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716
1年前に変形性股関節症と診断された右足(右股関節)の痛みを感じ始めてからもう10数年が経ちますが、症状が日々悪化していくのを感じ、過去には様々な痛みをとる試みをしてきました。

当初変形性股関節症とはわからなかった頃に検査した内科(リューマチ科)や整形外科で処方された薬はまったくと言っていいほど意味をなさず、2005年に1年ほど通った民間療法の整体カイロプラクティックでは最初のうちアクティベータという器具でツボを刺激する施術を受け、これが最初のうちは抜群の効きで絶賛しましたが、半年ぐらい経つとやがて効果がなくなり、最終的にはほとんど効かなくなってしまいました。

その整体が効かなくなった旨を整体師に恐る恐る言うと、ご機嫌を損ねてしまったらしく、結果的には喧嘩別れとなってしまい、それ以来、正直に言っただけなのにどうして整体師に気を使わなければならないんだと、もうこりごりで、他の整体院へ行く気も失せてしまいました。

様々な書籍やネットで調べてみる限り、この変形性股関節症は自然に治癒することはなく、保存療法(つまりこれ以上酷くならないように気をつける)か、人工関節の置き換えをするしかないようです。

特別な場合のみ骨切り手術で改善するケースがあるそうですが、私の場合は年齢的なこと(若いほどいい)や、収入を得るため仕事をしなければならず、手術とそのリハビリにかけられる日数も限られる(骨切り手術をすると最低でも1ヶ月は歩行できない)のでどだい無理な話しです。

中には保存療法で劇的に改善が可能というやり方も紹介されたりしていますが、どうもうさん臭く、結局は股関節に近い筋肉を鍛え、股関節にできるだけ負担がかからないように生活を改善していくしかないようです。

と言っても仕事を続けている以上、毎日嫌でも歩いたり階段を上り下りしなければならず、ちょっと動かすだけでも痛むときはつらいです。

ただ運動不足で足の筋肉が落ちてしまうのだけはなんとか防がなくてはならないと思い、スポーツクラブで股関節を使わない運動や、プールにつかって歩行をしたりしましたが、それらはやっていても本当に退屈で、数回でやめてしまいました。よほど意志が強くないと面白くも楽しくもないスポーツは続きません。

ただ最近では毎日欠かさずおこなっている軽体操があり、それをやると痛みが多少緩和されているようです。

イスに浅く腰掛けて、両足は軽く開いて膝は90度。背筋は軽く伸ばし、腰から少し下の股関節辺りに両手を添えてゆっくりと前屈。その前屈を10~20回繰り返すだけ。この体操では股関節に痛みはありませんし、いつでもどこでもすぐにできるのが便利です。

下手な絵ですが、こんな感じ。
henkeisei1.jpg

当初の頃は、その体操を忘れた翌日は、少し歩くだけで股関節に痛みが走るのに、その体操をやった翌日は普通にゆっくり歩いている分には痛みを感じません。もちろん重心が右足にかかったり、ひねったりすると激痛が走るのは同じです。

それと普段寝るときに痛む側を下にするとそれだけで痛くなってくる(体重が痛む股関節にどーんと乗っかってくる感じ)のが、この体操を始めてからは、それがなくなりました。

今は左右どちら向きでも横になっている限り痛みはほとんどありません。この体操のおかげかどうかは定かではありませんが、いまのところそれ以外には考えられません。

この体操は以前読んだ「股関節の痛み―変形性股関節症の治療がよくわかる (別冊NHKきょうの健康) 」に書かれていた骨盤おこしの体操ですが、いくつか載っていた体操を半信半疑でやってみた中では、これが一番お手軽で、あくまで私感ですが効果があります。

あとは、歩くときに少しでも股関節の負担を減らすため、少しでも体重を減らそうと努力しています。いえ別にそんなに太っているわけではないのですが、それでも20代前半の頃から比べると、身長は変わらないのに、30数年後のいまは体重が15kgぐらい増えてしまっていますから、せめて5kgは減らそうと、食事の量を抑えています。

節制が効いたのか一時期よりは5kgほど減すことに成功し、それだけでも歩くのが少し楽になったのが実感でき、あわよくばあと5kg減を目標に減量しようと鋭意絶賛努力中です。

【関連リンク】
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(1)初診編
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(2)手術前検査編
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(3)入院手術編
変形性股関節症の人工股関節全置換手術(4)リハビリ、退院編

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715
西武ホールディングスの大株主である米投資会社サーベラスから西武に対し、株主提案として下記のような要求が突きつけられたと以前報道がありました(サーベラス側は「路線廃止などを要請したことはない」と否定)。

 ・多摩川線、国分寺線、秩父線、山口線などの不採算路線の廃止
 ・埼玉西武ライオンズの売却
 ・プリンスホテルのサービス料の値上げ
 ・品川駅周辺の再開発案の策定

これに対して、西武側は「公共性を重要視するので廃止や撤退は考えていない」と模範的回答をして、沿線住民や国民世論を味方に付けてサーベラスのTOBを阻止しようとする姑息な態度がミエミエですが、本音のところでは改善する見込みがない不採算部門(沿線)は、今日明日ではないにしろ、いずれはなにか理由をつけて撤退したいと考えるのは事業家なら当然のことでしょう。

すでに日本各地で不採算路線が次々と撤退していて、その後を受けた第三セクター方式もかなり苦戦をしているという状況です。

train1.jpg特に鉄道事業というのはなにかをやって短期に収益をあげられるものではなく、長期的なビジョンでインフラを整備し、その沿線に新しい町や施設を作り事業を展開していくものです。

そのような将来ビジョンがなく、いま通学・通勤で困る人がいるからというだけで、(公営や第三セクターの場合)税金をじゃぶじゃぶと投入して一時しのぎをするのはどうなのでしょう。

苦境に立つ九州の三セク鉄道……存続につながるレールたどれるか(ビジネスメディア誠)

西武にしても不採算路線や事業を長期的に抱えることで、トータルで利益が出せず、その結果本来納めるべき税金を納めない(あるいは少ない)のであれば、それは企業としての社会的責任を果たしていないことになります。

そして今後30年ほどの間に日本の人口が2/3以下になり、しかも住民の多くは毎日通勤や通学、買い物やレジャーで使ってくれる若い人達ではなく、たまに使ってくれる程度の高齢者ばかりとなれば、もう地方の鉄道路線の廃止や縮小は急坂を転げ落ちるかのように一気に急加速していくことになります。

50年後には人口8千万人台になり、その結果として大都市部でも人口は中心部に集中し、団塊世代等に人気のあった都心から1時間を超える閑静な郊外は、過疎化が進んだ廃村のような寂れた状態になってしまい、手を広げすぎた鉄道路線も見直され、終着駅もいまより都市中心部寄りに変更せざるを得なくなるだろうという予測もあります。

人口8000万人、うち3000万人が老人の国になるニッポン(現代ビジネス)

次に、運賃の問題があります。

運賃はインフラの自社保有度合いや維持コストのかけ方、あるいは補助金(つまり税金)の有無などにより変わってきますが、また競合するライバル路線の有無など様々な要因によっても変わってきます。

結局は建設費等の借入金返済や事業運営、保守、維持管理費、事業利益、株主配当などがまかなえるように「運賃×想定利用者数」で算出されることになります。

高度成長の時期は鉄道事業で赤字でも駅周辺開発など不動産事業やエンタメ系事業で稼ぐことも可能でしたが、もうそのような内需は期待できず、鉄道事業は運賃で稼ぐしかありません。

鉄道インフラに使う土地を昔に安く取得している場合はまだいいですが、新しく土地を買い、お金のかかる高架や地下に線路を敷いていると、今では天文学的なコストがかかります。

そしてそうしたお金には、屍肉に群がるハイエナのように建設・土木業者や政治家、許認可権を持つ役人が群がり、さらにコストを高くしていきます。

そして自治体の財政厳しい折、これからは市や県からの補助金はあまり期待できませんので、鉄道会社が利益を上げて健全な経営をするためには利用者を増やすか運賃を上げるか、それともコストを切り詰めるしかありません。

まず利用者を増やすのは前述の通り期待薄で、したがって駅員や車掌を極限まで減らし、コストを下げ、ワンマン乗車や無人運転、無人駅を取り入れて、最後に運賃を上げていくことになるのでしょう。

運賃が高い路線は比較的新しく建設された路線で、しかも土地の取得費や建設費にべらぼうなお金をつぎ込んだ場所や、線路は別の会社が保有していてそこを通過するために使用料がとられる場合、そして過疎化で乗客が減少しそのため運賃を上げるしかない、あるいは特殊な観光客用路線という理解で間違っていません。

train2.jpg運賃(キロ当たり運賃)が高額で有名なところとしては、仙台交通局、埼玉高速鉄道、北総鉄道、東葉高速鉄道、りんかい線、多摩都市モノレール、上田電鉄、大井川鉄道、富士急行線、横浜市営地下鉄、みなとみらい線、近江鉄道、京都市営地下鉄、京阪電鉄鴨東線、泉北高速鉄道、長良川鉄道があげられます。

今後サラリーマンが住宅用、事業用の不動産を購入したり賃貸で借りようとする際は、その土地が活断層や液状化の懸念がないかという問題以外に、最寄りの鉄道路線が高額沿線かどうか、廃線になる可能性はないかというのも大きな検討材料になるでしょう。

通勤代は正社員の場合は会社負担が多いものの、生活費の中に占める通学や買い物、パートやアルバイト等で使う交通費というのは、決してバカになりません。

北総線沿線に住む人達が運賃認可権をもつ国に対して運賃値下げを要求する裁判を起こしたことが大きく報じられましたが(東京地裁で原告敗訴)、このようなことが報じられると、その沿線に住むのは避けようという心理が働きます。

この裁判や報道はその沿線で事業を行っている不動産会社や建設業者、商店にとっては死活問題に発展するかもしれません。

傷口に塩を塗るような話しで申し訳ないですが、北総鉄道北総線の運賃がどれぐらい高いか、JR東日本の運賃と比較すると、JR東日本の運賃が290円の距離(東京-川崎18.2km)とほぼ同距離(千葉ニュータウン中央-秋山 17.6km)を北総線に乗ると650円が必要です。

距離は同じでも料金は2.2倍です。ちょっと電車に乗って出掛けるだけで往復千円以上がかかってしまいます。こんなに交通費がかかっては、交通費が支給されないアルバイトなぞやってられません。

そしてその結果、その沿線は敬遠され、住人が見込み数より増えず、鉄道会社の収益は改善されず、やがて経営が苦しくなってさらに値上げという悪循環も起きそうです。

それにしても日本の人口減少は、鉄道会社にとって大きな影響があるものだなとあらためて知りました。

利用者の便益のため既存線同士を相互乗り入れするための拡張工事ならばまだ理解できますが、未だに都市部を中心に新線計画や複々線計画が計画されています。

税金の無駄遣いと私鉄の場合は経営者の先を見る目を疑ってしまいます。そういう経営者には、これからもますます日本は成長し拡大していくという亡霊が目の前にうようよしているのでしょうか。


 【関連リンク】
 711 日本が限界集落化していく
 706 高齢化社会の行方
 666 子供の教育費の負担を覚悟しているか
 617 人口減少と年金受給者増加

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714
過去のリストラ天国日記の中で読まれたページがもっとも多いのは2002年4月の一番最初に書いた日記のページで、それはわかる気がしますが、その次に多いのは「人気企業ランキングとブラック企業について」(2010年1月)です。

その理由は簡単で「ブラック企業」+「有名企業名」で検索すると結果の上位にこの記事が出てきます。つまり検索サイトからの流入が多いということですね。

就活生を中心に、多くの人がこの「ブラック企業 ○○」(○○は企業名)で検索をかけているようで、ほぼ毎日Googleなど検索エンジンからの流入があります。もちろんそれを狙って書いたわけではありませんが、結果的にそうなっています。

このブログページには、タイトルにもあるように「人気企業」の社名が男女別で上位5社ずつ入っていますから、それらの超有名な企業とブラック企業という組み合わせに意外性があるのでしょう。検索から来た人は読んで思惑とは違いガッカリすることになりますが。

自民党の公約にも出ていましたが、雇用を増やすという目的で、退職者の多い、いわゆるブラック企業の社名を公表しようという動きが出ています。

正規雇用20万人増目指す 自民原案、ブラック企業公表

と、言うことは、すでに何万人もリストラで退職を強要しているソニーやパナソニック、シャープ、NECなど大手の製造業が真っ先にブラック企業ということになりそうですね。

それに比べれば、中小企業の数十~数百名程度の退職勧奨や強要など、些末なことにみえてしまいます。

あと、企業ではないですが、離職率が高い自衛隊や警察、国税局(国税庁)もブラック官公庁として発表するつもりでしょうか。

実際には「就職から数年以内に退職する人の割合が高い企業」をブラック企業とするそうですが、どうもその基準は曖昧で、単に勤続平均年数や採用数と退職者数が基本となるみたいで、それで本当にブラック企業かどうか判断できるものでしょうか。また入社後数年以内の退職は悪で、数十年後の退職強要なら善とでも言うのでしょうか。

考えようによっては逆かも知れません。船に乗って沖合に出て陸地も見えなくなってから君の仕事はないから船から降りてくれと言われるより、まだ港近くにいる間、つまり中高年になってからではなく若いうちに船(=企業)を降りてくれと言われる方がずっと良心的でまともにも思えます。

退職の理由も様々あり、残業月20時間で多いと感じる人もいれば50時間でも全然平気な人もいますので、退職理由が労使どちらに非があるかというのは一律の条件では捕捉しにくいものです。

これはもしかすると退職証明書、離職票に「会社都合で退職」と書かれると失業給付の総額や期間が増えるので、それを防止するための官僚の猿知恵かなと疑ってみたり。

つまり失業保険の支給総額や期間を減らすために「本人都合の退職」と企業側に書かせるためかなと。「本人都合退職」なら何人辞めてもブラック企業にはなりませんものね、なるのかな。

もちろん離職率の高さだけがブラック企業の所以ではありません。日経ビジネスに書かれていたブラック企業の特徴は下の6つに集約されるそうです。

nikkeibusiness.jpg1)給料が安い
2)離職率が高い
3)休みが取れない
4)人使いが荒い
5)体育会系の雰囲気
6)飲み会など社内行事が強制


これらは企業戦士だった中高年者からすると「なんだ若い頃は当たり前のことばかり」と思うのではないでしょうか。

つまり中高年が若いときには当たり前だったことが、今の若い人には我慢できないブラックなことなのです。

なので会社の実権をもつ中高年者が幅をきかせている限りは、これらのことはそう簡単にはなくなりません。

ただ、その中高年者側に立って反論を試みるなら、例えば本来ならどこの企業も採用してくれそうもない卒業後長く正社員経験がなかったり、長期間引きこもりしていた人を恩情で採用し、社会人としての心構えを養ってもらうため、甘えをなくし鍛えるため、徹底した訓練と厳しい業務を与えたとします。

当然そういう企業の離職率は高くなるでしょうけど、それを恐れてややこしそうな人は採用しない方針となると、それはまた様々な事情を抱える求職者にとっては困る話しでしょう。

あるいは20~30年前のリクルートがそうであってように、大手人気企業ならあまり採用しないチームプレーより個性的で独立心が旺盛な人を積極的に採用する企業も、当然若手社員の退職が多くなるのですが、それは本人の意志で独立や転職をしていく人が多いからであって、自己都合退職とはいえ離職率が高くなり平均勤続期間も短くなります。

 えっ!?グリーは「1年」!?IT企業の平均勤続年数一覧表
平均勤続年数とは、在職中の社員の勤続年数の平均です。社員が辞めるまでの勤続年数の平均ではないという点に注意する必要があります。平均勤続年数が低いと離職率が高いと考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。「会社の設立年数が短い企業」や「急成長した企業」は総じて平均勤続年数が短くなります。…

また、一般的に学生に不人気業界(企業)というのがありますが、そういうところで採用できるのは、誤解を恐れず言うと他の人気業界では採用されない、能力的、性格的にちょっとという人が多くなります。

そこでいう能力は、学校を卒業する時点での能力であって、その人の本来の能力ではないのですが、例えば「コミュニケーションがうまくとれない」「覇気や、やる気が感じられない」「引っ込み思案で消極的」「理解力が足りない」など、その後の訓練と本人の自覚次第ではどうにでもなるものがあります。

不人気業界の企業が人を採用するとしたら、どうしてもそのような人を採用するしかありません。

そうすると企業では、社会人としては当たり前の能力を身につけてもらうために、優秀な人を採用する企業より厳しい訓練をおこなわなければなりません。

いわば親や学校になりかわり、マナーや躾から教えなければ使いものにならないのです。そして厳しい新入教育に耐えられない人も出てくるので、ブラック企業と名指しされる要因となります。

しかしそうでもしないと客商売に関わらず、ろくに喋れない、挨拶ができない、説明してる声が聞こえないでは、特にサービス業では致命的です。

そのような過激とも思える教育や訓練を施す企業は、そうでない企業と比べて退職率は高くなります。

しかしそのままの状態では厳しい社会で通用しない人達に対し、自立心をもって働ける社会人作りを、親や兄弟、学校になりかわっておこなってくれる企業は表彰こそすべきであってブラック企業の烙印を押すというのは本末転倒ではないでしょうか。


 【関連リンク】
 683 退職勧奨・強要にあった場合の対処法
 627 起業するのは難しくないが、引き際が難しい
 614 企業は若者の早期離職を恐れるな
 577 ハローワークを頼りにしていいのか?
 572 転職のキモは履歴書だ

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713
すベてがFになる (講談社文庫) 森博嗣

森博嗣氏1996年のデビュー作として有名な同著ですが、その時すでにシリーズものを何作かは書いていてこの作品はシリーズ4作目となるそうです。

デビュー作にはインパクトのあるものからということで、この作品がデビュー作となったようです。

他にも似たようなタイトルの作品があり、もう読んだものとばかり思っていたらまだだでした。遅ればせながら。

森氏の作品にはこの作品を含む「S&Mシリーズ」の他に、「スカイ・クロラシリーズ」「Vシリーズ」「Gシリーズ」などが有名で、その他にも多数の著作物があります。

私が過去に読んだことがあるのは「Zシリーズ」の「ZOKU」だけです。あとアニメ映画になった「スカイ・クロラ」は見ましたが、それだけみても多才な人だということがわかります。

2005年に退職するまでは名古屋大学工学部助教授で、異色の作家と言えますが、工学部だけにSF的な発想と知識はお得意です。

ストーリーは、主人公のN大学助教授犀川創平と犀川の恩師の娘である西之園萌絵(犀川と萌絵でS&Mコンビ)が、天才プログラマ真賀田四季博士が幽閉されている真賀田研究所がある島へ行くことになり、そこで殺人事件に巻き込まれることになります。この著者が書く小説の登場人物名はいつもユニークです。

真賀田四季博士が島で軟禁状態にあるのは、若くしてアメリカの大学を卒業し、天才と言われていたものの、その後両親を刺殺したということによります。

精神病の末の犯行ということで、刑務所ではなく両親が作った研究施設の中で数十年ものあいだ幽閉され、医者の監視下におかれています。その中で起きた密室殺人の謎を解いていくわけですが、数学的な話しもあり複雑で内容を理解するのに結構疲れました。

この小説が発刊されたのは1996年なので、書かれたのがその前年1995年だとすると、社会ではWindows95が登場しインターネットが使われ始めた頃です。

しかしこの小説の中ではネットやPCがごく普通に使われていて、VR(バーチャルリアリティ)技術や、リモートコントロール、コンピュータの音声案内、自律的なロボットなど、当時としてはまだほとんど実現していなかった場面が展開されています。それが当たり前になった今では、この小説が示す近未来想定に共感を覚えます。

文庫版で500ページを超す長編で、それなりに科学的な興味と面白さもありますが、技術的な面以外では無理をしていて、突拍子もない素人っぽい部分が目立ち、子供騙しとまでは言わないまでも、いい大人が真剣に読んだり感想を書くものではないかなとも。またこういった漫画的な小説にあまりリアルさを求めてもいけないのでしょう。

著者別読書感想(森博嗣)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

マンチュリアン・リポート (講談社文庫) 浅田次郎

蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」から続く近代中国・満州を描いたシリーズで、「中原の虹」を完結してから3年が経ち、すっかり忘れた頃にようやく文庫として登場しました。

簡単にシリーズをおさらいをしておくと、「蒼穹の昴」は清朝(1616年~1912年)末期、貧しい家の出身で踊り子だった李春雲が苦労を重ね宦官となり、やがて頭角を現し宦官の中でもトップの座に就きます。

そして悪女として名高い西太后に仕え、内憂外患の滅び行く清朝を懸命に守り建て直していこうとする姿を描いたものです。日中合作でドラマ化され、NHKで放送されてました。

続く「珍妃の井戸」は、清朝滅亡を一気に加速させることになる義和団の乱(1900年)が取り上げられています。

今までは清朝末期の話しといえば「ラストエンペラー」で有名な宣統帝、愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)を描かれることが多いのですが、浅田次郎氏は先の「蒼穹の昴」とともに西太后を中心して描いています。

そして「中原の虹」は義和団の乱のあと起きた日露戦争(1904年~1905年)が日本の勝利で終結した後、列強各国に蹂躙されていく統治者がいなくなった中国で、馬賊出身の張作霖(1875年~1928年)が東北部(満州)で勢力を増し、やがては長城を超えて北京へと進出していく過程と挫折が描かれています。

そしてこの「マンチュリアン・リポート」です。直訳すれば「満州報告書」。

清朝末期の1900年初頭、満州全域を制覇し、さらに清朝が滅亡した後、主導権争いで群雄割拠する北京へ入り、中国統一へ野心をのぞかせていた張作霖でしたが、北伐で勢力を増してきた国民党(国民革命軍)との争いに敗れ、地元奉天へ引き下がることを決め、その際に何者かによって列車ごと爆殺(1928年6月4日)されてしまいます。物語はその1年後から始まります。

裕仁親王(昭和天皇、当時27才)はその張作霖暗殺事件を曖昧にする田中総理大臣を更迭し、事件の真相を調べるため、軍紀を乱したと投獄されていた日本帝国陸軍の志津中尉に白羽の矢をたて中国へ送り込み、その中尉が定期的に送ってくる報告書という体裁で、真実に迫っていきます。

主人公は報告書を送る志津中尉と、その報告書の間に登場する25年以上前に西太后に贈られた英国製の蒸気機関車を擬人化した鋼鉄の公爵。

そう、張作霖を乗せて北京から奉天へ向かう時に使われた蒸気機関車です。とは言うものの、喋る英国の蒸気機関車といえば「機関車トーマス」か「チャギントン」がすぐに頭に浮かんできてしまい、シリアスなドラマになにか妙な感覚を覚えます。

清朝の後の中華皇帝に手が届く寸前のところまでいきながら思いを果たせず、暗殺されてしまう張作霖は、私の中では天下統一の前に倒れた織田信長や、自分が関わってきた新しい日本を見ずして倒れた坂本竜馬のイメージとダブります。

その暗殺には関東軍参謀が関わったという説が有力ですが、それ以外にもスターリンの命を受けておこなわれたなど諸説があり現在でも確定はされていません。

この暗殺、一般的には線路や列車に仕掛けられた爆弾が炸裂してというイメージが強いのですが、事実は線路同士が交差する上の橋を爆破して下を走る列車を押しつぶすというもの。しかも押しつぶせるのは、19輛編成のうち、せいぜい1~2輛という難しさです。

それには張作霖がその時に乗っている車輌を知らなければならず、また駅が近くてスピードは落としているものの、列車は走っているので、その車輌が通過するタイミングで爆破しなければならず、緻密な計画と練度の高い技術が要求されます。

そうした中でこの志津中尉に代弁させた浅田次郎氏が導き出した結論は、、、ということは読んだ人だけの楽しみとしておきましょう。そしてこのシリーズはここで終わってしまうにはなにか中途半端な気もするので、これに続く新たな小説が今後の楽しみです。

この浅田次郎氏のシリーズは史実を追い実在の人物の名前もたくさん出てきますが、基本的にはフィクションの小説であるということを十分理解しておかなければ、時々書評で見かけるようなトンチンカンな感想になってしまいます。それは史実とフィクションをごっちゃにしてしまっていることによるでしょう。

著者別読書感想(浅田次郎)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

砂の上のあなた (新潮文庫) 白石一文

ほかならぬ人へ」(2009年発刊)で直木賞を受賞し、その翌年に発刊された2010年の作品(文庫の発刊は2013年3月)です。

主人公は結婚して家庭に入った30代女性。子供が欲しくて計画妊娠など手を尽くしているその女性の元に、突然見知らぬ男性から「亡くなられたあなたの父親の手紙がある」と電話がかかってきます。

その手紙は主人公の父親から愛人に宛てたもので、筆跡や内容から父親が書いたもので間違いなく、死後はその愛人と一緒になりたいと書かれています。

もうそれだけでもひとつの大河ストーリーが出来上がりそうですが、話しは中盤以降、思わぬ方向へと進んでいきます。詳しくは書きませんが、まったく予想外の展開で、これは家族というより、なにか人間の縁とか運命を強く感じさせられるドラマに仕上がっています。

ただひとつの小説に「妊娠したい女性」「夫とのすれ違い」「亡くなった父の愛人」「突然現れた魅力ある男性」「自分の名前の謎」などいろんな展開を詰め込んでしまったがゆえに、話しがあっちへ飛んだりこっちへ戻ったりと散らかってしまった感はゆがめませんが、前半部分の緩やかでけだるい進行から、後半は展開の早い推理小説のような趣となります。

親が高齢で亡くなると、それまで背負ってきた長い人生には、実の子も知り得なかった様々な葛藤や歴史があり、それを子供が知ることが果たしていいことかどうかは賛否あるでしょう。ただ好きだった肉親に関することをもっと知りたいという欲求もまた起きるでしょう。

今年の暮れに映画上映される百田尚樹氏の「永遠の0」も、特攻で亡くなった祖父のことを孫達が調べ歩く小説ですが、若い人の自分のルーツ探しが今後流行していくかもしれません。

映画「真夏のオリオン」(原作は池上司氏「雷撃深度一九・五」)も、孫が亡くなった祖父のことを聞きに祖父の戦友を訪ねるところから始まっていました。

著者別読書感想(白石一文)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

寝ながら学べる構造主義 (文春新書) 内田 樹

街場のメディア論」や「下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉」など、社会の流行をバサバサと切る歯に衣着せぬ言論でお馴染みの著者ですが、その代わりに敵も多そうで、Twitterなどではよく非難の的となったりしてよく話題に上がっていたりします。

この本は2002年に発刊されたものですが、いかにも難解そうな思想哲学「構造主義」について、気楽に読んでも理解ができそうに工夫して書かれています。本は漫画しか読まないという人には無理かも知れませんが。

「構造主義」とは一言で言えば、、、と書こうと、Wikipediaを読んでみてもさっぱりわかりません。「狭義には1960年代に登場して発展していった20世紀の現代思想のひとつである。

広義には、現代思想から拡張されて、あらゆる現象に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を理解し、場合によっては制御するための方法論を指す言葉である。」とこんな調子です。入り口でこれですから、興味がなければさらに深く突っ込んで学ぼうとは思いません。

本書ではそういう難解な説明は極力排除されているとはいえ、いきなり読むとやはりついて行けません。特に「寝ながら」読むとそのままぐっすり寝込んでしまいます。

マルクス、フロイト、ニーチェ、フーコー、ソシュール、バルト、レヴィ-ストロース、ラカンなど思想家達のこと、構造主義が出来上がってきた歴史的背景、その他関連する逸話など、寝ながらではとても理解できませんが、最低限の教養というか身だしなみとして知っておくことができるかもしれません。

巻末のあとがきに書かれていた「レヴィ=ストロースは要するに『みんな仲良くしようね』と言っており、バルトは『ことばづかいで人は決まる』と言っており、ラカンは『大人になれよ』と言っており、フーコーは『私はバカが嫌いだ』と言っているのでした。」というまとめが象徴的でした。

著者別読書感想(内田樹)


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食の安全性についてなにかを言うと、「気にしていたらなにも食べられなくなる」という意見が返ってきて、確かにその通りと頷くところがありますが、それでもなんとなくですが、最近の食の安全が気になっています。

昔というか子供の頃はそれこそ近所の農家の人がリヤカーで売りに来ていた野菜を買ったり、近所の市場の中にある、よく知った肉屋さんや、馴染みの魚屋さんで買ってきた食材が食卓に並びました。それらいずれの食材も生産者や販売者の顔がよく見えるものでした。

food1.jpgもちろん当時の衛生状態は今と比べものにならないほど悪く、野菜を育てる肥料は人糞が普通に使われていたり、薄暗い市場の中はハエが飛び回り、肉屋さんでもお金を触った手でお肉をつかんで計量したりと、それはひどいものではありましたが、それはそれでよく洗ったり火を通したりすることで気になりませんでした。

下水道や水洗トイレが普及し、日本中で衛生環境が整い、高度な医療システムや救急治療体制が行き渡り、様々な食品が不足することなく供給されるようになったおかげで、1960年代から2010年代の間に平均寿命が15年以上も伸びました。ある意味、今の食生活と医療技術が寿命を延ばす要因となっているとも言えます。

ということは雑誌の特集や食の安全を語るベストセラー本にあるように「現代の食品や添加物が人の命を縮める」と果たして言えるのか?と疑問に思ってしまいますが、私の動物的なカンで最近の食品、特になにがどれだけ使われているかよくわからない加工食品類が気になります。

それに加えて2011年に大きな原発事故と放射能の大量流出が起き、その後「人体に影響はない」とされ、放射能汚染された食品もある一定基準以下のものは普通に流通するようになりました。大丈夫かそうでないかは、条件や個人差にもよるでしょうから、絶対はあり得ません。

出荷する方は、規定通り検査をおこない「国の(暫定)基準範囲」だから問題ないという理屈であっても、少しでも内部被爆したくないと思っている人にとっては、それは放射能汚染食品以外なにものでもありません。基準や理屈ではなく、受け入れるか受け入れないかの好みの問題と言ってもいいかもしれません。

しかし受け入れたくない消費者がどれほど注意をしても、外食に使われる食材の産地や汚染度までは確かめようがありませんし、また利益を追求する企業の論理から言うと、食材の産地を偽装したり、原料の産地まで記す必要がない加工食品に姿を変えてしまえば、安価に仕入れられる分だけ大儲けが出来るチャンスということになります。

1975年に発刊された有吉佐和子著「複合汚染 」は、出版されてすぐ高校生の頃に読みましたが、おそらく食品の安全性にメスをいれた初めてのノンフィクションだったでしょう(食品以外の環境汚染や公害についても詳しい)。

高度成長期の終盤に近く、急成長を遂げてきた大企業を敵に回しかねないこの種の本を出版するのには、今と違って著者も出版社にも勇気がいったことでしょう。

そしてこの本のせいで、我が家でそれまで普通に使っていた味の素などの化学調味料が消えてしまったことが記憶に残っています(化学調味料が有害とする根拠はありません)。

例え家の台所から化学調味料をなくしたからと言って、外食したり外で弁当を買ったりすれば、その化学調味料を口に入れない日はないのに、どういう意味があるのか?とも思いましたが、身体に及ぼすリスクは少しでも減らしたいという親の考え方だったのでしょう。

同様の理由で子供の頃には添加物だらけの市販のふりかけも禁止されていて、当時人気だったエイトマンふりかけ(のりたま)が食べられずに悲しかったです。

food2.jpg一般家庭にレトルト食品が最初に登場したのは1968年に発売されたボンカレーですが、それ以前からインスタントラーメンやインスタント焼きそば、カレーや肉、魚の缶詰は普通にありました。

しかし1960~70年代はそのような加工食品の数はまだ少なく、毎日口にするほどには普及していませんでした。

やがて働く女性が増え、家でじっくりと調理する時間が減り、今ではスーパーやコンビニ、弁当屋では加工食品だらけで、普通の食材をみても、魚は骨を抜いた切り身単位、肉は使い方ごとにパック詰め、野菜もカット済みのものが整然と並び、おにぎりやお弁当、各種おかず類、調理パン、サンドウィッチも豊富です。

そしてそれらの加工食品の多くは、見た目と味が優先され、安全性や素材の質、新鮮さ、調理加工の過程でどのような化学薬品がどのぐらい加えられているのかまるでわかりません。

そのような加工食品の添加剤にいったいなにが使われているかわからず、薬品のおかげで見た目よく、長持ちする食品を毎日食べていると、数十年後になにか影響が出てこないとも限りません。

またそれ以上に食べる際、どうしてこんなに安いのか?など不思議に思ったり薄気味悪く感じることもしばしばです。これは量より質にこだわりたくなってきた年齢のせいかもしれません。

「保存料無添加」とか「着色料無添加」と大きく書いてあるから安易に安心と思ってはいけません。「保存料」や「着色料」は使っていなくとも、別種の酸化防止剤や香料など化学薬品が大量に使われていたりと、あの手この手で消費者を煙に巻く表示が跋扈し、消費者はそれに追いつけません。

ちまたではよく聞く話しですが、「加工食品の製造に関わっている人は自社の製品を食べようとしない」「米農家は出荷する米や野菜と自家で消費するものとは別の田んぼや畑で作る」などなど。

もちろんプライドを持ち消費者の安全と健康に気をつけて美味しい食品や料理を作るために努力している人がほとんどだと思いますが、その見分け方は素人には難しいでしょう。

添加物の話しではありませんが、「食品会社偽装の歴史」というサイトでは過去に起きた食品偽装事件が詳しく紹介されています。(2011年5月から更新がないようですが)

私は今のところ詳細がわからないので賛成でも反対でもありませんが、TPP交渉がまとまると、優秀な日本の工業製品の輸出が伸びる一方で、外国から食材や加工食品の輸入が進むことになりそうです。

外国の食品が大量に入ってくることで、値段が下がり消費者にとってはありがたいことですが、素材そのものならまだしも、現地の基準や効率を優先して作られた加工食品までが日本の食卓を席巻するようなことになれば、食の安全性がさらに疑わしくなってきます。

すでに多くの食料加工品は外国で作られているのが実体ですが、TPP締結後には拍車がかかり、競争激化によりコストダウンのため日本から技術指導者、製造責任者は派遣されず、受け入れる際の検査官の人数も足らず、食の安全性は現地の業者任せになってしまうことを恐れています。

中国産食品、猛毒135品リスト 「ナッツ類」に発がん性高いカビ ほかにも…(zakzak)
…ヒ素にカビ毒、大腸菌。果ては猛毒の農薬も…。厚生労働省の「輸入届出における代表的な食品衛生法違反事例」を基に本紙がまとめたのが別表だ。検疫検査 の際、禁止された農薬の使用や適正量を超えた食品添加物の含有、有害な病原体による汚染など食品衛生法違反で摘発された事例を集めたもので、中国産食品の 汚染のすさまじさを物語っている。

「日本の食料自給率は低いのでもっと農業に補助金をジャブジャブ入れて保護しなきゃ」というのは農協やその組合員、農水省官僚の一方的なゆがんだ主張で、それは農業を守るためという建前を作り、それに沿った政策と巨額の補助金を得るための方便です。

そしてそこの票が政治家へと流れるわけで、政官組合の既得権益を守るため、各種規制を強固にして、参入障壁を高くしてきた歴史があります。

そしてその結果、補助金漬けにされた農業は小規模のままで生産性が低く、国際競争に立たされると自立することができなくなり、衰退の一途を辿ることになります。

日本は世界第5位の農業大国という事実

そしていま高齢化する農業従事者と、後継者がいない農家が多くなってきています。後継者がいないというのはそれだけ農業に魅力や将来性がないからです。本来政治家や農水省、業界団体たる組合は、そうなる前に農業のビッグバン(古い!)をするべきでした。

それは例え業界団体の猛反対があっても、民間資本による大規模農業経営の推進や、バイオテクを駆使した有機栽培、野菜工場、品質改良による効率化など安全性と将来性のある事業を国を挙げて推進し、企業の参入障壁になっている農地法など各種の規制(これが既得権益の温床)を次々と緩和し撤廃していくべきです。

そうすれば例えTPP交渉がまとまっても、品質や安全性をウリにして世界に通用する日本農産物を作ることが可能でした。

家庭の食卓には地元の工場で生産された安い無農薬野菜と、安全な飼料だけで育てられた県内畜肉業者の新鮮で美味しい肉が並び、加工食品もその原料の産地や加工された場所はもちろん、使われている調味料の種類と量までがしっかり明示され、それらを消費者が自ら選択して買えるようになれば素晴らしいことです。

今からでも遅くはありません。政治家は業界団体や官僚の反対を恐れず、票集めの補助金ではなく、日本の安全でしかもリーズナブルな食品・食料が豊富に自給できる政策を早く進めてもらいたいものです。

 【関連リンク】
 634 味覚の変化について
 613 関西風味
 583 人口が減るのもいいんじゃない
 556 塩の話 
 438 生物多様性と絶滅危惧種について
 437 日本は世界第5位の農業大国という事実

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