説で、実店舗の売り場を見ても新書や実用書、ビジネス書の書棚は狭く、小説のエリアがその何倍も広いということからもわかります。

紀伊國屋書店など新刊書が中心の実店舗と比べると、書棚のジャンルごとの割り当てが大きく違うことが理解できます。

推理すると、新書やビジネス書というのは、いち早く読むことに意味があり、中古本として入ってくる前に読む人が多いということでしょう。

紀伊國屋やAmazonではそうした新書やビジネス、実用書などが小説よりもよく売れていることから明らかです。

またブックオフでは、ビジネス書として定番の「チーズはどこへ消えた?」(1998年)、「人を動かす」(1936年)、「金持ち父さん貧乏父さん」(1997年)という、古典に近い名著がベスト10入りしているのも印象的です。

【関連リンク】
1528 お勧め新書、エッセイ、ノンフィクション 2021年版
1520 お薦め小説 2021年版(海外小説)
1516 お薦め小説 2021年版(国内小説)
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