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録画しておいた「無法松の一生」の映画を見ました。

無法松の一生は、そのタイトルこそよく知っていましたが、中身についてはまったく無知で、「無法の松」って言うからにはきっとヤクザ者か博徒みたいな渡世者の松吉てぇーのが主人公なのだろうぐらいに思っていましたが少し違いました。

原作となった小説は、太平洋戦争前、軍部が幅を利かしている世相の中、八幡製鉄所に勤務をしていた岩下俊作氏のもので、1939年の直木賞候補にも挙がりましたが、元々は「富島松五郎伝」というタイトルで懸賞小説に応募し入選した作品です。

映画化されたときにこの印象に残りやすい「無法松の一生」という題名に変わりました。「富島松五郎伝」というタイトルのままだったらここまで有名にはならなかったかも知れません。タイトルって重要なんだとあらためて思います。

映画化は、太平洋戦争中の1943年に稲垣浩監督、阪東妻三郎、園井恵子主演で製作されたのが最初で、リメイクされたのは戦後の1958年、同じ稲垣浩監督、出演者は変わり、三船敏郎、高峰秀子が主演です。

この15年後のリメイク版は最初の映画製作が戦争中だったため、大人の恋愛感情など検閲のために表現できなかった部分をちゃんと盛り込みたかったからと言われています。

その後も1963年には村山新治監督、三國連太郎、淡島千景主演で、その2年後の1965年には三隅研次監督、勝新太郎、有馬稲子主演でも作られていますので、22年の間に合計4本の同じストーリーの映画が作られたことになります。

ちなみに同一原作を何度もリメイクされた小説原作の映画としては「潮騒」がありますが、1954年から1985年の間の31年のあいだに映画が5本、テレビドラマが2本が製作されています。

もっとも、史実で時代劇の範疇に入りますが、おそらくリメーク作品としてもっとも多いと思われる「忠臣蔵」などは映画、ドラマ合わせると過去に100本近くが作られていたりします。

潮騒の場合、主演女優は、青山京子(1954年)→加賀まりこ(TV1962年)→加藤澄江(TV1963年)→吉永小百合(1964年)→小野里みどり(1971年)→山口百恵(1975年)→堀ちえみ(1985年)と変遷していきますので、年配の人のおおよその年齢を知るには、「潮騒の女優名」をしれっと聞いてみるのが手っ取り早いかも知れませんね。

話しは元へ戻して「無法松の一生」は、映画もドラマも1950年代から60年代に制作されたものばかりで、私の場合、子供の頃にそのタイトルを何度か目にしたことぐらいしか記憶がないというのもうなずけます。1970年代以降生まれの人だと、このタイトルを聞いてもまったく聞き覚えがなく、「嫌われ松子の一生 」のこと?って聞き返されるかも知れません。

で、今回見たのは1958年製作の映画で、三船敏郎演じる荒くれの人力車夫富島松五郎と、高峰秀子演じる若くして夫を亡くして後家となった良家の奥方吉岡良子との、結ばれるはずのない大人の淡い恋愛物語。最後に泣かせの場面が待っています。

この映画は芸術性が強く求められるヴェネツィア国際映画祭にも出展され、同時に出展され下馬評の高かった木下惠介監督の「楢山節考 」を押さえ、見事に金獅子賞(最高賞)を受賞した作品でもあります。

三船敏郎も数多くの映画に出演していますが、代表作のひとつと言ってよい作品ではないでしょうか。人妻を演じた当時34歳の高峰秀子も爽やかな色気を醸し出していて、見応えもありました。

先日三船敏郎を特集したBSのテレビ番組を見ていたら、三船敏郎の弟分でもあった夏木陽介氏も三船作品の中では「『無法松の一生』が一番好きだ」とインタビューに応えていました。


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