リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~
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ネットで紹介されていたので、書店で探したけど全然なく、Amazonにはあったので購入しました。発刊自体古いせいか、新品ですが送られてきた本は少し焼けが入ってます。どこかの本屋さんに並べられていた返品ものかもしれません。
この文庫本の発刊は1989年12月ということですから今から21年前です。書かれたのはその数年前のはずです。読んでいて盛んにポケベルや公衆電話が出てきますので携帯電話の普及前ということです。
この文庫本の発刊は1989年12月ということですから今から21年前です。書かれたのはその数年前のはずです。読んでいて盛んにポケベルや公衆電話が出てきますので携帯電話の普及前ということです。
内容は、作家を目指しているものの、生活費を稼ぐために、弁護士事務所でもっぱらケチな事故の証拠集めに奔走する私立探偵スタンリー・ヘイスティングズが主人公で、バイオレンスや拳銃などとは無縁の日々を送る妻と子供もいる中年男性の話です。
私立探偵の免許を持っているのも、自分で欲しいからとったのではなく、契約している弁護士事務所から取るように言われてのことですから、なにか大きな野心があるわけではありません。
私立探偵の免許を持っているのも、自分で欲しいからとったのではなく、契約している弁護士事務所から取るように言われてのことですから、なにか大きな野心があるわけではありません。
ところがある日、オフィスの看板を見て「不法カジノで借金を背負い、コカインの運び屋をやらされている」「そのコカインをくすねたのが見つかったらしいので助けて欲しい」と頼まれ、当然そんな危険なことはできないからと断ります。
ところが翌日新聞を読んでいると、まさしくその男が惨殺されたという記事を発見してしまい、自分が断ったことに責任を感じてしまいます。
どのようにして殺された男の仇を討ち、自分と自分の家族は安全なところにおいておくかは読んでの楽しみです。
ところが翌日新聞を読んでいると、まさしくその男が惨殺されたという記事を発見してしまい、自分が断ったことに責任を感じてしまいます。
どのようにして殺された男の仇を討ち、自分と自分の家族は安全なところにおいておくかは読んでの楽しみです。
ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズやローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズのような知的でハードボイルドな探偵とは違って、いつも金欠で、銃を見るとちびりそうになったり、人を殴るなんて今回が初めてというさえないオヤジ探偵ですがその設定がなかなか粋です。
その後の続編もいくつか出ているようですが、多くはAmazonでも欠品となっているようで、中古本でしか買えないものが多いですね。もう増刷はされないのかな。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
2000年に「ビタミンF
」で直木賞を受賞した作家さんですが、同賞を逃した「定年ゴジラ
」やその後に書かれた「流星ワゴン
」「疾走
」などが私は気に入ってます。
最近はテレビワイドショーのコメンテーターにも出たりされていますが、とても多作の作家さんです。
最近はテレビワイドショーのコメンテーターにも出たりされていますが、とても多作の作家さんです。
年代的には私より半周りお若い方ですが、比較的世代も近く、子供の頃から現在に至るまで見てきた様々な風景が割と近いと感じられます。
例えば高度成長期に子供時代を送り、その象徴として万博の太陽の塔だったり、多摩ニュータウンだったりします。
例えば高度成長期に子供時代を送り、その象徴として万博の太陽の塔だったり、多摩ニュータウンだったりします。
この小説では北海道芦別市がモデルとなっている、昔は炭坑で賑わっていたけど今は寂れてしまった街の出身の仲良しグループだった子供達と、ひょんなことで知り合った人達が、大人になって様々な問題を背負って再びその街に集まってくるというものです。
ただねぇ、、、子供の頃に友達との喧嘩の直後下半身不随の事故に遭った人、40歳手前で悪性腫瘍に罹り余命3カ月と宣告された人、過去に運転中老婆を轢いて死なせた人、妻の不倫相手に小さな我が子を殺された人、炭坑を守るため行方不明者の捜索を断念し注水を決めた人、、、あまりにも不幸なことや重苦しい出来事を背負った人ばかり登場するので、気分はなかなか晴れません。
そう言えば「疾走」なんかも重苦しかったような気がします。
◇著者別読書感想(重松清)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
名残り火名残り火―てのひらの闇〈2〉 (文春文庫) 藤原伊織
そう言えば「疾走」なんかも重苦しかったような気がします。
◇著者別読書感想(重松清)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
名残り火名残り火―てのひらの闇〈2〉 (文春文庫) 藤原伊織
藤原伊織氏は電通に勤務時代から二足のわらじで作家デビューし、1995年に「テロリストのパラソル」で直木賞受賞、2000年には電通を退職して、本格的に創作活動をはじめられました。
しかし残念なことに2007年に59歳の時、食道癌で亡くなられ、この作品が最後の作品ということになります。
しかし残念なことに2007年に59歳の時、食道癌で亡くなられ、この作品が最後の作品ということになります。
本作品は1999年発刊(文庫版は2002年)の「てのひらの闇
」の続編となっていたので、すっかり抜け落ちていた「てのひらの闇」を再読することにしました(6月後半の読書)。
再読したところ途中で思い出すかなと思ったらさっぱり思い出せず歳のせいかそれともアルツ…、、、やばいなぁって思った次第です。
再読したところ途中で思い出すかなと思ったらさっぱり思い出せず歳のせいかそれともアルツ…、、、やばいなぁって思った次第です。
さて物語はヤクザの組長の息子として育ったものの、飛びだして飲料メーカーの宣伝部で真面目に20年間勤務したあと、リストラの早期退職に応募して個人で細々と企画マーケティング会社をやっていたところ、前の職場の親友がオヤジ狩り風に若者に殺されたという事件が起き、警察をも出し抜いて調べ上げていくというストーリーです。
宣伝部とか企画マーケというところが元電通マンらしく詳しく描かれています。
宣伝部とか企画マーケというところが元電通マンらしく詳しく描かれています。
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最近の小説で多いと感じるものに、主人公やその周辺に超能力者(サイキック)がいるという設定がよくあります。
私の場合は、そういう内容の話しは全然ダメで、文庫の裏表紙に書かれている紹介文を読んで、そのようなことが書かれているともうその本に興味を失ってしまうのです。
私の場合は、そういう内容の話しは全然ダメで、文庫の裏表紙に書かれている紹介文を読んで、そのようなことが書かれているともうその本に興味を失ってしまうのです。
昔はそうでもなかったと思いますので、歳を重ねてきて、現実の部分が重くのしかかってきて、ファンタジーやフィクションに対しての理解や想像が貧弱になってきたせいかもしれません。
超能力を信用していないわけではありません。もう20年以上前になりますが、仕事がらみでユリ・ゲラー一家と日本と外国でしばらく行動をともにしたことがあります。本人はいかにもユダヤ系のベジタリアンで、当時はまだそういう人達用の専門店もなく苦労をしました。
日本食ではうどんが好物で、香港へ行ったときに「うどんが食べたい」と言われましたが、返還前の香港ではまだそう和食レストランも多くなかったので(高級和食ステーキ屋はたいていのホテル内にもありましたが、さすがにうどんは置いてない)苦労しました。
西洋人から見ると東京もソウルも香港も同じにしか見えないので、日本であちこちにうどん屋があるなら香港でもあると思ったのでしょう。
西洋人から見ると東京もソウルも香港も同じにしか見えないので、日本であちこちにうどん屋があるなら香港でもあると思ったのでしょう。
なぜ肉を食べないのか聞いたところ、肉を食べると超能力がにぶるそうで、次第に食べなくなったと言うことでした。
日本でよく知られるようになったときには、すでに莫大な富を持つ大金持ちでしたが、ものすごく神経質で、あまりお友達にはなりたくないタイプです。
日本でよく知られるようになったときには、すでに莫大な富を持つ大金持ちでしたが、ものすごく神経質で、あまりお友達にはなりたくないタイプです。
彼の超能力は、マジックでもトリックでもなく正真正銘だったことは間違いありませんが、その能力を私たちの前ではスプーン曲げやフォークをポキリと切断したり、時計を一時的に止めたりすることなど、正直言ってなんの意味もないことだけに使っていて、もっと何か役立つことに使えないのかな?と思っていました。
彼の周辺にはいつも家族と親戚とボディガードが付き、移動の時にはその集団が一斉に動きますので、荷物も半端ではありません。
どうも親族以外は信用してないという感じでしたが、彼がエスパーとして有名になるまでのあいだに、彼の能力をめぐって様々な出来事があったからではないかと想像します。
どうも親族以外は信用してないという感じでしたが、彼がエスパーとして有名になるまでのあいだに、彼の能力をめぐって様々な出来事があったからではないかと想像します。
もっぱらの噂では、軍や諜報機関、警察の犯罪捜査などにも関わっていたということですので、契約というか機密保持上、他の能力を一般に公開できなかったのかも知れません。
日本でもかつて国の補助でESP研究を公に行っていたことがありますが、現在は表向きには解散してなくなっています。
日本でもかつて国の補助でESP研究を公に行っていたことがありますが、現在は表向きには解散してなくなっています。
しかしよく小説に登場する超能力者というのは、あまりにも突飛で都合よく主人公の前に現れる予言者であったり、透視やテレパシーができたりして主人公を助けます。さすがにそういう人達のオンパレードでは興ざめもします。
また同じように小説によく登場するのが「天才ハッカー」です。多くの場合主人公ではなく主人公を助けるためにITを駆使して軍や警察、電話会社、企業のデータベースなどに不正侵入し、必要なデータを取り出したり、書き換えたりします。
例えそれができる技術があったとしても、そのようなリスクの高いことを他人のために使う人はいません。
例えそれができる技術があったとしても、そのようなリスクの高いことを他人のために使う人はいません。
もちろん天才的なハッカーがいることは承知しています。そういう天才達は既に業界内では有名人で、一般的に学校や企業や団体に属していて、個人の依頼で気軽に重大犯罪を犯すことはないでしょう。
なので、主人公の前に、犯罪を恐れず、警察や軍や仲間にマークされていない、天才ハッカーがいきなり登場するなどということは超能力者が列をなしているのと同様ナンセンスなことです。
なので、主人公の前に、犯罪を恐れず、警察や軍や仲間にマークされていない、天才ハッカーがいきなり登場するなどということは超能力者が列をなしているのと同様ナンセンスなことです。
天才ハッカーが、主人公を助けるという設定は、今から20年ほど前に小説や映画に登場してきた頃は、目新しい展開と思ったのですが、今ではそういう都合のいい安易な設定があまりにも多すぎて「あぁ、またか」とげんなりしてしまいます。
おそらく作家側からすると、小説自体が想像の産物でもあることから、ストーリーに超能力者や天才ハッカーを登場させることになんら違和感はないのでしょうけど、あまりにも飛躍しすぎるとリアリティに欠け私の年代ではもうついていけないと感じるのです。
あと15~25年前のアメリカの小説や映画には、サイコもの、いわゆる「精神異常者」がよく登場しました。精神異常者がとんでもない犯罪を犯すとか、主人公を追い詰めるというストーリーが氾濫していました。
これも小説を作る上では安易な方法で、ミステリーには欠かせない不可解な現象や行動を、すべて精神異常者がやったこととして丸く収めてしまえるからです。具体的には「ミザリー」「羊たちの沈黙」「危険な情事」「不法侵入」「ボーン・コレクター」など名作と言われるものにも多く見られます。
これも小説を作る上では安易な方法で、ミステリーには欠かせない不可解な現象や行動を、すべて精神異常者がやったこととして丸く収めてしまえるからです。具体的には「ミザリー」「羊たちの沈黙」「危険な情事」「不法侵入」「ボーン・コレクター」など名作と言われるものにも多く見られます。
もっともその原点は1960年にヒッチコック監督が作った映画「サイコ」(原作者はロバート・ブロック)からですから今から50年も前のことです。
私が好きなテーマは自伝的な普通のありふれた内容や過去の有名な事件や現象をうまくアレンジしたリアリティのある内容で、主人公が困難に立ち向かったり葛藤する姿を、小気味いい文章で読ませてくれるストーリーを一番期待しています。
そういう小説を書いてくれる浅田次郎、白石一文、白川道、宮本輝、荻原浩、盛田隆二、佐々木譲、重松清ならどの本も安心して手に取ることができます。
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書籍裏表紙の筆者紹介のところに自分のことを『某有名私立大学を経て、いわゆる「勝ち組」職場の事務職として勤務。…』と書いてあるのには大笑いしました。
多くの場合この紹介文は著者が自分で書いたり、少なくとも誰かが書いてくれたものを自分でチェックするわけですが、このような紹介文を自分で書いたり認めたりするような人は、うぬぼれが強く、自尊心旺盛で、傲慢で一般的には信用しないほうが良さそうです。
多くの場合この紹介文は著者が自分で書いたり、少なくとも誰かが書いてくれたものを自分でチェックするわけですが、このような紹介文を自分で書いたり認めたりするような人は、うぬぼれが強く、自尊心旺盛で、傲慢で一般的には信用しないほうが良さそうです。
書いてあることは至極まっとうなことばかりですが、たった数百人の面接経験からこうだと決めつけてみたり、Aさん、Bさんといくつも事例が出てきますが、その多くは自分で都合よく作っているなぁって感じを受けてしまいます。
新書を書き下ろすにあたり、ヒントはその経験から出てきたものが多いのでしょうが、事例で書かれている内容は、よりシンプルにデフォルメしたものだろうと思います。
新書を書き下ろすにあたり、ヒントはその経験から出てきたものが多いのでしょうが、事例で書かれている内容は、よりシンプルにデフォルメしたものだろうと思います。
また「解雇規制を緩和することで企業が中途採用や解雇が気楽にできるようにすべし」というようなことが書かれていますが、まったく馬鹿な話しです。
これはつまり欧米のように失業率を今の5%から10~20%以上にするための方策を述べているに過ぎず、そういうことをすればほとんどの企業は安い給料で元気に働く若者以外必要とせず、決して健康とは言えず、子供の進学や住宅などで一番お金が必要な(高給な)中高年者はほとんど失業です。
これはつまり欧米のように失業率を今の5%から10~20%以上にするための方策を述べているに過ぎず、そういうことをすればほとんどの企業は安い給料で元気に働く若者以外必要とせず、決して健康とは言えず、子供の進学や住宅などで一番お金が必要な(高給な)中高年者はほとんど失業です。
百歩譲って解雇規制を緩和するならば、企業が欲しい年齢層20~30歳までだけを対象とし、31歳以上は現状の規制をさらに強化するぐらいにするべきでしょう。
30歳までならまだ転職するのに中高年者よりは不自由しませんし、いろいろ経験して自分になにが向いているかを考え、やり直すこともできる年齢だからです。
30歳までならまだ転職するのに中高年者よりは不自由しませんし、いろいろ経験して自分になにが向いているかを考え、やり直すこともできる年齢だからです。
ネット上では「ブラック企業」「ブラック会社」と検索が多く「ブラック会社&○○」(○○は実際の企業名)で検索をされる人がもの凄い数になっています。
というのも、以前に私が書いたブログで学生の「人気企業ランキング」を書いたものがあり、その同じ記事の中に、たまたま偶然ですが「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
」の映画の話しを入れたところ、その人気企業ランキングに出てくる企業名とブラック会社の二つのキーワードで検索が大量に来ていたことがわかりました。この本もそのような時流に合わせた一過性のものだろうと推測しています。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
私と同年代の作家さんで、すでに「空中ブランコ
」で直木賞、「オリンピックの身代金
」で吉川英治文学賞など大きな賞をすでにいくつも取っています。
この短編集の作品も柴田錬三郎賞を受賞されています。私は受賞作品以外に映画にもなった「サウスバウンド」や「真夜中のマーチ」「東京物語」がお勧めです。
この短編集の作品も柴田錬三郎賞を受賞されています。私は受賞作品以外に映画にもなった「サウスバウンド」や「真夜中のマーチ」「東京物語」がお勧めです。
ほぼ同年代で1950年代生まれの荻原浩氏や盛田隆二氏より少しだけ若い作家さんですが、上記のように多くの賞を取っているのにはどういう理由があるのか不明です。扱うテーマが広く、機を見るに敏な作家さんなのかも知れません。
淡々と過ぎていく日々の生活や夫婦の姿が当たり前のようで当たり前でなく描かれているこの短編集は、奥田英朗氏の作品としては珍しい気がしますが、その中に光るエピソードやユーモアが散りばめられていてちょっとした空き時間にちょっと読むのに適しています。
私はちょうどワールドカップ期間中だったので、ハーフタイムの時間や、キックオフまでの待ち時間に読んでいましたが、このような短編集の場合は区切りやすくて便利です。
ただ、実際の初出は知らないのですが、いかにも女性向け雑誌か月間文芸誌の読み切り小説っぽさが伺えます。
◇著者別読書感想(奥田英朗)
ただ、実際の初出は知らないのですが、いかにも女性向け雑誌か月間文芸誌の読み切り小説っぽさが伺えます。
◇著者別読書感想(奥田英朗)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
長らく待っていました、ロス市警に復帰したハリーボッシュシリーズの最新刊(文庫)です。
1992年に「ナイトホークス
」で登場して以来、シリーズの11作目となります。個人的にはロバートBパーカーが亡くなり、スペンサーシリーズが遺作(未読)を残して終了してしまったので、今後はコナリーのこのハリー・ボッシュシリーズに期待したいところです。
1992年に「ナイトホークス
主人公のボッシュ刑事は一度ロス市警を退職したあと、再び刑事になったという変わった経歴を持ちますが、この作品では前に刑事だった時に担当し、未解決に終わってしまった女性の行方不明事件が、13年後に新たな展開で動き出すと言うところから始まります。
タイトルに使われ、小説の舞台となるエコーパーク(Ecoh park)はロサンジェルスのダウンタウンにあるドジャースタジアム近くに実在している大きな公園です。
ちょうど東京ドームそばにある小石川後楽園と言ったところでしょうか。ロスに詳しい方なら割と知っているのではないでしょうか。
◇著者別読書感想(マイクル・コナリー)
ちょうど東京ドームそばにある小石川後楽園と言ったところでしょうか。ロスに詳しい方なら割と知っているのではないでしょうか。
◇著者別読書感想(マイクル・コナリー)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
この本は2002年に既読なのですが、今年6月に続編となる「名残り火―てのひらの闇〈2〉」の文庫版が刊行され、それを読む前に前作のおさらいをしておこうと、書棚から引っ張り出してきました。
ちなみに藤原伊織氏はすでに亡くなっておられ、「名残り火―てのひらの闇〈2〉」が遺作のようです。
ちなみに藤原伊織氏はすでに亡くなっておられ、「名残り火―てのひらの闇〈2〉」が遺作のようです。
前作を8年前に読んだ内容はすっかり抜け落ちていて、読み始めても最後のネタバレをしないのは、うれしいような困ったような複雑な気持ちです。
これじゃ、新しい本を次々と買うより、蔵書している本を片っ端から読んだ方が経済的かつ効率的かもしれません。
これじゃ、新しい本を次々と買うより、蔵書している本を片っ端から読んだ方が経済的かつ効率的かもしれません。
小説の主人公は20年間勤続している飲料メーカーのサラリーマンですが、出自はやくざの組長の息子だったという設定です。
同じような設定をこれとは別の日本のハードボイルド小説で読んだ記憶がありますが、それがなんだったか忘れました。
ただしサラリーマン金太郎のような「できるスーパーサラリーマン」ではなく、冒頭のシーンでは、酔いつぶれて道路で寝ていると、朝方の雨で目が覚めるというさえないくたびれた中年です。
同じような設定をこれとは別の日本のハードボイルド小説で読んだ記憶がありますが、それがなんだったか忘れました。
ただしサラリーマン金太郎のような「できるスーパーサラリーマン」ではなく、冒頭のシーンでは、酔いつぶれて道路で寝ていると、朝方の雨で目が覚めるというさえないくたびれた中年です。
ヤクザの世界から抜け出して、リストラの早期退職に応募して20年間のサラリーマン生活に終止符を打とうとしたとたん、今まで縁がなかったヤクザとまた関わりがでてきた、、、というストーリーですが、読み応えは十分あります。
◇著者別読書感想(藤原伊織)
◇著者別読書感想(藤原伊織)
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404
6月後半はサッカーワールドカップ南アフリカ大会で熱戦を繰り広げたことで読書の時間が大幅に減少してしまいました。
通勤時も寝不足がたたって集中できずぼんやりとしている時間が多かったように思います。ま、4年に一度のことですからお祭りですから梅雨空を吹き飛ばして楽しみましょう。
通勤時も寝不足がたたって集中できずぼんやりとしている時間が多かったように思います。ま、4年に一度のことですからお祭りですから梅雨空を吹き飛ばして楽しみましょう。
最も遠い銀河 (幻冬舎文庫) 白川道 1巻 冬・2巻 春・3巻 夏・4巻 秋
2009年7月に刊行された長編小説の文庫版です。単行本では上下巻2冊でしたが、文庫本になると1巻から4巻までの4冊に。
単行本2冊で3570円で、文庫本4冊で2910円。その差は660円です。私のように満員電車の中で小さくなって読まざるを得ないのでなければ単行本で買う方が魅力ありそうです。
2009年7月に刊行された長編小説の文庫版です。単行本では上下巻2冊でしたが、文庫本になると1巻から4巻までの4冊に。
単行本2冊で3570円で、文庫本4冊で2910円。その差は660円です。私のように満員電車の中で小さくなって読まざるを得ないのでなければ単行本で買う方が魅力ありそうです。
「病葉流れて
」、「朽ちた花びら―病葉流れて〈2〉
」、「崩れる日なにおもう―病葉流れて〈3〉(幻冬舎文庫)
」のシリーズが、白川氏の自伝的要素を含んだ長編小説に対し、白川氏お得意の麻雀、競輪、株式投資の話しはまったくなく、彼にとっては新境地と言ってもいい新しい世界を描いているのがこの作品です。
舞台は北海道の小樽と東京の2ヶ所で、ガンに冒され余命幾ばくもない北海道警の元刑事と、極貧の中から苦労の末ようやく大きなチャンスをつかんだ新鋭気鋭の建築デザイナーの二人が主人公です。
この小説を読んでいると、現在の成功を守るため犯した犯罪を必死に隠そうとする主人公と、その過去を暴き主人公の生い立ちや苦悩に感情移入しつつも追い詰めていく刑事という森村誠一氏の名作「砂の器
」「人間の証明(角川文庫)
」などを思い出します。
しかし森村氏の作品が、やむを得なく殺人を犯した主人公を追い詰めていく刑事に対し、こちらは殺人よりずっとずっと軽い病死した恋人の死体遺棄という犯罪に、リタイヤした刑事が手弁当でそこまで執着して追い詰められるものか?また犯人側も身近な親友や婚約者まで巻き込み混乱させて、ついには死者まで出すことになってしまい、そこまでして隠し通さなくてはいけないような重大な犯罪か?という現実感がイマイチわかないのが残念です。
身寄りのない病死した恋人をその遺言通りに故郷の海に沈めたことは犯罪には違いないですが、学校の先生や法務関係の仕事に従事しているわけでもなく、建築デザイナーという才能がすべての世界で、世間の評判が一気に落ちてしまい再起不能になるとは考えられません。逆に近年まれに見る美しいエピソードとして有名人になりそうな気がします。
あまりにも偶然の出来事が頻発するのは、ま、小説を盛り上げていくために仕方がないと思いますが、前述の犯罪の重大さを含め、もう少しリアリティさがあったほうが、興ざめすることなく泣かせられるのではと思います。
そう考えるといつも泣かせる小説をサラッと書く浅田次郎氏はたいした作家なのだとあらためて思ったりして。
そう考えるといつも泣かせる小説をサラッと書く浅田次郎氏はたいした作家なのだとあらためて思ったりして。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ノンストップ! (文春文庫) サイモン・カーニック
原題は「RELENTLES」で「過酷な」とか「容赦ない」という意味の形容詞ですが、日本ではあまり一般的でない言葉なので「ノンストップ」という単純明快なタイトルに変更されたのでしょう。
ただ、それが作者の本来意図することであるかはまた別の問題で、出版社側の「売りやすさ」が優先されたような気がします。
文庫で440ページの中長編小説ですが、その事件が起きて解決するまではわずかに2日間。その2日間に様々な出来事がこれでもかというぐらい主人公を襲い続けます。
親友から4年ぶりにかかってきた電話から聞こえてきたのは、その親友が何者かに襲われていて、自分の住所を白状しているところから始まり、心配になって妻の職場へ行くと、いきなり覆面した男に殺されかけ、その場から命からがら逃げ出して、保護してもらえると思った警察では殺人犯人扱いされ、なんとか誤解を解いて釈放されると、今度はまた別の男に銃で脅されて誘拐されることにと次々に。
こういった小説では最後は家族や妻との絆が深まってというラストが多いのですが、この小説では妻の不倫や同性愛などが次々と暴露されていき、よりややこしくなっていきます。もうまったく踏んだり蹴ったりの主人公には同情してやみません。
登場人物の中では小説にはよくある話しですが、愛する妻を失ってしまった影ある刑事、国家犯罪対策局警部補マイク・ボルトが魅力的です。
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#6月6日にパソコンが故障したために更新が遅れました。
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amazonのキンドルやアップルのiPadなど電子書籍を使える環境がようやく整いつつあります。その電子書籍が当たり前になる前の現状の複雑な仕組みや過去からの流れをわかりやすく解説されています。
佐々木氏は「2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
」の著者で、持論の「プラットフォームを制する者がビジネスを制す」の基本的考え方をここでも披露されています。
佐々木氏は「2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
佐々木氏は先日ブログ上で孫正義氏の「光の道」構想に「もっと先にやることがあるのでは?」と異論を突きつけていましたが、根っからのジャーナリストらしく「過激なタイトルで気を引きつけ、中身は当たり障りなくほどほどに」という感じでしょうか。
このあたりはネットメディアとはたいへん相性がよく、その点は時代の寵児とも言えるのかも知れません。
このあたりはネットメディアとはたいへん相性がよく、その点は時代の寵児とも言えるのかも知れません。
本のタイトルにもなった「電子書籍」ですが、この本も最初は期間限定でしたが、たった100円でこの書籍をダウンロードすることができました。
個人的にはまだスマートフォンやiPadなど電子リーダーを持っていないので買えませんでしたが、内容はともかくその価格にはもの凄くインパクトがあったと思います。
しかしそれを知った後では書籍(1,155円)を高く感じてしまいなかなか買えないのですよね。なので同僚に借りて読みました。
個人的にはまだスマートフォンやiPadなど電子リーダーを持っていないので買えませんでしたが、内容はともかくその価格にはもの凄くインパクトがあったと思います。
しかしそれを知った後では書籍(1,155円)を高く感じてしまいなかなか買えないのですよね。なので同僚に借りて読みました。
この電子書籍の分野でもやはり日本の会社(出版社、メーカー等)は完全に出遅れていて、普及するとしても美味しい部分はアメリカの会社に独占されてしまいそうです。
もはや日本の企業には打つ手なしでしょうか?その点を佐々木氏には具体的に「いまなにをするべきか」、「それをするとどうなるか」を書いてもらいたかったと思いますが、やはりジャーナリストにそこまで求めるのは酷というものでしょう。
もはや日本の企業には打つ手なしでしょうか?その点を佐々木氏には具体的に「いまなにをするべきか」、「それをするとどうなるか」を書いてもらいたかったと思いますが、やはりジャーナリストにそこまで求めるのは酷というものでしょう。
1998年4月に購入し、100ページほど読んだところで断念。理由は登場人物や地名が一気に出てきてごっちゃになって混乱してしまい途中で断念したと記憶しています。
でも今回は心して最初からゆっくり読み直したところ、それほど難解でなかったので、きっと1998年当時は気持ち的に余裕がなかった時期だったのかもしれません。
でも今回は心して最初からゆっくり読み直したところ、それほど難解でなかったので、きっと1998年当時は気持ち的に余裕がなかった時期だったのかもしれません。
ストーリーは、英国で仕事がうまくいかず逃げ出した中年男性が、ギリシャで別荘管理人をやっていたところに、知り合いの若い女性が尋ねてきて、一人で喜んでいるとその女性がなにも言わず失踪してしまい、その男性に嫌疑がかかってしまうという始まりで、その後はロンドン、チューリッヒ、アテネとその女性捜しの旅が始まるというものです。
その失踪した女性が残したのが、アテネ国立考古学博物館にある紀元前に作られたブロンズ像「アプロディーテ」と「シレノス」の二枚の絵はがきと、現像に出したままになっていた24枚の写真で、これらが失踪の鍵を解くヒントになり、女性が自分に助けを求めているのでは?と思う中年男性が哀れを誘います。
そのキーとなるはずだった、二つの彫刻(有名らしいがもちろん知らなかった)をちょっと調べてみました。時々小説を読んでいる最中に、地図を調べてみたり、歴史を調べてみたりしますがその一環です。
それにしても、この彫像は両方ともちゃんとした由緒ある芸術作品なのですが、さすがにこのシレノスの像の写真が失踪現場にあり「若い女性が持っていた」というシチュエーションは、思わずちょっと引いてしまいそうな感じです。
それからこのブログの管理者からも削除されてしまうかもしれません。一応ちゃんとした芸術なんです。絵はがきでも普通に売っている芸術作品なんですよ、一応。
それからこのブログの管理者からも削除されてしまうかもしれません。一応ちゃんとした芸術なんです。絵はがきでも普通に売っている芸術作品なんですよ、一応。
失踪後に女性が残していったこれらの絵はがきのせいで、主人公の男性はギリシャの警察から「お前がレイプして殺したのに違いない」と責められます。
まぁそう誤解されても不思議ではありません。まったく罪作りな女性です。
◇著者別読書感想(ロバート・ゴダード)
まぁそう誤解されても不思議ではありません。まったく罪作りな女性です。
◇著者別読書感想(ロバート・ゴダード)
再び佐々木俊尚氏の本です。
だって会社の本棚に置いてあったのでついつい。
だって会社の本棚に置いてあったのでついつい。
ま、それなりにそれなりにというのが感想です。
フリーでオフィスを構えずライターやコンサルなどをやっている人なら読んで損のない内容かな。
私のような根っからのサラリーマンにはまったく無用でした。もちろん佐々木氏のファンや自慢話をたっぷりと読みたいならばぜひお勧めです。
フリーでオフィスを構えずライターやコンサルなどをやっている人なら読んで損のない内容かな。
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