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2011年新年明けましておめでとうございます。
 
昨年の1月1日は、それまで使っていた旧日記(Geocities)からこの新しいブログへ移行をおこなった日(投稿は1月3日付け)で、九十九里浜からの初日の出参拝の内容でした。
 
あれからもう一年、というか実感としてはまだ一年かというところです。日記自体は2002年から始めていますので、そんなものかも知れません。

しかし旧日記から最新ブログへ移行したことで、検索エンジンに表示される割合が確実に上昇したせいか、今までより多くの方に読んでいただけることになりました。
 
相変わらず、オヤジのわがまま、偏見、独断、無責任のしかも悪文の内容ですが、なにか継続していくことが自分のためにとって意味があることだと思って書き続けています。
 
また、現在リストラで苦しんでおられる多くの方々にとっては、もはやこのサイトや日記は役立つ内容のものではありませんが、40過ぎでリストラに遭い、その後どうにか復帰しているオヤジの無力なつぶやきだと思っていただければ幸いです。
 
さて、今年の元旦は、天候次第と思っていましたが、予想に反して太平洋側は晴れとの予報が出ていましたので、早起きして初日の出を見に行くことにしました。
 
昨年は海から昇ってくるご来光を見ましたので、今年は山、しかも日本一の富士山から昇ってくる日の出を見に行こうと計画しました。

富士山のすそ野から昇ってくる日の出を見るならば、遠くなら南アルプス方面、近場なら静岡県富士宮市から山梨県南都留郡富士河口湖町までのあいだと言うことになります。
 
いろいろと情報を調べると、富士宮市にある観光牧場が東名富士インターからも近く朝の6時から営業をおこなっているということと、その牧場の高台から初日の出を見ることができるという情報がありそこに決めました。
 
到着したときはまだ真っ暗でしたが、しばらくすると急速に明るくなってきます。
 
夜明け前の富士山も綺麗に見えます。
20110101_1.jpg

そしてやがて富士の裾野からご来光です。
20110101_2.jpg
 
今年こそこの陰りひとつない、澄み切った世の中になってもらいたいものです。また個人的には、厳しい経済環境下に置かれ苦戦をしている企業の業績回復と雇用が安定化することです。
 
私の知人、友人から、早期退職という名のリストラで追い出されてしまった人や、50歳近くになってからの地方への単身赴任、起業したものの収入が安定せずに貯蓄を取り崩し続けている人など様々な苦悩を聞かされますし、私も決して他人事ではなく、給料カットは当たり前、下手すれば早期退職という可能性だって多分にあります。
 
誰しも努力していないわけではないでしょうし、運不運もあるでしょう。先見の明があるのかないのか、要領がいいか悪いかなどもあります。

世の中を恨んだり、経営者の無能ぶりに怒ったり、政治家の一言一句をあげつらったりしても、なにひとつとして自分にとって役立つことはありません。そして最後は結局自分のことは自分で責任を取るしか仕方がないのです。
 
ま、そんなこんないろいろな想いをいだきつつ、日の出を見ながら「今年一年、また淡々と頑張らなくっちゃ」と1年の計をおこないました。 

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457
あるブログを読んでいて「やっぱりな」と思ったのが、「30代になっても親と同居して実家から出ず、ましてや結婚もしない(できない)男性が増えている」ってことです。いや別段、早く親から独立して別居すべきだとか、結婚は○歳までにすべきだなんてことを言いたいのでもなければ、そう思っているわけでもありません。
 
逆に、高度成長期から進んだ核家族化が停まり、これからは従来あった大家族化が見直されて進んでいくだけのことかもしれませんが、結婚して親と同居する本来の大家族化とは違い、結婚しない同居が増えてきていることにちょっと不安を感じているのです。
 
図1
年齢・男女別、親との同居している割合
 30代前半で男性3ポイント、女性4ポイント、30代後半で男性9ポイント、女性で4ポイント同居率が高まっています。この親との同居は未婚率や非正規社員率との関係が高いと思われます。
20101228_1.jpg
 
図2
年齢・男女別、未婚率
 男性は20代後半と30代後半で8ポイントも未婚率が上昇し、女性は20代で4ポイント、40代前半で3ポイント未婚率が上昇しています。
20101228_2.jpg
 
この傾向は男性だけでなく当然女性にも当てはまると思いますが、今でも女性の場合は「家事手伝い」=「無職とほぼ同義語」という当たり障りのない言い方があります。同じような立場でも男性で定職を持っていないと「家事手伝い」とはならずに、無職とかニートに分類されてしまいそうです。
 
十数年前から20代のフリーターなど定職を持たない若者や、そもそも働きもせず学校にも通わないニートの存在が社会的に大きな問題となっていました。また主として従来の結婚適齢期になっても自宅に住み続け、独身生活を謳歌する女性のことを「パラサイトシングル」と呼ぶのが流行ったのが10年ぐらい前のことです。
 
当然そういう人も歳を重ねていき、そこから抜け出していった人も数多くいるでしょうけれど、そのままズルズルとその日暮らしの生活を続けたり、親の元で親の収入をあてにして定職を持たずにやってきた人も多いはずで、この史上稀に見る長期的な不況の元、あらためて正社員になろうと思っても、そう簡単にはいかず、非正規社員であったり、30歳を超えても新入社員と変わらない低所得の仕事しか得られない人が増えているのが実態ではないかと思った次第です。
 
それでもまだ30代です。企業が積極的に中途採用をしてくれるのは35歳までで、30歳を超えると経験を要求されることも多いのですが、あらゆる方法を駆使して企業の規模、仕事内容、勤務場所を選ばなければ、まだ救いはあります。少なくとも住宅ローンや子供の学費で一定以上の収入や、その他条件がある中高年者と比較すれば、まだ可能性はずっとあります。
 
1980年代のバブル時代には、それこそ「猫の手も借りたい」ということで、全年代に恐ろしいほどの雇用需要はありましたが、今後ますますモノが売れず低成長が続く高齢化社会において、雇用の縮小化は避けられない趨勢です。
 
それらの定職を持たない、あるいは年齢にふさわしくない低収入の30代は、これからどうしていけばいいのでしょうか?おそらくなにも手を打たなければ、10年後もそのままの非正規雇用または低収入のまま40代へと突入していくことになります。親の年金と遺産に頼るという人はそれでもいいのですが、本当にそれでいいのでしょうか?
 
少なくとも親が生活の面倒(住まいや食事)を見てくれているあいだなら、稼いだお金は自分で使うことができます。もし将来の自立や自活を考えるなら、今のあいだに生活基盤を作らなければなりません。言うは易しですが、実行するのはたいへんなことです。
 
まず考えられるのは(1)貯金(2)勉強(3)交友(4)起業などですが、それらがすぐに始められる人なら、いまそのような状況にはなっていないような気がします。
 
そこで、思い切ってより厳しい環境に自ら身を置くことで、今までの生活スタイルを断ち切る方法があります。
 
それは(5)弟子入りです。弟子入りは基本的に収入は得られないと思ったほうが良さそうですが、真面目に勤めれば1日3回の食事ぐらいはなんとか得られるでしょう。勤務は労働基準法なんか関係なくそれこそ24時間勤務を覚悟しなければなりません。
 
なにをするか、どこへいくかは人それぞれでしょうけど、人気料理人への弟子入りや、カリスマ美容師、有名デザイナーの弟子入りなんていうのは、所詮素人は相手にもされませんのでもってのほかです。また伝統芸能、相撲部屋、落語家、著明な芸術家などの門を叩くのも遅すぎますから無理でしょう。
 
一例をあげるとそれほどメジャーではない地方の伝統工芸の職人さんのところや、後継者の少なそうな特殊な仕事、例えば、地方のお寺(僧侶)、陶芸、石材、造園、牧童など家畜の飼育、僻地で高齢化が進む地域での林業や農業、漁業と言ったところへ行き、住み込みをして働くのです。いずれも都会ではない場合がほとんどです。
 
できるだけ都会から遠く離れ、仕事は厳しくて決して誰も弟子入りなんかしないような、だけども需要や必要性は少ないながら確実にあるという仕事を探さなくてはいけません。最近は地方自治体や市町村が移住+仕事紹介をしてくれるところもありますので、そういうのを利用するのも手かもしれません。
 
望ましいのは、後継者がいない上にまもなく引退が近い伝統工芸の職人さんへ弟子入りすれば、そして何年か後、技術も顧客もそのまま引き継げる可能性があります(のれん分けなどのお金は必要でしょうけど)。もちろん技術や人間関係は努力して引き継がなければなりません。
 
どうせ都会にいても「やれ経験が少ない」「やれ職を転々としている」「やれ資格を持っていない」などと、まともな面接すらままならないのであれば、しかもまだ結婚していなく家族を養っていく必要がないのであれば、そう言った生き方にチャレンジするのもいいように思います。
 
うまく取り入れば、その仕事場の周辺には、跡取りがいなくて困っている旧家が多く(たぶん)、嫁さんを紹介してくれる世話好きな人も多く、仕事も嫁も、さらには(田舎ですが)大きな家まで手に入れることが可能かもしれません。そう、1960年代からずっと続いてきた「おら東京へいくだ」の逆を貼るわけです。
 

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456
以前、営業職だった頃は、ランチタイムに会社にいることが珍しいので、昼の食事は外で、時間も不規則に移動時間の合間にひとりで摂ることが普通でした。

時には同行している上司や部下、仲の良い顧客や、待ち合わせをした友人などと一緒にと言うこともありました。
 
現在は、仕事が内勤となりましたので、節約も兼ねてお弁当を持参しています。しかし同じ内勤者でも、お弁当を持ってきている人は少なく、また会社内に休憩室や社内食堂のような施設はありませんので、仕事が落ち着いたところで好きな時間に、自分のデスクでお弁当を広げることになります。

ま、言ってみればひとり寂しく冷えたお弁当でランチしています(笑)←つっこまないでください。
 
それはともかく、そのランチタイムにはお弁当を食べながら、その日のニュースや気になるブログなどを一通り見て回るという貴重な時間でもあります。
 
私は通常使っているブラウザにニュースやブログのRSS配信※が設定してあり、それを見ると、未読のニュース記事やブログのタイトルと、書き出しの数行の一覧がズラリと出てきます。

それをチラミしながら、詳しく読みたいと思う記事があると、「Ctrl」キーを押しながら記事タイトルをクリックすると、ブラウザの新しいタブが開き、その記事が表示されます。

そして開いた記事をすぐに読むのではなく、まずは読むべき記事、読みたい記事を探して次々開いておきます。
 
一通りRSS配信された記事やブログの一覧を見たあと、今度は開いておいた記事を次々読んでいきます。読むとそのタブを閉じていき、新しく開いたタブがなくなると終了です。読み切れなかったタブは、そのまま置いておき、休憩時間などにまた読みます。
 
記事を読んでいて、気になったことや、あとでまたゆっくり読みたいものがあると、そのページのURLと記事の一部、日付等をコピペしてメールの下書きとして貼り付けておきます。

この下書きメールは決して送信されるものではなく、使っているのがWebメール※なので、会社でも自宅でも必要なときに呼び出せる共用の保管庫のような役割を担っています。時にはその内容がブログのネタの一部になったりします。
 
最近ではTwitterから最新ニュースを拾うことも多くなってきました。しかしTwitterの場合は、次々と発言や情報が流れて去りますので、RSSのような一覧性はなく、どちらかと言えば速報性や更新情報に適しています。

またTwitterの場合は、とにかく情報の数が多くまた幅も広いので、取捨選択が自由である反面面倒くさくも感じます。
 
ここから下は初心者向けの解説です。
 
※RSS
ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称(Wikipedia)。私は朝日新聞社の「asahi.com」や「イザ!ニュース」、趣味のサイト(MLBなど)や定期観察しているブログなどをRSS登録しています。まだ使っていない人は便利な機能ですからぜひお試しください。このブログも更新されると自動的にお知らせするRSS機能が備わっています。右側下にあるRSSをクリックして「このフィードを購読する」を選択すればブラウザにその情報が組み込まれます。なにか「購読する」ボタンは、それだけで課金されてしまいそうな印象を受けますが、それはありませんので安心して押します。RSS情報を見るにはIEの場合「Ctrl」+「J」で右側にフィード一覧が現れます。ブラウザの右側に常時表示をしておくことも可能です。
 
※Webメール
以前の電子メールはローカルPCで読み書きし、それをメールサーバへ送受信していましたが、最近ではブラウザ上でメールを書いたり、読んだりするのが主流となりつつあります。メリットはネットにつながっていればどのPCや携帯電話からでも送受信ができ、過去のメールも消さない限りはすべて読めます。またPCを入れ替えるたびにメールの設定や過去の受信メールを移し替えたりする必要がありません。普段使っているPCが故障して使えなくなっても、過去メールは安全なところに残っているということです。フリーで使え有名なものとしては、GoogleのGmailやマイクロソフトのHotmail、yahoo!のyahoo!メールなどがあります。 

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455
悪人 (朝日文庫)  上・下 吉田修一

金髪に染めた妻夫木聡主演で最近映画化され有名になりました。いつも正義の味方風の役ばかりだった妻夫木聡がタイトル通り悪人役を初挑戦し、さらに根強い人気のある深津絵里との濃厚ラブシーンがあるというのが映画のウリでした。まだ観ていませんが。
 
著者の吉田修一氏は1968年生まれの42歳、東野圭吾氏より10歳若く、伊坂幸太郎氏と年齢的には近く、ちょうどノリにのった威勢のいい時期なのでしょう。

その伊坂氏と同様に作品数も多く、書店では平積みされ比較的よく目にするライトノベルな人気作家さんです。
 
この悪人では九州の地方都市で織りなす若者のライフスタイルを描いていますが、出会い系サイトや合コンで知り合った肉体だけの軽薄な男女関係の描写が多く、様々な重苦しい感情と爽やかさ交差するような恋愛ものとは一線を画しています。

この小説を読んだだけでは、この内容がどうして映画化までされるようになったか、私には少しも理解ができません。

著者別読書感想(吉田修一)
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 

著者は知る人ぞ知る1977年から2005年までの27年間ものあいだローカルテレビ局(テレビ神奈川)が制作していた「新車情報」という番組で、自動車会社の社員達に向かってズケズケと辛口の意見を言う態度も、それに見た目の体つきもでかいキャスターとして有名だった自動車ジャーナリスト(本人は評論家と言われるのを嫌がっている)です。
 
高度成長期時代には、自動車メーカーと言えば飛ぶ鳥をちぎっては投げ、ちぎっては捨てていくような、傲慢さと勢いのある会社ばかりですから、その会社の自信作に対して、テレビ番組でケチをつけるわけですから、それはそれは大変な勇気と覚悟がいったことでしょう。

元々がカメラマンで自動車だけでメシを食っていなかった三本氏だからこそできたのでしょう。

またそれを支えていたテレビ局も下手をすると大きな収入源である自動車メーカーを敵に回すことにつながりかねませんから、よくやってきたと思います。
 
新車情報がスタートする少し前、1976年に出版されて大ブームが起きた「間違いだらけのクルマ選び」と言う日本車の欠点を論った本は、徳大寺有恒という当時は正体不明のペンネームで出版されました。

これは自動車評論家の杉江博愛氏が「本名で出すと仕事上影響が出るから」という理由でしたが、それを物語っています。
 
その三本和彦氏も今年で79歳。もう立派な後期高齢者で、彼が名付けた?「枯れ葉マーク」を付けて運転しなければならない年齢ですが、これが最後の日本車に対する苦言というか、提言ということなのでしょう。
 
内容としては、学生時代にその後カーグラフィックスを立ち上げた小林彰太郎とバイト先で出会った話し、日本中ミニバンばかりで面白さがなくなったことを憂い、自動車メーカーだけでなく、クルマの部品メーカーの生き残りについても語っていますが、多くは現状、特に今年のクルマ情報です。
 
その最新クルマ情報の中では何度もフォルクスワーゲンポロをベタ褒め、スズキのスイフトを次に褒め、さらにはタイで生産が始まったマーチを褒めと、相変わらず庶民的な視点がいい感じです。
 
BMWやベンツのエンジニアにかくかくしかじか教えてやっただの、カメラのニコンにジョルジェット・ジウジアーロを紹介してやっただの、やや、自慢たらしい話しも多いですが、ま、遺言なのでなんでも許されてしまうのでしょう。

あとは単なるクルマ好きや自動車評論家ではない、三本スピリットをもった若い人を育てるようなこともしてもらえたらいいですね。
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 

出せば必ずヒットする多作なベストセラー作家ですが、少々飽きがきていて読むのは久しぶりかもしれません。
 
村上春樹の1Q84と並行して読んでいたせいもあって、時々小説の内容が混乱することがありました。

いや内容が似ていると言うのではないのですが、登場人物が時々混ざってしまい混乱をきたし、あれどうだったっけと少し後戻りして読み返したりしながらの読了でした。

内容は決して複雑ではなく、普通に一冊だけを読んでいれば、すぐに読めるものです。
 
ストーリーは「15年前に起きた殺人事件と進行中の不倫」ということで、もう十分使い古されたテーマですが、そこは東野圭吾氏のテクニックで多少ひねりが入っています。

でも彼の人気と実力なら、いつまでもこのような本は書いていて欲しくないなという思いが半分で、あとの半分はこれだから安心して読めるということです。
 
正直なところ、東野圭吾氏の小説はすでに10冊以上読んでいるので、ハーレクイーンか水戸黄門と同じく大筋の流れがワンパターン化も極まれり、もうお腹が一杯という感じです。

もう彼ほどの成功を収めると、お金のために書く必要はなくなっているはずなので、次は彼がなにかを吹っ切って、新しいことに大胆に挑戦した時に読んでみたい気がします。

著者別読書感想(東野圭吾)
 
  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
 
1Q84 BOOK 1 村上春樹

単行本なので、日々の通勤時の満員電車内で読むのは控え、寝る前のナイトキャップ代わりに少しずつ読んでいます。年内にはBOOK3まで読めそうなので、またその時に感想を書きます。
 

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454
NTTの電話を最初に敷く際に払わされる施設設置負担金は、1897年(明治30年)に加入登記料制度が発足し、これが電話加入権の始まりで、その加入登記料は15円でした。

ちなみに明治30年と言えば、日本楽器製造株式会社(現ヤマハ)が創業し、龍馬伝でお馴染みになった元土佐藩士後藤象二郎が亡くなった年でもあります。
 
その後この加入権は何度か名称や金額の改正がおこなわれましたが、鉄腕アトムの連載が始まった年1952年(昭和27年)に日本電信電話公社が発足し、電話設備費負担金は30,000円、高度成長時代の1971年には設備料という名称に改称されている負担金が5万円、1976年には8万円まで上昇していきます。

この頃新たに電話を設置した人達というのは、ちょうどその頃20代も後半となり、結婚をして新生活を始めた団塊世代ということでしょう。
 
1985年に公社は民営化され日本電信電話株式会社ができ、名称も工事負担金に改称、その金額は72,000円、1989年には現在の名称である施設設置負担金となりました。
 
 1887年 電話加入登記料
 1925年 電話加入登記料+設備費負担金+工事負担金
 1948年 装置料
 1951年 装置料+電話設備費負担金
 1953年 電信電話債券
 1960年 設備料
 1985年 工事負担金
 1989年 施設設置負担金
 
と、この120年のあいだに、様々な名称や理由付けで国民をうまく丸め込み、国営事業や公社時代ならともかく、一民間会社のNTTになってからも、一度得た利権は手放そうとせず、NTTの資産(=株主やステークホルダーの利益)となり、官僚天下りの温床となり、そして独占する電柱や架線などのインフラや交換機などの機材を建設し調達してきました。
 
つまりは「国営事業=国民の税金」で作られた逓信省、その後国策事業で生まれた電電公社であり、民営化されたとは言え国が大株主の日本電信電話だからこそ、みな信じて世界的に見ても例のない意味不明の加入権を支払ってきました。

お金を返さないならば、そこで敷設された日本中の通信インフラは国民共有財産ということもできます。
 
そして集めた一般的に加入権と言われる施設設置負担金はNTTの説明では単に「基本料金の前払い」という苦しい言い逃れに徹していますが、差し押さえがおこなわれたり、市場で売買までされていた財産であり債権であることは疑いようもなく、何年かかってもいいので、払った人に利子を付けて返却してもらいたいものです。
 
しかし残念ながら、グループ社員数約20万人、連結子会社数536社を擁するNTTがもたらす利権や影響は莫大で、NTTグループの役員や社員、そこから多大な支援や恩恵を受けている政治家や総務省などの官僚達、NTTから仕事をもらっている下請け企業や広告代理店、製品を購入してくれる大手電話機、交換機メーカーなどは、NTT様々ですから、このような国民共有財産という認識は残念ながら1%も持ってはいないでしょう。
 
ちなみに施設設置負担金の返却や加入権下落損失の訴訟は過去に何度もおこなわれていますが、元々は国営事業であり、日本有数の法律家や政治家を取り込んでいる巨大なNTTに真っ向勝負で勝てるはずもありません。
 
電話加入権集団訴訟
 
ソフトバンクが主張する税金を使わない「光の道」構想は、様々な異論や反論があり、ここで全体の評価は控えますが、その主張の中でたったひとつだけ注目すると「国民から施設設置負担金という名目で集めて作った電柱や架線部分の日本中のインフラは、国民共有財産であるべきもので、ビジネス部門のNTT本体と切り離し、新たな回線会社を作り、道路や公園、水道管などと同じように国民の共有財産として運営すべきではないか」というのは、正しい主張のように思えます。
 
つまりNTTやKDDIなどの民間通信会社は、電柱から各住宅への配線と、それを使ったサービスで競争しビジネスをおこなうのが正しいやり方ではないかということです。
 
もしそれができないのなら、毎年目立たないようにほどほどの利潤をコンスタントに上げ、天下り官僚を大量に受け入れ、官公庁の仕事の大部分を競争もなく手に入れ、ファミリー企業でお金をグルグルと回していたりしないで、負担金を今すぐ国民に返却してもらいたいものです。


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