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新書などの書籍の見返し部分には、著者プロフィールが書かれています。私はよく知らない人が書いた新書を買うときはそのプロフィールを先に読むことが多いのですが、その理由は著者の年齢や背景を知っておくことで、なぜそういう考え方をするかなど参考になるからです。

例えばリクルート出身者はリクルート社の育成プランで育ってきた独特のバックグラウンドがあり、また外資系コンサルファーム出身者もそうした独特の感性や考え方があり、恐ろしいほど画一化されています。

そうした中でも、起業して商売気たっぷりの、いかにも意識高い系の人達のプロフィールは見事なまでの自己満足に酔いしれたキラキラしたプロフィールが本人の手により書かれます。

大学を卒業してもう何十年も経っていても、ハーバードやオックスフォード、東京大学や慶応大学出身者は必ずその学歴を入れたがります。

たぶんそうしたブランド大学名は、自分にとっての誇りであり、なにかにつけ自慢したいのでしょう。そんなに長期間にわたって効果?が発揮できる学歴っていいですね(皮肉です)。

ちょっと考えればわかりますが、よほどの大物や世界的に著名な人でなければ、書籍に入れる自己プロフィールは、出版社から求められ、概ねその全部または大部分を自分で書くことになります。下書きを誰か別の人に頼んだとしても、まったく本人の目を通さず、無断でそのまま掲載されるということはあり得ません。

つまりプロフィールには本人の強い意志やメッセージが込められているのです。

そして面白いのは自分が書いているのに関わらず、その文章は第三者視点のようにして書かれていることです。

ブランド大学名、留学先の大学、社会人になって有名な大手企業勤務した経歴、活躍して社内表彰されたことや、何千人も関わっているような大きなプロジェクトで、さも自分が主体的な立場で関わったみたいに書いてあったり、独立後には聞いたこともないようなマイナーな賞の受賞歴や、起業したり経営してきた企業の数々(倒産したり問題を起こした会社は含まず)、など豪華絢爛な妄想プロフィール満載で、その人の感性と自慢したいツボをよく知ることができます。

新書では、大学教授かフリーランサー(零細企業の経営者)、成功した企業経営者が書くことが多く、その場合は、新書を売ること以上に、自分が手掛けるビジネスや研究に興味を持ってもらいたいという強い欲求がプロフィールに散りばめられています。いわゆる新書やそのプロフィールは盛った名刺代わりってことですね。

ちなみに最近、国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から、補助金約4億3100万円を不正に受給したとして逮捕された、齊藤元章容疑者(2017年12月23日現在)の著書のプロフィールはこんな感じです。

研究開発系シリアルアントレプレナー。医師(放射線科)・医学博士。1968年、新潟県生まれ。新潟大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科卒業。東京大学医学部附属病院放射線科の2年間の研修期間修了後、大学院入学と同時に学外に医療系法人を設立して研究開発を開始。3年後の1997年に米国シリコンバレーに医療系システムおよび次世代診断装置開発法人を創業。300名の社員を登用して世界の大病院に8000以上ものシステムを納入。2003年には米インテルのアンドリュー・グローブ会長とクレイグ・バレット社長兼CEO(当時)の推薦で、日本人初のComputer World Honors(米国コンピュータ業界栄誉賞)を医療部門で受賞。東日本大震災を機に、海外での研究開発実績と事業経験を日本の復興に活かすために拠点を日本に戻す。これまで研究開発系ベンチャー企業10社を創業し、累計売上額は1000億円を超える。自ら発明して出願した特許は50件を数え、現在はスーパーコンピュータ技術を開発する株式会社PEZY Computing代表取締役社長、株式会社ExaScaler創業者・会長、UltraMemory株式会社創業者・会長を務める。

どうです。もうキラキラ満載してますね。本人がこれを必死に考えて書いているところを想像してみてください。たとえすごくいい人であったとしても、笑えますでしょ?

アメリカ的な感覚で言えば、こうした過去の業績を盛りに盛って書くのが普通とも思えますが、私は昭和の日本人らしく、シンプルで控えめに現状の立場だけが書かれたプロフィールが好きです。

十数年前、何十年も前に卒業した大学や、そこで研修したことなんてどうでもいいじゃない?って思ってしまいますが、さてどうなのでしょう。

多くの新書を出している他の人のプロフィールをちょっとのぞいてみましょう。

齋藤孝
1960(昭和35)年、静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』『雑談力が上がる話し方』などのベストセラーをはじめ著作多数。

高橋源一郎
1951年生まれ。1981年『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長篇小説賞優秀作受賞。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞受賞。2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞受賞。著書に『ニッポンの小説』、『「悪」と戦う』、『恋する原発』他多数。

中川淳一郎
1973(昭和48)年東京都生まれ。ネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』等。

成毛眞
1955(昭和30)年北海道生まれ。中央大学卒。自動車部品メーカー等を経て日本マイクロソフト株式会社入社、1991年同社代表取締役社長。2000年に退社後、インスパイア設立。早稲田大学客員教授ほか書評サイト「HONZ」代表を務める。著書に『これが「買い」だ』等。

養老孟司
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。1962年東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し、2017年11月現在東京大学名誉教授。著書に『からだの見方』『形を読む』『唯脳論』『バカの壁』『養老孟司の大言論I~III』など多数。

ま、常識的にはこれぐらいの量と内容が標準的なものではないでしょうか?

学歴を入れるかどうかは人によって分かれるところです。特に大学教授の場合は入れるケースが多そうです。

でも現役ビジネス界の人やジャーナリスト、作家の場合は、出身大学や課程などどうでもよくて、それよりも過去の著作物を入れた方がマシという感じがします。

いずれにしてもキラキラプロフィールは、自分に自信がないものだから、せめて言葉で盛りに盛ってPRしようとむなしい努力をしているということで、好ましく思わないのです。


【関連リンク】
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コンサルタントという職の謎



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