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343
「ダンドリくん」という漫画を今でも時々思い出します。1990年頃、その頃ランチでよく通っていた飲食店に置いてあった「漫画アクション」に連載されていました。

作者は泉昌之氏(泉晴紀氏と久住昌之氏の共作のペンネーム)で、タイトル通り、衣食住含め身の回りのことを段取りよくおこなう、うんちくが毎回収録されたコミックです。
 
一番記憶に残っているのが、東京から大阪方面へ新幹線に乗って旅行(出張)する時の段取りですが、覚えている部分だけで言えば、新幹線に乗り込んでから、重い荷物を持ちながら、慌ててチケットをポケットからごそごそと取り出し、座席番号を何度も何度も確認し、狭い通路を行ったり来たりしている人が実際に多くいるのですが、ダンドリ君は、乗る前にチケットの車両番号だけでなく座席番号までしっかりと記憶しておくことで、席から一番近い最適な乗降口から乗車、さっと自分の席に座ることができます。

さらに出発後、しばらくは都会の景色を眺めた後、おもむろに買っておいた駅弁を取り出し、ゆっくり味わって食べ、ちょうど終わる頃に進行方向右側を見ると、パッと富士山が間近に広がって気分爽快という、素晴らしい?ダンドリぶりです。
 
く、くだらない、、、と思うでしょうけど、結構はまるんです。
 
あらためて他のダンドリを思い出そうとすると、歳のせいか、それとももう20年も前のことなので、なかなか甦ってこないのですが、様々な場面で「あっそういえばダンドリくんはこう言う時にこうしてうまく処理していたな」とか思い出したりします。
 
直木賞をとった佐々木譲著の「警官の血 」を先日読みました。この小説は少し前にテレビでドラマ化もされていましたが、その時は気がついたのですが、何回かに分けた連続ものだったので見ていません。

その小説の中で、主人公(のひとり)がスポーツ新聞を読んでいた同僚(警官)との会話で「自分が生きてきた時代のことは、いったい何で記憶することになるのだろう?」「当時の総理大臣?警視総監?手掛けた大事件?それとも贔屓にしていたプロ野球選手の引退?」というような会話がありました。
 
さて私にとって、社会人になってからは、その節々で何がそれにあたるのかと考えて見た時に、結婚以外には引っ越しをともなう転勤ぐらいしか、強く印象に残っている出来事はなく、つまり20代、30代の約20数年間は、同じようなことを同じような場所で、同じように淡々と働いていたということなのでしょう。

なんだかそれも寂しいものですね。ちなみに40歳以降は、転職、リストラ、再々就職など激動の数年間を過ごしたのと、割と最近のことなのでよく記憶にはよく残っています。
 
「ダンドリくん」を古い記憶からふと思い出し、調べてみるとそれが1990年に連載されていたことがわかり、今から20年前ということは年齢にして私の32歳頃で、たぶん自分が公私ともに一番脂がのっていた頃のはずです(余り記憶にはないのですが)。

そして「ダンドリくん=新幹線の乗車うんちく編」をすぐに思い浮かべたのは、その頃は仕事の出張で東京から大阪や名古屋へ毎月のように出掛けていましたので、たぶんそのたびに、ダンドリくんを思い出していたからなのでしょう。
 
「ダンドリくん」は今でもAmazonで単行本が買えるとわかりましたので、購入して、子供にも読ませたいと思っています。

今と当時では相当に社会情勢(1990年というとバブル後期の絶頂期であり、パソコンも携帯電話も普及前)が違っていますから、どこまで役に立つのかは読んでみないとわかりませんが、その時代背景の違いを感じるのもまた楽しみです。
 


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ネットでニュースを読んだり、調べ物をしていると「続きを読むならユーザー登録を」という個人情報収集目的のコンテンツが増えてきています。

これはこれで「タダで貴重な情報を読ませてもらうのだから仕方がない」と思うか「せこい!どう扱われるかわかったものじゃない個人情報(主にメールアドレス)を登録するのは嫌だ」となるか、人それぞれだと思いますが、私は古い人間なので基本的に後者です。
 
えぇ自分はワガママだと思っています。タダで良質な情報を手に入れるなんて甘いことも理解していますが、今のところはひとつの高品質な有料の情報より、数多くは平凡だが、時々キラッと光る良質なものが発見できることのある無料の情報を私は求めます。
 
頻繁に読みに行く興味あるサイトには、更新された情報を知るために、ユーザー登録をすることはありますが、調べ物中に検索で出くわしたサイトにいちいち登録なんかしていたら、ものすごい数の登録が必要になります。

ユーザー登録も数年前ならメールアドレスだけを登録すればよかったのですが、最近は氏名、住所、年齢、職業、学歴、年収、趣味などの詳細を必須にしたりと敷居が高くなってきています。
 
この流れはどういう意味かというと、2005年ぐらいまではメールアドレスだけを多く集める(登録)ことが一般的で、サイトの大きさや人気度はもちろん、サイトの読者ロイヤリティの高さを計るには、ページビュー数とメールアドレスをどれだけ持っているかが重要な判断材料でした。

その大量のメールアドレスに一斉に新着案内や広告を配信することでネットのビジネスも成り立っていました。
 
ところが2005年に個人情報保護法が施行され、メールアドレスも個人情報に該当する場合があり、どうせ個人情報を管理するなるならば、メールアドレスだけでなく、よりビジネスにつながりやすい詳細な個人情報を集めようという動きに変わってきました。

いわゆるターゲット広告です

つまりメールアドレスの数ではなく、その質や詳細情報がよりお金に結びつくことがわかってきたからです。100件のどこの誰かわからないフリーメールアドレスよりも、10件の詳細な個人属性とそれに紐づく企業や有料プロバイダーのメールアドレスのほうが、ずっと価値が高いということです。
 
詳細な個人情報であればあるほど、高く売ることが可能ですが、もちろんA社が収集した個人情報をユーザーの承認なしにB社にそのまま売り渡すことはできません。

しかしA社がB社の依頼を受けて、B社の広告を送ることは問題ありません(A社からの案内を受け取ってもいいという設定になっている場合)。

その場合、B社にとっては誰構わず闇雲に送るよりは、目的のターゲットになっている層(年齢や性別、職業、居住地など)に絞って送れるほうが価値があります。なので、各サイトではユーザーのより詳細な情報を欲しがるわけです。
 
具体的な例で言えば、A社に登録ユーザーが1万名いるとします。B社は人の採用を考えていますが、ターゲットは20代の男性経理経験者です。

そこでA社に依頼をして「20代の男性で経理経験者」で検索をしてもらい、100名いることがわかりました。

その100名に対して、A社が「(B社主催の)セミナーに来ませんか?」という案内メールを送り、それに応募してきた人に対してB社が求人のアプローチをかけるわけです。

そうすることで、B社はターゲット外の余計な応募者の対応をしなくて済みますし、セミナーの応募時にもっと詳しい職務経歴等を記入してもらうことで、声をかけるか否かの一次審査までできてしまいます。
 
通常なら求人募集をおこなう際に「性別」や「年齢制限」を入れることは違法です。

しかしこのやり方なら性別、年齢制限がおこなえてしまうのです。つまり表向きは求人募集ではなく「セミナーの参加誘致」だからです。

現在のような買い手市場では、下手に募集広告を出すと、玉石混淆とんでもなく多くの応募者が集まってしまいます。

その1件1件の書類を見て、返事を出さなければなりませんが、こういう仕組みを使うと極めて効率がよくなります。
 
最近ではその個人情報の選別と提供がより進化しています。

多くの貴重な情報を持っているA社はユーザーが登録する際に「特定資料をダウンロードした場合は、その特定資料提供元に個人情報を提供します」と同意を取っておき(普通の人はあまり詳しく読まないがそういうことで、拒否すると登録ができない)、B社の資料(製品情報や評価レポートなど)をネットでダウンロードしたとたん、ユーザーの個人情報データは自動的にB社に提供されるという仕組みです。
 
まぁユーザーにしてみればB社の製品やサービスに興味があってダウンロードするわけですから、その後B社からいきなりメールや電話があってもそう困らないでしょう?ということです。

余計なお世話と感じる場合もあるでしょうし、その後頻繁にB社からメールや電話がかかってくることも覚悟しておく必要はありますけど。
 
Amazonのサイトで買い物をすると、「この商品を買った人はこれらの商品も買っています」と関連製品や類似商品も合わせて購入することをやたらと勧められます。

これは個人情報を利用しているのではなく(クッキー(Cookie)などのブラウザ情報も個人情報だと指摘する人もいますが)、Amazonのサイト内での購入者や閲覧者の動きを収集・分析して表示しているだけですのでちょっと違います。
 
先日読んだ「グーグル革命の衝撃 」の中にもありましたが、様々なサイトに個人情報を登録したり、記録されることで「Cさんはいつ何を購入して、その後何を検索し、どの商品を見たか」などの情報が蓄積されていきます。

それが様々な企業や、場合によっては国や警察にまで情報共有され、個人情報が勝手に一人歩きしてしまう危険性を感じます。
 
確かに東京に住んでいる人が鹿児島にある美容院の広告を見ても意味がないので、東京に住んでいる人には東京の情報が、横浜で新築住宅を買おうと思っている人には横浜近郊の新築物件の案内が表示されるほうが、ユーザーと広告主双方にとっていいことだと思いますが、そのような個人属性や趣味嗜好に沿った広告やメールをもらうと、なんだかネットの中で自分が丸裸にされているような不気味さを感じるものです。
 
これは私みたいな中高年だけの考え方なのか、比較的合理的で誰が見るかわからないネットに、個人が特定できそうな詳しいプロフィールをさらしても平気な若い人だとまた違うのかはわかりません。
 

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相次ぐ雑誌の休刊、廃刊がやみません。私的に関係がありそう(過去に購入したことがあったり、会社が定期購読していたり、よく立ち読みしたりするもの)なもので昨年以来休刊・廃刊となったものは、XaCAR(ザッカー)(2009/3/20)、諸君!(2009/5/1)、UNIX MAGAZINE (ユニックスマガジン)(2009/6/18)、Racing on(レーシングオン)(2009/8/1)、日経ソリューションビジネス(2009/12/31)、日経マイクロデバイス(2010/1/1)、月刊ビジネスアスキー(2010/1/24)、PC Japan(ピーシージャパン)(2010/2/13)、NAVI(ナビ)(2010/2/26)などがあり、その他に子供の頃お世話になっていた小学五年生、小学六年生、○年の学習、○年の科学が、今年度(3月末)で終了します。
 
これらの雑誌がなくなることに一抹の寂しさを感じ得ませんが、考えてみると、最近これらの雑誌を自分のお金で購入したか?と聞かれると、まったくないというのが実状です。

いまだ健闘している少年漫画週刊誌やサラリーマン向け週刊誌も一頃に比べると半減以下の状態で、今後ますます少子化が進み、比較的雑誌や週刊誌好きだった団塊世代の現役引退で、もうかなりやばい状況は見えているようです。
 
休刊や廃刊の理由の多くはネットの普及とも言われていますが、まだそれほどネットを利用していない小学生向けの雑誌や、ネットに置き換えが難しい自動車雑誌などは、別の理由からなのでしょう。

明らかに小学生はテレビゲームや携帯ゲームとそれに関連したテレビや書籍に興味を示しますし、若い人から車離れが進み、自動車の所有や運転を趣味に位置づけている大人も年々減っています。

もっとも車好きな私でも、プリウスやインサイトのような一昔で言えばカローラやサニーのようなファミリーカーが、表紙やグラビアに出てくるようなクルマ雑誌を買う気はまったく起きません。
 
新聞や雑誌など紙媒体は生き残れるのか?とよく議論がされていますが、若い人ならともかく、中高年以上は携帯電話やモバイルPC等で長い文章を読みたいとは思いませんし、おそらくこれは今若い人が中高年になったら、同じ事が言えると思います。

つまり視力が弱まり、ピント調節機能が衰え、おまけに老眼がはいりすると、目が疲れて長く集中して画面を見てはいられません。

今後技術的にもっと改善はされていくのでしょうが、やはり紙に描かれた文章や図面が落ち着いてじっくりと読めて中高年には向いているのではないでしょうか。
 
つまり、超高齢化社会に突入していくこれからは、それでもディスプレーで全然大丈夫とする人と、やはり紙がいいという人との2分化が進む気がしますので、紙媒体は多くを電子情報に置き換えられてしまいますが、決して無くならないと言えます。

ただ、今まではネットでは読めない貴重で比較的信頼の置ける情報を有料の紙媒体にして差別化を図ってきたのが、今後は別々に作っていては効率が悪いので「ネットでも見られるし、同じものが紙でも読める」となっていくのでしょう。

ネットのコンテンツは無料が当たり前という中で、ネットユーザーからどうやってお金を取るのかはまた別の問題です。
 
書籍と言えるかどうか微妙なところですが、最近テレビのコマーシャルによく出てくるのが「名作小説の朗読CD」と「○○を作る!」の連載雑誌です。

これらは、定年を過ぎて悠々自適の生活で暇をあましている団塊世代に向けた出版社からのひとつの回答なのでしょう。
 
朗読CDは目が悪くなって、細かな字の書籍を読むのがつらいという中高年者に最適な暇つぶしになりますし、しかも朗読するのは自分達の青春時代を供にしてきた著名な女優や俳優達で、早口でピーキーと聞き取りにくく甲高い声だらけの若い声優やアナウンサーの声ではありません。

歳を取ると特に男性は高音域が聞き取りにくくなる傾向があり、高い声のアナウンサーだとなにをしゃべっているのか、まったくわからなくなります。
 
お城や飛行機、船、スポーツカーなどの精密モデルを毎月少しずつ1年とか2年かけて、じっくり作り上げていくのは「ボケ防止のため」に向いたものです。

団塊世代と言えば、子供の頃、ほとんどの男の子は戦闘機や戦艦などのプラモデルを作ったり、青年期には海外のスポーツカーやバイクを眺めてあこがれた経験を持っています。

また男性も遅くとも定年後には家事や料理に挑戦すべきというのはまったく同感ですが、女性と比べて仕事から引退すると、今まで仕事人間でやってきた人は特にもうなにもやることがない、やる気が起きない状態になってしまいますので、そのような人向けに需要が見込まれるのでしょう。
 
あとこれからの書籍に望むこととしては、すでに一部の書籍ではおこなわれていますが、文字の拡大化と紙質や文字の改善です。

例えば岩波文庫は、80年前に特権階級だけでなく一般民衆にも芸術を拡げるためとして文庫をスタートさせましたが、当時貧乏な民衆や苦学生でも買えるように、裏が透けて見えてしまうような安くて薄い紙の上に、今の私には蟻が這っているとしか思えない小さな文字で印刷がされている文庫のスタイルは、80年前には立派な趣旨だったということは理解できますが、さすがにもう方針を変えてもいいのではと思うのです。
 
若い時には岩波文庫の活字が古くさく、新刊本でもなぜかかび臭く感じました。岩

波書店と別の出版社から同じ小説が出ていれば、少々高くても躊躇うことなく岩波文庫以外のものを選んでいました。

そして中年になった今、今度はその多少は改善された(ハズの)文字が見えなくなってしまい、結局、社会人になって以降に読んだ約1500冊の文庫蔵書の中に岩波文庫はやむなく買った10冊ぐらいしかありません。
 
ところで、「森の生活」 H.D. ソロー著を前から読みたいと思っているのだけど、岩波文庫からしか出ていなくて困っています。

先日も紀伊国屋書店で手にとって買おうかどうか迷いましたが、とてもあの小さな文字を、薄暗く揺れる満員電車の中で読む自信がなかったので断念しました。

他の出版社から出る可能性も低そうだし、そうなると電子ブックがでるまで我慢かなぁ、、、
 

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前作のナイト ミュージアム と比べるとやっぱりインパクトは弱くなってしまいますが仕方がありません。

思わないほど前作が当たってしまったので、急遽、柳の下のドジョウを狙ったように思いますが、ストーリーも内容もイマイチだなぁと思ってしまいました。

ただヒロインのアメリア・イアハート(エアハート)を演じたエイミー・アダムスがとってもチャーミングです。この人を見るだけでも価値があるかな。

アメリア・イアハートは1932年女性で初めて大西洋単独横断を成功させたパイロットで、1937年に赤道上世界一周飛行の途中、南太平洋で行方不明になったアメリカ人なら誰でも知っている伝説の女性です。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

ほぼ全編がイタリアでロケが行われたという日本映画です。元になる原作はなく題名とメインの出演者が先に決められてからオリジナルの脚本+原作が作られたという珍しいモデルです。

しかも観光地のロケと言うことで「天使と悪魔」がローマとバチカンの観光ガイドっぽかったのと同様に、古いイタリアの街アマルフィの名所旧跡を回って紹介するようなところが見受けられます。

なので、すっかりフジテレビの顔となっている織田裕二を盛り立てながら、イタリア観光案内も一緒に見られる映画と割り切れることができます。
ただひとつだけ、ヒロインの天海祐希は、、、元看護師で、障害を持つ子供の母親役としてはまったくイメージが合っていません。もうちょっと配役を考えて欲しいものです。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

インド映画かと思っていたら、製作はイギリスだったのですね。

原作はインド人のようです。この映画は2008年~2009年にかけて世界の主な映画の賞を総なめにしたことでも有名です。

ということで、あらためて語る必要のないほど有名な映画?なので、特にあらすじも感想もなしです。
エンディングではインド映画の恒例にしたがって、みんなで一斉に踊るダンスがあります。

でも、どうしてインド映画には必ずダンスが付きものなのでしょう?水戸黄門の印籠と同じようなもの?
 




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339
聖灰の暗号〈下〉
 帚木 蓬生 

帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)氏は、医師免許をもっているということもあり、「受精」「臓器農場」などの医学関連の小説も多いのですが、それだけでは終わらず、「三たびの海峡」「千日紅の恋人」など純粋な人間ドラマにも定評がある作家です。
この「聖灰の暗号」は、13世紀のフランス南部の地方都市で展開される、カタリ派(Cathares)と呼ばれたキリスト教徒弾圧の歴史サスペンスですが、無宗教な日本人でも十分に楽しめる内容になっています。

同じようなテーマには「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」(いずれもダン・ブラウン著)、「イエスの遺伝子」(マイクル コーディ著)、「キリストの遺骸」(リチャード・ベン サピア著)など海外で書かれた小説が主流ですが、こちらはちょっと控えめな日本人学者がローマ教会の封印した過去の歴史をひもとくサスペンスとなっています。
東京大学文学部仏文科を出た後、TBSに勤め、その後退職して医学部へ進み、精神科医となったとんでもない経歴の帚木氏らしく、この小説にはフランス語はもちろん、すでに廃れてしまった南仏のオック語まで喋れるスーパー日本人歴史学者が登場します。

但し、同じく歴史学者インディ・ジョーンズのような、派手なアクションはありません。しかし少しずつ真実に近づいていくところは、きっと映画にしてもドキドキワクワクで楽しめることになるでしょう。まだ映画化の話しはないようですが。

著者別読書感想(帚木蓬生)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

グーグル革命の衝撃 NHKスペシャル取材班 

今頃になってGoogleの凄さを知っても遅すぎ!って思いながらも読んでみました。

確かに前半部分はGoogleとは何者ぞ?というような初級編が続きますので、そんなの知ってるよ~ん!ということも数多く出てきます。

しかし中盤あたりからは、NHKスペシャルの取材でのこぼれ話や、取材の意図、真意など番組の中では語られない興味ある話しが方々に登場します。
NHKは言わば代表的な旧メディアで、本来Googleのような新形態メディア(と言っていいのかどうか)とは相反する立場にあります。

例えば「テレビの視聴率が落ちたのはネットのせい」と言われたり、Googleの子会社である動画投稿サイトのYOUTUBEには「NHKの番組を含むテレビ局が著作権を持つ番組が違法に投稿(掲載)されている」ことなどもあり、テレビ局としては憎きGoogle批判を展開したいというのが本音ではないでしょうか。

しかしさすがにスポンサー獲得に必死にならなくてもよい、法律で守られた公共放送ということで、ある程度は公平・公正な判断で書かれているようです。
それにしてもGoogle(とそこの社員)が考え、描こうとしている未来(もうすぐ近くまで来ていますが)は、この本を書いたNHK取材班のバイアスのかかった内容だけで判断してはいけませんが、あまりにもおぞましく、背筋が凍るような気がするのは私だけでしょうか。NHKとしてはそれが狙いだったのかも知れません。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
やさしい小さな手 ローレンス・ブロック 

「やさしい小さな手」というひとつの短編小説の題名からとったタイトルの短編集です。そのタイトルから「ほんわかと暖かな家族のドラマ」を連想してから読み始めると、まったくひどい目に遭うでしょう。

満員電車の中では周囲の目が気になり、読むのも躊躇われるほどの卑猥な言葉、下ネタ、用語が次々と出てきますし、「やさしい小さな手」もちょっと普通では考えられないことのために使われるものです。
私の場合は、題名ではなく作者ローレンス・ブロックで躊躇わずに購入したので、短編集だということ以外、内容はまったく関知していないまま読み進めました。
前半に出てくるいくつかの短編は、ちょっとどうかなと思える、あまり面白くないストーリーと、よくわからない結末で、これは翻訳者の力量のせいかなぁという感想です。

しかし後半に続く短編はさすが!というストーリーが展開され、ローレンス・ブロックの代表作でもある「マット・スカダー」シリーズの主人公が登場してくる頃には、あと本の残りページが少なく「あれま残念」と思うに至っていました。

この本の評価がもし分かれるとしたら、我慢して前半部分を読めるかどうかにかかっているでしょう。またマット・スカダーの本をいくつか読んでいないと、最後のほうで登場するエレーンやミッキーなどシリーズには欠かせない役者達のことがわからないと思います。
そのマット・スカダーシリーズですが、2001年に発行された「死への祈り」が2006年に文庫版となりましたが、2005年に単行本で出た「すべては死にゆく」の文庫版はまだ出てこないので、ここのところしばらくご無沙汰をしています。

単行本で出てから文庫になるまで5年というのはちょっと長過ぎって気もしますが、これも出版社側の戦略なのでしょう。
そういえばジャンルは違いますが、高村薫著の「レディ・ジョーカー」も1997年単行本が出てからずっと文庫版を期待していましたが、2004年には映画化もされていながら、2010年2月現在まだ文庫本にはなっていません。文庫じゃないと満員電車の中では読めないんですけどねぇ、、、

著者別読書感想(ローレンス・ブロック)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

今年(2010年)「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞した白石一文氏は、同じく直木賞作家白石一郎の子ですが、双子の弟白石文郎氏も小説家で、絵に描いたような作家一家です。

スポーツ選手や政治家は2世、3世が当たり前のようになっていますが、小説家は珍しいのではないでしょうか?
この「見えないドアと鶴の空」は2004年に出ましたが、自身の週刊誌記者としての経験も交えて、純文学風?に作られています。

この人の小説のタイトルには長いものが多いのが特徴で「僕のなかの壊れていない部分」「もしも、私があなただったら」とか、まだ文庫になっていないので読んでいませんが「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」などがあり、「見えないドアと鶴の空」も意味不明な長いタイトルのうちに入るでしょう。
内容は夫婦の葛藤を描くのは常ですが、それに加えて超能力をもった人がバンバン出てきます。

イエスキリストも同じような力を持っていて、病人を治していったというような伝説を思い出しましたが、現代にあてはめるとどうしても陳腐なものになってしまいます。

まぁ小説なんてものは想像の賜物ですからそれでいいのでしょう。 

著者別読書感想(白石一文)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
柳生非情剣 隆 慶一郎 

柳生というと1978年に映画やテレビドラマが作られた「柳生一族の陰謀」が有名で、2008年にもリメークされてテレビで放映されたようですが、私は残念ながらいずれも見ていません。

一般的にこの「柳生一族」という言い方が、これらの映画やドラマにより、知られるようになったと思います。
その柳生一族ですが、多くの場合は柳生新陰流という剣術流派を創り出した柳生宗厳(石舟斎)から、その孫代ぐらいまでを指すのだろうと思います。

有名な柳生十兵衛は柳生三厳の別名で、宗厳の子の柳生宗矩(むねのり)の次男、つまり宗厳の孫にあたります。

時代としては宗厳(石舟斎)が剣術家として織田、豊臣、徳川それぞれに親交があり(豊臣秀吉には領地没収されていますが)、宗矩以降は徳川家代々の剣術師範となっています。
その柳生一族のひとりひとりにスポットをあて短い短編集に仕上げているのがこの「柳生非情剣」です。

そうした戦国時代に主に影として生き延びてきた柳生一族の3世代を知っておくと、時代小説に時々登場してくる柳生一族が身近に感じられるようになります。
ちなみに柳生の里は奈良県奈良市柳生町にあり、このあたりは現在の奈良、京都、滋賀、三重の各府県の境目で、忍者で有名な伊賀や甲賀のすぐ近くになります。

したがって、戦国時代には表舞台に立つよりは、主に諜報や暗殺の裏の世界でもっぱら活躍していました。だから「柳生一族=陰謀」というイメージが定着したのでしょう。

著者別読書感想(隆慶一郎)

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紆余曲折の人生を歩む、しがないオヤヂです。
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