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占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫) 島田荘司

数多くの小説やエッセイなどを書いている売れっ子作家さんの小説デビュー作品(1981年単行本刊)です。

その後、文庫やノベルスなど多くの形態で出版されてきましたが、今回読んだのは、2013年刊の改訂完全版と銘打った文庫版です。

著者の作品を読むのはこれが3作目で、過去には「眩暈」(1992年刊)と「写楽 閉じた国の幻」(2010年刊)を読んでいます。

708 2013年4月後半の読書(写楽 閉じた国の幻)
426 2010年8月後半の読書(眩暈)

主人公は「眩暈」にも登場していましたが、著者のシリーズ作品として根幹をなす「御手洗潔シリーズ」の記念すべき初登場小説となります。

うつ病ながらも自宅で占星術占いなどをして生計をたてている御手洗のところに、ある犯罪に関係する手記が持ち込まれます。

そこで友人でワトソン役の石岡が、その事件のことを説明をするために御手洗の家に訪ねてきます。

その事件は、戦前の1936年2月26日(2.26事件と同じ日)に、裕福な芸術家が自分のアトリエで殺され、その後、残された手記になぞって、その芸術家の一族が殺されます。

しかもその遺体は手記に書かれた通り、遺体の一部が切り取られて発見されます。ちょっとホラーじみています。

その事件の犯人について、警察はもちろん、多くのミステリーファンが謎に挑戦したものの、結局解決することが出来ず迷宮入りとなっていました。

なるほど、かなりの大作ですが、様々なところに謎を解くためのヒントが散りばめられています(あとでわかる)。

最後に御手洗が謎を解く前に、著者から読者に対して挑戦文が書かれていました。「これで謎は解けるはず」と。でも私には、難しすぎました。

ミステリーですから、ヒントを書くのも躊躇われますが、2012年に読んだ蘇部健一著の「六枚のとんかつ」(1997年)と同じ構造です。同書にも、「占星術殺人事件を先に読むように」と書かれていました。すっかり忘れてました。

なかなか読み応えのある、面白い本格的なミステリー小説でした。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ソクラテスの妻 (文春文庫) 柳広司

2010年に「最初の哲学者」として単行本が発刊、その後タイトルを変更して2014年に文庫版が発刊されたギリシア神話をなぞった短編作品です。

収録作品は「オイディプス」「異邦の王子」「恋」「亡牛嘆」「ダイダロスの息子」「神統記」「狂いの巫女」「アイギナの悲劇」「最初の哲学者」「オリンポスの醜聞」「ソクラテスの妻」「王女メデイア」「ヒストリエ」の13編です。

神話好きにはよく知られている人物(神)などが登場してきて、身近に感じられるのでしょうけど、そういう話しに無知だと話しがよく理解ができず、消化不良のまま次々と流れていってしまいそうな感じです。

私?

えぇ、6年前に著者の「パルテノン」を読んだことがある程度で、ほとんどギリシア神話について知らないので、流されていったクチです。

695 2013年3月前半の読書「パルテノン」

わからないので、オチとかも理解できず(あるのならば)、歴史ミステリーを得意とする著者の作品に大きく期待して読んだだけに、ちょっと残念な結果に。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

我が家の問題 (集英社文庫) 奥田英朗

2011年単行本刊、2014年に文庫化された短編小説集で、「甘い生活?」「ハズバンド」「絵里のエイプリル」「里帰り」「夫とUFO」「妻とマラソン」の6編が収録されています。

この「家シリーズ」とも言える短編集では、過去に「家日和」(2007年刊)を2010年に文庫版を読んでいます。

主に主婦からの視点で、日常の淡々としたくだらない話しが淡々と書かれていますが、気になったのは、「専業主婦」「寿退社」などというパターンが多く、どうも現代の話しとは思えず、昭和の高度成長期の話し?って思ってしまいますが、発表されたのは2009年から2010年とのことで、なにか一般世間とずれている感じです。

その中では、夫婦が共働きで、お盆休みを合わせ、それぞれの実家へ里帰りする「里帰り」は、なるほど夫婦がともにずっと離れた地方出身だと、せっかくの連休も海外旅行ではなく、里帰りのはしごをすることになり、そういうこともあるなとは思います。

かなり女性読者を意識した内容になっていると思われますが、ちょっと著者が得意としている緻密でウイットに富んだ作品とはかけ離れた作品となってしまっているような気がします。

「家シリーズ」の続編「我が家のヒミツ」(2015年)も読みたかったのですが、ちょっと考え直さなければなりません。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

「日本の四季」がなくなる日 連鎖する異常気象(小学館新書) 中村尚

テレビや新聞などでよく見かけるようになった「異常気象」という刺激的な言葉にいつも違和感を感じていて、一応専門家が書いた同書を読んでみようと思い立ったわけです。

2015年に発刊された新書で、著者は東京大学 先端科学技術研究センター 気候変動科学の教授です。

高校生でもわかるレベルと書かれていましたが、専門用語や気象用語が頻発し、なかなか理解するのには集中力と理解力、読解力が必要で、一応、一級小型船舶免許を取得するため、最低限の気象の勉強はした私でも、寝る前に寝転びつつあくびをこらえて読むのには不向きでした。

気象の話しでは良く出てくるエルニーニョやラニーニャ現象のことはわかるものの、テレコネクション(遠隔影響)、コリオリの力、ブロッキング高気圧、PJパターン、シルクロードパターン、亜寒帯ジェット気流、アゾレス高気圧、マルチモデルアンサンブル、CMIP5モデル、温暖化のハイエイタス、ロスビー波と発展していくともうダメ、それでなくともカタカナにアレルギーが出始めてきたので、とにかく集中出来ません。

でもなんとなく、なぜ異常気象と言われる豪雨や猛暑、冷夏、巨大台風などが起きるのかなどはわかりました。

特に何度も繰り返して書かれていますが、気象の変化と変動はまったく別物で、それを一緒にして「異常だ」というのは間違っていると言うこと。

つまり、「今年は台風が多かった」というのは一時的か短期的な変化であって、「海洋温度が年々上昇していて、台風の発生が年々上昇し、その規模も大きくなってきた」というのは変動と言えます。

一時的な変化については、対応策も限られますが、今後起きるであろう変動による災害や気象の変動にはまだ十分に対策の余地があるということです。

わかりやすい例で言えば、高潮対策の堤防の高さも、50年前の予測と、今の予測では大きく変わってきています。

じゃーどうすれば?というのは、個人レベルでできることはほとんどありませんが、二酸化炭素排出を控えるべきとして、もはや江戸時代の生活に戻ることはできず、また気象は地球レベルでの変動なので、一国の対応でどうにかなるものでもなく、今後起こりうる自然災害に対して、どうやって対処していくかということになりそうです。

★★☆

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