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先月の情報ですが、こうしたニュースが新聞に出ていました。

メルマガ作成でトラブル、仕事応募すると金銭請求次々、国民生活センター、注意呼びかけ(日経新聞)
商品を紹介するメールマガジン(メルマガ)の原稿を作成する仕事に応募すると、様々な名目で次々と金銭を請求されるトラブルが増えている。「登録した個人情報をインターネット上にばらまく」などと脅して解約に応じない悪質なケースもあり、国民生活センターは「高額な初期費用を求めてくる場合は注意を」と呼びかけている。

これをみて、そう言えばずっと古くから内職の仕事に関連して、登録料や高額商品を買わせる手法っていうのは、被害者の方には申し訳ないけど、「相変わらず繰り返されているんだなぁ」と呆れかえるのを通り越し、感慨深げに読みました。

昔(30~50年前)の内職詐欺では、女性の内職の中でも人気があった和服や洋服の仕立物の内職です。まず内職希望者を募り、応募者には「当社指定のミシンを買ってもらうのが条件」と伝えます。

「すでにミシンは持っている」と言うと、「特殊な縫い方ができる、当社指定の高性能ミシンを買って使って欲しい」と言われ、それは「ローン(当時は割賦)なので月々の負担は少ないから大丈夫」「毎月の収入を考えるとすぐに払い終えてミシンは自分のものになるのでお得」「ローンが終われば、あとは全額自分の儲けになる」などとうまく乗り気にさせます。

そして「毎月これぐらいの内職を依頼するから、収入はこれぐらいになり・・・」と捕らぬ狸のなんやらで安心させておき、高額なミシンを契約させ、最初の数回だけ仕事を回し、安心させておき、そのうちに完全に連絡が取れなくなります。

気がついたら、高額なミシンの月々の支払だけが残り、仕事は結局ほとんどもらえなかったという詐欺です。そして買ったミシンも一般市販されているよりもずっと割高で、転売しようと思っても二束三文にしかなりません。

その他にも、内職を得るためには、会員にならなければならず、会員になるには最初に数十万円の入会金を支払う必要があります。

普通ならすぐに怪しいと気がつきますが、支払った入会金は内職を始めれば2~3ヶ月で取り戻せると「うまい話し」とセットになっているのと、誰かに相談したり後先を考えさせないように、「応募者が多く締め切ったところだが、今すぐなら入れてあげる」と急かすのが常套手段です。

概ね内職というのは、真面目で内向性が強く、社会経験の少ない女性が、旦那や周囲の人には相談せずに、自分だけの意志で手の空いているときに少しでも家計の助けになればと思って問い合わせをしたり応募してきます。

悪徳業者にとっては一番騙しやすい相手なのでしょう。

上記の新聞に載っていたケースでは、昔の内職の現代版で、副業としての募集らしいのですが、メールマガジンの原稿作成を1本千円の契約で発注するというものです。そのメールマガジンは、会員などに商品やサービスを紹介したり販売する目的のものです。

最初のうちは、ただ言われたように書いて送ればそれだけで支払われますが、次に業者から商品紹介のホームページを新たに作りメルマガとセットで紹介をすれば、もっと稼げると言われ、ホームページ制作料として110万円を消費者金融から借りて支払うところまで誘導されます。そして払ったら最後、その後の依頼は途絶えたとのことでした。

業者からは当然のように、「すぐに元がとれる」「儲からなければ費用は返金する」などと説明したそうで、もちろん騙すための口約束です。

もっと稼げるという「人間の欲」と、「いざというときは返金する」という騙しのテクニックで、コロッといかれてしまうのでしょうね。

さらにタチの悪いところでは、解約を申し出ると最初に登録した「個人情報をインターネット上にばらまく」「勤務先に副業していることをばらす」などと脅された事例もあったそうです。憎まれっ子ならぬ悪人はいつの世にも図々しくはばかるものなんです。

内職とは違いますが、消費者トラブルになる可能性があるえぐい商売があります。ほとんどの場合は泣き寝入りしている場合が多そうですが。

法律に触れるかどうかと言えばそのシステム自体は合法でしょうが、やり方が汚いのが特徴です。

パソコンやタブレットなどにバンドルされているセキュリティなど60日間無料ソフトなどを利用する場合、契約が切れる前にクレジットカードなど個人情報を登録し、自動引き落としの契約をしないとやがて使えなくなります。

そして一度クレジットカードを登録してしまうと、解約ができないように、あの手この手を使ってきます。

申し込むときはワンクリックで可能なものであっても、解約するためにはわざわざ電話をかけて伝えなければならず、その電話は平日の10時~17時まで、普通の人だと仕事中なので、なかなか電話をかけられないようにしています。

そして仕事の合間にやっと電話をかけても「ただいま混み合っていますので~」と自動音声が流れるだけで相手は決して出ません。つながるまで待っていようと思っても、フリーダイヤルとは違い、その間ずっと通話料が課金されますので、何十分もジッと待っている人はまずいないでしょう。

そして何度かけてもつながらずに、とうとう断念して、解約をあきらめさせ、毎年使用料を自動的に引き落とすってわけです。

ウイルス検知の大手有名セキュリティ会社が平気でそういう阿漕なことをやっていますので、クレジットや銀行自動引き落としを申し込む時はくれぐれも要注意です。

私は一度それに懲りて、セキュリティソフトでは有料で自動更新されるソフトは一切拒否し、以前ならパッケージ売りで更新料は永年無料のものに変え、そしていまはフリーのウイルス検知ソフトを使っていますが、それで十分です。

ちなみに私がはまった罠に引っかかった時の話しですが、解約するために、仕事場所から朝一番に電話をかけて、当時は携帯普及前だったので公衆電話でテレフォンカードを何枚も無駄に使い、40分ぐらい待ってようやくつながり、自動更新の日より1ヶ月前に解約を申し出て受け付けてくれたものの、結局1ヶ月後には翌年分もしらっと自動で引き落としがなされ、また何度もかけてそのクレームを伝えなくてはいけませんでした。

そして引き落とした分は返金すると約束してくれたものの、さらに2ヶ月後に引き落としに使われた銀行口座へ返金された金額を見ると、なんとクレジット会社の手数料(8%)を差し引いた金額が戻されているという散々な結果でした。

それについて、「更新日の1ヶ月前に解約しているに関わらず、勝手に引き落としをして、その返金でクレジットの手数料が引かれるのはおかしい」と連絡しましたが、「当社は引き落とした金額を戻す手続きしたまで」と「手数料についてはクレジット会社に言え」との回答。

それでクレジット会社に連絡すると、「当社は返金処理された金額をお支払いしたまでで、詳しくはその会社(セキュリティソフト)に言え」との鼻をくくった回答。

つまりどこにも責任はなく(と言い張っている)、最後は顧客がバカを見るという理不尽な仕組みとなっているようです。

どういうことかと言えば、私の口座から引き落とした金額からクレジット会社は手数料(8%)を引いてセキュリティ会社に振り込みます。そしてセキュリティ会社から返金をする時には、その振り込まれた手数料を引いた金額だけがクレジット会社に戻され、それが顧客に戻ってくるというわけです。

こうした自動更新の契約をクレジットカードでさせて、永続的に課金していくやり方をしている会社っていずれは大きなしっぺ返しを受けるものと思っています。

でも内職や副業詐欺と同様、一般的に人って痛い目に遭わないとわからない事っていっぱいあるんですよね。


【関連リンク】
824 高齢者向けビジネス(第3部 仕事編)
820 高齢者ビジネス(第2部 趣味編)
810 高齢者向けビジネス(第1部 居住編)
780 あらためて高齢社会白書を概観してみる
740 高齢者の犯罪が増加

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