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1438
まもなく台風シーズンがやってきますが、最近気候変動で台風が巨大化しているのでは?とも言われています。

出典:Alexander Gerst (@Astro_Alex) Twitter
しかし台風で亡くなる人は、巨大化する台風に反し、1950年代のひとつの台風で亡くなる人の数が数千人から数百人という単位だったのが、近年は大きく減少しているのは幸いなことです。

気象予報の精度向上、防災関連の充実、国民の防災意識の向上、住宅やインフラの強度向上などが年々と言うか、実際には数十年単位で大きく上昇しているのを実感しています。

気象予報の向上は、1959年に起きた伊勢湾台風の被害の大きさに観測の重要性を認識し、富士山の頂上に気象レーダーを1964年に設置したことがその後の気象予報に大きな前進となります。

その富士山レーダーもより精度の高い気象衛星の運用などで、お役御免となったのが設置後40年、1999年のことです。下の写真は、麓に移設された「富士吉田市立富士山レーダードーム館」です。

気象予報の精度が高まると、それをマスメディアがいちはやく国民に広く情報を伝えることができ、台風を迎える準備が整えることができます。特に漁業関係者は海上の予報を事前に知ることで、漁船や客船が台風の大波を避けることで、被害が激減していきます。

住宅も、地震対策もありますが、建築構造の強度が高まり、昔のように屋根が飛んだり、瓦がパラパラと降ってくると言うことがなくなりました。

同時に電柱も折れやすい木の電柱から鉄筋コンクリ製に変わり、水量が調整出来るダム、護岸を守るコンクリ製の堤防なども整備されてきました。自然保存派からすると目をむいて怒り出すでしょうけど、ダムや護岸堤防が災害から多くの人の命を守ってきたことも確かです。

1951年以降の台風で、日本の犠牲者が多かった順に30位まで並べてみました。データは「デジタル台風:台風被害データベース」(国立情報学研究所)ですが、わかりやすいように台風の通称名や主な被害地域などを加えています。台風番号はその西暦年と発生号数を表しています。

     台風番号  名前 通称 主な被害地 死者不明者 負傷者
1 195915 VERA 伊勢湾台風 東海地方 5,098 38,921
2 195415 MARIE 洞爺丸台風 北海道 1,761 1,601
3 195822 IDA 狩野川台風 伊豆、関東 1,269 1,138
4 195115 RUTH 昭和26年台風第15号  九州 943 2,644
5 195313 TESS 昭和28年台風第13号 近畿地方 478 2,559
6 196624 HELEN 昭和41年台風第24号 西日本 318 976
7 196626 IDA 昭和41年台風第26号 静岡、山梨 318 976
8 201807 PRAPIROON 平成30年台風第7号 沖縄、九州 271 484
9 195907 GEORGIA 昭和34年台風第7号 静岡、山梨 235 1,528
10 196529 CARMEN 昭和40年台風第29号 マリアナ諸島 209 --
11 196118 NANCY 第2室戸台風 関西 202 4,972
12 197617 FRAN 昭和51年台風第17号 全国 169 435
13 195412 JUNE 昭和29年台風第12号 九州 146 311
14 195202 DINAH 昭和27年台風第2号 静岡、関東 135 28
15 196807 POLLY 昭和43年台風第7号 九州、中部 133 63
16 197408 GILDA 昭和49年台風第8号 関西、東海、関東 111 171
17 197920 TIP 昭和54年台風第20号 全国 111 478
18 196524 TRIX 昭和40年台風第24号 関西、東海、関東 107 330
19 201919 HAGIBIS 令和元年台風第19号 関東、甲信、東北 102 484
20 195914 SARAH 宮古島台風 宮古島 99 509
21 200423 TOKAGE 平成16年台風第23号 四国、関西、東海 99 704
22 201112 TALAS 平成23年台風第12号 紀伊半島 98 113
23 198210 BESS 昭和57年台風第10号 関西、中部 95 174
24 197220 HELEN 昭和47年台風第20号 関西、中部 85 157
25 197125 VIRGINIA 昭和46年台風第25号 関東 84 1
26 196604 KIT 昭和41年台風第4号 関東 83 91
27 197505 PHYLLIS 昭和50年台風第5号 四国 77 209
28 196523 SHIRLEY 昭和40年台風第23号 四国、中国、関西 73 883
29 195821 HELEN 昭和33年台風第21号 関東 72 111
30 197119 OLIVE 昭和46年台風第19号 九州 69 209

こうして見ると、被害が大きいのは、梅雨や秋梅雨の前線と相互に作用して豪雨がしかも長時間降り続くという被害と、風が強く、海上の漁船や客船が沈んで多くの犠牲者を出すというパターン(洞爺丸台風、昭和40年台風第29号マリアナ海難)などが目立ちます。

あと、1950年以前で死者・不明者数が多かった台風では、1934年(昭和9年)の室戸台風が3,036名、1945年(昭和20年)の枕崎台風が3,756名、1947年(昭和22年)カスリーン台風で1,930人となっています。それからしても、1959年の伊勢湾台風が被害者の数は突出していますね。

昨年(2019年)の令和元年台風第19号の記憶は、阿武隈川流域の河川氾濫や、宮城県での土砂崩れ等、まだ生々しく残っていますが、被害者ワースト19位に入っています。

最初に、最近被害は減ってきたようなことを書きましたが、いくら社会が進んでも自然の災害はいつもそれを上回ってくるということでしょう。

今年も、また夏から秋にかけて、巨大な台風が来ることを前提にし、様々な防災を考えておかないとなりません。

【関連リンク】
1376 台風と地震被害と保険について
1260 災害大国ならではのビジネスチャンス
923 ハイブリッド型植物工場は異常気象の野菜急騰を防げるか

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1437
東京バンドワゴン (集英社文庫) 小路幸也

著者は北海道出身の方で、私より数年だけ若い方です。2002年にデビューし、そろそろベテランの域に達しているというところでしょうか。この著者の作品を読むのは今回が初めてです。

本書は2006年に単行本、2008年に文庫化された連作中編小説で、その後「東京バンドワゴンシリーズ」となり、現在14作も続いています。

また2013年には、亀梨和也、玉置浩二、ミムラ、多部未華子などの出演で「東京バンドワゴン~下町大家族物語」というタイトルでテレビドラマ化されています。

ま、手っ取り早く言ってしまうと、昭和時代のサザエさん一家を平成時代に合わせたような、東京の下町商店街で古書店とカフェを開いている大家族一家のドタバタ劇と言う感じでしょうか。

舞台が古書店ということもあり、古書のうんちくとか、値付けについての話しも少し出てきたりして、書籍好きにはそういう意味も含めて興味がわくかも。

元々、書籍好きな作家さんが書く小説ですから、舞台設定に図書館とか書店、古書店、主人公には作家やライター、編集者という安易な?設定が多い気がします。その中のひとつですね。

確かにホームドラマの原作としては良いかも知れませんが、シリーズの続編を読みたいか?って言われるとそこまではないかなぁ、、、

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

再会 (講談社文庫) 横関 大

40代の中堅作家さんの作品で、今回著者の作品を読むのは初めてです。何度も江戸川乱歩賞に応募し、最終選考に残りながら惜しくも受賞できず、2010年、8度目の挑戦でこの作品(初出時のタイトルは「再会のタイムカプセル」)が見事受賞し、実質的なデビュー作品となりました。文庫版は二年後の2012年に発刊されています。

正直、読んでいて、この「設定には無理があるだろう」とか「都合良く偶然が重なって」みたいなところがあちこちにあって、よく練られたリアリティのあるストーリーとは言い難いのですが、全体に流れる大雑把なプロットには著者の緻密さと巧さを感じさせます。

主人公は同じ小学校で仲良かった4人の男女で、小学校を卒業して23年が経過し、それぞれ別々の生活を送っている中、ある事件が起きることで、23年前に封印したはずのタイムカプセルの中身について、注目されることになります。

でもさぁー、タイムカプセルって、何年か後に開くことを前提としたもので、開くことを前提としない「封印したタイムカプセル」ってなに?って思ってしまいました。

もし封印したいなら、深海に静めるとか、そこまでしなくても、ダム湖や大きな沼に沈めれば、まず普通に封印できるってことは小学生でもわかりそうなことです。

ちなみに、私の経験では、小学校卒業の前にクラスでタイムカプセルを校庭に埋めて、成人後の10年後に集まって開けました。大阪万博の時に松下電器産業(現パナソニック)が企画した5000年後に開くタイムカプセルは大阪城公園に埋められています。5000年後に地球や日本の国土があるのか?っていうのはともかくです。

仲良し4人組のひとりは刑事となり、最近この街の警察署に戻ってきていて、偶然幼馴染みが関係する事件を担当することになります。

やがて23年前になにが起きたのか、それぞれどういう苦悩を抱え込んでしまったのか、など徐々に露わとなってくるという流れです。

読者に謎解きを試すというものではなく、最初はなにもわからなかったことが、タマネギの皮を1枚1枚むいていくように少しずつ明らかになっていくというちょっとまどろっこしさはありますが、途中ではなかなか中断出来ず、一気に読むことができました。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

怒らない技術 (フォレスト2545新書) 嶋津良智

以前にはアンガーマネジメント系の本を読んで、歳を重ねるにつれ怒りっぽくなってくるのをなんとか抑えようと四苦八苦している中、たまたま見つけたというか、ショッキングピンクのド派手なカバーで、やけに目立っていたのつい引き寄せられて購入しました。

2010年発刊の新書で、誰が付けたか引きのあるタイトルも良いですよね。

著者は、、、知らないなぁ~また自分の事業PRのためのパンフレット的な新書か~?って買ったのを悔やみかけていたところ、著者には失礼ながら、読み始めるとなかなkよく書けている、面白い、読みやすい。PR色はもちろんありましたが。

ただ、この本の内容は中年男の怒りに対して抑える方法を伝授する話しではなく、若い人向けに、コミュニケーションを円滑にするため、またその能力を上げて仕事に生かすために書かれたという感じです。

私がもう40年若かったら(笑)、きっとこの著者の信者になっていたかも知れません。

だてにビジネス界で若くして稼いだあとは、未練も残さず、さっと身を引いて教育事業へ移った方らしく、こうした若い人に教えることが好きで天性なのでしょう。

もちろん中年や高年者でも、読んで損した!ってことはなく、いろいろと我が身を振り返って考えることもあり、また自分の若いときの失敗も、この本を読んでいればなかったのにぃーと思うこともありそうです。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ブラックボックス (朝日文庫) 篠田節子

週刊朝日に連載され、2013年に単行本、2016年に文庫版が発刊された長編小説です。1997年に「女たちのジハード」で直木賞を受賞している著者の小説は、2003年に読んだ「弥勒」以降、計8冊になります(なぜか「長女たち」が2冊ありそれをカウントすると9冊)。いずれにしても外れのない作家さんで、安心して読むことができます。

この小説のテーマは、野菜の安全性ということになりますが、この小説の中には、

・システム化された野菜工場の実態
・そこで働く名ばかりの外国人技能実習生の実態
・世界の食糧不足
・食品添加物の安全性
・添加物の複合で起きる発癌化や催奇性
・遺伝子組み換え技術の功罪
・内部通報制度や、内部通報者保護の問題

など多くの社会問題が提起されています。

タイトルのブラックボックスは、生育を最適化され、太陽にもあたらない無菌の密閉された工場で、殺菌剤や、溶液に浸され、なにから作られたかよくわからない栄養素を注入され、同一の規格で大量に作られる野菜栽培のシステマティックな工程は、誰にもわからないということを指しています。

1975年に出版され、高度成長社会に大きなネガティブなインパクトを与えた有吉佐和子著の「複合汚染」に似た、社会問題告発型の小説ですが、決して硬派なものではなく、主人公達もどこにでもいる野菜工場で夜勤で働くアルバイトや、農家の跡取り、学校栄養士の地方の同級生です。

でも、この本を読むと、コンビニやカフェなどで売られている、小さなパックに入った表面上はみずみずしくシャキシャキした色も鮮やかなサラダを好んで食べようとは思わなくなるかもです。風評ですが営業妨害だ!と言われてしまいそうです。

しかしこうしたブラックボックス化した野菜生産を非難するだけでは、農業従事者の高齢化と減少、やがて間違いなく起きる世界の人口爆発と、食糧不足などに対応ができないという現実もあり、自然の摂理に反することだとばかり言えず、必要悪とも言えます。

そのような奥深い問題ですが、読み物としてサクサクと読める軽快なストーリーとなっていて、良い作品だと思います。

★★★

著者別読書感想(篠田節子)


【関連リンク】
 5月前半の読書 レイトショー(上)(下)、クラウド・ナイン、メゾン・ド・ポリス、まほろ駅前狂騒曲、孤独のチカラ
 4月後半の読書 火刑法廷、老後の資金がありません、聞く力 心をひらく35のヒント、仮面病棟
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1436
新型コロナウイルスの影響で、テレビ番組の制作ができなくなり、番組編成にも大きな影響を及ぼしています。

個人的には、バラエティや歌番組などにはまったく興味がなく見ないのでどうでも良いのですが、スポーツ中継やドキュメンタリー、紀行物、歴史物の番組も新しいコンテンツ制作がままならないので、再放送ばっかりで食傷気味です。



上記TV番組表は、5月25日の19時~22時のゴールデンタイムのもので、赤い○印が、再放送、または事実上の再放送の番組です。どう?ひどいでしょ?

私は日曜日に1週間の番組録をおこない、基本的には録画した放送を見ています。その理由としては、

(1)コマーシャルを飛ばして見る
(2)時間を節約するため1.5倍速で見る

からです。

スポーツ中継は、さすがにLIVEで見るのが一番なので、海外でおこなわれる深夜でなければ録画はしていません。

また映画や演芸、音楽が重要なコンテンツの場合は、録画でもさすがに1.5倍速ではみませんが、ドキュメンタリーや情報番組、歴史物などは短時間でサクッと見られるので早回し再生は重宝しています。

特にNHKの番組では、アナウンサーやナレーターが、耳が遠くなってきた高齢化社会に合わせているのか、ゆっくり喋る訓練が行き届いていて、1.5倍速で聞くとちょうど良い速度になります。民放のアナウンサーや民放出身のアナウンサー・司会者はやや早口で1.5速では聞き取れないこともあります。

そういう録画生活をしていて、最近特にいくつかの?を感じています。

(1)地上波で放送された番組を、そのまま後日、BSで放送する場合は再放送の表記がない

(2)以前放送した番組に、「○○選」「○○アンコール」「○○SP(スペシャル)」「○○総集編」という表記を追加すれば「再放送」という表記をしなくて良いらしい(実質再放送)

(1)について、再放送や地上波で放送した直後にBSで放送(その逆もあり)するのは、録画する場合に2番組同時録画ができずに録画をあきらめた番組が、別の日に録画出来るのでありがたいです。

しかし地上波で録画したのに、再放送の表記がないため、BSで同じ番組を録画予約してしまったことが何度もあります。いちいち番組タイトルまで覚えていないので、適当に興味の範囲で選ぶとかなりダブってしまいます。

地上波の局とBSの局とは違うのだ!という主張が、制作側にあるのかも知れません。ユーザーからすればNHKは地上波もBSもNHKで、日テレもテレ朝も、BS局とみな一緒のようにしか見えませんけどね。

再放送表記でなくても、番組表になにか誤解を与えないよう、地上波で過去に放送がおこなわれたものだということがわかる表記があればいいのになぁって思います。

(2)についてですが、テレビ局としては再放送(の表記)はできるだけ避けたいのでしょう。

まったく同じ番組なのに「NHKスペシャル選」とか「ごごナマ アンコール○○」「大改造!!劇的ビフォーアフター スペシャル」などの表示で「再放送」の表示をせず、普通にしれっと普通の番組として表記されるのはどうなのでしょう。

今回コロナ騒動の影響で、ニュース番組以外は再放送番組ばかりになってきていて、さすがに再放送表記だらけの番組編成にするのはテレビマンとしての矜持に反すると思っているのでしょうけど、それを小手先で誤魔化すのは、テレビマンとしてのプライドも矜持も感じられず、みっともないな~というのが感想です。

再放送でないものも、過去の名場面集とか寄せ集めで実質再放送と変わらないような番組も多く、ニュース以外はもう見たくない感じです。

NHKはゴールデン時間帯含め、再放送(まがい)の番組ばかりです。そういう状況で制作費もかからないわけで、ここは受信料を2~3ヶ月分ぐらい無料にするとかしてもらわなければ割に合いません。不払い運動をしたいぐらいです。

本番組とCMとの境界線をあやふやにしてしまうような広告手法は禁じられていますが、初放送と再放送の境界を曖昧にすることは今は認められているようです。早くこうしたテレビ局都合の勝手な手法は禁止または自主規制をしてもらいたいものです。

最後に、せっかくこういうコンテンツに困る時こそ、うんと昔の名作映画や名人達の落語、漫才など、平時だと視聴率はあまり取れない番組の放送(再放送)をやってくれたら嬉しいのにと思わざるを得ません。

世の中が自粛ムードで暗くなりがちな時こそ、最近の軽薄で全然笑えないバラエティではなく、古くても名人達が繰り広げる演芸や名作映画を見て笑って感激してストレスを発散したいものです。

【関連リンク】
1147 名人漫才コンビ 人生幸朗・生恵幸子
983 我が青春のヒーロー、スティーブ・マックイーン
910 テレビ番組はタイムシフト視聴が当たり前?
836 上方漫才と落語の話し

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1435
テレワークが一気に進んできたことで、これからのビジネスパーソンが必要とする能力の一部が変わってきました。

 (写真はイメージ)
それは最新のテクニカルな知識と、それをうまく使いこなす能力はもちろん、その他にも自分がカッコよく映像に映るための方法とか、映りこむ背景をコーディネートしたり、自宅でのファッションセンスまで様々あります。

それらは今までのビジネスマンには不要のことだったでしょ?

私もご多分に漏れず、つたなくテレワークをしていますが、偶然、コロナ騒動がこれほど大きくなる前に、カメラ付きのノートPCを購入したことで、これが大いに役立ちました。

と言うのも、普段メインに使っているデスクトップPCにはマイクもカメラも付いていないので、web会議(テレビ会議)に参加することができません。
 
カメラもマイクもなくても、zoomの場合、オンラインセミナーで、動画を見て聞くだけならできる?と思っていたら、カメラは必須ではないものの、マイクを接続していないと、セミナーの音声が出てこないことにあとで気がつきました。遅れてますね~我ながら。

それはそうと、web会議をやって思ったのは、プレゼンテーションの巧さ、わかりやすさが際立つ人と、「えぇ~と、、、えぇ~と」や「あの~、、あの~」「ホントに~、、ホントに~」を無意識に連発していて聞くに堪えないような発言がダラダラ続く人が多いことに気がつきます。
 
それは、広い会議室、様々な騒音の中、ホワイトボードや手元のPCなどに気が散り、人の話をそこまで集中して聞いていないので、適当に聞き流せます。

しかしテレビ会議の場合は、直接の会話より、ずっと集中して聞いているので、その人の発言がとても気になります。

と言うのはネット環境によっては、話しが時々途切れたりするので、集中していないと話しの前後がわからなくなります。

「言葉に勢いがない」、「語尾が曖昧で不明瞭」、「話しが無駄が多く長い」、「抑揚がなく棒読みで単調」など、せっかく集中して話しを聞いていても、内容は入ってこないで、ただグッタリと疲労感しか感じないことがあります。

リアルな会議でプレゼンが巧い人は、テレビ会議でもさすが巧いなぁって思いますが、普段あまり感じていなかった下手な人のプレゼンは、リアルの時だと許せるところ、テレビ会議だと細かなことにまで気がついて、つい文句を言いたくなります。

テレビ会議だと、他人に見られていないので、つまらない(中身のない)話しの時には、他のことをしていたりしますが、あとで必要になったとき、実際の会議の時のように隣の人に小声で確認したり聞いたりすることができず、自分しか頼れないので、集中して聞かなければなりません。

それが本当につまらないプレゼンだったりすると、ただ腹立たしさだけが残ってしまいます。

双方向での議論や協議はいいのですけど、報告をダラダラ聞くというのはテレビ会議はあまり向かないかな。それなら書面に書いて送ってくれ!とか言いたくなります。慣れの問題かも知れません。

これがリアルな会議とテレビ会議の一番違う点かなぁって思ったり。

よくリアルでのコミュニケーションだと問題は起きないようなことでも、メールやSNSではちょっとした勘違いや誤解で炎上したり、友人や仲間と揉めたりすることが起きます。

要はヒトは誕生以来、リアル(目の前で)でコミュニケーションすることに最適化されていて、いくら技術が進み、社会環境が変わったと言っても、文字や映像、音声でのコミュニケーションは、まだ始まったばかりで(文字のコミュニケーションは手紙等で相当以前からありますが)、まだ十分に慣れ親しんでいるという状況にはないということです。

だから、そうしたコミュニケーションで、誤解した、誤解されたというのは決してその人達が悪いのではなく、まだそうした環境に我々が十分適応できていないと言うことです。

そしてこうした変化していく環境に、柔軟に対応ができるのは、やはり若さでしょう。

小さな子供ほど新たな知識を吸収するスピードが大人の何倍も速いと言われています。成長するほどその速度は緩やかになっていきますが、それでも20代と40代、50代では新しい知識を吸収するスピードには大きな差があります。

もちろん個人差があって、70歳、80歳になっても新しいことにどんどん挑戦し、過去の経験に乏しい若い人がかなわないということもあるでしょうけど、それはちょっと特殊な例です。

コロナ騒動で、働き方や価値観、生活スタイルなどが一気に大きく変わり、それに即応できる人と、なかなか変化についていけない人で、この先10年20年大きな差が付いてしまうのかも知れません。

私はそうした激しい競争社会からの引退間近で良かったと思う日々です。


【関連リンク】
1273 働き方改革と通勤定期
1132 歩数計とともに
926 在宅派遣就労が拡がる可能性はある?

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1434
久しぶりに新聞の発行部数を調べてみました。

前に新聞の発行部数(新聞社別発行部数)について書いたのは2013年で7年前です。総発行部数について書いたのは2012年のことです。

消滅すると言われていた新聞社の近況 2013/8/24(土)

新聞に想うこと その2 2012/2/25(土)

2000年から2019年までの19年間の新聞発行部数は日本新聞協会のデータを参考にしています。

新聞の発行部数データ



新聞の種類(一般紙とスポーツ紙別発行部数推移)



新聞紙トータルでは、見事にこの19年間、一度も盛り返すことはなく(一般紙に限れば2004年だけ前年を上回っています)、順調に減らしてきています。特にここ2~3年は1年で5%近くの下落で急速に落ちてきています。

2000年と2019年を比較すると、一般紙で1252万部減、74%、スポーツ紙で337万部減、47%、合計で1590万部減、70%(3割減)となっています。1年平均にすると1.6%減、毎年89万部ずつ減ってきているカウントです。

一方では、世帯数は増えています。

グラフにしてみると、世帯数(黄色)は右肩上がり、新聞の合計部数(青色)は右肩下がりと対照的なグラフになっています。これは1世帯あたりの購読部数(赤折れ線、右目盛り)が急激に下がっていることから起きることです。

世帯数と1世帯あたり部数の推移



平均で1世帯に新聞を1部購読していたのは2007年までで、それ以降、毎年2~3%下がり続け、2019年は1世帯あたりの購読数は0.66という低さです。

ところで2009年以降は人口は減少しているのに、なぜに2019年の現在も世帯数は増加?と素朴な疑問が生じますが、それはつまり高齢者も、若者もひとり住まいが増えてきているということです。

祖父母と両親とその子供達の3世代が一緒に住む大家族から、団塊世代から顕著になった親子2世代だけで住む核家族、そして現在は、それぞれの世代が別々に住む独居の時代です。

主要新聞の最新の発行部数(ABC部数)を載せておきます。この数値は比較的信頼がおける実質の数値です。



最後に、世界の新聞発行部数比較です。

但し2008年調査のデータしか見つけられなかったので、12年も前の順位と発行部数です。リストには上位100社がありましたが、その中から上位15位まで抜き出しておきました。世界のトップ15位中、7つの日本紙が入っています。それで十分でしょう。

データ出典List of Top 100 Newspapers in the world by circulation(世界の新聞発行部数トップ100リスト)


別に日本人だけが特別に新聞が好きな国民性ということではなく、日本では世界でも類を見ない全国紙(巨大新聞社)が強い国なのです。

しかしこれからは巨大紙のシェアが落ちてくることで、相対的に地方紙の影響力が付いてくるようになるのかも知れません。地方紙も、通信社のニュースを転載しているだけでなく、魅力的な独自のコンテンツを揃えていかないと、将来はないでしょう。

あと、新聞の電子化ですが、一番新聞購読の電子版率が進んでいそうな日経新聞でも、「電子版/朝刊発行部数」を見ると16%程度です。朝刊の発行部数を電子版購読者が超える(16%→100%)のは、まだ10数年はかかりそうです。


【関連リンク】
雇用と働き方が変化したこの30年
毎年書籍や雑誌はどれぐらい出版されているか
新聞に想うこと その1
テレビ・新聞に未来はない?



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