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まだ幼年期か小学校低学年だった頃に、母親宛に毎月1度は送られてくる祖母(母親の母親)からのはがきを眺めるのが好きでした。

明治生まれの才女?が、万年筆で流れるように崩した女性っぽい文字で書かれ、達筆?すぎて文字はほとんど読めませんでしたが、はがきの匂いとインクの匂い、そして小さなはがき裏面いっぱいに、今から思えば子を思う親の気持ちが幼い子供心にも響いていたのだと思われます。

はがきを出したりもらったりすることは、年賀状を除き、広告のDM以外ではほとんどなくなりましたが、無味乾燥の電子メールとは違い、当時の切手や色あせてくる紙の質、それにその人の性格や書いたときの感情がにじみ出ている手書き文字に情緒があります。

最近、サマージャンボ宝くじを30枚買いましたが、その時にもらえるキャンペーン応募はがきを出すとき、そのはがきに貼る切手が50円切手しか手元になく、追加の12円切手をわざわざ買いに行くのも面倒だし、それに追加の切手を貼れる場所も見当たらず、仕方なく手持ちの80円切手を貼って出すことにしました。

ちょこちょこと値上げされて、その都度、手持ちのはがきや切手が使いにくく、時には無駄にしてしまうことが多く、困ったものです。

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

私の中では郵便局等で売られている切手を貼らなくてもよいはがきの名称は「官製はがき」として認知していますが、ご存じの通り2003年に郵政事業が国営事業から民営事業化され、はがきを発行する日本郵政はもう「官」ではなくなりました。つまり「官製はがき」ではなくなり、今は「郵政はがき」と公式上は呼ばれています。

一般的な呼称「郵便はがき」は「官製はがき」に対する切手を貼って出す「私製はがき」の公式名称ですので、呼び方が「官製」から「郵政」に変わったことで「郵政」と「郵便」の区別がつきにくく、誤りをなくすため今でも「官製」を使う人が多いと言うことです。

同様に、国鉄がJRに変わってからしばらくのあいだ「国電」という言い方は普通に使われていましたものね。代わりに付けられた「E電」という名称は結局定着しませんでした。

その「郵政はがき」ですが、数年に一度、年賀状の失敗分や余った分、それに料金が変わる前のはがきをもって、郵便局へ新しい「郵政はがき」へ交換しに行きました。

はがきの交換には手数料がかかりますが、数多く持って行くと、枚数に応じて等価交換してくれて手数料を別途支払わずに済むことを先日知りました。簡単に言えば交換枚数は減るけれど持ち出しの現金手数料は不要ということです。発生した端数の金額分は切手でもらうこともできます。

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

さて、昭和の半ばぐらい(1970年頃)までは遠方の通信手段と言えば、電話か手紙やはがきしかありませんでした。

その電話も長距離通話はめちゃくちゃ高く、実用的ではなかったので、前述のように実家の親と遠くへ嫁いだ娘とは手紙やはがきで連絡を取るのが普通でした。

それが1985年に電電公社が民営化されて、一気に長距離電話が安くなったことで、気楽に電話で話すことも可能となってきました。そう考えると電話は民営化されて値段が下がったのに、郵便は民営化されても次々と値上げされているのは腹立たしい限りです。

全国統一料金、サービスで、職員が元公務員の割高な人件費、通信事業とは違い労働集約的な業務であることなど様々なハンデを抱えていることはありますが、それに加えて投資で4000億円をドブに捨てるようなアホな経営者達がいるので、今後も郵便料金の値上げが頻発しそうな勢いです。

日本郵政「M&A蟻地獄」、お荷物の郵便抱えた民営化の末路(ダイヤモンド・オンライン)
民営化し株式を売り出した時、赤字転落を誰が予想しただろう。豪州の物流会社トールの買収に失敗し、4003億円を減損処理した日本郵政。「損失は一括処理で解消された」と長門貢社長は言う。本当だろうか。

ま、郵政事業は巨額の国の税金や年金、国民の財産を預かり、事業資金不足になることは考えられませんが、こうしたあきれた放漫経営は、その昔、社会保険庁がその当時は有り余る年金積み立て金を湯水のごとく使って、豪華な保養所やホールなどを全国に建設し、そこへ役人を次々と天下りさせて高給を支払ってきた構図と変わりありません。

すでにお亡くなりになっていますが、ヤマト運輸で宅急便の生みの親である小倉昌男氏がもし日本郵政の経営を任されたら、おそらく世界に冠たる郵便、金融、保険、運輸、流通の国際総合会社を作り上げたでしょう。もちろん役人や役所が大嫌いな小倉氏がそのような話しを受けるはずもないことですが。

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

はがきと手紙の話しに戻りますが、これらの取り扱い数の長期的な推移を調べようとしても、なかなか適当な資料がみつかりません。

日本郵政が公表しているデータは平成23年度(2011年度)までで、それ以前のデータは総務省の統計データから引っ張ってきました。

第一種(定型封書)と第二種(はがき)の国内取り扱い数推移(単位:億通)


1996年には封書が125億通、はがきが68億通と言いますから、国民ひとりあたりに換算すると、封書が年間104通、はがきが57通ということになります。

それが2016年には封書が84億通、はがきが63億通となっています。同様に国民ひとりあたりに換算すると、封書が年間70通、はがきが53通ということになります。

意外にはがきの枚数はあまり変わっていません。

実感としては、年賀状の影響で封書よりも葉書の方が受け取る枚数が多いような気もしますが、毎日のように届く封筒のDMなどを考えるとそうなのかも。

それにしてもこの20年間で封書の落ち込みが3割減と大きい感じです。

はがきや手紙といったアナログではあるけれど、風流な文化はできればいつまでも残していきたいものです。


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