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お詫び:6月6日にパソコンが故障しました。しばらくは更新ができません。

今回はセーフモードの管理者権限でかろうじてつなぐことができましたが安定していません。
復帰は6月20日頃の予定です。

394
Twitterにより爆発的に読者が増えた、たぬきちさんの「リストラなう」日記を、ここ数カ月間ずっとフォローしてきましたが、5月末で予定通り大手老舗出版社を円満退社され、その「リストラなう」も完結となりました。

さすがに出版社の元編集部にいらしたということで、文章に無駄がなく、読ませるコツをちゃんとつかんでいます。

また今まであまり表にはでてこなかった大手出版社の待遇(特に給料)の破格の良さや、今回早期退職度制度においても一般的な中小企業にとっては夢のような割増退職金の補償がなされていて、羨ましいやら、驚くことが多々ありました。

さすがにコメント欄の書き込みはあまりにも多くて少ししか読んでいませんが、ひがみ、やっかみ、それに会社に反旗を翻したことによる謂われのない非難などネガティブなものも見られたものの、概ね好意的なコメントが多いように感じました。

本人が意図してかどうかは不明ですが、途中から文面を読むと勤め先が明らかに特定できるような状況になり、そこの社員と称する人や取引関係者と思われる人からも非難や応援メッセージなど、それはもの凄いカオスの体をなしていました。それでも最後まで書き続けられたことはすごいなと思いました。

注目されたのは、世の中がちょうど「メディア崩壊」とか「雑誌の廃刊ラッシュ」など、出版社に対して人の目がいっていたこともありますが、なんと言っても「2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)」や「電子書籍の衝撃」などの著者佐々木俊尚氏がTwitterで紹介したことが大ヒットにつながったことは間違いありません。

このたぬきちさんは40歳代ですが、まだ独身なので、リストラによる失業後の生活についてそれほど心配をしなくてもよい恵まれた人で、リストラ系ブログによくありがちな焦りや悲壮感や厭世観といったものは微塵もありません。

私もしばらく読んでいて、これなら十分出版の可能性があるだろうなとぼんやりと考えていましたが、7月には新潮社から書籍となって発行されるそうです。

7月出版ということは遅くとも5月上旬には書籍化の準備が開始されていたはずですから、してやったりというところもあるのでしょう。

過去には2ch掲示板やブログからブレークした「電車男 」や「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (新潮文庫) 」「実録鬼嫁日記―仕打ちに耐える夫の悲鳴 」などのベストセラーがありましたが、この「リストラなう」(書籍タイトルは現在不明)はどう受け入れられるのでしょう。

たぶん出版される頃には、その宣伝も兼ねて、佐々木氏とたぬきちさんの顔出し対談などが予定されているようです。

もし書籍がそこそこヒットすれば、先例に習って映画化もされるでしょう。舞台は大手老舗出版社。40代の元編集、現在は営業社員。独身。都会の中心で一人住まい。会社自体は旧態依然としているが、彼の周りにはファッション系、タウン系、音楽系、哲学系、文学系など様々なユニークな業界人達が揃っていて、、、と、後は多少盛り上げるような脚色をすれば十分に面白いドラマが出来上がりそうです。

とにかく「リストラ」という言葉にはまったく似つかわしくない、サバサバとしたフリーの物書きさんが一人誕生したのかも知れません。

そう言えば先日直木賞をとった白石一文氏も文藝春秋で記者や編集をやっていた方ですし、盛田隆二氏も雑誌「ぴあ」の編集者でした。作家になる方には元編集者という方が結構多くいらっしゃいます。

一方では、リストラ後から「41歳の春なのに・リストラから再就職への道というブログを書き続けているlocamokaさんという方がいらっしゃいます。

この方は41歳でリストラに遭い退職。その後再就職に向けて何十社も受けながら、1年経った現在でも次の仕事が決まらず苦悶されています。しかもたぬきちさんと違うのは既婚でお二人の子供さんがいます。

たぬきちさんのブログは私的にはエンタメ系のブログ感覚で読んでいましたが、こちらのブログにはその苦闘と苦悩の跡がハッキリと出ていますので、時々は励ましのコメントを書いたりもしていますが、さすがにひどく落ち込まれたときの日記を読むと言葉をかけることもできず心配になってきます。

まだ働き盛りの40代前半の人が、あれこれと贅沢を言って仕事を選んでいるわけでもなく、1年以上も仕事が決まらないなんて、まったく世の中どうかしているとしか言えません。

確かに40代以上の人を採用する企業は一般的に即戦力を求めますので、その方の経験してきたことや、得意分野が、再就職する際に大きく影響することになります。

また同時に2007年問題といわれた団塊世代の大量退職により、急激な労働人口減少が心配された時もありましたが、それを上回る大不況が雇用者数の減少を生み出しているのでしょう。

こうして見てみると同じ団塊ジュニアに近い40歳代の「リストラ」でも「優雅なたぬきちさん」と「苦渋のlocamokaさん」はとても対照的です。

お二人とも会ったことも直接しゃべったこともありませんので、どのような方かは知りませんが、おそらく日記を読んでいる限り、お二人とも今まで20年間、ひとつの会社で真面目に勤め上げてきた方に違いないと思います。

どこでこのような差がついたのか、いったいこの差はなんなんだと考えさせられます。




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393
今回総理大臣が辞任することになった原因のひとつに沖縄の在日米軍基地の移転問題がありました。
 
民主党に替わり天下り官僚の巣となっていた公益法人などの事業仕分けがオープン化されたりして、いくつも官僚による官僚のための政治から、国民寄りに変わってきましたが、米軍基地の問題は日本が無条件降伏をして以来、アメリカの属国扱いで自由に基地の使用を認めてきたことに、今回初めて総理大臣自ら疑問を呈したことに大きな意味があると思っています。
 
もし自民党政権が盤石であと50年間継続されたとしたならば、この在日米軍基地の問題は封印されたままで、決してなにも変わらなかったでしょう。

そう思えば、もしかすると、今回の鳩山元総理辞任はこの米軍基地移転・縮小・撤退と心中したということになるのかも知れません。
 
鳩山元総理の辞任発言の中に「国民が聞く耳をもたなくなった」という発言があり、馬鹿な評論家やコメンテーターは「まるで責任は国民にあると言っている」と非難をしていますが、まさにその通りでせっかくのチャンスをつぶしてしまった無知な国民に向けた無念さを述べたに過ぎない本音の発言だったと思われます。
 
現在、在日米軍基地は全国29の都道府県にまたがり、専用施設が57、自衛隊などとの共同利用施設が28、一時利用施設が119あります。

そのうち専用施設で25(44%)、共同施設で8(29%)が沖縄にあります。在日米軍司令部は東京都の横田基地にあり、その軍人と軍属の数は地上・洋上要員含めて約5万名です。

ちなみに南北間で緊迫が拡がる韓国にはその約半数の2万5千名が駐留しているそうです。
 
日本に世界最大級の在外基地を持つことになったアメリカとしては、戦略上の地政学的な理由の他にも、言えば大金をホイホイと出してくれる自民党政権と日本の官僚達というのが大きな要因だった思われますし、荒くれ兵士が凶悪犯罪を犯しても責任を取らずに許してもらえる不平等協定があるからに他なりません。
 
橋下大阪府知事が「大阪は米軍基地の負担をしていないので、その覚悟はある」と言っていましたが、在日米軍基地または一時利用施設がないのは、秋田県、富山県、長野県、福井県、三重県、愛知県、和歌山県、大阪府、岡山県、香川県、高知県、愛媛県、徳島県、島根県、鳥取県、鹿児島などです。
 
そりゃ誰だって傍若無人に立てる騒音や地位協定で守られている人殺しのプロである外国人兵士を身近に置いておくのは嫌でしょう。

でもその日米合意をせざるを得なかったのは無条件降伏をした敗戦国故のことであり、また今は戦後ではなく独立した主権国家だというのであれば、その後の日米合意を継続したのは前政権の自民党やその周辺にいた官僚達であり、今の民主党や総理大臣にその責任を問うのはそれは無茶な話しです。
 
今回、訓練の一部県外移転の「腹案」とされていた徳之島は鹿児島県なのですが、鹿児島県は現状では一時的な利用も含めて全く米軍基地を受け入れてはなく、他の都道府県の苦しみはどうでもよく、自分たちの利益だけを考えて安全保障の傘の中に入って、ぬくぬくと平和を享受できているわけですが、それでも知事や県民を上げての猛反対となるわけです。
 
鳩山元総理が「最低でも県外だ」と言いながら、最終的には元の場所に戻ってしまったことを非難する人が多いのですが、鳩山元総理ほど米軍基地を沖縄から日本から減らしたいと思って、努力した歴代の総理大臣がいままで他にいたでしょうか?
 
鳩山元総理を非難する人(沖縄や鹿児島の知事や、マスコミ、政治評論家、バカなコメンテーターなど)は、口では偉そうなことを言っていても、結局は「現状のまま」なにも変えないことを求めているとしか思えないのです。

攻撃をすべき相手は鳩山元総理ではなく、居座り続ける在日米軍だということをもっと理解すべきでしたが、愚かな日本のマスコミと国民は、アメリカの官僚と日本の官僚にまんまと騙されてしまい、県外移転から国外移転、さらに縮小と持っていきたかったはずの首相を追い詰め、結果的に現状維持を支持してしまうことになりました。
 
もし国民世論やマスコミが、国外や県外移転を鳩山元総理と一緒になって米国に訴えかけていれば、また少しは変わった結果になっていたと思われます。

そのチャンスをつぶしてしまい、さらに今後この基地問題は政治家にとって「触れてはならない、触れるとつぶされてしまうタブー」となっていく可能性があります。
 
鳩山元総理が辞任の挨拶の中で「日本の安全保障について今後50年100年このままでいいわけがない」と言っていたように、戦後60余年が過ぎて、ようやく政権交代を果たして、在日米軍の基地問題に戦後初めてNoを突きつけた首相をこてんぱんにやっつけるマスコミや旧主派、それに踊らせられた人達をみて本当に悲しくなりました。
 
年間1881億円(2010年)にも達する「思いやり予算」というまったく理不尽で無茶苦茶な在日米軍に対する支出や、「日米地位協定」という実際には日本はアメリカの属国たれと言わんばかりの不平等協定など、前政権と官僚がその圧倒的な権力と欺瞞で作り上げてきたことを、今後ずっと日本国民は黙って負担し、それに甘んじていかなければならないことをいまあらためて理解しておくべきです。
 
バラク・オバマ大統領に「Trust me」と言ったときからおかしくなりましたが、私の私案では、鳩山さんは国民世論の空気を素早く読んで、アメリカに対し「前政権で基地移転の日米合意はしたが、その政権が倒れ、現状では普天間基地の国内移転は国民世論が許さないので、3年を目処に普天間の基地から撤退を願いたい。その撤退費用の半分は日本国が持ってもいい」ぐらいの思い切った発言をするべきでした。
 
さらにその前に揺るぎない決意を示すために、全国民に対して「普天間基地は移転ではなく撤退してもらうよう米国に告げようと思うが、なにか問題はありますか?」と国民に問うてもよかったでしょう。

撤退について反対する人は日本には限りなく少ないはずです。寝耳に水、今まで延々とアメリカベッタリでやってきた官僚達は大慌てするでしょうが。

ついでながら目障りな海兵隊が目の前からいなくなることで、中国や北朝鮮からも絶賛されることでしょう。
 
当然アメリカの反発は相当大きなものとなるでしょうが、遠くアジアに危険な任務のため子供を出しているアメリカ軍兵士の家族の話しや、基地のすぐそばで危険な目に遭っている沖縄の子供達、それに世界でも有数の綺麗な海を埋め立てて滑走路を造ることが本当に正義なのかを、報道や意見広告で何度もみせつけられるアメリカ市民がこの日本の提案を受け入れてくれるかも知れません。
 
アメリカのメディアに対しても鳩山さん得意の英語で、日本の基地の現状と基地反対の世論をアメリカ世論に訴えかけて、無用な反発、特に日米官僚の裏工作や嫌がらせを少しでも抑える努力が必要です。アメリカの世論を多少なり味方につけてしまえば、大統領や国務大臣、果てはアメリカの官僚も怖くありません。
 
政治的にそのように通告さえすれば、あとは、サボタージュを決め込んでいる日本の官僚達に対して「あとは事務方のほうでよろしく」と言って丸投げしておけば、鳩山さんの政治的な義務は果たしたことになります。

万が一官僚が動かなかったり、無能のせいで交渉が難航すれば、それは今の政権の責任ではありません。

それぐらい新政権の抵抗勢力になり続けた官僚達に対して、恩返しをさせてもバチはあたりませんし、逆に国民の喝采を受けたことでしょう。
 
問題は恥をかかされたアメリカのしっぺ返しです。例えば先日起きたトヨタのリコール問題などはまだ可愛いもので、もっと過激な日本製品輸入禁止や排斥活動が起きる可能性は大です。

経済的なもの以外にも米軍に代わり自衛隊の国連治安維持軍への大規模な派遣強要、イージス艦や誘導ミサイル、軍事衛星などの軍事技術提供の拒否、G8サミットで日本を外して中国を入れようとする動きなど起きるかも知れません。

世界一のワガママな国を相手に譲歩を求めるためには、相当な代償を払わなければならないのは仕方がありません。

今の国民世論やマスコミの論調を見る限り、どこも基地は受け入れないので、国民の意を受けた政府はそうするしかありません。
 
経済は一流なのに政治は三流と言われた時代もありましたが、経済が二流に落ちてきた今こそ、政治家がそのようなハードなネゴシエーションをおこない、初めて「日本の政治家もやるじゃないか」と世界に認められるのではないでしょうか?

もちろん、この結果によって日本が三流四流国家へと落ち込むことになったとしても、それが大多数の国民の選択であるならば仕方がありません。



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392
レディ・ジョーカー (新潮文庫) 上・中・下 高村薫
 
高村薫氏の小説は「黄金を抱いて翔べ」以降「神の火」「リヴィエラを撃て(新潮文庫)」「マークスの山(講談社文庫)」「照柿」「地を這う虫」などハズレなしで面白く、この1997年に単行本が刊行された「レディ・ジョーカー」も文庫化されるのを長く長く待ち望んでいました。


先に2004年に映画ができて上映されていましたが、観ると小説の面白さが半減するなと思って我慢し、それからさらに6年(単行本から13年!)経ってようやく文庫版が刊行されました。
 
滅多なことでは単行本は買わない文庫ファンの私としては、このようなベストセラーの非常に遅い文庫化は出版社の都合なのでしょうけど、残念に思います。

2000年頃にBOOK-OFFで中古の単行本も見つけたのですが、満員電車の中で読むには重すぎて、また程度もあまりよくなかったのであきらめました。おそらく売れに売れている村上春樹の「 1Q84 」も、文庫化はずっと先なんでしょうね。

今年から大ブレークしている電子書籍になれば、単行本も文庫本もなくなるので、そのような出版社が高い単行本を売りたいからというせこいやり方は自然となくなりますね。
 
内容は、企業恐喝犯罪を核に犯人、企業、警察の三つの視点で話が進んでいきます。上・中・下とかなり長い小説で、やや中だるみもありますが、登場人物はそれほど多くなく人間心理や企業論理、それと警察組織の動きが緻密に描かれている力作です。

でも果たしてこの内容で1000ページも越える必要があったのかはちょっと?です。
 
同じように大企業の苦悩と犯罪を扱った長編小説に池井戸潤著「空飛ぶタイヤ(講談社文庫)」がありますが、「空飛ぶタイヤ」が実際に起きた企業犯罪(自動車のリコール隠し)に対し、「レディ・ジョーカー」は1984~5年に起きたグリコ・森永事件がヒントになっているようです。

いずれにしても小説で描かれる大企業は、そこにいる個人個人は善人であったとしても、企業論理が優先される組織には自浄能力はなく、汚いものだというメッセージです。昨年映画化されて大ヒットした山崎豊子著の「沈まぬ太陽(新潮文庫)」もまさにそうでしたね。
 
しかし「空飛ぶタイヤ」や「沈まぬ太陽」には三菱自動車工業や日本航空という実際にモデルがありましたが、この「レディ・ジョーカー」のたまたまモデルとなってしまった「ラガーが主力の日本最大のビール会社」にしてみると、身に覚えのない疑惑やよからぬ風評が降りかかってしまう可能性があります。

さらにこの作品をヒントにした類似の恐喝事件が起きないとも言えず、迷惑な話しだろうなと、企業人としてはちょっと気の毒に思ってしまいます。今のところ大人のキリンビールが著者や出版社を訴えたという話しは聞こえません。
 
あとこのタイトルにもなっている「ジョーカー」は、一般的にあまりいい意味で使われることはないのですが、それが身体障害者のことを指していたり、日本に古くから存在している「被差別部落」出身者の採用差別の問題が絡んでいたり、またひたすら身内の犯罪を隠蔽しようとする警察組織とか、著者が意識をしてかどうかはわかりませんが、ある意味現代社会のタブーに問題提起した小説と言えるかも知れません。

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391
日本のサッカー代表がいつになく弱いと言われていますが、そう言えば今ではワールドカップ日韓大会の時のようなロシアやチェニジアを破った時のような勢いはどこにもありません。

闘いのスポーツ競技では結局は結果がすべてなので、監督として能力があったのはトルシエさんということになります。

同じく世界の中では弱小と言われていた韓国代表チームをアジア勢初のベスト4まで引き揚げたヒディング監督は最高の監督だったということになります。
 
さて、ここからは私の妄想と偏見に満ちた解釈で書きますが、野球がワールドベースボールクラッシック(WBC)で2度世界一になり、堂々と世界のトップクラスに位置するのに対して、サッカーが世界にまったく通用しない原因のひとつに子供に与える影響はもちろんのこと、大人になってからも、子供の頃に読み、また観てその影響が少なくない漫画(コミック)やアニメがあると思っています。
 
つまり野球には「巨人の星」という偉大なスポーツ根性を描いた漫画やアニメがあり、野球をやる人以外でも知らない人はいないほど有名になりました。

当然それを読んだ子供達の夢は「いつかはプロ野球へいって、大リーグの選手をキリキリ舞いさせる」となり、特に運動神経の高い人が競って野球界に集まってきました。

そして大人になってからも若手への指導の端々に、その漫画に描かれていた「精神論」「根性論」などが出てこないわけがありません。
 
一方サッカーでは「キャプテン翼」がこちらは日本国内を越えて、サッカーファンを中心に世界中で愛読されるほどの人気で、スポーツ漫画としてよくできていることは疑いません。

しかし残念ながら国内であっても誰もが知っているという漫画ではありません。さらに言えば「巨人の星」ほどには日本人の精神に訴えかけるなにか」がこの漫画にはありません。一部にはこの「キャプテン翼」が日本のサッカーをダメにしたという人もいます。
 
つまり「巨人の星」が日本人によく合った「自分やライバル達との激闘に明け暮れて、必死にもがきながら耐えながら、はいずり回わり、苦難の果てにやっと栄光をつかみかける」に対して、「キャプテン翼」は欧米的な感覚で、「よき仲間とよきライバルに出会い、お互いに切磋琢磨し、理解をし合い、クールでスマートに技術を高め、その結果として栄光がやってくる」というライトな感じです。

「巨人の星」が貧しい中でもひたすら修行に励む仏教徒に対して、「キャプテン翼」は汝の敵をも愛すカトリック教徒のようなものかも知れません。
 
そして、そのどちらが日本人にとってより力を発揮できるかと言えば、疑いなく「巨人の星」スタイルです。

つまり王貞治やイチローのような求道者的な天才が現れ、その絶対的な信者や次の天才が集まってくるチームこそが最強なのです。

残念ながらサッカー日本代表は1998年フランス大会に初出場以来、どのチームをみても、そのような精神論で引っ張っていける選手も監督もコーチもいません。

またそのような精神論をサッカーを通じて学ぶ機会もなかったというのが本当のところでしょう。みな見掛けのカッコだけはいっぱしなのですが。
 
実は、日本サッカーも比較的根性論や精神論で鍛え上げられている高校生世代(アンダー17)は、常に世界でもトップクラスに位置します(最近はそうでもなさそうですが)。

それがなぜか大人になると一気にランクが落ちてきます。

明らかに高校生時代には、鬼監督、鬼コーチがいて、死ぬほど走らされたとか、毎日のように山を縦走したとか、根性論が生きていたからではないでしょうか。
 
もしサッカー日本代表に星一徹のような我が子をも千尋の谷に突き落としてしまうような鬼監督や鬼コーチがいたならば、代表メンバーもまた違った人選で、違った戦い方をするチームが出来そうです。

少なくとも寄せられたり足をかけられるとすぐにバタバタ倒れてしまうひ弱な集団とは無縁です。そのような絶対的な鬼監督や鬼コーチが育たなかったのが日本サッカー界の不幸ということなのです。
 
最後に「サッカー日本代表を強くするためのひとつの提案」です。
 
前述の通り「キャプテン翼」は世界中のサッカーファンや有名な選手達に人気があります。

ジダンやロナウドも大ファンです。アニメは世界中のほとんどの国で放映されていました。そこで、代表チームのユニフォームにそのキャプテン翼を大きく描きます。そうです、ちょうど日本のもう一つのサブカルチャーでもある痛車(アニメを大きく描いた自動車)のようにユニフォーム全体に描くのです。痛ユニとでも呼びましょうか。
 
写真:サブカルチャー痛車の一例


そうすると、世界中のチームから「あのキャプテン翼がやってくる!」と対戦オファーが殺到します。

日本代表は現在世界で45位ということは44カ国もの日本より強いチームがあるわけですが、現状ではそんな弱いチームとなかなか代表戦を組んではもらえません。

ちなみに今年2回対戦して2回とも日本が惨敗した相手国韓国は47位ですから、実質的には日本の実力はもっと下位でしょう。
 
しかしこのユニフォームさえ着ていれば、テレビ中継をしても絵になりますし、サッカーファンや子供を集めるイベントとして最適です。

さらに相手チームの有名選手も、試合終了後には子供の顔になってユニフォームを交換したがることでしょう。

なんだったら、毎回対戦相手国の代表ユニフォームを着た翼を描いたユニフォームで試合をするというサービスまですれば、それはもう世界中で引っぱりダコ間違いなしです。
 
そうやって日本代表チームは世界中の強豪チームとそのユニフォームを着て対戦していくことで強くなっていきます。

そしてまさか世界中の子供達に夢を与えている「キャプテン翼」をまとったチームが、いつまでも弱小ってるわけにもいきません
 
日本の世界に誇るサブカルチャー(アニメ&痛車)とサッカーの融合で、日本サッカーを世界にアピールすることこそ、日本代表が世界中に認められ、注目されることで強くなっていく最短の方法だと思うのですが、このアイデアいかがでしょう?
 



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390
定期巡回しているネットで少し古い(2009年9月)のですが、役立ちそうな記事(ちょっと物足りない感じがしますが)を見つけました。
 
 
その10カ条とは、
 
 1.退職を決めたら、自分の労働時間を再計算すること
 2.ハラスメントや解雇に関連する会話や暴言は録音すること
 3.自分で訴えようとか、会社に掛け合おうとしないこと
 4.転職先が決まるまでは、格好が悪くても会社を辞めない
 5.就業規則の「解雇要件」について確認する
 6.適度なタイミングであきらめる
 7.安易な起業は考えない
 8.転職ノウハウ本や情報商材は過信しない
 9.労働組合に相談してみる
 10.友人・知人との交流を取り戻してください
 
と書かれています。記事には詳しくそれぞれの説明が書いてありますので、興味のある人は読んでください。
 
この10カ条の中で、私が特にお勧めできるのは、
 
2. ハラスメントや解雇に関連する会話や暴言は録音すること
4. 転職先が決まるまでは、格好が悪くても会社を辞めない 
10. 友人・知人との交流を取り戻してください
 
です。
 
2.は、録音した内容によってもの凄い爆弾になり、場合によっては解雇無効や多額の賠償金を勝ち取ることができます。

もっともその録音した内容を使わざるを得ないような険悪な辞め方は、しないのが一番なのですが、念のためということで。また記事にも書かれていますが、録音データを労働争議の解決に向けて、公的な機関へ提出する以外に使うと「機密情報漏えい」の犯罪になる可能性があるので取り扱いには注意です。
 
4.ですが、現役で就職面接を受けるのと、失業状態で受けるのとでは、採用側にとって受ける印象に大きな差があります。

当然現役のほうが何倍も有利です。それは、ひとつには条件面などにおいて足下を見られないと言うことがあります。二つめに本人は気がつかなくても、現役の顔つきやスーツの着こなしと、しばらく失業生活を送っている人の顔つきや身だしなみ、身のこなし等で微妙に違いが出てくるものです。当然企業はいかにも現役、即戦力という人を採用したいものです。
 
10.は、まったく縁のないところよりも、多少でも知り合いがいたり、その紹介がある先を受けるほうが、絶対有利です。

また偶然にその知人が誰かにいい人がいたら教えてと頼まれているかも知れません。頼るのは赤の他人の紹介エージェントではなく、友人・知人がまず一番先です。

そのためには元部下や同窓生といった自分のプライドがズタズタになってしまうこともあるかもしれません。しかし誰だって、逆の立場になる事があるので、もはやそんなことは気にしないで、頼める人には頭を下げて頼みましょう。
 
逆に、10カ条の中でこれはちょっとどうかなと思うのは、
 
5.就業規則の「解雇要件」について確認する
7.安易な起業は考えない
9.労働組合に相談してみる
 
です。
 
5.ですが、今どきの会社で就業規則を無視した明らかな不法解雇をやってくるケースは極めて稀です。

ないとは言えませんが、それまでに専門家が十分な準備をした上で、解雇を迫ってくるのが通例です。なので、確認するなとは言いませんが、あまりやっても意味のないことでしょう。

ただもし解雇を言われた際は、その理由について文書で受け取っておく必要はあります。

その解雇が違法または納得のいかない場合、それが裁判や労働争議の焦点となるからです。文書でないとあとで言った言わないとなるケースもあります。
 
7.は、その人によると思います。また安易かどうかについても、どれだけ慎重に準備をしてもうまくいかないケースもあれば、副業だったのが本業になってしまうケースだってあるからです。

ここで言っているのが、「多額のお金を使って安易に起業は考えない」ならば理解できますが、それは失業者に限ったことではありません。
 
このご時世ですから、失業後1年以上再就職が決まらないというケースも珍しくありません。毎日面接が入るわけでもありませんので、その間なにもしないでいると余計にくたびれて精神的にも追い詰められてしまいます。

かと言ってお金のかかる趣味にうつつを抜かしているわけにもいかないので、なにか自分でお金が稼げる方法を探して、とにかく動く、やってみるとことも必要だと思います。
 
また下手にバイトを始めると肝心の再就職先への面接とバイトがかち合ってしまって迷惑をかけてしまうことを考えると、それこそ安易にバイトやパートでしのぐというわけにはいきません。
 
お金をつぎ込まない範囲で、個人でできる事業というか副業を始めることで、新たな人脈ができたり、ビジネスのヒントが得られたり、うまくいけば再就職につながったり、なんと言っても現役のビジネスマンに近い活気や考え方が維持できますので私は大いに推奨します。
 
9.ですが、これも微妙な問題です。記事には「社内の労働組合を使わない手はない」とありますが、そもそも社内に労組があるような大会社では、到底納得のいかない理不尽な解雇はまずありませんし、リストラの場合でも多額の割り増し退職金がついたりして恵まれていると思います。

さらにその組合も企業の御用組合ではなく、キチンと一労働者のために一生懸命に動いてくれるとは限りません。問題のある解雇がおこなわれるのは、ほとんどが会社の言いなりの御用組合の企業か、労組のない中小零細企業です。
 
その場合、実際に頼れる労組と言えば、例えば「管理職ユニオン」のような社外の労働組合と言うことになりますが、この社外の労組は玉石混淆でその見分け方は、なかなか難しいというのが私の本音です。

労組は当然ボランティアで運営されているわけではなく、加入者の組合費と、企業から取る賠償金や補償金を目当てにしていることが多く、その解決の仕方や組合への支払いについて問題があると思えるところもあるようです。
 
中には解雇された告発人が受け取るよりずっと多くの賠償金を組合に持っていかれたという話しを聞いたことがあります。

これはビラをまいたり、団体交渉や最終的に裁判を起こすと、組合もそれなりにコストがふくらみ、それを回収するため仕方がない面もありますが、当事者としては納得できない気持ちになったり、人間不信に陥ったりする可能性もあります。

また組織的に一度走ってしまうと簡単には止められないので「なにもそこまでしなくても」と後で思ってもすでに遅く、なんと言っても相手はその道の専門家達ばかりですから、一労働者はなんでもハイハイと言われるままにするしかなくなります。
 
労働組合に相談することは、必ずしも否定はしませんが、十分に納得をした上でないと、あとで嫌な思いをすることがありますので、気軽にちょっと相談というのはどうかと思います。
 
なので、私だったらまずは各地にある公的な機関、例えば各都道府県の労働局や労働基準監督署、公的機関が行う労働相談会(弁護士などが無料または格安で相談にのってくれます)などを利用するのを勧めます。

一番身近な職業安定所(ハローワーク)は、私に言わせるとあまり頼りになりません。

彼らは再就職を支援するところであって(実際は失業保険を支給するところと化しています)、労働紛争の仲介などは積極的にはやってくれません。

それに彼らにとって企業は求人を出してくれる「お客さん」でもあるわけですから、強くは言えないという矛盾も抱えています。許可制でその検査権限を持つ人材派遣会社いじめは大得意なんですけどね。

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