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1679
長距離ドライブをする際には、私はあらかじめドライブプランを作成します。「出たとこ勝負だ!」というのは若いときには良かったのですが、年齢を重ねてからは、目的地はもちろん、途中の立ち寄り観光場所、ランチなど食事場所、トイレ休憩、ガソリン補給とある程度の予定を組んでおき、効率よく回れるようにしておきます。

確かに面倒でもあり、当日は思っていたとおりにコトが運ばないこともありますが、ドライブ中の安心感があり、到着時間の調整ができるので便利です。

具体的には、最終目的地までのルートを決め、その間の距離や移動に必要な時間、立ち寄り地で過ごす時間などをExcelで表にします。

ドライブプラン

上記の表では、

・出発地
・到着地
・距離
・移動時間
・発着時間
・滞在時間

を入れるようになっています。さらにルート上で給油が24時間できるところを調べて記載しています。

さらにランチの場所や軽食、トイレ休憩などの場所もある程度調べておきます。特に深夜や早朝の移動時には24時間営業の店(高速のSAやコンビニなど)など調べておくのは必須です。

入力はできるだけ自動化して、調整が必要な到着までの移動時間や滞在時間を入れると、自動的に次の出発時間や到着時間が計算されます。場所と場所の距離や時間はGoogleマップのルート検索詳細から転記します。

Googleマップのルート検索で左側に目的地を入れていくと全体の距離や時間がわかります。

ドライブプランGoogle マップ

ルートの詳細ボタンで、立ち寄り地点までの距離や時間がわかります。

ドライブプランGoogle マップ

そのルート中に、時間や距離を考えて休憩場所を探して間に入れていきます。またそのルート上にある観光地(古寺や名刹など)も加えて、いきます。

それに重宝するのがGoogleマップで、最終目的地を選択した後に現在地などからルート検索をすれば概ね効率よいルート、距離、時間がわかります。

その後立ち寄り地をあいだに加えていけば、その都度最適なルートや時間なども表示してくれるのでとても便利です。

時には思っていたルートと違う場合は、地図上のルートをドラッグして希望するルートへ持っていって離せば希望通りのルートに簡単に変更してくれます。専用カーナビではできないワザです。

ガソリン補給は、近所のスタンドが安いのでいつも満タンにして出発しますが、長距離ドライブの時には必ず補給する候補地を考えておきます。

ガソリンスタンドは休日や営業時間を調べておかないと、到着したら「営業終了していた!」ということがあります。特に都会の24時間営業のスタンドに慣れていると、地方では営業時間が短いところがあるので気をつけます。

特に私の場合は深夜とか早朝の道路が空いた時間帯に移動することが多いので、そういう時間に地方や郊外の一般道で営業しているガソリンスタンドを探すのはたいへんです。

そういう時は早めでもインターチェンジ近くには24時間営業のスタンドがだいたいあるのでそこへ寄るか、高いのを覚悟して高速のSAにあるスタンドで給油します。とにかく警告灯が点滅し燃料の残量を気にしながら走るのだけは避けたいものです。

せっかく出掛けるのなら、目的地以外にもそのルート近くにある観光地にも寄りたいものです。それもあらかじめ調べておかないとわからないことです。

ドライブ前に調べていると思わない発見があり、時には目的地や当初のルートが変わってしまうこともあります。というのも特定の時期だけ開催しているイベントやお祭りなどを見つけることがあるからです。地域のイベント等は通過する予定の自治体のサイトや観光ガイドなどを調べると情報が得られます。

もうひとつ、渋滞がよく起きる場所の通過時間を考えておく必要があります。出発が深夜で空いていても、到着する前が混雑のピーク時間だとその後の予定が大幅に狂ってしまいます。

カーナビGoogleマップで決めた目的地と立ち寄り地点をカーナビのドライブプランで登録していきますが、ところが、ところがです、カーナビの地図が今のGoogleマップと比べるとあまりにもプアで、Googleマップにある地名や目的地がカーナビで見つけられず、うまく設定ができないということがしばしば起きます。ルートもGoogleマップと違うルートを示す場合もあります。

どちらを信用するかはケースバイケースですが、カーナビの地図情報が古いと新しい道路やインターチェンジを反映していない場合があり、その点では更新が比較的新しいGoogleマップのほうが正確です。

ドライブ中には、カーナビを信頼して走行しますが、カーナビの指示通りでは無駄に遠回りだったり、時には進入禁止の道路へ誘導されてしまいます。あくまで参考として、実際の道路状況や規制などに注意して走ります。

そして上記の表を印刷して常に持っていて、発着時間に大きくズレていないかを常にチェックしていきます。少し先行しているようなら、休憩や観光をゆっくりできますし、逆だと少し急いで次へ向かいます。

地図の更新には高額の費用が必要で、地図の精度もあまりよくないカーナビは、純正設定の地図以外の目的(クルマの機能設定など)があるもの以外は売れなくなっていくのは仕方がないですね。カーナビの地図や機能はこの20年間ほとんど進歩がなくひどいものです。

特にスマホに慣れている人は、もう時代遅れの車載カーナビなど必要とせず、常に最新の状態がアップデートされているスマホのナビゲーションアプリのほうがずっと使いやすい!と言う人が増えてきていています。特に道案内にはYahoo!カーナビのアプリの評判が高いようです。

【関連リンク】
1638 マイカーで行く東京から京都・大阪・和歌山へのルート
640 クルマで行く京都観光お勧めコース
485 マイカーで東京から京都まで旅行する場合



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1664
環境問題から先進国では一気に内燃機関エンジンからEV化が進むものと思われていましたが、ロシアのウクライナ侵攻によって原油や天然ガス不足からエネルギー危機が訪れ、そうした環境優先政策に暗雲が立ちこめてきました。

しかし、エンジンからモーターへの置き換えは大局的には変わらないですが、従来の内燃機関動力車の販売禁止の目標としていた期日には今後変更が生じていそうです。

個人的には、せいぜいあと10数年ぐらいしかクルマを運転しない準高齢者なので、エンジン車の新車販売禁止が10年先か20年先かはどうでもいいのですが、EV車が主流になってくることで、ガソリンスタンドが減ってしまって不便になることや、内燃機関エンジンや駆動系の整備に詳しい専門家が減ってしまうことで困るぐらいです。

なので、特に濃いEVアンチというわけではありませんが、国内で新車のEVが隅々まで普及するにはまだ無理があるのではないかな?と思っています。

テレビCMやEV試乗記事ではほとんど「EVはエコで便利」というテイストで取り上げられます。本当にエコで便利なの?という疑問があります。

その理由としては、従来から言われてきたことで、充電設備、充電時間、バッテリー性能などの問題です。

充電設備が都市部はともかく、全国的にまだ十分に設置されていないことはよく知られています。しかもメーカーによって使えない設備や、故障中で使えないものもあります。

もちろん、何年後かに充電設備事業が儲かるビジネスとなれば、どこのコンビニやコインパーキングでも充電ができるようになるでしょうけど、今のところは儲かるビジネスではなく、すぐに増える要素が見当たりません。

EVのテレビCMでは「スタンド行かないの楽ですよ~」と強調しますが、サンデードライバーの場合、2ヶ月に1度ぐらい、スタンドに行って給油と窓拭きと空気圧チェックをしてもらうのと、EVを使った後は毎回充電ケーブルを取り出して接続して何時間後に取り外して片づけるのと果たしてどっちが楽なのでしょう?

さらに、現在のマンションなど集合住宅では、敷地内に簡単に充電設備が作れない問題があります。自宅で簡単に充電できなければEVを購入するメリットはさらに減るでしょう。

充電時間は急速充電でも何十分もかかります。急いでいるときに限ってバッテリーが空になってしまうのがマーフィーの法則を出すまでもなく世の常です。それに元々充電設備すら少ないのに、急速充電器がいつもすぐに使える状態にあるとは限りません。

バッテリーの性能は、スマホの電池でもわかる通り、数年で一気に充電能力が低下します。つまり新車の時に「満充電で300km走行できる!」とカタログに書いてあっても、使い方や環境にもよりますが、3年ぐらい経つと満充電で走れる距離はその半分ぐらいと思っていても良いでしょう。

そして6~7年後には交換時期がやってきて、クルマの買い換えをするか、60~70万円かけてバッテリー交換をするか決断を迫られます。

それでもガソリン車に給油する総額より安くなるでしょうけど、毒性があり環境汚染の原因となる古いバッテリーの廃棄処理やリサイクルには多くのコストとエネルギー、大きな環境負荷がかかることも忘れてはいけません。すでにEV先進国の中国では土壌や水質汚染などが問題となっています。

さらに言うと、EVの動力源である電気はなにで作っているのか?ってこと。

現状ではまだ石炭や石油、天然ガスを燃やす火力発電がメインで、EVが増えれば増えた分だけ二酸化炭素排出が増えることになります。その点が大きく改善されない限り「エコです!」と果たして言っても良いものか、、、

あるエコ活動に熱心なVTuberのEV礼賛記事を読みました。

EVアンチの常套句「長距離運転に向かない」は本当? 実際に走ってみたら、給油より充電のが楽だった(2022.9.3 Merkmal)
この東京~大阪の旅では車両の航続距離である400kmを超える500kmを走行したが、充電のため「だけ」の時間はゼロだった。今回の旅では内燃機関より不便を感じる点はひとつもなく、騒音や振動が少なく疲れにくい上に走行性能に不満もない。今回の例では500kmの走行だったが、もちろん東京~四国や九州など1000kmを超える旅でも同様で、多くのEVオーナーが充電時間ゼロで運用できている。

この記事では触れられていませんが、長距離を走って怖いのは、予想しない渋滞や天候に遭うことです。

つまり予定では300kmの走行は楽勝!と思っていても、途中で暑かったり大雨に遭い結露対策でエアコンをフルにかけ、ワイパーを動かし、昼間でもヘッドライトやフォグライトを点けて走ることがあります。

そしてさらに事故渋滞で1時間ぐらいほとんど動かないこともあります。自然渋滞でも1時間ほどノロノロ運転をするのはよくあることです。そうした非常時には、現在のEVのバッテリーでは心許ないでしょう。

そして記事で触れられていますが、高速道路のSAで充電するにも、行楽シーズンなどでは順番待ちができていることがよく話題になります。

EV普及と同時にやらなければいけないこと…充電ステーション不足が長蛇の列を生む(BUSINESS INSIDER)
テスラのオーナーは通常自宅で充電を行うが、充電ステーションの需要が急増することがある。それは休日に旅行をするときだ。
ほかの電気自動車メーカーと同様に、テスラは充電ステーションを拡大しているが、休暇中の長い待ち時間を減らすことはできていない。

こうした試乗記事は、平日の混雑しない時期にメーカーから借りて乗りますから、ひどい渋滞に遭うことはありませんが、普通の人は混雑する連休中やお正月にこそ長距離で利用するのが普通です。

サービスエリアの駐車場が満車で、レストランやトイレに行列ができているような時に充電器だけ空いているとは思えません。

あと30分間充電すれば残りの距離は大丈夫と思っていても、その充電待ちのためプラス何時間もかかることがあるでしょう。おまけに充電待ちで並んでいる時には少なくともドライバーはレストランへ行き食事をしてというわけにはいきません。

今はまだ起きていませんが、今後充電を巡るトラブルが起きそうです。つまり、前のクルマが充電したまま何時間も放置したままで戻ってこない場合、待っている人が勝手に充電ケーブルを外して使うというようなことです。

もっと言えば、充電中のケーブルを、そのドライバーが不在であることをいいことに、勝手に外して自分のクルマに充電(盗電?)する輩や、長い順番待ちを無視して強引に割り込んでくる強面な下衆野郎も出てきそうです。

そして記事では「宿泊先にはちゃんと充電用のコンセントが設置してあるので、到着時にカチッと差し込めば翌朝には満充電まで回復」と、到着後に充電用ケーブルをつないで翌朝までつなぎっぱなしと書かれていますが、他に利用者がいないことがわかっているならともかく、本来なら他の人が利用できるよう一定時間か満充電したらケーブルを外して他の利用者に譲らなければならないはずです。

つまり、例え深夜であっても、満充電になれば降りていって、ケーブルを外して、クルマを駐車場まで移動するという面倒なことが旅先での充電利用のマナーとなります。

そうした面倒なことが多いので、例え長距離は年に数回でも、EVはいらないというのが私の感想です。

【関連リンク】
1617 2021年の車種名別販売ランキングとEV化
1505 日本のEVシフトは環境問題ではなく経済問題
1212 EVシフトと言いつつも当分需要はそれほどでもなさそう


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1638
この「リストラ天国日記」の中で、毎回よく読まれた(よく検索された)記事でトップに上がってくるのが、「マイカーで東京から京都まで旅行する場合」です。

ただこの記事は、2011年4月に書いたブログなので、今から11年前の道路状況や高速料金を反映した情報ということになります。

なんと言っても11年前には土・日曜日など一部条件下では東京から京都までの高速代がたった1,600円(都市部以外は全線1,000円均一)だったことがありました。

現在は東京から京都までは、ETC通常料金で10,070円、ETC深夜料金(深夜0時~4時の間に走行)でも7,050円かかります。

そして2011年と言うと、まだ新東名高速が伊勢湾岸自動車道とつながってなく、東京から京都へ向かう際は、新東名高速からいったん岡崎付近で東名高速に合流してから伊勢湾岸自動車道へ、さらに新名神も伊勢湾岸自動車道とつながってはなく、いったん混雑する東名阪自動車道を走ってから新名神へ入らなければなりませんでした。

この新東名と東名が合流する岡崎付近と、東名阪自動車道の四日市付近がネックとなり上下線とも激しい渋滞でしたが、現在は新東名と伊勢湾岸自動車道、伊勢湾岸自動車道と新名神がダイレクトにつながり、渋滞はかなり減少しています。

そうしたことを考慮して、マイカーで行く東京から京都、東京から大阪、東京から和歌山への高速(自動車道)ルートと、距離、費用、注意点をまとめておきます。

使ったツールは、NEXOのドラぷらの高速ルート・料金検索とGoogleマップです。

出発地は、東名高速東京IC(用賀)で、目的地は京都は清水寺や平安神宮に近い名神高速京都東IC、大阪は大坂城近くの阪神高速森之宮IC、和歌山は市内中心部に近い阪和自動車道和歌山ICとします。

ドラぷらとGoogleマップとで所要時間に大きな差が出ています。これはおそらくですが、道路の制限速度の上限で見る(ドラぷら)か、一般的な平均速度(Googleマップ)で見るかの差と思われます。

例えば高速道路で速度制限がない場合、その区間を100km/h(場所によっては120km/h)で見るか、高速道路全線を80km/h平均で見るかの違いです。私はGoogleマップの所用時間が実態に近いと思いますが、計画を立てるときにはその他に休憩時間や渋滞をプラスして計算する必要があります。

======================

まずは東京から京都までのルートと、距離、料金(ETCとETC深夜割引)です。標準ルートと、旧名神高速ルート(新東名・東名・名神ルート)を付け加えました。

●ドラぷら 時間順・料金順・距離順
4時間14分 431.5km 平日ETC料金10,070円 ETC深夜料金7,050円
ルート:東名高速道路 新東名高速道路 伊勢湾岸自動車道 新名神高速道路 名神高速道路

■Googleマップ 標準(ドラぷらと同じ)
4時間56分 431km


===========

●ドラぷら 旧・名神高速ルート
4時間40分 466.7km 平日ETC料金10,070円 ETC深夜料金7,050円
ルート:東名高速道路 新東名高速道路 東名高速道路 名神高速道路

■Googleマップ 旧・名神高速ルート
5時間27分 467km


===========

11年前は、伊勢湾岸自動車道と新名神高速がつながっていなかったので、その分、新名神ルートは距離も時間も多くかかっていましたが、現在は東京から京都の場合、この伊勢湾岸自動車道・新名神ルート一択のようです。

ドラぷらでルート検索すると、愛知県より名神高速を通る旧・名神高速ルートは「時間順」「距離順」「料金順」いずれでも表示はされません(上記のドラぷら旧・名神高速ルートは途中旧・名神高速の養老SAを立ち寄り地に設定しています)。

旧・名神高速ルートは、伊勢湾岸道路、新名神ルートと料金は変わらず、距離は35km多くなり、到着時間は26分(Googleマップでは31分)多くなります。

さらに旧・名神ルートは名古屋市街地域を通過するので、朝夕の通勤時間帯は渋滞にはまってしまう可能性があります。

しかし関ヶ原付近を除いて直線が多い名神高速は、カーブやアップダウンが連続する新名神ルートより運転は楽で、深夜ドライバーにとってはお勧めのルートです。

その他、事故や道路工事などで所要時間は変わってきますので、東京から向かう時は豊田JCT手前、京都から東京へ向かうときには草津JCT手前に設置してある道路情報表示板で、新名神ルートを基本としながらも、どちらのルートが早そうかをチェックして決めた方が良さそうです。



次に京都までクルマで行く場合と、新幹線で行く場合を比較すると、まず東海道新幹線で東京から京都までの指定席特急料金は、14,170円です。

クルマで行く場合、ETC深夜料金の高速代とガソリン代をレギュラーリッター165円で燃費を15km/Lとすると、高速代7,050円+ガソリン代4,746円で計11,796円です。

疲労や所要時間が多くかかるということはありますが、ひとりの場合でもクルマのほうが片道で2,374円安いことになります。深夜料金を使わない場合は、逆に新幹線の方が646円安くなります。

クルマで二人以上乗って行く場合や、新幹線で京都に着いてから、レンタカーを借りるなら、断然最初からマイカーで行く方がお得です。

======================

次に、東京から大阪(森之宮)までの2種類のルートと、距離、料金(ETCとETC深夜割引)です。

●ドラぷら 時間順・距離順
4時間56分 479.5km 平日ETC料金12,570円 ETC深夜料金9,030円
ルート:東名高速道路 新東名高速道路 伊勢湾岸自動車道 新名神高速道路 名神高速道路 京滋バイパス 第二京阪道路 近畿自動車道 阪神高速13号

■Googleマップ (ドラぷら料金順ルートと同じ)
5時間38分 479km


===========

●ドラぷら 料金順
5時間32分 490.3km 平日ETC料金10,810円 ETC深夜料金8,120円
ルート:東名高速道路 新東名高速道路 伊勢湾岸自動車道 東名阪自動車道 西名阪自動車道 近畿自動車道 阪神高速13号

■Googleマップ(ドラぷら料金順ルートと同じ)
5時間55分 494km


===========

大阪へのアプローチは、東京から京都へのルートと違い、ドラぷらで時間順(一般的に標準ルート)と料金順の二通りのルートが選べます。

比較すると、時間順・距離順ルートは料金順ルートより11kmほど少なく、36分(Googleマップでは17分)早く到着しますが、料金はETC料金で1,760円高くなります。ETC深夜料金だと910円の差です。

走りやすいのはほぼ全線が高規格高速道路で走れる時間順ルートですが、時間順ルートは京都市街地を通りますので、春秋の観光シーズンや通勤時間帯には渋滞が発生します。そういう時期や時間帯は避けたいものです。

どちらが良いかは、混雑することが多い草津JCTや第二京阪付近を通過する時間帯や季節を考慮して、渋滞がないようなら時間優先の標準ルート、少しでも安くあげたいというのなら料金順ルートというのが正しいでしょう。

======================

最後に東京から和歌山までのルート2種類と、距離、料金(ETCとETC深夜割引)です。

●ドラぷら 時間順
5時間43分 544.7km 平日ETC料金14,000円 ETC深夜料金10,460円
ルート:東名高速道路 新東名高速道路 伊勢湾岸自動車道 新名神高速道路 名神高速道路 京滋バイパス 第二京阪道路 近畿自動車道 阪和自動車道

■Googleマップ(ドラぷら時間順ルートと同じ)
6時間21分 544km


===========

●ドラぷら 距離順・料金順
6時間13分 529.8km 平日ETC料金9,600円 ETC深夜料金6,910円
ルート:東名高速道路 新東名高速道路 伊勢湾岸自動車道 東名阪自動車道 西名阪自動車道 京奈和自動車道 阪和自動車道

■Googleマップ(ドラぷら距離順・料金順ルートと同じ)
6時間34分 533km


===========

東京から大阪と同様、ドラぷらでは二通りのルートが出てきますが、実は私のクルマに付いているカーナビで検索した時には、もうひとつ、時間順と距離順を混ぜたルートが出てきました。

それは、
東名高速道路 新東名高速道路 伊勢湾岸自動車道 東名阪自動車道 西名阪自動車道 阪和自動車道
というルートで、距離順ルートの名阪自動車道を奈良県の郡山下ツ道JCTで降りずそのまま直進し、大阪で阪和自動車道に合流するというルートです。

その場合、ドラぷらでは6時間10分 538.8km 平日ETC料金12,300 ETC深夜料金9,610円で、時間順ルートよりはETC料金は1,700円安くなりますが27分多くかかり、料金順ルートと比べると2,700円高く、3分だけ早いというあまり意味があるルートとは思えないのでここでは省略します。

時間順ルートと距離・料金順ルートを比べると、時間順は所要時間で30分(Googleマップでは13分)早く到着しますが、料金は4,400円(深夜料金では3,550円)多くかかります。個人的には30分の差で4,400円は許容できない大きな差です。

さらに時間順のルートは、机上の計算では30分早いですが、実際上は京都や大阪の市街地を通過するので、途中で渋滞するリスクが距離・料金順ルートより高めです。

それらを考え合わせると、標準の時間順ルートはできるだけ避けて、ドラぷらの料金順・距離順ルートを選択するほうが良さそうです。

ただこれらは2022年5月時点のデータですので、今後、料金や到着時間が変わる可能性があります。

特に、距離・料金順ルートでお勧めするルート上にある京奈和自動車道は、現在まだ一部区間が建設中のためほとんどの区間が無料ですが、今後全線完成した暁(2033年?)には有料化される可能性があります。その場合、到着時間は現在より早くなりますが、料金差は縮小するでしょう。

【関連リンク】
972 大阪道修町と大阪万博
640 クルマで行く京都観光お勧めコース その1
485 マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その1



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1510
歴女や城ガールなどが流行っていますが、機能美を追求した日本の優美なお城はそれが例え戦争が目的で作られたことを差し置いても人を魅了します。

テレビでもよくお城を取り上げた番組が放送されるようになりました。

日本最強の城スペシャル(NHK)

絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城(NHK)

歴史ミステリー 日本の城見聞録(BS朝日)

その他にも「世界不思議発見」(TBS)や「所JAPAN」(フジテレビ)など、多くの紀行や歴史バラエティ番組でお城が取り上げられています。

身近にあるお城にはどのような歴史があり、築城にあたり様々な工夫がされていることを知ることで、戦国時代や江戸時代に思いをはせることができます。

ただ残念なのは、砦のような城も含めると戦国時代に数万あったと言われている多くのお城が役目を終えて廃棄されたり、その後の時の権力者の命により、「一国一城令」や「廃城令」、「再開発」などで取り壊されたり、また生き残ったお城も、その後に火災や戦災で焼失して当時の建物はなくなってしまいます。

戦国時代から江戸時代に建造されたお城(天守などメインの建造物)が現存するのは、下記の12城だけです。

・弘前城(青森県)
・松本城(長野県)
・犬山城(愛知県)
・丸岡城(福井県)
・姫路城(兵庫県)
・彦根城(滋賀県)
・備中松山城(岡山県)
・松江城(島根県)
・高知城(高知県)
・伊予松山城(愛媛県)
・宇和島城(愛媛県)
・丸亀城(香川県)

あれ?熊本城は?って一瞬思いましたが、江戸時代は無事に乗り切ったものの、明治時代の西南戦争で天守など多くの建築物を消失し、現在の天守などは昭和時代に復元されたものだそうです。

熊本城と同様、天守が再建されたかどうかはともかく、石垣や御殿、城門などがそのまま残されているお城は全国各地にあります。江戸城(現皇居)の石垣も有名です。

私は別にお城マニアでもないので、わざわざお城を見に行くために旅行するということはしませんが、その地に有名なお城があれば寄ることもあります。

上記の12の内で、城の中まで入ったのは、松本城、姫路城、彦根城の3つだけです。弘前へ行ったとき、弘前城の目の前にある「津軽藩ねぷた村」には寄りましたが、弘前城はパスしてしまい、今から思うともったいないことをしました。

お城ファンやマニアに至っては相当数のお城へ訪問しているでしょうけど、私が過去に訪れたわずかばかりのお城と一部感想めいたことについて書いておきます。

◆松本城(国宝) 2度行き2度とも天守に上がりました。お城の中で一番渋く美しく完璧で好きです。松本市が舞台の映画「神様のカルテ」にもチラッと出てきます。


◆姫路城(国宝) 学生時代、天守の中まで入りました。華やかさでは一番かも知れません。小学生の頃に姫路城のプラモデルを買ってもらって作った記憶があります。

◆熊本城(重要文化財) 学生の頃に立ち寄りましたが、残念ながらほとんど記憶にありません。

◆岡山城(重要文化財) 中には入らず周囲にある後楽園から眺めただけです。

◆彦根城(国宝) 学生の頃(40数年前)に行きましたが、当時はひこにゃんもいなく地味に寂れていました。

◆岡崎城(岡崎市指定史跡) 中にも入りましたが、極めて観光的でした。

◆浜松城(浜松市指定史跡) 外から眺めただけです。

◆名古屋城(重要文化財)  外から眺めただけです。

◆伊賀上野城(重要文化財) 天守にも上がりましたが、それよりも見事な堀と石垣が印象的です。よくドラマや映画の時代劇に出てくるお城です。


◆田辺城(舞鶴市指定史跡) 形は砦に近いのかもしれませんが、今は復元施設が資料館になっています。

◆二条城(国宝) 本丸跡や二の丸御殿は非公開の時でしたが、優美で豪華な雰囲気は味わえました。


◆伏見城 子供の頃、遊園地伏見桃山城キャッスルランドへいったついでに上がって見ました。

◆大坂城(重要文化財) 大きくて立派なお城ですが、エレベータなどもありちょっと興ざめしました。本来の秀吉の建てた黒漆の城を再建してもらいたいものです。

◆安土城跡(国特別史跡) 天主も御殿も何も残っていませんが、見事な石垣と礎石が兵どもの夢の後を感じます。


◆観音寺城跡(国の史跡) 同じく石垣や土塁の一部しか残っていません。


今後、旅行(ドライブ)のプランを作る時には、まだ見ていない上記の現存するお城を観光ルートに入れるようにしたいと思います。

【関連リンク】
1460 時計を必要としない世界
1351 小説の舞台を歩く(佐々木譲著編その1)
640 クルマで行く京都観光お勧めコース その1
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1251
夏休み特別企画第1弾は「山形鶴岡市加茂水族館(通称クラゲ水族館)」でした。

今回、夏休み特別企画第2弾は、青森県の八甲田山です。八甲田山と言っても山や登山ではなく、映画にもなった「八甲田雪中行軍遭難事件」関連のお話です。

1977年に公開された映画「八甲田山」は、監督に「日本沈没」など大作が多い森谷司郎、出演は高倉健、北大路欣也、加山雄三、三國連太郎、緒形拳などそうそうたる豪華メンバーが出演した作品で、私は学生時代に映画館でロードショーを見ています。夏だったのに映画を見ているとうすら寒くて凍えたのを思い出します。

その映画の原作は、新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」で、2年前に読んでいます。

9月前半の読書と感想、書評 2016/9/14(水)八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)新田次郎

「八甲田雪中行軍遭難事件」は、1902年(明治35年)にロシアとの戦争が近いと考えた日本陸軍が、もしロシアが攻めてきて東北の太平洋側に上陸した場合、青森から救援に駆けつけるためには八甲田山付近の山道を踏破して三陸へ出るしかないと、厳しい冬山で雪中行軍の演習を計画し、その参加者210名中199名が凍死するという大変痛ましい事件のことです。

雪山遭難事故というのは世界中で毎年起きていますが、一度にこれだけ多くの人数が凍死で亡くなった事故はこれが世界で唯一とのことです。

原因は様々に取り沙汰されていますが、なにぶん当時機密だらけの陸軍内部で起きた不祥事で、恥ずべき事故を軍も隠したいでしょうし、公式な記録も少なく、多くのことが闇に包まれたままです。

映画の原作となった小説では、二つのライバルと目された連隊が、互いに競い合うよう八甲田山を逆方向から踏破し、途中ですれ違うという計画になっていました。

片方の連隊は、雪山の怖さを熟知していて、事前に雪山訓練を行い、装備の点検を怠らず、参加者も限定し、さらに軍としての見栄も外聞もなく、現地住民を雇って道案内を立てたのに対し、もう片方は雪山をなめてかかり、1泊の温泉旅行だぐらいの感覚で、雪山の怖さを知らない上官の命令の元、地元の案内人を断り、さらにライバルの連隊に負けたくないので、天候が悪いのを承知の上で行軍を強行するという、焦りの心理が道理を超えて悲劇に至ったとされています。

遭難現場となった近くに、八甲田山雪中行軍遭難資料館と、亡くなった199名の兵士達の墓地が作られていました。



そこの資料館の方と少し話しをしましたが「なぜ片方の連隊では道案内を断ったのか」という疑問に対し、「軍事演習において、民間の道案内役を雇うのが現実的だったでしょうか?」という冷静な意見もあり、道案内を断ったのが最大のミスだったという結果論だけで判断するのはどうかなという感じでした。

結果的には片方は、同じ天候下でひとりの凍死者も出さず、無事に八甲田山を踏破し下山しましたが、片方はほぼ全滅ということになり、その生死を分けた対比が小説にしても映画にしても最大の関心事として描かれてます。

さらに雪中行軍がおこなわれた時の天候が最悪で、今で言う爆弾低気圧のような激しい寒波が押し寄せ、遭難した連隊は、吹雪で道しるべを見失い、コンパスは凍り付いて役に立たず、食べ物もカチカチに凍って食べられないという散々な状態で、当時の気象観測技術では、そこまでの危険を事前に察知は出来なかったでしょう。

映画「タイタニック」でも、やがて沈むとわかっている客船に、乗客がそれぞれの理由や目的で乗船するのをドキドキハラハラしながら見るわけですが、この映画「八甲田山」においても、悲惨な結末がわかっていながら、そこに向かって兵士達が黙々と突き進んでいくシーンが泣けます。

その八甲田山の裾野付近の高原といった場所が迷走した遭難現場で、その近くに「後藤房之助伍長の像」が建てられています。





この銅像のモデルとなった伍長は、下山して救援隊を要請してくるよう命令を受け、その道の途中で力尽き、仮死状態で直立したまま凍り付き、遭難から5日目にやってきた救援隊に最初に発見され、数少ない凍死を免れた隊員です。

この銅像が建てられているのは青森と八甲田山を結ぶ途中にあり、天気が良い時なら、2時間も歩けば人里へたどり着けるぐらいの場所です。

その遭難現場からさらにクルマで登っていくと、八甲田山の頂上近くまで運んでくれるロープウェー乗り場があります。

あいにくの天気で、霧がかかりなにもみえないので、頂上にあがることはしませんでしたが、青森市街地などを一望できる眺めの良いところだそうです。

実は八甲田山という単独の山はなく、18の火山群の総称ということで、その中の一番高い峰で1584mあります。青森県にはもう一つ有名な岩木山という火山があり、そちらは1625mあります。

八甲田山の北側は青森市街地と青森湾と陸奥湾、南には大雪の話題の時にはいつも出てくる酸ヶ湯温泉とさらにその南に奥入瀬渓流と十和田湖という位置関係です。

夏の八甲田山は、涼しく、眺めも良くて登山客で賑わいます。しかし、冬ともなると映画じゃないですが、一瞬で白い地獄へと変身するのでしょう。

なんでも八甲田山は、近年の噴火は確認されていないものの、2011年の東日本大震災後に、山全体が膨張してきているとのことで、新たに複数の観測所が作られたそうです。何年後かには噴火することがあるのかもしれません。

万一、噴火でもしたら、規模や風向きにもよりますが、わずか20~30キロしか離れてない青森市街地はひどい状態になりそうですね。

2014年とちょっと古い話しですが、この八甲田山事件に結びつけた現代の怪現象も報告されています。

八甲田山「謎の119番」無人の別荘から通報(J-CASTニュース)
青森県内で消防通信指令室に掛ってきた1本の119番通報が謎を呼んでいる。先月17日(2014年5月)深夜、119番通報を受けたが応答がなく、ザーザーというノイズ音しか聞こえない。通報者が電話機の前で倒れているのではないか。消防はそう考えて、かけてきた電話の所在地を調べたところ、八甲田山の別荘地にある家からとわかかり、救急隊員10人が現場に急行した。

いやー、場所が場所だけに、夏でも夜中はちょっと怖そうな場所でもありますね~


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