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遥かなる未踏峰  上・下巻 ジェフリー・アーチャー
数年に1冊ぐらいのペースでしか文庫が出ないアーチャーですが、毎回楽しみにして購入しています。この人の本、古くは「百万ドルをとり返せ! 」「ケインとアベル 」「チェルシー・テラスへの道 」など20数冊にのぼりますが失敗したと思ったものは1冊もなくすべて当たりです。今回もアーチャーお得意の古き良き時代の英国の話しですが、間違いなくいい作品です。
 
ストーリーは、北極点、南極点への到達が他国に先を越され、最後に残された未踏峰エベレストへ、第一次世界大戦が終了した1920年代に果敢に挑戦した英国人(実在の人物)を主人公にした小説です。登場人物のほとんどが実在の人達ですから、基本的に悪役はいません。
 
主人公(ジョージ・マロリー)は、アメリカの新聞記者に「なぜ、あなたはエベレストを目指すのか?」と問われて「そこに山があるから(Because it is there)」という返答をしたという有名な話しがあります。私も子供の頃にその話を聞いたことがあります。
 
少し出来すぎに思えるぐらい登場人物がそれぞれの役目をキッチリと果たし、未踏峰征服の大プロジェクトへ向かって進んでいきますが、小説では2回となっているエベレスト行きが実際には下調べを含め3回行っていることや、登山家として活動すると従来勤めていた教職には就けず、生活費に困ってしまうことなど、やや端折った部分もあるようです。(Wikipedia等には詳しく書かれている)
 
おそらくいずれはこれを原作とした映画も制作されるのでしょう。今から100年近く前の装備で、エベレスト登頂というのは考えただけでも無謀な冒険ですが、小説ではわかりにくい当時の貧弱な装備が映画で見られるとそれが実感できるのではないかと思います。
 
 
巡査の休日  佐々木譲
北海道警シリーズの「笑う警官 」「警察庁から来た男 」「警官の紋章 」に続く第4弾となるこの本は2009年10月に発刊されましたが、2011年1月時点ではまだ文庫化はされておらず、知人からいただいた単行本を読みました。
 
以前のシリーズ作品と登場人物含め共通した点は多いのですが、今回の事件はそれらとはほとんど関係ない(関係なくはないのですが)、ストーリーとなっています。特に過去の一連の作品で共通した「腐敗した北海道警のキャリアや幹部達」という流れは、今回は抑えた内容となっています。その代わりに札幌の名物となっている「YOSAKOIソーラン祭り」をメイン舞台とし、シリーズを通して出てくるレギュラー陣の北海道警警察官が活躍します。
 
小説の中で一箇所、犯人とおぼしき男が乗っていたバイク(スーパーカブ125cc)のナンバー照会を、警官が陸運局に問い合わせをする場面がありましたが、この原付2種のバイクの登録は市区町村なので、陸運局に問い合わせるのは間違いです。この点は本田技研で働いていたこともあり、バイクをテーマにした作品をいくつか残しているバイク好きの作者にしてはちょっと残念なところです。
 
 
先月読んだ「封印されていた文書(ドシエ)―昭和・平成裏面史の光芒〈Part1〉 」の続編です。続編ですから前作を読んだときほどのインパクトはなくなってしまいますが、逆にパターンを先読みできるようになり読むスピードが速くなりました。
 
このPart2で選ばれた事件や事故は下記の通り
 
 ・国松長官狙撃事件 平成7年3月
 ・金大中拉致事件 昭和48年8月
 ・中川一郎怪死 昭和58年1月
 ・グリコ・森永事件 昭和59年3月
 ・全日空機函館ハイジャック事件 平成7年6月  
 ・吉展ちゃん誘拐事件 昭和38年3月
 ・小渕恵三首相死亡 平成12年4月 
 ・日本赤軍・重信房子逮捕 平成12年11月
 ・沖縄サミット医療オペレーション 平成12年7月
 ・金正男不法入国・国外強制退去事件 平成13年5月
 
この中ではやはり吉展ちゃん誘拐事件(昭和38年)は、私がまだ幼少の頃に起きた事件なので、リアルタイムでは記憶にありませんが、昭和の犯罪史を語る上でよくその名前が登場しますので、いまでは概要については知っていました。それ以外の事件や事故は、新聞やテレビなどのリアルタイムの報道を通じて知っています。
 
先日2月5日に元連合赤軍幹部の永田洋子(65歳)死刑囚が、刑を受けるのではなく、病気にて死亡しましたが、この本に登場する重信房子とは同い年の極左女性リーダーで、二人は直接的な関わりはなかったようですが、二人は似たもの同士という気がします。私は全共闘世代ではなく、そのしばらく後の世代なので詳しくは知らないのですが。
 
 
告白  湊かなえ
湊かなえ氏のデビュー作で、いきなり第6回本屋大賞を受賞するという快挙を達成した小説です。すでに松たか子主演で映画化もされ有名になりましたが、とにかく新人の作品としては「凄い!」のひと言です。
 
最近の小説としては短めな部類に入りますが、登場人物のモノローグだけで構成され、その告白や日記等がとても新鮮で読者をグイグイと引き込んでいきます。そして最後には驚愕の結末が待っています。
 
主人公の愛娘を事故に見せかけて殺した犯人やその動機は、早々に判明しますが、物語はそこからさらに深みへとはまっていきます。最後はとてもおぞましい結末というか、決してハッピーエンドではないことだけは言っておきます。映画(DVD)も見たいと思いますが、後味が悪くならなければいいのですが、、、
 



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