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年賀状今年もまもなく12月15日から年賀状の受付が始まり、いよいよ年末が近づいてきたことを実感します。

すでに年賀状仕舞いをした知人もあり、また私からも仕事関係でそれほど親しくない人には「年賀状仕舞い」を口実に徐々に減らしてきていて、すでにこの数年は年賀状を出すのは50枚程度まで減ってきています。

この50枚は、双方の生存確認的な意味合いもあり、お互いになにかあるか、どちらかが年賀状仕舞いをするまでは今後も続けることになるでしょう。

年賀状も1枚85円が必要で、普段は電子メールやSNSで、(表面上は)無料でやりとりできる時代には贅沢な通信手段となっています。

私が生まれた1950年代(1951年~1965年)は、はがきの料金は5円で、母親の母親(私にとっては母方の祖母)から月1回ほどの割合で母に達筆で書かれていて幼児の私にはまったく読めないはがきが届いていたのをよく覚えています。

社会人になってまもなくの時に年配の人に年賀状を出したとき、その年の年末はとても忙しく、宛先も文面も印刷したままでだした年賀状に対し、後日「なにかひと言でも自筆で書こう」とメモを渡され、たしなめられたことがあり、反省してそれ以降は必ずひと言は手書きで書くようにしてきました。これが結構たいへんな労力です。

話しは変わって、50代ぐらいまでは他人の結婚式や葬式には年数回の頻度で何度も出席してきました。仕事の関係で上司、同僚、部下だけで数百人はいたので、その頻度は多い方だと思います。

これが結構な負担で、よく知っている親族や友人ならともかく、同僚や部下の親族など一度も会ったことがない人のお通夜や葬式、告別式に参列するぐらい困惑することはありません。

「せっかく来ていただいたので、顔でも見てやってください」とか言われるのも迷惑この上ありません。生きていたときの顔も知らないのに、棺桶の中に入った死に顔見せられても、、、

何度もそういう場に出ていると、要領よくなり、サッと挨拶を済ませてサッと帰ることになります。

いかにも虚礼というか義務感だけで来ている感じで、失礼な気がして自分自身でも気が滅入ります。葬儀場まで何時間もかけて行って、参列は5分だけというケースもあります。亡くなった本人を直接は知らない場合は義務感だけになっても仕方がないと思うのですが、、、

結婚式はさすがに短時間で帰るわけにも行かず、会場までの往復の時間もいれるとまる1日がかかります。

さらに新幹線や飛行機で遠方の式場まで行くこともあります。そしてそれなりの祝儀も必要で、重なると祝儀貧乏に陥ることもあります。

しかし、結婚式の招待状をもらったら、関係性が薄い人であっても、さすがに正当な理由がなく断ることもできず、面倒に思いながらも義務感として出席したことが数多くあります。

そうした冠婚葬祭に数多く参列した経験から、自分の葬式には例え親しい友人であっても他人を煩わせるのは嫌なのでできるだけ来て欲しくないと思っています。

また葬式自体も、葬儀会社の闇の戦略にはまって高額な式をするのではなく、質素な家族葬で十分です。

そう思っているのは私だけではなく、社会全般で葬儀費用の縮小が進んでいるようです。

墓地

お葬式に関する全国調査」(鎌倉新書「いい葬儀」)では、葬儀費用の総額(基本料金、飲食代、返礼品の合計)平均は2015年は184万円だったのが、2024年は118.5万円へと約35%下落しています。

これは2020年から2022年頃に、コロナ禍で従来の葬儀が行えず、直葬や家族葬となったことで、それがコロナ禍が終わった後も広く知れ渡ったという理由もあるでしょう。

いずれにしても昨今は家族葬が約半数(同調査)を占めていて、通夜や告別式のない直葬や、通夜を省略した1日葬を含めると全体の70%を占めています。

費用の面と、私が感じていた義理参列の多さや団塊世代以降の核家族化で世間体や風習にとらわれなくなったことが影響していると思われます。

また、病院や警察と結託した出入りの葬儀会社の言いなりになってきたマシマシの葬儀費用に、みんなが不審をいだくようになってきたこともあるでしょう。

【関連リンク】
1688 年末に家電品がよく壊れる
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