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私事で恐縮ですが、今まで15年間に渡り使ってきた私物のモバイル機器としては、PHSやガラパゴス携帯で、「今後も月々費用がバカ高いスマートフォンなど持たないぞ」と方々で公言してきたのですが、よんどころのない事情でスマホに買い換えることになりました。えぇ、いたって移り気で軟弱者なのです。
ちなみに自分の備忘録として書いておくと1990年頃から会社の携帯電話をずっと持たされていたので、仕事人間だった私(笑)が私有の携帯を持つ必要はまったくなかったのですが、通話はもちろん、ノートパソコンにつないで出先や出張先からもデータ通信用(主としてメール送受信)としても使え、利用料も携帯より安いPHS、ドコモ パルディオ314Sを1999年に初めて私費でモバイル端末を購入したのが最初で、その3年後の2012年には同じくPHSのパルディオ641Ssへと機種交換をしました。
そして2005年にはドコモがPHSをやめるというので否応なくドコモ携帯のFOMA D902iへ機種交換し、2007年には8年もドコモ一筋で使い続けてきた客よりも、新しい客ばかりを優遇するドコモのやり方が許せなく、キャリアを替えて913SH、2010年から931Nと3台連続してガラ携を使ってきました。
いままで使っていたガラ携931Nは、2010年10月に買ったものですから、すでに3年半が経過しています。電池の持ちが多少悪くなってきたものの、通常使用するにはなにも問題はなく、故障するか、電池が丸1日持たなくなるまでこれを使おうと決めていましたが、このような残念?な結果となりました。
とは言え、ガラ携だと月々2000円もしないところ、これからは毎月8000円近い出費となってしまいます。アイタタタ・・・。
発売されたばかりのモデルに対して、これほどまでのキャッシュバックやポイント追加、キャンペーンは過去には例がなく(たぶん)、おそらく今後近いうちになにか不明ですが大きな変化の波がやってくる前兆のような気がします。
例えば通常なら5~6万円はしていたスマホの本体価格が、中国で$25(2500円)という格安のスマホが登場しています。
あるいは成熟期に入りつつある次期iPhoneや、徐々に増えつつあるSIMフリースマホ+格安なMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービス拡充などがこれから展開されるでしょう。
イオンが4月1日から限定数ですが月額2,980円のスマホ発売というニュースもありました。
いずれにしても、これからまだ新たになにが起きるのかわかりませんが、今のうちに簡単に途中解約できない2年縛りで契約をとれという号令が奥の院からかかっているのでしょう。
個人的にはまんまと携帯キャリアの「永続的高額請求」策略にはまってしまったという感があり、使ってみて便利さを感じなければ2年縛りの契約が終わり次第、通話とメールだけのガラ携に再び戻って、また支払料金をギリギリまで下げてやろうと思っています。使い方次第ですが、今でもスマホからガラ携に戻る人が結構いると聞きます。
スマホを使って経験した上でガラ携を使っているのと、使わずにあれこれ言うのとでは説得力も違うでしょうから、2年後に「なぜスマホを捨ててガラ携に戻ったか」という記事を書きたいと思ってます(ホントか?)。
移り変わりの早い業界なので、2年先のことなどどうなるかわかりませんが、もしかするとスマホもガラ携並の値段まで下がっている(逆にガラ携がスマホと同等の価格に上がっている)かもしれませんね。
もしそうなっていればそのままスマホやスマホに変わる新しい未来のモバイル端末にという選択もあるかも知れません(予防線)。
先進国で世界的な同時不況が続く中で、この携帯電話やモバイルビ関連ジネスだけは、この20年間ずっと右肩上がりで拡大してきた数少ない業界です。
この携帯電話(スマホも含む)ビジネスというのは、ちょうど電気やガス、水道、固定電話、宅配の新聞などと同じで、多くの人に毎月少しずつ課金をして永続的に使ってもらうというインフラビジネスの一種で、これが不況の中でも強い理由でもあるわけです。
つまり普通の庶民にとっては10万円する服を買うにはちょっとした勇気や決断が必要ですが、月々2~3千円(ガラ携の頃)なら安いと錯覚し、思い切った決断が不要で思考停止させることが可能です。
宅配の朝日新聞が月3925円(2004年~現在)ですからそれよりも安いのです。しかし3千円でも毎月3年間払い続ければ総額は10.8万円になります。
機種代金は結局通信料などの月々費用に紛れ込ませているのは当たり前なのに、機種代金無料!と言われると、10万円の商品を買うような大きな決断は必要ないでしょう。
月2~3千円の携帯電話が十分に普及し終わると、次はより便利なスマホへと移行させて月々7~8千円の支払いのビジネスモデルへと移っていきます。
単なる値上げではなく、使い方をガラリと変えることで売上は一気に倍増していくというとても頭のいいビジネスモデルです。
もしスマホが登場していなかったら、今の携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の売上は、携帯電話利用者が飽和してきた5年前からほとんど伸びず、クルマやテレビなどと同じようにお互いにシェアを食い合うだけの成熟ビジネスだったはずです。
次にこのスマホの契約が飽和状態になったとき、国内のキャリアは次はどういう戦略に打って出るのか興味があります。さすがにこれ以上月々の支払いが高額になってくると、いくら機能が豊富、通信速度が速いと言ってもついて行けないと思う人が多くなるのではないでしょうか。
その時にこの業界は初めて成長が止まり、市場に混乱が起きる可能性があります。
大学を出たけど仕事が決まらずにやむなく非正規雇用で働いて奨学金も返せないとか、ワーキングプアだ、仕事がなくて生活保護受給者だという人がテレビの取材で登場してきますが、その人の手には最新のスマホが握られていたりします。
別に貧乏人はスマホを持っちゃいけないと言っているのではなく、生活が苦しい、困っていると言っている状況との落差にとても違和感を感じます。
私の知人で、それまでやっていた商売が行き詰まり、返せるあてのない事業の運転資金を知人に借りまくっている人がいました。
その人がそれまで乗っていたマイカーはドイツの高級車(3年おきに新車に買い換え)だったのですが、さすがにこれは売ったと聞きました。
まぁ当然だろうなと思ったものの「それじゃ不便でしょう?」と聞くと、「だから新車のボルボを買った」とヌケヌケと。
なにかそれと同じような感じです。それはそれ、これはこれって。商売とマイカーとはなんの関係もなく見栄だけのこと。
その知人に泣きつかれてなけなしの貯金を貸した人や、生活保護を受けたくても受けず、食べるものも節約して必死で働いている人からすれば、どちらも「なによそれ」って感じでしょう。
ま、それだけスマホが庶民の中に幅広く普及してきたと言うことは、情報弱者を減らし、より文化的な生活をおくることができ、また最近の転職活動はネットを使うことが多いことから、決して悪いことばかりではありません。
PC用のネット契約をしてパソコンを持つよりもスマホだけで済ませるほうが安く済むという考え方もあるでしょう。
しかし、残念ながらスマホをもっと有効に活用できる方法が私に言わせればまだ貧弱で、コミュニケーションツールや通販、ゲーム、ナビゲーションなど、主として若者をターゲットにして小金を稼ぐようなものに限られています。
正直に言うと私はこれらのサービスや機能のほとんどに興味がなく、スマホに替えた意味があるのか?って聞かれると今のところないと言うしかありません。
例えば、スマホが各種の証明書代わりとなり、住民票発行、納税、選挙投票、パスポート発行、登記簿閲覧、ETC、運転免許証やその他国家試験証書、電子カルテや処方薬情報、健康診断結果、クレジットカード、定期券、履歴書、卒業証明書などとも連携し、さらに書籍や資料、マニュアルの自動音声読み上げ機能(高齢化社会では目の弱った高齢者に小さな画面で読ませるより聞かせることが重要)などもっと改善を期待したいところです。
結局はパソコンでできることは大きな画面で目にも優しいパソコンでやるっていう人にとって、スマホは単に外出中に気軽に使える携帯PCというぐらいにしか役立ちません。
携帯電話が流行る前の80年代はポケットベルが流行ったことがありました。あれも時と場所を選ばずに呼び出しがかかることに対して嫌悪感を感じる人がいて、私もその中のひとりでした。そういう人には使うときだけ電源を入れてそれ以外は切っておける安い携帯電話で十分なのかなって今もそう思っています。
【関連リンク】
755 電子書籍を普及させるには
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639 前からだけど日本の大手製造業はやっぱり変だぞ
599 スマートフォンからガラ携に戻る人達
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昨年2013年に始めて海外からの旅客数がようやく1千万人を超えたと言うことで「クールジャパン」「観光立国」政策の成功だ!などと喜んでいる政府や国の関係者がいますが、それって今までがあまりにも無為無策だっただけで、これで成功したなんて満足しているようではとんでもない話しだとということを書いてみます。
入国と出国の話しですが、1964年までは観光旅行としての海外渡航は厳しく制限されていて、1966年に年間1回限りという渡航制限もなくなり、ようやく観光旅行としての海外旅行が普及し始めました。
そういった制限もあり、日本に入ってくる旅行客と出ていく旅行客の人数はほぼ拮抗していて100万人未満という少なさでした。
高度成長期と歩調を合わせるように1970年以降は自由化で一気に日本から外国へ出国する人の数は増えていきますが、反面、外国からやってきて日本に入国する人はほとんど増えません。
その時代、団塊世代が消費の中心にいたため、自然と内需は拡大基調だったので、あえて外国から観光客を呼ぼうという意識も需要もなかったと思われます。
出国する日本人が1千万人を突破するのはバブル時終盤の1990年です。逆に外国から日本にやってくる人の数が1千万人を超えるのがようやく昨年2013年なので、もし出国と入国の人数収支バランスというのがあるとすると入国する外客数は23年遅れということになります。
つまり海外旅行が一般的になってからの40年間、日本から外国へ送り込む戦略は航空会社や旅行代理店にいくらでもあったのに、外国観光客を日本に呼び込む戦略はまったくなかったのか、ほとんど誰も知らないところにあって、それが機能していなかったということになります。
訪日外客数と出国日本人数
次に、世界各国(地域)への外国人訪問者数を調べてみました。
ギリシャやエジプトのように古代の有名な遺跡や遺産があり、たいして努力をしなくても観光客が増えていく国や、ニューヨークやロンドンなど世界の金融・経済の中心地をもつ国々もありますが、上位は決してそう言うところばかりではなく、様々な外客誘致を展開して外客を増やしていそうな国も目立ちます。
日本人に人気のある外国の観光地はと言えば、パリ、ニューヨーク、香港、ローマ、エジプトなどなど多数あります。
そうした人気の観光地(国や地域)がある中で、日本には世界遺産にも登録された富士山や古都京都、奈良、雪質がよくインフラも整っている北海道の雪山リゾートに、世界でも有数の透明度や生物の多様性を誇る沖縄の海、アジアでは最初にできたディズニーランドやユニバーサルスタジオなど、老若男女の外国人に好まれる観光名所がいくつもある日本は果たして外客数で世界の何位にランキングされているでしょうか?
10位?まさか!
20位?いえいえ
30位?まだまだ
実は33位です。
アジアの国や地域の中だけでみても、3位中国、10位マレーシア、12位香港、19位サウジアラビア、20位マカオ、23位韓国、25位シンガポール、30位アラブ首長国連邦に続いての9番目です。アジアで一番の先進国で経済大国だ!なんて威張っていても、外国からやってくる観光客数では後進国なのです。
外客数1位のフランスの年間入国外国人数は8300万人、2位のアメリカは6700万人です。日本は2012年は840万人でフランスのたった1割しかなく、他のアジア諸国、34位のインドネシア804万人、39位の台湾731万人と比べてもわずかな差でしかありません。
先進国とされるG8の国(グラフでは紺色)の中でも、日本だけ大きく引き離されての最下位です。多くの美しい自然や文化遺産、最新の技術力やアミューズメントがありながらも、実は世界の人達から避けられているとしか思えないような少なさです。
「日本は島国だからちょっと隣国へという感覚がないので」と思う人もいるでしょう。
確かに隣国と陸続きであるかどうかは外客誘致には大きな問題ですが、同じような島国の英国は日本の3倍、アイルランド、インドネシア、台湾が経済規模では何倍何十倍も違う日本と外客数ではほとんど変わらないというのは、なにかやはり日本に問題があるとしか思えません。
これらの数字から見ると、日本人が外国に対して思っているほどは、外国の人は日本が生み出してきた工業製品やアニメにこそ信頼や共感はしていても、日本という国や文化、歴史、それと日本人に対して興味も関心もないってことでしょう。
中国や韓国が世界中で日本バッシングをおこない、それが概ね成功しているように見えるのも、こうした外国から見た日本の閉鎖性、わかりにくさ、人同士の交流の少なさからきているのではないかと思わなくもありません。
問題は今までの外国人観光客誘致策が大きくずれていたか遅れていたということでしょう。
これだけ元々の来日外国人が少ないと、少しお金をつぎ込んでPRするだけでも数百万人は増えるでしょうから、世界同時不況とはいえ現状では増えて当たり前だったのです。
一時的に効果が期待できるオリンピック頼みではなく、国と観光業界が、この惨めで情けない外客数の増加に本気で取り組み、せめて10年後には韓国や中東諸国、香港、シンガポール、マカオ、マレーシアを抜き、アメリカの半分ぐらい、3000万人の観光客誘致を必達の目標とする計画を立ててもらいたいものです。
前例のないことをやりたがらない役人にまかせておいても無理な話しでしょうけど。
少ないと言うだけではなんですから、また折を見て、外客増加私案を書いてみたいと思います。
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世間では毎月のように乗用車の販売台数が増えただの減っただのが景気指標としてよく使われるのでニュースなどにもよく登場しますが、二輪についての販売台数は業界の人ぐらいしかあまり関心がなく、表面には出てくることもほとんどありません。
私は16歳の時に、原付すらほとんど乗ったことがない状態で、いきなり運転免許試験所へ行き、(当時の)小型二輪(125ccまでの原付二種)の試験を受けにいき、学科は一発合格したものの、その後の実技は2回落ちて、3回目でようやく合格。その後初めて買った中古のダックスから、ずっと原付二輪に乗り続けてきました。
学生時代に自動車教習所でアルバイトをしていた頃、400ccの中型二輪(当時)を(教習所の中で)自由に乗り回していましたので、中型二輪や大型二輪免許を取ろうかと思ったこともありましたが、なかなかチャンスがなく、現在にいたるです。
今までに原付一種を2台、二種を2台(内1台は中古)の計4台を自分で購入しました。原付免許を取得してから今までおよそ40年が経ちますので、単純平均して1台あたり10年ずつ乗ってきたことになります。
学生の頃は学校まで、社会人になってからは最寄り駅までがメインの利用で、過去に2度盗難に遭いましたが、いずれもすぐに無事に発見され、意外と長持ちさせてきました。
さて、昨今の国内の二輪市場はどうなっているのか?ということをちょっと調べてみました。出典は「一般社団法人日本自動車工業会」のデータや調査からです。
まず、統計資料を見る前は、自分の想像だけで言うと、「普通自動車免許で乗れ、若者から年配者まで利用者が多い原付一種は横ばいの推移が続き、中型バイク以上(126cc以上)は不景気ということもあって減少している」のかなと思っていました。ところがところがです。
原付一種と原付二種以上の二輪車 販売・出荷台数推移グラフ(1993年~2013年)
なんと原付一種の販売台数は約20年前の1993年には85万台あったものが、2013年には24万台へと、20年でわずか28%まで落ち込んでいます。
原付二種以上のバイクはと言えばこちらも40万台から18万台へと約半減しています。こちらのデータは販売・集荷ですので、最近急増している海外生産されて国内販売されているバイクの数も含まれていると思われます。
まったく知りませんでしたが、バイクはこれほどまでに需要が減っていたのですね。
もう少し細かく分けてみました。
二輪車の販売・出荷台数推移グラフ(1993年~2013年)
こちらは251cc以上の二輪車、126cc~250ccの軽二輪車、51cc~125ccの原付二種、50cc以下の原付一種の4つの区分で分けています。いずれも販売・出荷データなので海外生産分も含みます。
台数的にはまだ50cc以下の原付一種(折れ線青、右目盛り)の数が一番多く、2013年でまだ24万台ありますが、この20年間の落ち込み角度はもっとも激しいものとなってます。
原付二種(棒グラフ紺色、左目盛り)は2005年以降は、2009年を除いてほぼ10万台ペースで横ばいですから、このままいくと近い将来、原付一種と販売数で逆転する可能性もあります。信じられないですが、、、
いや、このような状況になっているとは驚きました。確かに毎日バイクで駅まで快走していると、前後を走るバイクが、10年以上前と比べ、ピンク色のナンバーの原付二種が多いなとは感じていました。そういう状況だったんですね。
2013年のメーカー別生産台数のシェアを比較してみました。国内販売台数ではないので、実感とは少し違っているかも知れません。
メーカー別国内生産台数グラフ(2013年)
実感としては若い頃のイメージで、まだまだホンダ製のバイクが一番多いと思っていましたが、スズキやヤマハに総台数で負けています。これもまた意外な感じです。
日本自動車工業会では二輪ユーザーへのアンケート調査もおこなっていて、そこから一部を抜粋してみます。
【二輪車離れについて】
二輪離れの要因としては、排気量別で見ると、原付第一種(50cc以下)は「利用用途がなくなった(通勤・通学など)」「退職した・仕事をやめた」「就職・転職した」、原付第二種(51~125cc)は「出先の駐車場で困った」「自宅の駐車場で困った」「二輪車が盗難にあった」、軽二輪車(126~250cc)は「自宅の駐車場で困った」「体力に自信がなくなった」「一緒に出かける友人や仲間が少なくなった」、小型二輪車(251~400cc)は「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「生活が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」、小型二輪車(401cc~)は「子どもができた」「二輪車の維持費」「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」とあります。
通勤などで使う人が多い原付など小排気量車は「利用用途がなくなった」、「駐輪場がない」、趣味で乗る人が多い中排気量車以上は「趣味としての興味を失った」、「仕事や家庭に追われて」というのが多そうです。
確かに出掛けても駐輪場がなくて苦労する時が最近ままあります。そこらの道ばたに停めておくと交通監視員がシメシメとばかりにすぐにやってきて小銭稼ぎをしてくれます。ま、道に停める方が悪いのですが、それならもっとちゃんと駐輪場を作れって言うの。
年齢別に見ると10代・20代は「就職・転職した」「自動車の購入」「軽自動車の購入」「旅行費」「AV機器の購入」、30代「結婚した」「引っ越しをした」「不動産の購入」「二輪車の維持費」「家賃・地代」、40代は「仕事が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「生活が忙しく二輪車に乗る時間がなくなった」「二輪車の維持費」、50代以上「体力に自信がなくなった」「電動アシスト自転車の購入」「退職した・仕事をやめた」となっていて、それぞれの年代で二輪離れのの違いがよく現れています。
若い人は他の趣味ができたので節約するためか、あるいは4輪のクルマを買ったためにバイクを手放す傾向があり、30代は結婚や引っ越しなどで費用がかさみその節約、40代は仕事や生活で手一杯で趣味の時間がない、50代は体力や仕事の有無との関係など、ここで言うところの二輪離れは、二輪を趣味の対象としていた人が多そうです。
私のように毎日通勤で使っていると、他の趣味とバッティングしたり、仕事や生活が忙しいからという理由で手放すことはないので、「二輪離れの理由」を回答する人は、趣味として使っていた人や、退職して通勤が不要になった人に限定されるのでしょう。
【二輪車の使用年数】
直前に使用していたバイクの使用年数をみると「平均6.1年」となっています。タイプ・排気量別にみると、平均使用年数が最も長いのは、ビジネス50cc以下の「平均7.1年」で、最も短いのはオンロード251~400ccの「平均3.4年」となっていますが、ちょっと違和感があります。
これは統計の取り方に問題があるのかも知れません。調査グラフを見ると原付一種の場合「10年以上使用」という回答が最も多く、10年以上の実際の使用年数をすべて把握できているのか疑問です。
しかし通勤ではなく趣味のバイクを対象と考えると、買い換えや売却のタイミングは早いかも知れません。趣味でなく実用であれば動作不良が多くなる8~10年ぐらいは普通に使っていそうです。
【二輪車の用途】
主な用途をタイプ別にみると、スクーターは「通勤・通学」「買い物・用足し」、ビジネスは「通勤・通学」「買い物・用足し」 「商用・仕事」、オンロードおよびオフロードは「通勤・通学」「ツーリング」が主な用途となります。これは実感と齟齬がありません。
排気量別にみると、125cc以下は「通勤・通学」「買い物・用足し」で8割を占め、251cc以上では「ツーリング」が5~7割となります。
特に751cc以上では「ツーリング」が73%を占めます。確かにナナハンで通勤・通学というのは、公共交通が不便な場所にある工場や大学の駐輪場ではよく見かけますが、それを主目的で使うというのはレアな部類でしょう。また原付で日本一周をする強者もいてなかなか興味深いです。
この記録はとてもよくできていて面白いです。
原付で日本一周してきたから写真とかうpしてく その1
都市部の駅に備わっているバイクの駐輪場は、有料無料ともたいていが125cc以内に限定されていて、それ以上の排気量のバイクは、数少ないそれ用に特設されているところ以外には置けなかったり、あっても駐輪料金がクルマ並みに高額だったりして、駅まで毎日利用する通勤用途には向きません。それに高価なバイクを1日中外に置いておくと盗難やいたずらも気になりますしね。
私がバイクの最大の利点と考えるのは、2011年の震災が起きた時のように、ガソリンスタンドが軒並み休業し、給油ができないときでも、わずかなガソリンがあれば遠くの店へ買い物にいけるエコさと、渋滞した混雑した道でもスイスイ走れる機動性能です。
最近の新しいバイクには携帯電話などの充電プラグが最初から装備されていたりオプション設定されているので、そうした非常時には大いに役立つでしょう。震災被災地においても、バイクの機動性は山崩れでクルマが通れない道なき道を走って救援に駆けつけたり、食料や水、医薬品を運んだり活躍したと聞きます。
万が一のためにバイクを買えと言うのではなく、バイクが1台あると、四輪車よりもずっとエコなうえ、車庫証明も不要、税金も安く、自転車より圧倒的に行動半径が拡がり、私のような足の悪い人でも気軽に遠出することができ、メリットは多いと思うのです。
しかし長期的な統計を見る限り、国内ではバイクの需要はずっと減り続け、さらに今後の少子化+高齢化ゆえに、この流れが回復することはなさそうです。
そうした二輪離れの歯止め策というか販売振興策を業界は考えていないわけではなく、
・125ccまでの原付二種を一種と同様に普通車免許で許可する
・普通免許で運転可能な国産三輪バイク(トライク)の登場
・エコで静かな電動バイクの普及
などに期待を寄せています。
中でもトライクはすでに外国製のいくつかが輸入され、走っているのを時々見かけますが、軽自動車よりも安くなり、そして取り付け取り外しが容易な屋根とフロントシールドがつくようになれば、雨の日や冬の寒い日も走れ、趣味と言うよりは仕事や買い物など近距離の移動手段などに重宝しそうです。
しかし冬でも暖かく夏は涼しく雨や雪でも安心して乗れる究極のミニカー、日本が誇る軽自動車とどのような差別化を図るのか?という悩ましい問題もあり、トライクならではの新しい便利な使い方の提案が必要でしょうけど。
とにかく高品質な量産バイクメーカーを4社も擁する世界唯一の国として、国を挙げてもっと二輪文化を手厚く、そして積極的に育てていってもらいたいものです。
【関連リンク】
757 蓄電池技術は他の産業の進化に追いついていない
661 乗用車の平均車齢と平均使用年数
658 自転車のマナー違反が特にひどい
640 クルマで行く京都観光お勧めコース その1
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まだまだ寒い日が続きますが、プロ野球のオープン戦も各地で始まり、確実にMLBやプロ野球の開幕が近づいてきているようです。
今年のメジャーは昨年同様にダルビッシュや上原、黒田、岩隈が好投できるか?とともに、新たに日本代表エースの田中将大投手のヤンキース移籍によりその活躍が注目されています。
しかし多くの人が言っているように、日本人最高の破格の契約金を手にし、ニューヨークヤンキースという名門チームの中で、果たしてそのプレッシャーに押しつぶされることなく、メジャーの野球にうまく適合し、日本プロ野球時代と同様に勝利を積み重ねていけるのか?と心配する向きもあります。
過去にはメジャーでも通用すると期待されながら、ほとんど成績が残せなかった選手が何人もいます。
日本人投手の多くは公式ボール、ストライクゾーン、気候(気温、湿度)、マウンドの堅さ、傾斜角度、トレーニングなど調整法、キャッチャーとの相性、言葉、試合数、試合の移動距離、食事や生活環境などの違いで、うまくそれらに順応できず、ストレスをためたり、果ては肩や足腰を傷めてしまった選手も多くいます。
しかしそうは言ってもダルビッシュと肩を並べる日本の大エース。きっとやってくれるに違いないと思いますが、田中が日本で経験してきた過去7年間のデータと他の選手のそれと比較し、どの程度期待をもてるのか勝手に推測してみました。
比較の対象としてあげたのは、ダルビッシュ有(レンジャーズ)、松坂大輔(メッツ)、前田健太(広島カープ)で、プロ野球時代の成績を単純比較してみました。
※松坂大輔は西武に8年間、前田健太は広島に6年間1軍に在籍していますので、公平を期すため率以外は田中、ダルビッシュと同じ7年に換算しています
表の中でピンク色に色づけしているのは、4人の中でもっともいい成績で、田中は、完封、無四球試合数、勝利数、敗戦数、勝率、投球回数、1試合平均与四球、与四球数、与死球数、ボーク数の10部門でトップです。さすがですね。
なにかと対比されることが多い2年先輩のダルビッシュは、完封。被安打数、被本塁打数、敬遠数、奪三振数、1試合平均奪三振数、暴投、失点、自責点、防御率、WHIP(投球回当たりの与四球・被安打数)の11部門でトップです。
なんと昨年24勝0敗という目覚ましい活躍を見せた田中をも上回っています。そりゃ日本の打者との対戦に愛想を尽かしてしまうのも無理ないですね。
次に怪物と称されWBCに日本代表で2度出場し、その2度ともMVPを獲得した松坂は、西武時代の8年間(7年に換算)で2部門(完投数と暴投数)でトップ、もうひとり現在広島カープに所属し、やはり将来メジャー移籍が濃厚と言われている前田は5部門(登板数、先発数、与四球数、1試合平均与四球数、ボーク数)でトップです。
意外だったのは、松坂はメジャーへ移籍したときには日本最高の投手としてもてはやされましたが、記録だけを見ると、そうでもないということがわかります。
現在とは違い、よく飛ぶボールの時代で、投手に不利な時の記録ですから公平とは言えませんが、現在はそのほとんどが塗り替えられています。しかしもちろん日本でトップクラスの選手だったことに疑いの余地はありません。
この結果から推定すれば、田中は松坂よりも上で、ダルビッシュと同程度には活躍できそうと言えます。
もうひとつ黄色でマーキングしているのは、映画マネーボールでも有名になりましたが、オークランド・アスレチックスのビリー・ビーンが、投手の成績評価を従来の防御率や勝利数などではなく、セイバーメトリクスという独自理論で判断する時に使ったとされる被本塁打数、与四球数、1試合平均与四球数、奪三振数、1試合平均奪三振数だけを見た場合、どうなるかを見ました。
これは被安打数や失点、勝利数などは、味方チームの守備力や攻撃力などにも影響され、投手の評価に使うのは適当ではなく、その代わりに本塁打や与四球は他に責任を転嫁できない投手の責任、三振は投手の手柄と割り切った見方です。
その5つの基準だけで見ると田中は1試合平均与四球数だけでトップ。ダルビッシュは被本塁打数、奪三振数、1試合平均奪三振数の3つでトップ、松坂はなし、前田は与四球数と1試合平均与四球数の2つでトップとなりました(1試合平均与四球は田中と前田と同数)。
この数値で見ると、ダルビッシュの優位は明かで、次が前田、田中という順の評価になります。
もちろん先にも書いたとおり、日本での実績とメジャーで活躍できるかどうかは必ずしも同一ではありません。
ただ期待値としては、初年度はまだライバルチームに研究しつくされないということもあり、うまく環境に慣れさえすればダルビッシュの初年度と同等かそれより少し低めの13~15勝(ダルビッシュは初年度16勝、2年目13勝)程度と考えておくのが無難なのではないでしょうか。
おそらく先発として年間約30試合に登板すると思われますので、そうすると勝利投手になるのは2回に1回ということで、あの破格の契約金を考慮するとちょっと物足りなさを感じてしまいます。
しかし初年度からそれ以上(日米の公式ゲームでの連勝記録とか)を求めるのは、実力以上に期待をされ、余計なプレッシャーを与えかねないことになります。
最後に田中、ダルビッシュの初年度の年俸を比較すると、田中が7年契約で1年あたり約23億円、ダルビッシュは6年契約で1年あたり約9億7千万円と2倍以上の大きな開きがあります。
契約金(年俸)の違いは、今年から変わったポスティング制度の影響が最大要因で、ダルビッシュの時にはポスティングシステムへの入札金が高騰し日本ハム球団に大きな利益をもたらしましたが、田中の時には入札金は一定額に収まり、その分本人への契約金が高騰する結果になりました。
さらに金満球団ヤンキースが、2011年オフのダルビッシュのポスティングではいまいち積極的でなく入札に失敗しましたが、その反省もあってか、今回の田中の獲得に積極的に乗り出したことで、契約金高騰に拍車がかかり、結果的に田中はもの凄く恵まれた絶妙のタイミングでの移籍となりました。
ヤンキースとしては1996年オフの伊良部、そして2006年オフの井川と続けて日本の高額獲得投手の見込み違いがあり(伊良部はそこそこの成績を残したもののわずか3年でトレード)、そのトラウマがまだ残っていた2011年オフのダルビッシュを逃しました。
その逃したダルビッシュがレンジャーズで素晴らしい活躍をしているのを目の当たりにしてヤンキースのファンやスカウト陣は地団駄を踏むことになります。
ま、野球の楽しみ方は人それぞれで、例え負けが込んでも一生懸命に投げる姿が見られればそれでいいと思う人もいるわけで、成績だけにこだわらず、これぞ日本野球の実力という接戦をものにする好ゲームを期待したいものです。
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ユニットバスへのリフォーム道険し
続:浴室のユニットバスへのリフォーム前編
続:浴室のユニットバスへのリフォーム後編
昨年9月に大型台風が関東南部を襲った直後から交渉をスタートした、我が家の大規模リフォーム第3弾「浴室リフォーム」の工事が、数々の試練を乗り越え無事に終わりました。
ちなみに大規模リフォーム第1弾は10年前に実施したスレートの屋根とモルタル外壁の塗装、第2弾は7年ぐらい前におこなったキッチンのリフォームです。やはりキッチンとか浴室など水回りの箇所は傷みがとても激しく、近いうちにはトイレの全面改装も必要かなと思っています。
今回依頼したのは、従来工法のタイル張りで、お湯を溜めるだけだったお風呂を、最新のユニットバスに取り替え、同時にガス湯沸かし器も大きなタイプに変更、追い炊き機能、浴室暖房乾燥機を新たに設置し、さらに浴室と接する洗面所の床が湿気にやられてしまい抜けそうなのでその張り替えと、壁や天井のクロス張り替え、と当初考えていたより大規模な工事となりました。
当初は9月に交渉を開始し、9月から10月初めに現地調査、見積もりをおこない、寒くなる前の11月頃に工事をと楽観的に考えていました。
ところが9月下旬になって今年4月からの消費税増税が決定し、そのせいで急にリフォーム会社が忙しくなり、年内は工事職人さん達のスケジュールが押さえられないと業者から泣きが入り、結局1月の工事となってしまいました。
選んだ業者さんは、過去に新聞のチラシで入っていたところや、ネットで調べて数社に見積もりを依頼し、その中からいくつかの基準で決定しました。
そこで今回実感したのは、この業界はIT化からかなり遅れていて、現地調査のあと「見積もりはメールで送って」と頼んでも「データ変換の仕方がよくわからない」とか「メールは使ったことがなくて」とか言われ、まだ完全にアナログの世界のところが多く驚きました。
ホームページが立派でも中の人の多くはそういう感じです。メールで質問をしても1週間ぐらい経ってから電話で返答されるとか(仕事中に私用の電話は困るんですけどね)、見積もり書はPDFで送っていただければと依頼しても、(不在だと言っておいても)わざわざ直接家のポストに入れておいてくれたり。
ただし、中にはいかにもベテラン職人さんという風情ながら、自分でブログも書き、過去におこなったリフォーム工事のビフォー・アフターを綺麗にまとめている方もいらっしゃいましたが、それはまだレアなケースです。
工事は4日間。水曜日から土曜日までかかりました。契約後に業者から職人さんのスケジュールの都合で5日間でやらせてくれないか?という打診もありましたが、さすがにそれは困る(洗濯、風呂、洗面が使えない)ので4日で終わらせられる日程で組んでくれと頼みました。
見積もりを依頼した別の業者さんは工事は3日間で十分と言っていましたので、仕事の手際のよさや人員配置のノウハウなども多少あるのでしょうけど、今回実際に工事に立ち会ってみたところ、4日間のうち、無駄だなと思える時間(待機時間など)はほとんどなく、これだけ詰めておこなった4日間の作業を、3日間でやるのはさすがにキツイだろ?と思いました。ただし人数をもっとかければ半日ぐらいは短縮が可能だったかも知れません。
工事の内容は、
初日 | 再利用する洗面台・洗濯機等移動、浴室3面タイル+天井取り壊し、浴槽取り外し、土台コンクリ打ち、湯沸かし器交換、配管 |
2日 | 洗面所床はがしと仮床設置、浴室と洗面所の間の腐蝕した基礎修復、浴室換気口新設 |
3日 | ユニットバス(窓枠、換気暖房機含む)一式組み立て設置 |
4日 | 電気配線、浴室入り口工事、床仕上げ、壁クロス貼り、洗面台・洗濯機設置 |
当初は「3日目の夜にはシャワーは使える」と業者から言われていましたが、工事に来た職人さんからは「まだ継ぎ目の防水シールが乾いていないのでとても無理!」と断言されました。
それに照明もまだつながってなく夜は真っ暗なのでいずれにしても無理でした。また業者の根拠のないいい加減な甘言に騙されました。
×TOTO自慢の「ほっカラリ床」は、思ったほど暖かくなく、やっぱりタイルと同様に冷たい
○洗面所と浴室との段差が解消(8センチ⇒1センチ)されたのがちょっとしたことなのにすごくいい
○浴室のドアの開口部が拡がり、特に高さが2mになったので入り口が広々した感じがする(今までは高さ180cm)
△浴室暖房を入れて浴室に入ると次第にサウナ風呂状態になってくる(10分ぐらいで切れるといいのに)
△高さや幅のある大きめのバスチェアを同時に新調したが、浴室が狭いので逆に窮屈になってしまった
○自分が使ったり、あふれたお湯を少しだけ足しておくのに10リットルの「(1プッシュの)お湯足しボタン」があるのは便利
×浴室の鏡は最初から最後まで曇りっぱなしでまったく役に立たない(高級品には曇り止めのヒーター入りが付くらしい)
×浴槽のフタを収納フックにうまく収められない(これは改良の余地ありですぞ)
△エアインシャワーは少ない湯量を多く見せかけるトリックみたいなもので物足りなさを感じる
×シャワーを留め置くフックが滑り、すぐに動いて回ってしまうので頭を洗うときに困る
×狭くて浅い浴槽から立ち上がるとき、つかまるものがなく結構たいへん
×自動モードで入っていると突然出てくる熱湯で足が焦げそうになる
と、まぁいろいろ不満もありますが、全体的には従来よりはずっとよくなりました。
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771 続:浴室のユニットバスへのリフォーム前編
753 ユニットバスへのリフォーム道険し
675 我が家のテレビ視聴環境改善 工事編
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