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以前、水道料金について調べて書いたことがあります。1ヶ月の水道料金が、同じ量でも地域によって8倍もの開きがあることがわかりました。住み替えをするときにはその地域の水道料金も事前にチェックしたほうが良さそうです。

水道インフラ老朽化の心配と水道料金上昇 2020/2/29(土)

水道日本の水道は、基本的にそのまま飲料水として使える優れものですが、私の子供の頃からずっとそうだったため、あまりその有難味は感じられません。

しかし海外旅行をよくする人はよく理解している通り、世界を見ると、水道の蛇口からそのまま飲める衛生的な水が出てくる国は多くはありません。

日本ではほぼ全国共通で水道水の品質は担保されていますが、国によっては国の中の一部の地域では安全だけど、そこ以外はダメというケースもあります。

2019年の国交省のデータでは「水道水がそのまま安心して飲める国」はわずか9カ国に過ぎないとのことです。

その9カ国とは、

日本
南アフリカ共和国
オーストリア
アイスランド
アイルランド
スロベニア
ドイツ
フィンランド
ノルウェー

です。

最近ではアラブ首長国連邦(UAE)も可能となっているようです。アジアでは2番目に達成した国ということですね。

また、上記で触れた通り、スウェーデンなど国の中の一部地域によっては安心して飲めるものの、他の地域ではまだ注意が必要という国がたくさんあります。

アジアの国のほとんどはまだ安全な飲料水を提供できる水道インフラが整備できていません。そこで国(厚労省や国交省)や自治体(東京都など)の水道局が連携して日本の技術の成果でもある水道インフラシステムを輸出しようと計画しています。

水道インフラシステム輸出拡大推進事業(厚生労働省)
日本の成長戦略・国際展開戦略の一環として、開発途上国での上水道整備等の計画段階から、日本の官民が連携して日本企業の展開を支援することを掲げている。本事業は、日本の水道産業の国際展開を目的とし、地方公共団体等と民間企業が連携して、途上国や水資源に乏しい地域に案件発掘の段階から関与し、日本の優れた技術やノウハウを活用した水道インフラの輸出を支援するものである。

これは政府と特定の大企業がこそこそと進めている武器輸出と比べて、ずっと相手国に感謝される良い輸出ですから、もっとやる気と本気を出してもらいたいものです。

ただ、日本は比較的綺麗な河川に恵まれていて上質な水資源がある環境なので水質浄化が割と容易ですが、山河が少ない地域や地下水の元となる降雨量が少ない地域では綺麗な水の確保自体が難しい地域も多そうです。そういうところのノウハウも持っているのか?というとちょっと疑問です。

現在はアジアから日本へ観光でやってくる人が増えています。その観光客が日本で過ごした数日間に、どこでも飲める水道水や、トイレのシャワー機能など、日本独自の技術や文化に触れる機会が増え、自国にも導入して欲しいという要求や需要が増えてくるので、日本企業が海外進出するチャンスです。

 ◇  ◇  ◇

マイカーを持っていますが、屋根がない駐車スペースに停めているので、ほとんど乗っていなくても1ヶ月もしないうちにほこりや黄砂、花粉、煤煙などで汚れてきます。

そこで2ヶ月に一回ぐらいは自分で洗車し、ワックス(現在はコーティング剤)をかけて、ピカピカになったクルマを見て自己満足しています。

マンションに住んでいたときは、洗車したくとも駐車場にある共用の(水まきや掃除用の)水道は使えず、遠くの洗車場へ行かなければなりませんでしたが、自宅の駐車場なら洗車で水道水は使い放題です。

そこでいつも気になっていたのが、「この水って飲める綺麗な水なんだよな」「飲料水を洗車に使っている贅沢ってどうなのよ?」ということ。

もっと言えば、毎日使っているトイレで流す水も多くの場所では飲める綺麗な水ですが、当たり前にジャブジャブと流しています。これも多少は後ろめたい思いをしています。

都市部の大きなビルや大きな商業施設などでは、トイレの水は「中水道」と言われる生活排水などを簡単に濾過してリサイクルした飲料水には適さない水が使われているところがありますが、住宅地の一般家庭までは中水道の設備は普及していません。

個人的には、せめて人口集中地域(住宅地含め)では、こうした雨水や生活排水を簡易処理した中水道をもっと活用できるようにして、トイレの排水や洗車、花壇の水やり、夏の打ち水、ペットの足の洗い場などで使えるようにインフラを追加整備できないものかと考えています。

水道代金が高くなってきたことや、SDGsのことを考えれば、進めていく道理はありそうです。

ただ問題は、人口減少社会になって、それでなくても上水道インフラの老朽化が全国的に進んでいる中で、果たして財政の厳しい各自治体の水道局にとって、建設費や維持費の支出が増え、水道料金収入が減少する中水道の設置には後ろ向きでしょう。

ここは役人(自治体)の論理ではなく、国のSDGsへの姿勢を示す意味でも相変わらず続いている利権が飛び交う無駄な公共箱もの建設や、人口減少で利用者増が期待できないリニアモーターカーなどへの補助はやめて、政治的な決断で電柱の地中化などとともに中水道計画を進めてもらいたいものです。

【関連リンク】
1735 地方の大問題は災害と公共サービス
1411 水道インフラ老朽化の心配と水道料金上昇
840 空気清浄機のメリット

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