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大西洋・地中海産クロマグロの禁輸が騒がれていますが、とりあえず途上国の日本向けのビジネスがなくなってしまう危機感から禁輸反対となりましたが、アメリカ、EUがこぞって賛成に回り、声のでかい(影響力が強い)一部の国際世論の趨勢が禁止の方向へ向かっているので、近いうちに決まってしまうのは間違いがなさそうです。この禁輸に反対する日本人はマスコミの論調を見る限りとても多そうですが、偏屈な私は「どうでもいい」という見解です。
 
kuromaguro100319.jpg

元々関西の内陸部の山の麓で生まれ育った私にとって、社会人になるまで鮪(マグロ)を食べた記憶はほとんどなく、子供の頃は魚と言えば、「鱧(ハモ)」「鮎(アユ)」「鯖(サバ)」とあとは乾物(ひもの)やちりめんじゃこと言ったところです。私の子供の頃はまだ冷凍保存技術があまり進んでなくて、傷みやすい生魚を食べるという風習がなかったのです。
 
一般的にお寿司と言えば「まぜご飯のようなちらし寿司」か「太巻き」のことを指すとずっと思っていましたし、ちらし寿司の中には魚と言えるのは炙った小さな鱧のかけらとちりめんじゃこぐらいしか入っていませんでした。
 
社会人になってから東京に出てきて、初めてちらし寿司を頼むと、ご飯の上に刺身のようなものががいっぱい乗っているのが出てきて「こ、これはなにかの間違いだ!こんなの頼んでねぇ!」と思ったものでした。私が期待したのは混ぜご飯的な金糸がまぶしてあるちらし寿司でした。
 
同様にどんなものが出てくるかまったく知らないまま、名古屋の食堂のメニューを見て鉄火丼というメニューを頼んだことがあります。きっと鉄鍋でよく煮るか焼いた肉が丼メシの上に乗っているのだろうと想像して頼んだのですが、私の浅はかな想像は当然外れ、生の鮪の固まりっぽいのがゴロゴロと乗っかっていて、あまりのショックで半分も食べることができませんでした。
 
勢いで書くと、社員旅行などで、旅館などに泊まった時、夕食でありがたそうに鮪の刺身などが出てきても、他の揚げ物や鍋でお腹がふくれていると、私にとってはどうでもいい刺身を優先して残していました。決して鮪や刺身が嫌いというわけではないのですが、進んで食べたいとも思わないだけです。
 
だからこの地球を半周する遠い地域からの鮪の輸入禁止は私にとってはどうでもいい出来事です。ただマスコミが大騒ぎしているのを見て違和感を感じるのです。まるで水産庁や業界団体など既得権益者の代弁しているようにしか思えません。
 
昔、捕鯨が禁止されたときも、日本人(というか実際には日本のマスコミ)は大騒ぎして、日本の古くからの伝統的食文化を取り上げ「鯨は減っていない」と口角泡を飛ばして反対していたものです。今では鯨を食べなくても誰も困っていないのと同じで、世の中の方向がそういうことならあきらめて無駄な努力(投票権のある途上国に経済援助をちらつかせて反対票を集めようとするような努力)などせず「君ら狩猟民族には本当の自然保護や動物保護なんか理解できないんだよ」とヤレヤレと呆れて泰然自若に構えていたほうがいいのではと思ったりしています。
 
そういう事をいうと「その鮪で生計を立てている多くの人の身になってみろ!」とか言われそうですが、国内には300万人を超える失業者がいる中で、大西洋・地中海産の鮪だけで生計を立てている人が何千人いるのかは知りませんが、例えその全員が新たな失業者に加わったとしても失業率には0.1%も影響はなく、騒ぎ立てするようなことか?って思います。つまり遠洋鮪関係者だけが仕事で困るわけではないし、今後地中海の鮪が日本の基幹産業や食糧事情に大きく影響するとも思えません。
 
私には不要ですが、どうしても鮪が安く食べたい人が多いというのなら、日本人の知恵と努力ですでに実験が始まっている鮪の養殖にもっとお金と知恵を使えばいいのだし、国内消費量の90%以上をアジア各国からの輸入に頼っている養殖エビと同様、アジアの途上国にダムなどを援助せず、大規模な鮪養殖場を寄付して作れば国内でやるよりずっと安いコストで輸入が可能です。
 
魚は日本人の貴重なタンパク源でもあり健康食なので、大切なのはよくわかりますが、なにも鮪を大西洋や地中海にまで高いコストをかけてわざわざ取りに行ったり、日本まで延々運んだりする必要はないでしょう。遠くの鮪より近くの他の魚でいいじゃないですか。もちろんマグロは日本近海でも獲れますし、近海で獲れる魚を美味しくなるように工夫して食いましょうと言いたいです。
 
マスコミも地球環境だエコだと国民を煽っておきながら、それなら一番いいのは地産地消じゃなかったっけ?地中海から冷凍して運んでくる魚がエコに貢献するとはとても思えないので、ここまでこだわるのはなにか裏がありそうな気がします。それに地中海の鮪なんてどうでもいいと思っている人は私だけじゃないと思うので、もっと公平に別の役立つ前向きになれる報道をおこなってもらいたいものです。騒ぎすぎです。
 


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