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先月、雨漏りがした築31年の自宅の屋根の補修をするために、あれこれ調べて業者さんに見積もりを依頼したところまで書きました。今回はその後におこなわれた準備と工事の模様です。

雨漏りにて屋根の修理をする その1

雨漏りにて屋根の修理をする その2

おさらいになりますが、昨年の秋頃から最初は2階の天窓付近、続いて出窓の木枠の上から雨がしみ出していました。しばらく様子を見ていましたが雨漏りが止まることはなく次第にひどくなってきたので、以前、調べてもらったことがある業者さんにメールを送って屋根補修工事の見積もりを依頼しました。

部分的に補修するやり方もありましたが、屋根の部分的な補修でも全体補修でもどちらにしても足場は4面全面の足場架設が法令上必要で、この足場工事代が部分工事の場合でおよそ全体の3割の費用を占めます。

そこで、特に勧められたわけではありませんが、私の判断で、どうせ全体に足場を組むのなら、築31年で屋根全体が老朽化、経年劣化していることを考え、屋根全部を葺き替えしてもらうことにし、さらに耐震性を考え、古くて重いスレート(コンクリ)屋根材をはがし、代わりに軽量で20年以上ノーメンテナンスのガリバリウム鋼板の屋根にすることにしました。

重量比較ですが、スレートの屋根材は1平米あたり約22~23kgなのに対し、ガルバリウム鋼板は同約5kgですので、屋根は約1/4の重量になります。実際に手で持ってみましたが、嘘のように軽かったです。

福泉工業のシルキーG2というガリバリウム鋼板の裏側には断熱+防音効果があるウレタンフォームが貼り付けられ、さらにその上にアルミライナーがついています。表面の色はブラックやワインレッドなど5種類から選べます。

下記の写真はガリバリウム鋼板の余分な切れ端の断面(アルミライナー部分は裏面)です。
ガリバリウム鋼板断面図

スケジュール(作業工程)は、土曜日に足場架設工事、月曜日から水曜日の3日間で既存屋根撤去、屋根下地工事、新屋根材取り付けを、木曜日に掃除とチェック、金曜日は予備日で土曜日に足場解体となっています。

屋根の工事自体は3日間で終わりますが、天候によっては屋根の工事ができず延期されるので、予備日が置かれています。

足場の架設と解体は通常別の専門業者がおこなうので、あらかじめ架設と解体の日程を決めて依頼をする必要があり、屋根の工事が終わればただちに撤去というわけにはいかないようです。

自家用車のカーポートは家のすぐ横なので、工事の作業中(足場工事、屋根工事とも)は、クルマを別の場所に移動しておく必要があります。

そして工事が終わる夕方以降から翌朝の工事開始まではクルマを元の場所に戻せるように工夫して足場の設置をお願いしました。外の有料駐車場にずっと停め続けるのは費用がかかりますからね。

大きな騒音が出る工事は、足場の架設と解体の時、古い屋根材をはがす時の釘抜き作業、新たな野地板を張るときのタッカー音などです。事前にご近所さんへ業者さんから工事計画と騒音等のお詫びをしてもらっています。

古いスレート屋根材をはがしているところ(下の古いルーフィングがところどころはげていて下の野地板が見えている)
スレートをはがしたあと

古い野地板の上に新しい野地板を張ったところ
新設の野地板

野地板の上に新しいルーフィング(防水シート)を敷き詰めたところ
ルーフィング

屋根材(ガリバリウム鋼板、色はギングロをチョイス)を敷き詰めたところ(同時に棟包みや破風板、雪止めなどを設置)
ガリバリウム鋼板屋根完成図

実際の工事は、天候にも恵まれて順調に進み、予定通り月~水の3日間で屋根の工事はすべて終わりましたが、足場の解体は土曜日なので、それまではベランダで洗濯物を干すことができません。仕方ないですね。

工事の作業はさすがに屋根の専門業者さんだけあって、とてもスムーズかつ丁寧で、こうした職人さんの技にはいつも惚れ惚れします。

これであと少なくとも20年は屋根の塗り替えや割れなど心配しなくて済みそうです。それまでにはおそらく私の寿命が来てしまいそうです。

屋根工事の保証期間は15年ですが、ガリバリウムかわらの穴あき保証は25年、赤さび保証は20年、塗膜保証は15年です。

巨大な台風直撃で様々なものが飛んでくるとか、大地震で家が傾くとかでない限りは当面は安心して暮らせそうです。

【関連リンク】
1712 雨漏りにて屋根の修理をする その1
1363 屋根と外壁の塗装をおこなった記録
1237 リフォーム講座へ参加してみた



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