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今までに購入はしたけど、少し読んでこれは読めないと思った本はそのままカバーを掛けたまま本棚に並べ、どうしようも暇なときにでも読もうと置いてありました。それが気がつくともう30冊を軽く超えて溜まっています。
 
途中で読み続けるのを断念した理由を分類すると
 
 1) 内容が突飛すぎたり貧弱でつまらない(人材コンサルタントに騙されるな!など) 
 2) 文章(または翻訳文)が下手で読みづらい(地球の果てまでつれてってなど) 
 3) 登場人物や展開が複雑でついて行けない(応酬、ハンニバルなど) 
 4) 書籍のせいではなく自分のその時の精神状態では読めない(東京奇譚集など) 
 5) 難解で満員電車の中で揺られながら読むのはつらい(新訓万葉集など) 
 6) 文字が小さくて読む気がしない(ヌーン街で拾ったものなど)
  
です。
 
特に2)と3)では外国の小説(翻訳本)がほとんどで、登場人物の名前が外国人の場合、姓と名とニックネームの3つが入り交じり、それが同一人物なのか違うのか混乱したり、内容が意味不明になってきたりします。おまけに地名やペットまでもが人名かと思ったり。その点日本の小説では登場人物の名前が覚えやすいのと、地名もわかりやすいので問題はありません。
 
さらに外国小説の場合、原書で読めるほどの能力がないので、あいだに翻訳者が入ります。これがまた曲者なのです。

翻訳者という職業、それだけで食っている本当に優秀なプロの翻訳家ももちろんいますが、中には片手間のアルバイト的に翻訳をやっていたり「これって機械翻訳?」みたいに思える手抜きっぽい翻訳もあります。

翻訳の出来不出来によって、その本の内容がつまらなくなったり、意味不明になったりする場合が結構あるように思えます。

言い切れないのは原書と比べたわけではないので、本当に翻訳者のせいかどうかは断言ができません。
 
出版業界も経営が厳しい折なので、著名な作家でヒット確実な書籍ならそれなりに高額なプロの翻訳家に頼めるでしょうけど、それ以外はできるだけコストを抑えたいというビジネス上の制約があると思います。

それ故にぽっと出の新人作家や、マイナー作家の翻訳本は、誰が翻訳を手掛けたかのか注意が必要かも知れません。

同じ作家のシリーズものは、通常、同じ翻訳者が手掛けますが、なぜか本ごとに翻訳者が変わる場合があり、そのあたりにも出版社の事情が見え隠れします。
 
1)の「内容がつまらない」のは、これは日本の作家、外国の作家問わずあります。

難しいのは、同じ作家でも「前の作品は面白く読めたのに、この作品はつまらない」というのが時々あります。その場合は4)の「自分の責任」かな?と思うこともありますが、必ずしもそうとは言い切れません。
 
作家も過去の作品にとらわれず、文体や人称、実験作など今までと違ったスタイルで創作をすることもあるでしょう。

自分がよく知っている業界や地域を舞台にしたものと、まったく空想だけ、あるいは誰かにヒントをもらって書く作品では、内容の濃さが違ってくるでしょう。
 
逆に、内容が面白く感じられないのは「この作家ならこうだろう」という、読み手側の思い込みや錯覚による違和感なのかもしれません。

また2)と同様に翻訳者の力量の差によって、つまらなくしてしまっているケースもあるでしょう。
 
4)の「自分の責任による途中断念」は、数年おいてからあらためて読み直すと、問題なく読むことができます。

ただ、読み直した本が傑作だったか?と聞かれると、私的にはいずれも平凡な作品が多いように思います。

なにも偉そうにいうことではないですが、どんな心理状態であろうと、最初の数ページを読み、グイグイと引き込まれていかない本には凡作が多いようです。
 
ここのところ、長い不況が続き、幸か不幸か仕事が忙しくないので、早く帰宅することができ、読書により多くの時間が取れるようになりました。

そこで今まで様々な理由で読みかけで断念した本を読み始めています。
 
なぜ新しい本ではなく、読みかけの死蔵した本を発掘しているかというと、高いお金を出して買っても先日読んだ「人間の器量」みたいな、筆者の自己満足だけのつまらない本や、売れっ子作家の場合は量産し過ぎで手抜きになっているような本に最近出くわすことが多く、それぐらいなら、読みかけのまま死蔵してしまった本に再度挑戦した方がマシかなと気がついたからです。もちろん書籍購入費を抑えるという副次的な効果も期待もできます。
 
死蔵中の本一覧(最近読了したもの含む)38冊
 
・大誘拐 天藤真 購入日不明(1991年頃)
・イリュージョン リチャード・バック 購入日不明(1995年頃)
・優しすぎて、怖い ジョイ・フィールディング 購入日不明(1995年頃)
・姑獲鳥の夏 京極夏彦 購入日不明(1995年頃)
・眩暈 島田荘司 購入日不明(1995年頃)
・百人一首一夕話 尾崎雅嘉 購入日不明(1996年頃)
・白河馬物語 C・W・ニコル 購入日不明(1996年頃)
・新訓万葉集上巻 購入日不明(1996年頃)
・古今和歌集 購入日不明(1996年頃)
・明日なき二人 ジェイムズ・クラムリー 2006/4/14購入 2010年3月読了
・悪魔の森 小沢章友 購入日不明(1997年頃)
・蒼穹のかなたへ(上・下) ロバート・ゴダード 購入日不明(1998年頃)
・神々の指紋(上・下) グラハム・ハンコック 1999/4/9購入
・業火 パトリシア・コーンウェル 購入日不明(1998年頃)
・インドへ 横尾忠則 1999/7/6購入
・地球の果てまでつれてって 横尾忠則 1999/7/6購入
・ハンニバル(上・下) トマス・ハリス 2000/7/6購入
・「やりたいこと」がわからない人へ 鷲田 小彌太 2003/11/23購入
・きれぎれ 町田康 2004/5/7購入
・ヌーン街で拾ったもの レイモンド・チャンドラー 2004/6/21購入
・陰日向に咲く 劇団ひとり 購入日不明(2006年頃)
・武士道 新渡戸稲造 2006/6/14
・キャリアショック 高橋俊介 2006/7/25購入 
・トロッコ・一塊の土 芥川龍之介 2006/12/18購入
・獣どもの街 ジェイムズ・エルロイ 購入日不明(2006年頃)
・ZOKU 森博嗣 2006/12/27購入
・「買い!」と思わせる人材 藤田聰 購入日不明(2006年頃)
・ナイロビの蜂 ジョン・ル・カレ 2007/3/9購入
・応酬 ポール・リンゼイ 2007/5/22購入
・停電の夜に ジュンパ・ラヒリ 2007/7/24購入
・東京奇譚集 村上春樹 2007/11/30購入 2009/6/9読了
・人材コンサルタントに騙されるな! 山本直次 (2007年頃)
・トゥルー・ストーリーズ ポール・オースター 2008/1/17購入
・閉店時間 ジャック・ケッチャム 2008/8/12購入
・伊勢物語 2009/9/17購入




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