リストラ天国 ~失業・解雇から身を守りましょう~
HomePage https://restrer.sakura.ne.jp/
|
[PR] Amazn ほしいものランキング | ||||
携帯電話・スマートフォン スマートウォッチ 空気清浄機 洗濯機・乾燥機 衣類・ふとん乾燥機 テレビ・レコーダー |
車&バイク ヘルメット 洗車用品 自動車整備工具 釣りフィッシング ゴルフボール |
ランニングシューズ メンズスニーカー レディーススニーカー ベビー&マタニティ ハンドケア・フットケア シャンプー・コンディショナー |
410
書籍裏表紙の筆者紹介のところに自分のことを『某有名私立大学を経て、いわゆる「勝ち組」職場の事務職として勤務。…』と書いてあるのには大笑いしました。
多くの場合この紹介文は著者が自分で書いたり、少なくとも誰かが書いてくれたものを自分でチェックするわけですが、このような紹介文を自分で書いたり認めたりするような人は、うぬぼれが強く、自尊心旺盛で、傲慢で一般的には信用しないほうが良さそうです。
多くの場合この紹介文は著者が自分で書いたり、少なくとも誰かが書いてくれたものを自分でチェックするわけですが、このような紹介文を自分で書いたり認めたりするような人は、うぬぼれが強く、自尊心旺盛で、傲慢で一般的には信用しないほうが良さそうです。
書いてあることは至極まっとうなことばかりですが、たった数百人の面接経験からこうだと決めつけてみたり、Aさん、Bさんといくつも事例が出てきますが、その多くは自分で都合よく作っているなぁって感じを受けてしまいます。
新書を書き下ろすにあたり、ヒントはその経験から出てきたものが多いのでしょうが、事例で書かれている内容は、よりシンプルにデフォルメしたものだろうと思います。
新書を書き下ろすにあたり、ヒントはその経験から出てきたものが多いのでしょうが、事例で書かれている内容は、よりシンプルにデフォルメしたものだろうと思います。
また「解雇規制を緩和することで企業が中途採用や解雇が気楽にできるようにすべし」というようなことが書かれていますが、まったく馬鹿な話しです。
これはつまり欧米のように失業率を今の5%から10~20%以上にするための方策を述べているに過ぎず、そういうことをすればほとんどの企業は安い給料で元気に働く若者以外必要とせず、決して健康とは言えず、子供の進学や住宅などで一番お金が必要な(高給な)中高年者はほとんど失業です。
これはつまり欧米のように失業率を今の5%から10~20%以上にするための方策を述べているに過ぎず、そういうことをすればほとんどの企業は安い給料で元気に働く若者以外必要とせず、決して健康とは言えず、子供の進学や住宅などで一番お金が必要な(高給な)中高年者はほとんど失業です。
百歩譲って解雇規制を緩和するならば、企業が欲しい年齢層20~30歳までだけを対象とし、31歳以上は現状の規制をさらに強化するぐらいにするべきでしょう。
30歳までならまだ転職するのに中高年者よりは不自由しませんし、いろいろ経験して自分になにが向いているかを考え、やり直すこともできる年齢だからです。
30歳までならまだ転職するのに中高年者よりは不自由しませんし、いろいろ経験して自分になにが向いているかを考え、やり直すこともできる年齢だからです。
ネット上では「ブラック企業」「ブラック会社」と検索が多く「ブラック会社&○○」(○○は実際の企業名)で検索をされる人がもの凄い数になっています。
というのも、以前に私が書いたブログで学生の「人気企業ランキング」を書いたものがあり、その同じ記事の中に、たまたま偶然ですが「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
」の映画の話しを入れたところ、その人気企業ランキングに出てくる企業名とブラック会社の二つのキーワードで検索が大量に来ていたことがわかりました。この本もそのような時流に合わせた一過性のものだろうと推測しています。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
私と同年代の作家さんで、すでに「空中ブランコ
」で直木賞、「オリンピックの身代金
」で吉川英治文学賞など大きな賞をすでにいくつも取っています。
この短編集の作品も柴田錬三郎賞を受賞されています。私は受賞作品以外に映画にもなった「サウスバウンド」や「真夜中のマーチ」「東京物語」がお勧めです。
この短編集の作品も柴田錬三郎賞を受賞されています。私は受賞作品以外に映画にもなった「サウスバウンド」や「真夜中のマーチ」「東京物語」がお勧めです。
ほぼ同年代で1950年代生まれの荻原浩氏や盛田隆二氏より少しだけ若い作家さんですが、上記のように多くの賞を取っているのにはどういう理由があるのか不明です。扱うテーマが広く、機を見るに敏な作家さんなのかも知れません。
淡々と過ぎていく日々の生活や夫婦の姿が当たり前のようで当たり前でなく描かれているこの短編集は、奥田英朗氏の作品としては珍しい気がしますが、その中に光るエピソードやユーモアが散りばめられていてちょっとした空き時間にちょっと読むのに適しています。
私はちょうどワールドカップ期間中だったので、ハーフタイムの時間や、キックオフまでの待ち時間に読んでいましたが、このような短編集の場合は区切りやすくて便利です。
ただ、実際の初出は知らないのですが、いかにも女性向け雑誌か月間文芸誌の読み切り小説っぽさが伺えます。
◇著者別読書感想(奥田英朗)
ただ、実際の初出は知らないのですが、いかにも女性向け雑誌か月間文芸誌の読み切り小説っぽさが伺えます。
◇著者別読書感想(奥田英朗)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
長らく待っていました、ロス市警に復帰したハリーボッシュシリーズの最新刊(文庫)です。
1992年に「ナイトホークス
」で登場して以来、シリーズの11作目となります。個人的にはロバートBパーカーが亡くなり、スペンサーシリーズが遺作(未読)を残して終了してしまったので、今後はコナリーのこのハリー・ボッシュシリーズに期待したいところです。
1992年に「ナイトホークス
主人公のボッシュ刑事は一度ロス市警を退職したあと、再び刑事になったという変わった経歴を持ちますが、この作品では前に刑事だった時に担当し、未解決に終わってしまった女性の行方不明事件が、13年後に新たな展開で動き出すと言うところから始まります。
タイトルに使われ、小説の舞台となるエコーパーク(Ecoh park)はロサンジェルスのダウンタウンにあるドジャースタジアム近くに実在している大きな公園です。
ちょうど東京ドームそばにある小石川後楽園と言ったところでしょうか。ロスに詳しい方なら割と知っているのではないでしょうか。
◇著者別読書感想(マイクル・コナリー)
ちょうど東京ドームそばにある小石川後楽園と言ったところでしょうか。ロスに詳しい方なら割と知っているのではないでしょうか。
◇著者別読書感想(マイクル・コナリー)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
この本は2002年に既読なのですが、今年6月に続編となる「名残り火―てのひらの闇〈2〉」の文庫版が刊行され、それを読む前に前作のおさらいをしておこうと、書棚から引っ張り出してきました。
ちなみに藤原伊織氏はすでに亡くなっておられ、「名残り火―てのひらの闇〈2〉」が遺作のようです。
ちなみに藤原伊織氏はすでに亡くなっておられ、「名残り火―てのひらの闇〈2〉」が遺作のようです。
前作を8年前に読んだ内容はすっかり抜け落ちていて、読み始めても最後のネタバレをしないのは、うれしいような困ったような複雑な気持ちです。
これじゃ、新しい本を次々と買うより、蔵書している本を片っ端から読んだ方が経済的かつ効率的かもしれません。
これじゃ、新しい本を次々と買うより、蔵書している本を片っ端から読んだ方が経済的かつ効率的かもしれません。
小説の主人公は20年間勤続している飲料メーカーのサラリーマンですが、出自はやくざの組長の息子だったという設定です。
同じような設定をこれとは別の日本のハードボイルド小説で読んだ記憶がありますが、それがなんだったか忘れました。
ただしサラリーマン金太郎のような「できるスーパーサラリーマン」ではなく、冒頭のシーンでは、酔いつぶれて道路で寝ていると、朝方の雨で目が覚めるというさえないくたびれた中年です。
同じような設定をこれとは別の日本のハードボイルド小説で読んだ記憶がありますが、それがなんだったか忘れました。
ただしサラリーマン金太郎のような「できるスーパーサラリーマン」ではなく、冒頭のシーンでは、酔いつぶれて道路で寝ていると、朝方の雨で目が覚めるというさえないくたびれた中年です。
ヤクザの世界から抜け出して、リストラの早期退職に応募して20年間のサラリーマン生活に終止符を打とうとしたとたん、今まで縁がなかったヤクザとまた関わりがでてきた、、、というストーリーですが、読み応えは十分あります。
◇著者別読書感想(藤原伊織)
◇著者別読書感想(藤原伊織)
リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
リストラ天国 日記(BLOG)
PR
[PR] | ||
Amazonタイムセール ホーム&キッチンの売れ筋ランキング 枕・抱き枕の売れ筋ランキング 旅行用品の売れ筋ランキング |
ミラーレス一眼の売れ筋ランキング 空気清浄機 タイムセール 掃除機の売れ筋ランキング ペット用品の売れ筋ランキング |
409
参議院選挙が終わり与党の過半数割れという結果になりました。これは選挙前から沖縄の普天間問題による首相辞任や消費税論議などによって、ある程度予想されていたことでもあり、特に驚くべき事ではありません。
細川元首相が官僚にそそのかされて突然福祉税導入を提案したように、今回も官僚や元官僚達、官僚と親しい学者達に踊らされたような気もしますが、実際のところはどうなのでしょう。
細川元首相が官僚にそそのかされて突然福祉税導入を提案したように、今回も官僚や元官僚達、官僚と親しい学者達に踊らされたような気もしますが、実際のところはどうなのでしょう。
Twitterでは選挙結果について様々な意見、暴論、デマ、総括が飛び交っていますが、その中でふと目に止まったのが次の発言です。
「1回目の予算執行が始まって3ヶ月で不信任投票で、はしごはずされて、その後アメリカと戦えとか官僚と戦えとか民主党も大変だな。」
私もまだ政権交代してわずかに1年で、何十年も続いてきた自民の垢を落とし、結果を出せというほうがご無体な限りだと思っていたので、ここはジッと我慢して少なくとも3年は新しい発想で政策を実行してもらいたいと思っていました。
新党などミニ政党は、政権を担う可能性は皆無なので、有権者にとって耳に心地よいことだけを言っていればいいわけです。
また自民党はさすがに何十年という政権党だっただけあり、組織票も固く相手の失点に付け入る老獪な選挙戦は得意です。
また自民党はさすがに何十年という政権党だっただけあり、組織票も固く相手の失点に付け入る老獪な選挙戦は得意です。
一方、民主党は選挙に老獪な小沢一郎を表面から外さざるを得なくなり、一気に昔の野党時代の民主党に戻ってしまいました。
官僚や官僚が操っている自民党にしてみると民主党の幹事長から小沢一郎外しが成功したことで、もう勝ちに等しかったことでしょう。
官僚や官僚が操っている自民党にしてみると民主党の幹事長から小沢一郎外しが成功したことで、もう勝ちに等しかったことでしょう。
これから衆参ねじれ現象により、政治の停滞、責任問題、妥協案、密室会議、閉塞状態など、様々な問題が起きてきますが、それらは、国民にとって何一ついいことではなく、上記のTwitterのつぶやきにあるとおり、手足を縛られたうえで、強力な官僚達やアメリカと民主党は闘わざるを得なくなりました。
さらには国内のデフレや雇用、財政再建など問題は山積みですが、なにひとつ法案が通らない、通すためには他党の条件をまるまる飲まなくてはならず、そのために多くの時間と精力を使うことになります。
これは逆の立場だったときに安部晋三や福田康夫元総理が、就任後に著しく消耗していった様子を見れば明らかでしょう。
これは逆の立場だったときに安部晋三や福田康夫元総理が、就任後に著しく消耗していった様子を見れば明らかでしょう。
しかしこれは首相が1年ごとに替わってしまうことを非難する一方で、選挙ではなんら忍耐することもなく毎回違う政党に投票する気まぐれで無責任な国民が多い限り、仕方がないことでしょう。
普段なら気にも留めない夕刊紙に「もし与党が過半数を割ってしまうと、ねじれ現象が起き、再び政治に大きな空白期間ができてしまう。それは国民にとって決してよくない。せっかく政権交代をしたのだから、もう少し気長に見てみないか?」という主旨の記事と主張が出ていましたが、何でも批判的で皮肉っぽく書く夕刊紙にとってたいへん珍しいことで驚きました。
そう思っている記者も僅かながらいるんだと思いましたが、やはりそれが本流とはなりませんでした。
そう思っている記者も僅かながらいるんだと思いましたが、やはりそれが本流とはなりませんでした。
あと、毎度あげつらっていますが、一票の格差で言えば、今回も5倍近い一票の格差があり、千葉法務大臣は神奈川で69万票を取っても落選し、高知では13万票で当選者が出ています。
総得票数からすれば比例区も選挙区も民主党が自民党よりも多く得票しているにもかかわらず、議席数は合計で7つ自民党が多くなります。
まるでトリックのようなことが起きているのですね。これは与党として複数名を擁立した選挙区の影響や、特定の候補者に人気が集中したこともあるのでしょうが、しかしこれらの数字を見て、最低限の公平な選挙であるかと聞かれれば私はまったくNoだと答えます。
総得票数からすれば比例区も選挙区も民主党が自民党よりも多く得票しているにもかかわらず、議席数は合計で7つ自民党が多くなります。
まるでトリックのようなことが起きているのですね。これは与党として複数名を擁立した選挙区の影響や、特定の候補者に人気が集中したこともあるのでしょうが、しかしこれらの数字を見て、最低限の公平な選挙であるかと聞かれれば私はまったくNoだと答えます。
Chikirinの日記
リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
408
今から25年ぐらい前に中国に返還される前の香港へ行ったときに買ったホイヤー(Heuer)の腕時計を愛用しています。
最近は携帯電話を時計代わりに使っていて腕時計をしない人が増えているようですが、今のところ私は腕時計愛用派です。
最近は携帯電話を時計代わりに使っていて腕時計をしない人が増えているようですが、今のところ私は腕時計愛用派です。
25年前と言えば、ホイヤーの腕時計は日本では今ほど有名でなく、いわゆる業界人(テレビとかファッション業界の男性)の一部に密かに愛用されていたぐらいだったようです。
どうして業界人でもない私がホイヤーの腕時計を買ったかと言えば、ある雑誌でホイチョイプロダクションの馬場康夫氏が「テレビ局のディレクター達が競ってホイヤーを使っている」みたいなことを書いていて、「うぉ!かっこいい!」と単純に思ったからという軽薄な理由からです。
どうして業界人でもない私がホイヤーの腕時計を買ったかと言えば、ある雑誌でホイチョイプロダクションの馬場康夫氏が「テレビ局のディレクター達が競ってホイヤーを使っている」みたいなことを書いていて、「うぉ!かっこいい!」と単純に思ったからという軽薄な理由からです。
ホイヤーは今から150年前、1860年にスイスで創業されストップウオッチやクロノグラフを取り入れ、ダイバーやスポーツ向けの名門時計メーカーですが、安価で性能のいい日本メーカーなどに押されて経営的に苦しくなり、1985年にTAGグループに買収され、さらに1999年にはルイ・ヴィトンで有名なLVMHの傘下に入ることになります。
TAGやLVMHに加わってからはタイガー・ウッズモデルやF-1セナモデルなど派手な宣伝により高級時計としてよく知られるようになりました。
TAGやLVMHに加わってからはタイガー・ウッズモデルやF-1セナモデルなど派手な宣伝により高級時計としてよく知られるようになりました。
私が購入したときにはまだTAGグループ入りをする前で、しかも小振りなスタンダードなモデルで、現在のモデルと比べてきらびやかさや高級感はありませんが(値段も安かった)、それゆえに飽きもこないで、25年間ずっと使い続けています。
現在のモデルには文字盤にはすべて「TAG Heuer」のロゴが入っていますが、私のは「TAG」の付かない「Heuer」だけのモデルなので、自己満足ですが私的には貴重なお宝です。
現在のモデルには文字盤にはすべて「TAG Heuer」のロゴが入っていますが、私のは「TAG」の付かない「Heuer」だけのモデルなので、自己満足ですが私的には貴重なお宝です。
「TAG Heuer」を持つお金持ちはいくらでもいるでしょうけど、「Heuer」のモデルを使い続けている人は少ないらしく、修理のために直営店へ持ち込むとその店では最安値帯の時計なのですが、文字盤を見ると「おっ!これは」と一目置かれることになります(笑)。
この腕時計で一番誇れるのは、20年以上経つのに自分で停めない限り、一度秒針まで合わせておくと、その後はまったく狂いがないことと、今までに何度かコンクリートの上に落としたり、デスクの角にぶつけたりしたけれど、頑丈なのでびくともしないことです。
しかも小振りながらもダイバー用のモデルなので、海やプールに泳ぎに行ったときでも、外す必要はありません。
しかも小振りながらもダイバー用のモデルなので、海やプールに泳ぎに行ったときでも、外す必要はありません。
しかしこの時計は精密さと防水機能の保守と維持が厳格に管理されていて、普通の時計屋さんでは修理はもちろん電池交換すら行ってもらえません。
電池交換のために時計屋さんへ持って行くと「防水機能の保証がなくなるのでホイヤー代理店へ持って行ってください」と断られます。
電池交換のために時計屋さんへ持って行くと「防水機能の保証がなくなるのでホイヤー代理店へ持って行ってください」と断られます。
実は一度そう言うのを無視して街の時計屋さんで電池交換をしてもらったのですが、その後案の定水分が内部に入ってしまい、文字盤や針に湿気が付いてしまい蛍光塗料が黒ずんでしまったことがあり、直営店で長針、短針、秒針の3本とも交換する羽目となりました。それ以来反省してそのようなことはしていません。
電池交換は4~5年に一回ぐらいで済みますが、もし地方とかに住んでいると、代理店(正規取扱店)が近くになかったりして不便かも知れません。
有料ですが頼めば引き取りにきてくれるピックアップサービスがあるようで、さすがはお金持ち相手のビジネスです。
私の場合は、ずっと東京で仕事をしている関係で、代理店は方々にあり、直営店もそう遠くないところにあり、いつも表参道にある直営店へ持ち込みます。
有料ですが頼めば引き取りにきてくれるピックアップサービスがあるようで、さすがはお金持ち相手のビジネスです。
私の場合は、ずっと東京で仕事をしている関係で、代理店は方々にあり、直営店もそう遠くないところにあり、いつも表参道にある直営店へ持ち込みます。
4~5年に一度とはいえ、やはりこういう時計の電池交換や分解掃除の費用は高く、電池交換だけでも6,300円(交換後自宅までの配送費込み)、分解修理を依頼すると2万円を越えます。リューズやパッキンなど交換する部品があるとさらに高額となります。以前、ベルトや針を交換した時は、軽く3万円を越えていたと思います。
電池交換は時計がある日突然止まるのではなく、電池残量が少なくなると、時間は正確なままで秒針が4秒おきに飛ぶようになり教えてくれます。
最近の時計ではみんなそのような機能が付いているのか知りませんが、これはとてもありがたい機能です。
最近の時計ではみんなそのような機能が付いているのか知りませんが、これはとてもありがたい機能です。
今回その症状が現れたので、さっそく直営店へ持ち込みました。前回分解掃除をおこないましたので、今回は電池交換だけを依頼しましたが、戻ってくるまで3週間もかかります。
電池交換だけで3週間!?とちょっと驚きですが、簡単なメンテナンスとチェックをしてくれるようです。
電池交換だけで3週間!?とちょっと驚きですが、簡単なメンテナンスとチェックをしてくれるようです。
ところがしばらくして手紙が送られてきて、中を見ると「見積書」が。
電池交換でなんの見積もり?と思ったら、「リューズ摩耗のため防水不良のおそれ」「ガラス欠けにより防水不良」でそれぞれ交換を要し修理代金として25,620円(電池交換込み)の見積もりでした。

電池交換でなんの見積もり?と思ったら、「リューズ摩耗のため防水不良のおそれ」「ガラス欠けにより防水不良」でそれぞれ交換を要し修理代金として25,620円(電池交換込み)の見積もりでした。
収入がダウンして、毎日倹約して質素に暮らしている中で、さすがにこの追加料金は支払えません。
「見積に了解するかキャンセルするか返答せよ」とのことなので、当初の予定通り電池交換だけを依頼する旨連絡を入れておきました。
「見積に了解するかキャンセルするか返答せよ」とのことなので、当初の予定通り電池交換だけを依頼する旨連絡を入れておきました。
さて、防水不良を承知で電池交換だけで送ってくるか、それともキャンセル扱い(有料)されるか、どうなるでしょうか、、、。
もしちゃんと電池交換だけされて返ってきても、今後は水の中にジャブジャブつけるようなことは控えなければいけません。
タグホイヤー(TAG Heuer)
もしちゃんと電池交換だけされて返ってきても、今後は水の中にジャブジャブつけるようなことは控えなければいけません。
タグホイヤー(TAG Heuer)
[PR] | ||
Amazonタイムセール ホーム&キッチンの売れ筋ランキング 枕・抱き枕の売れ筋ランキング 旅行用品の売れ筋ランキング |
ミラーレス一眼の売れ筋ランキング 空気清浄機 タイムセール 掃除機の売れ筋ランキング ペット用品の売れ筋ランキング |
リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
[PR] Amazn ほしいものランキング | ||||
携帯電話・スマートフォン スマートウォッチ 空気清浄機 洗濯機・乾燥機 衣類・ふとん乾燥機 テレビ・レコーダー |
車&バイク ヘルメット 洗車用品 自動車整備工具 釣りフィッシング ゴルフボール |
ランニングシューズ メンズスニーカー レディーススニーカー ベビー&マタニティ ハンドケア・フットケア シャンプー・コンディショナー |
407
この日記は元々私のリストラ体験から就職までの就職活動やその時に思ったことなどを記録しておこうと始めたわけですが、最近方々で「リストラされそう」「昨年リストラに遭って仕事が決まらない」という声がよく聞こえてくるようになりましたので、あらためて私の再就職体験談を簡単にまとめておきます。
私がリストラされたのは2002年(ITバブル崩壊)の時期で、現在のほぼすべての業種で景気が悪い状況と比べるとまだマシだったと思いますし、現状とはだいぶんと状況が違っていたり、必ずしも私のやり方がまっとうだったかどうかはわかりませんので、参考になるかどうかわかりません。
第1話にあたる「リストラ通告1」を書いたときは、せいぜい2~3ヶ月間の就職活動が終わる頃までの記録を書いておこうと思っていましたが、それがなんと、なんと、役にたたないどうでもいい雑談が多いのですが、すでに400回を超えています。(そのINDEXはこちら)
私と自作Webサイトとの付き合いは、1998年頃に無料で開設できるジオシティーズに趣味の自動車に関するサイトを見よう見まねで作ったところから始まります。
その頃は仕事もまぁ順調で、趣味と遊びでサイトを作っていくのが楽しみでした。もちろん自己流でしたから、それはそれはとってもひどいものでした。
その頃は仕事もまぁ順調で、趣味と遊びでサイトを作っていくのが楽しみでした。もちろん自己流でしたから、それはそれはとってもひどいものでした。
そしてその後2000年に誘われるままに、20年間勤めた会社を退職し、初めての転職をしましたが、その1年9ヶ月後に業績不振の影響を受けてリストラとなりました。
社員の中でも年齢と年俸とも高い方でしたし、他にも十数名が同様な目に遭いましたので、やむを得なかったと思っています。
社員の中でも年齢と年俸とも高い方でしたし、他にも十数名が同様な目に遭いましたので、やむを得なかったと思っています。
勤続年数は、転職後1年9ヶ月ですので、もちろん退職金などはなく、2月に3月末付けでの解雇を言い渡され、1ヶ月分の給料を上乗せしてもらうことが精一杯の交渉でした。
もし次の就職の見込がまったくないと知っていたら、もう少し抵抗していたかも知れませんが、その時は「すぐに決まるだろう」とタカをくくっていましたので、それが大きな失敗のもとでした。
もし次の就職の見込がまったくないと知っていたら、もう少し抵抗していたかも知れませんが、その時は「すぐに決まるだろう」とタカをくくっていましたので、それが大きな失敗のもとでした。
リストラ当初は、前の会社に戻ることが頭にあり、知り合いに軽く打診してみたところ、感触は良好だったので、あとは、どんな仕事でも、どこの場所でも、元部下の下で働くことになっても仕方がないぐらいに思っていました。
しかし、紆余曲折があり、最終的には前の会社に出戻りすることはかなわないことがわかり、その時には呆然となりましたが、住宅ローンや子供の教育費もあるので、焦りながらも5社ぐらいの転職サイト、10社ぐらいの紹介会社にWEB上で登録しました。
また雇用保険を申請しにハローワークへ行き、一応求人検索もやってみましたが、年齢からすると給料が歩合制の保険会社や住宅設備会社ぐらいしかなく、恥を忍んで、知人に次々と頼みに行きました。
同時に、二紙取っていた新聞の一紙を解約、前の仕事絡みで増えていたクレジットカードも5~6枚あったのを2枚に整理、家で眠っていた車の部品をオークションで販売するなど緊縮財政を組み、住宅ローンは期間を延ばす代わりに月々の支払を減額するよう銀行と交渉しました。
そして、今回のリストラで、雇われることのむなしさを思い知らされ、もし次が決まっても、またクビになったり会社がつぶれてしまうことだってあるわけで、それならいっそ自分でなにか事業を始めれば、定年後もずっと働き続けられるなと考え、様々なフランチャイズビジネスや個人事業の開業について調べ、具体的な話しを聞いたりもしました。
人材紹介会社からの紹介で、初めての面接が決まったのは4月で、前職の関係から面接の流れは熟知していて、自信満々で出掛けましたが、ビジネスへの取り組みについての考え方が合わず、お互いに印象はよくなく、結局、先方から断られてしまいました。
まぁこれは仕方がないとあきらめもつきました。もし「これはいけそう!」と思っていながら先方から断られると、ショックが大きいと思いますので、あまり楽観的にはならない方がよさそうです。
まぁこれは仕方がないとあきらめもつきました。もし「これはいけそう!」と思っていながら先方から断られると、ショックが大きいと思いますので、あまり楽観的にはならない方がよさそうです。
5月に入り同じ紹介会社から2社目の紹介があり、今度は、今まで経験してきた仕事に近いので、面接でもまぁまぁの感触を得ることができました。ただ問題は外資系ということで、私は事前に英語はできないと断っておき、それは了承してくれていました。
しかし2回目の面接で、外国にいる外国人ボスと電話で面接をおこなうといきなり言われて慌てました。これほど英語が理解できなかったのを悔やんだことはありません。
言い訳ですが、面接という緊張感の中、電話から聞こえる声だけのビジネス英語はさっぱり理解できませんでした。
言い訳ですが、面接という緊張感の中、電話から聞こえる声だけのビジネス英語はさっぱり理解できませんでした。
でも結局その会社に入社することが決まり、とりあえず勤務をすることになりました。しかし当初から外国人のボスとうまくコミュニケーションがとれなかったということもあり、何となくですが「この会社で長く働くことはないな」という直感がありました。
しかし家でグズグズしているよりは、外に出て一時的にでも働いている方が、次の仕事を探すのにも有利です。
しかし家でグズグズしているよりは、外に出て一時的にでも働いている方が、次の仕事を探すのにも有利です。
その会社での仕事は新しく始める事業の営業全般でしたが、わずか1~2ヶ月で相応の結果を出すことは難しく、それでも期間中に頑張って数件の受注を得ることができましたが、予定されていた見込と大きく違うということで、6月中旬から9月中旬までの試用期間3ヶ月間で、めでたく終了となりました。
雇う方からすると、試用期間を超えて雇い続けると、うまくいかなかったとき撤退する際に採用した社員への保障がたいへんになります。
逆に雇われる側からすると、3ヶ月間の試用期間の場合、1カ月前の事前予告ということは入社から2カ月の時点までに成果を出す必要があり、これはゼロからの新規事業においてはかなり厳しいものです。
でも中高年の採用というのはいかに即戦力であるかということですから、このような無理無茶が普通なのかも知れません。
逆に雇われる側からすると、3ヶ月間の試用期間の場合、1カ月前の事前予告ということは入社から2カ月の時点までに成果を出す必要があり、これはゼロからの新規事業においてはかなり厳しいものです。
でも中高年の採用というのはいかに即戦力であるかということですから、このような無理無茶が普通なのかも知れません。
いよいよ、中高年の求職活動はもう無理かなと思い、知人の会社に机をひとつ置かせてもらって、自分で事業を始めようと思って事業計画書などを書き始めていた矢先、別の紹介会社から連絡があり、3社目の面接へ。
面接へ行くと、この会社の事業や社長がなかなか面白そうで、私自身も今まで面接を受けた2社とは違い、なんとかここに入りたいと思いました。
計3回の面接と試験(あるテーマでプレゼンをおこなう)を経て、無事入社することが決まりました。最初の解雇を告げられてから約10カ月近く過ぎていました。
計3回の面接と試験(あるテーマでプレゼンをおこなう)を経て、無事入社することが決まりました。最初の解雇を告げられてから約10カ月近く過ぎていました。
不思議な縁というのはあるもので、面接をした社長と取締役の両名ともそれぞれに、私と共通の知人がいることがわかり、それがひとつの人物保証になったのではと思います。
つまり、その共通の知人達に私のことを聞いたかどうかはわかりませんが、いずれも信頼の置ける人達ですので、その人達と古くからの知り合いなら、問題はなかろうという判断です(勝手な解釈ですが)。
そう言うことを考えると退職する時は、いつまたどこかで巡り会ったり、共通の知人という可能性があるので、立つ鳥は跡を濁さずはとても重要だと感じました。
転職において一番頼りになるのは、紹介会社や職安ではなく、ビジネスを通じて自分の事を理解してくれるよき友人や知人だということです。
転職において一番頼りになるのは、紹介会社や職安ではなく、ビジネスを通じて自分の事を理解してくれるよき友人や知人だということです。
〓〓 まとめ 〓〓
(1)リストラが近いと感じたら、急いで転職活動をスタートさせる(最終的に解雇されなかったら内定とれていても取り消せばいいだけ。失業中の転職よりも在職中の転職のほうが圧倒的に有利なので)
(2)転職活動で一番頼りになるのは親や親族を除くと、次は友人・知人。プライドなんかかなぐり捨てて頼みまくる。
(3)ハロワは雇用(失業)保険をもらう場所と割り切ろう。自らは安全な場所に居てやる気のない役人相手に多大な期待はしないほうがよい。
(4)紹介会社はそれぞれに非公開求人情報を数多く持っているので、できるだけ数多く登録すべし
(5)求人と求職はタイミングがすべて。タイミングが悪いときはジッとしのぎ、チャンスが来るのを待つべし(チャンスを得るために積極的に行動することは大事)
(6)例え恨みつらみがあっても退職する会社の上司や同僚、取引先とは円満に。どこでどう巡り会うかわからない。
(7)あきらめない。失望しない。自信を失わない。終わったことをくよくよ考えずに前向きに。
リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
406
一般的に言って人でも企業でも国家でも常に「成長」することを求められます。
この「成長」ですが、当たり前のように使っていますが、人が幸せになるためには、本当に必要なものなのでしょうか?
たぶんその人の環境や年齢によっても考え方が大きく違ってくると思いますが、私なりに考えてみました。
この「成長」ですが、当たり前のように使っていますが、人が幸せになるためには、本当に必要なものなのでしょうか?
たぶんその人の環境や年齢によっても考え方が大きく違ってくると思いますが、私なりに考えてみました。
普通子供はただ生きているだけでも身体は大人へと成長していきます。やがて親離れをして自立できる社会人となるため、しつけや経験から理性を身につけ、学習を通じ知の成長を求められます。
そして社会人になったあとも、さらにより高難度の仕事をするため、あるいは高報酬を得るため、さらには自己満足を得るために成長していく必要があります。
だから人は成長し続けなければなりません。
そして社会人になったあとも、さらにより高難度の仕事をするため、あるいは高報酬を得るため、さらには自己満足を得るために成長していく必要があります。
だから人は成長し続けなければなりません。
企業は継続していくために利潤を生み出す必要があり、その利潤と利潤を貯めた資本は多ければ多いほど、将来への投資に回すことができ、ライバルと競争する時にも有利に戦えます。
また急激な景気変動など予期しないことに対し事業運営資金を貯めておく必要もあります。
そして企業の持ち主たる株主に十分な配当を出したり、お金を稼ぐ役員や従業員が気持ちよく働けるように給料や福利厚生をよりよく整備して安定した事業運営が可能となります。
だから企業は成長し続けなければならないのです。
また急激な景気変動など予期しないことに対し事業運営資金を貯めておく必要もあります。
そして企業の持ち主たる株主に十分な配当を出したり、お金を稼ぐ役員や従業員が気持ちよく働けるように給料や福利厚生をよりよく整備して安定した事業運営が可能となります。
だから企業は成長し続けなければならないのです。
国家は豊かで安全で健康的な生活が送れるよう国民と約束し、それを与え続けるため、成長していく必要があります。
国家は経済的に成長することで、税収が増え、教育や社会保障、司法、行政、立法の各制度や高度な社会インフラが整備され、継続した豊かな国家運営がおこなえます。
そして近代国家として他国との関係をよくするためには、相互に貿易振興や人の交流、経済支援、防衛体制などが必要ですから、やはり国家財政は成長し続けていく必要があります。
国家は経済的に成長することで、税収が増え、教育や社会保障、司法、行政、立法の各制度や高度な社会インフラが整備され、継続した豊かな国家運営がおこなえます。
そして近代国家として他国との関係をよくするためには、相互に貿易振興や人の交流、経済支援、防衛体制などが必要ですから、やはり国家財政は成長し続けていく必要があります。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
人が幸せと思うのは必ずしも豊かな生活や高給、財産、社会的名誉ばかりではないでしょう。
高度成長期の日本人の価値観はおそらくそれらが多数だったかもしれません。
長引く低成長&デフレの現在はと言えば、それらの反省もあって「仕事より生活」「物質より精神」「量から質」「集団から個」「国家統制から自己責任」へと日本人の考え方や感性は変わってきていると言われています。
高度成長期の日本人の価値観はおそらくそれらが多数だったかもしれません。
長引く低成長&デフレの現在はと言えば、それらの反省もあって「仕事より生活」「物質より精神」「量から質」「集団から個」「国家統制から自己責任」へと日本人の考え方や感性は変わってきていると言われています。
成長期にある国家観、国民感情は、がむしゃらに遊び、学び、そして働いてきた青少年期と言えます。
今はそれを脱し、落ち着いた大人への転換にあるのではないかと思うわけです。大人になれば青少年とは違い、価値感や企業の存在価値、国家のあり方が変わっても当然のことです。
今はそれを脱し、落ち着いた大人への転換にあるのではないかと思うわけです。大人になれば青少年とは違い、価値感や企業の存在価値、国家のあり方が変わっても当然のことです。
企業はほとんどの場合、株主と経営者(社長を含む取締役)は利益という面では一心同体であり、一般的に支配階級となります。
つまり「企業の成長」というのは株主と経営者の利益拡大が最大の目的です。
これは2000年以降リーマン不況に至るまで企業の経常利益は拡大してきたのに、そこで働く従業員の給料は下がり続けているという統計データからハッキリわかります。年功序列を壊し、従業員への配分を減らして、内部留保や株主の配当などへ回した結果です。
つまり「企業の成長」というのは株主と経営者の利益拡大が最大の目的です。
これは2000年以降リーマン不況に至るまで企業の経常利益は拡大してきたのに、そこで働く従業員の給料は下がり続けているという統計データからハッキリわかります。年功序列を壊し、従業員への配分を減らして、内部留保や株主の配当などへ回した結果です。
株主と経営者の利益拡大は、なにも直接の配当金や役員報酬額のアップだけを言っているのではなく、資産が増えて企業価値が上がれば株主や経営者にとって間接的にも大きな利益となります。しかし一般の従業員にとって会社の利益や資産が増え、会社の価値が上がってもほとんどなにも関係がありません。
しかし企業は従業員に対し「企業は成長し続けることが重要」「企業と共に社員も成長する」「価値のある成長企業に」と、呪文のごとく言い続けます。一見するといい言葉のように思えますが、その真意は「株主と経営者により多くの利益を」なのです。
そしてまもなく経営者に手が届きそうな、いわゆる部長クラスの競争は熾烈を極めます。つまり支配層に入れるか被支配層のままでいるかというのは、収入面はもちろん社会的な地位も大きく違ってきますので、その苛烈な競争は端から見ていると哀れを通り越してまるで喜劇の世界です。年功序列の昔と違って今は黙っていても自然と昇進はしていきません。
漫画やドラマでは、欲のない部長が、実力者に見初められ一挙に社長に抜擢されるという夢物語が出てきますが、現実には絶対にあり得ない話しだから、漫画や非日常を描くドラマになるわけです。
現実はと言えば、公の企業であるはずの上場企業でも、役員は同族ばかりだったり、ゴマすり男だけが昇進したり、バカ息子に社長を引き継ごうとする例は枚挙にいとまがありません。
現実はと言えば、公の企業であるはずの上場企業でも、役員は同族ばかりだったり、ゴマすり男だけが昇進したり、バカ息子に社長を引き継ごうとする例は枚挙にいとまがありません。
というような事を書くと必ずと言っていいほど「お前は共産主義者だ!」と断言されてしまいそうですが、学生時代に自分の意志で海上自衛隊へ体験入隊をしたり、観艦式に出席したり、自衛隊にいた友人に頼んで東富士での総合演習を見学させてもらったり、最近では靖国神社へ花見を兼ねて2度お参りをしたり、時々は書店で雑誌「丸」を立ち読みしているどちらかと言えばやや右傾がかっている?ありきたりで無思想な人間です。
では成長を求めない人や企業や国家は、本当に生き残れないし、存在する価値はないのでしょうか?
日本の法人数の約8~9割を占める個人経営を含む零細企業は成長よりも安定を求めているように思います。もちろん安定させるための手段としての成長もひとつの方法ですが、欲をかいたり無節操に成長させようとすると人手が足らない、既存の店(事務所)では狭い、多くの運転資金が必要、新たな設備が必要となり、成長を目指して背伸びをしたあげく借金まみれという例はいっぱいあります。
零細企業の多くは家族だけで経営していくような商店や工房のようなもので、形態は「酒屋からコンビニ」とか「工場から体験工房」とか「風呂屋から賃貸マンション経営」へと時代と共に変化はしていきますが、決して成長は求めていないというケースが多く見られます。
同様に1980年代のバブル時にも決して過大な投資や新事業への進出などはせず、地道に安定を求めてやってきた企業というのは、昨今の不況でも比較的手堅くやっています。
倒産する企業の理由を見ると、現在でもまだなお「バブル時の多大な投資の借金が重荷となり…」という文言が入っていたりします。
同様に1980年代のバブル時にも決して過大な投資や新事業への進出などはせず、地道に安定を求めてやってきた企業というのは、昨今の不況でも比較的手堅くやっています。
倒産する企業の理由を見ると、現在でもまだなお「バブル時の多大な投資の借金が重荷となり…」という文言が入っていたりします。
こうした決して目立ちはしないけれど、安定した経営を長く続けていることは、決して遅れているというわけではなく、技術や顧客からの要請や需要はその時々に変わっているはずですので、それらにうまく順応できる技術力や柔軟性、スピードをもっている証拠なのです。
世界を見渡せば、何十年も目立った経済成長せずとも、国民の多くが生活に満足している国はいくつもあります。
例えばノルウェーやスウェーデン、デンマークなど北欧諸国は人口も日本よりずっと少なく、日本と同様資源は少なく、冬が長くて生活環境も厳しく、G7各国のような先進的な工業国ではありませんが、多くの国民の生活は比較的豊かで安定しています。
例えばノルウェーやスウェーデン、デンマークなど北欧諸国は人口も日本よりずっと少なく、日本と同様資源は少なく、冬が長くて生活環境も厳しく、G7各国のような先進的な工業国ではありませんが、多くの国民の生活は比較的豊かで安定しています。
それらの社会福祉国家体制が日本に向いているかどうかはわかりませんが、決してGDPが2位だ3位だとか、BRICS諸国に追いつかれるぞ、負けるなと言って、背伸びしながら成長することだけを国や企業の目標としてはいけないのではと思った次第です。
日本の国も企業も、そういった成長や競争を求めない大人の仲間入りをしてはどうでしょうか。
このご時世に及んでもまだひたすらに「成長」を口にする政治家や企業人は、私にとってはどうにも怪しく、欺瞞に満ちているとしか思えません。
「成長」を言う人は決して相手のことを思っていうのではなく、自分の利益のためにそう言っているのに過ぎません。そう、ハッキリ言って成長を求められることに「疲れちゃった」というのが私の本音です。
このご時世に及んでもまだひたすらに「成長」を口にする政治家や企業人は、私にとってはどうにも怪しく、欺瞞に満ちているとしか思えません。
「成長」を言う人は決して相手のことを思っていうのではなく、自分の利益のためにそう言っているのに過ぎません。そう、ハッキリ言って成長を求められることに「疲れちゃった」というのが私の本音です。
(参考DATA)
リスクの少ない国(The Economist Country Risk Ratings)
(1)スイス (2)フィンランド、ノルウェー、スウェーデン (5)カナダ、デンマーク、オランダ (8)ドイツ …(13)日本
国際競争力(IMD)
(1)米国 (2)シンガポール (3)香港 (4)スイス (5)ルクセンブルグ (6)デンマーク (7)オーストラリア (8)カナダ (9)スウェーデン (10)オランダ …(22)日本
平和な国(GPIランキング)
(1)ノルウェー (2)ニュージーランド (3)デンマーク (4)アイルランド (5)日本 (6)フィンランド (7)スウェーデン (8)カナダ (9)ポルトガル (10)オーストリア
豊かな国(社会生産性本部)
(1)ルクセンブルグ (2)ノルウェー (3)スイス (4)デンマーク (5)スウェーデン (6)アイスランド (7)米国 (8)カナダ (9)アイルランド (10)オーストリア …(14)日本
人間開発指数(HDI) (UNDP(United Nations Development Programme))
(1)ノルウェー (2)オーストラリア (3)アイスランド (4)カナダ (5)アイルランド (6)オランダ (7)スウェーデン (8)フランス (9)スイス (10)日本
[PR] Amazn ほしいものランキング | ||||
携帯電話・スマートフォン スマートウォッチ 空気清浄機 洗濯機・乾燥機 衣類・ふとん乾燥機 テレビ・レコーダー |
車&バイク ヘルメット 洗車用品 自動車整備工具 釣りフィッシング ゴルフボール |
ランニングシューズ メンズスニーカー レディーススニーカー ベビー&マタニティ ハンドケア・フットケア シャンプー・コンディショナー |
リストラ天国TOP
おやじの主張(リストラ天国 日記INDEX)
著者別読書感想INDEX
カレンダー
|
最新記事
|
(04/26)
(04/19)
(04/12)
(04/05)
(03/29)
(03/22)
(03/15)
(03/08)
(03/01)
(02/22)
カテゴリー
|
ブログ内検索
|
最新コメント
|
[06/28 area]
[06/28 U・M]
[01/03 area]
[01/03 Anonymous]
[10/09 area]
プロフィール
|
HN:
area@リストラ天国
HP:
性別:
男性
趣味:
ドライブ・日帰り温泉
自己紹介:
過去人気記事
|
ロバート・B・パーカー「スペンサーシリーズ」全巻まとめ
マイカーで東京から京都まで旅行する場合その1
ゴルフをプレイしている人の年代層割合に驚いた
プラッシーが静かに退場していた
2011年7月中旬時点のリストラと求人の各業界動向
窓ガラスの熱割れで火災保険は使えるか?
貯まった1円玉はどうする?
スペンサーシリーズの読み方(初級者編)
日本の農業はどこへ向かうか
米の生産量減少に歯止めはかかるか
客員教授と非常勤講師ってなんだ?
天然素材でも綿はよく燃えるらしいことがわかった
リタイア後の心配事
2021年版出版社不況
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(1)
Amazon 売れ筋ランキング ドライブレコーダー レーダー探知機 空気清浄機 ペット用品 まくら・抱き枕 体脂肪計 スポーツウェア ランニングシューズ メンズスニーカー レディーススニーカー ゴルフクラブ ゴルフシューズ ミラーレス一眼カメラ ゲーム ノートパソコン プリンタ イヤホン・ヘッドホン スマートフォン スマートウォッチ microSDカード 防犯カメラ スペシャリティアパレル ラーメン レトルト・料理の素 シャンプー・コンディショナ スキンケア・ボディケア |