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    <title>おやじの主張(リストラ天国＊日記＊)</title>
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    <description>リストラ天国 ～失業・解雇から身を守りましょう～
HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/</description>
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    <dc:date>2026-05-12T20:06:40+09:00</dc:date>
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    <title>5月前半の読書と感想、書評　2026/5/16（土）</title>
    <description>



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1889
天に遊ぶ（新潮文庫）　吉村昭









1999年に単行本、2003年に文庫化された、短篇よりも短いショートショート作品集で、あとがきによると、1995年頃、...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1889<br />
<b><a href="https://amzn.to/4sPjqYP" target="_blank">天に遊ぶ（新潮文庫）</a>　吉村昭</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4sPjqYP" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_tenniasobu.jpg" alt="天に遊ぶ" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1999年に単行本、2003年に文庫化された、短篇よりも短いショートショート作品集で、あとがきによると、1995年頃、小説新潮の新年号に原稿用紙10枚程度の掌編小説を1篇依頼されたことをきっかけに、その後も新潮社の季刊誌「波」に連載で書いたものを集めた作品集です。<br />
<br />
それまで著者は長編小説か、原稿30枚程度の短篇が主で、このような短い原稿で人間の姿を描くことは初めてだったが、意外と楽しいことがわかったということです。<br />
<br />
その作品のタイトルは、「鰭紙｣、「同居｣、「頭蓋骨｣、「香奠袋｣、「お妾さん｣、「梅毒｣、「西瓜｣、「読経｣、「サーベル｣、「居間にて｣、「刑事部屋｣、「自殺｣、「心中｣、「鯉のぼり｣、「芸術家｣、「カフェー｣、「鶴｣、「紅葉｣、「偽刑事｣、「観覧車｣、「聖歌｣の21篇です。<br />
<br />
それぞれに味わいがありますが、いくつかはエッセイ？と思うような、作家が主人公で、取材のために関係者や地方を訪れた時のエピソードもあれば、別のエッセイで使っていた「地方の飲み屋で刑事とよく間違えられる」という話や、子供の頃の思い出、青年時代に結核を患って療養していた時のことなどを書いたものなど、様々です。<br />
<br />
いずれにしても超短篇だけにテンポが良く、登場人物も限られわかりやすいので、ちょっとした暇つぶしや気分転換で読むのに適していそうです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/yoshimuraakira.html" target="_blank">著者別読書感想（吉村昭）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4vIxsy3" target="_blank">「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち（新潮文庫）</a>　石井光太</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4vIxsy3" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_kichikunoie.jpg" alt="「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2016年に単行本として、その後2019年に文庫化された、事件発生（発覚）当時、大きな話題となった我が子を殺した3件の事件を扱ったルポルタージュです。<br />
<br />
取り上げられた事件は、<br />
<br />
・<a href="https://www.sankei.com/article/20141206-FK2ZBYGLF5L2DGORQJYUZ2T24I/" target="_blank">厚木市幼児餓死白骨化事件</a>（2014年発覚）<br />
<br />
・<a href="https://www.sankei.com/article/20150526-VMTRFMNQGZNTPJBDIATI6Q6EEQ/" target="_blank">下田市嬰児連続殺害事件</a>（2014年発覚）<br />
<br />
・<a href="https://www.sankei.com/article/20160304-FFFUQHWIFFLQJEQ6CF2NV46344/" target="_blank">足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件</a>（2013年発覚）<br />
<br />
の3件で、本書のタイトルになっている通り、親がまだ自己防衛もできない自分の幼児や嬰児を殺すという、殺人の中でももっともむごたらしく悲惨な事件です。<br />
<br />
その事件の中には親世代から続く貧困の連鎖や、加害者の身勝手さ、加害者と親の不和、社会福祉制度の至らなさなど、様々な問題が内包されていて、現代の子育てにまつわる社会問題の縮図ともいえます。<br />
<br />
こうした事件が起き、同時期に、NHKでも特集番組が組まれていました。<br />
<br />
<a href="https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009050306_00000" target="_blank">ＮＨＫスペシャル　調査報告　&ldquo;消えた&rdquo;子どもたち</a>（NHK）<br />

<table bgcolor="#ffffe1">
<tbody>
<tr>
<td>虐待や貧困などのために学校などに通えず、社会とのつながりを絶たれた&ldquo;消えた&rdquo;子ども。神奈川県厚木市で、誰にも気づかれないまま男児が白骨化した遺体で発見されるなど事件が相次いでいる。独自アンケートと追跡取材によって、&ldquo;消えた&rdquo;子どもの実態に迫り、子どもたちの命を守るために何が必要か考える。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
このノンフィクションで取り上げられた3つの事件を読む限り、加害者に共通するのは、親との不和や子供の時に親から無視され放任されていたことで、加害者の性格にゆがみが生じ、さらに金銭感覚が極めてルーズ、避妊は相手任せで、結局は本来なら産んではいけない子供を産み、その結果、邪魔になって放置し、殺してしまうということでしょう。<br />
<br />
事件としては直接手を下した（あるいは育児放置した）若い親に刑事罰が与えられますが、本書では、表向きにはその罪が一切問われることがない加害者の親に、実はモンスターを生み出した根源的な問題と責任があるのではないかと結論づけています。<br />
<br />
それにしても、以前読んだ同じ著者の「<a href="https://amzn.to/4dh1n9e" target="_blank">43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層</a>」と同様、後味が悪い、嫌ミスと似たような読後感です。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4w2ZCnD" target="_blank">秘められた伝言（上）（下）（講談社文庫）</a>　ロバート・ゴダード</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4w2ZCnD" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_himeraretadengon.jpg" alt="秘められた伝言" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
原題は「<a href="https://amzn.to/4uh8qVb" target="_blank">Dying to Tell</a>」で、「どうしても話したくてたまらない」「～を言いたくて死にそう」という意味だそうです。2001年に英国で、2003年に日本語版がそれぞれ出版されています。<br />
<br />
ロンドンから200kmほど離れたサマセットの田舎に住んでいた無職の独身男に、ロンドンの船会社で働いている幼なじみが行方不明になったと家族から知らされ、頼まれてロンドンへ出向き、その行方を捜すことになります。<br />
<br />
船会社だけに、勤務地や出張先が方々にあり、主人公はドイツのベルリン、日本の東京と京都、神戸、そしてアメリカのサンフランシスコと親友の残した足跡をたどっていきます。もし映画でも制作されたら、ちょっとしたロードムービーで、面白そうです。<br />
<br />
行方不明の親友は、ある陰謀に巻き込まれていることが徐々に判明していきますが、決して主人公が思っていた清廉潔白な人物ではないことなどがわかってきます。<br />
<br />
そして、自分が行方不明になった場合の保険として、その親友がきっと追いかけて謎解きをしてくれるだろうという様々な仕掛けが施されていることに気がつきます。<br />
<br />
主人公を簡単に殺すわけには行かないので、そうした謎を解くためのキーマンとして生かされるという、うまいやり方ですが、周囲の人間が次々と殺されていくのに対し、主人公だけはうまく生き延びていくという、あまり都合良すぎという印象もあります。<br />
<br />
長編ですが、ジェットコースターのように次々とピンチとチャンスが訪れて、あっという間に読み終えられます。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/robertfgoddard.html" target="_blank">著者別読書感想（ロバート・ゴダード）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4tI91iL" target="_blank">恋するソマリア（集英社文庫）</a>　高野秀行</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4tI91iL" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_koisurusomalie.jpg" alt="恋するソマリア" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2015年に単行本、2018年に文庫化されたノンフィクションです。<br />
<br />
著者の作品は今回初めて読みますが、早稲田大学在学中には探検部に所属し、その時に経験した冒険譚を書いた「<a href="https://amzn.to/4dbQ4zf" target="_blank">幻獣ムベンベを追え</a>」を出版し、それが実質的なデビュー作となります。<br />
<br />
著者が向かう探検先は、もちろん先進国や有名観光地ではなく、アジアの奥地や南米、中近東、アフリカなど、日本人にはあまり馴染みがない場所の紀行や体験談が多いです。<br />
<br />
本著は、タイトルでわかるように、アフリカの角（つの）と呼ばれている日本人にとってはもっとも縁遠いと思われる国ソマリアを舞台としたノンフィクションです。<br />
<br />
このソマリアという国、平和が長く続いている日本人にはまったく理解しがたいほど、同じ民族でありながら氏族間の紛争や宗教上、利権、政治権力の問題で起きる内戦が長く続いていています。<br />
<br />
問題の根は深くてややこしく、正式には2012年からとりあえず統一された形で「ソマリア連邦共和国」ができましたが、その北部地域には同じソマリ人ながら、違う氏族が中心となり、1991年に独自に作ったソマリランドというその連邦には加わらない自主的な国家のような未承認国家が存続しています。<br />
<br />
連邦共和国の首都は南部のモガディシュにありますが、治安維持が独自では行えず、アフリカ連合の兵士（つまり他国の軍隊）が駐留し治安維持にあたっていて、近年でも反政府勢力との内戦が続いているという状態で、日本の外務省からは危険レベル4の退避勧告、渡航自粛が出ています。<br />
<br />
日本との関係でまれにニュースとなるのは、ソマリア沖で海賊行為が頻発したために、海上自衛隊が2009年から現在まで哨戒活動に従事していることがあります。ただしそれは公海上の哨戒であって海賊が拠点としているソマリアに対しては日本を含め国際機関はノータッチです。<br />
<br />
そのようなソマリアへ著者はジャーナリストとして、また現地のケーブルテレビのアジア総局長として何度も訪問し、その模様を詳細にレポートしています。ソマリア語の日常語をかろうじてしゃべれる日本人はおそらくこの著者だけだと思われています。<br />
<br />
遠い日本ではほとんど誰も知らないその文化や、言葉、食事、庶民の生活など、外国人、しかもジャーナリストだと、身代金目的の誘拐や殺害がよくある地域で、武装した護衛の兵士などを雇い、飛び込んでいく姿はまさに冒険譚です。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1577/">4月後半の読書　震える天秤、それでも読書はやめられない、屍泥棒、宿屋めぐり</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1575/">4月前半の読書　密売人、春を背負って、ダーク・アワーズ（上）（下）、届け物はまだ手の中に</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1573/">3月後半の読書　眼球堂の殺人、殺し屋、続けてます。、月に吠えろ！萩原朔太郎の事件簿、誰も書かなかった日本史「その後」の謎<br />
</a><br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
<tr>
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<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
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    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-05-16T07:56:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
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    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1578/</link>
    <title>2026年3～4月に見た映画　2026/5/9（土）</title>
    <description>



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1888
フォードvsフェラーリ（原題：Ford v Ferrari）　2019年（日本公開2020年）　米
監督 ジェームズ・マンゴールド
出演者 マット・デイモン、クリスチ...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1888<br />
<b><a href="https://amzn.to/4bWjFe2" target="_blank">フォードvsフェラーリ</a>（原題：Ford v Ferrari）　2019年（日本公開2020年）　米</b><br />
監督 ジェームズ・マンゴールド<br />
出演者 マット・デイモン、クリスチャン・ベール<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4bWjFe2" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_fordvsferrari.jpg" alt="フォードvsフェラーリ" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1959年のルマン24時間レースで優勝したキャロル・シェルビーを主人公にした、自動車レースに賭けた男たちの物語で、実話を元にしています。<br />
<br />
アメリカの巨大自動車メーカーフォードの社長、ヘンリー・フォード2世は、ヨーロッパで人気のル・マン24時間レースで優勝することで、アメリカ車の優秀さをアピールしようと、ル･マンに詳しいシェルビーを通じて、レースカー造りやドライバーの選定などを依頼します。<br />
<br />
しかし巨大会社ゆえ、様々な部門や幹部の抵抗勢力との軋轢や、陰謀や妨害に悩まされていくことになります。<br />
<br />
ル･マン24時間レースでは、創業者のエンツォ・フェラーリが自ら率いるイタリアのフェラーリが圧倒的な成績を残していて、そこへ1966年のレースに殴り込みをかけたフォードが事実上の一騎打ちとなります。<br />
<br />
アメリカ映画ですから結末はわかったようなものですが、決して脳天気なハッピーエンドに終わらないのが最近のアメリカ映画の特徴です。<br />
<br />
昔、映画館で見たことがある、スティーブ・マックイーン主演の「<a href="https://amzn.to/4cl7zf5" target="_blank">栄光のル・マン</a>」（1971年）は、アメリカ人ドライバーがドイツのポルシェで、イタリアのフェラーリを打ち負かすという映画で、こちらもレース好きにはこたえられない面白い映画でした。<br />
<br />
実はこの「栄光のル・マン」が描かれた1970年の前年まで、フォードのワークスチームが4年連続優勝をしていましたが、1970年以降は、出場していたかも不明ですが、フォードのワークスチームが優勝することはなくなりました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4bVB3jn" target="_blank">裸の拍車</a>（原題：The Naked Spur） 1953年 米</b><br />
監督 アンソニー・マン<br />
出演者 ジェームズ・スチュアート、ジャネット・リー、ロバート・ライアン<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4bVB3jn" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_hadakanohakusya.jpg" alt="裸の拍車" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
原題をそのまま日本語に直訳したままのタイトルで、そのタイトルからはどういう映画かなかなか想像できませんでした。<br />
<br />
Spur（拍車）とは、「乗馬ブーツのかかとに装着する金属製の馬具」のことで、西部劇などで出てくるカーボーイなどが自慢げに付けているのを映画などでよく見かけます。実際は馬へ適確な指示や伝達をするためのものですが、一部は飾りのような姿になっています。<br />
<br />
この映画の舞台は、1868年のコロラドで、賞金稼ぎの男が、その賞金に吸い寄せられて仲間に加わってきた男たちと協力してお尋ね者を生きたまま捕まえますが、その引き渡し場所（隣のコロラド州のアビリーン）まで行くには何日もかかる場所だったので、その護送する道中に様々な問題が発生します。<br />
<br />
映画が作られた1953年と言えば日本ではテレビ放送がようやく始まった時代で、まだ映画産業が元気だったことです。<br />
<br />
アメリカではこの映画のように、フルカラーで、屋外ロケ（当時はカメラの性能が低いため屋外で鮮明なカラー映画を撮るのは難しくお金もかかった）を多用した作品が作られていて、日本の映画にも大きな影響を及ぼしたでしょう。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4sKwFuP" target="_blank">陸軍中野学校</a>　1966年 大映</b><br />
監督 増村保造　出演者 市川雷蔵、小川真由美、加東大介<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4sKwFuP" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_rikugunnakano.jpg" alt="陸軍中野学校" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
柳広司著の小説「<a href="https://amzn.to/4tTsDAM" target="_blank">ジョーカーゲーム</a>」（小説ではD機関）などにも出てきたことがあり、また、終戦後30年経ってからフィリピンで発見され1974年に帰国した小野田寛郎さんも所属していたことがあるという実在していた日本のスパイ養成機関が「陸軍中野学校」です。<br />
<br />
こうした軍の中でもトップシークレットの実態は、なかなか表には出てきませんが、逆に一部だけ真実を入れつつ、ほとんどは想像でエンタメっぽく作れるので、小説やドラマ向きとも言えます。<br />
<br />
太平洋戦争が始まる前に、日本でも世界の動向を探るため、スパイの重要性を認識し、秘密裏に優秀な軍人を集めて訓練を始めます。<br />
<br />
習うのは、語学、錠前破り、暗号解読、スリ、射撃などの他にも社交ダンスや女性とのコミュニケーション術など多岐に渡ります。<br />
<br />
気の毒なのは、家族や婚約者とも、招集がかかった日から一切の連絡を絶ち、別人になりすまし、時には殺害行為も躊躇なく行えるロボットに変えられてしまうということです。<br />
<br />
主演の市川雷蔵は、この映画まで「眠狂四郎シリーズ」など、時代劇映画をメインに活躍する人気俳優でしたが、この映画で新境地をひらいたことになります。<br />
<br />
映画は大ヒットしたようで（当時のことは知らない）、その後「<a href="https://amzn.to/49uDU26" target="_blank">陸軍中野学校 雲一号指令</a>」「<a href="https://amzn.to/4erEzF5" target="_blank">陸軍中野学校 竜三号指令</a>」「<a href="https://amzn.to/3OXN8x2" target="_blank">陸軍中野学校 密命</a>」「<a href="https://amzn.to/4dpynw8" target="_blank">陸軍中野学校 開戦前夜</a>」と4作の続編が作られました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4v386dO" target="_blank">荒野に生きる（Man in the Wilderness）</a>　1971年（日本公開1972年） 米</b><br />
監督 リチャード・C・サラフィアン<br />
出演者 リチャード・ハリス、ジョン・ヒューストン<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4v386dO" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_kouyaniikiru.jpg" alt="荒野に生きる" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
監督は、アメリカン・ニューシネマとして評価が高い「<a href="https://amzn.to/4bKh4oQ" target="_blank">バニシング・ポイント</a>」などの映画を監督をした方です。<br />
<br />
舞台は、西部開拓時代のアメリカで、1823年に実在していた猟師のヒュー・グラスに起きた事件をもとにしています。また2015年に公開されたレオナルド・ディカプリオ主演の映画「<a href="https://amzn.to/4lWLasA" target="_blank">レヴェナント: 蘇えりし者</a>」 も同じ主人公を元にしています。<br />
<br />
大砲や大量の毛皮などを積んだリバーボートを曳いて大河に向かう集団の中で、リーダーの船長に育てられた道案内役が、休息の時間に手負いの鹿を追っているとき、巨大な灰色熊に襲われ瀕死の重傷を負います。<br />
<br />
誰が見てもすぐに死ぬだろうと見捨てられ、置き去りにされますが、武器も道具もない中で工夫をしながらなんとか食いつなぎ、傷もやがて癒えてきます。<br />
<br />
周囲には白人に敵対するインディアンの種族も多く、そうした中、猟をしながら見捨てていった集団を追います。<br />
<br />
そうした中で、インディアンの家族や、新たな命を見たことで、自分が見捨ててきた妻や子供への思いが募ってきます。<br />
<br />
そして到着が遅れたためにすでに水が涸れていた大河に到着した集団に、敵対するインディアンと復讐のため追いかけてきた主人公が対峙することになります。<br />
<br />
★★★<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4bS5Z3P" target="_blank">女相続人（原題：The Heiress）</a>　1949年（日本公開1950年） 米</b><br />
監督 ウィリアム・ワイラー<br />
出演者 オリヴィア・デ・ハヴィランド　モンゴメリー・クリフト<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4bS5Z3P" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_onnasouzoku.jpg" alt="女相続人" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
監督のウィリアム・ワイラーは、大ヒット恋愛映画の「<a href="https://amzn.to/4c0CSvq" target="_blank">嵐が丘</a>」（1939年）や「<a href="https://amzn.to/47BVlx0" target="_blank">ローマの休日</a>」（1953年）などの監督で有名です。この「女相続人」では、米アカデミー賞の主演女優賞など4部門で受賞しています。<br />
<br />
原題の「The Heiress」は日本語タイトルそのままの女相続人という意味で、テーマはズバリ「裕福な家のひとり娘の遺産を狙っている無職の遊び人との恋の行方」という内容です。<br />
<br />
気の毒なことに、あまり器量がよくなく、コミュニケーションも下手で、刺繍以外に取り柄はないと父親からも言われている婚期を逃した娘が主人公です。<br />
<br />
パーティの場で、若くて見栄えの良い男性に声をかけられ、甘い言葉に徐々に酔っていきますが、父親から無職で親の遺産を食い潰しているだけの男はダメだと娘を諭します。<br />
<br />
そのように周囲から反対されると、女性は相手がダメ男ほど、信じてのめり込んでしまうというケースは昔も今も変わりありません。<br />
<br />
父親には内緒で婚約までし、父親とは縁を切って出ていくから迎えに来て欲しいと男に頼みますが、結局男は迎えに来ず、その後父親が病死して莫大な財産を娘が引き継ぎます。<br />
<br />
数年後、その恋人が「あの時迎えに行かなかったのは、父親の財産を放棄することが、あなたのためにならないと思ったから」と、誤解を解こうとやってきますが、、、<br />
<br />
安易なハッピーエンドではないものの、19世紀のアメリカの上流社会の姿をテンポ良く見ることができて、それなりに楽しめました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4ttf1LZ" target="_blank">プロフェッショナル（原題：The Professionals）</a>　1966年 米</b><br />
監督 リチャード・ブルックス<br />
出演者 バート・ランカスター、リー・マーヴィン、クラウディア・カルディナーレ<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4ttf1LZ" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_professionals.jpg" alt="プロフェッショナル" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
監督のリチャード・ブルックスは、「<a href="https://amzn.to/41lIyez" target="_blank">暴力教室</a>」（1955年）、「<a href="https://amzn.to/4cAL4DX" target="_blank">冷血</a>」（1967年）、「<a href="https://amzn.to/4vhAxoJ" target="_blank">ミスター・グッドバーを探して</a>」（1977年）など数多くの文芸作品を世に出した監督ですが、大きな賞にはあまり縁がなかったようです。<br />
<br />
W主演のバート・ランカスターとリー・マーヴィンは言うまでもなく大物俳優で、この映画でもヒーローを演じています。<br />
<br />
メキシコ革命が起きていた1916年頃のアメリカ西部のメキシコ国境近くが舞台で、大きなくくりで言えば西部劇と言うことになるでしょう。<br />
<br />
メキシコの革命軍にいて現在はメキシコ内で武装した山賊になっている集団に誘拐された裕福なアメリカ人の妻を救出して欲しいと頼まれた元アメリカ軍人が、昔の仲間を集め、メキシコに救出に向かうというストーリーです。<br />
<br />
物語は途中で大きくひっくり返り、救出したアメリカ人の妻は、元々は山賊のリーダーの愛人だったことがわかり、アメリカに戻るのを嫌がっていることが判明しますが、救出して連れ帰ることで得られる多額の報奨金のこともあり、山賊の追跡と襲撃をかわしながらどうにかアメリカへ戻ってきます。<br />
<br />
そして富豪へ妻を引き渡そうとした時、一緒に連れてきた大けがをしていた山賊のリーダーを富豪が部下に殺せと命令した時、その事態は大きく変わってしまうことになります。<br />
<br />
ま、古きマッチョなアメリカ人が好むストーリーで、それも光り輝く成長を続けていた怖いものなしの時代を反映していそうです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/41WKme3" target="_blank">ドライブ・イン・マンハッタン（原題：Daddio）</a>　2023年　米</b><br />
監督 クリスティー・ホール<br />
出演者 ダコタ・ジョンソン、ショーン・ペン<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/41WKme3" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_daddio.jpg" alt="ドライブ・イン・マンハッタン" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
女性客役のダコダ・ジョンソンと、タクシードライバーのショーン・ペンの名優が演じる二人劇で、ジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンの44丁目（ヘルズ・キッチン地区）まで、事故渋滞含め約1時間の会話劇というユニークな内容です。<br />
<br />
インテリっぽい若い女性客を乗せた初老のタクシードライバーが、たわいない話をしていきますが、やがて女性の彼氏が既婚者だと言い当て、その後は女性客が見知らぬタクシードライバーに秘密を打ち明けていくという内容です。<br />
<br />
二人の会話の中や、女性が愛人とやりとりするSNSではかなりハードなエロチックなシーンや下ネタ話が次々と出てくるので、子供が見るのはちょっとどうかという内容です。見る人を制限できる映画ならではのシーンです。<br />
<br />
原題の「Daddio（ダディオ）」は、1950年代のアメリカで流行した俗語で、「おやじさん」と言った年上男性への呼びかけ語です。<br />
<br />
若くてインテリながら訳あり女性からみた、下層ながら人生経験が豊富なタクシードライバーのオヤジさんって感じですが、双方に父親の思い出や、女性が不倫相手のずっと年上の彼氏を「ダディ（Daddy）」と呼んでいることなどモロモロのことを含んでいそうです。<br />
<br />
それにしても、ニューヨークのタクシードライバーで、アメリカ人、ましてやニューヨーク出身というケースは現在は少なそうで、そのあたりも1980年代頃までにはあったと思われる地元のタクシードライバーと、粋な客との洒落た会話というノスタルジアも演出されているのかなという思いです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
【関連リンク】<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1570/">2026年1～2月にみた映画　奇跡のシンフォニー（2007年）、新解釈・三國志（2020年）、スターゲイト（1994年）、99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE（2021年）、閉ざされた森 （2003年）、キャメラを止めるな！（2022年）</a><br />
<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1562/">2025年11～12月に見た映画　サンセット大通り（1950年）、メカニック：ワールドミッション（2016年）、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア（1994年）、マッド・シティ（1997年）、黒蜥蜴（1968）、1917 命をかけた伝令 （2019年）、アフタースクール（2008年）、ダンケルク（2017年）</a><br />
<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1553/">2025年9～10月に見た映画　日の名残り（1993年）、コルドラへの道（1959年）、炎の人ゴッホ（1956年）、ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日（2012年）、激動の昭和史　沖縄決戦（1971年）、127時間（2010年）</a><br />
<br />

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<tbody>
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</tbody>
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<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>映画・ドラマ</dc:subject>
    <dc:date>2026-05-09T07:05:44+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
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    <title>4月後半の読書と感想、書評　2026/5/2（土）</title>
    <description>



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1887
震える天秤（角川文庫）　染井為人









2019年に単行本、2022年に文庫化されたミステリー小説ですが、探偵ではないフリーライターが、高齢者のブレーキ踏...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1887<br />
<b><a href="https://amzn.to/4cBcWa0" target="_blank">震える天秤（角川文庫）</a>　染井為人</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
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</tr>
</tbody>
</table>
2019年に単行本、2022年に文庫化されたミステリー小説ですが、探偵ではないフリーライターが、高齢者のブレーキ踏み間違えによる死亡事故の深層に迫っていくという探偵ものに近い内容でした。<br />
<br />
生活保護受給に群がる様々な群像を描いた著者の2017年の小説「悪い夏」を読んで、この著者は社会派ミステリーが得意？ということで、他も読んでみることにしました。<br />
<br />
社会派小説は、自分の身近にありながら、ほとんど知らないことが多く、そうしたテーマが割と好きです。<br />
<br />
今回は上記に書いたように、地方（福井県）で起きた高齢者の暴走事故で、そうしたよくある社会問題を取り上げようと、雑誌社から依頼を受けて東京から福井までベスパに乗って取材に行くフリーライターが主人公です。ベスパに乗る主人公っていうのも、探偵物語を意識したのでしょうか。<br />
<br />
当初は、単なるブレーキとアクセルの踏み間違いでコンビニへ突っ込み、そこの店長が死亡したものと思われていましたが、取材を進めていく中で、様々な疑問と疑惑が湧き出してきます。<br />
<br />
そうした地方の高齢化と認知症ドライバーの問題以外にも、コンビニのFC経営者（遺族）と、コンビニ本社との問題、地方の限界集落や、そうした集落内のみんなが顔見知りの共存共生する仕組みなど、様々な社会問題が出てきます。<br />
<br />
最後にはそこで起きた事故の真相が語られますが、それを表沙汰にするかどうかは主人公に委ねられてしまいます。<br />
<br />
ま、真っ当な終わり方だと思いますが、スクープライターや敏腕ジャーナリストとしての未来はなさそうです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/someitamehito.html" target="_blank">著者別読書感想（染井為人）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/3OzaZmh" target="_blank">それでも読書はやめられない　本読みの極意は「守・破・離」にあり</a>（NHK出版新書）　勢古浩爾</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3OzaZmh" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_soredemodoku.jpg" alt="それでも読書はやめられない" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
団塊世代の著者にはベストセラーになった「<a href="https://amzn.to/4tPBx1B" target="_blank">定年後のリアル</a>」（2010年）、「<a href="https://amzn.to/420PgqN" target="_blank">定年後7年目のリアル</a>」（2014年）など多くの著書があります。本書はコロナ禍真っ最中の2020年3月に出版された新書です。<br />
<br />
2006年に勤めていた会社を定年で退職し、その後はコンスタントに年2～4冊の本を出版されています。現役時代より忙しいんじゃないかな。<br />
<br />
読書の数も半端ない数で、過去には「<a href="https://amzn.to/4csngAY" target="_blank">定年後に読みたい文庫100冊</a>」（2015年）というお勧め書籍の紹介本も出版されています。<br />
<br />
読書好きになったきっかけや、いきなり難しい哲学書などに興味を持ち、しかもそれらの多くは難しくて完読できずにいたなど、興味深い話が満載です。<br />
<br />
読書が好きと言ってもどんな本でも軽々と楽しく読むという感じではなく、そのあたりは共感を覚えます。<br />
<br />
読書家のそうした話を読むと、「あぁ過去に断念した難しい本がいくつもあったのは凡人の自分なら仕方がないことだったのか」と、意図はしていないでしょうけど妙に励まされます。<br />
<br />
さらに読書批評家や評論家達の、「あーしろ、こーしろ」という勝手な読書法について、かなり辛口に批判しているのも胸がすきます。<br />
<br />
要は、書籍は「おもしろいから読む」でいいのだと。そしてその「面白さ」や「有意義さ」は個人によってまちまちだから、「これぐらいは読まないとダメ」のような決めつけた書籍紹介は断固として受け入れません。<br />
<br />
また年齢により読書がどう変わるかという経験を「春夏秋冬」やサブタイトルにありますが「守・破・離」で、うまく分類されています。<br />
<br />
そういう解釈では、私も定年が過ぎ、「あとはもう好きな小説だけを好んで読めばいいのか」という気持ちになってきます。<br />
<br />
個人的には哲学の書籍はほとんど読まない（読んでこなかった）ので、違いはありますが、小説ではかなり一致した趣向があり、嬉しくなります。<br />
<br />
私自身は、できるだけジャンルを決めず、ビジネス書から国内外の小説、健康などのハウツー本まで意図して混ぜながら読む工夫をしていますが、著者は最近（と言っても発刊は6年前）はもっぱら時代小説に凝っているようです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/sekokouji.html" target="_blank">著者別読書感想（勢古浩爾）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/42jz57K" target="_blank">屍泥棒（新潮文庫）</a>　ブライアン・フリーマントル</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/42jz57K" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_shikabanedo.jpg" alt="屍泥棒" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
原題は「<a href="https://amzn.to/3OBlRQE" target="_blank">The Mind Reader</a>」で、直訳すれば「読心術師」という意味ですが、ここでは、FBIが犯罪捜査に役立てることに成功し、その後世界に広がったプロファイリングを駆使した犯罪捜査に協力する心理分析官のことを指しているようです。<br />
<br />
珍しいことに1996年にまず最初に日本（語）で出版された連作短篇集で、その後シリーズ化されることになる「ユーロポール心理分析官クローディーン・カーターシリーズ」の第1作目です。<br />
<br />
連作短篇集なので、その短篇ごとに主人公の所属や役割、チームメンバーなどをいちいち説明する面倒なことになりますが、これはよく月刊誌などに連載するときに起きる現象と思っていたら、やはり1996～1997年に月刊小説誌の小説新潮に読み切り短篇として掲載されていたそうです。<br />
<br />
全部で12話が収録されていてそれぞれのタイトルは、「最後の被害者」、「屍泥棒」、「猟奇殺人」、「天国への切符」、「ロシアン・ルーレット」、「神と呼ばれた男」、「甦る切り裂きジャック」、「モルモット」、「秘宝」、「誘拐」、「裁かれる者」、「人肉食い」です。<br />
<br />
いずれもひと癖も二癖もある犯罪で、EUがアメリカのFBIをモデルに共同で設立した実在するユーロポールに所属する分析官が活躍します。<br />
<br />
しかし個人的には、小説や映画などでよく出てくる「天才ハッカー」という存在は、マジシャンのように政府でも金融機関でもどこへでも都合良く不正アクセスができて、都合良く他人の秘密を暴けるドラマでは安易な手法ですが、それはあまりにも現実的ではないので、そういう内容は好きではありません。<br />
<br />
そういう「天才ハッカー」が薄給の公務員として重要なチームメンバーになっているのが笑えます。<br />
<br />
逆に言えば、そういう全能の神みたいなメンバーが部下として近くにいないと、主人公のプロファイリングも成り立たないということなのかも知れません。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/freemantle.html" target="_blank">著者別読書感想（ブライアン・フリーマントル）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4tu28Sb" target="_blank">宿屋めぐり（講談社文庫）</a>　町田康</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4tu28Sb" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_yadoyameguri.jpg" alt="宿屋めぐり" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2008年に単行本、2012年に文庫化された野間文芸賞を受賞した長編小説で、以前読んだ同じ著者の「<a href="https://amzn.to/4tiOfWR" target="_blank">告白</a>」の850ページには及びませんが、こちらも750ページとボリュームたっぷりです。<br />
<br />
一般的な文庫本の3倍ぐらいの分量（川端康成著「雪国」は224ページ）なので、一冊で長い間楽しめますが、寝転がって読むため、文庫としては重量級で多少腕が疲れてしまいます。<br />
<br />
さらに中身は町田ワールド全開で、私の場合は先に「<a href="https://amzn.to/3QKRxDM" target="_blank">パンク侍、斬られて候</a>」や「<a href="https://amzn.to/4tiOfWR" target="_blank">告白</a>」などを読んで免疫ができていていて、さほど違和感を感じませんが、もし初めて読む著者の小説がこれだと「なんじゃーこりゃ！」となるのは必至です。でも野間文芸賞ですから、公には純文学の範疇です。<br />
<br />
例えば、草鞋を履いて袷（あわせ）の服をきて徒歩で旅に出ていることから、小説の時代背景は、たぶん江戸時代と思われますが、時代考証など関係なく、お金の単位が万とか億とか、ロイ・ブキャナン、ウタダヒカル、ダーリンダーリン、メルセデスベンツ、ヒットラーの髪型、イオン交換膜などなんだかよくわからない話がいくつも登場します。<br />
<br />
主人公は、落ちぶれていた時に身を救ってくれた主（あるじ）の命を受け、権現様（金毘羅大権現がモチーフっぽい）へ大太刀を奉納するため旅をする物語ですが、序盤でいきなり湖から出てきたよくわからない何物かに巻き込まれて別の世界へ移ってしまいます。<br />
<br />
そのようなパラレルワールドの世界を旅することこそ純文学ではあるまいか、アルマイト（その謎は文庫本文378ページ参照）<br />
<br />
それにしても、一人称でずっと主人公が語る、長い長い苦難が連続する権現様への旅の模様は読んでいて飽きません。<br />
<br />
そして最後にはかなり痛々しい拷問風景や、もはやここまでというクライマックス、そして恐ろしい主の謎などが徐々に明らかになっていきます。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/machidakou.html" target="_blank">著者別読書感想（町田康）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1575/">4月前半の読書　密売人、春を背負って、ダーク・アワーズ（上）（下）、届け物はまだ手の中に</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1573/">3月後半の読書　眼球堂の殺人、殺し屋、続けてます。、月に吠えろ！萩原朔太郎の事件簿、誰も書かなかった日本史「その後」の謎</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1571/">3月前半の読書　カウントダウン、斬に処す　甲州遊侠伝、嫉妬／事件、プア・ジャパン　気がつけば「貧困大国」</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
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</tbody>
</table>
<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-05-02T08:12:44+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1576/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1576/</link>
    <title>固定電話はまだ必要なのか？　2026/4/25（土）</title>
    <description>



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1886
当然のことですが、固定電話（加入電話）の契約数の減少が止まりません。

そりゃそうでしょう。

移動通信（携帯電話等）の契約数が、すでに0歳児を含めた日本の人口を大き...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1886<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/denwa2026_01.jpg" alt="固定電話" align="left" hspace="4" />当然のことですが、固定電話（加入電話）の契約数の減少が止まりません。<br />
<br />
そりゃそうでしょう。<br />
<br />
移動通信（携帯電話等）の契約数が、すでに0歳児を含めた日本の人口を大きく超えて1億8千万台を超えていることからすれば、主義で携帯電話を持たない人、新しい機器を使いたくない（使えない）人など、携帯電話を所有していない人は少数派で、仕事用とプライベート用などひとりで複数台を持つ人も多い世の中です。<br />
<br />
そこで年賀状じまいや、実家（空き家）じまい、墓じまいはよく話題に上がりますが、固定電話じまいも着々と進んでいるようです。<br />
<br />
<a href="https://career65.net/article/2025/05/17/1266/" target="_blank">シニア世代で急増中「固定電話じまい」を始める人が増えている理由とは</a>（キャリア65）<br />

<table cellpadding="4" bgcolor="#ffffdd">
<tbody>
<tr>
<td>近年、総務省の調査（情報通信白書2023年版）によると、固定電話の世帯普及率は年々減少しており、2022年時点で約69.5％まで低下。一方で携帯電話・スマホの普及率は94.5％と圧倒的です。<br />
特に若い世代は「家に固定電話がない」のが当たり前。これに伴い、高齢者世代でも「固定電話は必要ないのでは？」と考え始める人が増えています。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<a href="https://www.sankei.com/article/20250511-C3XF7MMJHZLNRLB75K4BEFINRI/" target="_blank">「詐欺が不安」「セールスばかり」で進む「固定電話じまい」若い世代の所有は1割以下</a>（産経新聞）<br />

<table bgcolor="#ffffdd" cellpadding="4">
<tbody>
<tr>
<td>シニア世代の「固定電話じまい」が加速している。スマートフォンの普及に伴って必要性が薄れていることに加え、親族などを装い金銭をだまし取る特殊詐欺への不安も背景にあるようだ。ただ、使い慣れた通信手段を手放すことへの躊躇もうかがえる。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
確かに我が家の固定電話にかかってくる電話は、詐欺かセールスばかりで、最近はもうほとんど出ることはなく放置（留守録）しています（それが詐欺対策には良いそうです）。<br />
<br />
さらに自宅の固定電話には自治体から無料で配布された「迷惑電話防止機器」を装着していて、呼び出し音が鳴る前に、相手に録音している案内が流れるので、それで電話が切られるケースが結構あり、効果を感じています。<br />
<br />
加入（固定）電話と移動（携帯）通信の推移グラフです。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/denwa2026_02.jpg" alt="加入（固定）電話と移動（携帯）通信の推移" /><br />
データ出典：総務省 情報通信白書<br />
<br />
加入電話（固定電話）のピークは1996年（平成8年）頃で、デジタル通信網のISDNを含めた固定電話の数も2000年頃をピークにしてその後は減少していくことになります。<br />
<br />
昭和時代に固定電話を導入する際に必要だった電話加入権（施設設置負担金）は長く7万2千円（税別）でしたが、2005年から半額の3万6千円（同）に下がり、現在は加入権を払わなくてもIP電話や光回線を選ぶことで固定電話を使うことができ、実質電話加入権は無価値のものとなっています。<br />
<br />
元々は国の機関だった電電公社とその後を継いだ民間企業のNTT東西会社は結託し、役人と政治家達が濡れ手に粟で集めた巨額の電話加入権の問題をうやむやにし、現在は電話契約を解約すれば加入権の金額は返還されることはなく、自動的に消滅することになっています。詐欺みたいな話です。<br />
<br />
それはともかく、今や固定電話を重宝している人はほとんどなく、これからも間違いなく契約数は減少していくのでしょう。NTT東西の試算では、10年後には現在から6割減少するとみています。<br />
<br />
電話線より大容量のインターネット回線のほうが様々な用途に利用ができ、情報量も圧倒的に増えるので、今後の通信インフラ整備は光回線などに入れ替わっていくことになりそうです。<br />
<br />
では、旧来の固定電話を残しておくメリットはないのか？と言うと、一般的には<br />
<br />
1）高い社会的信用と実在性<br />
2）安定した通話品質と緊急時対応<br />
3）通信手段の確保と生活面での利便性<br />
4）低コストの通話料<br />
<br />
と言われています。<br />
<br />
1）は、詐欺電話などで多く使われる「050」番号などではなく、東京都の「03」など市外局番でかけたりかってきたときに信用があるということでしょう。<br />
<br />
十数年前までは、様々な申請書類で、携帯電話ではなく「固定電話番号」を書く欄が必須となっているケースがあり、「固定電話を持っている＝信用度が高い」とされていたのも事実です。最近ではさすがにそのような区分はなくなってきているようです。<br />
<br />
2）は特に災害発生時に携帯電話がつながりにくくなるのはよく知られていますが、固定電話は比較的つながりやすいと言われています。しかし地震や台風などの災害では、電線の断線や、電柱の倒壊など、有線の電話線も決して災害に強いとは言えず、ケースバイケースでしょう。<br />
<br />
3）は携帯電話がつながりにくい地域（山間部など）や場所（地下など）でも安定してつながります。またFAXを送受信する際には電話回線が必要です。<br />
<br />
4）は契約条件次第ですが、一般的に固定電話は携帯電話より、月々の費用の基本料や通話料が安く済む場合が多いです。<br />
<br />
ただ1）～4）は若い人にとってはあまり関係がないと思っていそうで、どちらかと言えば昭和的な人が固定電話に執着していそうです。<br />
<br />
逆に携帯電話の固定電話に対するメリットを挙げれば4つどころではなくいくつもありそうです。<br />
<br />
例えばFAXが仕事上手放せない人は、固定電話でなくてもスマホで送受信できるアプリがいくつもあるので固定電話の優位性はありません。それに今時FAXを使って仕事をするのは国内では国の機関や政府の重鎮達ぐらいでしょう。<br />
<br />
基本料にしても、MVNO（格安スマホ契約）であれば、月々の費用は数百円（スマホ本体価格は別）から選ぶことができ、使用方法によっては固定電話の月々の基本料よりも安く済むこともあります。<br />
<br />
それでも固定電話を家に残しておくのは、電気や水道、ガスなどのインフラ契約と同様というイメージが染みついてしまっているからでしょう。<br />
<br />
かくいう私の自宅にも、セールス電話しかかかってこないFAX兼用の固定電話が鎮座しています。<br />
<br />
いつ解約するか？というのは時間の問題ですけど、いまだに新聞も購読している昭和人間だけに、死んで世代が代わるまではそのままかも知れません。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
454　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/143/">電話加入権はやがてうやむやに消滅する</a><br />
1841　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1531/">シャープ AQUOS sense9へスマホの機種交換</a><br />
1593　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1283/">2年と少しでスマホ故障＆買い換え<br />
</a><br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1" cellpadding="4">
<tbody>
<tr>
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</tr>
<tr>
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</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>日々雑感</dc:subject>
    <dc:date>2026-04-25T08:04:20+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1575/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1575/</link>
    <title>4月前半の読書と感想、書評　2026/4/18（土）</title>
    <description>



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1885
密売人（ハルキ文庫）　佐々木譲









2004年の「笑う警官」以来「北海道警シリーズ」として続く第5作目で、2011年に単行本、2013年に文庫化されまし...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1885<br />
<b><a href="https://amzn.to/4dwUHo1" target="_blank">密売人（ハルキ文庫）</a>　佐々木譲</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4dwUHo1" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_mitsubainin.jpg" alt="密売人" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2004年の「<a href="https://amzn.to/4sjxR81" target="_blank">笑う警官</a>」以来「北海道警シリーズ」として続く第5作目で、2011年に単行本、2013年に文庫化されました。その1作目から4作目まではすでに既読です。<br />
<br />
主人公は、過去作から引き続き登場している北海道警の刑事と仲間のメンバーで、それぞれが別々の事件に遭遇する中、お互い情報交換をするうちに、被害者達に共通する点があり、独自に動いて調べ始めます。<br />
<br />
今回も、腐敗した北海道警の負の遺産という構図ですが、暴力団や、エスと言われる警察への情報提供者、過去の道警幹部の行いなどが次々と明らかになり、警官OB達にこれらの事件の本質を聞くことになります。<br />
<br />
こうした小説を書かれると、現場にいる北海道道警の内部の人達はどういう思いをしているのだろう？と考えてしまいますが、きっと苦々しく思う人もいれば、まったく意に介さぬ人、警察官採用に苦慮する人、単にフィクションとして楽しめる人など様々でしょう。<br />
<br />
でもどうして道警ばかり叩かれる？と腹を立てている人が多そうな気がしますが、2002年に発覚した現職の警察官が覚醒剤の使用・所持・密売、さらには拳銃の不正所持に関与した「稲葉事件」や、2003年に発覚した警察幹部が大量に処分された「北海道警裏金事件」の影響が大きいのでしょう。<br />
<br />
しかし小説のほうは、予定調和で、たいした波乱もなく、無事に落ち着くところに落ち着くので、安心して読んでいられます。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/sasakizyo.html" target="_blank">著者別読書感想（佐々木譲）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4sYeqBO" target="_blank">春を背負って（文春文庫）</a>　笹本稜平</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4sYeqBO" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_haruwoseotte.jpg" alt="春を背負って" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2009年から2010年にかけてオール讀物に連載された連作短篇集で、2011年に単行本、2014年に文庫化されています。<br />
<br />
さらに、内容や舞台はだいぶ変わっていますが、2014年に木村大作監督、松山ケンイチ主演で<a href="https://amzn.to/3PKqfgi" target="_blank">映画化</a>がされています。<br />
<br />
事故で亡くなった父親が始めた奥秩父の山小屋が舞台で、東京でエンジニアをやっていた主人公が会社を辞めてそこの経営を引き継ぎ、成長していくという物語です。<br />
<br />
特に素人同然の主人公をサポートしてくれる父親にお世話になったという後輩で、山小屋が閉まっている冬期は東京でホームレスをやっているオヤジがいい味を出しています。<br />
<br />
映画では豊川悦司がその役を演じていますが、容易にイメージが想像ができて面白そうです。<br />
<br />
こうした山岳登山をテーマにした小説は様々ありますが、個人的にはまったく縁遠いというか、趣味の範疇には入っていませんが、一種の憧れもあるので興味はあり、面白く楽しめました。<br />
<br />
過去には北村薫著「<a href="https://amzn.to/4v4rpDP" target="_blank">八月の六日間</a>」（2014年）や、NHKでドラマ化もされた湊かなえ著「<a href="https://amzn.to/48nXv3q" target="_blank">山女日記</a>」（2014年）などを読みましたが、まったく知らない登山や山歩きの世界の話だけにどれも興味がわきました。<br />
<br />
山岳小説と言えば真っ先に出てくる新田次郎氏や夢枕獏氏の山岳小説、その中でも特に有名な「<a href="https://amzn.to/4c3islc" target="_blank">劒岳 点の記</a>」（1981年）や「<a href="https://amzn.to/4mbmqgD" target="_blank">神々の山嶺</a>」（1997年）はまだ読めていません。<br />
<br />
人類初のエヴェレスト初登頂を果たした登山家ジョージ・マロリーを描いたジェフリー アーチャー著の「<a href="https://amzn.to/4tsdGFb" target="_blank">遥かなる未踏峰</a>」は、既に読んでいます。<br />
<br />
13年前には、趣味としての登山について、ブログを書いていました。<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/421/" target="_blank">第三次登山ブームが起きたわけ　2013/7/20（土）</a><br />
<br />
あと、地方で父親の事業を継いだ若者の奮闘と成長話という点では、風力発電事業に関わる北海道の過疎地で働く主人公を描いた高嶋哲夫著「<a href="https://amzn.to/3NA5HGF" target="_blank">風をつかまえて</a>」を思い出しました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/sasamotoryohei.html">著者別読書感想（笹本稜平）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4uI5D8I" target="_blank">ダーク・アワーズ（上）（下）（講談社文庫）</a>　マイクル・コナリー</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4uI5D8I" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_darkhours.jpg" alt="ダーク・アワーズ" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
原題は日本語タイトルと同じ「<a href="https://amzn.to/4tAoyRk" target="_blank">The Dark Hours</a>」で、米国では2021年に、日本語版は2022年に発刊されています。<br />
<br />
「女性刑事レネイ・バラードシリーズ」の4作目ですが、同時に別シリーズの主役、ハリー・ボッシュも私立探偵としてですが、刑事のパートナーとして登場しています。<br />
<br />
ボッシュは警察を定年で退職していますから、今後の主役は現役刑事のバラードがメインになっていくのかも知れません。やはり事件解決は探偵より刑事の方が深みに入っていけますから。<br />
<br />
今回の事件は、並行して二つの犯罪、つまり「二人組の連続レイプ魔事件・ミッドナイト・メン」と、もうひとつ「年明けのカウントダウンストリートパーティでの殺人事件」を女性刑事がボッシュの力を借りながら独断で調べていくという内容です。<br />
<br />
時は2020年の12月末から1月頃にかけての話なので、コロナ禍の真っ最中ということや、大統領選挙の結果に不満を持つ集団が議事堂を占拠した事件、警察官に押さえつけられた黒人が死亡したことに抗議する「Black Lives Matter（ブラック・ライブズ・マター）」運動など、当時の世情も反映されています。<br />
<br />
通常刑事はコンビを組んで捜査をするはずですが、経費削減や、仕事にやる気がない同僚たちとは言え、なぜかいつも単独で行動しているのがちょっと不思議です。<br />
<br />
殺人現場で見つけた薬莢が、過去にボッシュが担当した未解決事件で使われたものと同じと言うことがわかり、ボッシュにその時の話を聞くため近づき、同時に元ベテラン刑事だったボッシュから様々なアドバイスや協力を得ることになります。<br />
<br />
犯人に近づいたことで、送り込まれた殺し屋に自宅で寝ている時に襲われますが、それ以外で今回は特に大きな失敗や危険はなく、予定通り（予想通り）に、別々の二つの事件は解決に向かいます。<br />
<br />
意図してかどうかはともかく、2名のレイプ犯を罠にかけるため、上司から自宅謹慎を命ぜられていることに背くため、警官を辞職する届けをメールで送り、犯人を待ち伏せ、正当防衛で殺害するという方法をとります。<br />
<br />
上司の命令に背き動き回り、私立探偵の拳銃で犯人を追い詰め射殺したことで、大きな問題を犯したことは間違いなく、果たして好きだった刑事の座を手放すことになるのか？というのがポイントです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/michaelconnelly.html" target="_blank">著者別読書感想（マイクル・コナリー）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/40I0NdP" target="_blank">届け物はまだ手の中に（光文社文庫）</a>　石持浅海</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/40I0NdP" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_todokemonoha.jpg" alt="届け物はまだ手の中に" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2013年に単行本、2015年に文庫化された長編ミステリー小説です。<br />
<br />
いきなり最初に、主人公が、復讐のためにある男を殺したことが示され、その後、様々なミステリアスなことが起きていき、その謎を解いていくというちょっと変わったスタイルです。<br />
<br />
その殺人をおこなったのはある子供の頃の恩人を交通事故で殺め、親の金の力で反省もせず軽微な罪で許されたことに対する復讐のためです。<br />
<br />
当時は同様に復讐を誓っていた親友が、学生時代に起業し、それで大成功を収め、社長として裕福になっていて、一緒に約束したはずの復讐を反故にしたことで、自分ひとりで犯人を殺しそれを友人に突きつけようと、その友人の家にやってくるところから始まります。<br />
<br />
復讐を遂げた後、主人公は親友の家を訪れますが、その時その親友の子供の誕生パーティがおこなわれていて、それに加わります。肝心の友人はどうしても手が離せない緊急の仕事が入り、パーティには参加していません。<br />
<br />
パーティには、友人の妻と妹、それに友人の秘書の女性3人と、パーティの主役の小学生の息子が参加していて、一見和やかなムードですが、なにか違和感がつきまといます。<br />
<br />
その違和感を最後に説明していくことになりますが、探偵小説のように細かな齟齬を積み重ねていき、友人家族や秘書の嘘を見破っていくことになります。<br />
<br />
殺人者が、探偵役？というなかなか今までにない面白いスタイルでしたが、あまりにも軽いノリで、リアリティは薄すぎます。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/ishimochiasami.html" target="_blank">著者別読書感想（石持浅海）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1573/">3月後半の読書　眼球堂の殺人、殺し屋、続けてます。、.月に吠えろ！萩原朔太郎の事件簿、誰も書かなかった日本史「その後」の謎</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1571/">3月前半の読書　カウントダウン、斬に処す　甲州遊侠伝、嫉妬／事件、プア・ジャパン　気がつけば「貧困大国」</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1569/">2月後半の読書　幕末紀 宇和島銃士伝、大還暦　人生に年齢の「壁」はない、殺しのライン、この国のかたち（1）</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
<tr>
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</tr>
<tr>
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</tr>
</tbody>
</table>
<br />
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    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-04-18T08:16:59+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1574/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1574/</link>
    <title>アメリカを見習い日本も製造業をとりもどせ　2026/4/11（土）</title>
    <description>



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1884
個人的にはアメリカ大統領のトランプ氏は発言を聞くだけで嫌悪感を覚えるぐらい嫌いな人ですが、ひとつだけ日本がいま見習うべき、すぐにでも実行すべき政策があるように思います...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1884<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/seizou2026_00.jpg" alt="造船工場" align="left" hspace="4" />個人的にはアメリカ大統領のトランプ氏は発言を聞くだけで嫌悪感を覚えるぐらい嫌いな人ですが、ひとつだけ日本がいま見習うべき、すぐにでも実行すべき政策があるように思います。<br />
<br />
それは、過去にアメリカが製造業を労働力の安い外国に依存してきたことが、現在のアメリカの国力弱体の原因であることを主張し、アメリカファースト、つまりMAGA（Make America Great Again）を目指すために、アメリカ国内に製造業を取り戻そうとする政策です。<br />
<br />
日本も1970年代から1980年代に経済が急成長し、1990年頃からアメリカを見習い、国内の製造業を次々と人件費の安い中国や東南アジアへ移してきたその結果が、1990年以降の失われた30年になってきたことは明らかです。<br />
<br />
製造業が相次いで海外へ技術移転し始めた90年代には「日本の産業の空洞化」を心配する声がありましたが、まさにその通りになったということです。<br />
<br />
冷戦が終結してから、グローバルなサプライチェーンを構築し、安く作れるところから買えば良いという合理的な考え方が進みましたが、カントリーリスクについては見て見ぬふりをしてきました。<br />
<br />
その結果、レアメタルの規制でもの作りに支障が出てきたり、国内の技術が流出したことで、技術移転を進めてきた国々に多くのシェアを奪われてしまうと言う結果になっています。工場がなくなったために、国内の技術の蓄積と技術の伝承も薄れてしまっています。<br />
<br />
例えば、製造業の基礎ともなる粗鋼生産量の推移を見ると、1970年頃までトップだった米国を1980年に日本が追い越して世界一になりましたが、その16年間維持してきたトップの座は、1996年に中国に抜かれてしまい、2018年にはインドにも抜かれてしまいます。<br />
<br />
下記のグラフでもわかるとおり現在の粗鋼生産量は中国が他国を圧倒していて、日本は中国の生産量の1割にも達しません。さらに2025年は米国の政策により、再び米国にも抜かれて4位へ転落しています。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/seizou2026_01.jpg" alt="粗鋼生産量" /><br />
<br />
日本の製鉄には特殊な技術で高品質な製品を生み出すという特徴もあるので、必ずしも生産量だけで国力や収益性を比較することはできませんが、それにしても年々下落して落ち目もいいところです。<br />
<br />
その中国の製鉄産業に技術支援で力を貸したのは、言うまでもなく1970年代後半頃から始まった日本（新日本製鐵）です。<br />
<br />
造船業も日本は1980年代には世界の建造量の半分のシェアを誇っていましたが、2000年頃には韓国に、2008年頃には中国に追い抜かれ、現在日本の建造量は中国の1/3ぐらいまでに下がっています。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/seizou2026_02.jpg" alt="造船建造量" /><br />
<br />
その韓国は1975年以降の日本からの経済協力で得た資金をつぎ込み、国が主導し、競争力ある安い価格で受注を伸ばし、造船業を一躍世界トップに押し上げることになります。<br />
<br />
半導体の生産も1980年代後半から1990年までは日本は世界トップを誇っていましたが、2013年には韓国に、2023年には台湾に追い抜かれています。<br />
<br />
今や電子部品や家電製品で、世界シェアがトップクラスで、そのほとんどを国内生産ができているものと言えばエアコンとカメラなどの光学製品ぐらいになっています。<br />
<br />
そしてメーカーブランドは日本の会社でも、実際の製造は外国に依存しているケースも多くあります。<br />
<br />
そのエアコン（業務用含む）の世界シェアトップ企業は2020年頃まではダイキンが首位でしたが、2024年は中国の企業に抜かれ、3位以下もアジア企業で占められていてその追い上げも急速です。<br />
<br />
テレビやパソコンは、2000年以降は日本製のものはほとんど皆無になってきていますが、冷蔵庫はまだ日本製が多いのでは？と言われそうです。<br />
<br />
しかしそれは日本国内シェアだけの話で、冷蔵庫の世界シェアを見ると、日本メーカーは上位トップ5にも入りません。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/seizou2026_03.jpg" alt="asimo" align="left" hspace="4" />2000年に発表されたホンダの2足歩行ロボットASIMOは、当時としては「自律して二足歩行ができる画期的なロボット」としてもてはやされました。<br />
<br />
ロボットの2足歩行はバランスをとるのが難しく、ただゆっくりと前進歩行ができるようになるまで巨額の資金をつぎ込める大企業のホンダでも10年以上の開発期間を要しました。<br />
<br />
さらに軽く走ったりするためにはまた10年ぐらいの開発期間が必要でしたが、中国のロボット技術はわずか数年で2足歩行はもちろん、逆立ちや、バク転までこなすことができる急速な進歩を遂げています。<br />
<br />
時代が違うのと、日本の1民間企業と、国が多額の支援しているかもしれない中国のベンチャー企業で比較は難しいですが、それでも開発スピードという点では中国企業は日本の数十倍の速さです。<br />
<br />
Unitree Kung Fu Robot at 2026 Spring Festival Gala<br />
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/t8PxrE7tdv0?si=w_Zt2BTO30dvq4hd" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen=""></iframe><br />
<br />
人型ロボット技術は、人口減少と高齢化のため、労働力不足で悩む日本にとっては、本来ならバラ色の未来がある技術で、国を挙げて世界の最先端を走るべきものでしたが、今ではこの分野において、日本は世界から周回遅れと言わざるを得ません。<br />
<br />
そうしたことから、再び日本の経済を再生するために今日本が真っ先におこなわなければならないことは、「製造業を再び日本に取り戻す」です。つまりトランプ大統領のMAGAの基本政策と同じことです。<br />
<br />
人口減少が続く中で製造業を取り戻しても、労働者の確保が難しいのでは？と言われそうですが、昨今の製造業では無人工場のような多くの労働力に頼らない生産が主になりつつあります。<br />
<br />
また、正しい移民政策や外国人労働者の受け入れ策の元で、外国人労働者を工場のオペレーション要員に雇い入れることもできるでしょう。一般的なサービス業と比べ言葉の壁や文化の違いで起きるトラブルも少なく、労働者の確保がしやすいはずです。<br />
<br />
さらに工場や流通施設は都市部に作る必要はなく、過疎化が進む地方の再生にもつながります。<br />
<br />
今なら円安で、労働賃金も国際相場からすると安くなっているので、様々な製造業を再び国内に戻す政策を国が積極的に進めれば、企業ももっと努力をして国際競争力のある製品、しかも過去に培った品質の高いジャパンブランドで世界に打って出ることもできると思います。<br />
<br />
今の総理大臣が喜びそうな、防衛装備の生産と輸出にも、そうした日本の製造業の復活が必要です。<br />
<br />
ロシアやイラン、ウクライナの戦い方を見ていても、アメリカから輸入しなければならない高価で過剰な性能を詰め込んだミサイル（トマホーク1発3億円）や戦闘機（F-35戦闘機1機140億円）ではなく、安く大量生産ができる無人兵器（無人自爆ドローン1機20万円、イランの無人ドローンシャヘド136は推定1機500万円程度）の開発力と生産設備のほうが現実的にずっと防衛に有効ということがわかりました。<br />
<br />
それらを有事に備えて国内で即座に大量生産できるノウハウを蓄積することも、国内に製造業を取り戻すメリットがありそうです。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
1658 <a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1348/">家電製品の耐用年数は？</a><br />
639 <a href="https://restrer.atgj.net/Entry/329/">前からだけど日本の大手製造業はやっぱり変だぞ</a><br />
611 <a href="https://restrer.atgj.net/Entry/301/">海外移転で製造業の労働者はどこへいったのか？</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1" cellpadding="4">
<tbody>
<tr>
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</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<br />
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]]></content:encoded>
    <dc:subject>社会の話題</dc:subject>
    <dc:date>2026-04-11T09:03:05+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1573/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1573/</link>
    <title>3月後半の読書と感想、書評　2026/4/4（土）</title>
    <description>



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1883
眼球堂の殺人（講談社文庫）　周木律









2013年に講談社主催のメフィスト賞を受賞した作品で、これがメジャーデビュー作となります。文庫版は2016年に出...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1883<br />
<b><a href="https://amzn.to/4sDandJ" target="_blank">眼球堂の殺人（講談社文庫）</a>　周木律</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4sDandJ" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_gankyudo.jpg" alt="眼球堂の殺人" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2013年に講談社主催のメフィスト賞を受賞した作品で、これがメジャーデビュー作となります。文庫版は2016年に出版されています。<br />
<br />
いわゆる著者の「堂シリーズ」の第1弾作品で、当初はシリーズを考えていたわけではなかったそうですが、この作品の評価が高かったことからシリーズ化が決まったそうです。<br />
<br />
私は先にシリーズ5作目の「<a href="https://amzn.to/47JR0Yq" target="_blank">教会堂の殺人～Game Theory～</a>」を読みました。<br />
<br />
登場人物が重なることもあるようですが、それぞれのミステリーは独立しているので、特に大きな問題はなさそうです。<br />
<br />
その「堂シリーズ」は、すでに<br />
<br />

<table style="width: 416px; height: 195px;" bgcolor="#ffffdd">
<tbody>
<tr>
<td style="text-align: center;"><b>タイトル</b></td>
<td style="text-align: center;"><b>副題</b></td>
<td style="text-align: center;"><b>発行年</b></td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">眼球堂の殺人</td>
<td align="left">The Book</td>
<td style="text-align: center;">2013年</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">双孔堂の殺人</td>
<td align="left">Double Torus</td>
<td style="text-align: center;">2013年</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">五覚堂の殺人</td>
<td align="left">The Burning Ship</td>
<td style="text-align: center;">2014年</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">伽藍堂の殺人</td>
<td align="left">Banach-Tarski Paradox</td>
<td style="text-align: center;">2014年</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">教会堂の殺人</td>
<td align="left">Game Theory</td>
<td style="text-align: center;">2015年</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">鏡面堂の殺人</td>
<td align="left">Theory of Relativity</td>
<td style="text-align: center;">2018年</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">大聖堂の殺人</td>
<td align="left">The Books</td>
<td style="text-align: center;">2019年</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
の7作品が刊行されています。「堂シリーズ」は一応これで終わりだそうです。<br />
<br />
著者は大学で建築学を学んだという経歴があることから、こうした変わった建築物をテーマにした推理小説がお得意ということで、不思議な建物とミステリーと言えばすぐに思い出されるのは前にも書きましたが綾辻行人著の「館シリーズ」と似ています。<br />
<br />
主人公は、放浪する天才的な数学者を追いかけている女性のルポライターで、その数学者が有名建築家が新築したという自宅に招待されたことで、それに同行します。<br />
<br />
数学者以外にその完全に隔離された山の中に建設された不思議な建築物に3日間の予定で招待されたのは、ノーベル賞受賞者の物理学者、絵画芸術家、精神医学者、政治家、編集者で、二日目の翌日から次々と殺人が起きていくことになります。<br />
<br />
そして長い長い3日間が終わり、事件の謎が解かれた後にももうひとつ「真実」が残されているところは、驚きを隠せません。なかなかどうしてすっかりと騙されたという苦い思いが最後に待っています。<br />
<br />
シリーズ以外にも多くの作品があるので、もっと読んでみたいと思える作家さんです。<br />
<br />
★★★<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/syukiritsu.html" target="_blank">著者別読書感想（周木律）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/40trO4I" target="_blank">殺し屋、続けてます。（文春文庫）</a>　石持浅海</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/40trO4I" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_koroshiyatudu.jpg" alt="殺し屋、続けてます。" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2017年に出版された「<a href="https://amzn.to/4rEKzNK" target="_blank">殺し屋、やってます。</a>」に続く「殺し屋探偵シリーズ」の第２弾で、2019年に文藝春秋に連載され、2021年に文庫版が出版された一部連作の短篇集です。<br />
<br />
一部連作というのは、今回ちょっと前作とは違い、ライバルの殺し屋が登場し、それぞれの活躍？と見知らぬ関係ながら、関わりを持っていくことになります。したがって主人公は各話によってそれぞれの殺し屋、最後は二人の殺し屋ということになります。<br />
<br />
その「殺し屋探偵シリーズ」は3作目「<a href="https://amzn.to/4cJHGr5" target="_blank">女と男、そして殺し屋</a>」（2024年）、4作目「<a href="https://amzn.to/3NCXCkB" target="_blank">夏休みの殺し屋</a>」（2025年）の計4作品が既刊です。<br />
<br />
収録されている短篇のそれぞれタイトルは、「まちぼうけ」「わがままな依頼人」「双子は入れ替わる」「銀の指輪」「死者を殺せ」「猪狩り」「靴と手袋」の7篇です。<br />
<br />
「晴らせぬ恨み 晴らします」とばかりに現代の「必殺仕事人」とも言えますが、こちらの殺し屋にとっては必殺シリーズと違い、依頼人の恨みや、やむにやまれぬ事情は関係なく、金が確実に得られ、そして仕事がたやすくできるかどうかが肝心との割り切りがあります。<br />
<br />
いとも簡単にターゲットを尾行し、行動パターンをつかみ、そして実行していますが、小説の中での話で、現在はあちこちに防犯カメラがあり、人気のないところで長時間の張り込みをしている不審な人を見かけるとすぐに通報されたりするので、そう簡単なものではないでしょう。<br />
<br />
ま、そういうリアルなことは小説ですから考えないとして、もっとも難しく思えるのが、殺しを引き受ける広告（営業）と、依頼人から直接話を聞く1次取り次ぎ者までのところかも知れません。その仕組みも「猪狩り」で少しだけ書かれていました。<br />
<br />
しかし依頼人がその「殺人請負」の仕組みをなんらかの方法で知ることができると言うことは、警察や他の一般人が知っていても不思議ではないということで、当然、囮捜査の可能性も考えなきゃなりません。<br />
<br />
そういった現実性に乏しいことから、いまいち感情移入がしにくい内容です。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/ishimochiasami.html" target="_blank">著者別読書感想（石持浅海）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/47ydo75" target="_blank">月に吠えろ！萩原朔太郎の事件簿（徳間文庫）</a>　鯨統一郎</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/47ydo75" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_tsukinihoe.jpg" alt="月に吠えろ！萩原朔太郎の事件簿" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2003年にノベルスとして、2007年に文庫版が出版された連作短編の推理小説です。<br />
<br />
タイトルや副題からもわかる通り、詩集「<a href="https://amzn.to/4sAsgdk" target="_blank">月に吠える</a>」が有名な大正から昭和初期頃に文壇で活躍した詩人、萩原朔太郎を主人公とした連作短篇小説です。<br />
<br />
収録作品は、 「死者からの手紙」 「閉じた空」 「消えた夢二の絵」 「目の前で消えた恋人」 「ひとつの石」 「怪盗対名探偵」 「謎の英国人」の七篇です。<br />
<br />
面白いのは、ひとつの事件を解決したあとに、その事件をイメージさせる実際にある萩原朔太郎の詩を挙げて、もちろんフィクションですが、事件からインスピレーションを得たものと匂わせていて、そのあたりは著者の創造力や作品への造詣が深いことがよくわかります。<br />
<br />
こうした歴史上の人物を主人公にした小説が好きで、学生時代に教科書に出てきた有名人は実際はどういう人だったんだろう？と思いをはせながら読めます。<br />
<br />
登場人物は、萩原朔太郎がホームズ的な探偵役で、語り手としてはその助手的な役割のワトソン役として萩原朔太郎と仲が良かった室生犀星です。<br />
<br />
その他、室生とともに一緒の詩人グループ団体「人魚詩社」を作っていた山村暮鳥や、師匠的な北原白秋、「消えた夢二の絵」に登場する竹久夢二本人など。この時代には蒼々たる芸術家が出ています。<br />
<br />
また「人魚詩社」が大正時代に実際にあった場所は、淀橋の七曲がりという地域（現在の東京都新宿区下落合）で、それから連想させるように「月に吠えろ！」というタイトルにも笑ってしまいました。もちろん人気テレビドラマ「太陽にほえろ！」と萩原朔太郎の代表作をミックスしてパロディにしています。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kujiratouichiro.html" target="_blank">著者別読書感想（鯨統一郎）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4b7imKj" target="_blank">誰も書かなかった日本史「その後」の謎（中経の文庫）</a>　雑学総研</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4b7imKj" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_nihonshisonogo.jpg" alt="誰も書かなかった日本史「その後」の謎" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
著作者の雑学総研というのは、聞いたことがなく、匿名にしたい任意の団体か、仮のグループ名のような気がしますが、書籍には「珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団」とあります。実際に存在が確認できずよくわかりません。<br />
<br />
2014年に出版された文庫ですが、角川グループの中経出版が編集し、KADOKAWAが発行しています。<br />
<br />
全部で146ものエピソードがわかりやすく簡素に書かれていて、読みやすいのはいいのですが、様々な時代（飛鳥時代～昭和時代）が行ったり来たりして、時代感覚が狂ってしまいそうです。<br />
<br />
例えば、「明治維新後、徳川宗家はいったいどうなった？」の次が、「大化の改新後、蘇我氏の子孫は実は栄えていた？」で、その次には「坂下門外の変のあと、老中・安藤信正はどうなった？」というような感じです。<br />
<br />
その他にも、史実と違って「本当は生き延びていた？」という話も豊富です。<br />
<br />
「壇ノ浦に消えたはずの安徳天皇は生きていた？」<br />
「ロシア皇太子と一緒に帰国？生存説が根強かった西郷隆盛」<br />
「日本全国に生存説が！真田幸村はどこで死んだのか？」<br />
「実は生き延びていた？忠興の妻・細川ガラシャ」<br />
「生存説も根強かった東洋のマタハリ川島芳子」<br />
「新撰組組頭・原田左之助は満州で馬賊になっていた？」<br />
「ヨーロッパ逃亡説もささやかれる大塩平八郎のその後」<br />
「琉球へ流れ着いた源為朝、子孫は琉球王国の初代王に？」<br />
など。<br />
<br />
単なる噂話だけでなく、古い文書や手紙、石碑などからも検証していて、説得力は？ですが、面白い話です。<br />
<br />
ただあくまで、下世話でどうでも良さそうな雑学レベルのものが多いのと、あまり有名ではない（私は知らなかったというだけであるところでは有名なのかも知れません）人物、例えば大川周明や林子平、川上貞奴、飯沼貞吉、聖武天皇、谷干城、河口慧海などの話は、雑学としては良いけど興味は薄いです。<br />
<br />
暇つぶしには十分役立ちそうな良い本です。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1571/">3月前半の読書　カウントダウン、斬に処す　甲州遊侠伝、嫉妬／事件、プア・ジャパン　気がつけば「貧困大国」</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1569/">2月後半の読書　幕末紀 宇和島銃士伝、大還暦　人生に年齢の「壁」はない、殺しのライン、この国のかたち（1）</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1567/">2月前半の読書　騙し絵の檻、日本のタブー3.0、日御子（上）（下）、この闇と光</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
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<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-04-04T08:51:04+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
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    <title>年をとると関心事が減少してくる　2026/3/28（土）</title>
    <description>



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一般的なことですが、年をとってくると興味や関心が、ことごとく質や量ともに減少してきます。

まぁそれは必ずしも年齢的なことではなく、性格や人生観など様...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
1882<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><img src="http://restrer.atgj.net/File/sakura2026.jpg" alt="桜" /></td>
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</tbody>
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一般的なことですが、年をとってくると興味や関心が、ことごとく質や量ともに減少してきます。<br />
<br />
まぁそれは必ずしも年齢的なことではなく、性格や人生観など様々な影響で左右されているのかもしれませんが、年齢は大きな要素です。<br />
<br />
年をとると守りに入り新しいことにチャレンジしなくなるというのはよく言われることですが、それ以上に以前は関心や興味があったことでも、年齢を重ねていくにつれ、その関心度が一気に下がってしまうということをいままさに経験しています。<br />
<br />
具体的には、以前なら政治や選挙については、人並み以上に高い関心がありましたが、今はまったく興味はなくなり、テレビで女帝に成り上がったかのように振る舞う政治家や、顔中シミとアザだらけの強欲の昭和オヤジというイメージの政治家、口先三寸で軽薄そうな政治家が次々出てくるのは見ているだけで鬱陶しく感じ、そういうテレビはすぐ消し、新聞は閉じてしまうようになりました。<br />
<br />
もう政治にはなにも期待していないし、選挙権は行使するとしても、その結果や政策になんの興味も関心もなくなりました。<br />
<br />
また印象操作と思えそうな北の将軍様とそれを称えるハイテンションなニュース映像と、繰り返し放送される共産国の派手な軍事パレード、寒い国で何十万人の戦死者を出しても好き勝手に軍事活動を続ける独裁者、自分の発言以外はすべてフェイクと決めつけ、それでいて自分の発言はデタラメと朝令暮改ばかりという愚かな大国のリーダーなど、それを詳しく知っても今の私には意味も興味もありません。<br />
<br />
よく悩み相談なんかで、「自分の力でどうにもできないことを心配したり、クヨクヨ嘆いても仕方がない、無駄なだけ」というアドバイスが語られますが、確かにその通りで、日本政治や国際関係など自分の力でどうにもできない以上、なにも真剣には考えないのが正しい選択でしょう。必死になって政治家の応援をしたりSNSで過激な政治や戦争の行方の議論をしているのを見るとアホばっかりと思ってしまいます。<br />
<br />
オリンピックシーズン中は日本人選手の活躍はどこのチャンネルでも、やれ家族との絆や、怪我との戦い、恩師との美しい師弟関係など、（テレビ局がそう思っている）感動シーンを目一杯に盛り込み、何度も繰り返しやっているので、以前ならこの時期は仕方ないとあきらめて眺めていましたが、最近はアナウンサーや解説者、キャスター達の大げさでハイテンションなしゃべりに嫌気がさして、オリンピック中継やそのニュースが流れるたびにテレビは消してしまいます。<br />
<br />
つまり政治やスポーツ中継（落ち着いた静かな中継をしてくれるNHK BSのMLB中継は除く）は、結果だけわかればそれでよく、テレビも新聞もネットも必要を感じなくなり、これも年をとって様々なことからの興味が失われていくひとつだなぁと思いました。<br />
<br />
情報が少なく貴重だった昔はそうじゃなかったんだけどなぁと思いながら、残り少なくなってきた人生で、自分に残された時間の使い方の取捨選択に拍車がかかってきたということです。取捨に拍車というのは韻を踏んでます。<br />
<br />
この2月は、衆議院選挙があり、さらに続けて冬季オリンピックがあり、もうテレビを付けるとギャハハと下品に笑っているだけのくだらない売れない芸人を集めたバラエティ番組以外はそればかりやっていて、結局テレビを付けるのは、朝昼晩のニュースと天気予報以外には、過去に録画しておいた趣味の番組と（政治やスポーツ以外の）ドキュメンタリー、古い映画ばかりになってしまいました。<br />
<br />
50歳以下の人には「まだテレビや新聞なんか見ているの？」と笑われそうですが、60代以上の人にとってテレビと新聞は唯一（唯二）と言って良い（正確かどうかは別にして）世の中で起きている大切な情報源であり、難しい話をわかりやすく短時間で伝えてくれるもので、なくてはならないものです。えぇ昭和に多くの時間を費やし、それが習い性となっているものですから。<br />
<br />
リタイアするとやることがなくなり精神的に不安定になったり、暇なだけに妻に様々な面倒をかけるようになって熟年離婚という事態に陥ったりという話は、小説やドラマでよく出てきますが、私に至っては今のところ「やることがない」「暇を持て余す」ということはまったくありません。<br />
<br />
妻はパートで今でも働いているので、できるだけ負担を分散し、現役中はやってなっかった家事もできるだけやり、その他の時間は趣味に没頭したり、ブログを書いたり、30～40年前に仕事で毎日歩いていた街の変貌を見るためカメラを持って歩いたりして楽しんでいます。虚勢ではなく本当に日々の時間が足りません。<br />
<br />
また、リタイアする前に「やりたいことリスト」を作っておきました。これが意外と効果を発揮します。<br />
<br />
これは映画「<a href="https://amzn.to/4roc3rw" target="_blank">最高の人生の見つけ方</a>」（2007年）で出てきた「棺桶リスト（Bucket List）」を模したもので、死ぬまでにやりたいことをリスト化しておいたものです。これが日々の目標にもなるので、リタイア前に作っておくことをお勧めします。<br />
<br />
映画では「スカイダイビングをする」とか、「ピラミッドを見る」とか、「マスタングでレースに出る」とか、かなりハードルの高い、しかも自分の楽しみを中心とした「やることリスト」でした。<br />
<br />
しかし私の場合は、そうした旅行など楽しみに加え、質素で現実的なあれこれ、「買って使わなかった家電やツール、趣味のモノをヤフオクに出品し売る」とか、「家のリビングのフローリングをDIYで張り替える」「BSアンテナをDIYで交換する」「18箇所近くある網戸をDIYで張り替える」など、実用的な「やることリスト」で、リタイア時には全部で20ほどのリストを作り、すでに8つほどは完了しています。<br />
<br />
また、サラリーマン定年リタイア組の先輩、勢古浩爾氏が書いた「<a href="https://amzn.to/467NSVD" target="_blank">定年後のリアル</a>」は、定年後にはこうなるというリアルな実態がよくわかり、定年前、現役引退前に読んでおくといろいろと参考になります。<br />
<br />
日課としているウォーキングは、元々歩くのが好きで、現役中は歩いているときが一番頭が冴える時間で、仕事のアイデアや工夫などは歩行中に思いついたことが多かったです。<br />
<br />
現在のウォーキングは、元々人工股関節手術の後に始めたリハビリの延長で、健康のために歩いていますが、ブログのネタはウォーキング中に考えたり思いついたものがたくさんあります。<br />
<br />
関心事が減少してくることは、年をとると自然なことなので、それを少しでも遅らせるために、好きなことを無理なく続けたり、「死ぬまでにやることリスト」をひとつずつ消していく楽しみを課したり、家族のために自分が何ができるかを考えて実行したり、身近なことで残りの余生を楽しむので良いのではないでしょうか。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
1715　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1405/">リタイア後3年経過した今の状況は</a><br />
1447　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1137/">ビジネス界からリタイアした</a><br />
1394　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1084/">あと半年に迫ったリタイア準備</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
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<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>高齢化社会</dc:subject>
    <dc:date>2026-03-28T08:57:57+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
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    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1571/</link>
    <title>3月前半の読書と感想、書評　2026/3/21（土）</title>
    <description>



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1881
カウントダウン（新潮文庫）　佐々木譲









2008年から2009年にかけて雑誌連載されていた「二度死ぬ町」を加筆修正し、2010年に単行本、2013年に...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1881<br />
<b><a href="https://amzn.to/3Ou1hkT" target="_blank">カウントダウン（新潮文庫）</a>　佐々木譲</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3Ou1hkT" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_countdown.jpg" alt="カウントダウン" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2008年から2009年にかけて雑誌連載されていた「二度死ぬ町」を加筆修正し、2010年に単行本、2013年に文庫化された長編小説です。<br />
<br />
夕張市が財政破綻したのが2006年で、そうした厳しい北海道の自治体と地方政治を舞台として、やがて北海道に限らず、日本の多くの自治体が陥るであろう財政破綻について予言的な内容となっています。<br />
<br />
選挙をテーマとした小説はよくあり、若い主人公が様々な老害や既得権益受益者からの妨害を受けながら奮闘していくというものばかりですが、この小説はそれだけでなく、夕張市を引き合いにした地方都市ならではの問題を突いています。<br />
<br />
主人公は夕張市と双子市と言われている架空の地方都市で、亡くなった父親から引き継いだ司法書士事務所で働きながら1期目の市会議員として財政破綻の心配をしている男性。<br />
<br />
二十年の長きにわたり取り巻きを増やし独裁的に振るまっている市長の6選を阻止すべく、主人公が立ち上がるわけですが、そのきっかけとなったのが、著名なやり手選挙コンサルタントが突然事務所に現れたことで、破綻寸前の市の市長になったところで、なにができるのか？と悩みながらも一歩踏み出す物語です。<br />
<br />
過去の箱物行政や、市長の息子が経営する第三セクターのせいで、市町村の赤字が膨らみ、借金が財政の20%を超えると財政再生団体に指定され、国や都道府県の自治体から厳しい指導下におかれ、公共工事の停止や公共施設の廃止、住民税の増額、職員などの減数などがおこなわれます。<br />
<br />
現在（2026年）までは夕張市だけですが、やがて日本の多くの市町村でこうした財政破綻が起きてくるのではないか？という問題提起でもありますが、夕張市の場合は、北海道庁とグルで負債を長く隠していたと言われていて、なかなか表面化しづらく住民にとっては寝耳に水ということもあります。<br />
<br />
今後、高齢化した人口が大きく減少していく中で、老朽化した公共インフラの改修や、昔作った贅沢な公共施設の維持費など、すでに破綻が間近に見えている市町村もありそうで、そうしたところは、平成の大合併で生き残り策をとりましたが、今後はもしかすると都道府県単位での合併、つまり道州制などの導入も検討することになるかも知れません。<br />
<br />
いずれにしても、北海道の地方都市の問題というだけでなく、未来の日本国全体の縮図として読むと背筋が凍るような思いがする小説です。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/sasakizyo.html" target="_blank">著者別読書感想（佐々木譲）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4qOyAN6" target="_blank">斬に処す　甲州遊侠伝（小学館文庫）</a>　結城昌治</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4qOyAN6" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_zannisyosu.jpg" alt="斬に処す" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1971年に週刊アサヒ芸能で連載され、1972年に単行本、その後文庫化された時代小説です。<br />
<br />
個人的には江戸時代の任侠ものや博徒についてはまったく詳しくないので、清水の次郎長などは名前ぐらいしか知らないので、その敵役で、この小説の主人公、黒駒勝蔵という博徒も当然知りませんでした。<br />
<br />
通常は清水次郎長は強きをくじき弱きを助ける善玉の侠客で、敵対するヤクザの親分達は大悪人と相場が決まっていました。<br />
<br />
しかし著者が調べたところ、幕末の混乱していた時代、要領よく立ち回った次郎長にうまくやられてしまったという図式で、侠客を名乗りつつ、やることは博打の元締めや時には役人の手先となって敵方のみならず仲間も平気で裏切りお縄にしたり謀殺しています。<br />
<br />
結局は、どっちもどっちで、次郎長だけが善良とは言えず、逆に胡散臭そうではないか？という疑問から、この次郎長を敵役とした小説ができたそうです。<br />
<br />
他にも、この主人公、黒駒勝蔵を称えるような小説があり、同様に考えて大悪人とされていた黒駒勝蔵の名誉回復に寄与した歴史家や作家は多そうです。<br />
<br />
しかし結局は、江戸時代の博徒の時の殺人が、明治に変わった後に尾を引き、幕府を倒す新政府側の小隊長として功績を挙げながらも、タイトルにあるとおり「斬に処す」刑罰が下り、40歳の生涯を閉じます。<br />
<br />
一方の敵役で要領の良い次郎長は、明治26年、当時としては長命の73歳で天寿を全うします。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/yukishoji.html" target="_blank">著者別読書感想（結城昌治）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4qOyCEI" target="_blank">嫉妬／事件（ハヤカワepi文庫）</a>　アニー・エルノー</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4qOyCEI" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_shitto.jpg" alt="嫉妬／事件" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
著者は1940年生まれで元中高校の文学教員をしながら小説などを執筆してきたフランスの作家で、2022年にはノーベル文学賞が与えられています。<br />
<br />
本著は、2000年と2004年にフランスで出版された中短編小説を合わせ、2004年に日本語翻訳版として出版されたものです。<br />
<br />
他の作品を読んでいないので、他はどうなのかはわかりませんが、この収録2作品は、小説と言うより著者自身の実体験を元にした内容となっているそうです。<br />
<br />
つまり、「嫉妬」は、40代の著者が主人公で、30代の愛人が別れを告げて別の女のところへ行ってしまったことをネチネチとストーカーじみた感情を吐露しつつ、相手の女性に嫉妬を募らせていくという話し。<br />
<br />
もうひとつの「事件」は、著者がまだ学生だった時代、親元から離れ奔放な寮生活を送っていましたが、妊娠してしまいます。<br />
<br />
しかし当時、1960年代のフランスでは中絶は違法で、本人も処置をした医者も罪に問われ懲役が科せられる重い犯罪でした。<br />
<br />
そのため、闇で処置をしてくれるところを探し求めていくというかなりプライベートな話で、当時の日記をもとにして、当時の感情の動きや、心理描写が迫真に迫っています。<br />
<br />
こうした自分のプライベートで、ナーバスな問題を作品のネタにする作家は時々見かけますが、ここまであけすけに、しかも創作ではなく当時の日記に書いていたことを元にしてリアル（っぽい）話の作品は初めてです。<br />
<br />
性生活にオープンなフランス人独特の価値観などもあるでしょうけど、まず日本人作家（男女関わらず）は恥ずかしくてとても書けそうもない、つまり読むことはできそうもない新鮮な作品でした。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4kPMFbx" target="_blank">プア・ジャパン　気がつけば「貧困大国」（朝日新書）</a>　野口悠紀雄</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4kPMFbx" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_poorjapan.jpg" alt="" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
昔若いビジネスマンだった時代（1990年代）には「「超」整理法シリーズ」などの実務で役立つ書籍でお世話になっていました。すでに85歳と言うことですがお元気そうでなによりです。<br />
<br />
本書は2023年に出版された新書です。タイトルからわかるとおり、この数十年間の日本経済と政治の低落ぶりを各種のデータを元にこれでもかと披露しこの先を憂慮しているってことです。<br />
<br />
2023年の刊行なので、コロナ禍があけてまもない今から3年以上前の日本の話ですが、それでも急速な円安や物価高、実質賃金の低下、国際競争力の劣化、高度専門家の海外流出、中国との関係、弱体化を進める補助金ジャブジャブなど、予言的な話もあり、なかなかジワッと身にしみてきます。<br />
<br />
特に著者が批判をしているのがアベノミクスで、これが今の貧困大国のすべての元凶だったというような内容になっています。<br />
<br />
私は違いますが、アメリカのトランプ大統領同様、安倍元総理の熱狂的な支持者やファンは日本には多そうなので、この新書で多くの敵を作ってしまったことでしょう。<br />
<br />
今年にはそのアベノミクスの後継者を自認している新総理が誕生したので、著者もヤレヤレといったところでしょう。もちろん批判するばかりではなく、ちゃんと経済学者としての処方箋も書いてあります。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/noguchiyukio.html" target="_blank">著者別読書感想（野口悠紀雄）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1569/">2月後半の読書　幕末紀 宇和島銃士伝、大還暦　人生に年齢の「壁」はない、殺しのライン、この国のかたち（1）</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1567/">2月前半の読書　騙し絵の檻、日本のタブー3.0、日御子（上）（下）、この闇と光</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1565/">1月後半の読書　マーチ博士の四人の息子、美食探偵、嵐が丘、こちら横浜市港湾局みなと振興課です<br />
</a><br />

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</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b>]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-03-21T09:05:49+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1570/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1570/</link>
    <title>2026年1～2月にみた映画　2026/3/14（土）</title>
    <description>



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1880
奇跡のシンフォニー（原題：August Rush）　2007年 米
監督 カーステン・シェリダン　出演者 フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル









孤児...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1880<br />
<b><span style="font-size: 120%;"><a href="https://amzn.to/3ZIq5rB" target="_blank">奇跡のシンフォニー</a></span>（原題：August Rush）　2007年 米</b><br />
監督 カーステン・シェリダン　出演者 フレディ・ハイモア、ケリー・ラッセル<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3ZIq5rB" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_kisekinosymphony.jpg" alt="奇跡のシンフォニー" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
孤児院で暮らしていた少年が、音楽の才能に目覚め、施設を飛び出してニューヨークの町へ出てきます。<br />
<br />
そこで路上ライブで日銭を稼いでいた男に見いだされ、名前をタイトルのオーガスト・ラッシュとして売り出されますが、あくまで路上ライブで得た金は巻き上げられるという貧しい生活です。<br />
<br />
しかし少年の特異まれな才能に気がついたジュリアード音楽院の教官が、特待生として受け入れその才能を磨いていきます。<br />
<br />
路上ライブを仕切っていた男との関係、そして、やがて彼が孤児院へ入ることとなった理由などが明らかになり、その親達との再会が、、、というまさにアメリカンドリームでハッピーエンドストーリーです。<br />
<br />
不幸な生い立ちの少年が、周囲の良心的な大人達に助けられて成長していく物語は160年前にヴィクトル・ユーゴーによって書かれた「<a href="https://amzn.to/4tegwOA" target="_blank">レ・ミゼラブル</a>」（1862年）などに代表されるように数多く作られてきました。人はこうしたどん底からはい上がっていく成長物語が好きです。<br />
<br />
実は少年の母親はプロのチェロ奏者で、子供は死産したと親から伝えられていて、父親のロックシンガーとはプロ演奏家として活躍する邪魔になるという判断で無理矢理に引き離されています。<br />
<br />
そうした少年の両親にまつわる話しも合間にはいり、家族というテーマもうまく入り込んできます。<br />
<br />
クライマックスでは、視聴者を泣かそう泣かそうという効果や場面がみえみえで、涙もろくなっている私でさえ涙は出てきませんでした。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4a7BDJF" target="_blank"><span style="font-size: 120%;">新解釈・三國志</span></a>　2020年 映画「新解釈・三國志」製作委員会</b><br />
監督 福田雄一　出演者 大泉洋、賀来賢人、橋本環奈<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4a7BDJF" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_shinkaisyakusang.jpg" alt="新解釈・三國志" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
日本のお隣中国の歴史なのに、日本人の多くがよく知っているのがこの三國志というある程度の事実を元ネタにした物語です。<br />
<br />
紀元前70年頃、漢（後漢）が倒れ、中国全土がいくつかの勢力で支配されますが、その中でも大きな勢力を持つ魏、蜀、呉の三国が血で血を争う中国の戦国時代の物語です。<br />
<br />
日本で有名になったきっかけは、娯楽が少なかった太平洋戦争中に新聞で連載され、その後出版された吉川英治著の「三国志」が大きな役割を果たしています。<br />
<br />
その吉川英治著の「三国志」の元ネタとなっているのは、明時代に作られた歴史小説「<a href="https://amzn.to/3O1VUch" target="_blank">三国志演義</a>」です。<br />
<br />
そうした真面目な歴史小説から大きく解釈を変え、かなりふざけた内容で、笑いを取るためにここまでするか？という内容で、歴史ファンが見ると、冒涜とみるか、軽薄なコメディとみるか微妙なところです。<br />
<br />
ある意味監督（＝脚本）がエンタメを自由勝手に表現したもので、その中に時代考証や当時の歴史に対して敬意をいだくようなものはなにもありません。<br />
<br />
で、笑えたかな？と聞かれると、「まったく」と答えるしかないものでした。せっかく著名な俳優を多く使っているのに残念な結果です。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;"><a href="https://amzn.to/4qT4fO5" target="_blank">スターゲイト</a></span>（原題：Stargate）　1994年（日本公開1995年） 米・仏</b><br />
監督 ローランド・エメリッヒ<br />
出演者 カート・ラッセル、ジェームズ・スペイダー<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4qT4fO5" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_stargate.jpg" alt="スターゲイト" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
20世紀初頭にエジプトの砂漠で発見された巨大な輪っかの周囲に書かれていた文字を解読できなかったアメリカ政府は、ある異端の考古学者に頼むとそれを簡単に解読してしまい、それが古代に地球外生命が設置した地球と他の惑星を行き来できる星間移動装置であることが判明します。<br />
<br />
そこで、その装置を使って別の惑星へ行き、調査をする特別チームが編成され、命をかけて実行に移します。<br />
<br />
特別チームが到着した惑星では、地球と似た環境で、古代に地球から連れ去られた人類が奴隷として使役させられている古代エジプトのような砂漠の中の世界に到着します。<br />
<br />
言葉がまったく通じない中、状況を把握し、その惑星を支配する全能の太陽神と、調査チームが対決することになります。<br />
<br />
当時80億円以上の製作費をかけただけあり、大掛かりな撮影セットも立派な作品ですが、この時代はまだCGやVFXはほとんど使われなかった頃だけに、そのSF効果場面の苦労が偲ばれます。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<a href="https://amzn.to/4c4VID6" target="_blank"><b><span style="font-size: 120%;">99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE </span>2021年 『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』製作委員会</b></a><br />
監督 木村ひさし　出演者 松本潤、香川照之、杉咲花<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4c4VID6" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_999.jpg" alt="99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2016年からテレビドラマ化されている「<a href="https://amzn.to/4q87S1p" target="_blank">99.9-刑事専門弁護士</a>」の初の映画化です。<br />
<br />
元々のテレビドラマのほうはまったく見ていないので、映画に出てくる主人公の過去のことや、テレビドラマから続いている他の出演者との関わり合いなどはわかりませんでしたが、それでもなんとなく楽しめるアイドル映画です。<br />
<br />
ただ、出演者の演技がセリフを棒読みしているだけの素人っぽく、やたらテンションが高く、見ていて学芸会の延長のような気分になります。ま、元々そういうお茶の間ドラマなのでしょう。ツッコミどころは満載ですが、そういう見方をしちゃいけない映画なのでしょう。<br />
<br />
ずっと無罪を主張しながらも死刑判決を受け収監中に死亡した元死刑囚のえん罪を証明するため、弁護士が探偵よろしく犯行の謎に挑んでいきます。<br />
<br />
決して裕福そうではない若いピアニストの女性しか遺族がいない中で、どうやって誰がめちゃ高そうな弁護士費用を工面したのか謎です。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;"><a href="https://amzn.to/4qWG1me" target="_blank">閉ざされた森</a> </span>（原題：Basic）　2003年　米</b><br />
監督 ジョン・マクティアナン<br />
出演者 ジョン・トラボルタ、コニー・ニールセン<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4qWG1me" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_tozasaretamori.jpg" alt="閉ざされた森" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
監督は「<a href="https://amzn.to/49S6gEe" target="_blank">プレデター</a>」や「<a href="https://amzn.to/4tsGCOe" target="_blank">ダイハード</a>」などのアクション映画の監督として有名なマクティアナンですが、この映画は、アクション映画ではなく、黒澤明監督の「<a href="https://amzn.to/49T3FtF" target="_blank">羅城門</a>」（原作は芥川龍之介の「<a href="https://amzn.to/4rwU2a9" target="_blank">藪の中</a>」）のインスパイアー的なサスペンス映画です。<br />
<br />
パナマにあるアメリカ軍のレンジャー部隊が訓練のためにジャングルにヘリコプターから降下しますが、その訓練中に起きた仲間同士の殺し合いが発覚し、救出された2名の隊員にどうしてそうなったのかを別々に尋問をおこないますが、2名の話しがまったくかみ合わず、なにかを隠していると謎が広がっていきます。<br />
<br />
その尋問中に救出された1名が毒殺され、新たにこの問題に関わっていた医師などが明らかになっていきます。<br />
<br />
とにかく途中で何が何かよくわからなくなるほどに、謎が次々と出てきて、ストーリーが何度も反転し、ややこしいことこの上ないです。<br />
<br />
見る人には優しくない映画で、脚本の問題なのでしょうけど、ここまでひっくり返さなくても良いのにと思ってしまいますが、作った人達は満足しているのでしょう。<br />
<br />
戦闘場面は、雨降りの夜間で、雷鳴が光ったときだけ見えるという映像効果で、これも鬱陶しいこと甚だしいです。<br />
<br />
トラボルタ主演のノー天気なアイドル映画だ！と言ってしまえばそうなんでしょうけど、かなり話しには無理がありそうな内容です。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;"><a href="https://amzn.to/49VUUz2" target="_blank">キャメラを止めるな！</a></span>（原題：Coupez!） 2022年 仏</b><br />
監督 ミシェル・アザナヴィシウス　出演者 ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/49VUUz2" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_camerawoto.jpg" alt="キャメラを止めるな" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2017年の日本映画「<a href="https://amzn.to/4qvVrgl" target="_blank">カメラを止めるな！</a>」（上田慎一郎監督）のリメイク作品です。原題のタイトル「Coupez!」は撮影の区切りを付ける「カット！」という意味です。<br />
<br />
30分間のカットなしの長回しでゾンビ映画を撮影することになり、出演者が2名交通事故で来れなくなったり、役者の名前をすべて日本人名で呼び合うこととなったり、様々なアクシデントに見舞われながら生中継で30分間のゾンビ映画を撮りきるというストーリーです。<br />
<br />
最初に流れる30分間の映像がそのライブ映像で、謎解きとして、後半でその撮影の模様が映し出されるのはオリジナルと基本同じです。<br />
<br />
日本のオリジナル版で出演していた竹原芳子が、本作にはうるさ型の日本のスポンサー役として出演しているのが笑えます。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
【関連リンク】<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1562/">2025年11～12月に見た映画　サンセット大通り（1950年）、メカニック：ワールドミッション（2016年）、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア（1994年）、マッド・シティ（1997年）、黒蜥蜴（1968）、1917 命をかけた伝令 （2019年）、アフタースクール（2008年）、ダンケルク（2017年）</a><br />
<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1553/">2025年9～10月に見た映画　日の名残り（1993年）、コルドラへの道（1959年）、炎の人ゴッホ（1956年）、ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日（2012年）、激動の昭和史　沖縄決戦（1971年）、127時間（2010年）</a><br />
<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1543/">2025年7～8月に見た映画　鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎（2023年）、コラテラル（2004年）、殿、利息でござる！（2016年）、めし（1951年）、ディファイアンス（2008年）、プレイス・イン・ザ・ハート（1984年）、地上より永遠に（1953年）、雪風 YUKIKAZE（2025年）</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
<tr>
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</tbody>
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<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
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<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>映画・ドラマ</dc:subject>
    <dc:date>2026-03-14T08:45:14+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
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