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お墓のことを心配する年齢になって来ました。いずれは誰もが死ぬので、先祖代々のお墓があってそこに入るのだ!って人以外は、何歳で心配しても良いのですが、若いときから、自分が入るお墓の心配をする人は少ないでしょう。

今までは、死ぬ前に考えておくべきことではなく、あとに残された家族など遺族が対応するというケースが多かったと思います。

長男の場合は、普通なら親を含む先祖代々のお墓があるのでそこへ入るというのが普通です。

ただ最近では遠い実家から若いときに都会へ出てきて、そのまま都会で結婚し、家庭を築いた人の場合、遠い地方のお墓に入るというのも難しいものがあります。

地方にある実家に帰れず(帰らず)、兄弟、親戚含め墓守ができない場合、墓じまいということになります。

政府統計に「衛生行政報告 埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数」というのがあり、2007年から2018年までの改葬数(墓じまい数)を拾ってみました。



墓じまいの数は2011年以降からジワッと増えています。2018年と2007年の比較では1.56倍と11年で1.6倍近く増加していることになります。

これは、地方から都会へ就職などで出てきた人が多い団塊世代の親が80代以上になって寿命を迎えたことと、団塊世代が定年後も自宅を持った都会に居続けていることで起きているものと考えられます。

地方の人口は毎年30万人以上が減少し、都会においても数年後にはピークを迎えて人口減少が起きていきます。地方の墓じまいは今後も増えていくことが予想されます。

ということは、団塊世代が(平均)寿命を迎えるいまから15~20年後(想定でもっとも死亡者が多くなるのは2039年~2040年)は、今度は都市部においてお墓の確保が難しくなってくることになるでしょう。

多死社会はなにをもたらすか 2020/8/26(水)

さて、私は次男坊で、実家も離れているので、できれば今住んでいる家の近くに新しくお墓を建てる、あるいは、共同墓地でもいいかなぁ~と思っています。実家近くにある先祖代々の墓の維持は長男が引き継いでいます。

と言っても、いくらでも予算があるわけではないので、新たにお墓を建てるなら、地元にある公営墓地に限られます。そしてすでに競争率は宝くじの高額当選なみになっています。

私が応募している公営墓地は、毎年11月に募集があり、12月に抽選がおこなわれますが、

・遺骨あり 広め
・遺骨あり 狭め
・遺骨なし 広め
・遺骨なし 狭め
・共同墓地

の5つのカテゴリーがあり、それのどれかに応募することになります。

遺骨ありの場合、当選倍率が優遇されるのと、3回(3年)以上落選しているとさらに当選確率が優遇されます。

つまり遺骨なしの場合は、宝くじで高額当選が当たるような確率に近く、ほとんど無駄を覚悟で気休め程度に応募することになります。

その応募方法ですが、事務を民間に丸投げ?しているのはやむを得ないでしょうが、まったく昭和時代のお役所仕事をそのまま引き継いでいるようで残念なものです。

そりゃ、いままではお墓の心配をするのは比較的ネットは使えない高齢者が多いとは言え、それにしてもです。

まず応募するためには、期日中に小冊子になった応募用紙を区役所などへもらいに行くしかありません。

たっぷり数ページにわたって説明や記入サンプルが書かれた小冊子を読んで、応募用紙に記入し、当落通知用返信はがき用の切手を同封した上で、郵便で送付することになります。

送付したあと残った小冊子やサンプルはゴミでしかありません。

ネットが使える環境がないから小冊子がどうしても必要という人がいるのはわかりますが、昨今の時代、おそらく過半数の人はネット上ですべてできるでしょうから、双方の手間や効率などを考えると無駄金(公営なので税金が使われていると思われる)を大きく減らせるはずです。

手書きの応募データは、税金で雇われた誰かが人力でPCに入力してデータ化しているはずです。それなら、応募者に入力させればお互いに作業が効率化され、郵送コストも不要になり、大切な資源ゴミも減らせます。

当落通知をなにもわざわざ返信はがきで通知をもらわなくても、メールの連絡でもいいし、ネット上で、当選者の番号を発表するという方法でも良いでしょう。

ホント、川崎市 アホちゃうか?

です。

無駄に垂れ流している市民税の使い方がわからないというなら、いつでも教えてあげます。

電柱の地中化でも、無公害で健康的な自転車をもっと活用すべく駅前駐輪場の無償化でも、公園の防犯カメラ設置、清掃、遊具整備でも、耐用年数を過ぎている公共インフラの修繕でも、不足が明らかな墓苑の新設でもなんだってあります。

ということで、多死社会とお墓の重たい話しから、お役所仕事の非効率、利権構造、時代遅れのおバカな公営墓地募集法の軽薄な話しまででした。

【関連リンク】
1210 やがて必要になるお墓はどうする
896 多死社会と葬儀ビジネス
585 川崎市営の駐輪場が理不尽な大幅値上げ



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