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2016年7月に変形性股関節症による右人工股関節置換手術をおこないました。そのまとめです。

変形性股関節症の人工股関節全置換手術(1)初診編

変形性股関節症の人工股関節全置換手術(2)手術前検査編

変形性股関節症の人工股関節全置換手術(3)入院手術編

変形性股関節症の人工股関節全置換手術(4)リハビリ、退院編


【足の違和感】
私の場合、今から10数年前から右足に違和感を感じはじめました。その頃はどこから発生する痛みかわからず、なにが原因かも不明でした。それほど強い痛みではないこともあり、放置していました。

しかし右足の痛みは消えず、しだいに強まってきたので、2年後の2004年に家の近所にある小さな内科(リウマチ科)と整形外科で受診を受けましたが、血液検査、レントゲン撮影等では痛みの原因は特定できませんでした。

右足の痛みが増し、走ることができなくなってきた2012年には股関節あたりに原因がありそうだと判断して再び近所の整形外科を受診し、変形性股関節症が判明しました。

その時はあらかじめ股関節痛だと言うことを自分では特定していましたが、レントゲン写真を見るまでは、医師は問診で私が主張する股関節症を疑っていて、「それはないでしょう」と言っていました。

つまり50代の男性で変形性股関節症は極めてまれなようです。下手な医者の思い込みは判断を誤ることがよくわかります。

もし足に異変を感じた場合、様々な可能性がありますが、身近にある整形外科よりも、ぜひ股関節に詳しい医師がいる病院を探して行ったほうが二度手間にならずにいいと思います。


【病院選び】
通常は近所の整形外科から紹介状をもらって専門病院へ行くというのがルールですが、上記のように近所の整形外科はまるで信用がおけなかったので、そこへは2度とは行かず、いよいよ歩くのさえつらくなってきた段階で、ネットで調べ、股関節専門外来のある総合病院へ直接予約を入れて行くことにしました。紹介状なしで総合病院へ行くと初診料以外に特別料金が別途請求されますが、やむを得ないでしょう。

変形性股関節症の人工股関節置換手術についてはネット上に豊富な資料があります。素人の口コミ情報もありますが、それは話半分ぐらいに読んでおき、病院や医師が実名で公開している年間の術例数や新しい術式などを参考にして、あとは何度か通うことになりますから、自宅から通うのに便利な場所ということを考えて選ぶようにしました。

よく「有名な先生だから安心」という書き込みを見かけますが、年間で7万件近くもおこなわれているポピュラーな人工股関節手術の場合、そのような有名な名医が一般患者に対して直接執刀することは、著名人や難手術以外ではあまりなく、実際の執刀はほとんどが若い医師に任されているようです。それほど人工股関節置換手術は術例が多く、リスクが少なく、経験が少ない整形外科医師でもできる簡単な手術ということです。

それでも同じ病院にそうした股関節手術の名医がいるというだけで、その病院全体の医師の技術レベルは確実に上がるでしょうから、有名な医師がその病院や整形外科にいるというのが無意味という意味ではありません。


【手術前検査】
初診を受けたあと手術をするかどうかを医師と相談して決めますが、手術を決めた場合、手術日と事前検査日を決めます。

初診では問診、血液検査、レントゲン撮影があり、変形性股関節症とわかれば痛みがその股関節から来ているかを確認するため、股関節造影検査といって股関節に局所麻酔を注射し、それで痛みが消えることを確認します。これをおこなわない病院もあります。

片側だけの手術と両側同時に手術をする場合がありますが、後者の場合、病院や医師によって断られる場合もあるようです。

両足が悪い場合、できれば1回で済む両足同時手術のほうが様々な意味で負担が少なくていいですが、その分リスクとリハビリ期間は長めとなるようです。

手術のおよそ2~3週間前には事前検査として、血圧、血液検査、肺機能測定、CT撮影、X線撮影、心電図測定がおこなわれ、さらに手術時の輸血用に自己血の貯血をおこないます。

病院にもよりますが、私の場合400ccを1回だけの貯血でした。両足同時手術の場合はその倍ほど貯血することになるそうです。

そのあと麻酔医と面談をして、手術時の全身麻酔についての方法やリスクなどの話しを聞きます。

最後に入院時の説明(個室にするかとか、当日の持ち物とか)などを聞き、それで手術前検査はすべて終了です。


【入院・手術】
入院は通常手術の前日で問題ありません。大部屋か個室の選択は事前に決めておきます。仕事を持ち込んだり、PCのネット接続をする場合には個室利用ということになるでしょう。

手術は、医者を信じて任せるしかないので、まな板の鯉状態です。心配しても仕方がないことです。

手術後から約1日は傷の痛みと身体を自由に動かせない不自由との闘いです。骨をバッサリと切られていますが、骨には神経が走っていないため、その痛みはまったく感じません。

ひたすら、「関節痛の痛みから解放されて、昔のような元気な生活が取り戻せる」という明るい未来を想像し、頑張るしかありません。

人口股関節の進歩もめざましく、耐久性も向上してきています。しかし実際には使い方や周囲の骨の状態など個人差があり、1年に1回の定期検査でゆるみや異常がないかを確かめる必要があるようです。


【リハビリ】
10年ほど前の手術では、術後に脱臼を防ぐため禁忌肢位というのがあり、しばらく落ち着くまではダメな姿勢などがありましたが、最近の手術ではそれもなくなっているか少なくなってきています。

私の場合は、術後3日目で「では正座をしてみましょう」と言われて挑戦しました(笑)。しかし右足が大きく腫れていて、とてもスムーズには曲がらずにできませんでした。それぐらい昔なら無茶と思えるほどのリハビリが行われます。

「リハビリはきつい」と聞かされていましたが、私の場合、特にキツイと思ったことはありませんでした。

理学療法士の指導で、歩行や片足立ち、柔軟運動など自主トレをおこないますが、入院中他に何もすることがなく、1日のうち1時間ぐらいリハビリに費やしても暇つぶし程度に思えました。


【退院】
だいたい片足の手術で平均2週間ぐらいで退院と聞いていましたが、早い人は1週間程度で退院する強者もいるという話しを聞いていて(ブログを読んで)、それに挑戦したくなりました。

結果的には術後8日、入院10日目の退院となりましたが、これでもかなり順調なほうです。

とにかく、杖でサクサク歩けるようになれば、入院している意味はあまりなく、自宅でリハビリをするほうが、家族が病院へ通う手間がなくなりますし、なんと言っても好きな時間にお風呂に入ったり、好きな料理を食べたり、深夜まで録画しておいた映画を見たりすることができます。

自宅では二階の部屋が自分の部屋ですが、つかまり歩きをしながら階段を上り、自由にゆっくりと生活できるのが、とても嬉しかったです。


【関連リンク】
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(1)初診編
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(2)手術前検査編
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(3)入院手術編
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(4)リハビリ、退院編



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