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うつ病は、従来は「こころの病気」である「神経症性」のうつ病と、「脳の病気」である「内因性」のうつ病の二つに分類されてきました。しかし2010年現在では脳と心の両面から起きるものと言われています。
 
うつ病の精神的な症状は、「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」に分けられています。
1. 「抑うつ気分」とは、気分の落ち込みや、何をしても晴れない嫌な気分や、空虚感・悲しさ
2. 「興味・喜びの喪失」とは、以前まで楽しめていたことにも楽しみを見いだせず、感情が麻痺した状態
 
また身体的な症状としては一般的に、
1. 不眠症など睡眠障害
2. 消化器系の疾患で急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍、下痢
3. 摂食障害に伴い、食欲不振と体重の減少、あるいは過食による体重増加
4. 全身の様々な部位の痛み(下背部痛、頭痛など)

があると言われています。
 
治療法としては精神分析、行動療法、認知行動療法、臨床動作法など様々な方法がありますが、現在では心療内科や精神科におけるうつ病治療の主流は薬の処方が多く、脳内に不足している脳内物質(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど)の分泌を促進させる薬物治療を行うことで改善をはかっています。

ただ薬にあまり依存すると副作用や、薬をやめたときの再発率が高まるとかあり、なんだかな~ということで、様々な議論がなされているので、治療法はひとつではないということです。
 
ただ基本的には、まずうつが病気であることを本人や家族が納得して認め、「無理せず、安静にし、カウンセリングを受け、(場合によっては)薬を飲んで、回復を待つ」ことがベストだと言われています
 
逆に自分自身で「忍耐、我慢、努力」をしたり、「変えられないものを変えよう」としたりすると症状は悪化してしまうことになります。

またうつ病に罹ったことを悲観したり、周りに隠そうとするとそれだけでプレッシャーになってしまい、余計に悪くなるので、「いつかは良くなる」という軽く楽観的な希望を、本人も周りの家族も持つことが大事だそうです。
 
従って周りが「頑張れ」「自分の力で治せ」「甘えるな」など叱咤激励したり、そういう心理状況でないのに「気分転換に旅行でも行ってきたら」とかは禁句です。

自分自身の力ではどうすることもできなくなりうつ病に罹るので、強い励ましや新しいことへの取り組みは逆効果ということです。

周囲の人も、患者がうつ病であり、患者自身の力では今の状態から抜け出せないことを自然に受け入れ、長い目で回復を待って、焦らないことが必要です。
 
もちろんその患者の趣味が旅行で、ずっと旅行がいけなくてストレスを溜めていたとするならば、旅行へ行くことを勧めたり誘ってみるのはありでしょう。

できればその人に負担にならない軽い内容で、「やりたいこと」「誰かの役に立つこと」を一緒に見つけてあげるといいかもしれません。

「好きなことをやっている」「誰かの役に立っている」「人に喜ばれている」と思うと人は前向きに充実した気分になるものです。
 
いずれにしても、経験豊富な心療内科医や精神科医と話し合うことがベストの選択です。治療法や生活もそこで話し合った結果、決めていくことになります。

特に仕事をもっている人は、収入のことや立場のこともあり、なかなか割り切れないことがよくありますが、病気はなんでも早期治療が治りやすいので、思い切って早めに病院へ行くことをお勧めします。
 
カウンセリングが少なく、安易に薬だけを出す医者(最近は減ったと思いますが)には注意すべきで、遠慮なく治療方針、期間、普段の生活についての質問や、信頼できないと思ったら病院を変えてもいいかもしれません。
 
うつ病の快復期間は、統計上は治療開始から8カ月で約60%の人がほぼ快復します。たまに3カ月ぐらいでもう良くなったからと職場に復帰する人がいますが、一般的にはまだまだ不安定な時期です。

この時期に「もう大丈夫、今までの分を取り返さなくては」と無理をしてしまうと、再発しその後もずるずると何年も長引いてしまうことになりかねません。
 
快復してもこの病気は再発の可能性が高く、いったん快復したと思ってもその後約半数(50%)の人は1年以内に再発をしてしまうことが多いようです。

なので、医者の指示やアドバイスを無視して、勝手に投薬をやめてしまったり、通院しなくなったりするのは危険なことです。
 
そして一度再発すると、二回目の再発率は75%、三回目の再発は90%と非常に高くなってしまい、いつまでもうつ病から抜け出せない状態が長く続いてしまうことがあるので注意が必要です。

私は医者でもなければ心理カウンセラーでもないので、以上のことは、本で読んだり、実際に経験したことなどを中心にまとめたものというだけで、根拠に乏しいことや誤っていることもあるかもしれません。

いずれにしても一人で悩んでいないで、一緒に改善していこうという仲間や専門家にまずはゆだねてみることをお勧めいたします
 



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