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世間的に「ラブホテル」と呼ばれているカップル専用で休憩利用ができるホテルは、その本来の役割を終えて、大きく変わり始めています。

ラブホテルが隆盛を誇ったのは、団塊世代が社会人となり、人の目や耳が気にかかる狭い家を飛び出して、また同時に若い人のマイカーブームがやってきた時代、つまり1970年代から80年代にかけてです。

それまではラブホテルと言えば薄暗い路地にある「連れ込み宿」というイメージだったのが、国道沿いや、レジャー施設周辺、高速道路のインターチェンジ周辺に雨後の竹の子のごとく次々と作られました。

そのようにして急増してきた郊外型ラブホテルは、現在は少子化と、若者の草食化と、趣味の多様化、クルマを持たない生活など様々な理由から、ピーク時からすれば半減以下(体感値)というありさまです。

直木賞に輝いた、桜木紫乃著の小説「ホテルローヤル」では短編のひとつですが、廃墟になったラブホテルが描かれていましたし、宮部みゆき著の「模倣犯」に出てくる山の中の廃墟も廃業したラブホテルというイメージでした。

また、ラブホの建物をそのまま使って、賃貸アパートに改装するのが流行っているというニュースも見かけました。本来の目的で流行らないラブホはどんどん駆逐されていっているわけです。

そう言えば最近のラブホはギンギラギンのネオンで飾るのを避けるようになり、入り口の看板さえなければ、周辺のマンションや雑居ビルと変わらないようなシックで抑え気味の建物が増えているような感じが増えているような気がします。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

実はひと言でラブホテルと言っても、風営法に規定される「店舗型性風俗特殊営業の4号」の建物だけでなく、一般の旅館業法で規定されるホテルとの区分が曖昧で、その実態の数というのが把握できません。

実質的なラブホは、風俗特殊営業で届け出されているラブホのおよそ3~4倍の数はあるのではないかと言われています。

下記グラフは店舗型性風俗特殊営業の4号届け出のラブホテル数推移です。旅館業法で届け出された分は含まれていません。2011年に急増しているのは2006年の法改正によるものと思われます。

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風営法の届け出だと立地上の様々な制限があり、それをクリアできない場合は、旅館業法で届け出するとかが当たり前に行われていました。

最近は普通のビジネスホテルや観光旅館でも、休憩利用歓迎をうたっているところもあり、どこまでがラブホテルで、どこから違うかという明確な区分は難しいとも言えます。

しかし、2006年に風営法が改正され、従来なら旅館業法で届け出していたホテルでも、主としてカップル専用だったり、休憩利用を常時案内しているなどの場合は、風営法で届け出が義務づけられるようになりました。

そうするとそれまでの約倍近くの6千軒を超えるホテルが風営法で届け出をしたということですが、それがイコールラブホテルの数とは思えなく、やはり立地上旅館業法で届け出をしている実質的なラブホも多く、専門家によると、およそ全国には2万軒の実質的なラブホテルがあると見られています。

全国で2万軒と言うと、47都道府県で割ると平均で各都道府県にそれぞれ425軒ずつのラブホがある勘定ですが、当然ながら、周辺人口とほぼ比例しているでしょうから、都市部においてはそれよりずっと多い数になるのでしょう。

そのラブホテルですが、最近では「レジャーホテル」「ブティックホテル」「アミューズメントホテル」「デザイナーズホテル」などと勝手に名乗って、本来のウフフな目的とは違う利用を推進してきています。

 例えば、老若男女のカラオケルームとして。
 例えば、職場やサークルの宴会やパーティ会場として。
 例えば、外国観光客用宿泊施設として。
 例えば、グラビア写真やコスプレ撮影スタジオとして。
 例えば、豪華なリゾートホテル風の長期滞在型ホテルとして。

その他にもひとり(シングル)利用歓迎のラブホとか、深夜トラックドライバーのための仮眠&入浴施設としてとか、様々な使われ方ができるようになってきているようです。

屋外のジャグジーやプールを備えたり、チェックイン後の外出OK、グループでの利用OKなど、もうカップル専用のイメージはなくなってきています。

そうなると、もう風俗施設とは言い難くなってきますね。

いずれにしてもメーン客だった団塊世代が高齢化してしまい、さらに悪いことには若者の草食化とクルマ離れが進行し、業界もあれやこれやの挽回策を試しながら模索しているというのが現実でしょう。

当然、こうしたラブホ改革のコンサルタントという人がいて、その立地条件や地域性、人口構成などを調べてどういう施設に変えると客が呼べるかなど専門にアドバイスしているようです。

その一環として、ホテルをあきらめお洒落な賃貸マンションに改装したり、ひとりでも多人数でも利用できるカラオケボックス風にしたりと涙ぐましい努力をしています。

確かに30~40年前のように、作れば次々と列をなして客がやってくる時代は遠くに過ぎ去り、同時に当時建てた建物も古くなり、経営者も代替わりしてしまい、変化せざるを得ない業界なのかも知れませんね。

ラブホテル業界は大改革の真っ最中2 2016/5/28(土)





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