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少し前ですが、保育園の倒産や撤退が相次いでいるというニュースが流れていました。

保育園の倒産件数が過去最高ペース…てぃ先生「もうどうしようもない状況」 親側も“質”を選ぶ? 経営と優先すべきは(ABEMA Prime 2025/07/20)

小学生
待機児童ゼロを目標に、保育施設の増加や無償化が進んだ一方で、加速し続ける少子化。9割近い自治体で待機児童問題は解消し、保育園同士が園児を奪う時代に突入した。さらに給食の材料高騰や、保育士不足で受け入れ定員数を埋められず、経営を圧迫する事態になっている。

待機児童ゼロを目指して、国や自治体が税金をつぎ込み支援しているにもかかわらず、少子化+材料高騰+保育士不足の3重苦で保育園の経営がままならなくなってきているという話しでした。

具体的には、帝国データバンク調べでは、倒産、休業、解散をした保育園の件数が、1-6月比較で2025年は22件あり、これは3年連続して増加しているということでした。

今回は、保育園の経営についての話しではなく、保育園が閉鎖したりつぶれていくということは、数年後には間違いなく小・中学校、十数年後には高校や専門学校、短大、大学の運営や経営にも大きな影響が出ると言うことです。

小学校、中学校、高校、大学(短大含む)の50年間校数推移(出典:文部科学省 学校基本調査
50年間校数推移

50年前の1975年は小学校が24,650校、中学校が10,751校、高校が4,946校、大学(短大含む)が933校ありましたが、2025年には小学校が18,607校(▲6,043校、25%減少)、中学校が9,827校(▲924校、9%減少)、高校が4,761校(▲185校、4%減少)と減少し、大学(短大含む)は逆に増え続けていて1,104校(+171校、18%増加)です。

現時点(2025年)では、すでに小学校が全体の1/4、25%もの減少という大きな影響が出ています。

児童数(小学生生徒数)と小学校数の推移をグラフにしてみました。

児童数(小学生生徒数)と小学校数の推移

児童数は、2010年から2024年の14年間で約105万人(15%)減少しています。学校数は同時期3,178校(14%)の減少です。決して学校の減少が児童の減少を上回っているわけではなさそうです。

中学校以降はこれから数年後に、大学は今はまだ大丈夫でも10数年後には小学校と同様の影響が広がっていくことになるのでしょう。その他にも塾や教材、文房具、学生服の業界にも影響が出てきます。

高齢者だけでなく若い人にもいま移住がブームとなっていますが、地方ほど老朽化した道路や橋、上下水道、電気、ガスなどの生活インフラ問題や、子供がいる世帯にとっては地域内の学校閉鎖や学校の通学という問題がついて回りそうです。

政治家には、外国人問題の前に、海外の良い事例などを参考にし、少子化対策を加速し有効な対策を打ってもらわなければ様々なところへ大きな影響を及ぼすことになりそうです。

【関連リンク】
1129 子供の教育費にはいくらかかる?2017年度版
1190 学校の無償化について
934 子供の教育費にいくらかけますか?

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