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藻谷浩介氏などが書いた『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』という本を読み、その感想は次の回で書きますが、その内容は簡単に言えば「人口減少に向かう日本ではマネー資本主義は終わり、これからは里山資本主義だ」ということです。

里山資本主義」とはなんぞや?とか、これから流行していく理由、今実際に里山で起きていることなどが丁寧に取材されて書かれていますが、逆に書かれていないことが気になってしまいます。

■気になる点
1)都会の人と地方の人が、価値観や生活パターンの違いによる心理的な障壁はクリアできるか
2)地縁、血縁の関係が濃厚な地方へ、縁もゆかりもない都市人間が入っていって受け入れられるのか
3)クルマやエレベーターに慣れた都会育ちに、厳しい環境の中で生活できるのか
4)高齢者は何かしら持病があり、障害を持つ人も多いが、そういう人への医療体制や通院はどうするのか(移住するのは若くて健康な人ばかりではない)
5)都市部なら専門医がいて当たり前に受けられる高度な医療が受けられないリスクを理解しているか
6)家族が地方へ移住すると家族同士が遠く離れ、介護や緊急の際に困らないか
7)近年の自然災害はインフラが脆弱な地方に集中している実態があり、そのようなリスクが高い場所へ移住するメリットがあるのか
8)都市から来た人が本書に書かれているようなつましい暮らしをするなら、それで地方の財政が潤うことはなく、逆にインフラの整備や社会保障費などのコストが増えないか

などなど。

地方はいま分散する集落を一箇所に集約するコンパクトシティ構想が進められています。生活インフラや医療・介護体制などを効率よく運営し、負担を少なくするため他に選択の余地はないように思えます。

「里山資本主義」が可能な場所というのは、山奥に閉ざされた寒村と言えるそのような集落ではなく、高齢化が進みつつも、近場に大消費地があり、高速道路や交通網が近くにあり、農業も林業もやり方次第ではまだ発展できる素地がある場所に限定されるということになりそうです。

それならば、いわゆる別荘地のような場所、例えば伊豆高原、軽井沢、那須、有馬、南紀白浜といった場所は里山資本主義の可能性をもった場所です。ただ別荘地に住む住人が、新しい住人を喜んで受け入れるか、そしてつましい生活を気に入るかどうかはわかりませんけど。

別荘を持っている人達は、里山が好きで、自給自足で畑で働き、隣近所とも密接な関係を作っていくという人種ではなく、人よりもマネーが大好きという「マネー資本主義」の権化みたいな人が比率的には多いような気もします。

なかなか里山資本主義のイメージが湧いてきません。

案外、そうした試みは、マスメディアなどに取り上げられるようなものではなく、一部の里山に住む人と里山で暮らしたいと思う人が自由に始め、失敗も成功もありながら、やがてはそれなりの形となり継続していくようなものかもしれません。

そうであれば都会に住む一般の人にはそうした活動はまず知られることがないのでしょう。本書に何度も書かれているとおり「メインストリームではない」ということなので、それで良いのかも知れません。

老後にはお金があまりかからず安全で、そして夜は静かな環境で、のんびり暮らしたいというのは多くの人が願っているのではないでしょうか。しかし里山資本主義はそうした高齢者を呼びこみたいという話しではありません。

まもなく高齢者となる私も電気ガス水道ばかりに頼らずに、薪ストーブや、綺麗な井戸水など自然の中で暮らしたいという夢は持っています。でも健康な若い人に、出会いも少なく、刺激もないそういう暮らしがどこまでアピールできるのか、気になるところです。


【関連リンク】
1089 プチ移住という選択
1069 世帯数や住宅総数は増えていき、空き家も増える
999 覚悟の地方移住か都市部で介護難民か
889 公的な高齢者移住計画は成功するか?
733 高齢者の地方移住はこれからも進むか
711 地方が限界集落化していく



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