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1427
いまだ新型コロナウイルス(COVID-19)で持ちきりな社会情勢ですが、私にとっては注意すればある程度は防ぐことができるウイルスよりも、もっと深刻なのは便秘症です。

便秘に悩まされてもう20年ぐらい経ちます。男性で便秘って珍しいかも知れません。他の病気と同様、便秘ってなった人でないとわからないでしょうけど、慢性的なものだと精神的に結構つらいものです。

厚生労働省の「平成25年国民生活基礎調査」によると、便秘の自覚症状がある成人の割合は男性 4.0%。女性 5.9%ですから、ざっと男性で248万人、女性で382万人、合わせて国内に630万人いることになります。

しかも高齢になるほどその比率はグッと高まってきますので(80代では男女とも10%ほど)、人口に占める高齢者の割合が増えるに従いその割合も高くなっていくはずです。

やはり高齢になるにしたがって、体内の新陳代謝や消化機能が弱まり、不要となった細胞を次々排出する量も減ってくるからでしょうか。

それだけ多くの人に関係する症状ですから、古くから様々な解消方法や健康食品、医薬品などが方々で紹介されています。しかしなかなか決定打は見つかりません。

便秘解消法としてよく聞くのは、「適度な運動」「食物繊維の豊富な食品」「水分補給」などでしょうか。その他にも、「食事はよく噛んで食べる」とか、「発酵食品を食べて腸内に善玉菌を増やす」などもよく聞きます。

私が便秘気味に感じるようになったのは40代の頃からで、その対策として、上記の3点と、朝にヨーグルトを食べる、海藻をよく食べるなどいろいろ試しましたが、ほとんど改善せず、年々ひどくなっていく一方でした。

薬局でも売っている便通を整えるとうたう整腸薬(コッコアポやコーラック、ザ・ガードなど)もしばらく続けましたが頑固な便秘にはまったくダメです。

そこで40代ぐらいから内科医に相談して処方薬(酸化マグネシウム系の便を軟らかくする薬)を出してもらい、どうにか排便時の苦しさをしのいできました。

最近の便秘市販薬の傾向をみると、10年ぐらい前とは違い、以前なら処方薬しかなかった酸化マグネシウム系のものが、市販薬としてかなり増えているというか主流になりつつあります。

個人的にもそれが最良の対策のような気がします。しかし医薬品には副作用がありますので、長期的に使う場合は医師に相談するのが良いでしょう。

そのようなことから、テレビ番組や、ネット記事で便秘対策の話題を見つけると、すぐに反応する私です。

腸内パワーを引き出す新成分!あのネバネバ食材で便秘改善SP(NHK)
腸内細菌を元気にし、便秘改善の効果も期待できるとして、いま大注目の“成分”があります。その名は「レジスタントスターチ」。血中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果や、血糖値をコントロールする作用も期待できるといいます。そんなレジスタントスターチがたっぷり含まれている食材のひとつが「ナガイモ」。実は意外に多く輸出され、台湾ではシャキシャキの食感が大人気。

長芋なら、価格も安いし、食べやすい好きな野菜で、さらに皮をむくだけで簡単に食べられるので、最近はできるだけ食べるようにしています。

でもそれですぐに便秘が完全解消とはいきません。少し改善はしてきましたが、同時に上記の処方薬はまだ手放せません。でも便通が楽になってきたのは確かで、(頑張れば)ほぼ毎日出るようになりました。

長芋を食べる時には注意が必要で、効果を期待するには生食が良いそうで、生をすりおろしたり、細切りにしたりして食べます。私は薄く小さな短冊状に切り、わさび醤油で食べています。

同テレビ番組で紹介されていましたが、台湾では、日本から長芋を大量に輸入し、それを好んで様々な料理にして食べているそうです。

その中でユニークだったのは、ジューサーに長芋と他の果物(バナナとかパイナップル)を入れ、牛乳かヨーグルトを加えてジュースにして街中で販売されていたりします。日本でもよく見かけるジューススタンドのようなところでです。

このジュースはいかにも健康的で、しかも便秘に効くとなれば、おそらく日本でもタピオカの次にはこれが来るのではないかと思います。色とりどりなタピオカと違い、イマイチ、インスタは映えはしないでしょうけど、、、

もうひとつ、こういう記事もありました。

毎日のつらい便秘を解消できるかもしれない4つの食べ物とは?(Gigazine)
2018年の研究では「世界中の4人に1人が慢性的な便秘を訴えている」ということがわかっています。そんな便秘を解消するために、薬を飲んだり運動したりするだけでなく、食生活を改善することも効果的。ニューカッスル大学の栄養学教授であるコレア・コリンズ氏が、便秘を解消するのに役立つ4つの食べ物・飲み物を紹介しています。

こちらはアメリカの大学の研究で、「4人に1人」とはどういう根拠があるのか大きく出たものですが、便秘解消に役立つ食品の紹介です。

食物繊維の多い食品やキウイフルーツが良いなど、過去から何度も同様のことを言われていますので、「またか」的な印象です。知っておいて損はないという程度でしょう。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

便秘あるあるでは、年に一回の健康診断(or人間ドック)の前には検便を取りますが、何年か前から、検査の日の5日前までに2回、日を変えて便を採取しろと書かれています。昔は1回だけで良かったのですけどね。

5日のうちに2回のお通じ(採取)というのはいたって健康体の人に向けられた制度で、便秘がひどい人なら1週間に1回とかなので、毎回健康診断の前の検便に苦労することになります。

バラエティなどでお馴染みの松本明子さんは、若い頃からの便秘もちで有名で、ひどいときは1ヶ月出なかったこともあるとか。最近は解消法など書籍なども出しています。

宿便4キロ!松本明子が明かす、“便秘ジゴクで暗い性格”を脱した腸活術(女子SPA!)
お通じは1週間から10日に1回、しかも1時間トイレでいきんで小石みたいなものが2、3個コロコロと出るだけ。もしくは、1週間分の溜まった便を週末に浣腸でどうにかするみたいな生活でした。

便秘解消にはそれぞれ個人にあったやり方を模索するのが良いと思います。誰かが成功したからと言っても、他の人も成功するとは限りませんし、便秘解消に良いとされる食品も、嫌いなものや手に入りにくいものをいくら勧められても食指は動かず長続きしないでしょう。

私は、マグラックス錠orマグミット錠など、酸化マグネシウム系処方薬で対応していますが、あとはあまりストレスをため込まず、出なくても焦らずに、気長にかまえて腸活をやっています。

そうそう、少し前の週刊現代に、このような特集記事のタイトルを見つけました。
週刊現代 2020年2/22・29号 (2020年02月17日発売) 
医療大特集「便秘は死と直結している
 ・がんは便秘に始まり、便秘に終わる
 ・便秘になると脳卒中の死亡リスクが2倍
 ・うつの人に便秘が多い理由
 ・60歳過ぎての便秘ほどタチの悪いものはない
 ・3日出ないと、半年寿命が縮まる

かなり釣り系、煽り系な感じもしますが、「高齢者+便秘」の人口って多いだけに、それらに強く響きそうな特集っぽいです。読んでいません。

気になる方は、バックナンバーをデジタル書籍で読むことはできます。
週刊現代のバックナンバー

市販薬でもマグネシウム系便秘薬が増えてきました。

【第3類医薬品】酸化マグネシウムの便秘薬 アストルベン錠 400錠

【第3類医薬品】酸化マグネシウムE便秘薬 90錠

【第3類医薬品】3Aマグネシア 360錠


【関連リンク】
1184 日本の便秘患者は1000万人
1028 グルコサミンとコンドロイチンを飲み続けた結果
1005 泉質による温泉健康法
1002 その後の糖質制限ダイエット効果
737 日本人が罹りやすい病気

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1422
今年は世界中で新型コロナ一色となってしまい、政治、経済、生活すべてがひっくり返るような大きなうねりがやってきて、いつ収束するのか不透明なまま、まだしばらくはこの事態が続いていくのでしょう。

いい加減コロナの話題はもう飽きたってこともありますが、リタイア後の脳天気な話しばかり書いていては、あきれかえられるでしょうから、普段はあまり書かない時事ネタに少し触れておきます。

実は、狙ったわけではなく、単に手にとって買ってきた新書、池上彰著「おとなの教養」(2014年 NHK新書)を読んでいたら、タイムリーなことに、その第四章に「人間と病気―世界を震撼させたウイルスの正体」と題して、過去に起きたパンデミックなどの話しがわかりやすく解説されていて、今回の新型コロナの世界的流行を6年前に予言されていたのだなぁと感心しました。

世界的なパンデミックに襲われる話しは、多くの学者や医者、作家などが数多く指摘し、予言してきました。その中には、人工的に作られたウイルス兵器的な陰謀説もあります。

そうした創作ものの結末は、だいたいが、優れたリーダーが登場し、国際協調してウイルスを封じ込めたり、天才科学者が登場してワクチン開発に成功したりと、割と楽観的に収束していきます。

ところが実際にパンデミックが起きると、各国は自国のことで手一杯になり、国際協調とかもできず、国民は買い占めに走り、他国から感染者が入ってくることを警戒し、ため込んだ鬱憤を晴らすために、あちこちで暴力沙汰や暴動などへと発展していくところは、事実は小説より奇なりです。

その池上解説を少しだけ紹介しておきます。
・ウイルスと細菌は違う。自己の細胞(膜)があり、核が分裂をして自己増殖していく細菌に対し、ウイルスは自分では分裂ができない非生物でヒトや鳥など動物の中に入って自己の遺伝子をコピーして増やす
・細菌は抗生物質で細胞膜を壊すことで殺せるが、体内に入ったウイルスは抗生物質では殺せない。不活性化させるだけ
・インフルエンザなどウイルス感染で医者に抗生物質を処方されるのはウイルス退治ではなく、弱った身体が他の細菌でやられないため
・1918年に起きたスペインかぜ(新型インフルエンザ)は世界中で大流行した初のパンデミック
・世界の中でも特にヨーロッパで拡がったのは、第1次世界大戦が欧州で起きていたため、人の移動が盛んで、兵士から兵士へと感染していった
・しかもスペインかぜが流行した時、第1次世界大戦中のため、軍事機密として多くの国が感染者数、死者数を伏せていたため不明なことが多い(死者は世界で4千万人とも1億人とも言われている)
・スペインかぜがなぜスペインと名付けられたかというと、スペインは当時中立国で第1次世界大戦に参加してなく、感染者数などを公表していたため
・次々と新型のウイルスが発生するのは、ウイルス遺伝子が動物とヒトの中で混ざり変異していくから
・スペインかぜが最初に発見されたのは、中国からの移民者が多かったアメリカと、中国人の往来が多かった台湾。そのアメリカ人兵士が大挙して欧州へ渡った。
・鳥インフルエンザの一種であるスペインかぜや、その後流行したA香港型、Aソ連型、豚インフルエンザなど中国農村部が発生起源と言われている
・新たなウイルスが、中国農村部で発生のは、家畜と人が同じ屋根の下で同居していて、それぞれのウイルス遺伝子が交雑しやすい環境にあるから

などなど。

それにしても、毎年インフルエンザでは世界中で300万人から500万人の人が重症化し、呼吸器系の症状により30万人から60万人が亡くなっています。

いま新型コロナが大流行し、4月7日現在亡くなったのは8万人ぐらいで、わずか3ヶ月ぐらいでこれですから多いのには間違いありませんが、まだ既知のインフルエンザで毎年亡くなる数には遠く及んでいません

ただ、今後の状況次第ではその数を追い越す可能性も否定出来ないでしょう。 
  
特に医療体制や検査体制が十分でない発展途上国で感染が爆発すると、その感染者数、死亡者数さえスペイン風邪と同様、不明ということになりそうです。


【関連リンク】
1013 5年生存率と余命宣告
737 日本人が罹りやすい病気
417 もはや国民病とも言えるうつ病について考える その1
273 悪者にされた薬品



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1421
4月になりました。役所や企業ではまた新年度が始まりました。

今年は暖冬だったためにいつもは桜がまだ咲いているタイミングですが、今年は関東では3月中旬に開花し、4月には概ね散ってしまっていて、さらに新型コロナ禍が長引いて世界全体が自粛ムードの中、寂しい新年度のスタートとなりました。

初めて社会に出た新入社員(職員、行員など)は、今はまだフレッシュな気持ちで、夢あふれる社会人生活にきっと燃えていることでしょう。え?そんなことはない?

ま、世の中には、そうやって新しく社会人になる人もいれば、昔で言うところの隠居、つまりはリタイアして蟄居する人もいるわけです(まもなく私のことです)。

私は今は62歳で、まだ年金がもらえる年齢ではないのですが、仕事の区切りがつくことで、2ヶ月先の6月でリタイアし隠居する予定です。あとは日本経済を支える優秀なこれからの皆様に託し、野となれ山となれです。

2016年に右側、2017年に左側の股関節全置換手術をおこない、そのリハビリとして続けてきたウォーキングですが、今でも地味に続けていて、このほどスマホで歩数カウントを始めてから3年が経過したので、その統計を備忘録的に書いておきます。

なお、会社へ出勤したときは、その往復と昼休みの時間に少しウォーキングをすることで、概ね目標とする1日6,000歩に届きます。

休日と、平日でも在宅ワークで会社に行かない日は、お金のかからないリハビリと、太らぬ運動として欠かさず近所をウォーキングしています。

体調が良く、天気が良いときは1日に1万歩以上歩くことがありますが、逆に終日雨降りとかだと100歩も歩かないときもあります。月平均で1日6,000歩以上平均を歩くよう心掛けてきました。

そのウォーキングの歩数ですが、2017年2月途中から、スマホに歩数計アプリを入れて、その歩数を記録しています。





3年間の総歩数は6,665,545歩です。3年間36ヶ月で割ると1ヶ月平均は185,154歩。1ヶ月30.4日平均とすると6,091歩です。2017年10月には反対側(左)を手術して、歩けなかった時もありましたけど、平均6千歩は維持出来ました。

歩数を1歩70センチと仮定すると、3年間で歩いた総距離が出ます。

この(歩数計でカウントした)3年間の総距離は、4,666kmになります。これは直線距離で、東京からタイのバンコクあたりまでの距離となります。

東京から一番遠い国の首都は、アルゼンチンのブエノスアイレスあたりで、その距離は18,374kmですから、まだ地球半周の1/4ぐらいに達したということでしょうか。

と言うことは、今のペースを続けていくと、12年で地球半周、24年で地球1周です。12年はともかく、24年は生きている自信、いやその前に歩けなくなるでしょうから、このウォーキングではどうも無理っぽいです。


【関連リンク】
1181 散歩道の春夏秋冬
1132 歩数計とともに
1109 人工股関節全置換手術その後
1107 意外と楽しめる歩数計
924 高齢化社会で変形性股関節症が増加する

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1418
この歳になると、「自分はいつなにが原因で、どこで死ぬのかな?」ということを考えるようになってきます。

できることなら、死ぬための準備をすっかり終えた後、自然に苦しまず、安らかに眠るように、慣れ親しんだ自宅で亡くなるのが理想的な死に方だろうと思いますが、そうした死に方ができる人は実際は少なそうです。

病院でスパゲッティのような生命維持装置や各種パイプを体中に巻かれ、意識があるのかないのかわからないまま何ヶ月も何年も寝たきりで、家族に大きな負担をかけて亡くなる人もいれば、誰にも看取られず、死後何日かして発見される孤独死もよく報道されます。

ま、人それぞれ死に方は様々でしょうけど、個人的には「60歳を超えて、生にしがみつくのはみっともない」と思っているので、すでに子育ても終え、60歳を超えた今では、「いつ死んでも後悔しない、生に執着しない」ことに決めています。

歴史上の偉人達の中には70歳、80歳で大きな業績を残した人もいますが、実際には働き盛りの30代40代で大きな事をなした人がもっとも多いでしょう。

ノーベル賞なども何年も前の過去の業績を表彰されることが多く、決して60歳以上の研究や作品で表彰されているわけではありません。

いまからホンの70数年前、団塊世代の人達が生まれた頃の、日本人男性の平均寿命は、太平洋戦争の影響もまだあったでしょうけど、60歳に届いていませんでした。

それは、55歳ぐらいで仕事を子供達に託して隠居し、その後わずか数年生きて死ぬというのが平均的だったということです。もちろん定年がない農業や商売など、死ぬ間際まで働き続けた人も多かったと思います。

それが2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳(出典:厚労省)ですから、70年の間に、寿命は20数年も延びています。

私が平均的な寿命まで生きるとしたらあと18年ほど、実際的には62歳の平均余命ではあと20年ほどは生きていられそうです。

次に死因ですが、2018年の全死亡者に占める構成割合上位10は、悪性新生物(癌とか腫瘍など)、心疾患(狭心症や心筋梗塞など)、老衰、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、肺炎、不慮の事故、誤嚥性肺炎、腎不全、血管性等の認知症、自殺となっています(下記表参照)。

死因2018年と1970年の比較
2018年 1970年
1位 悪性新生物 27.4% 脳血管疾患
2位 心疾患 15.3% 悪性新生物
3位 老衰 8.0% 心疾患
4位 脳血管疾患 7.9% 不慮の事故
5位 肺炎 6.9% 老衰
6位 不慮の事故 3.0% 肺炎及び気管支炎
7位 誤嚥性肺炎 2.8% 高血圧性疾患
8位 腎不全 1.9% 全結核
9位 血管性等の認知症 1.5% 自殺
10位 自殺 1.5% 肝硬変
その他 23.6%
出典:厚生労働省統計情報部『人口動態統計』
 
死因は年代別によっても違いますが、全年齢で、約50年前の1970年と順位を比較するとかなり変わってきています。

1970年代の死因で10位以内に入っていて、現在は入っていないのは、高血圧症疾患と全結核、肝硬変です。医療の進歩や衛生的な環境、予防医学の発展などが功を奏しているのでしょう。

逆に新たに入ってきたのが、腎不全と血管性等の認知症です。いずれも高齢者に特徴的な病気で、なかなか現在の医療では癌と同様クリアできない問題です。

すごいなと思ったのが、老衰という死因が5位から3位へ上がってきています。

老衰と言うと、平和的で天寿を全うしましたという死に方のような感じで、人間らしく静かに息を引き取ることができそうな気がします。実際は様々なのでしょうけど。
 
60歳以上の死因上位1~5位を、年齢5歳刻みで書いておきます。

年齢別の死亡原因(2016年総務省統計)
1位 2位 3位 4位 5位
60~64歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 自殺 不慮の事故
65~69歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故
70~74歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故
75~79歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故
80~84歳 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 不慮の事故
85~89歳 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰
90~94歳 心疾患 悪性新生物 肺炎 老衰 脳血管疾患
95~99歳 老衰 心疾患 肺炎 脳血管疾患 悪性新生物
100歳以上 老衰 心疾患 肺炎 脳血管疾患 悪性新生物

60歳以上の死因上位1位と2位は、悪性新生物と心疾患ですが、平均寿命を遙かに突き抜けた95歳以上になると老衰がトップへ躍り出ます。

悪性新生物は、一般的には癌や腫瘍と言われるものですが、これは高齢になればなるほど罹りやすい病気なので、人口の中に占める高齢者の割合が増えていくにつれ、それが原因で亡くなる方が増えていきます。その傾向はまだ当分続きそうです。

あとは、肺炎と脳血管疾患が上位を占めていて、個人個人、遺伝子や生活習慣に関係するのでしょうか、どこか弱いところが致命的な原因となりそうです。

私も、できるだけ健康寿命を延ばし、いわゆるピンピンコロリを目指して、自分の書斎で、座ったまま眠るように亡くなるのが理想です。


【関連リンク】
1193 引退後は健康年齢までの期間が重要
1098 自分の寿命を選べるかという重い話し
929 人だけが長生きをしたがる
738 日本人の年齢別死因は

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1390
以前、NHKのBSで「オヤジ臭撃退」というのをやっていました。実はこの「オヤジ臭」に関しては、私も失敗談があります(後述)。

番組では、まず一般的によく言われる「オヤジ臭」には「加齢臭(ノネナール)」を思い浮かべますが、実はそれだけではなく、「ミドル脂臭(ジアセチル)」や「疲労臭」があり、それぞれの特徴(ニオイの出る場所、原因、ニオイの種類等)が紹介されていました。

加齢臭とミドル脂臭は汗や皮脂が原因で、加齢臭は40代以降、ミドル皮臭は30代以降に高まってきます。

中年以降になると汗腺機能が落ち、下半身に汗はかかなくなって、上半身に集中して汗をかくようになります。ミドル脂臭の元は汗なので、上半身がニオイます。

加齢臭は主に皮脂腺からでるアブラのニオイで、皮脂腺は毛が生えているところにあるため、胸や首の後ろ、脇などです。出る皮脂量は、男女で差があり男性が女性の約2倍だそうです。

しかも女性は30~40代で皮脂量が減っていくので、加齢臭は中高年男性特有のものと言えます。但し男性も70歳ぐらいでホルモン量が減衰し、その影響で加齢臭はなくなります。

疲労臭のニオイの原因はアンモニアです。生活習慣の乱れや、アルコールの過剰摂取などにより肝臓の機能が低下したときに体内のアンモニアが汗と一緒に出てきて臭うということです。

通常なら尿として排泄されるアンモニアのニオイが全身から汗と一緒に出てくると強烈で、加齢臭やミドル脂臭と比べものになりません。特に注意する必要がありそうです。

それではニオイを防ぐにはどうすれば良いでしょうか?

加齢臭やミドル脂臭対策としては、腸内環境を整えるために食物繊維の多いゴボウやアドカボなどを食べ、仕事中はニオイの強い食品(カレー、ネギ、ニンニク、納豆等)を控える、メタボにならないよう適度な運動(過度な運動はミドル脂臭の原因となる乳酸が体内に増えて逆効果)、朝にシャワーを浴び、ゴシゴシと皮脂を削らないよう、石鹸の泡でサッと流す程度が良いとのこと。

皮脂をこすって洗う場合と、泡だけで流す場合では、泡だけで流す方が6時間後のニオイはゴシゴシ洗いの半分に抑えられるそうです。朝にシャワーを浴びるのは、泡だけ洗いをしても約6時間でその効果はなくなってしまうからです。

あとは、これはすぐにできそうな簡単な方法ですが、ハンカチを常に2~3枚持ち、汗を拭いたハンカチで再び拭かないということが大事とか。1枚しかもっていないと、せっかく拭き取った汗(のニオイ)をまた身体に付けてしまうと言うことになります。

疲労臭の原因となる体内のアンモニアを減らすには、まずは体調を整えることですが、即効性があるのはオルニチンが多く含まれる食品を食べると良いとされています。オルニチンはアンモニアを無毒な尿素に変えて尿で排泄するよう促してくれます。

オルニチンが多く含まれる食品は、シジミ、ぶなしめじ、マグロ、ヒラメ、チーズなどです。テレビCMで「しじみ習慣」とうたっているサプリがありますが、理にかなっていそうです。その他、オルチニンサプリも豊富にありますね。

さて、私の失敗談を書いておくと、まず40歳頃(今から20数年前)、いつものように風呂上がりにヘアドライヤーで髪の毛を乾かしている時、後ろから風をあてていると、なにか嫌なニオイが漂ってくることに気がつきました。

シャンプーしたてなのになぜ?って思いましたが、首筋や髪の毛との境目をしっかりと洗っていなかったようです。そこで初めて「これが最近言われるようになった加齢臭なのか~」って思いましたが、上記で書いた場所からするとミドル脂臭だったかもしれません。

次は40代半ば頃ですが、夏場、営業からオフィスへ戻ってくると、服は汗びっしょりで、涼しいオフィスの中で団扇でバタバタとクールダウンをしていましたが、その時のニオイがかなり周囲に迷惑をかけていたことを後で知ることになりました。

だって~本人はわからないんです。

でも、確かに、全身汗びっしょりで、服が生乾きの時のニオイは強烈で、おそらくとても周囲の人に苦痛を与えたでしょう。申し訳ない、、、逆の立場だったら、とても耐えられず、席替えを要求していたでしょう。

途中で、自らニオっている気?とがつき、これではいかんな~と、かいた汗はタオルですぐに拭き取るようにし、オフィスに戻ってきてからは、まずトイレの個室に入り、ウェットティッシュで首筋や脇の下、胸などを拭き取り、無香の消臭剤をかけるようなことをしていました。ただ汗で生乾きになったシャツのニオイはどうしようもありません(着替えるという発想はその時はありませんでした)。

これから中年域に入っていく人がいたら、特に夏場に外回りで汗を大量にかく人は、こうした失敗をしないように、十分気をつけてください。不思議と10代、20代の若い頃の汗はほとんどニオイがしないのに、30歳を過ぎて40歳ぐらいになると、猛烈に汗がニオってきます。

一度付いた臭い男の汚名はなかなか拭いきれません(笑)。

現在はというと、内勤の仕事がメインとなり、仕事中に汗をかくということがなくなりましたが、出勤前には長時間持続するという触れ込みのデオドラント化粧品(無香性)を首筋や脇などに塗りこみ、新しいハンカチやウエットティッシュをデスクの中に複数常備してニオイには気をつけています。もちろん口臭ケアも大事です。

シャンプーは、それまでは普通の汎用的なものから、40歳以降の加齢臭やミドル脂臭対策に効くと評判の「ルシード 薬用スカルプデオシャンプー」を利用し、特に生え際をしっかり洗うようにしています。

また男女限らず、コロンやトワレの過剰なニオイ、ヘアスプレーなど整髪用のニオイ、本人は普段通りに何気なく使っているのでしょうけど、満員電車やエレベーターの中で近くにいると、吐き気がしてそこから逃げ出したくなることがあります。

そうした反面教師から、自分が使うヘアケア用品やデオドラント化粧品は無香タイプを基本としています。本人にとってわずかなニオイ(そのニオイに慣れてくるとだんだん使用量が増えていく)でも、他人がかぐとえげつないニオイという場合があるものです。

私は、もうビジネス界にいるのはあと半年ぐらいなので、いま以上注意をする必要はないでしょうけど、これから中年期を迎える人は、ぜひ私の失敗のようなことがないよう気をつけてください。

【関連リンク】
1345 塩分取得過多を反省する
1193 引退後は健康年齢までの期間が重要
936 休日はごろ寝がいい
220 加齢臭との闘い



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