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フローとして日々流れていってしまう時事ネタやニュースはこのブログではあまり書かないのですが、PC DEPOT(以下PCデポ)については私も身近に感じていて、以前はよく利用していた者として、少し書いておこうかなと。

PCデポ 高額解除料問題 大炎上の経緯とその背景

ご存じの方も多いと思いますが、80過ぎの高齢者が、PCデポで明らかにふさわしくない年間サポート契約を結ばされていて、それを家族が解約しようとすると高額の解約料を請求されたという問題です。

私自身、ここ10年ぐらいのあいだにPCデポは大きく変わってしまったと感じていました。

以前は、PC関連商品について、近所ではヤマダ電機など家電量販店と比べて品揃えがよく、また価格も多少安く、PC本体、周辺機器(マウス、ハードディスクドライブ、DVDドライブなど)や関連商品(プリンターインク、メモリー、アプリ、印刷用紙など)をよく買いに行ってました。

ヤマダやコジマのように、私の嫌いなポイント還元で実質値引きという姑息な手段を使わず、現金値引き勝負だったのがポイントが高かった点です(笑)。

ところがどうもここ数年、新聞に入るチラシを見ると、初心者向けに抱き合わせ販売や、ネット新規契約との合わせ技で一見安く見せかけている販売がミエミエなものが多く、例えば、光契約とセキュリティソフトの3年契約セットで新型PCがこの値段というような素人騙し、情報弱者騙し広ばかりが目立ちます。

また素年前に娘が大学生になったとき、PCデポでノートパソコン(型落ちのアウトレット新品)を購入したとき、しつこく本体と一緒に月額契約のサポートやセキュリティソフトの契約を勧めてきたことにも違和感を感じました。

以前は秋葉原のPC専門店と同様に、PC中・上級者向けのマニアックな店舗という感じで、店員の愛想もなければ、箱も説明書も付かないバルク品やアウトレット品の販売なども多く、客がある程度の知識を持っていないとダメで、買った後うまく動作しなくても、それは自分に見る目と知識がなかっただけで自己責任でした。

そういう雰囲気が好きだったのですけどね。

それが全国で大規模にチェーン展開をしていき、経営戦略にも大きな変更があったようで、中・上級者のマニアックな人向けから、初心者を相手にする戦略に変わっていきました。

ここ数年、パソコン販売台数は伸びていないので、同社の主力商品はスマホやサポートへと移ったわけですが、その戦略変更自体は間違っていないのでしょう。

間違いがあったとすれば、素人相手なら少々無茶をしたり強引な手法をつかっても、キチンと契約をしていれば問題はないだろうと錯覚したことでしょうかね。

それに高齢者は若者よりもずっとお金を持っていて、金払いがよいのはオレオレ詐欺をみてもわかる通りです。

一部の店舗でそうしたことが起きたという人もいますが、私はそうは思っていません。会社の経営戦略がそうであれば、程度に多少の差はあれ、どの店舗でも同じようなユーザーを騙すような表現、説明がまかり通っていたことは間違いありません。またそういう店長でないと認められなかったはずです。

今年の春にはDELLの通販で購入した息子のノートPCが故障してしまい、私はDELLに修理を依頼すべしと言ったにもかかわらず、息子は「他店で購入したPCの故障修理歓迎」を唄う、近所のPCデポへ持っていって修理を依頼したいと言うので、一緒についていきました。

そして故障したPCを検査したあと告げられたのは、「修理には6~7万円かかります。いっそ新しいPCを購入されてはいかがでしょう?ご案内しますがいかがですか?」という予想通りの回答。

う~ん、、、完全にパソコン初心者と思われている感じです。そういう親子も多いのでしょう。また初心者親子に対するセールスもちゃんとマニュアル化されているって感じです。

そんなに高いのならDELLへ直接聞いて見る」と言うと「もしかすると4~5万円、いや、もっと安く済むかもしれませんが、、、」と急に慌てたように態度が変わったのが笑えました。

信用がおけないので、依頼せずに持ち帰りました。昔のPCデポならば、そのようないい加減なセールストークはなかったのですが、明らかに初心者に買い換えを促すため、修理費を盛って話しをしてきます。それがあの「他店で購入のパソコン修理歓迎」の最大理由なのでしょう。

DELLへ故障修理を依頼すると、修理に出す前に、原因が特定できるまで、あれこれ作業を電話で指示されて面倒です。それを息子は嫌がったわけですが、かと言ってたかだか10万円程度のPCの修理代に6~7万円と言われれば黙っていられません。

私が代わりにDELLへ電話をして修理を依頼すると、事前の故障原因チェック指示があり、それを時間をかけておこない、原因がある程度絞られた時点でDELLのサポート言うには、、、

この故障は無償で修理できますので、いついつ取りに伺います!

と。

最初からDELLへ修理依頼をしなかったこちらがバカだっただけで、PCデポへ持ち込んで6~7万円と言われた修理費は、購入したDELLに出せば送料含め結局はすべて無料という結果だったのです。

このように、ちょっとした面倒臭さや初心者の無知につけ込んだ、素人相手の濡れ手に粟ビジネスは別にPCデポだけでなく多くのところでおこなわれています。

携帯電話も基本的には長期契約で、途中で解約するにはペナルティを支払わされるという構造は変わりません。その他、解約料はかからないまでも、毎月、あるいは毎年少額ずつ自動引き落としされる支払いのサービスが急速に増えています。

一度に数万円の支払いとなれば誰しも考え込んでしまう商品やサービスでも、月、数百円~千数百円(で複数年契約)と言えば、すんなりと求めに応じてしまうことがあります。それが売り手の狙いとは知らずに、、、

先般、毎月1万数千円を自動引き落としで支払っているケーブルテレビ(TV視聴とネット接続、固定電話の契約)に電話して、子供も大きくなってテレビもあまりみなくなてきたのでと解約を申し出てみました。ネット接続はもっと安い別のプロバイダーに変更し、固定電話は加入権もあるのでNTTへ戻し、テレビは自分でアンテナを立てればよいと思ったからです。

そうすると、最初に電話を受けたカスタマーサポートから、老獪な解約阻止部隊?へと回されて、「なにが不満なのか?」「次の契約はどことするのか?」「それはどういう契約か?」など細かく聞いてきます。それは今回の解約申し出が本気かどうかを確かめているのでしょう。

解約すれば手続きが面倒だぞと柔らかく脅されましたが、事前に別の安い光プロバイダーを調べておいたので、それを伝え、ケーブルテレビ契約の解約に向けて回線工事の日程まで話しが進んだとき、突然、「大幅値引きするからこのまま継続して欲しい」と必死のお願いが(笑)

その割引額が半端でなかったので、じゃぁもう少し続けるかということで、継続しましたが、言わないのと言うのとでは毎月3千円程度を無駄に支払い続けていたことになります。世の中のモノやサービスの値段の仕組みってそういうものなのです。

敵さん(店側)は例え大幅にディスカウントしても、いったん取った契約を途中で打ち切られるより継続してくれるほうが得と考え、それはつまり長い期間の契約はそれだけ美味しい(=消費者にとっては不味い)ものなのです。

そんなこんなで、最近はすっかり足が遠のいていたPCデポでしたが、個人的には売り込みの激しい店員は嫌いですが、店としては嫌いではないので、今後もちょっとした周辺機器やメモリーなど買いに寄らせてもらいたいと思っています。

マニアック向けではビジネスがもう成り立たなくなっているというのもわかりますが、今回の出来事を反省し、初心者にも優しい、誠実なビジネスで持ちこたえてもらいたいものです。


【関連リンク】
1027 格安スマホ(MVNO)に替えた
963 続:ケーブルテレビの契約見直し
962 ケーブルテレビの契約見直し
470 地デジアンテナ設置さてどうするかな
398 自宅のパソコンが逝ってしまった件1(トラブルいろいろ解決編)



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