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526
八月十五日の開戦 (角川文庫) 池上司

太平洋戦争(大東亜戦争)までは、樺太の半分、千島列島の全部は日本の領土として国際的に認められていたことを知る人も少なくなっているでしょう。また戦争末期には、アメリカ、英国、中国などと講和するため、日本と中立条約を結んでいたソ連に仲介を依頼していたわけですが、そのソ連はというと、それには応ぜず、逆に終戦間際になって一方的に条約を破棄し、それまで日本が攻め込んでいた満州や、領土としていた千島列島へ武力を用いて攻め込んできました。

この本では、ポツダム宣言受諾で放心状態にあり混乱していた大本営は頼りにならず、今までは米国のアリューシャン諸島から攻撃される可能性のあった千島列島や樺太、北海道の守備隊が、終戦後にも関わらず、ソ連の暴挙とも言える侵攻を食い止めるべく孤軍奮闘する姿がフィクションを交えドキュメンタリー風に描かれています。

ドイツ機甲師団を打ち破り圧倒的に強力なソ連軍と、食料も武器も兵員も乏しく、先には手を出せない降伏後の守備隊ですが、その防人となったのは、国民から各戦場で日本が負けたことを隠すため、撤退したあと、辺境の地に追いやられていたノモンハンやビルマ、ミッドウェイ、ガダルカナルなどの生き残り達です。

本来なら8月15日をもって任務は解かれ、本土へ帰還できるはずでしたが、このソ連参戦のため、北海道までを一気に占領される可能性があり、それを食い止めるため、死を覚悟して今まで以上に厳しい戦いをせざるを得なかった千島の守備隊の苦悩がよくわかります。

しかしそのような一度地獄を見てきた強者が揃っていたことが幸いし、千島列島を足がかりにして、一気に北海道に上陸するつもりだったソ連軍を、カムチャッカ半島からほど近い千島列島の最初の島「占守島」に釘付けにします。結局この終戦後の戦闘で戦死したのは、詳細な記録はないものの、日本側600名、ソ連側3000名にのぼったとされています。

小説では、その終戦後の数日間、ソ連軍を北海道の手前で食い止めている間に、連合国の責任者マッカーサーに密使を送り、ユダヤ人虐殺をアメリカ政府が荷担したという証拠を持ち出して、それとひき替えにソ連の攻撃をやめさせるべく提案します。

ほとんど語られることのないこの終戦後のつらくはかない戦闘ですが、昨年、浅田次郎氏が「終わらざる夏」でも描いています。まだ読んでいないので中身は知りませんが、超人気作家の小説ですから、今年上映される「日輪の遺産」と同様、おそらくこれもいずれは映画化されることになるのでしょう。

著者別読書感想(池上司)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

犯罪小説家 (双葉文庫) 雫井脩介

先日読んだ「つばさものがたり」や「犯人に告ぐ 」などの作品で人気沸騰中の作家さんの2008年に出版された作品です。

作家とその映画化に向けた世界を書いていますので、著者としては勝手知ったる自分の庭での物語なので、一瞬手抜きか?と思いましたが、それなりに面白く構成されていると思いました。この作品も映画化(映像化)を視野に入れているなという気もしますが、たぶん数年のうちにはきっと実現するのでしょう。

内容は、ミステリーの賞に輝いた小説家が主人公で、その原作を元にして映画化の話しが持ち上がります。そしてその脚本、監督、主演を人気絶頂の脚本家でもありマルチタレントの男に依頼することが決まりますが、その男がなにかと主人公の作家にまとわりついてきます。

小説の内容とはまったく関係がないと思われた、集団自殺サイトを運営していた美人管理人の美しい自殺と、この賞を取った小説の裏に隠された内容に、ただひとりだけ気がつき、残されたサイト運営幹部の謎と行方を追いかけ、最後のクライマックスまでドキドキさせられることになります。

やたらとその自殺サイトの話しや、そこで交わされた書き込みが克明に出てきますので、ちょっと薄気味悪く、全体が暗いトーンになってしまっているのは気になりますが、現代の暗部をうまく取り込んでいるとも言えます。ただ本当に自殺願望のある人は読まない方がいいでしょう。

著者別読書感想(雫井脩介)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

プリズム (創元推理文庫) 貫井徳郎

1993年に「慟哭」で衝撃的なデビューを果たした貫井徳郎氏の、1999年に書かれた小説です。「慟哭」はずっと以前に読みましたが、とても新人作家とは思えない、その内容と構成に驚かされました。その後は「悪党たちは千里を走る」など何冊か読みましたが、どれもよく練り上げられた内容で面白く読みました。

この小説はではミステリー小説としては日本で珍しい新しい試みがされています。そのネタばらしはさすがにできませんが、ちょっと意味合いは違うものの、私は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い浮かべました。

直前に読んだ雫井脩介氏の「犯罪小説家」は直球のミステリー小説ですが、それともなにか通ずるものがあり、続けて読むのは混乱を招きちょっとよくなかったかなぁとちと反省も。

タイトルのプリズムとはいきなり死んで登場する女性ヒロインが、様々な見る角度によって妖しい光を発していることを指しているのだろうと思いますが、私にはその死んだ女性の周辺にいた人達が、様々な角度で死因や犯人を考察していくことを指してプリズムというタイトルなのかなと感じました。

あらすじは、美しい独身の小学校女性教員が、ある日自分の部屋で亡くなっていて、それが事故なのか、他殺なのか不明で、容疑者と考えられる人は何人もいるけれど、いずれも決定的な証拠はなく、教え子の小学生、女性教員の同僚、死んだ女性の元恋人、そして不倫相手などその周辺の人達が、それぞれに疑われながらも自分で推理をしていくというものです。

著者別読書感想(貫井徳郎)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) 鯨 統一郎

著者は変わった名前(ペンネーム)だな思ったらしっかり覆面作家とのことです(wikiより)。先般読んだ2002年デビューの坂木司氏もそうでしたが、2000年前後は覆面にすることでなにかメリットがあったのでしょうかね?

実名でアピールし、サイン会、講演会、テレビコメンテーターなど幅広く商機を拡げていくほうが、売り出し中の作家としては望ましいのではと思うのですが。

ま、芸者作家、茶坊主作家、太鼓持ち作家にはなりたかねぇとお高くとまるのもひとつの見識ではありますが。

今回の本のタイトルにも使われている「邪馬台国」を扱った小説は数々ありますが、私は高木彬光氏の「邪馬台国の秘密」ぐらいしか読んでなく、テーマ的にはあまり関心はなかったのですが、今から40年近く前に書かれた「邪馬台国の秘密」以降にも新しい発見や新説が登場していますので、最近ではどのような説が一般的になっているのか、知っておくのもいいかなという軽い気持ちで読み始めました。

ちなみに近所の大型書店では「ここまでわかった!邪馬台国」が平積みされていて、これも近いうちに読んでみたいなと思っていますが、これは全国にある邪馬台国の候補地の紹介みたいな感じで、小説としての謎解きの面白さは当然ありません。

そんな、なにも先入観なく読み始めましたが、この文庫はタイトル名にもなった「邪馬台国の謎解き」だけでなく、下記のように、現在の常識や謎を、新宿にあるバーの常連さんのひとりが解き明かし覆していくという短編でした。

その概略は、
 ・聖徳太子は実在しなかった
 ・お釈迦様は悟りをひらかなかった
 ・邪馬台国は東北にあった
 ・明智光秀は謀反人ではなかった
 ・倒幕の黒幕は幕府側の勝海舟?
などです。

ちょっと考察に甘いところがあるんじゃないのか?都合のいい部分だけ抜き出して解釈してないか?と思うところもありますが、しかし現在の通説や常識を、軽いノリで次々と覆していくスリリングで無駄のないテンポの良さは読んでいてもスッキリします。

これらの元ネタは文庫の後書きにありますが、著者自身の発想ではなく、ある別人の解釈を元にして、著者が小説化したものです。

そういうことをちゃんと明示しているところは、論文や小説などで盗作疑惑や著作権問題がこじれることが多い中で誠実さを感じます。

本書の中に出てくる解釈では、「日本書紀はいくつか流れのある天皇家の中でも勝ち組の一派が書かせたものなので、負け組のことについての記述は曖昧で信用がおけない(聖徳太子の実在しない)」とか、また地図上の方角について、目の前に方角の誰でもわかる太陽がありながら「当時の公文書に北と南を間違えて記載をする(邪馬台国は東北にあった)」というのは、にわかには信じがたいように思います。

本来なら短編のそれぞれの項目が、大きなテーマでもあり、そのテーマだけで上・中・下巻の長編小説になりそうですが、それを短編としてサクッとまとめてしまうところがなんともこころ憎いなと思います。

せっかくですから、当然予想されるそれぞれの反論や通説の根拠となっている様々な証拠に対して、また今回、通説を覆した推察に対する反論も加え、もっと深く掘り下げた小説にしてみてはどうでしょう。

高木彬光氏の「成吉思汗の秘密」では「義経は成吉思汗ではない」という論拠からスタートさせ、最終的にはその論拠をことごとくつぶしていくというストーリーでしたが、歴史物はそうやって見ていくと説得力が増すように思います。

ちょうど、いまは歴史に興味を持つ若い女性(歴女)と、仕事を辞め暇を持てあまして歴史書を読みふけり遺跡の見学に大挙押しかけている団塊世代がいますので、この歴史ブームをうまくつかむことができれば、このようなテーマは大ヒットすると思います。

ま、いずれにしても、この推理小説は軽くできていますので、満員の通勤電車の中で集中して読むのには、最適な小説でした。

著者別読書感想(鯨統一郎)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書) 海老原嗣生

新書ほど中身に当たり外れの多い出版物はないという持論ですが、数年前からの新書ブームでタイトルに過激な表現を使うことが当たり前になってきています。

私の場合、数多く読みたいので、新刊書を単行本で買うことはあまりなく、単行本の中から評判のよかったものだけが文庫化されるのを待ち、さらにその中から読みたいものを選んで購入していますから、そう大きな当たり外れはありません。

しかし新書というのは、以前ならロングセラーになる学術系だったり、ハウツーものがメインだったりしたのが、最近では誰でもお手軽に出版できて、それこそタイトルで勝負、一発屋狙いの「スポーツ新聞」的な軽くてどうも信用の置けない書籍となっています。

前置きが長くなりましたが、この『「若者はかわいそう」論のウソ』はタイトルは過激で、最初手に取ったときは心配だったのですが、読み始めて中身もそれなりにあり、なかなか面白く読むことができました。
著者は元リクルートで自分では人材雇用問題のエキスパートのように自慢されてますが、人材ビジネスの中心で20年以上関わってきた私からすればやや底の浅い、人材出版編集者兼ジャーナリストという感じがします。それがいいとか悪いと言っているのではありません、念のため。

で、この新書では、著者の好き嫌いがハッキリしていて、どうも好きではない人が書いたベストセラーに対し、意図的な誤魔化しや誤解を生じされる書き方などを徹底的に糾弾し、それに同調するマスメディアをも非難しています。このあたりの切れ味は、さすが元リクの元編集者と言えるでしょう。

さらに、今後日本の雇用はどうすればいいかという点についても持論を展開し、関連する有名人との対談を収録されていますが、その著者の考える今後の雇用対策の章については、残念ながらその意見に同調する人はあまりいないでしょうし、実現可能性は日本が中国に侵略され24番目の省になるより低そうなので、あまり参考にはなりません。

冗談で書いているならともかく、実現可能性がまったくない意味のないプランをいくつ出しても紙の無駄になるだけです。

それはともかく、前半部分は、久々に新書の中で面白いものに出会った爽快感があり、それだけでも読む価値は十分にあると思います。最近の新書では「国家の品格」や「デフレの正体」「偽善エコロジー」などは別格として、それらに次いで、読んでよかったと思えるものでした。

それにしても最近の新書という新書は、統計データを元にして「ハイ一丁上がり」とばかりに一冊にまとめる(同書はそれだけではありませんが)のが、最近やたらと流行しています。「統計は使い方によってどうにでもなる」という考え方を持つ私にとっては、今の新書ブームは単に胡散臭く思えて仕方がないのです。



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525
日本では有名なFacebookや、まだあまり有名ではないLinkedin(リンクトイン)、Google+などSNS(ソーシャルネットワークサービス)は、海外では転職する際のツールとしてよく使われています。

そのようなSNSは、登録する際には実名主義が特徴で、過去の経歴や特技なども一緒に書かれることが多いので、それを見た優秀な人を探すヘッドハンターや企業の採用担当者から、一度会ってみたいというアプローチがあり、興味があれば転職へ進むという流れです。積極的に自分を売り込み転職しキャリアと給料を上げていくという欧米的な発想では最適化もしれません。

日本ではと言うと、ブログやSNSの多くはまだ匿名にするのが主となっていて、一部の実名で書いている人は、よりよい条件の転職を考えているサラリーマン達ではなく、その多くは事業PRを兼ねた経営者であったり、半ば営業活動の一環としての個人事業者だったり、せいぜい比較的自由度の高い外資系IT企業の勤務者だったりします。最近ではIT系のベンチャー企業の社員が、実名を出すケースは増えてきています。

一般的に日本の社会では、表だって勤務先(キャリア)を含め、実名でブログを書くことは、勤務先から歓迎されることはなく(社名を出すのを原則禁止しているところもある)、もしその会社で長く働きたいのであれば、実名を公表するのは躊躇するでしょう。

つまり現在の日本においてそのようなSNSに「実名+勤務先名や過去のキャリア」を含めて書くということは、イコール「宣伝」か「転職」となかば公言しているようなものとされ、海外のように「私はこういう人となりだから、私の発言にはそれなりに信憑性があるのですよ」「こういう趣味や興味をもっているので同好の仲間と情報交換したい」という目的だとは思ってくれません。

それに今回の東電や花王の一件でわかるように、特定の企業に勤務していることがわかると、もしその企業になにかあったときには、自分が直接関係していなくても、ブログが炎上するのを覚悟しなければなりません。また自分の個人的な発言が、その勤務先の発言と勝手に解釈されてしまい炎上することもままあります。日本では欧米のように勤務先と個が完全に切り離されているのではなく、深くつながっているように見られてしまうことに原因があります。

一方では大学生が就職活動を行う際に、自分のFacebookを公開することで、他の大学生と差別化をし、就職に有利に運ぼうとする動きがあります。こちらは自己PRが目的なので、基本実名で公開します。しかし書き込んだ内容により、逆効果もあるわけで、誰もに勧められるものではないでしょう。

例えば学生時代に海外ボランティアをずっとやっていて、その模様だけを書いているのであれば特に問題はありませんが、ボランティアを通じて政治への不満や、外国人差別につながるような言動があると不適切でしょうし、他の学生との軽い会話で「興味があるのは食品業界」とか書いておきながら、IT企業を受けに行ったら、例えそれを書いたのが1年以上前であっても「節操ない人」「本心は食品でITは滑り止め?」と人事の人には思われてしまうでしょう。

例え本人にしてみれば大人びた立派な主張をしていると思っても、そのSNSやブログに政治、宗教などの個人の信条や他人、企業、国、政府などへの強烈な批判や皮肉、過去や現在勤務している会社の仕事内容、就職活動の様子などが書かれているなら、普通の就職・転職活動に有利とは思えませんし、逆効果だと思います。

特に日本の企業の採用担当者は想像を遙かに超える極めて保守的です。経営者がいくら「当社はベンチャー企業なので、学歴や経験は問わず、既定の枠に収まらない個性的で元気あふれる人が欲しい」と言っても、先に人事担当者が「学歴や経験は問わず、既定の枠に収まらない個性的な人」は書類審査で先に弾いてしまいます。SNSを使って採用をおこなっているという会社もありますが、それは多くの場合は、経費節減と話題作りであって、本来の採用の主流ではないでしょう。

そのようなSNSを活用して転職がスムーズにいくのは「外資系などのプロの雇われ経営者」、「書籍を複数出版しある程度公に著名な人」、「業界で有名なトップクラスの技術者」ぐらいなものです。そういう人なら、仕事のことや、個人の信条や、過去に起きた事例などを実名で書いても例外的に問題にはなりません。会社の組織を超える個を持っているからです。でもそれは極めて特殊な人達です。

あと、SNSを運営している会社に転職を希望しているなら、当然そういうものを使い倒していることがアピールポイントになります。ただこれもそこで書かれている内容があまりにも常軌を脱していたり、内容が過激で公開することができず「いえ、使っていません」と言えば、それだけで怪しまれてアウトになりそうですから難しいですね。

SNSにおいて実名か匿名かの論争があちこちで起きていますが、日本においては双方に意見はすれ違い、かみ合いません。要は「一般的に日本では実名で書くと損をすることが多いので、匿名が主になっている」のだと思います。逆に欧米のように「実名で書く方が得である」となれば、日本でもこぞってSNSやブログは実名に変わっていくのではないでしょうか。


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524
あくまで私の勝手な想像で、たいした根拠も実現する可能性もありませんが、ぼろくそに言われながら、どうせここまで引っ張ってきたのですから、後世に「あれは見事な作戦だった」と言わしめる、起死回生策をうってみてはどうでしょうかね。(おふざけ9割です)

まず通例のこととして、首相が交代するとしばらくは期待感を込めて内閣支持率が大きく上がります。同時にその内閣の元になっている政党の支持率も一般的には引きずられて上がることになります。過去8人の新首相が作った最初の内閣支持率は平均すると57%で、首相交代直前の内閣支持率平均は25%と1/2以下に落ち込みます。

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さらに、前の首相に人気がないとか、不祥事や責任を取って辞めるときは、支持率は大きく下がりますが、新しい首相=新内閣にかわった途端、支持率は元へ戻ります。そして内閣末期の落ち込んだ支持率が低ければ低いほど、新しい内閣の支持率はより大きな反動(揺れ戻し)で高くなる傾向にあります。

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現状の国民に不人気な菅内閣のままで解散総選挙をおこなえば、民主党は大敗することが見えていますのでそれはありえません。また首相のクビをすげ替えて、今後衆議院の任期まで継続したところで、一部は大震災の影響もありますが、最初の公約をことごとく撤回してきた状況の中で、そのうち国民も忘れてまた支持率が好転するかもと期待するのはあまりにも楽観的すぎです。

一方野党ですが、これもまたなにも代わり映えせず、本当に期待できるのか?という疑念も湧きます。しかしもし民主党がこのまま淡々と1年以上解散せずにやり過ごしていけば、さすがに野党も次の選挙に向けて大きく組織改革を進めていくことが可能です。その選挙準備は原発や予算や震災復興に追われる与党民主党より、ずっと精緻におこなえるでしょう。

そこで、民主党の起死回生案です。

解散はおこなわないとくり返し言ってきた菅総理は、どうにか退任条件としていた3法案を通すことができ、8月下旬、遅くとも9月には勇退が決まるでしょう。それから民主党で代表選がおこなわれ、遅くとも10月には次の総理大臣が決まります。それが野田佳彦氏でも前原誠司氏でも馬淵澄夫氏でも川端達夫氏でも小沢鋭仁氏でもその他の人でもたいした違いはありません。

そして、新内閣がスタートしてからまもなく民主党として譲れない法案(東電破綻処理でも郵政法案でも議員大幅削減でもなんでも構わない)を野党に突きつけます。当然また野党は反対の大合唱でしょう。すでに民主党は重要な法案や予算を通すために、民主党のマニフェストの大部分を撤回または凍結して追い詰められていますから、野党もここぞとばかりに攻めてきます。

特に脱原発を強力に進める法案は、元々原発推進派の多いというか自民党の7割の議員が東電OB含む企業、団体からの原発マネーを受けているので、送発電事業分離や全量買い取りを含む新エネルギー関連法案もそう簡単には通してくれません。法案を通してくれないのなら、最後の手段として大義名分はできちゃいます。

そこで新首相に変わってまだ1カ月以内のまだ内閣支持率が高いであろう11月に「脱原発・議員大幅削減解散」を抜き打ちでおこないます。菅さんは解散はやらないと言ってましたが新首相は言ってません。11月中旬解散で12月初旬に投開票か、遅くとも1月松の内解散です。これは野党が組織だって選挙の準備ができない抜き打ちでないと勝ち目はありません。

解散の大義名分は「ねじれ現象で法案制定が進まず、原発事故で苦しむ国民の救済と今後のエネルギー政策」と「(国民は誰も反対しないであろう)衆参国会議員の大幅削減をおこない将来の増税前にまずは身を削る覚悟」とし、「民主党は脱原発、それに異を唱える候補は原発推進派」「議員削減は民主党しかできない、自公時代は増やす一方」を大きくアピールをするのです。そうアノ時の「郵政解散」と同じようにです。

総合的な政策論争にしてしまうと、子供手当の失敗、高速道路無料化の失敗、普天間基地移転の失敗など、もはや旧自民党政権の尻ぬぐいばかりとは言ってられなくなりましたので、そういった部分は争点にはせず、とにかく「いま日本は世界をリードして脱原発、新エネルギー路線へと大きく舵を切ります」「そのためにまず身を削ります」とそれだけを強調していくのです。

もっと言えば新首相の街頭演説では「私の考えに反対する人は例え民主党内でも原発推進派、議員の削減反対派と見なす」ぐらいのことを強弁に言い続けます。それが国民には頼もしいリーダーシップと思われるでしょう。同時に当面選挙がない参議院においても脱原発派と擁護派に分ける工作をおこない、ねじれを解消するために民主党同調者を増やしていく努力をしなければなりません。

多くの国民にとって、原発事故問題がいま健康に生きていく上では一番重要な問題となっています。増税や年金の問題は、例え自民党でもその他の野党でも、格別な名案があるわけでなく、もはやどうすることもできないところまできていますので、それらについてはどこが政権与党をとっても政策に大きな違いはありません。

違うのは原発の今後と新エネルギー策と議員定数大幅削減ですから、そこだけに集中し、抜き打ちなので、敵がもたついているあいだに、先に世論を味方につけてしまえば、前回ほどの圧勝はないでしょうが、何もしないでただ敗北を待つよりはいいのではないかと思います。ま、そんなうまくいくわけはありませんし、もとより参議院でねじれているのが最悪ですね。



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523
高齢者の親が自宅で亡くなり、家族はそのまま葬儀も出さず放置し、しかもその親の年金を騙し取るという事件が相次いで発覚したのは昨年のことでした。

中には生きていれば113歳とか111歳というギネス級の人までが次々と遺体で発見され、逮捕者も出ましたが、今までいい加減な仕事をしてきたことが明るみに出てしまった役所は、あらためて年金を支給している高齢者が本当に実在しているのかひとりひとり確認する事態まで発展しました。っていうか今まで確認してなかったのかよ!

そういう犯罪や非常識な行為が昨年はゾロゾロと発覚して、あらためて年金支給の確認が強化されたはずなのに、未だに過去に亡くなった高齢者を自宅で放置していた事件が今年も次々発覚しています。

主な今年発覚した自宅に遺体放置事件
2011/7/29
「葬儀代なかった」 母親の遺体放置した長男逮捕
母親(77)の遺体を自宅に放置したとして、徳島県警捜査1課と小松島署は28日、死体遺棄容疑で長男の同県小松島市田野町の無職、赤井宗彦容疑者(48)を逮捕した。
2011/7/9
「自分も死のうと思ったがずるずる時間が…」 病死の39歳妻遺体放置 43歳夫逮捕
死亡した妻(39)の遺体を自宅に放置したとして、京都府警堀川署は9日、死体遺棄容疑で、京都市中京区壬生森町の無職、河田勝幸容疑者(43)を逮捕した。堀川署によると、遺体は一部ミイラ化しており、河田容疑者は「妻は長い間具合が悪く、病死した。自分も死のうと思ったが、死ねずにずるずると時間がたった」と供述しているという。
2011/6/10
寝たきり母が熱中症死、放置した教諭を逮捕
母親(82)を自宅に放置し熱中症で死亡させたとして、島根県警は10日、保護責任者遺棄致死容疑で松江市上東川津町、島根県立松江清心養護学校教諭の福間堤二容疑者(45)を逮捕した。
2011/5/1
年金詐取容疑で60歳男逮捕=母の遺体、3年余り放置-愛知県警
死亡した母親(死亡当時80歳)の年金を3年間にわたりだまし取っていたとして、愛知県警捜査2課などは1日、詐欺容疑で、名古屋市守山区更屋敷、無職赤坂勉容疑者(60)を逮捕した。同課によると、容疑を認め、「生活費や趣味のプラモデルの購入のために使った」と供述しているという。
2011/2/26
母親の遺体を遺棄・損壊容疑で長女逮捕 茨城県警
茨城県つくば市谷田部の無職、本山ツヤさん=当時(83)=が昨年9月、自宅浴室で腐敗した刺殺体で見つかった事件で、県警つくば中央署捜査本部は26日、ツヤさんの遺体を刃物のようなもので切り、放置した疑いが強まったとして、死体損壊と死体遺棄の疑いで、同居の長女で会社員、真百美(まゆみ)容疑者(47)を逮捕した。
2011/2/12
「葬式代なかった」母親の遺体を8カ月放置 容疑52歳次男逮捕 宮城県警
宮城県警仙台北署は12日、母親(76歳)とみられる遺体を約8カ月間、自宅に放置したとして、死体遺棄の疑いで仙台市青葉区芋沢青野木、次男の無職、袖沢修容疑者(52)を逮捕した。「葬式代がなかった」と容疑を認めているという。
2011/2/1
父親の遺体放置した38歳の女逮捕 秋田県警
秋田県警大館署は1日、父親(73歳)の遺体を自宅に放置したとして、死体遺棄の疑いで同県大館市新町31、無職、工藤美江子容疑者(38)を逮捕した。遺体は一部白骨化しており、死後数カ月が経過しているとみられる。目立った外傷はなかった。
2011/1/28
母親の遺体を3年間放置か、埼玉 死体遺棄容疑で男逮捕
埼玉県警東入間署は28日、母親(80代)とみられる遺体を自宅に放置したとして、死体遺棄の疑いで同県ふじみ野市南台、無職田中和夫容疑者(47)を逮捕した。
2011/1/16
2009年夏ごろからアパートに母の遺体放置、会社員を逮捕=年金不正受給か 広島
母親(77歳)の遺体をアパートに放置したとして、広島県警三次署は15日、死体遺棄容疑で、同県三次市畠敷町、会社員五反田竜男容疑者(46)を逮捕した。
同署によると、容疑を認め「葬儀代を出せなかった」と話しているという。
2011/1/6
衣装ケースからミイラ化した遺体を発見、三男が放置
京都市伏見区向島二ノ丸町の市営住宅の一室でミイラ化した高齢男性の遺体が見つかったことが5日、分かった。
京都府警捜査1課によると、遺体は住人の園田盈雄さん(92)とみられ、三男(55)が「亡くなった父を衣装ケースに入れた」と話しており、詳しく事情を聴いている。

上から二つめの「病死の39歳妻遺体放置 43歳夫逮捕」を除き、あとはみな、息子や娘が高齢の親の遺体を自宅に放置していたケースです。

なぜそうするのか?と言えば取り調べでは「葬式代がないから」というもっともらしい?返答が多いのですが、もしお金がなければ役所に相談すれば「葬祭扶助」の制度があり、葬式代ではありませんが、最低限の火葬代や埋葬代は援助されます。知らなかった人もいるかもしれませんが、言い訳としては、まったくふさわしくありません。

つまりこれらの放置事件、ほとんどのケースでは、詐欺罪にあたる親の年金を死後ももらい続けるためと思われて仕方がありません。というかそれが唯一の目的でしょう。

でもどう考えても浅はかな考えで、いずれは必ずバレてしまうことが、いい大人がわからないはずはありません。おそらく最初のうちは「早く届けなければ」と思いつつ、しかし自動的に振り込まれる親の年金を手にすると、ズルズルと先延ばしになって気がつくと数カ月、数年が経っていたということでしょう。

当然何度かは、亡くなった親の知人や民生委員、役所の人が尋ねてきたでしょうけど、その都度、旅行に出掛けているとか、寝ているとか言って、嘘を嘘で固めた生活をおくり続けてきたのでしょうが、まったくこのような犯罪には同情の余地がありません。

そのような薄情な息子や娘を作ってしまった親にも、少なからず責任の一端はあるかもしれませんが、日本には昔から村八分され一切の付き合いが絶たれた家でも、そこから死者が出た時は、村で手厚く弔うという風習があります。

それぐらい家族の死はなにをおいても大きな出来事なのです(伝染病が拡がるのを防ぐ意味もあったと思いますが)。そして親子の縁がずっと昔に切れていたわけでもなく、亡くなるまでは一緒に生活をしていたにも関わらず、それをわずかな金に目がくらみ、手厚く弔わずに放置しておくなんて人間として最低です。

このような現象は専門家に言わせるとどのように分析するのでしょうか。「親の面倒を見られない核家族化の慣れの果て」と言うことなのか、それとも「親の年金が頼りの下流社会現象」なのか、いずれにしてもまだ今後20年以上、超高齢化が進んでいく中で、このような事件が繰り返されることは避けたいものです。

例えば最近なり手がいない民生委員制度の改革(単なるボランティアから有償+調査権限付与とか)や、江戸時代にあった隣近所を相互に監視する新五人組制度の復活、高齢者ケアには必須となる訪問介護制度の改善など、いくつも並行した対応が必要ではないでしょうか。



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数学的にありえない(文春文庫) 上・下巻 アダム・ファウアー

神経症を患っている天才的な若い数学者が賭博のポーカーの最中にその病気が発症してしまい、そのため大きな借金を背負うこととなり、それから逃れるためにあれやこれやと考えていると、やはり神経を病んで精神病院に入っていた双子の兄が退院してやってくるは、政府の謎の科学技術研究所やFBI、CIA、北朝鮮のスパイが起こす事件に巻き込まれて追われることになるわで、てんやわんやの1週間を描いたミステリー小説です。

数学者ということで、確率で博打や意志決定をしていくわけですが、さらにその上をいく特殊な能力「ラプラスの魔」別名「集合的無意識」が目覚め、少しずつ未来が予測できるようになっていきます。このあたりはなぜそうなるのか様々な理論が展開されますが、あまり知らないことばかりなので、素人には説得力がないのがちょいと残念なところです。数学者が読むとどう思うのか聞いてみたい気もします。

そして確率と未来予知を利用して、主人公は博打で借金を返済することに成功しますが、その特殊能力をもし自在に操れるようになれば、それはノーベル賞もの、国家ならば軍事目的などに大いに有効ですから、学者もスパイも必死になってそのサンプル(=主人公)を追いかけることになります。

実在する特殊な能力と言うと、映画レインマンで「サヴァン症候群」という常人では考えられない抜群の記憶力を持つ自閉症患者の役をダスティン・ホフマンが好演しましたが、あれにも記憶力による確率をもちいてカジノで大勝ちするシーンがありました。アメリカ人が考える特殊能力は、すぐに楽して金儲けと連想させるのがいかにもお国柄です。この小説もアメリカ人の大好きな「人生はいつもギャンブルだ」と言ってもいいでしょう。

著者のアダム・ファウアーはこの長編ミステリーがデビュー作ということで、大学で統計学を専攻した後、40歳までサラリーマンを続け、2005年にこの作品を上梓したとのことです。この小説が世界中で大ヒットしましたので、たぶんシリーズ化されて続編も出てくるのでしょう。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

青空の卵 (創元推理文庫) 坂木 司

2002年に発表された坂木司氏のデビュー作です。著者は北村薫のデビュー当初と同じような覆面作家で、年齢や性別すら公表されていません。小説の内容からすると北村薫氏と同様に男性で、年齢は40代前後ぐらいかなと思いますが、案外全然間違っているのかもしれません。家庭の主婦や女子大生だったら意外性があって面白いのですが、それはないでしょう。

作品はその後シリーズ化される「ひきこもり探偵」とその親友が主人公で、警察が絡むような大きな事件ではなく、ささやかな疑問や謎を抜群の洞察力と推理で解いていくという、初期の赤川次郎、東野圭吾的な青春推理探偵小説です。

二人の主人公のうち謎を解くシャーロック・ホームズにあたるのが、複雑な家庭環境で育ち、高校卒業後はひとり暮らしで、部屋にずっとこもったままソフト開発の仕事をしている精神的に不安定な男性で、もうひとりの事件や謎を持ち込んでくるワトソンにあたるのが、その男の親友で、せめて時々は部屋から外出させようと、買い物や事件の調査に引っ張り出し、代わりに料理をご馳走してもらう男性です。

いくつかの中篇をまとめて一冊となっていますが、他の中篇に出てきた登場人物が、後に出てきたりしますので、まとめてひとつの物語と言えなくもありません。

このような推理探偵小説は世界中に星の数ほどあるだけに、差別化するのが難しいと思いますが、著者自身が好きだという横溝正史のような、文章に飾りや難しい言い回しのないストレートな文章と展開が特徴で、読後もスッキリした気分になれます。このあたりはたぶん読書経験の少ない若い人にもうけるように書いているのかなと思います。

本書に登場する謎とは、「駅前でジッと立ち続けていて決して喋らない少年」や、「歌舞伎役者に送りつけられる不気味な謎の品々」だったり、「若い男性に対し無差別に嫌がらせをする謎の女性ストーカー」だったりと、決して大きな事件や犯罪ではないけれど、なにか不審な出来事です。

著者別読書感想(坂木司)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

昔日(ハヤカワ・ミステリ文庫) ロバート・B・パーカー

昨年亡くなったロバート・B・パーカー氏の作品の中で、スペンサーシリーズとしてはラスト4にあたる2007年に出された小説(日本語版は2008年)です。まだシリーズ35冊(文庫発刊済み)の中で読んでないのが10冊ほどあるので、ブックオフへ行った際には必ず棚をチェックしています。しかしこのシリーズはほとんどブックオフに出てこないのですが、なにかワケでもあるのでしょううか。

今まで行った書店の中では、このスペンサーシリーズが一番多く置いてあったのは、丸善丸の内本店ですが、そこでもシリーズの8割ぐらいしかなかったように記憶しています。保管場所に困らないAmazonでも全部が在庫としては持っていないので、シリーズ全部揃えるのはたいへんな苦労です。そのうちまだ文庫として未発刊分のものを含め、38冊全部が箱詰めされて発売されるかもしれませんね。熱烈なファン以外「誰が買うねん、そんないっぱい」とも思いますが。

さて物語は、お馴染みの相棒ホークと、ガンマンのヴィニー・モリス、西海岸から応援に駆けつけたメキシコ系のチョヨが揃い、なかなか表面化してこない殺人集団を自らがそのターゲットとなって探していきます。

ちなみにスペンサーもホークも最高のガンマンと認める二人、ヴィニー・モリスの活躍は「拡がる環」「歩く影」など数多く、チョヨの活躍は「スターダスト」や「虚空」などで見られます。

題名は、妻の浮気調査を依頼してきた旦那が、その証拠を得た後に、夫婦とも何者かに殺されてしまったことから、その夫婦の復讐に燃え、さらに昔、スペンサーから離れていった恋人スーザンの心変わりが、今回の妻の浮気を心配する旦那の気持ちにシンクロして、それが関連づけられているのだと思われます。

著者別読書感想(ロバート・B・パーカー)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書) 三浦展

2005年に80万部の大ベストセラーとなった「下流社会 新たな階層集団の出現」の続編というか柳の下のドジョウで2007年に発刊されました。下流社会というのは2006年に流行語大賞を取ったのかと思っていましたが、その時はランクインすらせず、似たような意味で山田昌弘氏の「格差社会」がトップテン入りをしていました。

1万人の成人男性アンケートから、様々な傾向や分析をまとめた本ですが、対面調査ではなく謝礼に釣られて簡単に集められるネットユーザーに対しておこなったアンケートで、一冊の新書がポンと作れるなんて安易と言えば安易な気もします。それもこれも先に80万部のベストセラーがあればこそでしょう。

内容は、年収別、職業別、年齢別、既婚か未婚、親と同居とひとり住まいなど様々な切り口を変えてマーケティング的な分析がなされていますが、とりたてて興味深い内容ではありません。

唯一、気になったのは、ニートの収入がそこそこあり(60%が無収入だが残りは収入あり)、著者はオークションやアフィリエイトなどで収入を得ているのでは?と分析していますが、それはとても信じがたいところです。生活にも満足し(これは自分の好きなことだけやっているのでわかります)、自分を中流や上流と思っている人の割合が正社員で働いている人並みだっていうことです。

まずもってオークションやアフィリエイトで平均して月に十万円程度稼ぐなんてことは、セミプロでないと無理でしょうし、それをプロとしてやっているならニートとは言えません。たまたま副業でうまくいって月10万円稼ぐ人はいるかも知れませんが、それを何ヶ月も何年も続けられるのはやっぱりプロでしょう。

本来ニートの収入の多くは親や兄弟からの支援だと思いますが、この調査にあるニートは、実は自宅で、ソフト開発、ゲームなどのテスト、オンライントレードやFX、あるいはそのアドバイスなど、実際は在宅でなんらかの仕事をやっている人がかなり含まれているのではないかと想像します。そう考えないと年収数百万円のニートってどうなのよ?って思います。

著者別読書感想(三浦展)

    

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