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ミニヴァー夫人(原題:Mrs. Miniver) 1942年米国(日本公開1949年)
監督 ウィリアム・ワイラー、出演者 グリア・ガースン、ウォルター・ピジョン、テレサ・ライト

ヨーロッパで第二次世界大戦が本格化してきた頃、仲間の英国がひどい目に遭っているのでアメリカも早く参戦すべき!と言う、いわゆる「戦意高揚映画」です。アメリカ映画ですが、映画の舞台はずっと英国です。

実際には映画が公開された1942年には前年の12月に起きた真珠湾攻撃で、アメリカは日本とその同盟国であるドイツ、イタリアに対し宣戦布告をすることになるわけですが、この映画が製作されていた頃は、日独伊に対しまだ中立の立場をとっていました。

監督のウィリアム・ワイラーは、その後も「ローマの休日」(1954年)や「ベン・ハー」(1959年)など、大ヒット映画を手掛けた監督で、この作品でもアカデミー賞最優秀作品賞、監督賞を受賞しています。

その他にもこの映画でアカデミー賞は、主演女優賞(グリア・ガースン)、助演女優賞(テレサ・ライト)、脚色賞、撮影賞と、6部門で受賞し大いに認められた作品です。

アメリカ人やその連合国に対する「戦意高揚映画」だけに、英国がドイツに空襲を受け、多くの人が被害に遭い悲惨なことになっているという内容で、日本で公開されたのは終戦から4年経った1949年です。

みていて感心したのは、ドイツ軍の空襲がしばしばある中で、イギリスの地方都市では例年通りに薔薇のコンテストが開かれ、空襲警報が鳴ってもパーティで料理やビールをみんなでワイワイと楽しむというような日本の戦争中とはまったく違う風景がそこにはあり、暗さは微塵もありません。

そしてこの映画は、それまで中立を保ち、遠い国で自国民の若者の血を流したいとは思わなかった多くの一般的なアメリカ人が、好戦的でウズウズしていた政府に対し、強く支持をすることに大いに役立ったことでしょう。

★★☆

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DESTINY 鎌倉ものがたり 2017年「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会 配給 東宝
監督 山崎貴、出演者 堺雅人、高畑充希、堤真一

西岸良平原作の漫画「鎌倉ものがたり」を原作とした実写映画です。西岸良平原作と山崎貴監督のコンビは、大ヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズと同じパターンです。

舞台は鎌倉の古いお屋敷で、そこに祖父の時代から住むミステリー作家(堺雅人)と、その家に嫁に来た若い妻(高畑充希)が主人公です。

死者を黄泉の国に連れて行く死神らしくない死神(安藤サクラ)や、黄泉の国行きの江ノ電、近所にあふれている妖怪や魔物など、そして祖父の代からいるというお手伝いのお婆さん(中村玉緒)は、夫が日露戦争へ行ったという年齢不詳。

そしてその若い妻が、魔物によって命を奪われ黄泉の国へ連れて行かれたことを知り、それを取り戻すために自らその黄泉の国へ出掛けていく主人公の夫と、物語は最大のクライマックスへ向かって突き進みます。

なかなか奇想天外で、特殊効果(VFX)が駆使されていて、なんだか宮崎駿氏のアニメを見ているようで子供にもきっと楽しめそうな映画でした。

ちゃんと家族の大切さ、愛情、親子の縁と誤解の解消など、ほのぼのとした西岸良平劇場もしっかり盛り込まれています。

監督の山崎貴氏は2020年東京オリンピックの開会式演出に関わるそうなので、こうした日本の伝統的なアニメや最新VFXを駆使した演出となりそうですね。

★★☆

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オデッセイ(原題: The Martian) 2015年米(日本国内上映は2016年)
監督 リドリー・スコット 出演者 マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン

アンディ・ウィアーの小説「火星の人」を原作とした映画で、原題のMartianとは、火星にひとり残されてしまった男性の名前です。

監督のリドリー・スコットと言えば、「エイリアン」「ブレードランナー」などSF映画のヒット作を数多く持つ監督です。

火星で任務中に砂嵐で吹き飛ばされ、身に着けている生命モニターが飛んできた破片で壊れたため、火星から緊急脱出をせざるを得ない飛行士仲間から、死んだと判断されてしまい、火星に置いてきぼりを食らいます。

無線は壊れて使えず、生きていることを伝えられませんが、次にNASAが火星探査にやってくる4年後まで、生き延びるための作業を始めます。

舞台となる火星はヨルダンの砂漠地帯で撮影されたとのことですが、赤く荒涼とした雰囲気がよく出ています。

火星には大気があって砂嵐が起きるということは知りませんでしたが、なんでも大気圧は地球と比べてずっと薄いらしく、映画と違って機材を吹き飛ばすほどのものにはならないそうです。

取り残されたのが植物学者ということもあって、生き延びるために、植物を育てて自給自足するなど、なかなか見応えがあって楽しめました。

なんでも、誰の所有でもないところで植物を植えて栽培すれば、それが植民地として認定されるそうで、つまり主人公は火星で初めて植物を植えて栽培に成功したので、火星を植民地とした最初の人類ということになります。

★★★

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戦争と冒険(原題:Young Winston) 1972年イギリス
監督 リチャード・アッテンボロー 出演者 サイモン・ウォード

元イギリスの首相サー・ウィンストン・チャーチルが自分の半生を書いた「My Early Life」を原作とした「若き日のチャーチル」というような映画です。

チャーチルは1900年から1964年まで64年間の長きにわたり政治家として活躍していましたが、首相としての在任期間は、1940年から1945年までと、1951年から1955年の2回あります。ちょうど第二次世界大戦中とその後の冷戦時代という、当時の国際社会に大きな影響を及ぼした政治家です。

この映画で描かれた半生は、子供の頃から大学を出て軍人となりインドやスーダンで従軍し、その後新聞記者として南アフリカへ行くなど、主として海外で活動しながら作家としても人気を得、その後、若き政治家として当選を果たすところまでです。

しかし自伝だけあって、当然ながら自分の良いところだけを目立たせようとするシーンばかりなのにはちょっとうんざりします。まるでジェームズ・ボンドになったかと思うほどの活躍ぶりです。

おそらく周囲の人からみると、人の成功や功績を横取りしたり、差別主義者であったり、他人を書籍で攻撃する、欲の突っ張った傲慢な野心家と、また違ったように見えたでしょう。ま、当時の政治家ならそういう人でもなければ、とてもやっていけなかったでしょうけど。

とにかく、自慢話的逸話だらけで、見ていてもなにか胸糞悪く思えてくるのは、自分とはかけ離れた人物であり、ひがみ根性で素直じゃないからでしょうか。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

アパルーサの決闘(原題:Appaloosa) 2008年 米
監督 エド・ハリス、出演者 ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス

アメリカ人が大好きな西部劇ですが、原作はあの「スペンサーシリーズ」で有名なハードボイルド作家ロバート・B・パーカーによる同名の小説です。

この映画は知らなかったと思ったら、案の定日本では劇場公開されてなく、ビデオスルーとなった作品だそうです。なのでレンタルビデオ屋さんにも置いてないようです。

監督のエド・ハリスが出演もしていて新任の保安官役、その相棒役と二人が主人公というような扱いです。スペンサーシリーズでも、相棒のホークがメインとなって活躍する作品とかがありましたね。

ま、普通に出来過ぎた設定と、ありふれた悪役がそろい、その中に女性が絡み、最後には決闘という意外性もなくパッとしない内容で、日本で劇場公開されなかったのもうなづけるところです。

パーカー原作(小説の翻訳版は出ていないようで読んでいません)の映画だというので、やや期待をして見ましたが、お勧めはしないかもです。

そう言えば、同じくパーカー原作の小説の映画やドラマ化では「スペンサーシリーズ」や「警察署長ジェッシイ・ストーン」のいくつかありますが、どれも低予算映画という感じで、イメージしていた内容とあまりにも違いすぎて、つまらないものが多いように感じます。

なんだかちょっともったいない気もしますが、やはり想像の世界と現実がかけ離れてしまうのが、こうした現代のハードボイルド作品なのかも知れません。

★☆☆

【関連リンク】
1297 2018年11月~12月に観た映画
1282 2018年9~10月に見た映画
1254 2018年7~8月に観た映画



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