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築33年目を迎える自宅には購入時にはリビングダイニングを含め全5部屋にそれぞれエアコン(室内機)が設置されていて、そのうち1台の室外機から2台の室内機へ冷気を供給するマルチ型エアコンが2セット(室内機4台分)、単独のエアコンが1台という構成でした。

築20年頃(現在から13年ほど前)に、エアコンが不調になったり、以前のモデルのため省エネタイプでなく電気代がやたらと高く付いてきたので、順次5台とも新しいエアコンに交換してきました。

マルチ型エアコンを買い換えるのは高額になるため、すべて1部屋1台タイプのエアコンです。

エアコン

と、そこである問題に気がつきました。

それは「エアコン設置にはブレーカーにつながっている専用電源が必要」ということです。

すでに5部屋にエアコンがあるなら専用電源があるでしょ?ということなんですが、上記に書いたように4部屋分は室外機がマルチ型の200V仕様で、しかも外の室外機に電気を供給するタイプだったのです。

つまりマルチ室外機とつながっている4部屋にはエアコン専用電源がなく、それが設置されていないと通常のエアコン交換工事ができない(やってくれない)ということです。

前回の2005年当時はそれを知らず、近くの家電量販店で一番安い安いエアコンを購入し、標準工事費を加えて設置工事を依頼しましたが、専用電源はなく、本当はダメなんですが、とりあえず壁のコンセントから延長コードで電源を引っ張ってきて使うことになりました。

工事に来た下請けの業者さんは当然ダメなのは知っていたはずですが、量販店からの指示で全部準備をして工事に来ているので、「電源の工事をしないと付けられない」とは言えず、なにも言わず契約通りのエアコンの設置だけをして帰って行きました。2005年当時はまだ緩かったとも言えます。

実はエアコンの専用電源の設置は、法律で決まっているのかと思ったらそうではなく、電気業界の自主規制だそうです。

経済産業省のQ&Aには、
エアコンの専用回路の設置は、法令上の義務はなく、国の規制ではありません。
一般的に、エアコン等は始動電流が大きいため、一般回路を使用し他の電気機械器具と併用した場合には、過電流の発生によりブレーカーが落ちやすくなったり、出火につながるおそれがあります。そのため、民間規格である「内線規程」(一般社団法人日本電気協会発行)3605-3 2.及び資料3-6-5 3.において、定格電流が10Aを超える据置形の大型電気機械器具については、別に専用の分岐回路を設けることとされています。

業界規定なので、法的な拘束力や罰則はありませんが、現在では専用電源なしでのエアコン設置工事はできない(断られる)というのが常識となっています。

なおエアコンでも定格電流が少ない窓枠に取り付けるウインドー型エアコンならば専用電源が必要としない製品があります。

2回目の交換になる今回はさすがに2005年当時のようにコソッと専用電源なしでエアコン設置だけをしてもらうわけにはいかず(たぶん断られる)、まずはエアコン電源の設置工事をどこかに依頼することを考えました。

そのためには事前に現場でブレーカーの位置、配線方法、専用コンセントの設置場所などの調査をおこなわないと費用の見積もりができません。そういう手間のかかる面倒なことは、家電量販店やその下請け業者さんにはなかなか受け入れてくれそうもありません。

特にブレーカーから各部屋までの配線は、いまさら壁の中を通すわけにはいかず、部屋の中を這わすか、屋外へ出してまた屋内へ引き込むという面倒な作業になります。

今回は2階の部屋の2部屋だけエアコン交換(設置)をしてもらうことを考えています。

そこで近所の電気工事業者さんを探し、まずは2部屋のエアコン専用電源工事だけをおこなってもらい、その後別途安いエアコンを調達しようと思いネットで電気工事業者を調べました。

すると近所に古くから地場でやっている電気工事会社があり、エアコン専用電源工事の見積もりをお願いしてみたところ、一度見に来るということになりました。

エアコン専用電源を各部屋に引くには、

(1)元々マルチ型エアコンに使っていた屋外にある200Vの電源を100Vに変換し部屋に引き込んで使う
(2)新たにブレーカーから100Vの専用電源を部屋まで引く

という2通りの方法があります。

(1)のマルチエアコン用電源はすでにブレーカーで専用電源となっているので、そのまま使えますが、1階の屋外にあるため、電線を延長し2階の部屋の中まで引き込む必要があります。

(2)はシンプルですが、1階にあるブレーカーから離れた2階の部屋まで一度屋外に出して再び屋内に引き込むことになります。

実はもうひとつ第3の方法があり、(3)新たな200Vマルチエアコン室外機(電源は元の200Vを使用する)を設置し、2部屋に電源が不要の室内機を設置する方法。

しかしこの(3)はマルチ型エアコンが汎用品ではなく、めちゃ高額(室外機と室内機セットで工事代別で20万円ほど)なことや、高負荷で電気代が高く付くことを知っていたので最初から除外しました(一応業者さんにも確認したけどその通りでした)。

今回は調子の悪い2部屋のエアコンを交換する予定にしていたので、専用電源の確保について1部屋は(1)、もう1部屋は(2)でお願いすることにしました。

(1)の電源を2部屋に分岐することはできないか?を聞いたところ、1台ずつ単独でブレーカーにつながないとダメということでした。

電源ブレーカー

さらにその電気工事の業者さんから、4年落ちの新品国産エアコン(三菱電機・霧ヶ峰スタンダードモデル6畳用)で良ければ在庫があるので、それを格安で提供してもよいという話しがあり、2部屋分の電源工事とエアコン設置を一気にやってもらうことで見積もりをしてもらい、それで依頼をしました。

見積書(2階の2部屋にエアコン電源設置工事と、新エアコン設置、旧エアコン廃棄処分)
見積書

合計税込み215,600円です。

エアコン設置

十数年使った古いエアコンは、まだ動いてはいましたが、取り外して回収してもらいます。裏や内側にはほこりやカビがいっぱいです。

エアコン廃棄

量販店などで新型の格安モデルが1台標準工事込み7~8万円で売られていますが、専用電源工事や2階までの配管延長など追加工事費用のことを考えると、4年前のスタンダードモデル(未使用)ですがまぁトータルではお得だったかなと思います。

工事の日には、二人のベテランの職人さんが、朝9時から夕方4時半まで(昼に1.5時間休憩挟む)工事をおこない、無事にすべての工事が完了し、ガタガタと音がしていた古いエアコンを交換してもらいスッキリしました。

屋外に出る配線は、両方とも室外機から室内機へつながる配管の中にうまく入れてもらいむき出しではないようにしてくれました。

【関連リンク】
1658 家電製品の耐用年数は?
803 リサイクル料金は時代の徒花か
504 エアコンの購入

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