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すでにお二人とも亡くなっていますが、私が子供の頃から青年期にかけて大好きだったのが、人生幸朗・生恵幸子の「ぼやき漫才」です。

「浜の真砂は尽きるとも、世にボヤキの種はつきまじ」
「まぁ皆さん、聞いてください」

ってヤツです。50代中盤以上の方、特に関西に住んでいた方にはおなじみではないでしょうか。



今でこそ、SNSやデモ活動で社会の不満や自己主張を外に向けて発信したり、行動したりというのが当たり前になっていますが、1970年代~1980年代というのは、1960年代の激しかった学生運動も遠くに過ぎ去り、中東情勢によるオイルショックこそありましたが、少なくとも国内の政治や社会においては不満はほとんど表に出てきませんでした。

もちろん表には出てこないだけで、公害問題や交通戦争、通勤地獄、住宅問題など社会の問題はいくつもありました。しかしそれらを凌駕する経済成長や国際的地位の向上などもあり、国民の多くは収入が増えていき、理想的な生活をおくる夢を見て、まもなく始まろうとしているバブル経済に高揚感をもっていた時代でした。

そのような一種、国民総催眠状態の中で、この戦前生まれの古風な漫才コンビだけが、時には社会問題を辛辣に取り上げ、しかもそれを笑いに変えていて、今から思えば一歩間違うと大炎上しかねない微妙で絶妙なプロの技と言えるものです。

社会問題はともかく、その時はまだ子供でしたので、記憶に残っているのは当時の流行歌を面白おかしくけなしていたことです。

流行歌と言っても戦後直後のものから山口百恵まで、幅広い歌の歌詞にいちゃもんをつけていくのですが、中でも最近ふと思い出したのが1945年の歌謡曲で並木路子が歌った「リンゴの唄」を取り上げた漫才です。

歌詞は、

「赤いリンゴに くちびる寄せて だまって見ている 青い空 リンゴは何にも いわないけれど リンゴの気持ちは よくわかる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ」

確かに突っ込みどころ満載の歌詞です。

私の生まれるずっと前の歌なので、リアルタイムで聞いたことはありませんが、覚えやすい簡単な歌詞とリズムで、なぜかよく記憶に残っています。終戦直後の荒廃した街の中で復興に立ち上がる庶民の姿をとらえた白黒フィルムが流れるときには、このメロディが挿入されることが多いですね。

漫才では、生恵幸子が突然この歌を歌い出し、その歌詞に人生幸朗がぼやくわけです。

「リンゴは何にも いわないけれど~♪」
「リンゴが物言うたんか!リンゴが物言うたら果物屋のおっさんうるそうて寝られへんわ!」

そのほかにも、野口五郎の名曲「青いリンゴ」では、

「青いリンゴを 抱きしめても~思い出さえ 帰らない~♪」
「男やったらリンゴやのうて、おなごを抱かんか!」

伊東ゆかりの「小指の想い出」では、

「あなたが噛んだ~小指がいたい~♪」
「当たり前や!誰でも小指噛まれたら痛いわ!ボケッ!」

千 昌夫の「アケミという名で十八で」では、

「波止場で拾った 女の子~ 死にたいなんて言っていた~ アケミという名で 十八で~♪」
「うちの近所のアケミは68や!」

このようなぼやき?を次々と繰り出して、次第に顔は真っ赤となり、直立不動の姿勢のまま、興奮気味に直角に曲げた両腕だけを上下に動かすロボットのような出で立ちが、会場を大爆笑の渦に巻き込みます。

最近のテレビでよくやっている演出のように、録音してある爆笑や感嘆を、あとから編集で差し込むようなアホな演出は一切ありません。

最後に決まって、「責任者出てこい!」と絶叫する人生幸朗。

すると相方の生恵幸子が「出てきたらどないするの!」

人生幸朗は「謝ったらしまいや!」でチャンチャンとなります。

BS放送では、古いドラマや映画はなんども再放送をやっていますが、古い漫才や落語もぜひレギュラー化してやってもらいたいものです。

今やテレビ視聴者のメーンは引退した高齢者という有様なので、なにをしゃべっているのかよくわからず、ただギャハハと手を叩いて身内同士で喜んでいるくだらないバラエティではなく、こうした昭和時代のじっくり聞ける漫才はきっと今の視聴者には受けるはずです。


【関連リンク】
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