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本棚自宅には学生時代の頃から読んできた3千冊を超える蔵書があり、ひとつの部屋にはロフト部分を含めて書棚を並べビッシリと本を詰め込んでいました。

しかし、しかし、あまりの重さで床が抜けるんじゃないかという不安と、大きな地震が起きたときには天上付近まで積み上げられた書棚と本が倒れてきて大きな被害を受けるんじゃないかと心配でした。

さらに60代も後半となり、後顧の憂いなきよう、残った家族が困る大量の蔵書の処分を含む終活も考えなければと思い、まずは蔵書を思い切って半分以下、できれば1/3の千冊ほどに減らそうと決意しました。

NHK Eテレの番組「心おどる あの人の本棚8 京極夏彦」を見ていたら、「一度買った本は手放さない」「この本と一緒にいたいという気持ちが奇跡を生むこともあるんです」「書籍はインテリアじゃない、書籍は取りやすく整理整頓されていることが大事」「なぜ本を捨てる?増えすぎたから捨てるという選択肢は最初からない」という京極夏彦氏の言葉が胸に刺さりますが、書籍がライフワークで飯の種の方とは違い、狭い家に住む年金生活者は背に腹は代えられません。

効率を最優先にする人には「本なんて読めばすぐに捨てればいいだけ」という人もいますが、私は書籍には深い愛着と著者に対してのリスペクトがあり、資源ゴミの日に、ひもでくくってまとめて出してしまうという割り切ったことができません。

そこで少しでも納得がいく方法で処分しようと、あまりに安直で一般的ですが古書買い取りに出すことにしました。

古書買取では、売れそうな書籍は業者が値段を付けて新たな読者へ提供されることで有効な再利用ができます。

売れそうもない書籍は、資料によると一部は各種施設へ寄付をするらしいですが、多くは残念ながら資源ゴミとして処分されるようです。

ただそれは私の目には入らないところでおこなわれ、単に責任転嫁ですが仕方がないことです。少しでも多くの本が救出されて役立ってもらえることを願うばかりです。

まず始めたのは、一番手間が少なそうなブックオフの「宅配買取」です。

通常古本など古物を売るときには事前に運転免許証など本人確認書類の提出が必要です。

最近はオンライン上でもそうした認証と手続きがネット上で簡単にでき、ブックオフオンラインでも写真を撮って送るだけでした。

宅配書籍 本人確認の認証ができれば、あとはWeb上で申し込みをして、段ボール(2Lのお茶やミネラルウォーター6本用の頑丈でやや小さめの箱)に詰められるだけ本を詰めて送るだけです。

宅配買取には自分でコンビニなどへ段ボールを持っていく「持ち込み配送」もありますが、量がある場合は、自宅まで取りに来てもらうほうがずっと楽です。書籍は重いですから。

またブックオフの宅配買取にはタイミングを選ぶとキャンペーンとして査定価格が30%アップになる期間が頻繁にあります。

別に処分を急いでいるわけではないので、送る準備だけしておき、その時を待って申し込みをしています。

長く書棚に置いているとカバーが色あせ、ほこりがついているもの、栞代わりにメモやレシートを挟んでいるケースあるので、1冊1冊中身を点検し、アルコールを含んだウエットティッシュでカバーを綺麗にしていくので、準備に時間がかかることもあります。これは必須の作業ではありませんが、双方気持ちよく売買できると嬉しいです。

一度に段ボール3~4箱分、およそ1箱に30~80冊(単行本や文庫、厚さなどによって詰められる冊数が大きく変わります)詰めておき、キャンペーン期間(概ね月1回1週間ぐらい)が来れば、オンラインで申し込み自宅に宅配会社に受け取りにきてもらいます。

後日メールで、受け取ったという通知と、ブックオフオンラインのマイページでタイトルごとの買取価格が知らされ、銀行に振り込まれます。

私の蔵書のようにすべてが新刊本ではない古い書籍の場合、査定価格に大きな期待はできません。

価格が付かないものもあれば、たまに500円ぐらいの価格がつくものまで様々で、均せば概ね買取キャンペーン期間中でも1冊平均が10~20円というところでしょう。

つまり3箱に単行本と文庫を混ぜて詰めて、150冊(1箱50冊平均)ほど送れば、キャンペーン期間(買取価格30%アップ)で2,500円ぐらいの買取価格になります。

面白いのは、「え?なんでこれがこんなに高く値段がつくの?」という本があり、例えば小説の上下巻で、上巻は7円なのに下巻が50円の買取価格がつくとか、素人には不可解なケースがよくあります。

またブックオフオンラインの中古本販売コーナーで同じ本が2,000円の値段がついているから100円ぐらいで買い取ってもらえるだろうと思っていたら10円ぐらいにしかならないとかもよくあります。需要と供給、在庫量などで様々なアルゴリズムが働いているのでしょう。

そしてブックオフの書籍買取では、裏表紙にバーコード(正確には書籍JANコード)が印刷されていないものは価格がつきません。おそらくバーコードを機械で自動的に読み取り、買取価格を判定するように効率化されているのでしょう。

このバーコードは1990年頃から印刷されるようになりましたので、学生時代の1970年代、社会人になってからの1980年代に買った書籍にはバーコードは入ってなく、ブックオフに送っても査定外になってしまうので除外しています。

バーコードのない古書ばかり残っていき「さて、困った。」と思っていたら、バーコードの付いてない書籍も買い取るという古書買取専門店が自宅の近くにあるのを発見しました。

「戦前の古書から最新刊の古本まで買取!バーコードの有無を問わず」東京書房

ただ学術書やサブカルものが得意ということで、一般的な小説やビジネス書、流行の漫画本などはあまり得意ではない(値が付かないか査定価格が安い)と言うことです。

その買い取り店も宅配買取が可能ですが、モノは試しとばかりにクルマに段ボールに詰め込んだ本をサクッと積み込み店まで運び込みました。

少数の本ならその場ですぐ査定してくれるそうですが、大量の場合は、後日査定結果と銀行振り込みという方法になります。

持ち込んだのは段ボール3箱で、単行本、新書、文庫がそれぞれ1/3ずつぐらい、およそ100冊ほどです。この店が得意という学術書やバーコードの入っていない漫画も数冊入れておきました。
その全体の中で半分ぐらいバーコードの入っていない1990年より前の古びた書籍です。果たして査定の結果は?というと、全部で500円という、一応ギリギリ想定範囲内ですが想定より低い残念な結果となりました。

やはり小説や新書はお得意ではなさそうですが、バーコードの入っていない書籍も引き受けてくれますから仕方がないです。

結果的には、1990年以降発刊の小説やビジネス書、バーコードのあるコミックなどはブックオフ、それ以外は東京書房へという古書処分方法が私の中では定まりました。

他にも「こういう方法があるよ~!」という良い処分法や業者があれば教えてもらいたいものです。

現在のところ、ブックオフへ700冊ほど、東京書房へ100冊ほど出しましたので、およそ蔵書の1/4ぐらい減らすことができています。今年中には、2,000冊は減らす予定です。

【関連リンク】
1498 蔵書書籍3200冊のタイトル分析
1476 蔵書の著者別冊数上位45位まで
1219 2800冊の蔵書について(1)

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