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この冬休みを使って岩手、宮城、福島の東北3県の沿岸地域をひとりでまわってきました。

まず東北へ行くにあたり、被災地を含むエリアへ観光気分で出掛けるのが果たしてどうなのよと心の葛藤がありましたが、まもなく2年が経過するこの時期であれば、言われているように自粛するよりも被災地や観光地に寄って少しでもお金を使うことで役に立てることもあるのでは?と解釈しました。

訪問先は岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町、大川町、松島市、福島県いわき市などです。

観光といえば、15年ぐらい前に安芸の宮島、昨年には天橋立を訪問していますので、今回松島へ行って日本三景コンプリートです。

20130114_001.jpg
写真1:観光船乗り場

その松島ですが、震災後の津波で観光船の半分ぐらいが壊れてしまったそうですが、被害は他の地域とくらべると少なかったそうです。

宿の方に話を聞いたところ、松島湾の内外にある多くの島や岩が防波堤になって助かったとのことでした。

20130114_002.jpg
写真2:伊達政宗の菩提寺でもある国宝瑞巌寺

松島を初めて訪れる人の目的は、宿の人に聞いたところによると多い順に、

1)松島湾からの眺めを鑑賞
2)伊達政宗にゆかりある寺社へのお参り
3)松尾芭蕉にゆかりのある場所への観光

だそうですが、それらの観光するエリアが割とコンパクトに集まっているので便利です。

 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

被災地で比較的大きな都市でもある石巻市や気仙沼市は一見するとすでに震災や津波の傷跡はかなり復旧されていて、少なくとも表面上は気をつけて見ないとわからないぐらいまでに回復してきています。

もちろんよく見ると土台だけが残された建物跡や倒壊こそしていないが、完全に水が浸かって窓ガラスがすべて壊れたままの学校などまだそのままになっている状態が見られます。

20130114_003.jpg
写真3:石巻市街地

逆にそれらより小さな町や集落ではなかなか復旧工事が進んでいないようで、がれきこそ一カ所に集められているものの、倒壊したり流された建物のあとがそのまま放置されている箇所を多く見かけました。

報道でもよく登場する石巻市から少し離れた女川町、さらに北上して気仙沼市や陸前高田市、その他海岸沿いの小さな漁港などには以前そこに建物があったとさえわからないぐらいになにもなくなっています。

2年経った今でもその光景と、この場所で多くの住人の方が無念にも亡くなられたことを思うと胸が詰まります。

20130114_004.jpg
写真4:陸前高田市(岩手県)

20130114_005.jpg
写真5:南三陸町(宮城県)

20130114_006.jpg
写真6:女川町(宮城県)

20130114_007.jpg
写真7:石巻市立大川小学校

東北3県を中心に1万8千人以上の死者・行方不明者を出したこの東日本大震災が残していった大きな爪痕は、写真や動画で見る以上にずっと激しくまた無慈悲なことだったでしょう。

そして生き延びることができた人にも心に大きな傷を残していっただろうと容易に想像がつきます。これからの数年間は復興の工事も大切でしょうが、遺族の方々や被害に遭われた方々の心のケアがとても重要になるのではないでしょうか。

 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

福島県内は原発事故の影響で立ち入り禁止区域が多く、海岸沿いに下道で縦断するのはあきらめ、ずっと陸側を遠回りをしていわき市へ。小名浜港周辺をまわったあと、そのまま海岸沿いに茨城県へ。

北茨城市にある岡倉天心の住まいの一部だった海岸に建築された美しい六角堂も津波で全壊し、昨年新しい六角堂が再建されていましたので見学をしてきました。

住居は少し高い場所にあるので被害はなさそうでしたが、茶室も兼ねていた小さな六角堂は住居のずっと下の岩場にあり、基礎部分だけを残し完全に津波に持って行かれたそうです。

20130114_008.jpg
写真8:五浦六角堂(茨城県)

今回の東北行脚については、被災された方にはすまない思いがずっとありましたが、思うところもあり半ば観光気分の急ぎ足で表面だけを見て回ってきました。

阪神淡路大震災の時にもそうでしたが、具体的になにか行動を起こせない自分を恥じ、とてもいらつきますが、ここで見たこと、聞いたこと、感じたことを家族や友人に伝え、そして今後の東北の復興、そして安全な町作りが行われることを願うばかりです。


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677
2013年のカレンダーを見ると、2012年と比べると休日が結構多いことに気がつきます。

昨年2012年は閏年で1日多いこともあり、また国民の祝日と土曜日が重なる不幸?が数多くあったため、年間の平日は249日(年末3日間、年始3日間は休日としてカウント)ありました。

今年2013年はというと244日で、なんと昨年と比べて5日間も平日が少ないことになります。

昨年と比べて5日間も休みが増える(平日が少ない)と「ラッキー!」って叫びたくなるのは私だけでしょうか?

この休日増によって喜ぶ人は、ある程度自分の裁量で仕事の量を調節できる人や、とにかく少しでも仕事時間を減らしたい人。

一般的には経営者以外の会社員でしょう。大手製造業などは計画的に年間休日数を決めていることが多く、土曜日と祝日の重なりなどの影響はあまりありません。

いずれにしても休みが増えると家庭やプライベートに時間を自由に費やすことができますから、個人として考えると悪いことではありません。

そして、多くの会社員の休日が増えることによって、例えば旅行関連(代理店、宿泊、交通、土産物屋、レジャー施設)ビジネスや、デパート、ホームセンター、ショッピングセンター、映画館など、主として「BtoC」の商売や取引をしている人は、それだけ稼ぐ機会が増えることになり嬉しいかもしれません。

一方では「BtoB」つまり企業同士でビジネスをおこなっている人や、企業で働いている人を相手にビジネスしている人は、企業が休みのあいだは商売や取引が減少し、あまり嬉しくないかもしれません。

例えば法人営業の商売やビジネス街で営業している飲食関連、居酒屋など。周囲の企業が休みだとその分客が減り収益が悪化します。

日本は外国と比べると祝日が多いと言われています。それが原因で業務効率が外国と比べ悪くなっているとも言われています。でもそれは本当なのでしょうか?

外国の祝日(国民の休日)を比較すると、日本が15日に対し、少し古いデータからですが、イタリア12日、フランス13日、英国8日、ドイツ(ベルリン)11日、ドイツ(ミュンヘン)16日、フィンランド15日、オランダ11日、ロシア11日、アメリカ12日、中国(香港)17日、中国(北京)22日、韓国17日、タイ16日、インド(ニューデリー)22日、マレーシア20日、フィリピン12日、シンガポール11日、オーストラリア(メルボルン)11日、ニュージーランド21日と、日本は各国の平均か平均よりはやや多いかなという程度で、それほど差があるとは思えません。

「日本が祝日が多い」とのたまう人は、英国やロシアと比べて多いと言っているに過ぎず、逆に中国やインド、韓国やタイ、マレーシアなどアジアの中では少ないとも言えます。

ただ日本では有給休暇の消化率が他国と比べるとかなり低く、これとサービス残業の長時間労働とが相まって1970~1980年代には「日本人は働き過ぎ」と言われた大きな要因でした。

よく「フランス人は夏に1ヶ月間のバカンスに出掛ける」なんて話しがありすが、その休みは当然有給休暇を使って毎年一気にとってしまうようです。

チマチマと1日ずつ風邪でしか休みが取れない日本人ビジネスマンと比べると確かに有給休暇の考え自体に大きな差があるようです。

参考までに、有給取得日数は、日本が平均18日(ホントか!?)に対し、英国25日、ドイツ30日、フランス25日、イタリア28日となっています(2010年労働政策研究・研修機構のデータ)。

過去30数年間私の周囲に(大きな病気や怪我以外で)有給休暇を年間で12日以上を取っていた人は知りませんが、それでも先進国と比べると日本人の有給取得数は少なそうですね。

まとめて休みを取るか、小分けにして休みを取るかで効率を考えてみると、おそらく大規模な工場などは一斉に休業した方が様々な理由で効率がよく、現在でも大手製造業はゴールデンウィークや夏休み、年末年始に長期の一斉休暇を取ります。

しかしこの場合は、会社が決めた計画的な長期休日で、個人が取得する有給休暇はまた別でしょう。

一方、小規模な工場や小売店などの場合、工場や店は稼働・営業しながら、従業員は交代で休みを取り、その抜けた穴は他のメンバーがカバーしあうというケースが多いのではないでしょうか。

そうすると休む方も長く休めばそれだけ職場の仲間に負担を強いることになり、思い切って長期間の休みが取れない傾向がありそうです。

結局は、日本の企業の場合、自分の裁量で好きなときに長期休暇を取ろうと思っても、なかなかそうはいかない仕組みになっているってことでしょう。それが少しでも長時間働かせたい経営者側の思惑でもあります。

民主党政権の時、秋のシルバーウィークを寄せて連休にするという案や、日本全体をふたつのブロックに分けて交代で休みをとる案などバカバカしい案が検討されました。

サマータイム制を含め、いずれも多くの日本人の感覚にはピンときません。

もし本当に休暇を増やして労働環境をよくしたいなら、有給休暇を完全消化させることを法律で義務づけ、違反した企業は公表し、罰則を与えるようにすればすぐ解決です。

それでも日本人の真面目で律儀な性格からすると、有給休暇取得中だけど会社に出てきて仕事をしているという変な脱法行為が続出することは起きそうですが。

この21世紀になっても単なるサラリーマンなのに「俺がいないとこの会社(仕事)は回らない」なんてアホなことを思っている自信過剰な人がまだ多くいますが、そういう人が過労で倒れたり胃や肝臓を壊して長期入院しても、仕事に支障は一切出ず、逆に余計なストレスが消えてうまく回っていくなんてことが現実によく起きます。

それはされおき、社員が長期休暇で抜けた補充として派遣社員やアルバイト、退職や引退したOB・OGの活用をうまく回せるようにすれば、企業は少し負担は増えますが、なんとかなるはずです。

そして会社側もそのようなことが必ず起きるというリスクヘッジを想定した組織作りや社員教育、業務の仕組み作りをおこなう必要があるでしょう。

その結果、社員は現在よりずっと短い時間で成果を上げられるように工夫をし、またせっかくの休日に仕事の電話がかかってくることがないよう、従来よりもずっと生産性が高く、仕事をうまく共有・分担し、効率がいい仕事をするようになってくるのではないでしょうか。

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676
昨年2012年には仕事絡みの書籍は除き、下記のおよそ130冊を読みました。古い本もあれば比較的新しいものもありますが、書店でもBOOK-OFFでも基本買うのは文庫または新書ですので、単行本の最新刊というようなものは基本ありません。

審査は独自の判断で、

(1)印象に強く残る
(2)雑学でも知識として役に立ちそう
(3)(小説の場合)ストーリーが上手い
(4)中高年オヤジの感覚に合う

などのポイントが高かったものです。一方では「感動した」「泣けた」「見栄を張った」「バカバカしい」と感じたものは私的には点が低いです。

■1月の読書(日記リンク 前半後半
黄金の島 真保裕一、靖国への帰還 内田康夫、ブラックペアン1988 海堂尊、臨場 横山秀夫、累犯障がい者 山本譲司、あかね空(直木賞) 山本一力、告別 ロバート・B・パーカー、陽だまりの彼女 越谷オサム、廃墟に乞う(直木賞) 佐々木譲、血と骨(山本周五郎賞) 梁石日

■2月の読書(日記リンク 前半後半
迷宮 清水義範、阪急電車 有川浩、ひとがた流し 北村薫、読者は踊る 斎藤美奈子、九つの殺人メルヘン 鯨統一郎、Google+の衝撃 山崎秀夫・村井亮・小石裕介、六枚のとんかつ 蘇部健一、しゃべれどもしゃべれども 佐藤多佳子、海馬を馴らす ロバート・B・パーカー、姫椿 浅田次郎

■3月の読書(日記リンク 前半後半
鹿男あをによし 万城目学、オイアウエ漂流記 荻原浩、イントゥルーダー 高嶋哲夫、若葉のころ 小松江里子、神様のカルテ 夏川草介、レンゲ荘 群ようこ、永遠の仔(1)再会(2)秘密(3)告白(4)抱擁(5)言葉(直木賞) 天童荒太、eの悲劇 幸田真音、真紅の歓び ロバート・B・パーカー、プラチナタウン 楡周平

■4月の読書(日記リンク 前半後半
大人もぞっとする初版『グリム童話』 由良弥生、プロフェッショナル ロバート・B・パーカー、夜を賭けて 梁石日、ほかならぬ人へ(直木賞) 白石一文、ジョーカー・ゲーム 柳広司、パイレーツ―掠奪海域 マイケル・クライトン、太平洋の盃 豊田穣、獄窓記 山本譲司、最後の証人 柚月裕子、あぽやん 新野剛志

■5月の読書(日記リンク 前半後半
睡蓮の長いまどろみ 宮本輝、プレイメイツ ロバート・B・パーカー、冬の童話 白川道、FLY 新野剛志、家族の言い訳 森浩美、夜行観覧車 湊かなえ、輪廻の山 京の味覚事件ファイル 大石直紀、図書館戦争 有川浩、その日のまえに 重松清、純情 小川 竜生

■6月の読書(日記リンク 前半後半
大往生したけりゃ医療とかかわるな 中村仁一、さよなら渓谷 吉田修一、拡がる環 ロバート・B・パーカー、モンスター 百田尚樹、モダンタイムス 伊坂幸太郎、いつもの朝に 上・下 今邑 彩、ビリー・ミリガンと23の棺 上・下 ダニエル・キイス、メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 松永 和紀

■7月の読書(日記リンク 前半後半
鎮火報 日明恩、無理 上・下 奥田英朗、「捨てる!」技術 辰巳渚、男の品格 川北義則、山田悠介、影法師 百田尚樹、51歳からのルール 古川裕倫、バケツ 北島行徳

■8月の読書(日記リンク 前半後半
「夏休み特別企画」ブラック・ジャック1~17巻 手塚治虫、朽ちた樹々の枝の下で 真保裕一、黒い家(日本ホラー小説大賞) 貴志祐介、人生の大問題を図解する! 永田豊志、パズル・パレス(上)(下) ダン・ブラウン、Kappa 柴田哲孝

■9月の読書(日記リンク 前半後半
非情銀行 江上剛、夜想 貫井徳郎、普通のダンナがなぜ見つからない? 西口敦、閉鎖病棟 帚木蓬生、IT断食」のすすめ 遠藤功/山本孝昭、マッチメイク 不知火京介、あなたに逢えてよかった 新堂冬樹、取引 真保裕一、ロマンス 柳広司、サラリーマンは2度破産する 藤川太

■10月の読書(日記リンク 前半後半
BRAIN VALLEY 上・下 瀬名秀明、風紋 上・下 乃南アサ、ダブル・デュースの対決 ロバート・B・パーカー、日本大転換 出井伸之、沈黙 ロバート・B・パーカー、フリーター家を買う 有川浩、看守眼 横山秀夫、二度はゆけぬ町の地図 西村賢太

■11月の読書(日記リンク 前半後半
償いの報酬 ローレンス・ブロック、熱帯魚 吉田修一、英語ができない私をせめないで! 小栗左多里、水の手帳 伊集院静、鉄の骨 池井戸潤、パーク・ライフ(芥川賞) 吉田修一、スウェーデン館の謎 有栖川有栖、本当は恐ろしいグリム童話/本当は恐ろしいグリム童話〈2〉 桐生操、歩く影 ロバート・B・パーカー

■12月の読書(日記リンク 前半後半
インターネット新世代 村井純、八月のマルクス 新野剛志、夏を拾いに 森浩美、ひかりの剣 海堂尊、傷痕 矢口敦子、どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? 中島義道、鷺と雪(直木賞) 北村薫、スターダスト ロバート・B・パーカー


リストラ天国が選ぶ2012年チキチキ読書大賞!

◆新書部門第1位
大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)」(2012年) 中村仁一

◆外国作品賞
パイレーツ―掠奪海域― (ハヤカワ文庫NV)」(2009年) マイケル・クライトン
歩く影 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 」(1994年) ロバート・B・パーカー

◆次点(4位)
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)」(2009年) 有川浩

◆栄えある第3位!
累犯障害者 (新潮文庫) 」(2006年) 山本譲司

◆惜しいもうちょいの2位!
神様のカルテ (小学館文庫)」(2009年) 夏川草介

◆独断の堂々1位
あかね空 (文春文庫)」(2001年) 山本一力

◆審査員(=私)特別賞!
血と骨 (幻冬舎文庫)」(1998年) 梁石日
 


1位の「あかね空」は圧倒的な存在感を感じた作品で、私が好きな時代小説の範疇にあります。しかし主人公は決して剣豪や有名人やモデルがあるわけではなく、仕事を得るために京から江戸へ出てきた縁もゆかりもない貧しい豆腐職人です。

京と江戸の食文化の違いに苦心しながらも、それを乗り越え、やがて店は繁盛させ、愛すべき息子へとその事業は引き継がれていく大河作品風でもあり、暗いマックには店を乗っ取ろうとする悪人との対決があり、危機一髪どんでん返しでハッピーエンドに終わります。淡々としていながらも読み応えのあるいい小説でした。

今年は直木賞など大きな賞に輝いた作品を何冊か読みました。この1位になった「あかね空」もそうでしたが、その他にも「廃墟に乞う」佐々木譲著や「鷺と雪」北村薫著、「ほかならぬ人へ」白石一文著もそれなりによかったのですが、いずれも中・短編なのでいまひとつ読み応えがなく、私の中では落選してしまいました。

その他、読んで損はないと思った作品に、「鎮火報」日明恩著、「影法師」百田尚樹著、「永遠の仔(1)再会(2)秘密(3)告白(4)抱擁(5)言葉」天童荒太著、「冬の童話」白川道著、「あぽやん」新野剛志著、「プロフェッショナル」ロバート・B・パーカー、「プラチナタウン」楡周平著など。いずれも読みやすく、グイグイと引き付けられていく感じが好きです。

もっと人の機微や情実を描いたような夫婦関係や家族関係、恋人関係のドロドロこってりした情景がお好みの方には、「風紋 上・下」乃南アサ著、「夜行観覧車」湊かなえ著、「無理 上・下」奥田英朗著、「さよなら渓谷」吉田修一著、「ほかならぬ人へ(直木賞)」白石一文著などがお勧めです。その極上ドロドロの最優秀が審査員特別賞の「血と骨」でもあります。

この「血と骨」は小説というべきか著者の体験談と言ったほうがいいのかわかりませんが、そのような自伝的小説です。文章や構成にはいかにも素人っぽい未熟さがあるものの、なにか引き付けられてしまう主人公の魅力や、多くの日本人が知らなかった、あるいは知っていても見て見ぬふりをしてきた在日朝鮮人達の戦前から戦後にかけての生き様と闘いをリアルに描ききったものです。

2位の「神様のカルテ」夏川草介著は映画にもなり大ヒットした作品ですが、新人(本業は医師)の作品とは思えない、地方の医療の問題と医師不足など社会に訴えかける内容と、美しい松本の自然、そして奇妙ながらも深くつながっている夫婦愛とが妙にマッチしていて、たいへんよくできた作品です。これを読むだけで医療問題は別にして、ぜひ小説の舞台となった松本市へぶらりと行ってみたくなりました。

映画も松本市でのロケが中心でしたが、病院の中の映像が多く、もう少し美しい松本周辺や信州の四季を織り交ぜてもよかったかなと思わなくありません。小説には続編(「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」)が出てきていますので、またそれらを読むのが楽しみで、さらに映画も続編が作られることを期待しています。

3位の「累犯障害者」山本譲司著は2006年に書かれた本(文庫版2009年)ですが、マスコミで報道されることも少なく、ほとんど知らない世界でした。

障がい者が繰り返し引き起こす犯罪と、その根本原因を追求しようともせず、ただ健常者側の論理で、閉じこめておくために刑務所に送り込もうとする警察や国の仕組みを問題提起したルポルタージュ作品です。

私もこれを読むまでは、このような社会の矛盾を抱えているとは思いもしませんでした。あらためて多くの人に読んでもらいたいと願う作品です。

外国作品賞の「パイレーツ―掠奪海域―」マイケル・クライトン著は言うまでもなく「ジュラシック・パーク」などエンタテインメント小説の最高峰を書いたクライトンの遺作となる作品で、これ以降彼自身が書いた作品が読めなくなったのが残念です。

同賞「歩く影」ロバート・B・パーカーはスペンサーシリーズとして賛否両論ありますが、私はこのやや長編が気に入っています。多少パーカーの東洋人嫌いなところが垣間見られますが、肩肘張らずに安心して楽しく読めるハードボイルド小説です。

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675
昨年12月に「我が家のテレビ視聴環境改善 準備編その1」「我が家のテレビ視聴環境改善 準備編その2」を書きました。その続編です。

【あらすじ】
我が家ではCATV会社と契約し1回線をセットボックス付きの多チャンネルを契約していますが、それとは別に各部屋へ引き込まれている元々のアンテナ線へもCATV会社から地上波(地デジとデジアナ変換)のみ供給を受けています。

そのセットボックスのある部屋以外でもBS放送が見られるよう、CATVのアンテナ線にBSアンテナの線を混合してみようと準備をしてきました。

しかし肝心の我が家のアンテナ配線がどうも思っていた仕組みになっていない可能性があり、その調査をしながらの工事となります。

家のアンテナ設備の構造を確かめる前、無謀にもすでにAmazonへ注文した混合器(CATV-BS/CSタイプ屋外用)、分波器(1本)、アンテナケーブル(50cm×2本入り)は、年末にもかかわらずすぐに届きました。

締めて約4千円(送料込み)。ホームセンターだと品種が少なく選べないし値段も高いしネット通販サマサマです。

bs20121221_004.jpg

まず工事を始める前に、再利用するBSアンテナがちゃんと今でも問題なく映るのかを直接ケーブルとテレビをつないでチェックしました。結果はちゃんと映ったので、問題なく使えることがこれで確認できました。

で、工事は下記の通り。

(1)CATVのボックスの中から分配器(出力端子)に接続されている室内アンテナ線を外す
(2)分配器から外した出力端子に購入した短いアンテナ線を接続
(3)接続したアンテナ線のもう片方を混合器のCATV入力端子に接続
(4)BSアンテナの線を混合器のBS/CS入力端子に接続
(5)混合器の出力端子に(1)で取り外した室内アンテナ線を接続

いったん部屋へ戻り、購入した分波器を室内のアンテナ端子とテレビの地デジとBS端子につなぎます。

もし想定通り室内アンテナ端子、分配器が通電するタイプであれば、BSチューナーから電気が送られてBSアンテナが機能するはずなのですが、、、

さてその結果は、、、、、、、、、ダ、ダメでした(泣)

つまりBSアンテナをチューナーに直接つなぐと電気が送られて映りますが、混合器と室内のアンテナ線を経由するとBSアンテナへ送られる電気がどこかで遮断されているようで映りません。

混合器と分波器を付けた地上波は問題なく受信できていましたので、このBSアンテナへの電気供給だけが問題のようです。

次に部屋のアンテナ端子を調べてみると、ケーブルは2つきていてinとoutにつながっています。つまり室内へのアンテナの配線は今どき稀な直列型ということです。

しかも取り付けられている端子は電流挿入型ではなく電流通過型で、チューナーから電気を送ることができないことがわかりました。で、それをチューナーから送れる電流挿入型のものへ交換しました。

bs20121224_024.jpg

それで、交換した端子につないでテレビから電気を送ってみましたが、やっぱりダメ。

ブースターがないので受信電波が弱いから映らないのではなく、まったく受信ができていません(号泣)。

どうせ必要になるだろうとBS用のブースターを買ってきて、それをBSアンテナの近くに設置し、切り離されているブースター電源をアンテナ端子から電気を送ってみましたが、それでもやっぱりダメ。

混合器に問題があるのか、それとも家のアンテナ線の直列配線に問題があるのかは謎のままです。

う~ん、、、なぜなんだろう?

復習(これでいいと思ったのですがねぇ、どこが間違っているのでしょう)

【シンプル接続】
            -CATV室内セットボックスへ ○
CATV-ブースター-分配器-ネットモデムへ ○
            -混合器-室内アンテナ-分波器-テレビ BSだけ×
            (常時通電)
              |
             BSアンテナ


bs20121231_010s.jpg

【BSブースター&電源部増設】
            -CATV室内セットボックスへ ○
CATV-ブースター-分配器-ネットモデムへ ○
            -混合器-室内アンテナ-ブースター電源部-分波器-テレビ BSだけ×
            (常時通電)
              |
             ブースター本体
             BSアンテナ


混合器 DXアンテナ 屋外用混合器(CS/BS-IF+CATV/UHF) MC0002CB
室内アンテナ端子(配線直列、電源挿入型)
分波器 HORIC アンテナ分波器 BS・地デジ対応(DCスルー) BCUV-971
ブースター DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースター GCU33L2B

原因を特定するためにはテスターが必要です。そのテスターで、テレビから電気(15V電圧)が送られているかを各所でチェックすればなにが原因なのかがわかります。

テスターの代わりに車の整備で使う検電ドライバーがあるのを思い出し、それを使って各所で測ってみたところ、どうも室内のアンテナ線からCATVのボックスまでの区間で電気がシャッタウトされているようです。

想像ですが、CATV設置工事の際、室内アンテナから電気が送られないよう、アンテナ線の途中のどこかに電気を通さないフィルター?を入れられているのかなと思っています。

絶体絶命か?と思ったものの、そこは粘り強さでは負けない私なので、ない知恵を振り絞って考えました。

いっそCATV用のブースターをBS/CS混合器付きブースターへ変更して、そのCATVブースター用の電源をBSアンテナにも送れないか、あるいは、CATV用ブースターの前にBS/CS混合器を入れたらどうかと考えました。頭のいい人ならばすぐに思いつくことですが、私の場合は追い詰められないとダメです。

で、買っておいたCS/BS-IF・UHFブースターを元々付いていたCATV用のブースターと交換し、それにBSアンテナを接続しました。

【ブースター交換】
                 -CATV室内セットボックス&固定電話へ ○
CATV-BS/UHF混合ブースター-分配器-ネットモデムへ ○
     |           -室内アンテナ-分波器-テレビ ○
    BSアンテナ


結果は、各部屋で無事BS放送が綺麗に映りました\(^o^)/

物事はシンプルに考えることですねぇ、、、

無駄な買い物一覧
・室内アンテナ端子(配線直列、電源挿入型)
・混合器 DXアンテナ 屋外用混合器(CS/BS-IF+CATV/UHF) MC0002CB
・50cm+10mアンテナケーブル

【その後判明したこと】
すべてうまくいったと思っていたところ、上記の配線ではなんとCATVで契約している固定電話が使えないことが判明しました。
つまりBS/CS+UHFブースターを挟んだことで、一部のCATV帯域が使えなくなってしまったようです。
そこで、いろいろと試行錯誤してみたところ、CATV用の混合器であればちゃんと電話が通じることから、UHF用のブースターを取り外し、従来のブースターに戻し、その後にCATV用の混合器を入れることで無事すべてうまくいきました。

【元々のブースターの後ろに混合器設置】
                  -CATV室内セットボックス&固定電話へ ○
CATV-ブースター-CATV混合器-分配器-ネットモデムへ ○
           |      -混合器-室内アンテナ-分波器-テレビ ○
           |
         BSアンテナ


我が家のテレビ視聴環境改善 準備編その1
我が家のテレビ視聴環境改善 準備編その2

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どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫) 中島 義道

1946年生まれの元大学教授でもあり哲学者中島義道氏の名前はよく知られた方で、著書も多いのですが、どうも「哲学」書と言うことでとっつきにくくて今まで手が出ませんでした。

その著書にも真面目な哲学研究書もあれば、中には「私の嫌いな10の人びと」「人生に生きる価値はない」「きみはなぜ生きているのか?」「善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学」などユニークな著書が多いのも特徴です。中でも有名になった著書として「人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ」や「さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室」など売れるのを意識した釣りタイトル書もあります。

この著者ユニークなのは「人間の食べる物の九割は食べられない大偏食家」「すべてのスポーツは恐ろしく、車の免許ももっておらず、自転車もうまく乗れず、ボートも漕げず、釘も打てない」「六歳の頃からいつも死に脅えている」「他人を病的に羨み、病的に軽蔑する」「協調性はまったくなく、気味の悪いほどナルシストである」「異常なほどの虚栄心の持ち主」と開けっぴろげに自己分析をするのがいかにも哲学をやっている人だなぁって感じます。

哲学でもっともよく議論されるのが「ヒトはなぜ生きるのか?」「ヒトはどう死ぬべきか?」「ヒトはどこから来てどこへいこうとしているのか?」など根源的な問題です。

この著者の作品のタイトルにもそのようなことが想像できるものが多く見られますが、そういう分野を専攻でもしようと思わない限り、なかなかリフレッシュのために読みたくなるものではありません。

しかし年齢を重ね、親や友人などの死に直面することが増えて行くにつれ、徐々に死生観を持つようになり、若く輝いていたときとは違う感情や思想が頭の中を支配していきます。

若い頃に読むときっと著者の毒気に当たってしまうかもしれませんが、もはや世の中のことは概ね知り尽くしてきたので、幸いにもそういうことにはならず、「なるほどなぁ」「そういう見方もあったか」と感心するばかりです。

本文の最後に、自殺した元教え子の葬儀に行った際、その母親から「そういう毒を撒き散らさないで」とののしられたようなことが書かれていましたが、純粋培養されてきた人にとっては薬にも毒にもなるような危険をはらんでいそうです。

著者別読書感想(中島義道)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

鷺と雪 (文春文庫) 北村薫

この本には「不在の父」「獅子と地下鉄」「鷺と雪」の3つの短編推理小説が収められており、2009年上半期の直木賞を受賞した作品です。いずれも昭和初期、太平洋戦争のまだ始まる以前の日本がちょっときな臭くなって来つつある帝都東京が舞台です。同じような時代を描いた最近の小説では柳広司氏の「ジョーカー・ゲーム」などの「D機関シリーズ」があります。

北村作品の中では「ベッキーさんシリーズ」と言われている短編集シリーズの3作品目となります。ベッキーさんとは、訳あって学校卒業後に親代わりの財閥系商社社長の令嬢のお抱え運転手となり、その令嬢が持ち込む様々な謎や難問を推理をしていきます。その内容についてはどうということはない(失礼)ものですが、いろいろと興味を刺激されることがあります。

この小説の舞台となる時代のことは身近なだけに知っていそうで、実はあまりよく知らなかったりします。こうした本を読むことで、あらためて東京の歴史や風習、名所旧跡に気づかされることもあります。

書く側にとっては、正しく時代考証しなければならず、えらく大変な作業だろうなと思ってしまいます。江戸時代や戦国時代のことではなく、実際にその時代を見て知っている人達がまだ数多く生きてものを言うわけですから、変な誤魔化しや勝手な想像だけでは書けません。

戦国時代や江戸中期以前にはまだあるはずのないソメイヨシノが小説に出てきてもまぁ許されますが、最初にできた現在の銀座線の改札がニューヨークの地下鉄と同じ自動改札(コインターンバー式)だったとか、上流階級の娘さん達を送り迎えする外国車の名前を知らずして物語を書けません。

実際にこの小説では、東洋で最初に開業した地下鉄銀座線の改札のことや、二眼式カメラ、上流階級の洋装や和装、流行の雑誌やレコードなど数多く当時の生活で普通に使われていたものが次々と出てきますが、それらもいちいち調べないとあとで恥をかきかねません。小説家というのは時代考証家でもあるのですね。

著者別読書感想(北村薫)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

スターダスト (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110-20)) ロバート・B・パーカー

1990年に発刊されたスペンサーシリーズ17作目の作品です。この本がなかなか手に入らず苦心していましたが、ようやく見つけることができました。

これで著者が生前に日本で出版されていたスペンサーシリーズ作品37作すべてを読んだことになります。残すは遺作となった38作目「盗まれた貴婦人」と39作目「春嵐」だけになりました(日本語版のみ)。

ボストンの私立探偵スペンサーが初めて登場したのが1976年「ゴッドウルフの行方」(日本語翻訳の単行本は1984年、文庫版は1986年)ですから、米国ではスペンサーが登場してすでに37年が経ちます。その間、著者も読者もどんどんと年を取っていきますが、小説の中に登場するスペンサーの年齢はほとんど変わらず、いつも若々しくたくましいナイスガイをキメてくれます。

パーカーと共に大のレイモンド・チャンドラーのファンであり、周囲から後継者とも言われていたもう片方の小説家ローレンス・ブロックが描くスペンサーと同じく1976年に初登場したニューヨークの探偵「マット・スカダー」は、最新作「償いの報酬」で、37年間を経て主人公もすっかり年老いた姿になっているのとが対照的です。

さて本作品は原題も「Stardust」で、激しい視聴率争いを繰り広げるテレビの人気女優に襲いかかる正体不明の相手にスペンサーとホークが活躍します。その「スターダスト」以降、「昔日」や「虚空」「春嵐」などにも登場するロサンジェルスの顔役を護衛しているメキシカンの腕利きガンマン、チョヨがここで初登場します。

こうして長くスペンサーシリーズを読んでくると、小説に登場する女性には一定の法則があるようで、その多くは最初はわがままで、放埒的で、セクシーなファッションを身につけ、誰もが振り返りそうな美人です。今回は売れっ子女優ということもあり、それが特に強調されているのでそう感じるのかも知れませんが、パーカーの一種あこがれが反映していたとも思えなくはありません。

著者別読書感想(ロバート・B・パーカー)

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