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リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
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今年も残りわずかとなりました。

2002年の春からスタートしたリストラ天国日記もまもなく13年目に入ります。

決して多くはない読者(笑)の方々には感謝感謝です。

この日記形式のような乱文は、自ら続けることで、仕事や会社に対する自分の考え方の戒めと、私のように突然仕事を失って茫然自失に遭った人やその予備軍に、なにか役立てることができないものかと始めたものでした。

開始当時の日記
リストラ通告
退職後1ヶ月経過
再々就職活動 最終回

そして今年の日記(一部)
定年リタイア時の必要貯蓄額と生涯住宅費用
転職適齢期というのがあるとすれば
労働人口と非労働人口推移と完全失業率
高齢者向けビジネス(第1部 居住編)
中高年者の雇用不安
仕事と介護の両立という難題
失業率とか雇用状況

現在はその内容も相当変わってきてしまいましたが、底辺に流れるのは、雇用問題であり、再就職やリストラといった社会問題です。

2007年に起きたリーマンショックで一時期は世界的な不況が覆い尽くしましたが、あれから7年が経ち、今年は大手企業向けに官製の景気浮揚策だったとはいえ、多少景気が上向きに転じたような雰囲気がありました。

なかなか中小企業以下で働く人の生活にまで、いい影響は出ていませんが、それでも先行きが真っ暗な状態から多少薄日が差してきたのかなと思ってます。

おしなべて大企業は好決算を連発しているような報道ですが、その中にあっても、タカタやベネッセ、ワタミフードサービス、まるか食品(ペヤング)のように不祥事や重大なミスから苦境に立っているところや、構造不況に入ってしまったソニーやリコーなど大企業もあり、厳しいのは中小零細企業ばかりではありません。

そして今年も大企業を中心に大量のリストラがおこなわれ、経営者やオーナーの無能ぶりを天下に公表しています。

そして来年はというと、先の衆議院選挙で大勝した自民党1強の政治状からして、今までと変わりない大企業優遇、既得権益死守、役人・官僚天国の政治がよりいっそう強化されることになるのでしょう。それが国民が選んだ道ですからなにも言うことはありません。

大相撲で白鵬に勝れる力士がなかなか出てこないように、政治においても安倍自民党にとって代われるだけの器量、資質、人気、リーダーシップを持った政治家や党がなく、大きなミスや病気・事故でもない限り、長期政権になるのは今のところ必至の情勢です。

それに若い人にも保守傾向が強くなってきていて、昔のように「老人=保守」対「若者=革新」の構図が崩れてきていることもここ最近の政治傾向だと言えます。

その結果、今後何が起こるかと言えば、「せっかく応援してやったのに、政治家は若者の期待に応えてくれない」という若者の反発に火が付き、やがてそれがなにかの拍子に爆発するようなことになりかねません。愛情が憎しみに変わったときの若者の反動エネルギーは、東欧崩壊やアラブの春などを見るまでもなく過激です。

経済、政治はそういうことでも、5年半後に開催される東京オリンピックは国民に夢と希望を与えてくれ、政治や経済にとってもカンフル剤的な効果はあるでしょう。バブル後急速にしぼんでしまった企業のスポーツ支援もまた新たな形で進むかもしれません。

この先人口と内需が先細りしていく国内において、そうしたカンフル剤と安定政権をうまく利用して、ポスト五輪のことまで考えた都市作りや社会制度、TPPや集団的自衛権、自衛隊海外派遣、武器輸出など、国際社会の中での良好な関係作り、近隣諸国との歴史問題と関係改善などができればいいのですが、明確な国の将来ビジョンが示せる若い新しいリーダーの登場が待たれるところです。

と同時に、東北復興ととともに、やがて襲ってくるであろう、首都圏や中部圏を壊滅状態にする東南海連動大地震などに備えた、防災都市作り、そして世界からの観光客を暖かく迎えられる国際都市作りなど、国がやらなければならない命題がいくつもあります。

さて、個人的なことですが、現在私は57歳で、会社規程の定年まであと3年になりました。

現在の勤務は内勤の事務職で、このままいけば、60歳で定年退職するか、あるいは一部の年金が支給される63歳まで嘱託のような形で継続雇用してもらうかどちらかを自分で選ぶことになるでしょう。

3人いる子供は上の二人はすでに社会人になっていて、3人目も再来年には社会人となる予定で、あと1年と少しで一応親としての役目も完結します。

あとは自分たち夫婦の老後の心配だけをすればいいので、老体にむち打ってまで働きたくはないのですが、年金だけで生活するのは厳しいでしょうから、また貯金も子供の教育費などに消えてしまい、まだしばらくは働いて老後のための貯金をせざるを得ないのかなと思っています。

この先、年金があてに出来ないとなると、定年という概念は数年の内になくなり、身体が動く間は働くという、ライフプランの大転換を迫られる時代になるかもしれません。

マスコミなどから「ずっと働くことは健康にいい」とか「ボケないために働き続けよう」とか「高齢者でも働けるこんな楽しい仕事」とか「人生を豊かにする一生働ける仕事」みたいな話しや記事が出てきたら、政府や厚労省からの強い指示が出ているのだと思った方がよさそうです。

すでに様々な多くの職場で高齢者が働くようになってきましたが、今後はもっとそれが進んでいくのでしょう。

欧米のように、リタイアした高齢者が多く住む温暖な地域に移住し、年金でのんびり遊んで暮らす老後というのは、日本においてはホンの一握りの人達だけのものになってしまいそうです。それすら、報道や学者は「日本人は元々働き者だからリタイアして遊んで暮らそうなんて思う人は少ない」とか勝手に決めてしまいそうです。

願わくば、5年先には仕事から完全にリタイアし、広い庭のある温かな地方へ移住し、天気が好い日はのんびり庭いじりをして過ごすのが私の夢なのですが、それすらもかなわないかも知れません。

とにもかくにも、今年もまもなく終わり、また新しい1年がやってきます。

この歳になると、人生の残りを考えると1年1年を大事にしなくちゃと思えるのですが、どうしても身体や気持ちの衰えから楽な方へ安全な方へと意識が向いてしまいます。

自らを奮い立たせ、新しいことにもチャレンジしなくちゃいけないのでしょうけど、未だそれは見つけられずに、たぶん来年の今頃も、同様にグジグジと悔やんでいることでしょう。


【関連リンク】
838 夢の隠遁生活
795 定年リタイア時の必要貯蓄額と生涯住宅費用
778 今年もなんとか無事に1年が終えられそうです
672 日々是淡々と
565 冬はやっぱり温泉でしょう



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