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子供の頃(1970年代)、理科の時間に習った「水」「金」「地」「火」「木」「土」「天」「冥」「海」は、太陽の周囲を回る9つの惑星で、太陽に近い順から並べた水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、冥王星、海王星のことでした。

しかし今から16年前の2006年に、国際天文学連合(IAU)が惑星を再定義した際に、冥王星はサイズが当初想定していたよりもずっと小さい(直径で地球の約1/5)ことや、「自分の軌道近くから他の天体を排除している」と判断されて準惑星に降格となり、太陽系惑星は冥王星を除く8個と決まりました。

下記の写真は、天体間の距離を無視した太陽と惑星の大きさをイメージ化したものです。左端の巨大な太陽から「水星」「金星」「地球と月」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」です。



惑星の中では木星と土星の大きさが群を抜いているのがわかります。

次は、ある程度惑星間の距離感がわかる太陽系惑星のCGです。



火星と木星の間は広く(5.5億km)開いていて、その間には数多くの小惑星が回っていることがわかります。

当然、太陽から遠くなるにつれて温度は下がっていきますので、火星ぐらいはまだしも(それでも平均気温はマイナス63度)、木星や土星ぐらい離れるととても生物が住める環境ではないでしょう。

IAUが認定している準惑星は、冥王星、セレス、エリス、ハウメア、マケマケの5つですが、冥王星以外の準惑星を知っている人は少なそうです。

太陽系の惑星の中で一番大きいのは木星ですが、直径でみると地球の約11倍あります。

表面積で言えば、地球の表面積は約5億11百万平方キロメートルですが、木星のそれは約6200億平方キロメートルで、表面積比は地球の1200倍という広さです。

もし木星が地球の位置にあり、地球と同じ環境に恵まれていれば、やたらと広い表面積があるので、醜い領土争いなど起きないかも知れません。

もちろん海面以外の地上で、人が安全に暮らせる肥沃な土地がどれほどあるかによるでしょうけど、それとも人間の欲には限りがないので、例え十分に持っていても、某R国のように、もっともっと、奪ってでも欲しいとなるのでしょうか。

ところがあまり知られていませんが、実のところ木星はガス惑星で岩石や地面というものがありません。つまり木星に住むことはもちろん、降り立つことすらできません。せいぜい、木星の周りを周回している地球で言えば月のような衛星には降り立つことは可能のようです。

木星を舞台にした小説は数多くあり、古くはアイザック・アシモフ著の「木星買います」(1955年)や、ジェイムズ・P・ホーガン著の「星を継ぐもの」(1977年)のシリーズがあります。

星を継ぐもの」は、地球より少し小さい木星の第三衛星ガニメデに宇宙船の残骸が見つかり、その謎とともに物語は佳境に入っていきます。

小松左京著の「さよならジュピター」(1980年)は、太陽系に近づくブラックホールの軌道を変えるために巨大な木星をぶつけて爆発させようという荒技を描いた小説で、1984年に映画にもなりました。

できれば1980年以降に判明した最新の科学技術情報を折り込み、SFX技術を駆使し、山崎貴監督あたりにリメーク作品を製作してもらいたいものです。

現在のところ人類は火星への興味が盛んで2040年代にはNASAが有人探査を計画しているようですが、その火星を足がかりとしてぜひ木星の衛星への人類到達を生きている間に実現して欲しいですが、やっぱ無理かな。

【関連リンク】
1550 天文とは天から届く文(ふみ)
1289 昼夜の時間が逆転する今日が冬至
1102 あまり役には立たない曜日の話し



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