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#6月6日にパソコンが故障したために更新が遅れました。
 
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amazonのキンドルやアップルのiPadなど電子書籍を使える環境がようやく整いつつあります。その電子書籍が当たり前になる前の現状の複雑な仕組みや過去からの流れをわかりやすく解説されています。

佐々木氏は「2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)」の著者で、持論の「プラットフォームを制する者がビジネスを制す」の基本的考え方をここでも披露されています。
 
佐々木氏は先日ブログ上で孫正義氏の「光の道」構想に「もっと先にやることがあるのでは?」と異論を突きつけていましたが、根っからのジャーナリストらしく「過激なタイトルで気を引きつけ、中身は当たり障りなくほどほどに」という感じでしょうか。

このあたりはネットメディアとはたいへん相性がよく、その点は時代の寵児とも言えるのかも知れません。
 
本のタイトルにもなった「電子書籍」ですが、この本も最初は期間限定でしたが、たった100円でこの書籍をダウンロードすることができました。

個人的にはまだスマートフォンやiPadなど電子リーダーを持っていないので買えませんでしたが、内容はともかくその価格にはもの凄くインパクトがあったと思います。

しかしそれを知った後では書籍(1,155円)を高く感じてしまいなかなか買えないのですよね。なので同僚に借りて読みました。
 
この電子書籍の分野でもやはり日本の会社(出版社、メーカー等)は完全に出遅れていて、普及するとしても美味しい部分はアメリカの会社に独占されてしまいそうです。

もはや日本の企業には打つ手なしでしょうか?その点を佐々木氏には具体的に「いまなにをするべきか」、「それをするとどうなるか」を書いてもらいたかったと思いますが、やはりジャーナリストにそこまで求めるのは酷というものでしょう。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

蒼穹のかなたへ (文春文庫) 上・下 ロバート・ゴダード

1998年4月に購入し、100ページほど読んだところで断念。理由は登場人物や地名が一気に出てきてごっちゃになって混乱してしまい途中で断念したと記憶しています。

でも今回は心して最初からゆっくり読み直したところ、それほど難解でなかったので、きっと1998年当時は気持ち的に余裕がなかった時期だったのかもしれません。
 
ストーリーは、英国で仕事がうまくいかず逃げ出した中年男性が、ギリシャで別荘管理人をやっていたところに、知り合いの若い女性が尋ねてきて、一人で喜んでいるとその女性がなにも言わず失踪してしまい、その男性に嫌疑がかかってしまうという始まりで、その後はロンドン、チューリッヒ、アテネとその女性捜しの旅が始まるというものです。
 
その失踪した女性が残したのが、アテネ国立考古学博物館にある紀元前に作られたブロンズ像「アプロディーテ」と「シレノス」の二枚の絵はがきと、現像に出したままになっていた24枚の写真で、これらが失踪の鍵を解くヒントになり、女性が自分に助けを求めているのでは?と思う中年男性が哀れを誘います。
 
そのキーとなるはずだった、二つの彫刻(有名らしいがもちろん知らなかった)をちょっと調べてみました。時々小説を読んでいる最中に、地図を調べてみたり、歴史を調べてみたりしますがその一環です。
 
写真:アプロディーテ(左)とシレノス(右) アテネ国立考古学博物館
aphrodite_silenos.jpg
 
それにしても、この彫像は両方ともちゃんとした由緒ある芸術作品なのですが、さすがにこのシレノスの像の写真が失踪現場にあり「若い女性が持っていた」というシチュエーションは、思わずちょっと引いてしまいそうな感じです。

それからこのブログの管理者からも削除されてしまうかもしれません。一応ちゃんとした芸術なんです。絵はがきでも普通に売っている芸術作品なんですよ、一応。
 
失踪後に女性が残していったこれらの絵はがきのせいで、主人公の男性はギリシャの警察から「お前がレイプして殺したのに違いない」と責められます。

まぁそう誤解されても不思議ではありません。まったく罪作りな女性です。

著者別読書感想(ロバート・ゴダード)
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

再び佐々木俊尚氏の本です。

だって会社の本棚に置いてあったのでついつい。
ま、それなりにそれなりにというのが感想です。

フリーでオフィスを構えずライターやコンサルなどをやっている人なら読んで損のない内容かな。

私のような根っからのサラリーマンにはまったく無用でした。もちろん佐々木氏のファンや自慢話をたっぷりと読みたいならばぜひお勧めです。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

文庫版だと冬・春・夏・秋と4巻もあります。現在はまだ夏に入ったところなので、感想は次回6月下旬の読書の時に。

著者別読書感想(白川道)
 
 

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