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書籍裏表紙の筆者紹介のところに自分のことを『某有名私立大学を経て、いわゆる「勝ち組」職場の事務職として勤務。…』と書いてあるのには大笑いしました。多くの場合この紹介文は著者が自分で書いたり、少なくとも誰かが書いてくれたものを自分でチェックするわけですが、このような紹介文を自分で書いたり認めたりするような人は、うぬぼれが強く、自尊心旺盛で、傲慢で一般的には信用しないほうが良さそうです。
 
書いてあることは至極まっとうなことばかりですが、たった数百人の面接経験からこうだと決めつけてみたり、Aさん、Bさんといくつも事例が出てきますが、その多くは自分で都合よく作っているなぁって感じを受けてしまいます。新書を書き下ろすにあたり、ヒントはその経験から出てきたものが多いのでしょうが、事例で書かれている内容は、よりシンプルにデフォルメしたものだろうと思います。
 
また「解雇規制を緩和することで企業が中途採用や解雇が気楽にできるようにすべし」というようなことが書かれていますが、まったく馬鹿な話しです。これはつまり欧米のように失業率を今の5%から10~20%以上にするための方策を述べているに過ぎず、そういうことをすればほとんどの企業は安い給料で元気に働く若者以外必要とせず、決して健康とは言えず、子供の進学や住宅などで一番お金が必要な(高給な)中高年者はほとんど失業です。
 
百歩譲って解雇規制を緩和するならば、企業が欲しい年齢層20~30歳までだけを対象とし、31歳以上は現状の規制をさらに強化するぐらいにするべきでしょう。30歳までならまだ転職するのに中高年者よりは不自由しませんし、いろいろ経験して自分になにが向いているかを考え、やり直すこともできる年齢だからです。
 
ネット上では「ブラック企業」「ブラック会社」と検索が多く「ブラック会社&○○」(○○は実際の企業名)で検索をされる人がもの凄い数になっています。
 
というのも、以前に私が書いたブログで学生の「人気企業ランキング」を書いたものがあり、その同じ記事の中に、たまたま偶然ですが「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の映画の話しを入れたところ、その人気企業ランキングに出てくる企業名とブラック会社の二つのキーワードで検索が大量に来ていたことがわかりました。この本もそのような時流に合わせた一過性のものだろうと推測しています。
 
 
私と同年代の作家さんで、すでに「空中ブランコ」で直木賞、「オリンピックの身代」で吉川英治文学賞など大きな賞をすでにいくつも取っています。この短編集の作品も柴田錬三郎賞を受賞されています。私は受賞作品以外に映画にもなった「サウスバウンド」や「真夜中のマーチ」「東京物語」がお勧めです。
 
ほぼ同年代で1950年代生まれの荻原浩氏や盛田隆二氏より少しだけ若い作家さんですが、上記のように多くの賞を取っているのにはどういう理由があるのか不明です。扱うテーマが広く、機を見るに敏な作家さんなのかも知れません。
 
淡々と過ぎていく日々の生活や夫婦の姿が当たり前のようで当たり前でなく描かれているこの短編集は、奥田英朗氏の作品としては珍しい気がしますが、その中に光るエピソードやユーモアが散りばめられていてちょっとした空き時間にちょっと読むのに適しています。
 
私はちょうどワールドカップ期間中だったので、ハーフタイムの時間や、キックオフまでの待ち時間に読んでいましたが、このような短編集の場合は区切りやすくて便利です。ただ、実際の初出は知らないのですが、いかにも女性向け雑誌か月間文芸誌の読み切り小説っぽさが伺えます。
 
 
 
エコー・パーク (上)(下) マイクル・コナリー
長らく待っていました、ロス市警に復帰したハリーボッシュシリーズの最新刊(文庫)です。1992年に「ナイトホークス」で登場して以来、シリーズの11作目となります。個人的にはロバートBパーカーが亡くなり、スペンサーシリーズが遺作(未読)を残して終了してしまったので、今後はコナリーのこのハリー・ボッシュシリーズに期待したいところです。
 
主人公のボッシュ刑事は一度ロス市警を退職したあと、再び刑事になったという変わった経歴を持ちますが、この作品では前に刑事だった時に担当し、未解決に終わってしまった女性の行方不明事件が、13年後に新たな展開で動き出すと言うところから始まります。
 
タイトルに使われ、小説の舞台となるエコーパーク(Ecoh park)はロサンジェルスのダウンタウンにあるドジャースタジアム近くに実在している大きな公園です。ちょうど東京ドームそばにある小石川後楽園と言ったところでしょうか。ロスに詳しい方なら割と知っているのではないでしょうか。
 
 
てのひらの闇  藤原伊織
この本は2002年に既読なのですが、今年6月に続編となる「名残り火―てのひらの闇〈2〉」の文庫版が刊行され、それを読む前に前作のおさらいをしておこうと、書棚から引っ張り出してきました。ちなみに藤原伊織氏はすでに亡くなっておられ、「名残り火―てのひらの闇〈2〉」が遺作のようです。
 
前作を8年前に読んだ内容はすっかり抜け落ちていて、読み始めても最後のネタバレをしないのは、うれしいような困ったような複雑な気持ちです。これじゃ、新しい本を次々と買うより、蔵書している本を片っ端から読んだ方が経済的かつ効率的かもしれません。
 
小説の主人公は20年間勤続している飲料メーカーのサラリーマンですが、出自はやくざの組長の息子だったという設定です。同じような設定をこれとは別の日本のハードボイルド小説で読んだ記憶がありますが、それがなんだったか忘れました。ただしサラリーマン金太郎のような「できるスーパーサラリーマン」ではなく、冒頭のシーンでは、酔いつぶれて道路で寝ていると、朝方の雨で目が覚めるというさえないくたびれた中年です。
 
ヤクザの世界から抜け出して、リストラの早期退職に応募して20年間のサラリーマン生活に終止符を打とうとしたとたん、今まで縁がなかったヤクザとまた関わりがでてきた、、、というストーリーですが、読み応えは十分あります。





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