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    <title>おやじの主張(リストラ天国＊日記＊)</title>
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    <description>リストラ天国 ～失業・解雇から身を守りましょう～
HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/</description>
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    <dc:date>2026-08-10T13:04:39+09:00</dc:date>
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    <title>8月前半の読書と感想、書評　2026/8/15（土）</title>
    <description>



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鬼火（上）（下）（講談社文庫）　マイクル・コナリー









2019年に出版された後、2021年に日本語訳版が出版されたハリー・ボッシュシリーズの22作目です。

ま...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4vvNQ3u" target="_blank">鬼火（上）（下）（講談社文庫）</a>　マイクル・コナリー</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4vvNQ3u" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_onibi1_2.jpg" alt="鬼火" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2019年に出版された後、2021年に日本語訳版が出版されたハリー・ボッシュシリーズの22作目です。<br />
<br />
また同時に、今回の捜査でボッシュと事件捜査でコンビを組む、ロス市警深夜勤務レネイ・バラードのシリーズのひとつにも数えられそうです。またちょい役ですが、リンカーン弁護士として有名なミッキー・ハラーも登場して賑やかです。<br />
<br />
原題は「<a href="https://link.amazon/B0ezeZkMy" target="_blank">The Night Fire</a>」で、「鬼火」はちょっと怪しげな自然現象を意味しますが、ほぼ直訳っぽいですね。<br />
<br />
ボッシュはハラーとともに、裁判判事の殺人事件で逮捕された男の無罪を証明することに成功するとともに、その捜査に疑問を感じてその真犯人を追うことになります。<br />
<br />
またレネイは、公園で焼死したホームレスの捜査と、ボッシュが刑事の新人時代に師匠としていろいろ教わった名刑事の死後、その家に残されていた20年も前の未解決殺人事件の調査調書を家族から託されたボッシュから引き継ぐことになります。<br />
<br />
ホームレスの焼死は、一見するとストーブが倒れた事故のように見えますが、実家の莫大な遺産を引き継げる男という身元が判明したところで殺された可能性が高まり、またもうひとつ、公式の未解決事件の調書が無断で持ち出され、引退した元刑事が保管していたのか？その事件の真犯人は誰なのか？など、ひとつひとつ真実へと向かっていきます。<br />
<br />
複数の事件の捜査が同時に進んでいくので、登場人物も多く、少し混乱しますが、それはいつものこととして、読み応えのあるストーリーでした。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1162/" target="_blank">ハリー・ボッシュシリーズはまだ未完　2020/10/3（土）</a><br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/michaelconnelly.html" target="_blank">著者別読書感想（マイクル・コナリー）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/3QUjJ80" target="_blank">心にナイフをしのばせて（文藝春秋）</a>　奥野修司</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3QUjJ80" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_kokoroniknife.jpg" alt="心にナイフをしのばせて" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
フリージャーナリストの著者が、1969年に起きた凄惨な少年事件を振り返って遺族の苦しみを書いたノンフィクションで、2006年に単行本、2009年に文庫化されています。<br />
<br />
ノンフィクションとしては異例の累計で8万部を超えるベストセラーになりました。私も当時書店で平積みされていたことをよく覚えています。<br />
<br />
1969年（昭和44年）4月に川崎市で起きた高校生首切り殺人事件から28年が経ち、すでに事件は風化していましたが、1997年（平成9年）に神戸で起きた「神戸連続児童殺傷事件（酒鬼薔薇事件）」が、その被害者の首を切り取る残忍性や、加害者が少年法で守られた高校生が起こした事件として共通していたことからこの古い事件が再度注目されることになりました。<br />
<br />
ただ、加害者はいずれも少年法に守られ、加害者側の関係者に直接取材をすることはできず、話のほとんどは、被害者側の遺族、母親と妹、親戚などに集中しています。父親は取材時には病気で亡くなっています。<br />
<br />
事件後30年以上が経過していて、記憶にあやふやなところもあったそうですが、文章に起こしてから遺族に確認してもらうなどして苦労が偲ばれます。<br />
<br />
被害者は私立高校の1年生で、同じクラスの生徒が加害者という関係です。被害者遺族や、被害者と仲良かった友人からの聞き取りなので、どこまでが真実か？というのは不明ですが、被害者に大きな非はなく、なぜ？どうして？という疑問が誰にもわからない事件です。<br />
<br />
加害者は法律で守られ、数年の医療少年院に3年間ほど収容されたあとは、社会復帰し、名前を変えてその後大学へ進学、弁護士事務所を経営するという順調な生活を送ることになります。<br />
<br />
一方の被害者の遺族は、残された家族のうち、母親が精神的に不安定となり長く寝込み、そのせいで父親や妹にも大きな負担が増すことになります。<br />
<br />
その対比を見ると、当時の加害者だけを守る少年法の実態や、遺族へのサポートがまったくない状態が大きな話題となりました。<br />
<br />
私は発売直後に、書店でよく見かけていましたが、内容は知らず、タイトルや表紙を見て少年犯罪の小説かな？と思っていましたが、今回初めて読み、そうではないことがわかりました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4w6Sbvr" target="_blank">母の待つ里（新潮文庫）</a>　浅田次郎</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4w6Sbvr" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_hahanomatsu.jpg" alt="母の待つ里" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2022年に単行本、2024年に文庫化された小説です。いかにも「泣かせの次郎」的なタイトルでしたが、意外にそうでもなかったです。<br />
<br />
主人公というか語り手は3人いて、大手食品メーカーに勤め、上が不祥事などでいなくなって押し出される形で社長になった独身中年男、製薬会社のサラリーマンを定年で退職したとたんに妻から離婚されたばかりのバツ1中年男性、そして、母親を亡くしたばかりの院卒で循環器医療の女性医師。<br />
<br />
この3人に共通しているのが、東京出身で、ふるさとというものがなく、さらに年会費35万円という高額でプレミアムなクレジットカードを持っていること。<br />
<br />
そのプレミアムカードのサービスのひとつに「ふるさとを、あなたへ」という擬似的なふるさとを体験できるサービスがあり、それがタイトルになっている「母の待つ里」という設定です。<br />
<br />
それがどういうものかは読んでもらうことにして、独身で親がすでに亡くなっている主人公の3人が、人生の終盤になってそれぞれ葛藤を抱えつつ、このサービスを利用することで何かが変わっていくという内容です。<br />
<br />
今までの著者の作品とは趣きが違っていて、なにかSF小説を読んでいるような感覚です。<br />
<br />
それも悪くはないですが、やはりこの著者に期待するのは、長編で泣ける物語ですから、それは裏切られたような感じです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/asadajiro.html" target="_blank">著者別読書感想（浅田次郎）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4ypJnSS" target="_blank">怖い絵　死と乙女篇（角川文庫）</a>　中野京子</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4ypJnSS" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_kowaieshito.jpg" alt="怖い絵　死と乙女篇" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
「<a href="https://amzn.to/4plA3uW" target="_blank">怖い絵</a>」（2007年）、「<a href="https://amzn.to/44BxpI7" target="_blank">怖い絵　泣く女篇</a>（単行本では怖い絵2）」（2008年）に続く、怖い絵シリーズ第3弾です。<br />
<br />
2009年に単行本として、2012年に改題して文庫化されています。改題前は「怖い絵3」でした。<br />
<br />
この「怖い絵シリーズ」は、描かれた時代や神話、聖書などの知識を知ることで、その絵の意味や特徴、描かれた背景がよくわかり理解が進むという美術の解説という位置づけです。<br />
<br />
紹介されている絵画は下記の22作品に及び、それらに関係する他の絵画もいくつか紹介されています。<br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="#DDDDDD" style="width: 586px;" bgcolor="#ffffd2">
<tbody>
<tr>
<td align="center" bgcolor="#ffff82" style="width: 32px;"></td>
<td style="text-align: center; width: 243px;" bgcolor="#ffff82">作　者</td>
<td style="text-align: center; width: 297px;" bgcolor="#ffff82">作　品　名</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">01</td>
<td align="left" style="width: 243px;">レーピン</td>
<td align="left" style="width: 297px;">皇女ソフィア</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">02</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ボッティチェリ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ヴィーナスの誕生</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">03</td>
<td align="left" style="width: 243px;">カバネル</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ヴィーナスの誕生</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">04</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ベラスケス</td>
<td align="left" style="width: 297px;">フェリペ・プロスペロ王子</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">05</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ヨルダーンス</td>
<td align="left" style="width: 297px;">豆の王様</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">06</td>
<td align="left" style="width: 243px;">レオナルド・ダ・ヴィンチ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">聖アンナと聖母子</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">07</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ミケランジェロ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">聖家族</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">08</td>
<td align="left" style="width: 243px;">セガンティーニ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">悪しき母たち</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">09</td>
<td align="left" style="width: 243px;">伝レーニ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ベアトリーチェ・チェンチ</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">10</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ルーベンス</td>
<td align="left" style="width: 297px;">メドゥーサの首</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">11</td>
<td align="left" style="width: 243px;">アンソール</td>
<td align="left" style="width: 297px;">仮面にかこまれた自画像</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">12</td>
<td align="left" style="width: 243px;">フュースリ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">夢魔</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">13</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ドラクロワ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">怒れるメディア</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">14</td>
<td align="left" style="width: 243px;">伝ブリューゲル</td>
<td align="left" style="width: 297px;">イカロスの墜落</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">15</td>
<td align="left" style="width: 243px;">レッドグレイブ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">かわいそうな先生</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">16</td>
<td align="left" style="width: 243px;">フーケ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ムーランの聖母子</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">17</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ベックリン</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ケンタウロスの闘い</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">18</td>
<td align="left" style="width: 243px;">アミゴーニ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ファリネッリと友人たち</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">19</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ホガース</td>
<td align="left" style="width: 297px;">ジン横丁</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">20</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ゲインズバラ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">アンドリューズ夫妻</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">21</td>
<td align="left" style="width: 243px;">ゴヤ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">マドリッド、一八〇八年五月三日</td>
</tr>
<tr>
<td align="center" style="width: 32px;">22</td>
<td align="left" style="width: 243px;">シーレ</td>
<td align="left" style="width: 297px;">死と乙女</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
解説されて初めてわかるようなことや、絵をジックリよく見ないと発見できないようなものなどに理解が進みます。<br />
<br />
例えば、下の伝ブリューゲル作（近年では無名の画家がブリューゲルの作品を模写したものと言われている）「イカロスの墜落（イカロスの墜落のある風景）」は、そのメインテーマ？のイカロスはというと、映画「犬神家の一族」の犬神佐武のように水面から足だけ出した姿（赤丸で示したところ）という目立たないところでコミカルな感じですが、この絵にもなかなか深い意味が込められていることが解説でわかりました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/Ikarus.jpg" alt="イカロスの墜落" /><br />
<br />
またその絵が描かれた時代背景や宗教観も重要で、誰の求めで描かれたものとか、当時の画家の立場や経済状態なども関わってきます。<br />
<br />
タイトルの「怖い絵」はいくつか本当に怖そうな絵はありますが、それがすべてではなく、明るくハッピーな絵画も含まれていて、それは第3弾でネタがなくなってしまったのか、それともあまりタイトルに引きずらない方針なのかは不明です。<br />
<br />
ただ、気になるのは、著者がキッパリと決めつけて想像するその絵の本質や画家の意志が、どこまで正しいかは確かめることはできず不明で、いわゆる「諸説あり」と思える内容が多そうです。<br />
<br />
そうした決めつけで説明されることは、受け身であれば面倒がなくて良いとも言えますが、「いやいや、そうじゃないだろう？」と思ったりすることもあり、最後は見て感じた人が考えるべきことかも知れません。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/nakanokyoko.html" title="" target="_blank">著者別読書感想（中野京子）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1590/">7月後半の読書　O・ヘンリーミステリー傑作選、白夜を旅する人々、手鎖心中、破船</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/">7月前半の読書　アヒルと鴨のコインロッカー、ブルックリン・フォリーズ、ザ・ヒート、ノースライト</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/">6月後半の読書　霧（ウラル）、流出、神の時空　鎌倉の地龍、極楽カンパニー</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
<tr>
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</tr>
<tr>
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</tbody>
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<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b>]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-15T08:14:22+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1591/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1591/</link>
    <title>NHKドキュメント72で放映された場所へ行った第2弾　2026/8/8（土）</title>
    <description>



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1901
ほぼ毎週、楽しみにしているテレビ番組に「NHKドキュメント72」があります。

72時間カメラを据えて様々な人間模様を浮き彫りにして描き出す希有なドキュメンタリーです...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1901<br />
<a href="https://www.web.nhk/tv/an/72hours/pl/series-tep-W3W8WRN8M3" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_00.jpg" alt="ドキュメント72時間" align="left" hspace="4" /></a>ほぼ毎週、楽しみにしているテレビ番組に「<a href="https://www.nhk.jp/g/ts/W3W8WRN8M3/" target="_blank">NHKドキュメント72</a>」があります。<br />
<br />
72時間カメラを据えて様々な人間模様を浮き彫りにして描き出す希有なドキュメンタリーですが、その取材地が毎回変わります。<br />
<br />
その取材場所ですが、過去に行ったことのある場所は懐かしく、また行ったことがない場所だと行ってみたいなと思います。ちょっとしたロードムービーを見ているような雰囲気もあります。<br />
<br />
3年前には、放送前後に行ったリストを作り、それを自己満というか備忘録的にブログにもアップしました。<br />
<br />
◇「<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1381/" target="_blank">NHKドキュメント72で放映された場所へ行った</a>」<br />
<br />
その時に紹介したのは下記の場所と放送タイトルです。<br />
<br />
成田市さくらの山<br />
◇「大空に飛行機を見上げて」2018年4月6日放送<br />
<br />
山形県鶴岡市立加茂水族館<br />
◇「ゆらゆら　くらげに誘われて」2017年6月16日放送<br />
<br />
長野県阿智村<br />
◇「長野　天空の絶景を眺めて」2019年12月13日放送<br />
<br />
青森県むつ市恐山<br />
◇「恐山　死者たちの場所 」2014年6月6日放送<br />
<br />
川崎市子ども夢パーク<br />
◇「&ldquo;どろんこパーク&rdquo;　雨を走る子どもたち」2022年9月2日放送<br />
<br />
三陸海岸沿い（青森、岩手、宮城）<br />
◇「東北 春を探して 国道４５号線を行く」2018年4月20日放送<br />
<br />
横須賀市ヴェルニー公園<br />
◇「横須賀　軍艦の見える公園で」2017年2月17日放送<br />
<br />
川崎市東扇島西公園<br />
◇「東京湾 真夏の海釣り公園」2020年8月12日放送<br />
<br />
その後、新たに訪問したり、過去に訪問した場所が、後日番組で放送されたりしたので情報をアップデートし、第2弾として紹介しておきます。<br />
<br />
特に今回は、関東に住んでいる身として非日常感を味わえる遠くの場所がメインです。写真はすべて私が現地で撮った写真です。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">八戸市 蕪島</span></b><br />
◇「<a href="https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023128602SA000/?spg=P201200092800000" target="_blank">青森・八戸　ウミネコが舞う神社で</a>」2023年6月2日放送<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_01.jpg" alt="蕪島" /><br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">鳥取砂丘</span></b><br />
◇「<a href="https://www.web.nhk/tv/an/72hours/pl/series-tep-W3W8WRN8M3/ep/9VPZ5P2X1V" target="_blank">砂丘に呼びよせられて</a>」2013年11月15日放送<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_02.jpg" alt="鳥取砂丘" /><br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">松江市 黄泉比良坂（よもつひらさか）</span></b><br />
◇「<a href="https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023131470SA000/?capid=nte001" target="_blank">島根・黄泉比良坂 あの世との境界で</a>」2023年10月6日放送　<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_03.jpg" alt="黄泉比良坂" /><br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_04.jpg" alt="黄泉比良坂2" /><br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">北海道 苫小牧西港フェリーターミナル</span></b><br />
◇「<a href="https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2014057562SA000/" target="_blank">巨大フェリーの人生航路</a>」2014年4月11日放送<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_05.jpg" alt="苫小牧フェリーターミナル" /><br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">北海道函館市 ラッキーピエロ 昭和店</span></b>（訪問したのは函館市の別店舗）<br />
◇「<a href="https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018087302SA000/" target="_blank">函館 ハンバーガーと幸せと</a>」2018年10月26日放送<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_06.jpg" alt="ラッキーピエロ" /><br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_11.jpg" alt="ラッキーピエロ2" /><br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">北海道羅臼町 熊の湯</span></b><br />
◇「<a href="https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022123167SA000/" target="_blank">知床半島の秘湯にて</a>」2022年10月28日放送<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_07.jpg" alt="熊の湯" /><br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_08.jpg" alt="熊の湯2" /><br />
<br />
<br />
<b><span style="font-size: 120%;">北海道稚内市 宗谷岬</span></b><br />
◇「<a href="https://www.web.nhk/tv/an/72hours/pl/series-tep-W3W8WRN8M3/ep/G98K3M7GPY" target="_blank">最北のバス停で</a>」2014年2月28日放送　<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_09.jpg" alt="宗谷岬" /><br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/docu72_2026_10.jpg" alt="宗谷岬2" /><br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
ドキュメント72時間は熱心なファンも多く、下記リンク先のようなわかりやすいロケ地MAPを作ってくれている方には感謝です。<br />
<br />
◇<a href="https://blog.kushii.net/archives/2025/07/28/223006" target="_blank">ドキュメント72時間 ロケ地巡り用MAP完全版を作った</a>（941::blog）<br />
<br />
【関連リンク】<br />
1691　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1381/">NHKドキュメント72で放映された場所へ行った</a><br />
1338　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1028/">防衛大学校の深い闇</a><br />
1205　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/895/">老人ホームは男性高齢者にとって快適ではないという話し</a><br />
895　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/585/">「ドキュメント72時間」を見て日本経済を考えた<br />
</a><br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
<tr>
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<tr>
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<br />
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<br />
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<br />
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</tbody>
</table>
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b>]]></content:encoded>
    <dc:subject>日々雑感</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-08T07:54:00+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1590/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1590/</link>
    <title>7月後半の読書と感想、書評　2026/8/1（土）</title>
    <description>



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1900
O・ヘンリーミステリー傑作選（河出文庫）　O・ヘンリー









著者の小説を読むのは、O・ヘンリ短編集（１）～（3）を34年前の1992年に読んで以来です。...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1900<br />
<b><a href="https://amzn.to/4wl7XTc" target="_blank">O・ヘンリーミステリー傑作選（河出文庫）</a>　O・ヘンリー</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4wl7XTc" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_ohenrymystery.jpg" alt="O・ヘンリーミステリー傑作選" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
著者の小説を読むのは、<a href="https://amzn.to/4vinOl8" target="_blank">O・ヘンリ短編集</a>（１）～（3）を34年前の1992年に読んで以来です。<br />
<br />
34年前というと、私の年齢も重要な仕事を任されていた34歳で、当時は怖いものなしでバリバリのビジネスマン（笑）時代だった頃です。<br />
<br />
その頃読んだO・ヘンリーは、仕事や家庭の雑事から一時離れることができて、心の清涼剤になった記憶があります。<br />
<br />
心が温まるような話もありますが、それよりもどちらかと言えば皮肉っぽい、ウイットに富んだブラックジョークのようなものもあったと記憶しています。<br />
<br />
作家時代に書いた短篇は300に及ぶそうですが、日本語に翻訳された作品で読めるのはそのうちの1/3もないでしょう。<br />
<br />
少しでも日本語翻訳版を提供しようと、過去に出版された作品以外から28作を選抜したのが本書で、1984年に出版されました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4vCWCO4" target="_blank">白夜を旅する人々（新潮文庫）</a>　三浦哲郎</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4vCWCO4" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_byakuyawo.jpg" alt="白夜を旅する人々" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1984年に単行本として、1989年に文庫化された自伝的長編の私小説です。<br />
<br />
時代は著者が生まれた昭和6年から始まり、著者の家族、特に兄2人と姉3人を中心とした家族の物語です。<br />
<br />
その家族は、姉の二人に遺伝的な障害（先天性色素欠乏症）を抱えながらも、住まいのある青森県八戸市で、仲良くそして明るく暮らしています。<br />
<br />
母親の実家が呉服店の本家と言うことで、そののれん分けで呉服屋を営み、番頭や丁稚を抱えている当時としては裕福な一家でした。<br />
<br />
前半のその家族のそれぞれの思いや行動については、まだ幼かった作者の創作に違いありませんが、当時の地方の生活感がよく出ています。<br />
<br />
そして後半からは一転して、家族の問題が噴出していき、一気に暗い内容となっていきます。<br />
<br />
それは、著者の略歴にあるとおり、三男三女の兄弟姉妹のうち、二人の姉が若くして自死を選び、二人の兄が失踪してしまうという自らの家族を描くことでそうなってしまうでしょう。<br />
<br />
当時の田舎では、大家族で、子供が何人もいるという家が普通でしたので、この主人公たる一家も子供が6人という賑やかさでしたが、それが順に減っていく悲しさは読み進めていくと気持ちが沈んでいきます。<br />
<br />
当然、祖父母や、叔父や叔母など登場人物も多く、現代の核家族や縁遠い親戚とはかなり違った複雑な人間関係があります。<br />
<br />
そうした家族や家系というしがらみの中で、たくましく生きていくということは、今は忘れ去られてしまった感がありますが、私が生まれた昭和30年代でもまだ多少は残っていて、昔はそうだったなぁと思い出しました。<br />
<br />
★★★<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/miura_tetsuo.html" target="_blank">著者別読書感想（三浦哲郎）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/3QPmA1Q" target="_blank">手鎖心中（文春文庫）</a>　井上ひさし</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3QPmA1Q" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_tegusarishin.jpg" alt="手鎖心中" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1972年に出版され、1975年に文庫化された作品で、1972年の直木賞を受賞した作品ですが、今回購入したのは2009年に発刊された文庫の新装版というものです。<br />
<br />
2009年というと、著者が75歳で亡くなる1年前の頃で、あらためて、著者の代表的作品として見直されていた時期なのかも知れません。<br />
<br />
著者の作品では14年前に「東京セブンローズ」を読んだきりですが、著者の名前は小学生の頃に毎日楽しみに見ていた人形劇の「ひょっこりひょうたん島」（1964年～1969年）の作者ということでよく知っていました。<br />
<br />
本書は、直木賞を受賞した「手鎖心中」と、もう一つ「江戸の夕立」という中篇小説が収録されています。<br />
<br />
まず「手鎖心中」の主人公は大阪の売れない絵草紙の作家で、一旗揚げようと江戸にやってきて、1年前の大河ドラマの主人公、日本橋通油町で耕書堂を経営する蔦屋重三郎の元に居候をしながら店を手伝いながら作品を作り続けますが芽が出ません。<br />
<br />
そんな時、深川の材木屋問屋の若旦那が、絵草紙を書きたいけど才能がないので、お金を払うから主人公達に代わりに描いてもらえないかと頼みに来ます。<br />
<br />
タイトルの手鎖とは、若旦那の希望として、禁令を犯して幕府から手鎖50日の処分を受けた山東京伝にあやかり、自分が描いた作品で手鎖の処分が下るように町奉行に頼み込むという暴挙に出ることから騒動が起きるという内容です。最後に主人公達が何者かというオチまで付いています。<br />
<br />
大河ドラマ「べらぼう」に登場してきた蔦屋重三郎他、山東京伝、大田南畝、朱楽菅江などが登場してきて、なにかふと懐かしいような、先にこの本を読んでいれば、「べらぼう」に登場する作家たちの人間関係がもっとよくわかったなと思ったりしました。<br />
<br />
もうひとつの「江戸の夕立ち」は、江戸で指折りの薬種問屋の若旦那と、語り手で主人公のたいこもち（男芸者）がふとした失敗で、品川で乗った小舟が流されてしまい、釜石まで着岸しない商船に助けられるものの、あきれるほどにどうしようもない若旦那の世話をしながら、ほうぼうへ流れていくという内容です。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4xTSqLl" target="_blank">破船（新潮文庫）</a>　吉村昭</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4xTSqLl" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_hasen.jpg" alt="破船" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1982年に単行本、1985年に文庫化された江戸時代、僻地にある貧しい小さな漁村を舞台とした小説です。<br />
<br />
実話を元にしたわけではなく、日本海沿岸に残る古文書に、難破した商船から荷物を奪っていた記述や、治癒が見込めない感染症患者を隔離するため老朽船に乗せて海に流していたことが書いてあり、それを元にしてこの小説を思い立って書いたと言うことでした。<br />
<br />
平地がなく土地も痩せていて農業ができず、近海の漁業だけしか生活の糧とならない僻地の漁村は貧しく、男も女も次々と厳しい出稼ぎに出るしか家族を養えません。<br />
<br />
ただ数年に1度、貴重だった米や絹織物、砂糖、酒などを積んだ商船が漁村近くで難破することがあり、その時には村民が総出で、傷ついた船を襲い、口封じのため水夫を皆殺しにして荷物を奪うという風習があります。<br />
<br />
その千載一遇の「お船さま」が来ることを願う祈祷があり、さらには冬の海が荒れた夜には塩焼きと称して大きな明るいたき火をすることで、船を座礁しやすい湾内に呼び込むことまでしています。<br />
<br />
そうした漁村の10才になり、出稼ぎに出た父親に代わり、漁で家族を支えている子供が主人公で、村民仲間に魚のうまい捕まえ方などを教わり成長していきますが、まだ「お船さま」は見たことがありません。<br />
<br />
そして、いよいよ荷物を満載した「お船さま」がやってきて、村には明るい雰囲気が漂いますが、続けてやってきた別の異様な「お船さま」で、当時治療が出来なかった感染症の天然痘が広がってしまい、、、<br />
<br />
貧しい村の希望の星だった「お船さま」と、多くの家族が苦しみ死んでいく絶望の「お船さま」のふたつの難破船をを際立たせ、同時に貧しい漁村の生活を細かに描き出している良い小説でした。<br />
<br />
ただちょっと気になったのは、奪った米を2年や3年も保つようなことが書かれていましたが、例え籾殻米としても冷蔵施設もない時代に果たしてそんなことが可能なのかどうか？<br />
<br />
あと難破船から奪った上等な絹織物など、隣の村まで山を越えて2日ほどかかるとはいえ、身分不相応な衣類などを見た近隣の村民や、口の軽い漁民から、生活が楽になった自慢話を聞かされ破船を略奪した噂が広がるのを止めるのはいかにも難しそうです。<br />
<br />
本当に果たしてそういうことが可能だったのだろうか？と思ってしまいます。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/yoshimuraakira.html" target="_blank">著者別読書感想（吉村昭）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/">7月前半の読書　アヒルと鴨のコインロッカー、ブルックリン・フォリーズ、ザ・ヒート、ノースライト</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/">6月後半の読書　霧（ウラル）、流出、神の時空　鎌倉の地龍、極楽カンパニー</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1584/">6月前半の読書　正体、歴史と人生、祈りのカルテ、犯人のいない殺人の夜</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
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</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b>]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-08-01T08:01:09+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1589/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1589/</link>
    <title>2026年5～6月に見た映画　2026/7/25（土）</title>
    <description>



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1899
愛と哀しみの旅路（原題：Come See the Paradise）　1990年（日本公開1991年）　米
監督 アラン・パーカー　出演者 デニス・クエイド、タムリン...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1899<br />
<b><a href="https://amzn.to/44cLRG4" target="_blank">愛と哀しみの旅路</a>（原題：Come See the Paradise）</b>　1990年（日本公開1991年）　米<br />
監督 アラン・パーカー　出演者 デニス・クエイド、タムリン・トミタ<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/44cLRG4" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_aitokanashimino.jpg" alt="愛と哀しみの旅路" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
原題を直訳すると「楽園を見に来て」という意味ですが、日本向けには大層なタイトルに変更されています。<br />
<br />
1982年のリチャード・ギア主演の大ヒット映画「<a href="https://amzn.to/4byZiEs" target="_blank">愛と青春の旅だち</a>」（原題：An Officer and a Gentleman）にあやかったのかなと思わずにいられません。<br />
<br />
内容は、太平洋戦争が始まり、アメリカに在住していた日系人が、敵性国民として収容所に集められたことがテーマになっています。<br />
<br />
同時期に読んだジェイミー・フォード著の小説「<a href="https://amzn.to/4vgrhAS" target="_blank">あの日、パナマホテルで</a>」（2009年）は、この映画で主人公達が逃避行するシアトルが舞台で、同じように日系人が収容所に送られる物語でした。<br />
<br />
どうも低予算で作られたのかな？と思うようなあっさりした内容ですが、戦中にアメリカ国内に住んでいた日系人のいわれがない差別と迫害には悲しい限りです。<br />
<br />
でも逆に言えば、鬼畜米英と言って、日本に住む欧米人を迫害していた日本人も同じだったことも忘れてはいけません。<br />
<br />
こうしたアメリカの恥ずかしい歴史を、日系人とアメリカ人の恋愛を主軸において映画（元は小説）にするところが、アメリカ人の懐の深さだと思いますが、現在のような身勝手なMAGAが主軸のアメリカ人にはそういう反省を描くような映画は作れないでしょう。それは国民人気が高いことを利用し、身勝手で高ピーな女王様が実質的に君臨する日本も同じですけど。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4vMcI7N" target="_blank">東京暗黒街・竹の家</a>（原題：House of Bamboo）</b>　1955年　米<br />
監督 サミュエル・フラー<br />
出演者 ロバート・ライアン、ロバート・スタック、山口淑子、早川雪洲<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4vMcI7N" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_tokyoankoku.jpg" alt="東京暗黒街・竹の家" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
タイトルを見たときは東映か日活の日本ヤクザ映画かと思っていたら、まったく違って戦後10年近く経った東京で撮影がおこなわれたアメリカ映画でした。<br />
<br />
アメリカ人（監督）が見たステレオタイプな日本と東京という図式で、やたらと富士山や芸者、格子戸、竹すだれ、庶民の着物姿などが強調されます。<br />
<br />
Wikipediaによると、オープニングで出てくる富士山の前を走る蒸気機関車のロケでは、山梨県の富士山麓電鉄（現・富士山麓電気鉄道富士急行線）の富士吉田駅と河口湖駅の区間約5kmを、20世紀フォックス社が借り切って撮影したそうです。<br />
<br />
公共的な旅客鉄道を3日間運休させて映画のロケに使うという、当時のアメリカと日本の力関係がよくわかります。<br />
<br />
内容は、アメリカ人の犯罪組織が、東京で次々に現金輸送車などを襲う事件を起こしますが、警視庁にアメリカ軍が協力し、犯罪組織へアメリカ軍人のスパイを潜入させて一網打尽にしようと画策します。<br />
<br />
が、ストーリーの内容や、登場人物の日本語、所作などがかなりいい加減で、おそらくセリフのあるエキストラの多くはアメリカから東洋人俳優を連れてきてそれを使っているような感じです。<br />
<br />
準主役の山口淑子や早川雪洲は、アメリカで映画に出ていて、アメリカ流の映画撮影に慣れていることもあり、監督としても使いやすい俳優だったでしょう。<br />
<br />
そうした内容より、この映画の魅力は、1955年の東京がフルカラーで撮られた映像にあり、記録としても価値があるものです。<br />
<br />
ロケ地は、東京都は八ツ山橋（古い京急が走っています）、国際劇場、佃島、日本橋箱崎町、隅田川、銀座、法務省旧本館、桜田門、帝国ホテル、浅草の松屋デパート屋上遊園地などで、それらがカラー映像で見られるのは珍しいです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4axiXnL" target="_blank">トラフィック（原題：Traffic）</a></b>　2000年（日本公開2001年）　米<br />
監督 スティーヴン・ソダーバーグ<br />
出演者 マイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、エリカ・クリステンセン<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4axiXnL" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_traffic.jpg" alt="トラフィック" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
アメリカとメキシコを舞台に、3箇所で起きる麻薬撲滅対策を同時進行でドキュメンタリー風の群像ドラマとした作品で、アカデミー賞で監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞の4部門を受賞しています。<br />
<br />
その同時進行する三つの物語は見る人がわかりやすいように、カラーの色味を変えてあり、舞台が変わったことがよくわかります。登場人物が多いので、そうした工夫はぼんやりと見ている観客（私）としては助かります。<br />
<br />
麻薬撲滅担当の大統領補佐官に任命された判事役がベテラン俳優のマイケル・ダグラスで、離れて暮らしている若い一人娘が麻薬に溺れていく問題を抱えながら、着々と手を打っていきます。<br />
<br />
メキシコとアメリカ国境付近では、メキシコの麻薬取締官のコンビが摘発を続けていますが、軍に手柄を横取りされたり、警察上層部の腐敗に悩まされ続けます。<br />
<br />
ロサンゼルスでは、捜査官が人種問題を抱えながらも麻薬取り締まりに力を入れ、ようやく元締めの麻薬王を捕らえ、裁判に持ち込みますが、部下の証言を阻止するためにそれまで夫が麻薬王とは知らなかった妻が、証人の殺害を仲間に指示をします。<br />
<br />
人間ドラマと、ドキュメンタリーのような動き回るカメラワークをうまく組み合わせ、スピード感を持ちつつ淡々と進んでいく内容で、これは新鮮で良かったです。<br />
<br />
★★★<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/3QdIHPf" target="_blank">トゥモロー・ワールド（原題: Children of Men）</a></b>　2006年　英・米<br />
監督 アルフォンソ・キュアロン<br />
出演者 クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3QdIHPf" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_tomorrowworld.jpg" alt="トゥモロー・ワールド" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
原作はP・D・ジェイムズ著のディストピア小説「人類の子供たち」です。<br />
<br />
公開の2006年から21年後の2027年の近未来ということですから、設定はもう1年後ということになりますが、原因不明ながら世界中で女性が次々と流産し、子供がまったく生まれなくなってから18年が経ち、人類の危機が迫り世界中が混乱しています。<br />
<br />
そんな中ではイギリスだけが、国内の暴動を軍がかろうじて抑えていますが、あるテロ組織の中に、奇跡的に妊娠した不法移民の女性を匿っていて、安全に出産と育児ができるヒューマンプロジェクトの船へ送り込むため、役人の主人公を脅迫し通行証を要求します。<br />
<br />
巻き込まれた主人公は、妊婦や助産師、テロリストのリーダーなどと一緒に検問所へ向かいますが、そこで暴動に巻き込まれ、そこから逃亡劇が始まります。<br />
<br />
人類の希望となる赤ちゃんは無事生まれるのか？そして生き延びることができるのか？という話ですが、とにかく主な登場人物が次々と死んでいくという悲惨な内容です。<br />
<br />
また、撮影と映像には、長回し手法があちこちで使われていて、長いものは5分以上主人公を追いかける迫力のある緊迫した映像が使われていて見どころは満載です。<br />
<br />
しかし後味はスッキリとはしない、命の重さを実感する重たいドラマでした。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<a href="https://amzn.to/49ZqeN2" target="_blank"><b>アウトロー（原題: Jack Reacher）</b></a>　2005年　米<br />
監督 クリストファー・マッカリー<br />
出演者 トム・クルーズ、ロザムンド・パイク<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/49ZqeN2" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_outlow.jpg" alt="アウトロー" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
アイドル映画と言ってしまうと申し訳ないですが、人気絶頂のイケメン男優が、美人弁護士を救うために身体を張ったアクション全開映画です。<br />
<br />
主演のトムは、今回は陸軍の憲兵隊でイラク駐留経験があり、現在は退官後自由気ままなアウトロー生活をしています。<br />
<br />
そのイラク時代に4名の味方側ではあるものの集団レイプ犯を射殺した米軍の狙撃手が、今回、無差別狙撃事件で罪を着せられ、移送中に暴行を受け意識不明になりますが、その前にイラク時代に自分を捕まえた主人公を呼べと警察と検察に伝えていました。<br />
<br />
その意識不明の狙撃手の弁護士と、主人公の元憲兵が、事件を追っていくと、妨害が入り始めます。<br />
<br />
カーアクションあり、銃撃戦あり、素手での殴り合いありと、持ち前の魅力を振りまいていますが、トップガンのような最新兵器や、ミッションイン：ポッシブルのようなユニークな装備、スマートなアクションではなく、汚れた泥臭い男を演じています。<br />
<br />
この監督と主演のトムとで、ミッション：インポッシブルの5作目以降はタッグを組むことになりますから、この映画での相性が良かったのでしょう。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<a href="https://amzn.to/3Sbvveg" target="_blank"><b>劇場版　TOKYO MER～走る緊急救命室～</b></a>　2023年　劇場版『TOKYO MER』製作委員会<br />
監督 松木彩　出演者 鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ<br />
　<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3Sbvveg" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_tokyomer1.jpg" alt="劇場版　TOKYO MER" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2021年に<a href="https://amzn.to/4gpQeF4" target="_blank">TBSのドラマ</a>としてスタートした作品をさらにスケールアップした劇場版です。<br />
<br />
ところでドラマを見ていないと、「MERとはなに？」と思いますが、「Mobile Emergency Room」の略称で、手術室がある大型車で機動的に緊急医療をおこなうチームのことで、実在はしません。<br />
<br />
こうした日本製パニック映画は数々見てきましたが、今回出動したオープニングの航空機火災や横浜ランドマークタワーの火災など、CGを多用しながらも本物を見るような迫力がありました。<br />
<br />
しかし実在する横浜ランドマークタワーがテロリストにより爆破され、火炎にまみれるという設定で、よくタワー側が協力し、撮影を許可したものだと思います。<br />
<br />
どうして横浜の災害にTOKYO MERが出動？と思ってしまいましたが、大規模災害時には広域協力が決められているようで、当初はサポート的に出動しますが、展望台のある最上階に残された客に重傷者が出たことで、「待っているだけじゃ、救えない命がある」がポリシィのTOKYO MERが同じく協力に来ていた東京消防庁即応対処部隊とともに70階の階段を駆け上っていきます。<br />
<br />
ちょっと危険な場面や情緒的なシーンで引っ張りの時間が長く、そこだけはちょっとしらけてしまうのと、あれこれと物語を多く詰め込みすぎって気もしました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<a href="https://amzn.to/4fF2bqi" target="_blank"><b>去り行く男（原題：Jubal）</b></a>　1956年　米<br />
監督 デルマー・デイヴィス<br />
出演者 グレン・フォード、アーネスト・ボーグナイン<br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4fF2bqi" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/m_sariyukuotoko.jpg" alt="去り行く男" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
監督のデルマー・デイヴィスは、「折れた矢」や「襲われた幌馬車」などの西部劇映画を多く撮っています。<br />
<br />
今から70年前の私が生まれる1年前の1956年映画ですが、豪華なシネマスコープでカラー化されていて、また西部のワイオミング州をロケ地としてロッキー山脈など壮大な自然の中で撮影されています。<br />
<br />
当時はまだカメラやフィルムの性能が悪く、屋外ロケばかりでフルカラー映画というのは難しかったと思われますが、さすがにハリウッド映画は優れています。<br />
<br />
原題は、主人公の名前ですが、それでは意味不明とばかりに、日本語版のタイトルは、主人公の放浪するカウボーイを表現しています。<br />
<br />
物語は、行き倒れていたカウボーイの主人公を助けて自身の牧場で雇ってくれることになりますが、そこには意地の悪い同僚の牧童がいて、なにかと対立していきます。<br />
<br />
そして牧場主の妻と主人公が姦通していると同僚が牧場主に伝えることで、妻に本当はどうなのかと詰め寄りますが、モーションをかけてもまったく相手にしてくれない主人公を恨み、ウソの関係を伝えます。<br />
<br />
こうした妻の不義を疑って嫉妬に狂う物語は、シェイクスピアの「オセロー」から着想を得たという内容で、主人公の牧童が牧場主の妻を寝取ったという虚偽から、殺人に至る事件が起きてしまいます。<br />
<br />
70年前のアメリカ映画だけに、勧善懲悪は必須で、穏やかなエンディングです。<br />
<br />
それにしても脇役ながら、窮地に主人公を助ける役として、まだブレークする前の当時35才のチャールズ・ブロンソンが出演しています。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
【関連リンク】<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1578/">2026年3～4月にみた映画　フォードvsフェラーリ（2019年）、裸の拍車（1953年）、陸軍中野学校（1966年）、荒野に生きる（1971年）、女相続人（1949年）、プロフェッショナル（1966年）、ドライブ・イン・マンハッタン（2023年））</a><br />
<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1570/">2026年1～2月にみた映画　奇跡のシンフォニー（2007年）、新解釈・三國志（2020年）、スターゲイト（1994年）、99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE（2021年）、閉ざされた森 （2003年）、キャメラを止めるな！（2022年）</a><br />
<br />
<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1562/">2025年11～12月に見た映画　サンセット大通り（1950年）、メカニック：ワールドミッション（2016年）、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア（1994年）、マッド・シティ（1997年）、黒蜥蜴（1968）、1917 命をかけた伝令 （2019年）、アフタースクール（2008年）、ダンケルク（2017年）</a><br />
<br />

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<tbody>
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<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>映画・ドラマ</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-25T07:15:28+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1588/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1588/</link>
    <title>7月前半の読書と感想、書評　2026/7/18（土）</title>
    <description>



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1898
アヒルと鴨のコインロッカー（創元推理文庫）　伊坂幸太郎









2003年にデビューした著者の5作目の書き下ろし長編小説で、2003年に単行本、2006年に...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1898<br />
<b><a href="https://amzn.to/3SoERDB" target="_blank">アヒルと鴨のコインロッカー（創元推理文庫）</a>　伊坂幸太郎</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3SoERDB" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_ahirutokamo.jpg" alt="アヒルと鴨のコインロッカー" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2003年にデビューした著者の5作目の書き下ろし長編小説で、2003年に単行本、2006年に文庫化されています。つまり今ではすっかりベテランの売れっ子作家さんですが、その初期の頃の作品と言うことです。<br />
<br />
2007年には、観てませんが、監督が中村義洋、濱田岳、瑛太などの出演で<a href="https://amzn.to/3Qdabog" target="_blank">映画</a>が製作されています。<br />
<br />
変わったタイトルだなぁと、本屋さんでずっと以前から見て思っていましたが、今回ようやく読むことが出来ました。<br />
<br />
タイトルの意味を理解するには、読んでもらうしかありませんが、アヒルは元々野生のマガモを原種とし、それを人間が食用や羽毛採集の利用がしやすいように飼育、改良して作られた鳥だと言うことを初めて知りました。一般に鴨肉として流通しているものはほとんどがアヒルだそうです。<br />
<br />
主人公は、仙台の大学に入学するために、単身アパートに引っ越ししてきた男性が語る現在と、同じ仙台でペットショップの女性店員が語る2年前に起きた過去が、同時進行で進んでいきます。<br />
<br />
最後に大どんでん返しが待っていますが、ミステリーなら嫌というほどに読んでいるので、気がつきそうながらまったく気がつきませんでした。うまいやり方です。<br />
<br />
鍵は、2年前と現在の両方の話に登場する、主人公男子大学生の隣室に住む河崎という男です。ムフフ。しかし映画では、そのどんでん返しがどのように作られているのかちょっと不思議です。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/isakakoutaro.html" target="_blank">著者別読書感想（伊坂幸太郎）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4oGI0e1" target="_blank">ブルックリン・フォリーズ（新潮文庫）</a>　ポール・オースター</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4oGI0e1" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_brooklynfolles.jpg" alt="ブルックリン・フォリーズ" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1980年代に書かれた「ニューヨーク三部作」が有名な著者ですが、まだその三部作はいずれも読めていません。本書は2005年に出版され、2012年に日本語翻訳版が出ています。<br />
<br />
原題は翻訳版と同じ「The Brooklyn Follies」で、「Follies」は愚行という意味で、主人公が過去の行いで愚行だったと思えることを日記風にノートに書き綴っていることからきています。<br />
<br />
ニューヨークを舞台とした小説は様々ありますが、その中でもローレンス・ブロックの小説が好きでよく読んでいますが、今後は機会があれば上記の「三部作」を読んでみたいと思っています。<br />
<br />
今回の作品はタイトルからわかるように、ニューヨークが舞台で、保険会社をリタイアしたあと、余生をゆっくり過ごそうと、中心地のマンハッタンから少し離れたブルックリンに引っ越してきた初老の主人公が語るドラマです。<br />
<br />
妻とは離婚していて、一人娘はすでに結婚していて、蓄えもあり、ひとり住まいの寂しさはあるものの、悠々自適の老後です。<br />
<br />
娘との仲が悪くなり、悩んでいるときに、親戚の中では一番優秀で学者だった甥と偶然出会うところから一気に物語は思わぬ方向へと加速していきます。<br />
<br />
主人公が語り手で、一方的な考え方やものの見方を強いられますが、ゲイやレズビアン、前科者、実家住まいの美人妻、突然親元から家出してきた喋らない幼い姪など、登場人物がそれぞれユニークで愛すべき人達ばかりです。<br />
<br />
なんだかんだありますが、結局は自然と収まるところに収まり、ハッピーエンドと言えるほのぼのするドラマでした。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/paulauster.html" target="_blank">著者別読書感想（ポール・オースター）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/3Sm2FrK" target="_blank">ザ・ヒート（ハルキ文庫）</a>　浜田文人</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/3Sm2FrK" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_theheat.jpg" alt="ザ・ヒート" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
1949年生まれの著者の作品は今回初めて読みました。元々、警察やヤクザなどをテーマにした作品やシリーズものが多い方です。<br />
<br />
本書は、タイトル買いで、特に内容は気にしていませんでした。書き下ろし作品で、文庫の発行は2015年です。<br />
<br />
主人公は、東京で表と裏の名簿屋としてビジネスをおこなっている関西出身の強面の男で、様々な思惑からヤクザと刑事に挟まれながら危機を脱していくハードボイルドテイストな作品でした。<br />
<br />
作品の中では、主人公のビジネスの個人情報の取り扱いについては、現在でも頻繁に不正に流出したり、売買が普通に起きています。<br />
<br />
匿名流動型犯罪などにも、個人情報がよく利用されていることから、そうした名簿売買のビジネスが今も実際に繁盛しているのでしょう。<br />
<br />
ネットでなにかを買うときはもちろん、問い合わせをしたり、記事を読むためだけでも過剰に個人情報を入力しなければならない世の中はリスクがいっぱいです。嫌な世の中になってきたものですが、ほとんどの人は気にならないみたいです。<br />
<br />
末端の犯罪者だけを捕まえても、数ある個人情報の流出元を取り締まらない限りいくらでも次々と犯罪に利用されていくのでしょう。<br />
<br />
それが嫌なら、一切の入力を拒否し、ネットでは買わない、情報を入れないことに徹するしかありませんが、現代人としてそれも難しそうです。<br />
<br />
そして一方では、なりすましを防ぐための、ログインセキュリティが厳しくなり、様々なサービスを使うときの手間が何重にも複雑化して不便になっていきます。<br />
<br />
ユーザー側に面倒をかける認証だけを厳しくされても、元々のデータ管理はどうなんだ？と思いますが、どうしたものでしょうかね。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4oHBwvu" target="_blank">ノースライト（新潮文庫）</a>　横山秀夫</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4oHBwvu" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_northlight.jpg" alt="ノースライト" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2019年に単行本、2022年に文庫化された長編ミステリー小説です。<br />
<br />
読み進めていく中で戦前にドイツから日本へ亡命してきたドイツ人建築家「ブルーノ・タウト」の話が出てきて、それにかすかな記憶があり「あれ、前に読んだっけ？」と頭をよぎりました。<br />
<br />
それはこの小説を原作にしたテレビドラマをNHKが製作し、2020年に「<a href="https://amzn.to/4uYURK8" target="_blank">土曜ドラマ</a>」として2回に分けて放映していました。それを全部ではないものの、ドラマ内で出てきた「ブルーノ・タウトの椅子」を見た記憶が残っていて既視感が蘇ってきたということでした。<br />
<br />
内容は、ミステリー仕立てで、主人公は、バブルが弾けた後、仕事が激減し、勤めていた会社を辞めて、現在は大学時代の友人が経営する小さな建築設計事務所に勤務している中年男性です。<br />
<br />
仕事は一級建築士の資格をもった建築デザイナーで、1年前には降ってわいたような自由度の高い住宅デザインを任され、それが建築雑誌に掲載されるなどして評価を上げました。<br />
<br />
その信濃追分に建てた住宅は、南向きの太陽の光を直接ではなく、北向きの大きなガラス窓から光を間接的に取り入れる変わった工夫がされているデザインで、それがタイトルにもなっている特徴的な「ノースライト」です。<br />
<br />
太陽光が直接入ると読書に適さない図書館や、一定の室温や照度が必要な精密工場などではそうしたデザインがよく使われていますが、一般住宅では珍しいデザインです。<br />
<br />
しかしその住宅を見学に行った顧客から「どうも誰も住んでいないようだ」と聞かされ、不審に思い家主に連絡を取りますがつながらず、「なにかとんでもないことが起きている？」と心配し、信濃追分まで出掛け、4ヶ月前に完成して家主に引き渡した住宅を見に行きます。<br />
<br />
そして誰もいない空き家になっている住宅は鍵が壊されていて中に入ってみると、引っ越しをしてきた様子はなく、独特の作りの椅子だけがリビングに置いてあるのを発見します。<br />
<br />
その椅子が、戦前ドイツから日本へ渡ってきて、建築や工業デザインなどを日本人技師に教えた世界的な建築家「ブルーノ・タウト」のデザインした椅子に似ているということがわかり、それを手がかりに行方がわからない家の注文主家族を探していくことになります。<br />
<br />
登場人物はそう多くはなく、読みやすいですが、人捜しのプロではない建築デザイナーですから、いろいろと遠回りをしながら、また「ブルーノ・タウト」つながりで新聞社の記者などにも協力してもらいながら消えた一家を探していきます。<br />
<br />
テレビドラマを見ていたので、途中で思い出してきて、大きな謎はすっかり解けましたが、細かなところまでは見てなかったので、面白く最後まで読めました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/yokoyamahideo.html" target="_blank">著者別読書感想（横山秀夫）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/">6月後半の読書　霧（ウラル）、流出、神の時空　鎌倉の地龍、極楽カンパニー</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1584/">6月前半の読書　正体、歴史と人生、祈りのカルテ、犯人のいない殺人の夜</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1582/">5月後半の読書　70歳の正解、もしも俺たちが天使なら、あの日、パナマホテルで、終活の準備はお済みですか？</a><br />
<br />

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<tbody>
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</tbody>
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<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-18T07:24:37+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
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    <title>フローリングの張り替え第2弾　その2　2026/7/11（土）</title>
    <description>



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1897
「フローリングの張り替え第2弾　その1」の続きです。

7.5畳の洋室のフローリングの張り替え工事は、当初いくつか見積もりをとると、工事に3日間は必要と言われたのが意...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1897<br />
「<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1585/" target="_blank">フローリングの張り替え第2弾　その1</a>」の続きです。<br />
<br />
7.5畳の洋室のフローリングの張り替え工事は、当初いくつか見積もりをとると、工事に3日間は必要と言われたのが意外に感じました。<br />
<br />
過去に簡易な上張りですが、13畳の洋室のフローリングをDIYで張ったときは、素人が二人で実質1日で終わったので、今回の手間がかかる張り替え工事でも、わずか7.5畳の1部屋で、プロの職人さんが2人でおこなえば、「張り替えでも1日で終えられるだろう？」と思っていました。<br />
<br />
そのまま上張りするのと、下地材をはがして新たな下地材を敷いてからフローリングを張るのとでは2倍以上の工数がかかるというのがプロの見積もりです。それでもプロなら使い慣れた電動工具などもあり、作業は素人のDIYよりずっと早いと思っていました。<br />
<br />
こうした工事の場合、業者さん側は、後々のクレームを避けるためか、ギリギリの日程で見積もりを作成せず、余裕を持って実際の1.5～2倍ぐらいの日程で見積もるのが通例なのかなと思いました。<br />
<br />
それはともかく、当初3日間の工事予定だったのを、いろいろと作業に協力するからと、2日で終わるようにして欲しいと頼みました。<br />
<br />
というのも、その部屋は社会人の次男が使っていて、就寝はもちろん、在宅ワークの時なども利用しているので、さすがに3日間も使えないのは困ります。<br />
<br />
そういうことから、工事の前日には自分でデスクやベッド、洋服ダンスなど家具類をすべて別の部屋に動かし、カーペットとその下に敷かれているフェルト材をすべて撤去しておきました。さらに部屋の周囲全部にカーペットとフェルトを押さえる棒状の釘止めされていた板も外しておきました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_11.jpg" alt="フローリングの張り替え11" /><br />
<br />
上の写真で床に穴が空いているのは、割れてフカフカしていた下地の板を自分で割って下の根太（ねだ）が傷んでいないかをチェックしたもので、最初から穴が空いていたわけではありません。<br />
<br />
そして工事当日は、朝8時に職人さんが2人で来られ、私も加えると3人で根太（ねだ）に釘止めされている古い下地板（12mmのベニヤ板）をバールと釘抜きでバリバリとはがしていきます。<br />
<br />
困ったことに下地板をはがすと、根太に下地板を留めていた釘が残った状態になります。根太はそのまま使うので、何十本と残った釘は一本一本抜いていかなければなりません。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_12.jpg" alt="フローリングの張り替え12" /><br />
<br />
この作業が大変で、釘がうまく抜けず、そして頭の部分がすぐに潰れたりちぎれたりします。職人さんが言うには「根太に付けられた害虫防止剤のせいで、釘がもろくなっている」ということでした。抜けない釘はプライヤで引き抜くかねじり切りました。<br />
<br />
どうにか全部の下地板をはがし終え、残った釘の処理も終えると、足場がなくなります。つまり床下の地面に降りて、移動するたびに高さ40cmぐらいの根太をまたぎながら移動するか、細い根太の上をバランスをとりながら不安定に歩くかしかありません。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_13.jpg" alt="フローリングの張り替え13" /><br />
<br />
その状態で地面に落ちた木くずを片付けたり、根太の不具合をチェックし、部分的に補強・補修をしていきます。特に根太自体に問題はありませんでした。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_14.jpg" alt="フローリングの張り替え14" /><br />
<br />
さらに、あらかじめ買っておいた害虫駆除剤を床下の換気口付近や床束（ゆかづか）にまいておきました。心配していたシロアリ等の被害はまったくなく、30数年経過した床束や根太は意外に綺麗なものでした。<br />
<br />
「とりあえず、下地を敷いて、ベースを作らないと作業の効率が悪い」と言うことで、根太の補修をしつつ、下地材（ベニヤ）を敷き詰めていきます。<br />
<br />
今までは12mmの下地材（＋カーペットとフェルト）だけでしたが、今回は15mmの下地板のベニヤと、その上に12mmのフローリング材を敷くので、床の強度はずっと高まります。<br />
<br />
午後は、午前中で少し残った下地材を張り終え、いよいよ本命のフローリング材を張っていくことになります。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_15.jpg" alt="フローリングの張り替え15" /><br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_16.jpg" alt="フローリングの張り替え16" /><br />
<br />
この調子なら1日で終わるかも？と思いましたが、二人の職人さんのうち、一人はかなり高齢の方で、動作や作業がとても遅く、もうひとりの中年の親方と比べると、半分ぐらいの作業量で、その方の作業が一向に進みません。<br />
<br />
結局は、部屋の3/4ほどのフローリングを張ったところで夕方になり、残りは翌日ということになりました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_17.jpg" alt="フローリングの張り替え17" /><br />
<br />
もしベテランの職人さんが二人で集中して作業をおこなえば、十分1日で終わっていたでしょう。<br />
<br />
というのは、作業が早い親方は、何度も、廃材の処分や、新たな資材を運び込むため、トラックで倉庫？と往復していたので不在の時間があり、作業の遅い高齢職人さんがひとりでコツコツやっていたため1日で全部が終わらなかったというのが実態です。<br />
<br />
翌日は、9時からその作業が遅い高齢の職人さんだけがやってきて、1日をかけて残りの1/4のフローリングを張ってくれました。<br />
<br />
見ているとこちらがイライラするほど作業が遅く、このペースでは丸1日かかりそうという感じでした。作業が丁寧ではあるので、文句は言えませんが、もうちょっとテキパキやってくれたら、、、と思いました。<br />
<br />
結局、夕方になってフローリング張りがすべて完了し、最後に掃除をして完了です。<br />
<br />
その日のうちに、元々置いてあったベッドやデスク、衣装ダンスなどを、新しくフローリングを張った部屋に戻したかったので、気が急いていて完成直後のなにも置いてない部屋の写真を撮り忘れました。<br />
<br />
出来はさすがプロの作業だけあって、壁際の細かな部屋の凸凹もうまく処理をしてくれていたりして、綺麗にまとまっています。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_18.jpg" alt="フローリングの張り替え18" /><br />
<br />
さらに終了後、請求書をもらいましたが、当初決めていた金額から1万円を引いた額の請求でした。<br />
<br />
おそらく私が自主的に工事を手伝った分のバイト料を差し引いてくれたのではないかと思います。なかなか良心的です。<br />
<br />
プロの仕事を遠くで眺めているだけでなく、自分も一緒になって作業すると、様々な工夫やプロのこだわりが垣間見えてDIY魂に火を付けます。<br />
<br />
プロの持っている便利な工具を揃えるのは無理にしても、「なるほど！そうやるのか！」と思える事が発見できて、いろいろと参考になりました。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
1822　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1512/">フローリング床のDIY張り替え</a><br />
1768　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1458/">ドアノブをDIYで交換</a><br />
1173　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/863/">玄関ドアクローザーをDIYで交換</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1" cellpadding="4">
<tbody>
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</tbody>
</table>
<br />
<br />
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<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>日々雑感</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-11T09:13:21+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1586/</link>
    <title>6月後半の読書と感想、書評　2026/7/4（土）</title>
    <description>



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1896
霧（ウラル）（小学館文庫）　桜木紫乃









2015年に単行本、2018年に文庫化された終戦後の北海道の東端、根室を舞台にした長編小説です。

小説に出て...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1896<br />
<b><a href="https://amzn.to/4o6Yj3A" target="_blank">霧（ウラル）（小学館文庫）</a>　桜木紫乃</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4o6Yj3A" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_ural.jpg" alt="霧（ウラル）" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
2015年に単行本、2018年に文庫化された終戦後の北海道の東端、根室を舞台にした長編小説です。<br />
<br />
小説に出てくる根室や、野付半島は、終戦間際にソ連軍に攻撃され奪われた国後島と10数キロという近さで、戦後にはそこに住んでいた日本人が多く逃れてきて住んでいるという事情があります。<br />
<br />
また百田尚樹著「<a href="https://amzn.to/4dVh8C0" target="_blank">錨を上げよ 第3巻 漂流篇</a>」で読みましたが、ソ連の警備艇に追われながら根室から近い歯舞群島の貝殻島周辺へウニの密漁に出掛ける港として裏の漁業が盛んでした。、<br />
<br />
そうした根室の街で生まれて育った3姉妹の物語ですが、真ん中の次女が主人公で、国後島から逃げてきた男性と芸者時代に知り合い、やがて結婚することになります。<br />
<br />
その結婚相手の男性は、国後島から逃げ出すときに家族を全部失い、漁業のボスに拾われ、ボスの身代わりで賭博場の責任者として刑に服しますが、出所後には独立し、土木工事を兼ねる裏組織の組長として根室で力を付けていきます。<br />
<br />
3姉妹の長女は政略結婚で、やがて国政に出ようとしている根室の運送業業者の長男と結婚し、そして3女も政略結婚で、地元根室で金融を支配している次男と婚約することになります。<br />
<br />
そうした3姉妹の様々な事情や思惑がこの小説の醍醐味で、内容は全然違いますが、40年ぐらい前に読んだ谷崎潤一郎の「<a href="https://amzn.to/3Sja3Uw" target="_blank">細雪</a>」の4姉妹をふと思い出しました。<br />
<br />
昭和の時代、しかもこうした地方では、まだまだ親が決めた結婚というのは当たり前にありましたが、主人公の次女だけは、中学校を卒業した後、自分の意志で家を飛び出し、芸者の修行をするという独立心が旺盛で自我の強い女性です。<br />
<br />
著者の小説はいくつか読んできましたが、こうした時代がかった愛憎の小説は初めてで、新たな発見でした。<br />
<br />
★★★<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/sakuragishino.html" target="_blank">著者別読書感想（桜木紫乃）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
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<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
<td><a href="https://amzn.to/4vlpcDa" target="_blank"><img src="http://restrer.atgj.net/File/b_ryusyutsu.jpg" alt="流出" /></a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
過去にも同じようなことを書いたような気がしますが、英国のスパイと言えば007ジェームス・ボンドが有名ですが、007はMI6という主として対外国の諜報活動をするスパイですが、今回の主人公チャーリー・マフィンは主に国内のテロ防止や諜報活動をおこなうMI5所属です。<br />
<br />
本著はその「チャーリー・マフィンシリーズ」の第11作目で、原題は「Charlie's Chance」、1996年（日本語版は1999年刊）に出版されています。<br />
<br />
このシリーズは過去に3作を読んでいますが、比較的新しい作品で、過去に遡って読んでいるという感じになっています。<br />
<br />
本当なら、作品をまたがって登場する人物との関係性から最初から順番に読む方が正しい読み方ですが、たまたま手に取った順で読んできたので仕方がありません。<br />
<br />
その「チャーリー・マフィンシリーズ」は下表のようになっています。著者は2年前に亡くなっているので、誰かが権利者の許可を取って続編を書かない限り、もう続きはありません。<br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="#DDDDDD" cellpadding="3" bgcolor="#e8ffff">
<tbody>
<tr>
<td align="left" colspan="4"><b>チャーリー・マフィンシリーズ</b></td>
<td style="text-align: center;">読後感想</td>
</tr>
<tr>
<td align="left">01&nbsp;</td>
<td align="left">消されかけた男</td>
<td align="left">Charlie Muffin</td>
<td align="left">1977年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">02&nbsp;</td>
<td align="left">再び消されかけた男</td>
<td align="left">Clap Hands,Here Comes Charlie</td>
<td align="left">1978年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">03&nbsp;</td>
<td align="left">呼びだされた男</td>
<td align="left">The Inscrutable Charlie Muffin</td>
<td align="left">1979年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">04&nbsp;</td>
<td align="left">罠にかけられた男</td>
<td align="left">Charlie Muffin's Uncle Sam</td>
<td align="left">1980年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">05&nbsp;</td>
<td align="left">追いつめられた男</td>
<td align="left">Madrigal for Charlie Muffin</td>
<td align="left">1981年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">06&nbsp;</td>
<td align="left">亡命者はモスクワをめざす</td>
<td align="left">Charlie Muffin and Russian Rose</td>
<td align="left">1985年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">07&nbsp;</td>
<td align="left">暗殺者を愛した女</td>
<td align="left">Charlie Muffin San</td>
<td align="left">1987年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">08&nbsp;</td>
<td align="left">狙撃</td>
<td align="left">The Run Around</td>
<td align="left">1988年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">09&nbsp;</td>
<td align="left">未訳</td>
<td align="left">Comrade Charlie</td>
<td align="left">1989年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">10&nbsp;</td>
<td align="left">報復 上・下</td>
<td align="left">Charlie's Apprentice</td>
<td align="left">1993年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">11&nbsp;</td>
<td align="left">流出</td>
<td align="left">Charlie's Chance</td>
<td align="left">1996年</td>
<td style="text-align: right;"><a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1586/" target="_blank">2026/7/4</a></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">12</td>
<td align="left">待たれていた男 上・下</td>
<td align="left">Dead Men Living</td>
<td align="left">2000年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">13</td>
<td align="left">城壁に手をかけた男</td>
<td align="left">King of Many Castles</td>
<td align="left">2002年</td>
<td style="text-align: right;"></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">14</td>
<td align="left">片腕をなくした男 上・下</td>
<td align="left">RED STAR RISING</td>
<td align="left">2008年</td>
<td style="text-align: right;"><a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1554/" target="_blank">2025/11/15</a></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">15</td>
<td align="left">顔をなくした男 上・下</td>
<td align="left">RED STAR Eclipse</td>
<td align="left">2009年</td>
<td style="text-align: right;"><a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1496/" target="_blank">2024/10/5</a></td>
</tr>
<tr>
<td align="left">16</td>
<td align="left">魂をなくした男 上・下</td>
<td align="left">RED STAR FALLIN</td>
<td align="left">2013年</td>
<td style="text-align: right;"><a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1535/" target="_blank">2025/7/5</a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
主人公のチャーリー・マフィンは、ジェームズ・ボンドと違い、小男で風采が上がらず、足を悪くしているので走れず、靴は履き古したハッシュパピーしかダメという対照的な主人公が魅力です。<br />
<br />
今回の舞台は、冷戦後のソ連が崩壊し、失業した軍人やKGB職員、核開発技師などが世界中に流出し、核兵器の原料がロシアンマフィアの手によって国外に流出する危険が迫っていることから、アメリカからはFBIが、英国からはMI5の主人公がロシアに渡り、協力して核の流出を防ぐため、対マフィア戦を繰り広げることになります。<br />
<br />
それにしてもロシアの社会全体の腐敗やアメリカのFBI、英国のMI5のそれぞれの権力闘争など、これでもかというほど醜い国際関係が出てきます。<br />
<br />
主人公は、そうした動きにくい中で、英国やアメリカ、ロシアを説得して、やがて自分自身がマフィアの中へ飛び込んで囮捜査を提案しますが、、、<br />
<br />
少し時代は古い国際陰謀小説になり、今読むとやや古ぼけた感じもしますが、ドキドキハラハラは相変わらずで、楽しめました。<br />
<br />
しかし英、米、露、独、伊など、それぞれの国の登場人物が多いのと、さらにロシア人名の名前が難しく（覚えられず）、誰が誰だった？と思い出しながら読むのが大変でした。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/freemantle.html" target="_blank">著者別読書感想（ブライアン・フリーマントル）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4a5nyNO" target="_blank">神の時空　鎌倉の地龍（講談社文庫）</a>　高田崇史</b><br />
<br />

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</tbody>
</table>
「<a href="https://amzn.to/3Qn69tf" target="_blank">QED（桑原崇＆棚旗奈々）シリーズ</a>」や「<a href="https://amzn.to/4fIx0dN" target="_blank">古事記異聞シリーズ</a>」など、いくつもシリーズがある作品の中で、2014年から始まった「神の時空シリーズ」の第1作目となります。このシリーズは他に8作品が出版されています。<br />
<br />
そのシリーズ第1作目のこの小説は、2014年に単行本、2017年に文庫化されています。<br />
<br />
主人公というか語り部は、少しネタバレになってしまいますが、7年前に事故で亡くなっている歴史好きな青年で、いわゆる妖怪の「ぬりかべ」となっています。<br />
<br />
この普通の人には見えない主人公と、代々シャーマン的な能力を持つ家族とが、過去の怨念を解き放ち混乱させようとする勢力に対抗しようとします。<br />
<br />
その家族の一員で次女の女子高生が、突然襲われて危篤状態になります。それは、鎌倉時代に殺された武人達の封じられた怨念を解き放とうとする妖怪に気がついて後を付けたことから始まります。<br />
<br />
修善寺で謀略により暗殺されその地に封じられた源範頼や源頼家の怨霊を謎の集団が解き放ち、続いて鶴ヶ丘八幡宮の一の鳥居、二の鳥居を次々と倒壊させ、最後の三の鳥居が壊されると、鎌倉幕府を打ち立てた源頼朝の怨霊まで解き放つこととなります。<br />
<br />
それを阻止するため、主人公とシャーマン家系の家族が、どうして頼朝が怨霊になってしまったかなど、歴史の暗部を推測していきます。<br />
<br />
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、その源頼朝を将軍まで押し立てた北条一族、義時や、その父親の時政、姉の北条政子をメインにした面白いドラマでしたが、似たような名前が多く人間関係にやや混乱することがありました。<br />
<br />
それを見る前に、この小説を読んでおけば、その人間関係や思惑、権力闘争の暗部など、さらに面白く見られたのになと思いました。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/takadatakafumi.html" target="_blank">著者別読書感想（高田崇史）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/3RLlfcu" target="_blank">極楽カンパニー（集英社文庫）</a>　原宏一</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
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</tr>
</tbody>
</table>
著者は1954年生まれの作家さんで、ミュージシャンやコピーライターのあと、作家としてのメジャーデビューは40歳を過ぎてからという比較的遅いデビューの方です。<br />
<br />
本著はメジャーデビューから3作目となり、1998年に単行本、2009年に文庫化されています。この著者の作品を読むのは初めてです。<br />
<br />
内容は、サラリーマンを定年退職し、毎日やることがなく、図書館で時間をつぶしていると、同じ境遇の男性と話が合い、「会社員の様式美」を再度経験するため、フェイクの疑似会社を作り、そこへ毎日出社し、擬似的な取引をおこなうことになります。<br />
<br />
同じく定年退職後に暇を持て余していた同輩が次々と集まり、やがては支店や各都市ごとに疑似会社がが作られていくブームに発展していきます。<br />
<br />
ちょっとフェイクの会社で取引をするというイメージがわきにくいですが、そこは、ま、小説なので。<br />
<br />
そしてその疑似会社の社長の息子が、独立しようと勤めていた商社を辞め、そのフェイク会社をベースに起業を目論みますが、、、<br />
<br />
この小説が書かれたのが、1998年以前なので、まだ超高齢化社会には至ってなく、団塊世代はまだ現役で働いている頃です。<br />
<br />
したがって、高齢化社会という点ではまだあまり緊迫した社会状況ではありませんが、戦後から猛烈に働き、高度成長時代に企業の中枢部にいた団塊世代より少し前の世代にとっては共感を覚えるのかも知れません。<br />
<br />
しかしその世代というのは、一般的には、退職金をがっぽりもらい、年金も60才からフルに支給されていて、今からすれば中年以降はずっと恵まれてきた世代で、引退後は好きなことをなんでも出来そうです。<br />
<br />
それだけに、団塊世代の次のしらけ世代の私にとっては、面白く読めるというより、残念ながら嫉妬が混じった古びた歴史物語というイメージしかわきません。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1584/">6月前半の読書　正体、歴史と人生、祈りのカルテ、犯人のいない殺人の夜</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1582/">5月後半の読書　70歳の正解、もしも俺たちが天使なら、あの日、パナマホテルで、終活の準備はお済みですか？</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1579/">5月前半の読書　天に遊ぶ、「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち、秘められた伝言、恋するソマリア</a><br />
<br />

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<tbody>
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</tr>
</tbody>
</table>
<br />
<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-07-04T08:52:35+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
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    <title>フローリングの張り替え第2弾　その1　2025/6/27（土）</title>
    <description>



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1895
昨年、約14畳あるリビングダイニングの一部のフローリング床がフカフカするようになったため、お手軽な上張り方式でDIYしました。

その時はタイトルが「張り替え」となっ...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1895<br />
昨年、約14畳あるリビングダイニングの一部のフローリング床がフカフカするようになったため、お手軽な上張り方式でDIYしました。<br />
<br />
その時はタイトルが「張り替え」となっていますが、実際は上張りなので、厳密には「張り替え」ではありませんでした。失礼しました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_01.jpg" alt="フローリングの張り替え1" /><br />
<br />
◇<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1512/" target="_blank">フローリング床のDIY張り替え　2025/1/25（土）</a><br />
<br />
今回は、1階の約7.5畳ある洋室の床ですが、複数の箇所の下地板が割れていて抜けそうにフカフカするようになってきたため、補修、すなわち正真正銘の張り替えをすることにしました。<br />
<br />
今回の床を調べると、根太の上に下地のベニヤ板、その上に断熱用フェルト、そして厚手のカーペットという構造になっていて、単に既存のフローリング材に上張りすれば良かった前回のように簡単にはいきません。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_02.jpg" alt="フローリングの張り替え2" /><br />
<br />
つまり、今回は、カーペットやフェルトとともに、割れた下地板を全部はがし、その下地板から新しく張り替えなければなりません。<br />
<br />
そして頑丈にするため元通りに下地にカーペットを張るのではなく、下地板の上にさらに硬質な合板フローリング材を敷き、簡単に割れないようにすることにしました。<br />
<br />
工事としては、<br />
1）カーペットとフェルトをはがす&rarr;破棄<br />
2）下地板をはがして根太を出す&rarr;下地板破棄<br />
3）根太の修復と補強<br />
4）15mm下地板（ベニヤ）敷設<br />
5）12mmフローリング板敷設<br />
<br />
という流れになります。<br />
<br />
さすがにこれ（特に2～4）は、素人の個人がDIYでやるには難易度が高く（丸ノコやタッカーなどは持っていない）、また廃材の処分なども面倒すぎて、業者さんにお願いすることにしました。<br />
<br />
いくつかネットで業者さんに問い合わせをしましたが、小さな仕事すぎてか、なかなか良い返事がもらえず（相手にされず）、仕方なく家のすぐ近所にある個人でやっている建築業者さんへ飛び込みで見積もりをもらうことにしました。<br />
<br />
昨今は、住宅工事の人手不足もあって、建築業界は仕事を選べるほど忙しいようです。ネットで探して見積もりを依頼した業者の対応はどこもひどいものばかりでした。<br />
<br />
こちらの最初に考えていた条件は、<br />
<br />
1）上張りではなく張り替え<br />
2）予算は20万円前後<br />
3）工事はできれば1日で<br />
<br />
しかし、この条件では、いくつか聞いたところではどこも難しく、当初の条件から1）は必須なのでそのままですが、2）と3）は、近所の業者さんの現地調査を元に決めることにしました。<br />
<br />
結果的には、2）の施工金額は25万円、3）の工事は2日間ということで折り合いました。<br />
<br />
イラン戦争のせいで、建材や接着剤など材料の入手がどうかな？と思い聞いたら「特に問題はない」とのことでした。シンナーや塗料、エアコンのケーブルカバーなどの品不足が言われていますが、今回はそれらを含む作業ではないので問題なさそうです。<br />
<br />
あと、今回依頼した小さな建築屋さんは、一人親方の個人事業主なので、当初は3日間かかると言われましたが、少しでも早く終えられるよう、私自身もできる限りお手伝いすることを約束し、工事は2日間で終わらせるようにしてもらいました。<br />
<br />
床に選んだフローリング材は、2年前にリビングダイニングの上張りに使ったものと同じにしました。<br />
<br />
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<br />
工事の前日には、部屋の荷物や本棚などをすべて移動し、本来はやらなくても良いのですが、工事が少しでも早く進むように、また難易度は低いので、先に下地板の上に張られていたカーペットやフェルト材をはがす作業を自主的におこないました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_04.jpg" alt="フローリングの張り替え4" /><br />
<br />
工事は丸2日間の予定ですが、2日目が天気予報で終日雨が降るとのことで、1日目に旧部材の撤去と根太の補修、そして下地材ベニヤの敷設までをおこない、2日目は室内でフローリング材の敷設作業が出来るようにしておこうと思ったからです。<br />
<br />
ここまでは事前の準備作業ですが、実際の作業は次回「その2」で。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/flooring2026_05.jpg" alt="フローリングの張り替え5" /><br />
<br />
◇<strong><a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1587/" title="" target="_self">フローリングの張り替え第2弾　その2</a></strong>&nbsp;<strong>へ続く</strong><br />
<br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1" cellpadding="3">
<tbody>
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<br />
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<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b>]]></content:encoded>
    <dc:subject>日々雑感</dc:subject>
    <dc:date>2026-06-27T09:21:20+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
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    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1584/</link>
    <title>6月前半の読書と感想、書評　2026/6/20（土）</title>
    <description>



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1894
正体（光文社文庫）　染井為人









昨年デビュー作の「悪い夏」（2017年）、今年には3作目の「震える天秤」（2019年）を読み、社会派小説が読み手にとっ...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1894<br />
<b><a href="https://amzn.to/42Xuvwr" target="_blank">正体（光文社文庫）</a>　染井為人</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
<tr>
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</tr>
</tbody>
</table>
昨年デビュー作の「<a href="https://amzn.to/3RNp0y1" target="_blank">悪い夏</a>」（2017年）、今年には3作目の「<a href="https://amzn.to/4nSc8CM" target="_blank">震える天秤</a>」（2019年）を読み、社会派小説が読み手にとっては心地よく（中身はドロドロな話ですが）、今回は2020年に単行本、2022年に文庫化された死刑とえん罪をテーマにした長編（文庫で610ページ）小説を読みました。<br />
<br />
この小説を原作として、2022年に亀梨和也主演で<a href="https://amzn.to/4xs183v" target="_blank">テレビドラマ化</a>（WOWOW）、2024年には藤井道人監督、横浜流星主演で<a href="https://amzn.to/4dHfsxf" target="_blank">映画化</a>されています。<br />
<br />
建築現場で働く日雇い労働者や、8年間も妻と離婚してくれると信じて不倫をしていた中年の独身女性、認知症高齢者のお世話をする介護福祉施設、悪徳新興宗教、痴漢えん罪で弁護士の仕事を失った男性など、社会の底辺や現代社会の問題を浮き彫りにした内容が盛り込まれています。それだけに変化があって映像化に向いている作品なのかも知れません。<br />
<br />
第一章では、最後にまた出てくるグループホーム、第二章は、東京オリンピック直前でテニス競技場を作るため突貫工事で働く日雇い労働者、第三章では、ネット情報誌でフリーライターが書く原稿を編集する編集者、第四章では、菅平高原のスキー場ホテルでリゾートバイトをしているメンバー、第五章では新興宗教にはまった主婦、第六章と第七章では第一章のグループホームが舞台で、それぞれに語り手が代わっていきます。<br />
<br />
赤ちゃんを含む一家殺人事件から始まるだけに、内容は重苦しく、読み進めるのが最初のうちは大変です。<br />
<br />
しかし中盤ぐらいから、徐々に殺人犯とされていた人物に対する見方が徐々に変わっていくことになり、展開や読むスピードも上がっていきます。<br />
<br />
小説での最後と映画の最後は違っているとのことでしたが、インパクトは断然こちらの小説にあるように思います。詳しくは書きませんが。<br />
<br />
実際に一度死刑判決が確定しながら、再審で無罪が確定したケースは、免田事件（1983年無罪確定）、財田川事件（1984年無罪確定）、松山事件（1984年無罪確定）、島田事件（1989年無罪確定）、袴田事件（2024年無罪確定）があります。<br />
<br />
いずれも、警察や検察の取り調べに問題があり、自白を強要されたり、証拠がねつ造されたりしたことが何年も後になってから明らかになりました。<br />
<br />
再審の壁を高くしてきた検察官の抗告の権利をなんとしても残そうとする権力側の横暴を見ていてわかるように、ゆがんだプライドから99.9%の有罪率を誇る検察は、絶対に自分たちの間違いを認めたくない機関だけに、再審でえん罪を証明し無罪を勝ち取るのは相当にハードルが高そうです。<br />
<br />
こうした「人（特に権力者）の判断は誤ることがある」という事実から、世界では実施が少数派となっている死刑制度の維持について日本でも考えなければいけない状態になっているように思います。<br />
<br />
1年前にそのことを書いています。<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1534/" target="_blank">死刑制度廃止と終身刑　2025/6/28（土）</a><br />
<br />
★★★<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/someitamehito.html" target="_blank">著者別読書感想（染井為人）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/49eWUlo" target="_blank">歴史と人生（幻冬舎新書）</a>　半藤一利</b><br />
<br />

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<tbody>
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</tr>
</tbody>
</table>
2018年に出版された著者の過去に出版した著書からテーマごとに一部を抜粋した内容です。<br />
<br />
著者は2021年に亡くなっているので、その3年前に総集編的なものを編集者から提案されてそれにのったというところでしょうか。想像ですが。<br />
<br />
同じようなスタイルでは、浅田次郎氏の「僕は人生についてこんなふうに考えている」という作品がありましたが、著者自ら選んだわけではなさそうで、編集者の趣味趣向、それに商売気が表に立った選択ばかりでうんざりした記憶があります。<br />
<br />
過去の著者から抜粋したものなので、過去に読んだ本と同じ内容も出てきますが、総集編と思えばそれも仕方ありません。<br />
<br />
選ばれたテーマは、著者が得意とする江戸時代から昭和までの歴史について、和歌や俳句、著者の配偶者が夏目漱石の孫という縁から、夏目漱石の文学論、そして最後に「近ごろ思うこと、憂うこと」です。<br />
<br />
太平洋戦争中はまだ子供だったとはいえ、戦中派の著者だけに、反戦感情は強く、昨今（2018年頃）の憲法改正問題や、防衛力増強については猛烈に批判しています。もし2026年の今、著者に話を聞けば、「戦争が出来る国」へと1強状態で政治が動きつつある状態をさらに憂慮されることでしょう。<br />
<br />
★☆☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/handoukazutoshi.html" target="_blank">著者別読書感想（半藤一利）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4fEcNWj" target="_blank">祈りのカルテ 再会のセラピー（角川文庫）</a>　知念実希人</b><br />
<br />

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</tr>
</tbody>
</table>
2022年に単行本、2025年に文庫化された医療がテーマの連作短篇集です。後先になりまだ読んでいませんが、2018年（文庫は2021年）に出版された「<a href="https://amzn.to/4usfIWx" target="_blank">祈りのカルテ</a>」の続編になります。<br />
<br />
短篇は「救急夜噺」「割れた鏡」「二十五年目の再会」の3篇とその間に幕間があります。<br />
<br />
また、これらの作品を原作として、玉森裕太や池田エライザが出演する<a href="https://amzn.to/4wRslMI" target="_blank">テレビドラマ</a>が2022年に放送されています。<br />
<br />
主人公は、すでに大学付属病院で循環器内科医となっていますが、同僚や若手の研修医と飲みに行った際に、研修医時代の話しを聞かれます。<br />
<br />
その内容がそれぞれ医療ミステリー仕立てとなっていて、その謎を解いていきます。<br />
<br />
特に最後の「二十五年目の再会」は、緩和ケア科の研修中に、悪性中皮腫で余命幾ばくもない前科持ちの患者の主治医を命ぜられますが、なかなか話が込み入っていて感動ものです。タイトルから想像ができそうですが。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/chinenmikito.html" target="_blank">著者別読書感想（知念実希人）</a><br />
<br />
　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟　∟<br />
<br />
<b><a href="https://amzn.to/4nHg35a" target="_blank">犯人のいない殺人の夜（光文社文庫）</a>　東野圭吾</b><br />
<br />

<table cellpadding="4" align="left">
<tbody>
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</tr>
</tbody>
</table>
今から36年前の1990年に単行本、1994年に文庫化された短編ミステリー小説集です。実質1985年にデビューしたので、そのデビューから5年後の初期の作品と言うことになります。<br />
<br />
収録作品は、「小さな故意の物語 」、「 闇の中の二人 」、「 踊り子 」、「 エンドレス・ナイト 」、「 白い凶器 」、「 さよならコーチ 」、「 犯人のいない殺人の夜」の7篇で、1985年から1988年までの、主に小説宝石や小説現代に掲載された短篇作品がまとめられています。<br />
<br />
すでにミステリー界で不動の地位を築いている現在とは違い、まだ作家としては駆け出しの頃の作品と言うこともあり、内容ではやや無理なところがあちこちに見られますが、それがまた初期の頃の熱さが伝わってきてなかなか良いものです。<br />
<br />
「小さな故意の物語」は他の複数の短篇集にも収録されている作品ですが、高校生が学校の屋上から謎の転落死をし、その幼なじみで親友だった高校生が、その謎を解いていくというストーリーで、意外な結末が用意されていました。<br />
<br />
それぞれに、一筋縄ではいかないミステリーがうまくまとめられていて、「長編で長々読むのはタイパ悪くてしんどい！」って人にはお手軽に楽しめそうです。<br />
<br />
★★☆<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/higashinokeigo.html" target="_blank">著者別読書感想（東野圭吾）</a><br />
<br />
【関連リンク】<br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1582/">5月後半の読書　70歳の正解、もしも俺たちが天使なら、あの日、パナマホテルで、終活の準備はお済みですか？</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1579/">5月前半の読書　天に遊ぶ、「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち、秘められた伝言、恋するソマリア</a><br />
　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1577/">4月後半の読書　震える天秤、それでも読書はやめられない、屍泥棒、宿屋めぐり<br />
</a><br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1">
<tbody>
<tr>
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<tr>
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<br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/" target="_blank"><b>リストラ天国TOP</b></a><br />
<a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site4/diaryindex1.html" target="_blank"><b>おやじの主張（リストラ天国 日記INDEX）</b></a><br />
<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b><br />
]]></content:encoded>
    <dc:subject>読書</dc:subject>
    <dc:date>2026-06-20T08:53:56+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
    <dc:rights>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:rights>
  </item>
  <item rdf:about="https://restrer.atgj.net/Entry/1583/">
    <link>https://restrer.atgj.net/Entry/1583/</link>
    <title>ホンダの落日　2026/6/13（土）</title>
    <description>



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1893
偉大な創業社長、本田宗一郎氏が1991年に84歳で亡くなり、それから今年で35年が経ち、その本田氏から直接薫陶を受けてきたホンダの社員は、もうほとんどが退職していて、...</description>
    <content:encoded><![CDATA[<br />

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<br />
<br />
1893<br />
偉大な創業社長、本田宗一郎氏が1991年に84歳で亡くなり、それから今年で35年が経ち、その本田氏から直接薫陶を受けてきたホンダの社員は、もうほとんどが退職していて、そのホンダイズムは消えかかっていると思われます。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_1.jpg" alt="本田宗一郎" hspace="3" /><br />
<br />
そのせいかどうかはわかりませんが、ここ10数年間のホンダの低迷と迷走ぶりが目に余ります。<br />
<br />
個人的には、本田宗一郎氏の経営理念や、公私のけじめを付けるため、親族を雇わず後継者にはしなかったなど、創業経営者としては珍しく素晴らしい経営者だと思いますが、やはり明日潰れるかわからないベンチャー企業から、すっかり官僚的な組織となった大企業では、苦労を積み重ねてきた創業経営者をしのぐような優れた後継者はうまく育たず、単に順繰りでサラリーマン社長がホンダを窮地に追い込んでいるように見えます。<br />
<br />
わずかここ数年間に起きたホンダの迷走ぶりです。<br />
<br />
まずひとつ目は、2013年にアメリカのGMと提携し、燃料電池の共同生産や、小型の低価格EVの生産販売、自動車部品の共用化などで合弁会社を設立しましたが、この提携がまったくうまくいかずに2026年中には完全に提携解消となります。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_2.jpg" alt="ホンダGM提携" /><br />
<br />
2027年以降は北米に投入するクルマはすべてEVか燃料電池車にするとか、2029年にはホンダが生産するすべてをEVにするとか無謀な計画を2020年頃に発表しましたが、その後アメリカでトランプ大統領が就任し、EV政策が後退した不運もありますが、先を見通せない経営者は無能だったということでしょう。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
二つ目は、2022年にホンダとソニーは共同で「ソニー・ホンダモビリティ（SHM）」を設立し、エンタメとEVを融合した新しいコンセプトのクルマを販売する計画で、プロトタイプは完成し、2026年、まもなく北米で予約販売がされるというタイミングで中止が決まり、会社は休止することになりました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_3.jpg" alt="ホンダソニー提携" /><br />
<br />
これも単に世界的企業のホンダとソニーがEVを作ればバカスカ売れるだろうという、机上の妄想が膨らんだだけの提携でした。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
三つ目は、2024年にホンダは、資金提供を受けていたルノーから離れ資金難に陥っていた日産と、次世代EVやソフトウェア開発で協業、経営統合を目指すとトップ同士が華々しい記者会見をおこないましたが、互いの利害が一致せず、1年後の2025年に破談となりました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_4.jpg" alt="ホンダ日産提携" /><br />
<br />
EV専門企業を目指そうとしていたホンダが、EVでは先行している日産を安易に取り込もうと考えたのですが、2005年に堀江社長だったライブドアが、ニッポン放送やフジテレビを手に入れようとしたように、あまりにも双方の歴史や会社文化の違いなどがあり、無謀な試みで、経営者の無能ぶりを世界にさらしただけでした。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
四つ目は、F-1への復帰と撤退の繰り返しの迷走ぶりです。<br />
<br />
ホンダとF-1の歴史は古く、1964年～1968年までの第1期、1983年～2000年（1992年から2000年は無限として参戦）の第2期があり、それぞれに強力なエンジンでF-1界に新風を巻き込みました。<br />
<br />
ところが本田宗一郎亡き後の第3期以降、1998年にはフルワークス（シャシーとエンジン両方自社開発）参戦を社長自らが発表しておきながら、2年後の2000年には無理と悟り方針変更し、BARチームにエンジンを提供するだけにしました。<br />
<br />
しかしそのBARが2006年にF-1から撤退することになり、浮いてしまったチームをホンダが買い取り、表面上はフルワークス体制となりましたが2007年、2008年と成績不振が続きわずか3年後2008年でF-1から撤退します。<br />
<br />
しばらくおとなしくしていたものの、2015年からトップチームのマクラーレンチームにエンジンを供給する形で参戦しますが、しばらくF-1から離れていたこともあり、期待されながらもエンジンの戦闘力が完全に不足していて3年間の成績は散々で、マクラーレンから三行半を突きつけられます。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_5.jpg" alt="ホンダf-11" /><br />
<br />
2018年からトロロッソ、2019年からは強豪チームのレッドブルチームにエンジンを提供することになり、2006年以来ようやくホンダのエンジン搭載車が優勝。その後は2021年までは常にトップを争えるまで戦闘力が復活していたものの、2021年でエンジン供給の撤退を発表します。2015年の復帰時には「二度と撤退はしない」と言っていたにも関わらずです。<br />
<br />
そして完全撤退してわずか2年後の2023年に、「2026年からアストンマーチンへエンジン供給する」と発表します。まさにどっちなんだ？という迷走ぶりです。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_6.jpg" alt="ホンダf-12" /><br />
<br />
しかし当然ながら数年のブランクがあり、日進月歩の技術革新にまったくついて行けず、現在の2026年シーズンはぶっちぎりで最下位争いをしている散々な状態です。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
五つ目は、売れ筋の乗用車だったフィットやVEZELの販売不振です。<br />
<br />
4年前に記事を書いています。<br />
<br />
◇<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1350/" target="_blank">ホンダ国内販売凋落の兆しなのかも知れない　2022/9/3（土）</a><br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_7.jpg" alt="ヴェゼル" /><br />
<br />
コンパクトSUVのホンダVEZELは2014年に初代が登場したときには、SUVの中でNo.1の売り上げ台数を続けるヒット作でしたが、2021年に2代目に代わってからはその半分も売れない散々な失敗作（ホンダはもちろん認めていないが）です。<br />
<br />
またVEZELのベースは小型車の売れ筋のフィットですが、2020年発売の現行の4代目フィットは、そのライバルでほぼ同時にフルモデルチェンジしたトヨタヤリスと販売台数では登場直後は互角だったものの、その後大きく差が付き、現在は約5倍の開きがあります。<br />
<br />
前代モデルの時はフィットとヴィッツ（ヤリス）との差は僅差でしたが、モデルチェンジ後のフィットの凋落がVEZEL同様に激しいのです。<br />
<br />
結果的にホンダで販売目標以上に売れているのは価格が安い（利益も薄い）軽自動車と一部のミニバンだけで、国内販売においては危機的な低迷期に入っています。<br />
<br />
国内販売が低調でもそれをずっと上回る利益をもたらしてくれていた北米での販売は円安の影響で好調でしたが、それもトランプ大統領に代わってから関税や現地生産重視の政策で苦戦しています。上記のF-1挑戦に関係しますが、今の状況が改善しない限り、お金のかかるF-1の継続はまた難しくなりそうです。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
六つめは、詳しくは触れませんが、中国での事業の失敗です。EVシフトに移った中国は、国を挙げてEVの国産車化を進め、それまで一番中国でクルマを販売していたドイツのフォルクスワーゲンは窮地に陥ることになります。<br />
<br />
ホンダは好調だった北米に続き、新たな市場として、さらにフォルクスワーゲンの縮小に乗じて、世界に通じる（はずの）HONDAブランドで、中国に合弁会社が製造するハイブリッドやBEVで食い込みを図りましたが、高市政権下で日本との関係悪化というアンラッキーもあり、また中国政府の方針でもある国産企業支援とEVシフトで、性能や価格ではまるで歯が立ちません。<br />
<br />
<a href="https://jp.reuters.com/markets/global-markets/GOYWF3SXJVLWJNVPCAL76RQK7I-2026-04-17/" target="_blank">ホンダが中国で四輪車の生産能力削減、開発体制も見直し</a>（ロイター）<br />

<table cellpadding="3" bgcolor="#dbffff">
<tbody>
<tr>
<td>ホンダが中国のガソリン車工場４拠点のうち、１拠点を休止することが分かった。もう１拠点も休止を検討している。販売​が落ち込む同国で生産能力を適正化し、収益改善を図&zwnj;る。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
これも机上の金計算だけは得意な経営者層が中国のカントリーリスクや、ホンダブランド神話を完全に見誤った結果と言えるでしょう。<br />
<br />
　　◇　　　◇　　　◇<br />
<br />
青山一丁目にあったホンダの本社は、当初の計画では全面ガラス張りのお洒落な高層ビルになる予定でしたが、万が一大きな災害に見舞われたとき、ガラスが上から降ってくるようなことがあってはならないと、本田宗一郎氏の一言で、デザインの変更が求められ、シンプルなベランダがある白い外壁のビルに変わりました。<br />
<br />
<img src="http://restrer.atgj.net/File/honda2026_8.jpg" alt="ホンダ青山ビル" /><br />
<br />
そのビルも老朽化したため、一部を三井不動産に売却し、本社を虎ノ門へ仮移転、そして2029年頃には八重洲の再開発地区へ移転する計画となっています。<br />
<br />
八重洲は、ホンダが初めて東京へ進出したときに拠点を置いた場所ということですが、いずれにしても、ホンダが一番輝いていた時代にお洒落な文化の発信地でもあった青山から、雑多で無国籍でビジネスライクな八重洲に移るメリットがあるのだろうか？と首をかしげます。<br />
<br />
ホンダの70年代から80年代のクルマは、技術的にもデザイン的にも他車とは違うという独特の魅力がありました。<br />
<br />
2022年に亡くなった辛口のジャーナリストの三本和彦氏は、テレビ番組や雑誌でいつも「ホンダのびっくり箱」と言って、ホンダの独創的な技術やアイデアを称賛していました。<br />
<br />
ところが最近のホンダ車は、以前の金太郎飴のようなトヨタ車と同じく無難にほどほどでまとめる80点主義でつまらなくなったという感想を持ちます。「そんな無難なほどほどの車なら、ホンダじゃなくてもいいよね！」ってことです。<br />
<br />
90年代頃から、寄らば大樹の陰で、有名大学卒のサラリーマンばかりがホンダに集まり、そしてそれらのクルマが好きで好きでという人ではなく、計算高く勉強が出来るエリート会社員が経営幹部を占めるようになってきたことと関連がありそうです。ちなみに本田宗一郎氏の最終学歴は小学校卒業です。<br />
<br />
もう一度、ホンダの理念や、オヤジさんの技術のこだわりを思い出して、ホンダらしいホンダならではのクルマ作りをおこない、同時に日本のものづくりの素晴らしさを世界に見せつけてもらいたいものです。<br />
<br />
今月から販売が始まった、ホンダが生き生きとしていた頃のシティターボとよく似た電動BEV「Super-ONE」が、ホンダ再生のきっかけとなればいいなと思っています。<br />
<br />
この文章を書いているとき、偶然同じようにホンダを憂う雑誌記事が出ていました。<br />
<br />
<a href="https://bestcarweb.jp/feature/column/1528381" target="_blank">元ホンダ社員が赤裸々告白!! 「庶民のためのクルマ作り」はどこへ!? 本田宗一郎氏が目指したホンダとの決定的な違い！</a>（初出：『ベストカー』2026年5月10日号）<br />

<table cellpadding="3" bgcolor="#dbffff">
<tbody>
<tr>
<td>今のホンダの苦境は、なるべくしてなったという感想ですね。（社長の）三部さんが頼りにしている人たちに問題があると感じます。出世のことしか考えていないような人たちの意見ばかり聞いているからこうなった、ということでしょう。<br />
本田宗一郎さんの思いから始まるホンダの原点は「技術で人と社会の役に立つこと」です。それでお金をいただいているのに、今の経営陣にはそんな意識がおそらくない。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<br />
決して上の記事を参考にしてこれを書いたわけではなく、このブログは掲載日の1ヶ月ぐらい前から少しずつ書き始めていました。証拠を出せと言われても上書き上書きしていてありませんけど。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
1660　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/1350/">ホンダ国内販売凋落の兆しなのかも知れない</a><br />
1212　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/902/">EVシフトと言いつつも当分需要はそれほどでもなさそう</a><br />
1197　<a href="https://restrer.atgj.net/Entry/887/">2017年の乗用車販売台数に思うこと</a><br />
<br />

<table border="1" cellspacing="0" bordercolor="C1C1C1" cellpadding="3">
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<b><a href="https://restrer.sakura.ne.jp/site5/kansouindex.html" target="_blank">著者別読書感想INDEX </a></b>]]></content:encoded>
    <dc:subject>ビジネスの話題</dc:subject>
    <dc:date>2026-06-13T08:02:31+09:00</dc:date>
    <dc:creator>ａｒｅａ＠リストラ天国</dc:creator>
    <dc:publisher>NINJA BLOG</dc:publisher>
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