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一般的に高齢化社会と言われますが、高齢者とは何歳からが高齢者なのか?ってところが結構曖昧です。
wikipediaで調べたのですが、
・国連では60歳以上を高齢者
・国連の世界保険機構(WHO)では65歳以上が高齢者
・定年退職者もしくは老齢年金給付対象以上(60~65歳?)を高齢者
・日本の医療に関する法律では65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者
・雇用に関する高年齢者雇用安定法では55歳以上を高年齢者
・公的機関が行う人口調査では65歳以上を高齢者
と、結構バラバラな感じです。
国内では人口調査などに使われる65歳以上が高齢者というのが一般的にマスコミも使うことが多いのでしょうけど、戦後急速に寿命が延びてきたことで、高齢者という概念も変化してきているというのが実際なのでしょう。
ちなみにすでに亡くなっている私の父親は、大正8年(1919年)生まれでしたが、父親が今の私よりも若い55歳だった1974年の一般的な会社の定年は55歳でした。
55歳で定年を迎え、その後5年間は嘱託契約で勤め、60歳から老齢年金をもらうという流れが普通の時代でした。
戦後すぐに生まれたいわゆる団塊世代は、60歳定年の時代で、その60歳で老齢年金が支給されるもっともお得というか納得感のある世代です。
さすがに政治(政治家)に影響力が大きな世代だけあって、うまく美味しいところだけをもって逃げ切ったというところでしょうか。
現在はと言うと、段階的ではあるものの老齢年金の支給は65歳まで延期され、しかし定年は60歳のままですので、その間は会社にすがってでも残って稼いでねということになっています。
今後この65歳以上の高齢者の数は、現在40代前半の団塊ジュニア世代が65歳以上にすっぽりと含まれるまでは年々増え続けることになります。自分もその中に入るわけですが、考えただけで恐ろしい限りです。
なにが恐ろしいかって?
だって高齢者、しかも年金は減らされる一方の下流老人ばかりになっていく国に、明るい未来なんかあるはずもなく。
・老人は食が細いので食料生産が落ち込む
・老人は旅行やスポーツをしないので観光業界、スポーツ業界は縮小する
・老人は外食しないので居酒屋、レストランなど外食業界は壊滅
・老人は転居や引越しをしないので、住宅や家電の売上は減少が続く
・老人は他人の子供が嫌いなので幼稚園や保育園が新設は無理
・老人は投資よりもより安全な貯蓄や国債を好むので株価は上がらない
・老人はクルマを運転しないので新車は売れない
・老人は新しい学びには拒絶反応を示し教育に関心がなく
・老人は他人とのコミュニケーションを嫌がり外出する機会が減る
いやいや、団塊世代なんて元気いっぱいで、旅行や新車や投資意欲もまだまだ健在ですぜ!って言う人もいるでしょうけど、10年後、彼らがすっかり後期高齢者になってしまった時も今と同じようにエネルギーがみなぎって活発でしょうか?と言うとそうは思いません。
数少ない成長産業と言えるのは、医療、医薬品、リフォーム、介護、墓地、葬祭業界ってところでしょうか。
その中でも福祉予算で補われる医療や医薬品、介護はともかく、このまま下流老人が増えていくと、その他の有料サービスの将来は富裕層向けに限られて、決して明るくない気がします。
食品も富裕層向けの高級食材と、下流老人向けのものとに二分化されていきそうです。
すでに高齢化率が5割を超える市町村を見るとわかりますが、まともな地場産業はなく、都市部からの様々な行政の援助なしでは充実した住民サービスは受けられず、町や村がいつ消滅するか?っていうところにきています。
2010年の国勢調査による市町村の高齢化ランキング
いずれにしても今後日本の多くの市町村では65歳以上人口が3割から4割近くを占めることになっていきます。
ま、あまり下流だの孤独死だの暗いことばかり考えているのではますます国力が低下していきますので、ここはパッと明るく、お金がなくても、健康でなくても、幸せな気持ちで毎日が過ごせる平和な長寿老人国家を目指しませんか。
幸い日本には豊かな自然と、世界に誇れる実質的な食料自給率(生産額ベース)があり、老人が毎日食うだけの食料ぐらいなら自分で生産ができるぐらいの環境とスペースと技術ベースがあります。
ITを駆使した農業法人が、高齢者を現物支給の形で雇う(正確には家庭菜園の延長として無償で貸し出す)ようなモデルも考えられそうです。
例えば生産する野菜や果物の10%をそこで働く高齢者に分配することで双方にメリットが出ます。高齢者は週に数回農園で作業を手伝えば現金の代わりに収穫物がもらえてそれが日々の食料になるということです。
そろそろ、日本もお金至上主義から脱する時代になってきたのかも知れません。
【関連リンク】
999 覚悟の地方移住か都市部で介護難民か
834 高齢者向けビジネス(第4部 ボランティア編)
824 高齢者向けビジネス(第3部 仕事編)
719 道の駅は次の段階へ進めるか
711 地方が限界集落化していく
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