忍者ブログ
リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage http://www.geocities.jp/restrer/
Calendar
<< 2017/05 >>
SMTWTFS
12 45
789 1112
141516 1819
212223 252627
28293031
Recent Entry
Recent Comment
Category
727   726   725   724   723   722   721   720   719   718   717  




1032
地味に個人の感想ですが、20代の頃に80年代のバブルを経験した現在50代の人達に共通することはと言えば、やはりあの頃の突き抜けた景気浮揚感というか、足が地に着いていないようなフワフワ感がつきまとっているように思えます。

どういうところにそれが現れるかと言えば、まず「コツコツと努力しているとむくわれる」「老後のため若い頃からずっと貯金をしてきた」なんて人はほとんどなく、「お金が手元にあれば使ってしまう」「お金が手元になければ借りて使ってしまう」「転職してもなんとかなるさ」「この先、老後もなんとかなるさ」といったような感覚でしょうか。

バブル景気に湧いたとき、団塊世代はそれなりに社会人として知恵も経験もある地位に就いている30代に入っていて、すでに結婚をし、子育て中ということもあり、お金の使い方は慎重、また将来に向けての投資には熱心という感じですが、独身の20代でいきなり札束が舞うバブルを迎えた今の50代にお金の重要性や将来への投資を期待してもそりゃ無理というものです。

それを示すように、少し前ですが、このような記事がありました。

アラフィフ世代はお金が貯められない?背後にバブルの影響も(AERA2016年4月25日号)
「それぞれの世代には、思春期を過ごした時代のエートスが身体化されています。バブル期に分不相応の浮かれ方をした世代の『なんとかなるわ』という楽観主義は、年を重ねても変わらないでしょう。とりわけこの世代のわかりやすい拝金主義とブランド志向は成長経済型ですね」
(中略)
「本人たちは浪費しているつもりはないのに、なぜかお金が貯まらないという家庭は多い。(中略)50歳前後のアラフィフ家庭は貯金ができないところが増えている」
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」(15年、2人以上世帯)によると、年間手取り収入(臨時収入を含む)の貯蓄割合が「ゼロ」の人は、50代で23%にのぼる。年収の5%未満も9.7%。3割以上がほとんど貯蓄できていないことがわかる。


結局何が言いたいかと言うと、現在65歳以上になった団塊世代は退職金も年金も満額支給された最後の世代となり、老後はほぼ安泰ですが、その先、現在の50代が65歳になる10年後は、昨今世間を騒がせている「下流老人」「老後破産」はその数たるや桁が違ってくるのではないかと思うわけです。

今の50代は、成果主義やら能力主義という経営側に都合のいい言葉で、終身雇用制度に自らピリオドを打ち、大企業勤めであっても転職や独立を積極的におこなった最初の世代です。

転職を繰り返して、退職金がもらえない、もらっても相当に少ないという定年退職者が数多く出てきます。また転職を繰り返すうちに非正規社員やフリーランスとなり、年金も厚生年金ではなく国民年金として納めていると65歳以降にもらえる年金額も生活保護レベルかそれ以下まで下がってしまいます。

まだ心身とも健康であればいいのですが、人間50年という敦盛じゃないけれど、50代以降は身体のどこかしらに変調をきたすものです。そうすると、できる仕事が限られたり、毎月医療費がかかってきて、考えていた優雅な老後生活は遠のくばかりです。

数十年前までは、子供が結婚すると親が結婚費用や新生活の費用を出してやったりということがよくありました。そうすることで、やがて親が働けなくなった時、体調を崩して寝込むようになった時には子供が親の面倒を見るという相互扶助が自然におこなわれていたわけです。

でもその子供が今は結婚せずに親の家にパラサイトし、それでなくても細くなっている大黒柱をかじって(家計を喰い)、親たちはとても余裕のある定年後の引退生活とはなりにくくなっています。

パラサイト同居していることで、親子関係の関係も相互扶助から、責任のなすりつけ合い(家庭内暴力)、子の引きこもりや介護離職で親の年金だけが頼り、そして親子共倒れへと陥ってしまうケースも出てきそうです。身内の関係ほど激しい憎悪が生まれることはないですからね。

私も間違いなくその20代でバブルを経験し、質素、節約とは無縁の生活を長く続けてきたおかげで、この先どうなってしまうのだろう?と不安が過ぎりますが、結局は「なんとかなるだろう」で自己解決してしまう、一種この年代特有の病気に罹ってしまっているのかも知れません。


【関連リンク】
999 覚悟の地方移住か都市部で介護難民か
829 「最後の昭和企業戦士」五十代の悲劇
820 高齢者ビジネス(第2部 趣味編)
687 旺盛な高齢者の労働意欲は善か悪か
349 しらけ世代と団塊世代ジュニア




リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
PR

コメント
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
よ〜〜〜くわかります。
たまに友人と安い焼き肉屋とかで安酒飲みながら、必ず出る話題は、『35年前に戻りたい』です。そしたら今までのように遊びまくらず一生懸命勉強し就職も真剣に考えなおかつ車を初め贅沢品は買わず全部貯金すると友人皆いつております。(私も、含めてです。)
2016-06-11 Sat 12:24
すいか男
RE:よ〜〜〜くわかります。
すいか男さんコメントありがとうございます。

50代の先行きがどうも心配ですね。私のことですが、、、
2016-06-11 Sat 13:31
rstrer@管理人
カウンター
カレンダー
 
04  2017/05  06
S M T W T F S
1 2 4 5
7 8 9 11 12
14 15 16 18 19
21 22 23 25 26 27
28 29 30 31
最新コメント
[04/08 area@管理人]
[04/08 すいか男]
[11/22 Anonymous]
[11/03 restrer@管理人]
[11/03 すいか]
最新TB
ブログ内検索
プロフィール
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
職業:
今のところ会社員
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
過去に上場企業の役員とリストラ解雇で就職浪人の経験がある、紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
お勧めPR
Template & Icon by kura07 / Photo by Abundant Shine
Powered by [PR]
/ 忍者ブログ