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梟の城 owl's castle(1999年) 東宝
監督 篠田正浩 出演者 中井貴一、鶴田真由、葉月里緒菜

1963年(昭和38年)に工藤栄一監督、大友柳太朗主演で映画化されていますのでリメーク版ということになります。原作は、1960年に発刊された司馬遼太郎氏の直木賞受賞作品「梟の城」です。

実はこの映画、20数年前にロードショーを映画館で見ていて、さらに原作小説も読んでいながら、絢爛豪華な大坂城と秀吉が出てきて、石川五右衛門が釜ゆでされるぐらいしか記憶になく、この機会にもう一度録画して見てみました。

ストーリーは伊賀の忍者が主人公で、織田信長勢の伊賀攻めで散らばってしまった忍者達が、その後はそれぞれの戦国時代の大名に仕え、敵と味方に分かれて戦うという内容です。

主人公は、両親を殺された恨みで、織田信長亡き後の後継者秀吉を狙って大坂城へ忍び込みます。

同時に、主人公のライバルだった男は甲賀忍者と組んで、私利私欲を追求し奉公所へ出仕していて主人公を殺そうと対決しますが、逆に秀吉の部下に捕まってしまい、名を聞かれたときに「石川五右衛門」と名乗り、その後、秀吉を殺そうと大坂城に忍び込んだとされ釜ゆでにされます。

葉月里緒奈演じる木ざるは伊賀者の末裔のくノ一、鶴田真由演じる小萩は服部半蔵の策で主人公を見張る役目にされたくノ一という展開で忍びだらけの映画で楽しめます。

まだ1999年ですからCGで描くVFX(視覚効果)はまだ使われてなく、SFX(特殊撮影)の世界ですから、忍者が飛んだり消えたりするシーンはちょっとチャチですが、ハリウッドでリメーク版でも作ってもらうとどうなるかなぁーって想像が膨らみます。

★★☆

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007 スペクター(原題: Spectre)(2015年) 英・米
監督 サム・メンデス 出演者 ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ

プロローグはいきなりメキシコシティにある建物の大爆破から始まり、MI6本部がある英国はもちろん、イタリア、オーストリア、モロッコ、北アフリカの砂漠、最後はやはりロンドンと場面は駆け回ります。

お馴染みのお約束、爆破シーン、カーチェイス、ヘリコプターアクション、スペクターに捕縛され絶体絶命のピンチなどもちゃんと盛り込まれています。

本作がボンドシリーズで24作目となりますが、もうどれがどれだかよくわからなくなっています。ロジャー・ムーアが演じていた頃までは、題名を聞くと「あぁアレね」とわかったのですが、、、

東西冷戦や、南米やアフリカ、中東、アジアの極端な独裁国のようなわかりやすい英米の敵がいたときには、映画も描きやすかったでしょうけど、今は変に敵国を名指し、または仮想敵としてしまうと政治問題化しますので、独立したテロリストという描き方しかできなくなり、やや悪役に魅力がなくなってしまっています。

★★☆

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勝手にしやがれ(1960年) 仏
監督 ジャン=リュック・ゴダール 出演者 ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ

原題はフランス語で意味は「息をのむ」「息せきって」という意味ですが、アメリカで1983年にリメークされたときには「Breathless(ブレスレス)」という直訳のタイトルが付けられました。

内容は、ラテン系らしく陽気な犯罪者(ベルモント)を主人公としたものですが、警官殺しという重犯罪で追われながらも、もっぱらガールフレンドとの恋愛は欠かせないという一種お気楽なストーリーです。

1960年頃というと、フランスでも戦争が終結して15年ほど経ち、時代はようやく経済も好調になっていて社会も明るくなっていた頃だったでしょう。

映画でも街にあふれるクルマやファッションがオシャレで、花のパリを強く印象づけています。

日本でも世界でもたいへん評価が高い作品(アメリカではリメーク作品が作られ、ドイツではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞し、沢田研二が歌った「勝手にしやがれ」はこの映画がベースとか)ですが、個人的にはこうした後先をなにも考えない犯罪者の心理がまったく理解できません。

なので単なる想像の中での出来事ぐらいにしか思えず(だから映画なんでしょうけど)、見ていてもどこか冷めた目でしか見られません。

きっと60年代に青春時代を過ごした、やがては過激派なども産む(日本では団塊世代とその少し上)にとってはこうした反社会的でありながらも淡々として、明るくて仲間にも恵まれ、なんにでも同化していける主人公に共感できたのでしょう。

★☆☆

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TOKYO JOE マフィアを売った男((原題:Tokyo Joe: The Man Who Brought Down the Chicago Mob))(2008年)
監督 小栗謙一

1980年代、シカゴでイタリアンマフィアの幹部にまで上り詰めた実在の日系2世「ケン・エトー(衛藤 健)」の生涯をFBI女性捜査官エレイン・C・スミスを始め、様々な関係者に語らせていくドキュメンタリー映画です。原作はそのエレイン・C・スミスが書いた同名のノンフィクションです。

その主人公は、戦前にアメリカへ移住した日本人両親のもと、1919年に生まれます。父親は関西学院大学の創設にも関わった教師で、一家を連れて渡米した後は宗教にはまり、宣教師として活動します。

仏教徒だった母親は渡米後にうつ病となり帰国してしまい、子供だった当時の主人公は厳格な父親の元で弟とともに過ごしますが、14歳で家を飛び出して職を転々とします。やがて太平洋戦争が始まり、日本人収容所に入れられます。

戦争が終わったあと、シカゴのイタリアマフィアの使い走りから始めますが、やがてその才能を発揮し、白人以外は幹部になれない中で、異例の出世を果たします。

賭博などの罪で逮捕されますが、マフィアが大金を積んで保釈されます。しかし釈放されたあとすぐに二人の殺し屋に銃弾を浴びせられ瀕死の重傷を負いますが、命は助かります。

つまり、「逮捕されて仲間を売った」と思われたわけで、その裏切りを知り、FBIが提案してきた保護プログラム(すべて証言する代わりに国が保護をする)を受けることになります。

その証言のおかげで、シカゴのイタリアンマフィアは壊滅状態に陥ることになります。

証言したケン・エトーは、名前を変え、安全な住居を与えられ、2004年に85歳の人生を全うします。

こういう数奇な運命をたどった日本人がアメリカにいたということを初めて知りましたが、なかなか興味深いドキュメンタリー映画でした。

★★☆

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劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 2020年 アニプレックス他
監督:外崎春雄 原作:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』

今さらですが、テレビでやっていたので録画して見ました。正直還暦過ぎたオッサンには、これのどこに熱狂する要素があるのかまったく理解不能ですが、自分が子供の頃には、ウルトラマンやマグマ大使、巨人の星などに夢中だったことを考えると、流行なんだろうなぁという感想です。

水戸黄門のドラマと同じで、主人公やその他レギュラーの仲間達はどんな苦境に陥っても死なず、目的を達するということがわかっていながら、それがクセになってしまうのはいつものことです。

このシリーズは、主人公が家族を鬼に殺され、修行して鬼殺隊に加わったということを知っていないと意味がわからないことも多そうです。

というか、劇場版ではどうしても時間の関係から原作(漫画)やテレビアニメ放送の中から多くの部分をカットして作られているので、鬼に「下弦の壱」とか「上弦の参」など、鬼退治をする鬼殺隊にも「炎柱」などクラスというかランクがあったりしますが、そういう様々な細かなことは映画ではほとんど説明がないのでスルーしながら見るしかありません。

ま、あまり深いことは考えずに、出てくる様々な仕掛けやアクションをみて楽しむというのが、マニア以外の楽しみ方なのでしょう。

★★☆

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ロープ(原題:Rope) 1948年米(日本公開は1962年)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演者:ジェームズ・スチュワート、ジョン・ドール、ファーリー・グレンジャー

1924年にアメリカで実際に起きたシカゴ大学の学生二人が、完全犯罪をやり遂げようと、裕福な家の知り合いの少年を誘拐し、身代金誘拐を装いながら、すぐに殺した殺人事件「レオポルドとローブ事件」を題材に小説化された原作を映画化されたものです。

原題の「Rope」は犯人のひとりの名前「Loeb」と似ていますが、それとは関係がなく、映画の中で殺人に使った道具がロープで、そのロープをなにも知らない被害者の父親に貸し出した書籍をまとめるのに使って渡すなどその異常性を象徴したものです。

この映画の最大の特徴は、一見してワンカットで最後まで進むことです。つまり場面展開がなく、時間も映画を見ている人と同じで進んでいきます。またヒッチコック初のカラー作品というのも特徴です。

最初にマンションの上から遠目に地上を歩くカメオ出演のヒッチコックなどを映したあと、そのままカメラはマンションの室内を映し出し、殺人シーン、その死体を部屋の中にある古いチェストの中に隠し、その部屋に被害者の家族や婚約者など関係者のゲストを集め、自分たちの送別パーティを催します。

全編カットのないワンシーンですから、俳優は台詞を覚えるのが大変だったろうなぁーと思いましたが、そこは当時のフィルムは最長15分程度しか回せなかったらしいので、フィルムのつなぎ目がわからないよう、いろいろ工夫がなされていました。

それにしてもワンカットが非常に長い演技を強いられる俳優は、台詞や動きを覚えるのが大変だっただろうなぁーと思わずにいられません。

★★☆

【関連リンク】
2021年9~10月 陰陽師II(2003年)、エージェント:ライアン(2014年)、アンダーグラウンド(1995年) 、悪い種子(1956年)

2021年7~8月 悪の法則(2013年)、断崖(1941年)、ミッドナイト イン パリ(2011年)、記憶にございません!(2019年)、戦場(1949年)

2021年5~6月 新選組(1969年)、座頭市と用心棒(1970年)、パットン大戦車軍団(1970年)、シング・ストリート 未来へのうた(2016年)


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