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537
2011年も後半に入ってからこういうお題で書くのは気が引けますが、佐々木俊尚氏著「2011年新聞・テレビ消滅」は2009年の発刊当初にはタイトルを見て衝撃を受けた人も多かったのではないかと思います。新書を売るための作戦勝ちということですが、私もすぐ買って読んだクチです。

同様に蜷川真夫氏の「ネットの炎上力」でも新聞・テレビなどの旧メディアの劣化について述べられていますが、それは蜷川氏自身が旧メディアと決別し、新しくネットメディアを立ち上げたという経歴から、そうあって欲しいという願望があるのは仕方がありません。

世の中には時代の先を行く(と本人は思っている)人達と、後からついていく人達、そしてついていかずずっと保守的に自分の殻を守り続ける人がいます。その時代の先頭を走っている人からすると、周囲に追随する人達しか見えないのだと思いますが、実はそれよりも遙かに多くの追随しない人達がいるものなのです。

1990年代初頭には携帯電話が不動産会社のオヤジ連中から、一般のビジネスマンへと普及し始めました。まだこの頃は高くて会社が与えてくれないと個人が購入するには相当の勇気と投資が必要でした。やがて、90年代後半になると価格も下がり社会人を中心に一気に拡がっていきます。

21世紀になった今、携帯電話を持っていない人は極めて少なくなりましたが、それでも別にお金に困っているわけでもなく、世間と一切縁を断っているわけでもなく、不要だからと携帯電話を持たない人は、まだかなりの割合で存在しています。総務省統計局の2009年の全国消費実態調査によると全体の普及率は約88%、年代別では60代70%、70代以上は35%程度です。

また携帯電話を持っているからと言って、60歳以上の高齢者がそれでニュースや最新情報を得ているとは考えにくく(目が悪くて小さな画面では読みにくい)、仲間や家族との電話またはメール連絡用と考えるのが無難でしょう。

特に団塊世代以上(65歳以上)の高齢者だけをとってみると、各社から簡単操作で文字の大きな高齢者モデルがいくつも出しているにもかかわらず、持っているのはその半数程度です。まだ持っていない人が多いからメーカーやキャリアも必死になってそう言う人向けにテレビや新聞で宣伝しているのです。

新聞、テレビの安定した顧客の多くはその高齢者です。若い人はネットやスマホ含む携帯から得られるニュースや情報で十分と新聞を買わず、また昼も夜も忙しく働いているのでテレビを見る時間も限られているでしょう。しかし定年後ずっと自宅に居ることになる高齢者は、じっくりと新聞を読み、読み終わるとテレビを見るしか他にやることはないのです。

その65歳以上人口は2010年には約3000万人(国民の1/4)、10年後の2020年には3600万人、20年後の2030年には3670万人(国民の1/3)です。この高齢者の増加は2040年まで続くことが予測されています(国立社会保障・人口問題研究所の推定データ)。そう新聞・テレビのメイン顧客は、少子化で減り続ける子供達や外へ出て働くことが増えてきた女性相手ではなく、顧客となるのは今後30年間増え続けていく高齢者なのです。

つまり新聞・テレビが2011年どころか10年後にもなくならない1番目の理由は、主要な顧客たる高齢者は減らず、逆に増えていくから安泰です。

次にメディアとしての存在意義です。

ネットの情報では「もうマスメディアの役割は終わった」「マスコミは偏向報道をするものだ」「新聞社やテレビ局はもうビジネスモデルとして成り立たない」とか言われてきました。地デジ化による巨額設備負担に耐えきれない地方のテレビ局もあると聞きます。そしてネット広告が増えたことで、テレビや新聞広告の価値が大きく落ちてきたとも言われています。

細部を見ていくと、一部は確かにそのような傾向、事象は起きているかも知れませんが、ここ数年のあいだにネット広告がテレビ・新聞広告にすべて取って代わるとことはまったく現実的ではありません。若い人が新聞を読まないから、テレビを見なくなったから、終わりと決めつけるのはあまりにも乱暴すぎます。

まだまだ新聞・テレビの影響力は日本では絶大で、京大入試問題で「yahoo!質問箱」が、尖閣諸島漁船衝突事件では「YouTube」が、それぞれ国民の認知が一気に拡がったのは、テレビや新聞で一斉に取り上げらたからです。自分(=60歳以下)が知っているから世の中の人も(高齢者層含め)みんな知っていると勘違いしてはいけません。

高齢者は一般的に自分で新しいことを考えたり、斬新な意見を述べたりするのが苦手です。そこでテレビや新聞によく登場する識者と言われる人気者のキャスターや学者、評論家の意見を聞いて、その人(または意見)が好きか嫌いという単純な判断を好みます。ややこしい議論やなぜそうなのかという論理は好みません。そのようななんでもシンプルに信じてくれる高齢者を相手にマスメディアが存在していると考えるとわかりやすくなるでしょう。

最近テレビでやけにクイズ番組が多いと気がつきませんか?あれは高齢者が見て「若い芸能人には難しいクイズ問題が、高齢者には易々と答えがわかり気分をよくしてもらう」と言うことなのです。また家族で一緒に見ている時、子供や孫より先に答えを披露することで「おじいちゃんすごい!」と尊敬されるであろうということまで計算した問題が作成されています。

だからそのような雑学を含めもっと知りたい欲求に応えるため、新聞・テレビは消えるどころか、これからずっと先までわかりやすい番組や記事の提供を必要とされ続けるのです。子供向けにわかりやすくニュースを解説する池上彰氏が突然ブレークしたのも、実は池上氏(61歳)と同世代以上の高齢者が一番望んでいたからではないかと密かに思っています。

そして最後の3つめの理由は、

選挙へ行って市会議員や県会議員、国会議員を決めるのも、人口構成と投票率からして高齢者が主体となっています。つまり世の中の仕組みや主たる方向性を左右するのは高齢者達です。

もし仮に大新聞社の経営が行き詰まり、経営者が廃刊したいと言い出すと、それを過去何十年と楽しみにしていた高齢者がムクリと立ち上がり、自分達が当選させた政治家や人脈を使って、一時的に救済する方向で世の中を動かすことになるでしょう。ただ今は人口も減りつつあり、供給過剰すぎるので、一部の弱小新聞社が大手と提携または合併するなどが、ここ10年のうちに再編があるかも知れません。しかし歴史ある大新聞社は今後も盤石です。

ちなみに世界の新聞発行部数を見ると、日本の新聞社がなんと世界の上位5位までを占めています。
World’s 100 Largest Newspapers(2007年)部数の単位は千
読売新聞(Japan) 14,067
朝日新聞(Japan) 12,121
毎日新聞(Japan) 5,587
日本経済新聞(Japan) 4,635
中日新聞(Japan) 4,512
Bild (Germany) 3,867
産経新聞(Japan) 2,757
Canako Xiaoxi (China) 2,627
People’s Daily (China) 2,509
10 東京スポーツ(Japan) 2,425

これを見てもわかるとおり、もはや新聞は日本の国家的な大文化遺産となっているのです。日本の世帯数はひとり世帯がもっとも多く約5000万ですが、読売、朝日、毎日、日経、中日、産経の合計で4400万部。地方にはそれぞれ地方新聞(北海道新聞116万部、西日本新聞84万部、中国新聞65万部、神戸新聞58万部、東京新聞55万部、京都新聞50万部など)がありますので軽く日本の世帯数を軽く超える発行部数を誇っています(公表部数が?という噂もありますが)。

国から免許をもらっているテレビ局のキー局にしても、放送免許を与えた国のメンツがかかっていますから、経営危機だからという理由だけで総務省が簡単につぶすわけがありません。官僚達の権益は隅々にまで拡がり、それに関わる中小零細企業も多く、例えば経営母体を変えるなどして(今でも楽天などは飛びつくでしょう)生き延びさせることは確実です。

結果的に新聞・テレビは、一部のフリージャーナリストがつぶしたい、消滅させたいといくら強く願っても、それはありえないことなのです。



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536
沼地の記憶 (文春文庫) トマス・H. クック

今年64歳になったアメリカの作家さんで、「死の記憶」「夏草の記憶」「緋色の記憶」「夜の記憶」の記憶四部作で有名です。私も記憶シリーズ含め八作を読んでいますが、どれも新鮮でたいへん面白いミステリー作品で気に入ってます。もっとも「記憶シリーズ」というのは翻訳出版している日本の会社が勝手に名付けたもので、原題にはそのような関連はまったくありません。

この「沼地の記憶」はよく売れた記憶シリーズの再来を期して名付けられたのか不明ですが、日本では2010年に刊行されています。内容は過去のシリーズなどとも共通して、暗くて重い歴史を開くことによって、現代に悲劇が起きることになります。

アメリカの過去の歴史は日本やヨーロッパなどと比べると遙かに短く、国ができたのはわずか235年前です。その短い歴史の中にも、奴隷制度、南北間の格差、そして移民が持ち込んだ階級制度などにより、数世代に渡る勝ち組と負け組が存在し続けます。

勝ち組の教師が、負け組が多く通う高校で教鞭をとり、その中に殺人犯と思われる父親をもつ生徒に優れた文才を見出し、それを開花させようと努力をしていきますが、結果的にはそれが仇となってしまいます。その過去の出来事を年老いた教師が語るという構成です。

何度か途中で予防線的に語られる話の内容から、もっと強烈で衝撃的な結末を予想していたのですが、それはなく、なにか普通に終わってしまいました。ま、いくらフィクションだと言っても、よくある荒唐無稽なものよりは現実的で私にとっては納得感があります。

著者別読書感想(トマス・H・クック)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

はちまん(角川文庫) 上下巻 内田康夫

著者の内田康夫氏についてはwikipediaに「西村京太郎、山村美紗とともに、旅情ミステリー作家の代表的人物として知られる。代表作に『浅見光彦シリーズ』『岡部警部シリーズ』『信濃のコロンボシリーズ』など。」とあります。御歳76歳で、1981年に第1作を上梓されているので今年で作家歴30年というベテラン作家さんです。私は7年ぐらい前に「氷雪の殺人」を読んだきりです。

今回は、そのタイトルにひかれ、全国にその名のつく神社が数多くあり、自宅の近所にもある八幡神社のことについて、多少雑学のネタになるかなと思って読み始めました。

さすがに紀行小説の名手だけあって、長野、秋田、熊本、高知、呉の街が次々と出てきます。その立役者には主人公の女性カメラマンとその婚約者、そして内田氏の小説には欠かせない、謎解きの名手で数々のミステリーで主人公となっているルポライターの浅見光彦が全国を駆けめぐります。

また実在する八幡神社も、有名な宇佐、石清水、鶴岡の八幡宮ではなく、地方にある無名の八幡神社が次々と登場してきます。物語の途中で、政治家と土建屋が結託する場面がありますが、そこだけはなにか唐突すぎて多少違和感があります。しかし巨悪の犯罪が絡むストーリー展開上やむを得ないのでしょう。

八幡神社の歴史や謂われ、神仏習合、日本人の歴史認識から文科省管轄のサッカーくじ問題などまで含め、雑学を知るためにも十分に楽しめる小説です。

登場する実在の八幡神社(リンク先は公式サイトがない場合、個人または企業サイトです)
小内八幡神社(長野県中野市)
亀山神社(亀山八幡宮)(広島県呉市)
久礼八幡宮(高知県中土佐町)
千田聖母八幡宮(熊本県山鹿市)

著者別読書感想(内田康夫)

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

若者殺しの時代 堀井憲一郎

作品を読んでいると、団塊世代に対してフツフツと沸いている怨念というかよからぬ一家言がありそうで、そうなると私と歳が近そうだなぁと思ってましたが、同学年の人でした。ただ堀井氏は勉強が大好きらしく大学(早稲田)に7年も在籍していたので、アルバイトではなくプロの社会人として勤めに出たのは私が3年先輩ということになります。おまけに出身は同じく関西で、近いところで共に少年時代をおくっていました。

なので、道理で、70年代のバブル前、80年代後半のバブル全盛期、90年のバブル後のことが集中して書かれているはずです。私も著者もお金はないけど暇とやる気と体力だけは人一倍あるという青春時代をその頃に過ごしていたからです。最初タイトルからすると「現在の若者の育ってきたこの20年間の環境をあれやこれやと検証し、大人達から搾取されているな」というものを想定していただけに、あれまという感じです。

タイトルは無理矢理あとでこじつけたような気がしますが(タイトルありきで書いたものとは違う印象)、要は団塊世代が先陣を切り、若者文化を開花させ、それをやがてビジネスへと変えてしまう戦略を創りだし、それに次の世代(我々)はよくわからないまま勢いで乗っかってしまい(多少いい思いをして)、やがてペンペン草も生えない焼け野原をその次の世代や今の若者へ引き継いだと、わかりやすく縮めるとそんな感じの本です。

著者は「ホリイのずんずん調査」というコラムを長く週刊文春に書いていたこともあるフリーライター氏ですが、フリーライターの多くは元出版社に所属していた文学少年少女という人が多い中、大学卒業後いきなりフリーでライターを始めるというまったく怖いもの知らずの人のようです。最近の雑誌、週刊誌等を含む活字不況の中で、どうやって食っているのでしょうか、他人事ながら同郷&同世代なのでちょいと心配になってきます。

ちなみに私の若い頃(20代独身時代)の象徴と言えばディスコやユーミンではなく、ホイチョイプロダクションでした。彼らの作る映画や雑誌に連載していたコラムが私の聖書となっていました。そして今でもその頃の名残として、TAG社に買収される前のホイヤーの腕時計と、レンタルDVD屋の会員になるときぐらいしか役に立たない小型一級船舶操縦免許があります。

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535
ここ数年のあいだに新しく単身生活を始めた人でなければ、たぶんどこの家庭にも数枚が残っているテレフォンカード。私も記念品としてもらったり、アンケートに回答した謝礼でもらったりと未使用で20枚ほど持っていますが、考えてみると自分で買ったのはそのうち数枚程度です。持ってはいるけど滅多に使う機会がないのが今のテレホンカードで、その使い道を考えてみました。

NTTもうまい方法を考えたもので、一時期は自分の趣味にあう未使用のテレカを集めることが一種の自慢の種、ステータスとなり、公社時代を含めNTTを大きく潤わせることになりました(簿記上は負債となるのでしょうけど)。それらの死蔵されたテレカの数はどのぐらいになるのか不明ですが、おそらくその多くは使われることなく、今でも机の引き出しの中にしまわれたままになっているものが多そうです。

テレカの利用法としてもっともベーシックなのは、公衆電話から電話をかけることです。

特に災害時などで携帯電話がつながりにくいときでも、公衆電話は優先的につながるようで、3月の震災の時にも、公衆電話に長い列ができていたのは記憶に新しいところです。テレフォンカードの有効利用法の一番目は、あえて携帯電話を使わず、公衆電話を積極的に利用することです。

しかし携帯電話の普及により公衆電話の数は年々減少し、2000年時点で約71万台あったのが、2010年には25万台にまで減少しています。この10年間毎年4~5万台が減ってきた勘定で、駅や大きなビルでもなければテレカが使える電話機を見かけることが少なくなってきたのがネックでしょう。

公衆電話の場合、近隣であれば固定電話へかける場合およそ1分間で10円、携帯電話へかける時は近隣で17.0秒10円(平日区域内夜間)ですから、携帯へかける場合を除き、千円のテレカを使い果たすには結構な回数、または長時間あるいは長距離をかける必要があり、遠距離恋愛や単身赴任でもしていなければ、あまりその機会があるとも思えません。相手の携帯にかける場合は近隣で平日夜間なら500円のカードで15分ほど話すことができます。

遠くに住む親の家に定期的に電話をしてあげるというのは、親孝行でもあり、たいへんいい使い方だとは思います。100kmを超すと時間帯にもよりますが、ざっくり10秒で10円ぐらいですので、15分も話せば1000円のテレカはなくなります。余っているテレカの有効的な使い方としては一番いい利用法ではないでしょうか。

二つめの方法は、NTTと契約しているダイヤル通話料をテレカで支払うという方法です。

これはNTT東日本とNTT西日本が請求する電話料金をテレカで支払える制度ですが、いろいろと制約や条件があります。

テレカで電話通話料金を支払える条件
1)NTT東日本かNTT西日本と契約していること(KDDIやソフトバンクテレコム、CATV会社などと固定電話の契約をしているとダメ)
2)未使用のテレカ限定で、使いかけのものはダメ
3)支払えるのは通話料だけで基本料やオプション(キャッチホンとか)はダメ
4)手数料が必要(磁気タイプ1枚52.5円、50度数だとなんと1割以上が手数料)
5)手続は116へ電話をして申請用紙を送ってもらう(近所の電話局では手続をおこなえないところが多い)

この中でも最近は1)のNTT以外と固定電話の契約を結んでいるケースが多いのではないでしょうか?例えば「ケーブルテレビと電話をセットにして安くなる」とか「インターネット回線とセットで」とか流行っていますので、そうしているとこの方法は使えません。また家には固定電話は引いてないという人も増えてきているように思います。

三つ目の方法は金券ショップやオークションでテレカを売る方法です。

おそらく50度数(500円分)で200~250円ぐらい、105度数で300~400円ぐらいで買い取ってもらえます。有名デパートなどの商品券なら額面の90%以上で買い取ってもらえますが、それらと比べるとテレカは半値以下と不利です。特殊なレアなものはオークションで販売するほうが多少高く売れるかもしれませんが、大きな期待はできません。

もし家の固定電話がNTTと契約していて、固定電話の通話料が毎月かなり発生しているのなら、手持ちのテレカがなくても、金券ショップでテレカを安く買ってそれで支払う方が、多少ですが手数料を引いても安くなるようです(買い取り価格による)。暇と行動力のある人はぜひどうぞ。

オークションに出品する場合、金券ショップへ持ち込むよりは多少高めに落札されることがあります(業者のマージンが不要な分)。但し1枚単位ではなく数十枚まとめたり、出品のため写真を撮ったり、落札相手とのやりとり、送付の手間などが余分にかかります。そのような手間をいとわなければ、ベターかもしれません。ちなみにいまオークションで人気のテレカはやはり萌え系またはちょっとH系アニメやアイドルの非売品のテレカで、中には1万円以上の値が付くものもあるようですが、そういうものは普通机の中に眠っていることはないでしょう。

その他の方法として、商品やサービスをテレカで支払うことができる店で使うという方法があります。

例えば全国にあるパソコン量販店のPCデポ(PC DEPOT)や、広島の福山ニューキャッスルホテルなどで利用できます(2011年9月現在)。

PCデポでは店舗により50度数が350~400円程度、福山ニューキャッスルホテルでは50度数で400円換算ですから金券ショップやオークションへ出すよりも割りがいいと思われます。また山口県にあるアービングという会社が運営しているフランチャイズ店舗(ハードオフ、ブックオフなど運営)もテレカで支払が可能なようです。

過去には他にももっとテレカで支払が可能だった店やホテルがあったようですが、今は他にはほとんど見当たりません。

あと、テレカには引越挨拶用や結婚記念用で住所や自宅電話番号などプライバシー情報が印刷されているものも珍しくありません。そういうものはさすがに金券屋やオークションで見知らぬ人の手に渡るのに抵抗があります。

そこで提案ですが、この余っているテレフォンカードや商品券を利用した寄付活動を自治体や公共団体が率先しておこなうというのはどうでしょう?

例えば新しい法律を作り、役所にテレカや商品券の寄付箱を置き、集めたものをNTTなど発行業者に強制的に高額(額面の9割とか)で買い取らせ、それを災害支援や障がい者支援、犯罪被害者や児童虐待で保護された児童への支援、奨学金などに活用する仕組みを作るというものです。これなら誰も損をすることなく、タンスや机の中で眠っていて、提供しても痛くもかゆくもない隠れた資産を有効に社会へ役立てることができます。プライバシー情報に関しても役所から発行業者へ渡るだけなので、大きな危惧はないでしょう。

同じように「家庭の中に眠っている記念切手についてはどうだ?」という意見については、切手の場合は現金の代わりに切手で支払いが可能なものが多く、ゆうパックなど日本郵便が取り扱うものは概ね手数料不要、切手で支払が可能ですし、少額の通販やオークションの支払も切手でOKという場合があります。また切手は世界的にコレクターの世界が出来上がっていますので、日本独自のNTTがやりたい放題儲け放題のテレカとは意味が違います。



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534
久しぶりにパソコンネタです。PCを買い替えてWindows7を使うようになって1年が経過しましたが、日本語変換は前のXPマシン時代からずっとATOK(2006)を使っています。

その変換効率の良さや細かな設定が可能な点はプロのライターや編集者にも愛用者が多いですが、Windows7に入れてから、時々画面下のタスクトレイの右側に常時表示されているはずの日本語変換モードが消えていることが時々あります。2006という古いバージョンだから仕方がないのかなと思ってあきらめていました。

 atok03.jpg

XP時代にはそのようなことはなく、いつも入力を始める際にはチラッと右下を見て、現在日本語入力がONかOFFなのかということを確認できましたので、その表示が消えてしまっていると、どちらかわからないので結構ストレスです。

日本語がオフになっていると、せっかく検索などでカタカタと入力した文字も全部半角ローマ字になってしまいますし、またその逆のケースも起きます。未だに完全ブラインドタッチではないのが丸バレですが。

で、その表示が消えてしまうのは、いつもというわけでなく、時々なので、ずっとそのまま放置していましたが、そろそろ我慢ができなくなり、なぜそういう事が起きるのか、調べてみることにしました。

Googleで「ATOK 日本語表示 タスクトレイ 消える」などを入れて検索をかけてみると、同じように不便をしている人が結構多そうで、質問サイトやMSサイトなど含めて多くの質問と解決策が出ていました。

方法は、Windows7のコントロールパネルで設定を変更する方法と、ATOKのプロパティで設定する方法の二通りがあることがわかりました。ただしATOKはすでに2011までヴァージョンが上がっていて、2008あたりから、私の使っている2006と設定が少し異なっているようです。

結果的に、そのアドバイス通りに設定してみたところ、下記の方法で、常時右下のタスクトレイの中に、変換状況が表示されるようになりました。これは知ってないとできませんよねぇ。

【文字変換の常時表示 Windows7での設定方法】
 1.コントロールパネルから時計言語および地域
 2.地域と言語のオプションを選択
 3.キーボードと言語からキーボードの変更を選択
 4.テキストサービスと入力言語を選択
 5.「言語バータスクバーに固定する」と「言語バーアイコンをタスクバーで表示する」にチェックを入れコントロールパネルをすべて閉じる

さらに、

 6.デスクトップのタスクバーを右クリックしてプロパティを選択
 7.タスクバータブのカスタマイズを選択
 8.ATOKパレット管理プログラムの動作でアイコンと通知を表示に設定

 atok06.jpg

いやはや、もし1年後クリーンインストールして、再び設定せよと言われてもたぶんできません。



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533
wikiによると「ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。」とあります。

つまり、身近なものでは普段生活に使っている食品や飲料、洗剤などを入れるパックとか、家電製品、文房具、生活雑貨、家具などに一部取り入れられている設計思想です。概念ですからなにか決められた規格や検定があるわけではなく、ほとんどが見過ごされてしまうようなものなのです。

ユニバーサルデザインの一例では、例えば缶ジュースの表面に目の不自由な人でも中身がわかるように点字が打たれていたり、手が不自由だったり握力がなくても水道の栓が簡単に開けるようレバー式になっていたり、公衆トイレの表示が外国人でも理解できるよう絵柄で書いてあったり、パソコンや携帯の表示を読み上げる機能が付いていたりするものなどです。

しかし残念ながら、ユニバーサルデザインだからと言っても必ずしもデザインが優れているとか、美しいとか、便利であるとかではありません。むしろデザイン的には野暮になったり、健常者にとっては余計と思えるものがついていたり、その分またコストも割高になってしまうこともあります。

したがって元々価格の安いものや、価格競争が激しい製品にまでユニバーサルデザインを取り入れるかどうかは、製造するメーカーの姿勢を大きく反映しているとも言えます。単に安く作るなら余計な機能や表示はせず、シンプルに本来の目的だけに特化して作ります。

20091118_lux003.jpgしかし40代を過ぎて、ひとつは視力が落ち、注意書や説明書を読もうとしても書いてある文字が小さいとぼやけて読めなくなります。また朝起きて、マウスウォッシュや男性化粧品のボトルのキャップを開けようとすると、朝起きてすぐだと力が入らず、おまけに洗ったあとの濡れている手では固いキャップが開けられません。

若い人には考えられないでしょうが、50代を過ぎて、右股関節を痛めているということもありますが、階段やトイレでも立ち上がるときに、掴まるところがあるのとないのとでは、その便利さが大きく違ってきます。最近では電車の座席で人と人の間に挟まって座ってしまった時は、立ち上がる際につかまり立ちができず、足の力だけで起き上がるように立たなければならず、結構焦ることがあります。

最近、洗面化粧台をDIYで交換したのですが、家に元々付いていた国産のマイセットの洗面化粧台のミラー部に、歯ブラシを収納する場所があり、そこには閉じることができる扉というかふたがついていました。一見すると扉付きで清潔そうでいいのですが、信じられないことに、そのふたをパチンと閉めてしまうと、ガッチリとプラスチック同士が噛み合い、次に開くことができなくなるのです。

20110602_003.jpgおまけに洗面化粧台を使う時は、石けんで手を洗った後で、手が濡れていることが多いですが、そうなると固い上に滑ってしまい、たぶんプロレスラーでもそのふたを指の先の力だけで開けることは無理だったでしょう。

私もすぐにそのことに気がつき、どうしたかいうと、しばらくはふたを閉めないで使い、次にはその小さな取っ手にキリで穴を開け、鉄のリング(キーホルダー)をはめ込みました。開けるときにはそのリングを引っ張れるように改造したのです。そのようにユーザーが改良しなければ使い物にならない、常識を疑うような、ふざけた無能なデザインでした。

今でも、日常的にこのような馬鹿げたデザイン、仕様、細かな文字なのだろうと思うことがしばしばあります。

例えばペットボトルのキャップで、滑り止めのギザギザを入れず、小さくてつるつるしたキャップだと、固く締まっていると、高齢者や女性ではパイプレンチでも持ってこないと開けられないでしょう。同様に濡れた手で使うことの多い化粧品などのビンのキャップも同様です。おまけに朝の時間帯は、身体が暖まっている昼間と違い、指に力が入らないことが多いのです。そういうことをまったく考えない安直で見た目重視、コストダウン重視の無能なデザインが今でも多く見られます。

ラーメンやふりかけなど加工食品、洗剤やシャンプーなどの詰め替え用パックの袋から中身を取り出すとき、ビニールの袋に未だ切れ目が入っていないものや、切れ目の部分が非常にわかりにくいものがあり、そういうものはどれだけ頑張ってもうまく開かず、イラッとして強く力を入れすぎてしまい勢い余って中身をぶちまけてしまうことがあります。

高齢者の場合、一般的に眼が悪くて切れ目の部分がわからなかったり、相当な指の力が必要だったりするので、いつも近くにハサミを用意している人が多いようですが、本来はパッケージのデザインと機能、それが誰でもすぐわかるように大きく表示することで十分に対応が可能なはずです。

日本はいま世界でも有数の高齢化社会真っ只中と言ってもいいでしょう。まだこれから数十年は高齢社会が続きます。それならもっとも世界中で最も進んだユニバーサルデザインがあふれかえっていてもよさそうに思うのですが、「製品の企画やデザインは高齢者が使うことは眼中にない若い人がおこない、製造はコストダウンのため海外で」という流れがあり、なかなか進みません。

それを解決するためには、経営者が社是として「当社の製品はすべてユニバーサルデザインを取り入れる」と打ち出し、若い社員に何度も繰り返し言い聞かせ、試作品を高齢者や、目や手の不自由な障がい者の方に実際に使ってもらい、どのような状態でも問題がないことを確かめ、使い勝手のいい製品を作る仕組みを浸透させる必要があります。

いまは日本だけかも知れませんが、すぐ後に欧米や中国など、高齢化社会を迎える国が続々と現れることはわかっていますので、今から「日本の製品は中身もいいが、パッケージや使い勝手に細かな配慮がされていて素晴らしい」と世界中から言ってもらえるよう、先進的な高齢化対策、ユニバーサルデザイン対策をキチンとやっておいて損はないと思います。

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