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リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~ HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
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外国人が日本を旅行中に財布やバッグなどを紛失したところ、ちゃんと警察へ届けられていたことに驚き感激したという話しを何度か聞いたことがあります。つまり日本人にとっては当たり前の道徳や誠実さが、外国人にとっては驚きに値するということなのでしょう。
 
社会に出ているほとんどの日本人は(1)家庭のしつけ (2)幼児教育 (3)義務教育 (4)高等教育を受けています。その中で自然と物事の善悪や、道徳を身に付けています。また不思議なことに日本人の道徳や倫理には、まったくと言っていいほど宗教が影響していません。これも宗教を禁止する一部の国を除き、世界的に見て不思議なことのひとつでしょう。
 
トイレにバッグが置き忘れてあれば「きっと困っている人がいるだろう」と、例え誰も見ていなくても、そして中に現金が入っていても、そのまま交番や事務所に届け出るのが普通の日本人の感覚です。もちろん現金などがあればネコババする人もいると思われますが、これは昔も今もそう変わらないレベルでしょう。
 
そうした世界的に見ても稀な美徳を持つ日本人でしたが、この長期的な史上最悪の不況で、社会構造や日本人の精神に、大きなひずみが起き、ゆがみが出ているようです。大げさかも知れませんが、気になっています。
 
そのひとつは、大阪道頓堀川の清掃をおこなっていた市職員が、勤務中に川から引き上げた落とし物から現金やプリペイドカード、さらにはゴルフバッグなどまでを長年にわたり仲間内で着服していることが発覚し、それだけでも驚きましたが、さらにこともあろうか、その市職員の犯罪を内部告発した同僚職員までを懲戒免職にしました。
 
内部告発者は本来その身分や立場が守られなければなりません。万が一内部告発者に重大な違法行為があったとしても、アメリカで犯罪者が減刑されることを条件に証言する司法取引と同様に、内部告発するのと引き替えに大きく罪が減じられて当然のことです。
 
つまりその内部告発がなければ、何年も不正や犯罪が続き、もし発覚しても証拠を集めるために長期間にわたり多額の費用と捜査員を投入することを考えると、告発者に感謝をして当然のことでしょう。それを大金をネコババしていた職員と同じ重い処分が下されるというのは、告発者を守るのではなく、チームワークを乱したという見せしめ以外のなにものでもありません。つまり大阪市はそのような犯罪行為に気がついても、身内を悪く言う告発者は許せないと言っているように思えてきます。
 
関西では少し前に、偽装牛肉問題で雪印を告発した西宮冷蔵が、業界からつまはじきにされ、仕事がもらえず倒産するということがありましたが、いったいいつになったら、内部告発者が手厚く守られ、その正義や勇気が誰からも称えられるようになるのでしょうか。それは村社会から抜け出せない日本人にとっては無理なことなのでしょうか。
 
ふたつ目は、福岡のホテルで従業員が、合い鍵を使い宿泊客のクレジットカードを盗んで買い物をしていたという事件がニュースになっていました。この犯罪自体はものすごく単純なことで、もし外国の2・3流以下のホテルで「部屋に置いていたクレジットカードがなくなった」と届け出ても、「そりゃ、置いていたあなたが悪いでしょう」と一笑に付されてしまうだけです。
 
2011/2/09 宿泊客のカード抜き取り買い物…そっと戻す手口 YOMIURI ONLINE
福岡県警博多署は9日、福岡市西区今津、元ホテル従業員○○容疑者(42)を住居侵入、窃盗容疑で逮捕したと発表した。勤務していたホテルで宿泊客が留守中に客室からカードを盗み、買い物をした後、再び財布の中に戻す犯行を繰り返していたとみて、余罪を追及する。
 
ただ、今までの日本ならば前述したとおり、例え二流、三流のホテルであっても、部屋に現金を無造作に置きっぱなしにして外出しても、それらが紛失することはまずありませんでした。私も昔は出張ばかりしていて全国の安いビジネスホテルを泊まり歩きましたが、不安はまったくありませんでした。しかしこのニュースを見て、もはや日本の安全神話、日本人の道徳心は過去のものとなってきていることを実感しました。
 

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470
いよいよあと半年でアナログ放送が停波されます。いや~困りました。
 
我が家(一戸建て)の状況は、1階のリビングにはCATV(ケーブルテレビ)をもう5年ぐらい前から導入しているので、地デジ放送やBS放送を見ることができます。

なので、アナログ波が停波されても、まったく自宅のテレビが映らなくなるという地デジ難民というわけではありません。
 
しかし部屋数が多い家なら多いケースですが、CATVのケーブルを直接引き込んだリビング以外の部屋にもそれぞれにテレビがあり、その各部屋にはアンテナ用コンセントが設置されていて、そこには外から引き込んだアナログ用(VHF)のアンテナ線しかきていません。
 
我が家のアンテナ線(VHF)は、5年ほど前近所にマンションが建った時に、マンション側の費用で共同アンテナが立てられ、そこから供給されるようになりました。

マンションから供給されるようになるまで使っていた自前のテレビアンテナは、老朽化していたこともあり、その時に撤去しました。
 
そこで困ったのは、アナログ放送が停波すれば、そのマンションからのテレビ電波供給も停止されてしまうことです。

地上デジタル放送の電波は受信エリアが広く、建物等による電波障害の影響が少なく、各戸でアンテナを建ててくださいと通知が来ていました。

つまり我が家の場合、CATVを入れているリビング以外のテレビが映らなくなるということです。
 
現在リビング以外でテレビを見ているのは、二部屋だけですが、元々アンテナ線の室内配線はリビング以外に4部屋あります。リビング以外の各部屋で地デジ放送が見られるようにするには、いくつかの選択肢があります。
 
1)CATVのテレビ受信契約数を増やし各部屋に引き込む工事を依頼する
2)地デジ用アンテナを新たに建てる
 
まず1)の「CATVの契約を増やし、工事を依頼する」ですが、将来に渡ってお金さえ気にしなければ、一番お手軽でしょう。
 
メリットとしては、

・月々の追加費用と一時的な工事費だけで初期費用が安く抑えられる
・安定した地上波、BS、その他CATVチャンネルが視聴できる
 
デメリットは、

・長期的に見ると費用がかかる
・各部屋にケーブル引き込みのため、部屋ごとに穴を開けて配線工事する必要がある
 
2)の「地デジアンテナを建てる」は、上の1)のメリット・デメリットを概ね反転したものとなります。

つまり長期的に見ると支払総額は安くなり、各部屋に既に配線されているので新たな穴空け工事等は不要(但しアンテナ本体以外に別途、ブースター、混合器、分配器などの購入・設置が必要)ですが、今の時期アンテナ設置工事が集中していることもあり、1~2カ月待ちと強気の価格設定、しかも一括で支払う必要があります。
 
自前の地デジアンテナを立てれば、CATVのテレビ視聴分の契約は解約することができます(CATVは他にもネットや電話としても利用中)。

当然その分のコストが毎月抑えられますが、その代わりに地デジ+BSアンテナ工事代、ブースター、混合器、分配器などの一時的な費用、ザクッと見積もってもらったところ約12万円!が最初にかかってきます。

これは正直言って各種納税や子供の学費納付の季節で物入りが続き、一番痛いところです。
 
あと現在の東京タワーから送られてくる地デジの電波は来年から東京スカイツリーからの送信に切り替わります。そうするとその時点でアンテナの向きを変える必要が出てきそうです。屋根の上に設置した場合、自分ではできないので、その際の工事費もまた別途必要となります。
 
とは言え、アンテナ設置諸々に12万円かかったとしても、CATV会社に毎月支払う費用のうちテレビ受信契約を増やした費用が月々5千円だとすると、24カ月(2年)でアンテナ設置費用はチャラ、以後は故障時の修理以外に費用は発生しないことになります。

CATVで各部屋でも見るための工事費用(1箇所3000円)を考慮すると、たぶん2年未満で元が取れることになります。

地デジ+BSアンテナだけではCATV独自チャンネル(ディズニーチャンネルとか)が見られなくなりますが、小さな子供もいないので特に問題はありません。
 
方向性としては、地デジ+BSアンテナの新規設置に向かいたいところですが、一度に支払う費用のことを考えると、しばらくはCATVでつなぎ、そしてできれば東京スカイツリーからの電波送信に移ったあと、アンテナの新規設置という二段階方式が正解かもしれません。

しかしいずにしても物入りだなぁ、、、
 


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著者が過去に週刊誌や新聞等に発表した様々な書評を一冊にまとめた本です。書評としてはわずか数行だけのものが多く、極めてシンプルで「いい」か「悪い」か、「面白い」か「残念」か、「好み」か「好みでない」かをズバズバ切りまくっていて気持ちがいいです。
 
しかしいかんせん、帰国子女であり、本業がロシア語通訳で、ロシアや東欧の熱烈ファンということで、書評に上がる多くは日本人にはあまり馴染みのないロシアや東欧の現代作家や評論家などの本(和訳本)が多く、著者が「面白い」という本が果たして普通の日本人に(何を持って普通と言えるかは別として)とって共感を得られるかと言えば甚だ疑問が残ります。なんたって20世紀で一番ひかれる男性がゾルゲ(ソ連の元スパイだったドイツ人)だと言い切る人ですから。
 
もちろん書評ですから自分が思ったことをズバリと書くことはなんら問題はありませんが、「彼女が面白いと書いているのでぜひ読んでみよう!」とはなりそうにありません。なにか面白い本を探そうと思ってこの書評を読むとちょっとガッカリするかもしれません。
 
1日に7冊は平気で読むと言う著者ですから、紹介されている書籍数も半端な数ではなく、ロシアや東欧もの以外の書籍で何点か「読んでみてもいいかな」と思えるものがありました。そういうのは忘れないうちにとりあえずAmazonの「ほしい物リスト」に入れておくと、あとでAmazonの書評や、懐具合を考えて判断できますので便利です。
 
この米原万里氏は2006年5月に56歳で癌により惜しまれつつ亡くなりましたが、そのギリギリ直前までの書評が残されています。書評の日付を見ると2005年、、、2006年1月、2月、3月、4月と最後は5月に掲載後なんの予告もなくぷっつり終わっているのが泣けてきます。
 
また書評を書きながら癌との闘病記録も同時に書かれています。癌治療に関して様々な治療法を探して、自ら実験台となり新しい治療法について調べたり、受診を受けたりした記録が書かれています。そしてそこで何度も書かれているのが、多くの癌関係の書籍の多くを「余命幾ばくもない癌患者がすがりたくなる気持ちを利用し、あれを買えこれを試せという悪どい金儲けビジネス」として非難しています。
 
知識が半端なく豊富で、せっぱ詰まった上に基本的に人を疑うことが信条みたいなこういう患者さんを持ってしまった医者は、本文に何度か出てきますが「今までのお金は返すからもう来ないでくれ」ということになってしまいます。それを読むと患者のわがままにも相当問題がありそうに思え、医者が気の毒になってきます。
 
様々な治療法を試すために多くの医者にかかり、結果、心から信頼できる医者や治療法に巡り会えなかった(と推察する)不幸もあるのでしょうが、著者は命をかけていたわけですから、納得がいかなければ喧嘩も持さずで、患者のわがままとばかりは言ってられないかなと思います。
 
ま、才色兼備で国際的な人脈が豊富で、時の総理大臣のモーションすら袖にした貴重なある意味貴重な女史を失ったことを惜しむひとりです。

著者別読書感想(米原万里)
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
死角 オーバールック (講談社文庫)  マイクル・コナリー

現代的なハードボイルド主人公ハリー・ボッシュシリーズ13作目で2007年発表の作品です。1990年代半ばに出たシリーズ第1作「ナイトホークス 」で虜となり、それ依頼ずっと文庫が出ると買って読んでいます。今回の作品は今までと比較すると短めです。
 
ストーリーは、ロス市警殺人課の刑事ボッシュが偶然担当することになった事件に、FBIが関与してきて、元恋人だったFBI捜査員と前作に続き解決に当たるというものです。二重三重に仕掛けられた謎や、毎度お馴染みのFBIとロス市警の対立関係などが盛り込まれています。
 
前作長編「エコー・パーク 」で気合いが入りまくりだったのに対して、この作品はイマイチ乗り切れていないような感じを受け、私の中では凡作の部類に入るかも知れません。当初か偶然が重なるご都合主義的な、例えば知的で計画的な犯人がたいへん重要な犯罪の証拠品を、犯行現場近くの街のゴミ箱に廃棄するなんてことがあるはずもなく、そういった無理な設定に飽きてきたのかもしれません。
 
すでにアメリカでは出版されているらしい次回作に期待しますが、もしそこで、期待が外れてしまうようならば、今後私の愛読書から外さざるを得ません。現在売れっ子だからといって安心していては、次々と出てくる若くて野心のある作家に一夜にしてコケにされますよ。と言ってもそういう声が届くわけもなし。

著者別読書感想(マイクル・コナリー)
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
この高嶋哲夫氏は2000年に初出、2004年に文庫化され、2007年に映画にもなった核兵器を搭載した米軍戦闘機が冬の日本アルプス山中に墜落し、それを奪取しようとする北の兵士と自衛隊員との闘いを描いた「ミッドナイトイーグル 」で一躍有名になった作家さんですが、クライシスノベルを得意とする方のようです。
 
私はこの作家さんの本は、その「ミッドナイトイーグル 」と、石油枯渇問題を一気に解決することができる石油を作り出す特殊なバクテリアを日本人研究者が発見する「ペトロバグ―禁断の石油生成菌 」(2007年文庫)を過去に読んでいます。
 
ところが、この小説では従来のイメージとは趣向がガラリと変わり、サラリーマンの誘拐事件を核とした多少ハードボイルド的要素を交えた中年男の人間ドラマです。昔の小説だか映画の宣伝文句にあった「ダメ男にも意地がある」みたいな感じです。
 
ストーリーは、妻子がいながら仕事一辺倒で家庭をまったくかえりみない中年エンジニアが、社長の自宅へ報告書を届けに行った帰り道、社長と間違えられて誘拐されてしまいます。しかし誘拐した犯人の男女と隠れ家で交流を深めていくうちに、なにかがおかしいことに気がつき、、、というものです。
 
ちょっと過去の小説のイメージとは勝手が違い、最初は戸惑いましたが、なかなかよく考えられて作られていると思います。ただ、高度成長期ならいざ知れず、企業の幹部が社員を殺害してまで保身をしようとするのは、ちょっと考えにくいことだったり、上場企業を退職した元社員が、勤務していた企業の社内ネットワークにいとも簡単に侵入できたりするのは、あまり現実的ではないかなと思ったり。
 
ま、それほど細かなところにリアリティを追求するのが目的ではないのでいいのですが、タイトルにもなっているファイヤーフライ(蛍)については、タイムリーに印象的なことがあります。
 
それは少し前に福山雅治が出ていた東芝レグザのテレビコマーシャルで、CGでしたが蛍のかたまりが突然ばらけていくシーンがありましたが、そのシーンとこの小説の中で誘拐の犯人だけが知っている蛍の墓場へ誘拐された主人公を連れていき、互いに心を通わす場面とが重なりました。文章ではなかなか伝わりにくいシーンですが、この世とは思えない蛍が創り出す美しいイメージが想像できました。

著者別読書感想(高嶋哲夫)
 
 

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468
京都市勧業館みやこめっせで開催されている「人体の不思議展」で多数の「死体」が展示され、平穏に生活する権利を侵害されたとして、会場から150メートルの所に住む京都工芸繊維大の宗川吉汪名誉教授が20日、主催者の同展実行委員会に1万円の慰謝料を求める訴訟を京都地裁に起こした。
 
私の記憶では、この人体標本を展示してお金をとる催しは、10数年前に東京で始まったと記憶していますが、当時からどうして人の遺体標本が営利事業として見せ物となるのか不思議でした。いえ、別に人体に興味を持つのは別に不思議でもなく、私も小中学生の頃に友人に誘われて何度か医科大学の学園祭へ行き、生々しい解剖されて展示されたホルマリンの臭いに包まれた人体標本を見たことがあります。
 
最初に東京で「人体の不思議展」が開催された時にはたいへんな評判となり、皮膚を剥いだ筋肉だけの人体がポスターに描かれ、すごく気味が悪かった記憶があります。仕事柄その展示会場のすぐ近くを通っていましたが、その都度なにかとても嫌な思いをしました。もちろん中に入ったこともなく、入りたいと思ったことはありません。しかし宣伝効果もあって日本では過去650万人もの人が見に行ったと言うことですから日本人の20人に1人ということになります。
 
遺体や遺体の一部が医学の発展のために献体されることは当然あると思いますし、遺族の同意がなくても身元不明者の遺体についてはある一定の条件はつくのでしょうけど、大学医学部や研究所に献体されているようにも聞いています。しかしいずれにしても、自分の亡骸を不特定多数に公開し、入場料を取って商売に使っても構わないと思っている人はいないでしょう。
 
ちなみにその展示に使われている遺体は、日本人ではなく、中国大連の工場に集められた中国人の遺体を使って、加工されているとWikipediaに書かれていますが、こうなるともう標本というよりか完全に加工された工業製品に近い気がします。アートだと主張する人も団体もありますが。またその遺体の献体同意書や展示承諾についても、過去に証明書が提出された例はなく、入手経路や身元などについても疑惑が残るようです。
 
献体された遺体が、バラバラに腑分けされ、解剖され、スライスされ、時には透明樹脂コーティングまでされて、研究や医者の卵の教育用として使われるのならともかく、どう見ても高い入場料を取って全国をまわる「人体の不思議展」は、昔にお祭りの時によくあったけれど最近では差別を理由にほとんど見掛けなくなった「蛇女」「狼男」「猫娘」「牛娘」「ろくろ首」などの見せ物小屋と変わりません。いや見せ物小屋のほうがジョークがきいていて、入場料も騙されたと思っても誰も怒らない笑って済ませらるユーモアがあります。
 
医学生や研究者でなくても、人体の仕組みや機能を実物の標本を見て知ることは、決して悪いことではありません。むしろ子供の頃にそういった標本を見て、生命や自分の身体にも興味を持ち考えさせることはぜひやるべきことと思います。しかし人の亡骸を加工し、高い入場料を取って見せ物にするというのは、遺体を提供した遺族や、死者に対する冒涜であり、逆に命の軽さを見せることにしかなっていないような気がします。
 
フランスではすでに2009年にこの手の展示会を中止するよう裁判で判決が出ているようですが、今のところ日本では、様々な中止を要請する意見や要望は出ているものの、展示会を中止させようとする訴訟は起きていないようです。
 
今回の訴訟でも、あえて展示会中止そのものは表面には出さず、身近なところに「死体」がずっと置かれている事に対する「精神的苦痛」が争点としています。これは単純に「気味悪いから開催の中止」で争うと逆に「営業業務妨害」となりかねず、「死体の展示」の有効性や営業権利の問題になるのを避ける意味合いがあるものと思われます。
 
実際に見に行った方も多いと思いますが、そう言う方を非難するつもりではさらさらありません。ただそれが商売になるから、さらにパワーアップして次々とそこのような展示会が頻繁に行われ、展示内容も過激になってくるのがちょっと心配なだけです。


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467
自動車損害賠償責任(自賠責)保険が2011年度には約11%の値上げが決定し、2013年度までの3年間に25~30%近い値上げがおこなわれるそうです。デフレ加速でモノの値段が下がり、給料やボーナスも下がっていく時代に、いったいなにを考えてのことでしょうか。いや、たぶんなにも考えていないのでしょうけれど。
 
自賠責保険とはトラックや乗用車、バイク、原付などの持ち主が加入し、運転が人身事故を起こしたときに被害者に賠償金を支払う強制保険ですが、以前からこの第2の税金とまで揶揄される保険会社にとっては濡れ手に粟の損害保険については様々な問題があります。
 
まず、交通事故発生件数は2000年頃にピークを迎え、2005年頃から4年連続で下がり続けています。同時にシートベルトやエアバッグなどの安全装備品の普及、救命救急医療の格段の進歩もあり、交通事故死亡者に至っては1993年から17年連続で下がり続けています(下記グラフ参照)。それなのになぜ損害保険料が不足するのでしょうか?
 
グラフ交通事故件数と交通事故死亡者数  クリックで拡大
kotsujiko.jpg
 
事故も死亡者も減っているのに、保険料だけが足らない、、、その理由として「後遺症が出る障害への保険金請求が膨らみ採算が悪化」と訳のわからない苦しい言い訳をしています。後遺症が出る交通事故(むち打ち症など)が最近になって急に増えてきたとも思えません。こういう苦しい言い訳の影には必ずと言っていいほどなにか裏があります。
 
どうにも納得がいかず、もう少し掘り下げて調べてみました。
 
(1)今回の値上げは金融庁の諮問機関である「自賠責審議会」なるものが、これも金融庁や保険会社の利益代表で息のかかった「損害保険料率算出機構」が出した保険料率試算により、保険料を値上げすることが既定路線として審議し、答申したもので、談合根回し済みの出来レースと言われても仕方がない。そしてそれは各省庁の官僚や損害保険会社にとって都合がよく望ましい。
 
(2)平成14年の時点で自賠責保険の運用余剰金は約2兆円もあり、そのうちの半分は保険料の値下げでユーザーに還元されてきたが、残りの1兆円の中から6000億円が自民党政権時代に国家予算の一般会計に貸し出したままでまだ返却されてなく、また4000億円については、何に使われたかよくわからないがこれも天下り団体に使われているケースが多いらしい(すまん詳しく調べていない)。
 
(3)当然と言うべきか自賠責保険の巨額の運用益や余剰金は各省庁や金融機関から官僚天下りの機関や団体へと支出されている。何をしているかよくわからない「独立行政法人自動車事故対策機構(理事長以下国交省OB多数)」や「損害保険料率算出機構」「財団法人交通事故紛争処理センター」などは露骨な利益誘導団体。
 
(4)この自賠責保険という巨大な甘い蜜には①金融庁②国交省③財務省④警察庁など多くの官僚組織や公務員が群がっていると思われるが、例えば金融庁や財務省は自賠責保険関連団体に直接はもちろんのこと、これによって利益を得ている損害保険会社やその関連団体へも大量に天下っているので、その実態の把握は難しい。
 
しかしいずれにしても、自賠責保険を3年間で約30%も値上げしようとするその根拠は乏しく、逆に、国民生活が一番大事とする政府の方針からすると、今後ますます交通事故件数や死亡者数が減っていくことが想定され、それによって恒久的な保険料の大幅減額をしていくというのが筋ではないでしょうか。
 
百歩譲ってもし交通事故で重大な後遺症が残る事故が増えているというのなら、それを科学的、医学的、物理的に詳しく分析し、その原因を引き起こす自動車メーカーに対してペナルティを支払わせればいいのです。アメリカでプリウスのリコール届けがちょっとばかり遅れただけで政府から15億円の制裁金をかけられ、それになにも文句も言わずにポンと支払うのが日本の自動車メーカーです。後遺症を残す原因を作った車の製造者責任を自動車メーカーに問っても間違いではないでしょう。
 


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