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1125
北朝鮮情勢が緊迫度合いを深める中でも、テレビのワイドショーでは芸能人の結婚や離婚の報道に大半の時間を費やしていて、素敵に平和ボケしていると訳知り顔のコメンテーターのごとく偉そうに言うのは容易いのですが、政治家や、もちろん私自身も含めて、ここ70数年間と長きにわたり、外国との戦争を一度も経験していない世界でも希有な国で暮らしている国民ですから、戦争に対する危機感や民度はその程度でも仕方がありません。

それにしても「芸能人の離婚率って一般人よりは高い」ような気がします。統計データがあるわけではないので、証明は出来ませんが、印象として。それが偏見だと言われるとその通りですが、、、

あと、最近よく思うのは、「離婚した親を持つ子供は離婚率が高いのでは?」ということ。こちらも印象だけで言っているので、確かではありません。

米国のFAMILYSCHOLARS.ORGの調査レポート「なぜ結婚が重要か: 社会科学からの30の結論」に「離婚した両親の子供たちは自分自身が離婚するか、未婚の親になる可能性が高くなる」「両親が離婚した子供たちは、精神的な病気の割合が高くなる」などということが書かれています。

親が離婚していると、身近なところで離婚を見てきているので、自分に置き換えた場合でも、気軽に離婚することができるのでしょう。

また親が離婚をすることで、その子供達は親に過剰に気を遣ったり、あるいは親の離婚ストレスを受け止めざるを得なかったりして、神経がまいってしまう子供が割合的に増えるというのもなんとなく理解できます。

いずれにしても結婚が周囲を暖かな気持ちにさせるプラスの気を発するのに対して、離婚は多くの場合はマイナスの気を周囲にまき散らすことになりそうです。

最近はかならずしもマイナスとは言えない離婚もありそうですが、一般的には喧嘩や暴力(肉体的・精神的)、すれ違い(共働きが増えるとそれぞれの生活時間やリズムが違う)、不貞などが原因となっていそうです。

また米国価値研究所Institute for American Valuesの調査結果では「離婚した子供もまた、将来離婚してしまうという確率がアップし、離婚や未婚、再婚した家族で育った娘が未婚の母になる率はそうでない人の3倍に達する」というデータがあります。

そうした中で、先月には離婚ではなく結婚のおめでたいニュースがありました。
神田沙也加&村田充が結婚報告 父・神田正輝と笑顔で「見守って」

神田沙也加と言えば離婚した松田聖子と神田正輝の娘です。このおめでたいニュースを見たとき「さて、この二人はいつまで持つのかなぁ、、、」って思ってしまいました。えぇ、私は意地の悪い人間です。

偏見と言われそうですが、芸能人の親が離婚をしていて、やはり芸能人の娘はすでに確固たる地位を築いていて収入も高いでしょう。つまりやがて離婚をするいくつかの条件がそろっているなと思った次第です。

いずれにしても、離婚する方法として、協議離婚が90%を占め、調停離婚が9%、裁判離婚が1%ということです。

ほとんどの場合、当事者が話し合って離婚するという形でしょう。アメリカのセレブの離婚騒動のように、無駄に弁護士費用をかけたり、慰謝料や養育費で骨肉の争い?のような裁判沙汰を避けたいと思うのは当然のことです。

別に離婚していない両親の子供でも離婚するカップルは増えているのでしょうけど、その離婚率(離婚数/結婚数)の推移を見てみます。

離婚率は様々な方式で求められますが、ここでは単純に1年間で何組結婚して何組が離婚したかの割合でみることにします。

つまり「離婚数/結婚数」です。注意しなくてはいけないのは、今年結婚した人が今年離婚をするわけではないので(中には成田離婚のようなカップルもいるでしょうけど)、純粋に今の離婚率を表しているわけではありません。また結婚ブームの年には離婚率は下がりますし、逆の時は上がります。

結婚数・離婚数・離婚率推移

出典:平成28年(2016)人口動態統計の年間推計(厚生労働省)

1960年当時は8%(結婚12~13組に対して1組の離婚)だった離婚率は1990年には22%(結婚4~5組に離婚は1組)、2003年と2004年には離婚率過去最高の38%(2.6組の結婚に対し1組の離婚)、その後ほぼ横ばい状態が続き、昨年2016年には35%(2.9組の結婚に対し1組の離婚)となっています。

この20年ほどずっと結婚3組に対して一組の割合で離婚している状態が続いています。
35%の離婚率ってもの凄く高い!って思ってしまう私はやはり昭和の人間なのでしょう。

この離婚率、他の国との比較ではどうでしょうか。
国際比較をする際は、人口1000人に対する離婚数で求める離婚率で比較します。



G7先進7カ国(太字)で見ると、日本はイタリアに次いで下から2つめと、比較的離婚率は低い国となります。

G7で離婚率が一番高いのはアメリカ。G7ではないですが、ロシアはそのアメリカを大きく上回わり、飛び抜けたトップの離婚率です。意外とどこの国でも離婚というのは日常にあるのですね。

さて国内に戻り、離婚率と地域はなにか関係があるのかないのか、都道府県別で調べてみました。

離婚率の高い都道府県ベスト5は、

1位 沖縄県
2位 大阪府
3位 北海道
4位 福岡県
5位 宮崎県

あまり地域性というのは感じられませんが、失業率が慢性的に高い沖縄県と離婚率の関係はさもありなんって気がします。

そう言えば大阪府も北海道も失業率は結構高かった気がしますので、失業率と離婚率には相関関係がありそうです。

離婚率が高くない(低い)都道府県ベスト5は、

47位 富山県
46位 新潟県
45位 福井県
44位 島根県
43位 石川県

こちらはなんと全部が日本海沿いの県です。離婚率と日本海側といどういう相関関係があるのか誰かに調べてもらいたいものです。

大学生の卒論のテーマにもいいかもしれませんよ。ベスト5のうち島根県以外の4つが北陸地域というのもなにか理由がありそうで研究テーマによさそうです。米が美味しいと離婚率が低いとか、、、

年代別で見ると比較的若い層の離婚が圧倒的に多いのですが、近年急速に増えてきているのは前からよく言われている「熟年離婚」「老年離婚」です。

増えてきていると言っても、やはりその離婚率は10%程度で推移していて、同居5年未満の30~40%の離婚率とは大きく差があります。

ちなみに同居5年と言うと最近の平均結婚年齢が男性32歳、女性が30歳ですから男女とも30代半~後半での離婚がもっとも多いということになるのでしょう。

離婚の原因(出典:司法統計2014)としては男女それぞれに申し立て理由が多少食い違っていて、

妻からの申し立て動機としては、

1位 性格の不一致
2位 生活費を渡さない
3位 精神的虐待
4位 暴力
5位 異性関係

夫からの申し立て動機は、

1位 性格の不一致
2位 精神的虐待
3位 異性関係
4位 家族親族と折り合いが悪い
5位 性的不調和

となっています。夫からの「性的不調和」ってのはなんですかね?

熟年離婚は、定年になって年金生活に入れば、もう旦那の収入に頼る必要もなく、家にずっといる旦那の世話をするのはゴメンとばかり、財産の半分をもらって離婚するというパターンでしょうか。哀れなものですが、中年男性には誰だってその可能性はありそうです。

少し前に読んだ短編小説でも、夫が定年退職したその日の夜、専業主婦だった妻から「私も定年退職して家を出て行くから退職金の半分をください。その権利はあるはず。」と言われ、翌日の朝にはいなくなるというのがありました。怖いですねぇ~。

そうならないように、世の男性諸氏は、定年前に自分のことはなんでも自分でする、料理や後片付け、掃除や洗濯など家事を積極的にする意識改革が必要なのでしょうね。


【関連リンク】
1035 最近の恋愛、結婚事情
724 離婚の多さと結婚という形式
529 それでもしたいか結婚
457 未婚+親との同居が増えてきている



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1124
日本の人口が高齢化とともに減少していき、若者のクルマ離れ、公共交通網が発達した都市への人口集中、自動車保有の維持費の高騰など、自動車販売はここのところずっと逆風が吹いています。

これも団塊世代を中心にクルマの開発や需要を喚起するだけで、その他の世代に向けたクルマをメーカーが作ってこなかったツケが回ってきたとも言えますし、現在では国内よりも海外でその多くを売るために(売れるために)海外仕様を優先としたクルマ作りが行われていて、もはや日本のユーザー向けのクルマというのは軽自動車以外は考えられなくなりつつあります。

また最近のクルマのウリは「エコ」や「燃費」、「安全」が中心で、エコにも燃費にも興味がない人には欲しい買いたいというモチベーションは発生しません。

スマホ代金には毎月1万数千円を支払っても、クルマごときに同額のお金(軽自動車をリースで購入すれば月々約1万3千円で乗れます)は支払いたくないというのが若い人の本音でしょう。

なので、いま国内自動車メーカーは、

 1)裕福な団塊世代向け高級車
 2)普通の団塊世代向け地味車
 3)地方に住む奥様向け軽自動車
 4)子育てファミリー世代向けミニバン

の4つのジャンル向けしか実質商売にはなっていない気がします。

不景気もあって、新車の売上げは厳しいだろうというのは容易に想像がつきますが、中古車市場はそこそこ賑わっているのかなと思って調べてみました。

自動車保有台数の推移(軽自動車含む)


トラックや商用車など貨物車は1991年を境にして保有台数は落ち続けていますが、乗用車や二輪はかろうじてまだ伸び続けています。2010年頃からすでに人口減社会に入っていますがちょっと驚きの結果です。

その理由は次の平均車齢と使用年数の変化の影響、つまりクルマの耐用年数が延びていることによると思われます。

新車は売れなくても中古車として長く生き延びれば、そして廃車にならなければ保有台数は減りませんからね。

平均車齢と平均使用年数


「平均車齢」とは、「現在登録されている車が何年使用されているのか」の平均年数。つまり登録されている車の平均年齢です。ナンバー付きのクルマの全平均経過年数です。

「平均使用年数」は、「1台の車が新車登録されてから廃車にされてしまうまでの平均年数」です。事故で1年でお釈迦になるケースもあれば、20年経っても元気に走っているクルマもありますが、それらの平均です。

2000年ぐらいから急速に平均車齢、平均使用年数とも延びています。これは失われた20年とか言われている平成不況ともリンクしますが、同時にクルマの耐久性能が大きく上がってきた技術革新の成果とも言えるかもしれません。

もちろん使用環境がよくなってきたこと(ほぼすべての道が舗装路となった)や、技術的にもスピードを追い求めたりするのではなく、エコや安全、そして耐久性能に振り向けた結果とも言えます。

メーカーも悩ましいでしょうね。安全で耐久性能を上げれば、それがやがては新車の売上げに影響してくるわけですから。

次に新車と中古車の販売推移を見てみましょう。

新車・中古車販売数推移(棒グラフが新車、折れ線グラフが中古車の推移です)


新車(棒グラフ)はリーマンショックの余波後、2012年にいったん持ち直しますが、普通乗用車はその後3年、小型乗用車は4年連続して下落し、唯一好調に推移していた軽自動車も、増税のあおりで2015年以降は大きく下降しました。

中古車(折れ線グラフ)は、軽自動車以外はリーマンショック後は横ばいのまま推移している感じで、特に小型乗用車(5ナンバー)は4年連続で下がってます。

新車がダメな分、テレビCMで盛んに宣伝している中古車業界はもっと活況があるものと思っていましたが、新車同様厳しい状況が見て取れます。

軽自動車は増税で新車の売れ行きは大きく落としましたが、中古車の人気は高水準を維持しています。

それにしてもやはり国内では軽自動車のシェアが新車中古車問わずに急増しているのがわかります。もはや見栄や走行性能、居住性ではなく、「維持費の安さ」が選択理由の第一にきているのでしょう。

さて、今後はどうなるかと想像してみると、私の推測では今はまだ元気な裕福な団塊世代がやがて免許証を返還していきますので、高級車の販売数は中長期的には下がってくるのではないかと思います。

しかしメーカーもわざわざ国内専用の小型車(5ナンバー)を作るのでは割が合わないので、サイズ的には小型車でも海外仕様の幅広の普通乗用車(3ナンバー)ばかりになり、実質5ナンバーの役割は終わることになりそうです。

ずっと以前から軽自動車のサイズや排気量を緩和し、国際的なAクラスのサイズ、排気量まで拡大したら?という話しもありますが、これは軽自動車を作っていないメーカー(トヨタ、マツダ、スバル)は相当に抵抗するでしょうし、国としても税金が安い軽自動車ばかりになってもらうのは困るので規制緩和はかなり難しいでしょう。

但し、小型車の売れ行きに危機感を感じ、軽自動車の増税+小型車の減税というセットにして、軽と小型車の維持費の差を縮めるという姑息な工夫などは今後考えられそうです。

そういう私は現在軽自動車にのっていますが、購入して3年が経ち車検を迎えるにあたり、次は中古車でも買おうかなと思って近所の中古車屋さんの展示車を眺めています。


【関連リンク】
994 自動運転の未来
997 自動運転の未来2
975 自動車の分類「セグメント」とはなにか?
916 春風の中をオープンスポーツカーで走りたい
904 金持ち道楽な燃料電池車への補助金は税金から
891 昨年の自動車販売データ

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1123
子供の頃からずっと掛け布団と言えば綿がギッシリと詰まった普通の掛け布団でした。冬のあいだは暖かくていいのですが、夏布団に切り替わるまでの春・秋の中途半端な時期はもう暑くてたまりません。

そして、さらに困ったことが。

綿の掛け布団を今までずっと使ってきたので、あまり意識してきませんでしたが、重いのです。

毎日晴天の下、外で干したり、布団乾燥機で十分に乾燥させればそうでもないのかもしれませんが、綿は空気中や体内の水分を吸収していって、だんだんとその重みを増していきます。

股関節を悪くしてからは、そのずっしり重い綿の掛け布団が苦になってきました。

なんと言っても寝返りをしようと布団を少し持ち上げようと思っても足が痛くてできないのです。重い布団に身体中をがっちりと押さえ込まれた状態になります。これは健常者にとっては???ってことだと思います。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

たまに旅先のホテルで羽毛布団に出会うことがあり、その軽さや快適性は知っていたいたのですが、いざ広告を見ると安くても5万円とか10万円とかするので、自分とは関係がない布団と、はなから諦めていました。

そして少し前にはよく羽毛布団にまつわる高齢者詐欺のニュースもありました。羽毛布団は高いというイメージがすり込まれています。一組80万円の羽毛布団ですって!

高齢者に群がる業者「合法的詐欺」の手口(YAHOO!ニュース)
新品の高級羽毛布団15セット。一組80万円以上、総額で1000万円を超える。その部屋で一人暮らしをする76歳の婦人のもとに訪問販売業者が押しかけ、個別式クレジットを利用して購入させていたのだ。

そのようななにか怪しげな高額商品というイメージが定着しつつある?羽毛布団ですが、綿の布団が重たくて寝返りがうてない苦しさを、背に腹は代えられないと、購入すべくいろいろと調べてみました。

羽毛布団の選び方はネットで調べるといっぱい出てきますので、それは専門家に任せるとして、私が勘違いしていたことをいくつか箇条書きにまとめておきます。

羽毛布団と錯覚しやすい羽根布団とが混在している
羽毛(ダウン)が50%以上入っているのが羽毛布団で、羽根(フェザー)が50%以上入っている場合は羽根布団と言います。どちらがいいかと言うと吸湿発散性や柔らかさは羽毛が優れていて掛け布団に向いています。但し羽毛は1羽の鳥からとれる量が少なく、貴重で価格も高価になります。

日本製と書いてあっても信用できない
一般的な日本人なら「日本製」というブランドは高級品というイメージがあります。業者側も売るためにはできれば「日本製」と入れたいと考えます。「日本製」と書いてあると、羽毛自体は日本ではほとんど生産していないので当然外国産を使いますが、そのほか羽毛の処理や充填、生地の製造、縫製は日本でおこなっていると考えがちですが、中にはほとんどを安い海外で製造(処理、充填、縫製)をおこない、日本ではラベルだけを付けて「日本製」と唄う業者もあるとか。このあたり最終工程を日本でおこなっているからという理屈で虚偽表示かどうかは微妙です。利用者にそうしたことは事前にはわからないので、やはり信用できる業者の製品が無難ということでしょう。

ふとんの生地や縫製も大事
一般的に羽毛布団と言えば、中に入っているダウンの量や品質をメインに考えがちですが、ふとんの生地と縫製も重要です。ふとんの生地は日本製のしっかりした綿100%生地を利用し、縫製も日本でおこなっているというのが高品質の証となります。使っているうちに生地がすり切れたり、縫い目がほどけて中の羽毛が飛び出したりするのは生地や縫製が悪いせいです。長く使うものですので、いいものを選びたいものです。

季節によって変わる羽毛布団の種類
羽毛布団は冬暖かく夏は涼しいから1枚でずっと使えるものと勝手に勘違いしていましたが、当然そんなことはなく、冬用と夏用(肌掛け)とでは厚さは違います。しかし冬用、夏用、春秋用と季節に合わせて何種類も買うのもアレなので調べたところ、2枚合わせの羽毛布団がオールシーズン用として普通に売られています。これは厚めの1枚、薄い1枚の2枚の羽毛布団がセットになっていて、夏は薄めの1枚(肌掛け)、春・秋は厚めの1枚(合掛け)、冬はその2枚を重ねてと3通りの使い方ができる優れものです。冬用は2枚の羽毛布団がずれないようにホックで留められるようになっています。デメリットは2枚合わせの時は布団の生地が2倍になるのでやや重たくなることぐらいでしょうか。シーズン的には4月中~6月と10月~12月中は春秋用(合掛け)、7~9月は夏用(肌掛け)、12月中~4月中は冬用(2枚合わせ)って感じです(関東南部)。

そのほか、羽毛は動物の毛ですので、加工処理の段階でちゃんと洗浄・消臭処理が行われていないと獣臭さが残っている場合があるとか、羽毛布団の生地は綿100%でも、布団カバーが合繊で、寝ているときにパチパチと静電気が発生して困ったとか失敗談も聞きます。

私は通販でレビュー(最大に褒めちぎっているレビューはサクラと思って除外して読んだ方がよい)などを参考にし、2枚合わせ羽毛布団、生地・縫製は日本、生地は綿100%、布団カバーも別業者ですが綿100%のを購入しましたが、思っていたよりもずっと安い価格(2万円台)で購入でき、軽いので寝返りも苦痛なくできるようになり、それなりに満足しています。

夜中にうなされるのは、重い綿布団のせいかも知れません。この春から軽~い羽毛布団を試してみるのはどうでしょうか?

※私は羽毛布団製造・販売の関係者ではありません。また特定の布団業者から収益を得ることはありません。


【関連リンク】
1119 格安スマホMVNOへ変更後1年 その1
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863 マイカーを軽自動車に買い換え



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1122
5月というと春真っ盛りでレジャーにスポーツにいい季節ですが、同時に新卒の新入社員が職場に入って1ヶ月が過ぎ、「なにか思っていたのと違う」「本当にこの会社(役所)でよいのだろうか?」「毎日疲れがとれない」と働くことの疑問や肉体的精神的な疲労がたまってくる時期でもあります。

そういえば大学関係者が「4月に新入学生を迎えるものの、わずか1ヶ月足らずでゴールデンウィークに入り、長期休校。その間にホームシックもあってか実家へ帰り、その後休みが明けた後も学校に戻ってこない学生が結構いる」と聞いたことがあります。

社会人でも同様な事が起きているのかもしれません。

「新卒社員の3割が3年で辞める」はなぜ30年間変わらないのか(ダイヤモンドオンライン)
厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」によると、新入社員(大卒者)の3割が、入社後3年以内に最初の会社を辞めている。この状態はバブル時代から変わることなく、1987年以降、「新卒3年目までの離職率」は概ね25~35%の範囲で推移している。

しかも採用人数が少ない(≒規模が小さい)ところほど、離職率は高くなり、新卒30名未満の採用企業ではなんと半数の5割が3年以内に辞めているとのことです。

ちなみに30名の新卒採用をする会社って決して零細企業ではありません。少なくとも30名の新卒を採る会社の社員数は1000名は超えるぐらいの規模の会社が普通です。

腐っても鯛、寄らば大樹の陰、やっぱり大企業ほど退職率は低く、しかも教育制度もしっかりしていて、安定しているので狙うべきは大企業や親方日の丸です。

「公務員や大企業ばかり目指さず中小企業に目を向けろ」なんてふざけたこと言っている学者や評論家などの嘘に乗せられてはいけません。

さて、30年ほどこの傾向が続いているということは、それ以前、私が新卒で入社した38年ほど前は違ったと言うことですね。

確かに私の入社した頃はまだバブル期前の1980年で、オイルショックが1973年(第1次)と1979年(第2次)に起き、世界的に経済状況の見通しが不透明な頃で、まだ終身雇用、年功序列の風習が根強く残っていました。

それは入社して間もなく、先輩社員に「今は仕事がきつい割に給料は安いけど、いずれ年を取れば仕事は楽になり、しかも給料はたくさんもらえるようになるから」と笑いながら言い聞かせられました。

今の若い人にそんなことでも言おうものなら、翌日には退職してますよね。

「終身雇用の崩壊」が言われ始めたのは、バブル経済が崩壊した後の1990代半ば頃から2000年代で、1997年の山一証券の自主廃業、1998年の北海道拓殖銀行や日本長期信用銀行が経営破綻を起こし、金融以外の多くの企業でも相次ぐリストラという人員削減の嵐が吹き荒れました。

3年で辞めちゃう傾向が30年というと、そうした1990年前後のバブル入社世代を含む、失われた20年に入社した人達ということになります。

と言うことは、売り手市場で「入社がしやすかった頃」(バブル時)と「就職氷河期」(1993年~2005年)の両方を含み、再就職に影響を及ぼすであろう失業率も2.1%(1990年)の時もあれば、5.4%(2002年)の時も含み、それらはあまり関係がないということにもなります。

いずれにしても、いま多くの企業では、世界的に見て低い生産性を改善するため、政府主導の働き方改革という名前にすり替えて、「賃金体系の見直し」「ワークライフバランス思想の取り組み」「女性の積極活用」「残業規制、サービス残業の禁止」などがおこなわれています。

これらは企業の生産性を上げていくことで、実現が可能となることが多く、過剰品質や過剰なサービス提供、店舗の24時間営業などの廃止、仕事中の集中力を高める工夫(電話取り次ぎ禁止とか、早朝勤務とか)など様々なことが実験的に行われています。

今まで搾取されてきた労働時間の賃金を会社利益のためではなく労働者に還元するというのは大いに結構なことですが、もっと儲けたい、もっと金持ちになりたいと欲張りな経営者は、例えば、ほとんどの従業員の給料が下がり、退職金がなくなるような「賃金体系の見直し」だけを一方的におこない、あとは知らないと決め込むかも知れません。

残念ながら中小企業に入ってしまった人は、中途半端なままでズルズルいるのではなく、思い切ってトップ、トップがオーナーなら、せめて役員を目指して死ぬ気で働くしかないです。

転職したって、規模にしても仕事内容にしても、今の会社より良い会社に入れる確率なんてずっと低くなります。それだったら、社長に気に入られるためならなんだってやり、他人からゴマすりだとか茶坊主とか何を言われても気にせず、トップ(またはその周辺)を目指しましょう。

そうしたら、自分の力で会社を変えることもできますし、自分がそれまでやってきて嫌だったことを禁止することだってできます。

衝動的に辞めることだけが解決法じゃないって事ですよ。


【関連リンク】
1075 今でも若者は3年で辞めているのか?
1006 都合よく利用される虚報
782 転職適齢期というのがあるとすれば
767 若者の離職の原因は単なるミスマッチなのか?
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1121
待ちに待った?ゴールデンウィーク。行楽地はどこも人やクルマであふれ、疲れるだけなので、この際近所の公園や河川敷で暖かな春の陽を浴びながら読書でもどうですか?

私が愛用する「ブックオフ」では全店で5月4日から書籍全品(一部除外品あり)20%OFFセールをやるそうです。私もこの機会にまとめ買いを予定してます。

そして適当に本棚から好みの本を選ぶのもいいですが、事前に書評などを読み、「読みたい本リスト」を作っておいて、それを探すという買い方も宝探しのようで悪くないですよ。私は常に50冊ぐらいの「読みたい本リスト」を持ってブクオフへ出かけます。

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) ジョージ・オーウェル

1949年に刊行された未来SF小説ですが、未来とかSFという言葉から来る夢のある話しではなく、以前読んだ「動物農場」にも関係するような世界中が当時猛威を振るっていたスターリン的な社会主義、全体主義的な世界に変貌した未来を描いた小説です。

2014年9月後半の読書と感想「動物農場」

なんでもアメリカでトランプ大統領が誕生し、保護主義や全体主義的な発言や行動をすることで、この本があらためて見直され、爆発的に売れ出したというのには笑えます。

そうしたなにか流行に乗って読んだみたいになりましたが、この本を買ったのはもう半年以上前のことで、トランプ大統領とは関係ありません。

以前「動物農場」を読んだとき、その巻末の解説にこの「1984」もお勧めだと書かれていたので購入しましたが、購入後すぐに読み始めたものの、序盤から退屈で冗長な話しが長々と続き、「これはもう少し精神的に落ち着いたときに読もう」と、しばらくしおりを挟んだまま保留にしていました。年を取るにつれて集中力が落ちてきて、こういった序盤の退屈な話しは苦手になるのです。

そうした中で、ニュースとかで「いま『1984』が売れている」と聞くようになり、そういえば途中のままにしてしまっているなぁって思い、再び読み出したようなわけです。

なんでも作者の本元の英国では「読んだフリをする本No.1」がこの本だと言うことで、私と同様、序盤の退屈なシーンで断念し、読んだつもりになってほこりをかぶったままになっている英国人が多いのだろうなと理解ができました。

中盤ぐらいから物語は急変し、おそらく今で言うところのAI、人工知能みたいなものであろう全能の神ビッグブラザーに国民が支配されている状態から抜け出そうと主人公が抵抗を試みます。

その試みが、職場不倫などは別として、普通にありふれた自立的な生活なのですが、それが懐かしく思えてしまうほどに管理された未来社会は強烈ということです。

当然、そうした社会の中では、密かに反・ビッグブラザーを掲げる地下組織もあり、主人公はそこへ近づいていくのですが、、、

同じように途中で読むのをやめた人には、「頑張って中盤まで読むと、あとは普通の小説のようにスラスラと読めるので、途中で諦めないで!」と言いたいです。

★★☆

著者別読書感想(ジョージ・オーウェル)

  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) ジェイムズ・P・ホーガン

1978年の「星を継ぐもの」(原題:Inherit the Stars)の続編で、同じく1978年に発刊された作品です。原題は「The Gentle Giants of Ganymede」です。

シリーズとしては、このあと1981年に「巨人たちの星」(原題:Giants’ Star)、1991年に「内なる宇宙」(原題:Entoverse)と続いています。

2015年7月後半の読書と感想「星を継ぐもの」

この「星を継ぐもの」は権威はまったくありませんが「2015年リス天管理人が選ぶ2015年に読んだベスト書籍外国小説部門大賞」を受賞しています。

さて、「星を継ぐもの」では、月の裏側で宇宙服を着た5万年前の人類とおぼしきミイラが発見され、さらに木星の第3衛星ガニメデからも2500万年前の宇宙船と謎の異星人の亡骸が発見されます。

ちなみに、ガニメデという衛星は実在していて、赤道の直径は地球の半分ぐらい、月の1.5倍の大きさで、太陽系の衛星では最大のものです。また地質は地球と似ていて、大気や地下に海があることが確認されています。

その二つの大発見から太陽系惑星の成り立ちや謎を解き明かそうとしますが、そのとき、遙か彼方から1隻の巨大宇宙船がその木星の惑星ガニメデへやってきます。人類初の生きた異星人との遭遇です。

よく理解できませんでしたが、2500万年前にそれまで繁栄していた木星の衛星ガニメデの環境が変わり、そのガニメデから移住をするため、太陽系以外の星を探索へ出かけた1隻の宇宙船が、現代のガニメデへと戻ってきたという設定です。

ところが帰ってきたガニメデ人達は、破壊されていて、故郷は無くなってしまっていることを知ります。

ガニメデ人が持つ高性能なAIコンピュータにより、地球人とガニメデ人はお互いの意思の疎通ができるようになり、互いに立場を理解し合い、やがて地球へ招待します。

現代の科学や常識で考えれば、いろいろと突っ込みどころはありますが、これが書かれたのが、1978年ということを考えると、そういう些事はどうでもいいじゃない?って感じです。

ガニメデ人は「争う」「戦う」「妬む」という概念がなく平和主義で、宇宙戦艦ヤマトに出てくるデスラー総統みたく、攻撃的な異星人でなくてよかった~って感じです。

★★☆

著者別読書感想(ジェイムズ・P・ホーガン)

  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

老いの才覚 (ベスト新書) 曾野綾子

数多くの小説やエッセイを出している今年85歳になる著者の2010年発刊の随筆(エッセー)集です。

元々相当な自信家な方で、周囲に気を遣わない過激な発言も多く、話題を提供される著者ですが、それだけに著者が書く文章とその主張には迷いがなく、細かなところはさておいてもその言わんとすることにはある程度共感ができます。

Amazonのレビューを見ても、「老害」という悪意がありそうな批判もあれば、「硬派なメッセージ」と尊敬する読者もあり、好き嫌いがはっきりと分かれるところでしょう。

「別に嫌いなら読まなくて結構」と著者の声が聞こえてきそうですが、こうした自己主張の強い有名人を批判することで自分の有能感を高めたい人も多そうで、その格好の的となっているという感じです。

芭蕉の句「物言えば唇寒し秋の風」は、「余計なことを言えば後味が悪く、寒々とした気持ちになる」という意味で、さらに意訳すれば「口は災いの元」となります。

現役バリバリで仕事をしているとなかなか言いたくても言えないことが多くありますが、その点、一応名を成して死ぬまで食うに困らぬ財を得た後では、人に迷惑さえかけなければなにをしても言っても許されるって感じでしょうか。

それはさておき、内容的には特に目新しいことはなく、高齢者は老いの覚悟と老いの品格を持って暮らせという著者や夫の三浦朱門氏らの経験から思うところを書き連ねたお手軽ハウツー本です。

こちらの貧弱な感性のせいもありますが、いまいち印象に残る箇所や、1冊の本の中で新しい気がつきがなかった点が残念です。

★☆☆

著者別読書感想(曽野綾子)

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旅のラゴス (新潮文庫) 筒井康隆

ラゴスという名前の主人公の男性が、架空の地域を苦労しながら旅する物語で、今から31年前、1986年に発刊された小説です。

著者は最近、炎上させる目的で過激?な発言をしたりとお騒がせしていますが、もうこの年(82歳)になれば、しかも死ぬまで食っていけるだけの十分な蓄えもあるでしょうから、なにをしても、なにが起きても、もう怖いものはない状態なのでしょうね。

それにしてもあの発言は本人もあとで反省しているようですが、お下品を通り越しています。

時々元気な高齢者が、衝動的に重大な事件を起こしたりすることがありますが、今後もそうした短気を爆発させたような事件や問題発言が増えていくことが容易に想像できる昨今です。本書とは関係はありませんが。

さて、小説ですが、電気などエネルギー革命が起きていない中世の世界観の中の話しです。

様々な出会いや障害に遭いつつ、何年もかけて遠く異国の地へ旅をする主人公の目的は、昔不時着した宇宙船の乗員から新しく得た知恵や知識を書物にして残している村があり、その村へ行って大量の書物を読むためです。

旅の途中では奴隷狩りに捕まり鉱山で働かされたりしますが、どうにか逃げ出して旅を続けます。そんなに何年も旅を続けられるお金はどうして得ていたのか、その点は大きな謎です。

その村に到着し、村からは一切持ち出し禁止の大量の書物を何年もかけてそれらを読破していきます。

さらにはその貧しい村でコーヒー豆の栽培を指導して、村の発展に寄与したことで、王に祭り上げられ、二人の妃も得ますが、やがてその村からも出て、生まれ故郷へ帰ってきます。

さて結局、この小説では何を言いたかったんだろう?と考えてもよくわからず、知的好奇心を満たすため、一生をかけた夢と旅と冒険、そして初恋の物語かな?と。

またこのような空想の中世という時代設定が、最近読んだ別の小説と似通っている気がするなぁ~なんだったっけ?と記憶障害が最近顕著な頭をかき回して思い出すと、伊坂幸太郎著「夜の国のクーパー」でした。

2017年3月前半の読書と感想「夜の国のクーパー」

旅の途中で知り合った少女への思いを何十年も過ぎた後でも捨てきれず、その影を追ってそれはそれでロマンがあって良かったのですが、平凡な能なしオヤジにはこの主人公には感情移入ができず、数々の行動が理解に苦しむものでした。

★★☆

著者別読書感想(筒井康隆)

  ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ソロモンの犬 (文春文庫) 道尾秀介

2007年に単行本、2010年に文庫化された長編ミステリー小説です。

タイトルは、昔、ソロモンの王が魔法の指輪をはめることで、動物たちと会話することができたという言い伝えからで、「ソロモンの指輪」というのは動物行動学になぞらえて使われます。

主人公は自転車で書類などを運ぶバイトをしている大学生で、自分の目の前で、知り合いでもある大学の教員の息子が飼い犬に引っ張られ、道路に飛び出したところでダンプカーにひかれてしまうという悲惨な事故に遭遇してしまいます。

その犬の行動が謎で、普段からおとなしく飼い主に忠実だったその犬ともし会話ができれば「なぜ急に飛び出した」がわかるのにと残念がる大学の生物学者とともに謎を調べていきます。

昔から動物と会話ができればと空想する作家も多く、「ドリトル先生シリーズ」などが有名ですが、上記でも書いた伊坂幸太郎著「夜の国のクーパー」でも猫やネズミと人間が話ししていましたね。

ただ人間同士でも、使う言語が違えば意思の疎通はかなり難しいし、同じ言語同士でも傷つけ合っているのに、なに動物との意思疎通って言ってんだかって感じもします。

そして誰の責でもなく犬が飼い主を引っ張ったせい起きた事故というのは明らかで、原因がわかったからと言っても死んだ子供が返ってくるわけもない事故をほじくり返してどうなるんだ?って気もします。

結果的には、謎を解こうとすることで、知られたくない秘密が暴露されたり、間接的に責任を感じる人が出てきて、さらに不幸なことが起きていくという連鎖型ミステリーは後味があまりよろしくないです。

★★☆

著者別読書感想(道尾秀介)


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