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337
生活保護受給者やホームレスに様々なテクニックを使い、給付金や支援金を根こそぎ奪ってしまう、いわゆる「貧困ビジネス」について書籍やマスコミがあれこれ指摘をしています。

もちろんそれら自体は善意でおこなわれているもの多いでしょうし、法や常識に照らし合わせてまったく問題ないものも数多くあります。

ただ、中には善人のフリをして近づき、弱者の弱みや無知につけ込んで収奪に近いものがあるそうで、そのようなビジネスに対して擁護するつもりはまったくありません。

貧困ビジネスと呼ばれるものには、様々な種類がありますが、一応法律に準拠しておこなわれているものでは、労働者派遣、ホームレスへの住宅提供、金融などがあります。

ここでは「ホームレスの人に生活保護費を受給させて、その給付金のほとんどを奪ってしまうビジネス」について書いてみます。

仕組みはこうです。
まず仕事が見つからず無収入であったり、できてもわずかだったりすると生活保護の申請をおこなうことができます。でも生活保護を受けるには住居を決める必要があります。

つまりホームレスやネットカフェを転々としていると生活保護が受けたくても受けられません。

そこである業者は役所に届けるだけでおこなえるホームレス支援のための無料宿泊所をオープンします。この宿泊所は、役所の審査があるわけではないので、昔で言うタコ部屋のような部屋でも可能です。

そしてホームレスの人達に支援という大義名分の元、優しく声をかけ、住居(無料宿泊所)や食事などを提供し、さらに受給資格のあるひとには生活保護が受けられるよう指導します。

一見すると「なんと素晴らしい社会的な意義のあるビジネスなのでしょう!」と思ってしまいます。

しかし業者は生活保護を受ける人達の銀行口座(預金通帳、印鑑、カード)を先に押さえておき、現金で支払われる場合は、一緒に役所までついていき、受給者に支払われる給付金約13万円/月のほとんどを先に奪ってしまいます。

業者側は、正当と主張する高額な食費代や布団代などの経費をその給付金から支払ってもらったにすぎないということで、差し引いた残り1割程度が受給者に渡るということです。

そして不満でも言おうものなら、お約束の恐い人が出てきて震え上がらせてくれます。

そういうビジネスが普通に成り立ってしまうのが、自治体や市区町村がおこなう公共福祉事業が緩くて大甘なところなのでしょう。

なぜ、民間でそういうビジネスが成り立つのか?なぜ、ホームレスの人が簡単にそのような罠にはまってしまうのか?なぜ、生活保護が必要な人にそれが回らないのか?

それを自分達には関係ないことと思って、非効率で暇をもてあましている呆けた役人達が、少しでも頭を使って学び、考えることができれば、税金の無駄遣いを減らし、しかも真のホームレス支援に役立つのではないかと思うのです。

本来ホームレスの人達に優しい言葉をかけ、必要なら宿泊所を紹介し、資格があるなら生活保護の申請を丁寧に教えてあげるのは民間ではなく、お役所の人達の仕事でしょう。

ところが、報道によるとなんでも大阪近郊の市町では「生活保護は大阪市で申請すると通りやすいから」と言って大阪市までの交通費を渡して追いやっていることが日常化しているそうです。

自分の役所で生活保護の申請があると予算を圧迫したり、本省から「審査が甘い」とお叱りを受けることになるそうです(噂です)。

少し前の日記にも書きましたが、就業支援の前には、まず住宅支援が必要ですが、無職でホームレスの人は、助けがないと民間の賃貸アパートはまず借りられません。

高い敷金や礼金、家賃はもちろんですが、無職だったり、保証人がいないとそれだけで賃貸契約はしてもらえません。そりゃそうです、民間のアパート経営だって、滞納などのリスクは避けたいのです。

年越し派遣村など一時的な収容のための施設はあるようですが、地方自治体や公共団体が提供する低所得者向けに長期間住むことができる住宅は明らかに不足しています。

長期間というのは少なくとも3年、できれば希望すれば永続的にという意味です。政治家や役人、天下り団体の偉いさん向けには、一等地に建つ瀟洒で高級な豪華マンションが格安で豊富に提供されているのにです。

国有財産の処分も結構ですが、最近は物納される不動産も多いと聞きます。

そのような国有財産や自治体の財産で、現在ホームレスで正規就業を望む人達向けの単身者用アパートを作り、また民間の古くなってあまり活用されていない寮やアパートを役所が借り上げ、格安(または支払い期間猶予)に、保証人不要で入居できる部屋をもっと提供するべきです。

不況で困っている企業の寮を借りてあげれば喜んでもらえます。

もちろん決まった住居に長く住めない、自由をこよなく愛する人達は、そもそも正規に就業する意志がない人達ですから、その人達にそのような施設を提供する必要はありません。

またアパートでは禁酒、禁煙や許可なく他人を泊めることを禁止したり、共同生活をする上で、各種の厳しいルールを守ってもらう必要は当然あります。

嫌なら早く正規就業し、貯金をし、好きなところに住めばいいだけのことです。そうでもしないと、高い税金を支払っている多くの国民が許せるわけがありません。

貧困ビジネスで悪徳業者の罠に陥ってしまうのは、国や自治体がそういう需要があるのに手を貸さず、暖かい言葉もかけてあげられず、しかし自分のお金ではない税金をバラ撒いている現状があって、起きていることなのです。



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336
不況がますます深刻さを増す中で、う~む、、、と考えさせられる記事がありました。
 
●ブックオフコーポレーション、採用を6割増の200人に 2010/02/07 日本経済新聞  
ブックオフコーポレーション(中古書籍販売最大手) 2011年春入社までの1年間の採用を、今春入社までの1年に比べ6割強多い200人にする。中古複合型店「スーパーバザー」の出店拡大などに対応。社会人などの通年採用も強化する。
 
●CCC新卒採用、事業プランで選考、最大50人、賞金も準備 2010/02/07 日経MJ(流通新聞)    
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、2011年度の新卒採用試験をビジネスプランのコンテスト形式で行う。同社の事業を活用した企画を募集。最優秀者には賞金50万円を贈り、最大50人を採用する。コンテストで、強い入社意欲を持ち、企画力に優れた人材を厳選する。
 
●グーグル、日本で採用増 広告営業で5割、計200人規模 2010/02/05 日経速報ニュース        
検索大手の米グーグルは、日本で採用を大幅に増やす。日本法人(東京・港)の有馬誠専務が「2010年は広告営業の担当者を5割ほど増やしたい」と表明した。通年の新規採用は広告部門を中心に合計200人規模に上る見通しだ。
 
●リクルート、採用倍増、11年春新卒100人、海外事業を強化 2010/01/19 日本経済新聞
リクルートは2011年春入社の新卒採用を、前年の2倍以上に当たる100人に増やす。中国での無料誌出版など海外事業を強化する。国内の大学で学ぶ留学生の採用にも本格的に取り組み、グローバルに活躍する人材の育成を急ぐ方針だ。
 
いずれも新卒や中途社員の募集を積極的におこなうぞ!という景気のいい記事です。
 
ブックオフ、TSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブ、Google、リクルートと日本経済の牽引役は、経団連など業界団体で老醜を振りまいている旧態企業から、これらの企業へと完全に変わってきたことを象徴する記事だと思いました。

この中でGoogleは外資系企業ですが、その他は日本の企業であり、さらに加えるとユニクロのファーストリテーリングや、餃子の王将、セブイレブンジャパン、日本マクドナルドなども元気です。
 
つまり、今後、日本の製造業に勤めてきた労働者の多くは、開発、生産、管理、事務から、サービス業や新規事業開発の企画・運営などへ嫌でもシフトしていかざるを得ないということです。

しかもこの労働者シフトは昔の石炭産業から石油産業へ、または農業から工業へのシフトに数十年を要したことと比べると、まったく異次元のスピードで変わっていくような気がします。
 
激しい国際競争の中で、工場の海外移転や省力化、無人化が加速し徹底されていくと、今まで労働者の多くを受け入れていた国内の工場は、廃止か、残ったとしてもアウトソーサー(請負会社)が工場を丸ごと請け負って生産を続けるという姿が見えてきます(すでにそうなっている工場も多くなってきています)。
 
では今まで工場で働いていた数百万人の労働者はどうすればいいかといえば、アウトソーサーにおいてリーダー的な役目で、海外の労働者をマネージメントする立場になるか、上記に出てくるようなサービス業への転換、決してなくならない第一次産業(農業、漁業、林業)、そして国の援助頼りの福祉事業へと転換を余儀なくされることになります。

どうしても製造現場で働きたいというのであれば、中国語やベトナム語、タイ語、マレー語を学び、それらの国へ行って働くことで、思いがかなうことになります。
 
製造業の研究機関も、市場近くの情報が集まりやすい場所、つまり欧米向け製品の場合は欧米に、中国やアジア向けの製品の研究所は中国やインドに設置することになります。もはや老人大国になってしまい、消費、購買力のない日本に多くの内需は期待ができないので当然の結果です。
 
したがって、製造業の上流と下流いずれも日本においては、その将来性は極めて低いと言わざるを得ません。そしてその分岐点に私達がいま立っているのだろうと思います。

今までは日本の代表的な製造業であったトヨタが些細なことで世界中で叩かれ、日本品質に対して疑問を持たれてしまう結果となりました。

ここがチャンスとばかりに、今まで日本製品に圧倒されていた分野においても、日本叩きが起きる可能性があるということを示しているような気がします。

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335
40歳代の知人(妻子あり)が、会社の業績不振により昨年秋に失業してしまい、現在転職活動をおこなていると連絡がありました。そこで、どのような活動をしているのかと聞いてみたところ、

(1)大手転職サイトへの登録
(2)大手紹介会社へのWeb登録
(3)職安での求職


とのことでした。会社が怪しくなってきた頃からなのでもう1年ぐらい前から転職サイトや紹介会社等に登録し、再就職先を探し始めたらしいのですが、結果はまったくダメだったとのことでした。
 
確かに昨年から今年にかけての経済状況は悪くなる一方で、改善されていくという兆しもありません。有効求人倍率も統計開始後過去最悪ですし、しかも40歳代ともなると、そう簡単には正社員が決まるとも思えません。

しかしその人は、定年まであと20年間、自分が辞めずに続けられる仕事で、退職に追い込まれるようなことがない(立派な)会社を探すんだと言っています。そのため転職活動に対して慎重になっていて、小さな紹介会社だと騙されるのではないか?とか、求人会社は本当に安心できるところなのか評判などを慎重に調べてからでないと動けないと言っていました。

結局どんな業界のどんな仕事ならば20年間働き続けられるか?とずっと自問自答を繰り返していたそうです。
 
こういう時代の転職活動について、それはないでしょうと思い、これはちょっと放置はできないと思って、いくつかアドバイスを送りました。ただ、どういう方法をとるかの判断は、もちろんその人自身が決めることなので、必ずしもそのアドバイスが正しいとか、理にかなっているというものではないことは当然伝えました。転職活動ってよく結婚と比較されたりするように個人個人の価値観や将来展望などにかかってきますから。
 
そのアドバイスですが、過去に何度も書いてきたことがほとんどですが、
 
1) 今後20年間働き続けられる会社かどうかなんか、誰もわからないので考える必要なし
2) 一番決まりやすい転職は、信頼の置ける親戚や知人の紹介
3) 大手人材紹介会社は決まりやすい若年層の登録者が多いので、中高年だとスカウトしたくなるような年収1000万円クラスのエグゼクティブでないとなかなか相手にしてくれない
4) 大手転職サイトも同様に20~30代が中心の転職情報が多く40歳代以上の出番はほとんどない
5) 転職サイトに登録した人を求人企業や紹介会社が面接したり採用すると利用料金がチャージされるので、とりあえず会ってみようと思わない(敷居が高くなっている)
6) 5)を考えると転職サイトに求人を掲載している企業に、直接応募するというのがひとつの手である(使用料がチャージされないので面接してもらいやすくなる)
7) 30代後半以降はなにか専門分野か、経験が生かせる即戦力でないと採用されない(なんでもやります、教えてもらえればすぐ覚えますは通用しない)
8) 中小、零細の紹介会社は専門分野を持っていることが多いので、自分の専門分野に合ったところを探すと紹介してもらいやすい
9) (厳しいようだが)失業者の身で会社や仕事が選べると思ったら大間違い
10) ちゃんとした転職(仕事や会社を自分で選ぶ)をしたいなら、まずどこでもいいので正社員の立場を手に入れる
11) 正社員の立場を手に入れてから、その会社に不満があれば、次の仕事をゆっくり探せばいい
 
です。
 
でも、40歳代以上だと、これだけでも今の時期は難しいと思います。
 
なので、打つ手はみんな打つ。
 
プライドをかなぐり捨てて、親戚や知人縁者、元上司・部下・同僚に声をかけてお願いしておく。10社以上の紹介会社、できれば大手ではなく中堅以下のところに登録し時々電話をかけて聞いてみる。常に並行して2~3以上の求人応募(書類)が進んでいる状況にしておく(この時期だと書類審査に通る確率は20%以下だと思われます。つまり5社に書類を出して1件面接に勧めればラッキーです)。
求人企業の求人欄を見ると大概問い合わせ用のアドレスかフォームがあるので、これはと思う仕事(会社)にはダメモトで応募しておく。この求人用のアドレス(infoとかjobとか)は中小企業以下の場合、社長や役員クラスへ届くケースが多く、タイミングよく(ちょうど退職者が出そうとか)うまく伝われば意外と早く面接が進むケースがあります。
 
ちなみにもし、紹介会社の特徴や情報が知りたいならば、転職サイトのエン・ジャパンやイーキャリア、人材バンクネットなどの加盟エージェント(紹介会社)紹介のコーナーを見れば数十の紹介会社が掲載されているはずです。

複数の転職サイトに加盟している紹介会社は最近は少ないようで、それぞれ企業の特徴を考慮してどこかに加盟しています。紹介会社も、そのような転職サイト経由でスカウトするのではなく、直接登録してもらったほうが、チャージ(利用料や成功報酬)がかかりませんので、たぶん喜ばれると思います(加盟料だけで成功報酬のないところもあります)。

今の様相だと、四月以降もまだまだ経済状況は厳しいと思われます。
決してあきらめることなく、まだ40代~50代前半の人ならば、アルバイトやパートで落ち着いてしまわずに、正社員の道を探ってみてください。

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もうずいぶん前から家ではミネラルウォーター(2リットルペット)を箱で買ってきて、コーヒーやお茶など入れるときに使っています。買うのはだいたいスーパーで、安売り時にまとめて3箱(6本×3箱)ぐらい買ってきます。まとめて買っておくのは、大型地震などにより万が一断水した時のために最低限の飲み水は確保しておきたいという理由もあります。その前に大型地震がきたら家がつぶれてしまいそうですが、、、

考えてみると最近は安全で美味しくなってきたと言われているタダ同然の水道水を飲み水としてはあまり積極的に使わず、重くて置き場所に困るミネラルウォーターを買い続けたり、コンビニや自販機で手軽にミネラルウォーターを買うようになってしまったのは、なんだか不思議な気がします。

私の子供の頃はミネラルウォーターって外国製の高級品しかなく、大人がウイスキーの水割りに使うぐらいしか用途がありませんでした。時々起きていた事前にわかっている断水の前には鍋、ヤカン、バケツに前もって水道水を溜めておいたものです。

今から25年とか20年とか前の話になりますが、降雪や降雨が少なく夏場に水不足が続いたり、工業用で予測を上回る水が必要となって、水道水の品質が落ちた時期があったように思います。家庭用浄水器などが大ヒットした時期でもあります。

その時は水道水が臭ったり、カルキ臭が強かったりしたことがありましたが、水道局や浄水場の原因だけでなく、古くなった送水管や貯水槽、家庭の配管パイプなどにも原因があったのかも知れません。

子供の頃は水が飲みたくなると公園でも家でも水道の蛇口に直接口を付けて(考えると非衛生的)ゴクゴク飲んでましたし、水で薄めて飲むジュースの素も普通にありました。でも今では少なくとも都会の子供には、親が水道水の水をそのまま飲ませるようなことはあまりしていない気がします。

結局は、まんまとサントリーやキリンビバレッジ、ハウス食品などミネラルウォーター販売の会社に、「水道水は危険」「美味しくて身体にもいい」「世界では常識」などのアンチ水道水のイメージを潜在意識の中にすり込まれ、「ミネラルウォーターを買わずにはいられない症候群」にはめられたとしか思えません。

外国で飲み水としてミネラルウォーターが使われる多くの理由は、日本ほどシームレス水道管が普及していなかったりして水道水が飲料として適していないからなのですが。

東京都水道局を始め全国各地の多くの水道局は水道水を詰めたペットボトル飲料を販売しています。つまりミネラルウォーターに負けない味だという自信の表れでもあるのでしょう。

大阪府にある枚方市水道局の「きらり枚方 天の川のしずく」なんていうのはいかにも美味しそうなネーミングですが、中身は所詮水道水(殺菌や濾過の方法とか多少は違っているかもしれませんが)です。大阪の水は不味いというのが一般的な定評でしたが、果たしてその伝説は覆せているのでしょうか?

デフレを一層加速させている感もある安売りネタですが「西友が500ml・48円のミネラルウォーター販売(2月1日)」という記事が出ていました。自動販売機やコンビニで売っているミネラルウォーター(500ml)は通常110円とか120円が普通ですから、その半額以下というのはインパクトがあります。

味などそんなに気にしなければというか、慣れてしまえばどれも同じようなもので、お茶で言えば「伊藤園のお~いお茶」と「サントリーの伊右衛門」の違いぐらいで、そうそう気になるものではありません。

少し話は変わりますが、「ガソリン代が高い」「暫定税率廃止せよ!」とよく聞きますが、そういうドライバーでもミネラルウォーターを自販機やコンビニで買っていると思います。いくら自分が飲むからと言ってもたかが水に1リッター換算240円(500mlペット120円として)を文句も言わず支払っています。

一方ガソリンは同じく1リッターで現在120~130円ぐらいです。ガソリンと水を比べると、水のほうが倍近く高価だというのもなんだか変な気がしませんか?えっ?1回に使う(飲む)量が違う?まぁその通りですが、、、

ミネラルウォーターは、河や湖や地下から水をくみ上げて、必要なら殺菌、またゴミや不純物が混じらないようフィルターにかけたあと、ボトルに詰めればハイ一丁出来上がり。そしてその水は誰が、どこでも、どのようにしても販売が可能です。消費税はかかるけど、その他に道路特定財源や環境税など野暮なものが上乗せされることはありません。

ガソリンは、OPEC(だっけ?)に頭を下げ下げ(時にはPKOを出したり莫大な経済援助をおこない)、掘れば吹き出してくるような巨大油田がなくなった現在では、地下の深くや海底の小さな油田から苦労して原油を吸い上げ、専用タンカーで地球を半周して運び、工場で不純物を取り除き、精製を繰り返し、その中でも上質な油だけを取り出して、さらにエンジン洗浄剤や添加剤まで加えて、頑丈なタンクローリーで輸送し、安全設備の整った給油施設を作り、危険物取扱責任者を置いて、オマケに販売価格の40%以上にあたるリッターあたり53.8円のぼったくりのガソリン税をかけ、さらにその上に消費税を乗っけて(税金に税金をかける税金の二重取り)、認可を受けた場所でやっと販売できるのですが、それでもミネラルウォーター(500mlペットボトルの価格と比較して)の半分の価格というのは、、、どう考えても不思議です。

経済の原則からしてモノの値段が需要と供給のバランスで成り立っているのだとすると、「本当にガソリンって不足しているのか?」「もしかして飲料水のほうが不足しているのでは?」「燃費の悪い車がなぜいけない?」と、ガソリンの消費量を抑えるのも結構だけど、それよりもすでに飲む根拠が薄くなっきたミネラルウォーターから水道水に変えた方が、個人のお財布にとってはずっとエコで優しいような気がするのですが。えっ?論点がズレてる?確かにその通りです。



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今日は節分です。節分で思い出すのは、子供の頃にじゃんけんに負けて渋々鬼になったら、豆まきの集中攻撃に遭い、こてんぱに打ちのめされた惨めな悲しい記憶、、、ではなく、仕事中に偶然立ち寄った柴又帝釈天でおこなわれていた豆まきのことです。

setsu.gif仕事でたまたま柴又近く、と言ってもそれほど近くでもない町屋にある会社へ午前中にひとりで行く用事があり、仕事が無事に終わり、近くで昼でも食べてから会社へ戻ろうと思っていたとき「確か寅さんの柴又はこの近くじゃなかったっけ?」とハタと気がつきました。

そこでいつも仕事の鞄に入れてあるポケット地図を見ると、京成に乗れば割とすぐのところだと判明し、時間があったので帰りとは反対方向の京成に乗り、初めて柴又駅に降り立ったのです。

駅前には寅さんの銅像が建っていて、映画の世界そのままに雰囲気を盛り上げてくれます(ような気がします)。

しかし残念ながら私は関西生まれの関西育ちなので、言葉や風習、それに映画の舞台が基本的に東京下町の寅さん映画には、ほとんど興味がなく、映画館で(お金を出して)寅さん映画を見たこともなく、テレビで放映された古い映画を2~3編見たことがある程度です。

多くの根っからの関西人なら(全部とは言いませんもちろん)、たぶんそんなものではないでしょうか。

同様な例をあげるとお正月におこなわれている箱根駅伝も、関東では毎年テレビも新聞も大きく取り上げ、中継するテレビ局なんかはオリンピックかワールドカップ並みの扱いで必死に盛り上げようとやっていますが、関西ではテレビ中継こそやっていますが、関東と比べると視聴率はかなり低いのではないかと思うぐらい盛り上がってはいません。

そりゃそうでしょう、例えば関西の大学選抜だけが六甲山を走る歴史ある駅伝があったとして、根っからの江戸っ子達が、それを見たいと思うかどうかを考えれば同じ事なのです。

なので、吉本新喜劇のことなら毎週土曜日の昼に欠かさず見ていたので、どこでどういうギャグが出るかなど詳しいですが、寅さんことは、ほとんど知らないので、銅像を見ても、参道を埋め尽くす、似たり寄ったりの自称元祖だの本家だの書いてある団子屋さんやお土産屋さんを見ても、なにがなんだかよくわかりません。それよりも昼飯をどこで何を食おうかと思いつつ歩いていました。

何か昼飯によさそうな店はないかと参道をブラブラと歩いていくと、突き当たりにかろうじて記憶にある「帝釈天で産湯をつかり」の帝釈天があり「ああ、ここがそうなのね」ぐらいの感覚で境内に入っていくと、境内はガラガラなのに、本堂?の周りにだけ大勢の人が集まっています。

最初はなんだろうって見ていたのですが、やがて派手な裃(かみしも)を付けたゲストらしき人が、特別にあつらえられたとおぼしき渡り廊下に出てきて、豆を投げるのを見てはじめて「ああ今日は節分なのね」と理解しました。

ちょっと理解するのが遅すぎって気もします。帰り際に帝釈天の入り口の門をよく見ると確かに「節分会(せつぶんえ)」とか大きく書いてありました。

まったく偶然にそのような場面に出くわしたおかげで、なぜか「節分=帝釈天」の印象が深く残っています。

ただその時のゲストが誰だったか、遠目だったけど、確かに知っている人(芸能人だかスポーツ選手だか)だったのをかすかに覚えているのですが、派手な色の裃しか目には焼き付いていません。もう15年ぐらい前の話です。

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