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年末年始に旅行とかへ行かずに自宅で過ごすとどうしてもテレビを見る機会が多くなります。普段ニュースとスポーツ中継以外はあまり見なくなったテレビですが、暇だった年末年始に朝から深夜まで割と集中して見た感想その1です。
 
 ・年末年始とも出演料が安く売れてない芸人を大量動員するお手軽番組が多い
 ・年始の昼間の番組は生中継が多いが、売れっ子は海外へ行っているので二三流だらけ
 ・深夜帯は昔の名作映画を放送して欲しいが、五月蠅い芸人と素人で馬鹿なバラエティばかり
 ・隠し芸もなくなりレコ大や紅白以外に年末年始のレギュラー番組は意外と少ない
 ・裏紅白ではガキ使「絶対に笑ってはいけないシリーズ」が恒例化し健闘している
 ・長年紅白の裏番組として盛り上げてきた格闘技は、新鮮さや活気がなくなってきた
 ・観客不在の番組に関わらず「へぇ~」「うわぁー」「おぉ~」「ワハハハ」と録音済みの音声や効果音を安易に入れるせこい手法がうざい
 
毎度たいして売れていない芸人達ばかりが目立つ年末年始番組ですが、出演者ではなく、話題の震源地や流行の伝わり方等を見ると変化が見られます。それは、旧来からのアナログ的なもの(初詣の風景やスポーツ中継)と、ネット系の新しいデジタル的な内容(エンタメ情報、ライフハッキング情報など)とが混在してきているなということです。番組の中にブログの有名人が出演したり、iPhoneやiPadが番組の中でも使われ、ネット発のニュースやネタを使うことに抵抗がなくなりました。
 
よくテレビなどの旧メディアとネットメディアとの対決とか攻防とか言われますが、もはやテレビや新聞は積極的にネットを活用し、うまく中に取り込んでいこうとしています。それは昨年起きた尖閣諸島での中国漁船と海上保安庁巡視船との衝突事件ビデオがyoutubeに流出したことで、それまでは目立たぬように静かに進められてきたことが、一気に加速することになります。
 
テレビ各局は、youtubeなどの動画投稿サイトに対し、著作権侵害の巣窟として、敵視し存在を無視してきました。ところが今回の事件では逆の立場となり、どの放送局もyoutubeにアップされた動画を許可なく、様々な番組に取り込んで放映しました。もっともあの投稿動画の著作権は誰にあるのかというのは難しい問題ではありますが。
 
それ以外にも、報道番組では事件や天災が起きた時、現場の地図や空撮写真を使う場合、Googleの空撮写真を使うことが増えています。写真の下に小さく「Google Earthより」とクレジットされますが、1990年頃のバブル時代なら、国内の現場写真が必要ならテレビ局や新聞社がすぐにヘリを飛ばし空撮をおこなっていましたが、昨今の経費縮小の折、1回飛ばすと数百万かかる取材ヘリコプターをそう易々と使えず、自由に使えて品質もよくなってきたネットコンテンツがなくてならない存在となっています。
 
この正月に激震が走った浜崎あゆみの結婚も、年末の大桃・麻木熟女同士の痴話喧嘩も発端はTwitterでの発言でした。またグルーポンの共同購入格安おせち料理問題も、個人ブログやレストラン社長のTwitter謝罪が発端となり、ニュースの少ないお正月のテレビや新聞に格好の話題提供となりました。
 
テレビ報道やニュースの中にも「ブログにこう書かれていた」「Twitterでこういう発言があった」という表現がたびたび出てくるようになり、ニュースソースは従来の公式発表や記者の取材ではなく、ネット上からというのが多くなってきました。加害者や被害者の顔写真もブログから取ってきたと思えるものが増えていますし、テレビ局や新聞社の仕事は、それらのネット情報が正しいかどうかの裏を取る作業となってきているようです。
 
芸能人達がこぞって海外へ出掛けるのが、年末年始の風物詩となっています。レギュラー番組を持つ芸能人なら、正月特番のためにこの時期だけは休めるからという理由はわかりますが、この学校に通う子供がいるならともかく、なにも一般の海外旅行者が多い時に合わせて行かなくても、もっと空いた時期にゆっくり行けばいいのにと思ってしまいます。
 
毎年ハワイへ休暇に出掛けるようになった最初の芸能人は石原裕次郎で、現地に別荘やヨットまで持っていたそうなので理解できます。芸能人が海外へ出掛ける理由として「日本人のいないところへ行きたい」というのが上位にあがりますが、わざわざ日本人の多いハワイや南半球へこれまた出国者の多い正月休みに出掛けるのではどうも筋が通っていません。
 
庶民が毎年近所の神社に初詣に出掛けるのと同じ感覚で、そこそこ売れている芸能人なら「正月はハワイへ行き、成田とワイキキ空港に待ちかまえている多くのレポーターの取材を受けてそれがテレビに流れる」というのが一種ステータスだと思っているのでしょう。
 
ま、それにしてもそんな仕込まれたことを空港でレポーターやカメラマンが押しかけて取材している姿を想像すると、つまらないことに無駄な時間とエネルギーを費やして、NHK以外のテレビ局がこぞって公共性の高い電波を使って放送しているなんぞ、愚の骨頂だと思ってしまいます。
 

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1Q84 BOOK 1 2 3(BOOK1、BOOK2、BOOK3) 村上春樹
本名が青豆という変わった名前のスポーツジムトレーナーの女性と、天吾という作家志望の予備校教師の男性が交互にストーリーが展開していきます。BOOK3からはそれに青豆や天吾と関わってくる牛河という異様な元弁護士の裏世界の調査・情報屋がそれに加わってきます。
 
ストーリーについては多くの場所で語られているので、詳しくは書きませんが、1Q84とはバブル時代がまもなく最高潮に華開こうとする1984年の数カ月間に起こる現実とパラで進行している特殊な別の世界の話しです。

村上春樹の特長であるクラッシック音楽やロックなど、古めの曲がいつもバックグラウンドに流れていることを感じられる作品です。
 
1984年といえば、そこには携帯電話もなければ、長引く不況の陰もなく、お金を得るのにさほど苦労することもなく、やろうと思えばなんだってできるいい時代で、そういう時代を反映しているとも言えます。
 
山梨県に拠点を置くオーム真理教を彷彿させるカルト教団や、NHK視聴料金集金人の跋扈、ドメスティックバイオレンス被害者の駆け込み寺、そしてしばしば登場する性的な場面。子供からお年寄りまで万人が観るテレビ放送向けではなく、「ノルウェーの森」が映倫PG12指定ですから、こちらは観る人をもう少し選ぶR15指定ぐらいの映画向けの作品と言う感じです。映画化されるとしてもまだだいぶんと先のことでしょうけどね。
 
ただ、最後があっけなく、今まで溜めてきたワクワク感はそこで一気に消えてなくなってしまうのがあまりにも残念です。続編があるのかどうかは知りませんが、エピローグがあってもよさそうな感じがしました。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
海炭市叙景 (小学館文庫) 佐藤泰志

海に三方を囲まれた佐藤氏の故郷函館市をメインとし、また多くの炭坑跡を抱える北海道の寂れた地域をミックスした架空の街で暮らす市井の人々の出来事を短編化した小説です。

バブルも華やかしき20年ほど前に書かれた小説ですが、映画化されこの12月から公開のようです。それに合わせた形でこの小説も注目されるようになったのでしょう。
 
それぞれの短編は独立したものですが、主人公はそれぞれになにか問題を抱えたまま、決して解決もすることはなく、突然に終わってしまうというもので、なにか新鮮さを感じさせます。
 
この小説はTwitterで書店員さんがお勧めの本だったので買ってみたのですが、私が積極的に手に取るような本ではなく、今までにあまり読んだことがないジャンルなのでそのように思ったのかもしれません。
 
著者の佐藤泰志氏は6作品を書き、1990年に41歳で妻子を残したまま自殺をした方で、この作品が遺作となるようです。

この作品の中からも、なにか現状から抜け出せなくてもがきながらも、あきらめの境地に達しているというやるせなさ、はかなさというのが感じ取れますが、自死の理由はわかりません。また映画がレンタルDVDになれば観てみたいなと思います。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
乱暴と待機 (MF文庫ダ・ヴィンチ) 本谷有希子

う~ん、この本も書店員お勧め本として載っていたので買ってみた本ですが、何が言いたいのか、何を求めているのか、なにを提起しようとしているのかがさっぱりわからないストーリーですが、この小説も浅野忠信、美波、小池栄子等の出演で映画化され、2010年10月に公開されていたと言うことです。知りませんでした。
 
作者の本谷有希子氏は今年32歳で、女優、劇作家であり劇団も主宰しているということなので、多才な方だと思いますが、おそらく私の年代には馴染みがないものの、きっと若い人達を中心に特定の根強いファン層がいるのでしょう。
 
ストーリーは、安アパートで生活する変わったカップルが住んでいて、よく理由がわからないが男が女に復讐をするためにその方法を考えていたり、女はひたすらその復讐をジッと待っていたり。

男は両親が起こした昔の交通事故で足が不自由だけど、今は保健所に勤務していて、ペットの殺処分の仕事をやっている。

その職場の後輩とそのグラマラスな彼女がその不思議なカップルと絡んでくるが、待つ女とグラマラスな彼女は元同級生だったりして。
 
私には意味不明だらけだけど、今の高校生や大学生、20代ぐらいの人には、なにか共感を感じることがあるのでしょう。

私でももっと読み込めばわかるのかな?とも思いますが、他にも一生かかっても読めない多くの本が待っているので、この本を繰り返して読む価値があるとも思えず感想もここまでです。映画も浅野忠信や小池栄子には興味あるものの観たいとは思いません。 
 

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459
渚にて  1959年 米 
スタンリー・クレイマー監督、グレゴリー・ペック主演

元々は英国の作家ネビル・シュートにより1957年に書かれた渚にて 人類最後の日 (創元SF文庫) 原題「On the Beach」という小説ですが、1959年にグレゴリー・ペック主演で映画化され一躍有名になりました。

同時期の映画「サイコ」に主演した若きアンソニー・パーキンスも出演してました。1959年の映画なのでモノクロ映画ですが、十分に見応えのあるいい映画です。
 
ストーリーは第三次世界大戦が起きて、唯一南半球のオーストラリアだけが気流の関係で放射能の影響を受けず、人類がいまだ生き残っていて、そこに被害を受けなかったアメリカ軍の原子力潜水艦がメルボルンに寄港します。その頼れる艦長がグレゴリー・ペックです。
 
しかし全滅したはずのサンフランシスコから意味不明のモールス信号が発信されていることがわかり、その潜水艦で調査に向かいます。潜望鏡から眺める人っ子いないサンフランシスコの街並みが不気味です。
 
潜水艦は再びオーストラリアに戻ってきますが、そのオーストラリアにもやがて放射能が流れてきて、人類全滅の道へと進んでいきます。
 
ここには宇宙戦艦ヤマトのように奇跡も起きずハッピーエンドもありません。米ソ核戦争の危機と言われていた中で、この小説や映画が描く核戦争後の世界の恐ろしさは真に迫っています。
 
スポンサーや投資家にとって魅力的ではないこういうバッドエンドの映画は最近特に作られることはありませんが、ぜひ最新の科学データと技術を駆使してリメークをしてもらいたいものです。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
宇宙戦艦ヤマト 復活篇  2009年 
監督:西崎義展

実写版のヤマトが公開されなかなかの人気ですが、そう言えば何度か作られていたアニメの続編はほとんど見ていないなということで、2009年12月に公開された復活編を借りてきました。
 
ヤマトはもう松本零士氏のオリジナル作品からは遠く離れた存在になってきてます。古代と森雪は結婚し子供ができています。その古代雪の乗った移民船を護衛する艦隊が攻撃されて行方不明となります。
 
古代進は貨物船船長だったのを地球の危機と言うことで呼び戻され、復活したヤマトの艦長の椅子に座ることになります。見所は波動砲が六連発式となっていて、パワーアップされたところでしょう。
 
なんだかんだとあって、無事生還するものの、古代雪の行方は不明のままで、「第一部完」と最後にクレジットされるところを見ると、第二部以降があり、そこで発見されるのでしょう。もうどうでもいいと言う感じです。
 
映画の最初に「原案:石原慎太郎」とクレジットがされますが、なにか場違いですね。おそらくですがいまボイコットで揺れている東京アニメフェアの実行委員長へのおべんちゃらと見ておくのがいいところかも知れません。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
ハート・ロッカー  2008年 米 
監督:キャスリン・ビグロー 主演:ジェレミー・レナー

確かアバターを破って第82回アカデミー賞作品賞を受賞した映画だったと思います。イラク駐留アメリカ軍の爆弾処理班を描いた、重苦しい雰囲気たっぷりの映画です。
 
映画はまるでドキュメンタリーを見るような感じで展開していきますが、今この時代においてもこのような爆発物が街のあちこちに仕掛けられたり、製造されている場所があることに戦慄を覚えます。

そういうことは日本では報道されることも少なく、ましてそれを取り除く軍人のことなど知るよしがありません。
 
これを観たアメリカ人はどういう感想を持つのでしょう?右派は「こういう命をかけた軍人に感謝しなければいけない」、一方左派なら「言葉も通じない地球の裏側にまでアメリカ人が命をかけて介入する必要があるのか?」でしょうか。確かに問題提起の映画ではあります。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
  
ボルケーノ 1997年 米 
監督:ミック・ジャクソン 主演:トミー・リー・ジョーンズ

缶コーヒーBOSSのコマーシャルに「宇宙人ジョーンズ」役で長く出演しているトミー・リー・ジョーンズはもちろんアメリカでは有名な俳優&監督さんで現在64歳。デビュー作は「ある愛の詩」(1970年米)での助演役でした。その後JFK(1991年)や逃亡者(1993年)、バットマン・フォーエヴァー(1995年)など助演役の多い俳優ですが、この映画では堂々と主演を張っています。
 
ストーリーはロサンゼルスの街中で池の温度が上がったり大きな地震が起きたりします。地下を調べると高温が吹き出しているところがあり、予想しなかった溶岩が吹き出していることが発覚。

トミー扮するカリフォルニア州緊急事態管理局局長が美人地質学者とともに吹き出して流れ出す溶岩を運河を使って海に誘導するため奮闘するというものです。
 
14年前のSFXはさすがにまだ粗さが目立ちますが、何物も溶かし飲み込んでしまう溶岩と最新の街という組み合わせがすごくアンバランスで楽しめます。
 
 



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458
2011年新年明けましておめでとうございます。
 
昨年の1月1日は、それまで使っていた旧日記(Geocities)からこの新しいブログへ移行をおこなった日(投稿は1月3日付け)で、九十九里浜からの初日の出参拝の内容でした。
 
あれからもう一年、というか実感としてはまだ一年かというところです。日記自体は2002年から始めていますので、そんなものかも知れません。

しかし旧日記から最新ブログへ移行したことで、検索エンジンに表示される割合が確実に上昇したせいか、今までより多くの方に読んでいただけることになりました。
 
相変わらず、オヤジのわがまま、偏見、独断、無責任のしかも悪文の内容ですが、なにか継続していくことが自分のためにとって意味があることだと思って書き続けています。
 
また、現在リストラで苦しんでおられる多くの方々にとっては、もはやこのサイトや日記は役立つ内容のものではありませんが、40過ぎでリストラに遭い、その後どうにか復帰しているオヤジの無力なつぶやきだと思っていただければ幸いです。
 
さて、今年の元旦は、天候次第と思っていましたが、予想に反して太平洋側は晴れとの予報が出ていましたので、早起きして初日の出を見に行くことにしました。
 
昨年は海から昇ってくるご来光を見ましたので、今年は山、しかも日本一の富士山から昇ってくる日の出を見に行こうと計画しました。

富士山のすそ野から昇ってくる日の出を見るならば、遠くなら南アルプス方面、近場なら静岡県富士宮市から山梨県南都留郡富士河口湖町までのあいだと言うことになります。
 
いろいろと情報を調べると、富士宮市にある観光牧場が東名富士インターからも近く朝の6時から営業をおこなっているということと、その牧場の高台から初日の出を見ることができるという情報がありそこに決めました。
 
到着したときはまだ真っ暗でしたが、しばらくすると急速に明るくなってきます。
 
夜明け前の富士山も綺麗に見えます。
20110101_1.jpg

そしてやがて富士の裾野からご来光です。
20110101_2.jpg
 
今年こそこの陰りひとつない、澄み切った世の中になってもらいたいものです。また個人的には、厳しい経済環境下に置かれ苦戦をしている企業の業績回復と雇用が安定化することです。
 
私の知人、友人から、早期退職という名のリストラで追い出されてしまった人や、50歳近くになってからの地方への単身赴任、起業したものの収入が安定せずに貯蓄を取り崩し続けている人など様々な苦悩を聞かされますし、私も決して他人事ではなく、給料カットは当たり前、下手すれば早期退職という可能性だって多分にあります。
 
誰しも努力していないわけではないでしょうし、運不運もあるでしょう。先見の明があるのかないのか、要領がいいか悪いかなどもあります。

世の中を恨んだり、経営者の無能ぶりに怒ったり、政治家の一言一句をあげつらったりしても、なにひとつとして自分にとって役立つことはありません。そして最後は結局自分のことは自分で責任を取るしか仕方がないのです。
 
ま、そんなこんないろいろな想いをいだきつつ、日の出を見ながら「今年一年、また淡々と頑張らなくっちゃ」と1年の計をおこないました。 

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457
あるブログを読んでいて「やっぱりな」と思ったのが、「30代になっても親と同居して実家から出ず、ましてや結婚もしない(できない)男性が増えている」ってことです。いや別段、早く親から独立して別居すべきだとか、結婚は○歳までにすべきだなんてことを言いたいのでもなければ、そう思っているわけでもありません。
 
逆に、高度成長期から進んだ核家族化が停まり、これからは従来あった大家族化が見直されて進んでいくだけのことかもしれませんが、結婚して親と同居する本来の大家族化とは違い、結婚しない同居が増えてきていることにちょっと不安を感じているのです。
 
図1
年齢・男女別、親との同居している割合
 30代前半で男性3ポイント、女性4ポイント、30代後半で男性9ポイント、女性で4ポイント同居率が高まっています。この親との同居は未婚率や非正規社員率との関係が高いと思われます。
20101228_1.jpg
 
図2
年齢・男女別、未婚率
 男性は20代後半と30代後半で8ポイントも未婚率が上昇し、女性は20代で4ポイント、40代前半で3ポイント未婚率が上昇しています。
20101228_2.jpg
 
この傾向は男性だけでなく当然女性にも当てはまると思いますが、今でも女性の場合は「家事手伝い」=「無職とほぼ同義語」という当たり障りのない言い方があります。同じような立場でも男性で定職を持っていないと「家事手伝い」とはならずに、無職とかニートに分類されてしまいそうです。
 
十数年前から20代のフリーターなど定職を持たない若者や、そもそも働きもせず学校にも通わないニートの存在が社会的に大きな問題となっていました。また主として従来の結婚適齢期になっても自宅に住み続け、独身生活を謳歌する女性のことを「パラサイトシングル」と呼ぶのが流行ったのが10年ぐらい前のことです。
 
当然そういう人も歳を重ねていき、そこから抜け出していった人も数多くいるでしょうけれど、そのままズルズルとその日暮らしの生活を続けたり、親の元で親の収入をあてにして定職を持たずにやってきた人も多いはずで、この史上稀に見る長期的な不況の元、あらためて正社員になろうと思っても、そう簡単にはいかず、非正規社員であったり、30歳を超えても新入社員と変わらない低所得の仕事しか得られない人が増えているのが実態ではないかと思った次第です。
 
それでもまだ30代です。企業が積極的に中途採用をしてくれるのは35歳までで、30歳を超えると経験を要求されることも多いのですが、あらゆる方法を駆使して企業の規模、仕事内容、勤務場所を選ばなければ、まだ救いはあります。少なくとも住宅ローンや子供の学費で一定以上の収入や、その他条件がある中高年者と比較すれば、まだ可能性はずっとあります。
 
1980年代のバブル時代には、それこそ「猫の手も借りたい」ということで、全年代に恐ろしいほどの雇用需要はありましたが、今後ますますモノが売れず低成長が続く高齢化社会において、雇用の縮小化は避けられない趨勢です。
 
それらの定職を持たない、あるいは年齢にふさわしくない低収入の30代は、これからどうしていけばいいのでしょうか?おそらくなにも手を打たなければ、10年後もそのままの非正規雇用または低収入のまま40代へと突入していくことになります。親の年金と遺産に頼るという人はそれでもいいのですが、本当にそれでいいのでしょうか?
 
少なくとも親が生活の面倒(住まいや食事)を見てくれているあいだなら、稼いだお金は自分で使うことができます。もし将来の自立や自活を考えるなら、今のあいだに生活基盤を作らなければなりません。言うは易しですが、実行するのはたいへんなことです。
 
まず考えられるのは(1)貯金(2)勉強(3)交友(4)起業などですが、それらがすぐに始められる人なら、いまそのような状況にはなっていないような気がします。
 
そこで、思い切ってより厳しい環境に自ら身を置くことで、今までの生活スタイルを断ち切る方法があります。
 
それは(5)弟子入りです。弟子入りは基本的に収入は得られないと思ったほうが良さそうですが、真面目に勤めれば1日3回の食事ぐらいはなんとか得られるでしょう。勤務は労働基準法なんか関係なくそれこそ24時間勤務を覚悟しなければなりません。
 
なにをするか、どこへいくかは人それぞれでしょうけど、人気料理人への弟子入りや、カリスマ美容師、有名デザイナーの弟子入りなんていうのは、所詮素人は相手にもされませんのでもってのほかです。また伝統芸能、相撲部屋、落語家、著明な芸術家などの門を叩くのも遅すぎますから無理でしょう。
 
一例をあげるとそれほどメジャーではない地方の伝統工芸の職人さんのところや、後継者の少なそうな特殊な仕事、例えば、地方のお寺(僧侶)、陶芸、石材、造園、牧童など家畜の飼育、僻地で高齢化が進む地域での林業や農業、漁業と言ったところへ行き、住み込みをして働くのです。いずれも都会ではない場合がほとんどです。
 
できるだけ都会から遠く離れ、仕事は厳しくて決して誰も弟子入りなんかしないような、だけども需要や必要性は少ないながら確実にあるという仕事を探さなくてはいけません。最近は地方自治体や市町村が移住+仕事紹介をしてくれるところもありますので、そういうのを利用するのも手かもしれません。
 
望ましいのは、後継者がいない上にまもなく引退が近い伝統工芸の職人さんへ弟子入りすれば、そして何年か後、技術も顧客もそのまま引き継げる可能性があります(のれん分けなどのお金は必要でしょうけど)。もちろん技術や人間関係は努力して引き継がなければなりません。
 
どうせ都会にいても「やれ経験が少ない」「やれ職を転々としている」「やれ資格を持っていない」などと、まともな面接すらままならないのであれば、しかもまだ結婚していなく家族を養っていく必要がないのであれば、そう言った生き方にチャレンジするのもいいように思います。
 
うまく取り入れば、その仕事場の周辺には、跡取りがいなくて困っている旧家が多く(たぶん)、嫁さんを紹介してくれる世話好きな人も多く、仕事も嫁も、さらには(田舎ですが)大きな家まで手に入れることが可能かもしれません。そう、1960年代からずっと続いてきた「おら東京へいくだ」の逆を貼るわけです。
 

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