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2020年1~12月の新規自動車販売(登録)台数をまとめておきます。
データ出典は、商用車を含む普通自動車は「日本自動車販売協会連合会」、軽自動車は「全国軽自動車協会連合会」です。
まず、2020年車種別販売台数の自動車ベスト10と軽自動車ベスト10です。順位はまとめて総合ベスト20位としています。
2020年車種別販売台数 緑:総合順位 赤:軽自動車 青:乗用車 | ||||
車種名 | 台数 | 前年比 | ||
1位 | 1位 | ホンダ「N-BOX」 | 195,984 | 前年比77.3% |
2位 | 1位 | トヨタ「ヤリス」 | 151,766 | ー |
3位 | 2位 | スズキ「スペーシア」 | 139,851 | 前年比84.1% |
4位 | 3位 | ダイハツ「タント」 | 129,680 | 前年比74.0% |
5位 | 2位 | トヨタ「ライズ」 | 126,038 | 前年比759.2% |
6位 | 3位 | トヨタ「カローラ」 | 118,276 | 前年比113.3% |
7位 | 4位 | ダイハツ「ムーヴ」 | 104,133 | 前年比84.8% |
8位 | 4位 | ホンダ「フィット」 | 98,210 | 前年比132.0% |
9位 | 5位 | トヨタ「アルファード」 | 90,748 | 前年比132.1% |
10位 | 6位 | トヨタ「ルーミー」 | 87,242 | 前年比95.2% |
11位 | 5位 | 日産「デイズ」 | 87,029 | 前年比55.3% |
12位 | 6位 | スズキ「ハスラー」 | 80,114 | 前年比138.5% |
13位 | 7位 | ホンダ「フリード」 | 76,283 | 前年比89.1% |
14位 | 7位 | ダイハツ「ミラ」 | 73,462 | 前年比77.7% |
15位 | 8位 | 日産「ルークス」 | 72,820 | ー |
16位 | 8位 | トヨタ「シエンタ」 | 72,689 | 前年比65.6% |
17位 | 9位 | 日産「ノート」 | 72,205 | 前年比60.9% |
18位 | 10位 | トヨタ「ヴォクシー」 | 69,517 | 前年比79.0% |
19位 | 9位 | ホンダ「N-WGN」 | 69,353 | 前年比214.2% |
20位 | 10位 | スズキ「ワゴンR」 | 66,061 | 前年比73.4% |
新車販売台数(総合)で4年連続、軽四輪車部門としては6年連続して1位のホンダN-BOXは圧倒的な強さを誇っています。もう国民車と言って差し支えないかも知れません。
ただ今年2021年の総合1位の座は、2020年後半以降、単月でN-BOXを上回る台数が売れているトヨタヤリスに明け渡すのではないかと言われています。
ヤリスの場合、ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリスと複数の異なったボディ形状があり、それらの合計数ということもありズルイという意見もありますが、2020年自動車販売台数世界1位のトヨタとしてはなんとしても国内の車種別総合1位を奪取したいので手段は選ばないでしょう。
もし9~10月頃まで僅差が続いていたら、トヨタもホンダも必死にヤリスとN-BOXを大バーゲンで売りまくるでしょうから、買いたい人は10~11月頃(11~12月に登録)が狙い目かも知れません。
しかしホンダも、安い軽自動車ばかりが売れて、普通車部門の上位10ではフィットとフリードのみ、トヨタの7台と比べると大きく差を広げられています。
次に、軽自動車を除く、2020年4輪車のメーカー別新車販売台数です。
2020年新車販売台数(登録車、軽自動車除く) (メーカー別統計) | ||||
2020年 | 2019年 | 前年比 | シェア | |
トヨタ | 1,450,953 | 1,551,204 | 94% | 50.4% |
ホンダ | 283,774 | 348,061 | 82% | 9.9% |
日産 | 242,142 | 358,120 | 68% | 8.4% |
マツダ | 141,021 | 166,563 | 85% | 4.9% |
スズキ | 104,003 | 117,284 | 89% | 3.6% |
SUBARU | 84,773 | 105,075 | 81% | 2.9% |
いすゞ | 66,748 | 81,442 | 82% | 2.3% |
日野 | 60,051 | 69,791 | 86% | 2.1% |
ダイハツ | 55,984 | 43,609 | 128% | 1.9% |
三菱ふそう | 38,103 | 41,272 | 92% | 1.3% |
三菱 | 25,329 | 43,745 | 58% | 0.9% |
UDトラックス | 9,713 | 10,388 | 94% | 0.3% |
輸入車 | 317,933 | 348,316 | 91% | 11.0% |
計 | 2,880,527 | 3,284,870 | 88% |
トヨタが圧勝で、全体の半分50.4%のシェアを占めています。1強とその他という構図は長く続いています。
もっと言えば、マツダもSUBARUもダイハツもトヨタのグループと言えますので、それらも含めて考えるとトヨタ系の自動車の国内シェアは全体の60%超になります。
恐ろしい、というか、個性ある自動車メーカーが、デザインや性能を競っていた80年代を知る者としては今の状態はつまらない限りです。
トヨタのマーケティング、技術などが他を圧倒しているのか、それとも他のメーカーの経営者が無能なのか、その両方なのかわかりませんが。
もっとも今や自動車は日本国内よりも海外への輸出や海外生産が主流で台数が多いので、国内向けには各社とも力を入れていないとも言えます。
これでは、トヨタ以外は、テスラなどをはじめとするEVに特化した新しいムーブメントのベンチャー企業にいずれ軒並み吸収され、下請けでコンポーネントだけをおこなう組み立て工場になってしまうかも知れません。
最後に、国内で販売された外国車(日本メーカーの海外生産輸入車は除く)の上位17社です。2020年と比較のため前年のコロナ禍発生前の2019年、そして10年前の2010年の各々台数を記しておきます。
外国メーカー車新規登録台数 赤字は注目点 | ||||||
2020年 | 2019年 | 2010年 | 対2019年比 | 対2010年比 | 2020年シェア | |
Mercedes-Benz | 56,999 | 66,523 | 30,920 | 85.7% | 184.3% | 22.4% |
VW | 36,574 | 46,791 | 46,704 | 78.2% | 78.3% | 14.4% |
BMW | 35,712 | 46,814 | 32,426 | 76.3% | 110.1% | 14.0% |
Audi | 22,304 | 24,222 | 16,854 | 92.1% | 132.3% | 8.8% |
BMW MINI | 20,196 | 23,813 | 11,338 | 84.8% | 178.1% | 7.9% |
Volvo | 15,547 | 18,583 | 7,767 | 83.7% | 200.2% | 6.1% |
Jeep | 13,562 | 13,354 | 1,877 | 101.6% | 722.5% | 5.3% |
Peugeot | 10,752 | 10,626 | 6,021 | 101.2% | 178.6% | 4.2% |
Porsche | 7,284 | 7,192 | 3,335 | 101.3% | 218.4% | 2.9% |
Renault | 5,963 | 6,803 | 2,536 | 87.7% | 235.1% | 2.3% |
Fiat | 5,889 | 5,987 | 5,562 | 98.4% | 105.9% | 2.3% |
Citroen | 5,028 | 4,113 | 2,402 | 122.2% | 209.3% | 2.0% |
Land Rover | 3,945 | 4,549 | 727 | 86.7% | 542.6% | 1.6% |
ABARTH | 2,571 | 2,628 | - | 97.8% | - | 1.0% |
Alfa Romeo | 1,674 | 2,370 | 1,816 | 70.6% | 92.2% | 0.7% |
Jaguar | 1,423 | 3,259 | 1,138 | 43.7% | 125.0% | 0.6% |
Ferrari | 1,085 | 870 | 493 | 124.7% | 220.1% | 0.4% |
計 | 254,404 | 298,378 | 180,255 | 85.3% | 141.1% |
トップは、トヨタと世界一を競っているフォルクスワーゲン(VW)と思っていましたが、すでに何年か前からメルセデスベンツが大差をつけてトップです。
そのフォルクスワーゲンは2位の座をBMWと競っていて、2019年はBMW、2020年はVWと僅差で戦っています。10年前は圧倒的な1位だったのにひどい落ち込みです。
4位はVWグループのアウディ、5位はBMWグループのミニ、6位にボルボが続いています。
コロナ禍で大きく影響を受けたと思われるのは、2020年は前年比76.3%のBMW、同78.2%のVWが2割超の減少となっています。
もっともクルマの場合、人気車のモデルチェンジのタイミングによって買い控えが起きたりしますので、コロナ禍の影響かどうかはこれだけで判断はできません。
10年前と比べて上位メーカーで好調なのはメルセデスベンツの184.3%増、JEEPの722.5%増、ボルボの200.2%増、BMWミニの178.1%といったところ。
逆に10年前から下げているのは、VWの78.3%、台数は極めて少ないですがアルファロメオの92.2%です。それにしても中国では好調と伝えられているVWの日本国内での凋落ぶりがひどいですね。知りませんでした。
【関連リンク】
1505 日本のEVシフトは環境問題ではなく経済問題
1241 自動車のリサイクルと部品共通化 前編
1124 国内自動車販売台数や耐用年数推移など
661 乗用車の平均車齢と平均使用年数
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