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1456
嘘八百 2018年 「嘘八百」製作委員会
監督:武正晴 出演:中井貴一、佐々木蔵之介

詐欺師を描いたコミカルな映画です。記憶にはないのですが、意外とヒットしたのか、続編となる「嘘八百 京町ロワイヤル」が2020年1月31日に公開されています。公開直後にはコロナ禍がジワジワきていたので、なにか影響はあったのでしょうかね。

利休作の掛け軸など、贋作を本物と思わせて高額で売りつけるというのが仕事ですが、周囲にはそうした贋作作りの名人達がチームを組んでいます。

もっともそうした古物などにはなにも興味がないので、そうした世界にも興味がなく、あまり映画に親近感や感情の思い入れなどがなく、内容的にはつまらないものでした。

どうせなら、映画「スティング」のような、もっと大がかりな詐欺、さらに言えば映画を見ている観客がすっかり騙されるというようなものを期待していましたが、遠く及びません。

予算も桁が違うでしょうし、仕方ありません。

★☆☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

東京マグニチュード8.0 2009年 製作:東京マグニチュード8.0製作委員会
監督:橘正紀

正確には映画ではなく、2009年にテレビアニメシリーズとして11回の放送を総集編として2時間(CM含む)にまとめたものです。

最初は以前読んだ高嶋哲夫氏の小説「M8」が原作なのか?と思いましたが違いました。

アニメらしく、中学生の女の子が主人公で、弟と一緒にお台場へ遊びに来ていたとき、大地震に遭います。

レインボーブリッジと思われる橋が倒壊、水上バスでなんとか日の出桟橋へたどり着き、芝公園の避難所で休憩していると東京タワーが倒壊し弟が巻き込まれます。

自宅はどうなっているのか、家族は無事か、世田谷の自宅までは歩くしかなく、お台場でたまたま知り合った親切なシングルマザーとともに家を目指します。

ちょっと違うかな~と思うのは、パニックになる人が周囲にいなく地震直後でも、みな落ち着いているような感じのシーンが多いこと。自衛隊などの災害救援もすぐに来ていて、それはちょっと都合良すぎかなと。

おそらく東京タワーが倒壊するほどの地震なら、木造住宅などはひとたまりもなく、また火事で相当の被害があり、そこの住人、逃げ遅れて家屋の下敷きになっている人を必死で救出している人、呆然として泣き崩れている人など、阿鼻叫喚図だと思うのですけどね、、、

シングルマザーの家が三軒茶屋で、その周辺は大規模な火災で、祖母とひとり娘の安否がわからず、避難所を探し回るというのは、現実的にありそうです。

雨降って地固まるやハッピーエンドでは終わらず、子供達に災害の怖さを伝えようとする意志が感じられます。

しかし現実はもっと、自己中心的に動く人や、他人を踏みつけてでもいち早く逃げようとする群集心理など、地獄絵図はこんなものではないでしょう。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

深夜の告白(原題:Double Indemnity) 1944年米
監督:ビリー・ワイルダー 出演:バーバラ・スタンウィック、フレッド・マクマレイ

監督のビリー・ワイルダー(元々は脚本家)と、フィリップ・マーローシリーズなどのハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーとの共同脚本の作品で、原作はジェームズ・M・ケインの小説「殺人保険(原題: Double Indemnity)」です。

原題の「Double Indemnity」とは、自動車事故と比べ比較的事故死の可能性が低い鉄道事故での死亡などでは死亡保険が倍額になるという制度のことで、それを悪用して保険金詐欺を働こうという内容です。

悪女役のバーバラ・スタンウィックが魅力的で、しかも恐ろしい女を演じていてこの映画の中心と言っても良いでしょう。

その悪女に翻弄されるのが、保険会社の軽めのイカした外交員で、悪女にそそのかされて犯行のお膳立てをしますが、同じ保険会社に勤務する親友の調査員に疑問を抱かれて、、、という展開です。

フィルム・ノワール映画と言われるジャンルですが、冒頭で、深夜、誰もいなくなったオフィスで、録音テープを回し、犯行をその親友に告白していくという導入部は、観客のドキドキ感と興味を引くには最高の演出です。

この映画が公開された1944年といえば、太平洋戦争の終盤戦で、同年日本では「加藤隼戦闘隊」や「かくて神風は吹く」など、戦意高揚映画ばかりでしたが、彼の国ではこうしたエンタメが普通に制作され公開されていたのですね。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

知りすぎていた男(原題:The Man Who Knew Too Much) 1956年米
監督 アルフレッド・ヒッチコック 出演:ジェームズ・ステュアート、ドリス・デイ

アメリカ人夫婦がモロッコへ旅行中に、殺人事件に巻き込まれ、その後一人息子が誘拐されてしまいます。

モロッコの警察は頼りにならず、子供を救い出すには、自分が殺された男から言付けされた場所へ行って、息子を救うしかない!ということで、ロンドンへ飛びます。このあたりちょっと普通じゃないです。

ま、それは仕方ないとして、ロンドンで国際陰謀組織や警察の尾行をまいて、なぜモロッコで男が殺されたのか?という謎に迫っていくというストーリーです。

妻役のドリス・デイは、上流アメリカ人妻を演じていますが、演技がなにかにつけて大げさで、時にはヒステリーを起こし、典型的なというかステレオタイプなアメリカ人女性で、ホンマかいな~という感じ。

その歌手でもあるドリス・デイが子供のために歌う「ケ・セラ・セラ」はアカデミー賞で歌曲賞を受賞しています。その歌唱力が事件解決に一役買うというのも、映画ならではのできすぎた話しです。

例のヒッチコックのカメオ出演は、ちょっとわかりにくく、最初は見逃してしまいました。序盤のモロッコでの大道芸を見物しているシーンにチラッとだけ映っています。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

ウエスタン(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト)原題:Once Upon a Time in the West 1968年伊・米
監督:セルジオ・レオーネ 出演:チャールズ・ブロンソン、クラウディア・カルディナーレ、ヘンリー・フォンダ

いわゆるマカロニウエスタンですが、かなり制作費をつぎ込んだ作品と思われます。

しかしアメリカの良心とまで言われていたヘンリーフォンダがこの映画では極悪人役ということで、日本ではヒットしましたが、アメリカではヒットしなかったそうです。

イタリアンの血が半分入っているからというのではないのでしょうけど、映画音楽としてこれでいいのか?と思える変な感じ。当時のマカロニウエスタン調なのでしょうけれど。

また、復讐のキモとなるハーモニカの演奏も、なにか素人が初めて練習している?という感じの暗くて変な音程の音で、もうちょっとどうにかならなかったのでしょうか。どうせ吹いているのは俳優ではなく吹き替えなのですから。

内容的にはあまりリアリティはなく、極悪人を探し出して決闘するドタバタ劇という感じ。それを多数のエキストラや、クラウディア・カルディナーレの色っぽさ、そして大がかりなセットが作品の出来をカバーしています。

こうした西部の風景を見ると、もう20年以上前ですが、ラスベガスからグランドキャニオンへ軽飛行機で旅をしたときに、比較的低空飛行をするので、地上の景色がよく見えたのですが、その時の窓の下の風景が、まさにこの映画の舞台のような感じで、それを思い出しました。

★☆☆


【関連リンク】
2020年5~6月 海外特派員(1940年)、黄金狂時代(1925年)、殺人狂時代(1947年)、真珠の耳飾りの少女 (2003年)、お早よう(1959年)
2020年3~4月 翔んで埼玉(日 2019年)、影の軍隊(仏 1969年)、タバコロード(米 1941年)、デューン/砂の惑星(米 1984年)、海よりもまだ深く(日 2016年)、ベニスに死す(仏・伊 1971年)
2020年1~2月 ペイルライダー(1985年)、アラバマ物語(1962年)、マスカレード・ホテル(2019年)、 疾風ロンド(2016年)、ブラジルから来た少年(1978年)

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郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)(原題:The Postman Always Rings Twice) ジェームズ・M・ケイン

有名な小説で、映画化もされています。初出は1934年ということで第二次大戦の前という古い小説ですが、今読んでも細部はともかくストーリーの骨格に古くささは感じません。

著者のジェームズ・M・ケインは、1892年生まれのジャーナリストで作家。この著書が実質的なデビュー作品で、その後「殺人保険」などの作品もあります。

小説の内容と、この風変わりなタイトルとはなんの関係もありません。

ストーリーは、アメリカの地方でレストランとガソリンスタンドを経営するギリシア人とその妻の元に流れ者の男がやってきて、たまたま空きのあったガソリンスタンドの仕事を任され雇われます。

そしてすぐに欲求不満の妻と雇われた男と関係ができ、夫を殺して財産を得ようと目論みます。

1回目の犯行は失敗しますが、2回目に自動車事故を装っての犯行は成功したかと思ったら、有能な検事の追及で、犯行がバレてしまいます。

しかしその検事のライバルである有能な弁護士が、保険会社を組み、保険会社の損失を減らすことで犯行はなかったことにしてしまいます。

結果的に犯行は成功したかに思えたところ、、、というストーリーです。

小説では控えめでしたが、映画ではエロと暴力が強調されているそうで、そうした話題が先行していました。映画も1946年の制作と言うことで、太平洋戦争が終戦直後という時代から、奔放な人妻と、保険金殺人というのは大きなセンセーショナルだったでしょう。

この事件は実際に起きた事件が下敷きになっているそうですから、なおさら世間の関心を呼ぶことになりました。

★★☆

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

衆愚の果て (幻冬舎文庫) 高嶋哲夫

理工系の作家さんで、人災、天災問わずにパニック系小説が多く、比較的私の好きなジャンルです。

過去には、「イントゥルーダー」(1999年)、「ミッドナイトイーグル」(2000年)、「ペトロバグ」(2001年)、「M8」(2004年)、「FIREFLY ファイアー・フライ」(2008年)、「首都崩壊」(2014年)の6作品を読んでいます。

988 2016年12月後半の読書(首都崩壊)
588 2012年3月前半の読書(イントゥルーダー)
469 2011年1月後半の読書(ファイアー・フライ)

また、2011年の東日本大震災と原発事故をまるで予言したかのように、「メルトダウン」(2003年)、「M8」(2004年)、「TSUNAMI 津波」(2005年)を上梓されています。それだけにかなり内容においては信憑性があり、説得力もあります。

今回のテーマは選挙制度と国会議員で、今までのようにパニック系とはガラリと違うものです。

主人公は26歳の若さで、仕事を退職後にプータローしていたときに、候補者公募に応募し、比例代表の候補者名簿の下から2番目に載せてもらったところ、政権交代で風が吹く中、アレよと当選を果たします。

「料亭へ行きたい」「BMWを買いたい」と言い放った某若手小泉チルドレンを思い浮かべますが、大物政治家に長く寄り添っていながら芽が出ずコンプレックスをもつ有能な秘書とともに、日本の問題をひとつ解決するため奔走することになります。

小説では、比例代表制や、議員定数、立法や政策よりも次の選挙のことしか考えない地盤などのない政治家、国会議員ながら、選挙区大事で地元の幼稚園の運動会に参加し挨拶することが審議よりも重要とか様々な問題が提起されています。

また議員報酬などお金の話しもたびたび出てきて、著者の怒りは相当なものがありそうです。すっかり慣らされてしまい、怒りを覚えない国民のほうがどうかしているのでしょうけど。

確かに読んでいながら、ムカムカしてくること請け負いですが、そうした政治を望んでいるのが今の国民なのですから仕方がありません。それがこの本のタイトルになっています。

★★☆

著者別読書感想(高嶋哲夫)

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 (中公新書) 吉田裕

2018年に「アジア・太平洋賞特別賞」や、2019年の「新書大賞」1位の本書は、2017年に発刊された硬派な新書です。

新書というと、著者の自己満足的な自慢話しと事業の宣伝に終始しているものが多く、うんざりしているのですが、最近読んだ「バッタを倒しにアフリカへ」(前野ウルド浩太郎著)、「人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長」(吉川洋著)、「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」(加藤陽子著、新書ではなく文庫版)など、良いものも時々混じっているので、欠かせません。

その玉石混淆の玉のひとつが本書で、著者は主として昭和時代に焦点をあてた近・現代史の歴史学者さんです。

この新書では、よくある太平洋戦争を分析した歴史書ではなく、戦場に送り込まれた日本軍兵士の目線で凄惨な現場、戦場の生活などを様々な日記や記録から読み取っています。

その他、戦場での自殺や、障害者(特に精神)へのイジメ、軍服や軍靴の劣化、栄養不足、マラリアなどの戦病死、無理な作戦などによる消耗など、悲惨な光景がてんこ盛りです。

日中戦争以降、終戦までに亡くなった民間人を含む日本人は310万人と言われています。軍人や軍属の死者数は230万人で、その中でマラリアでの病死を含む餓死者が140万人(61%)に達するという話しには驚かされます。

勇ましい武勇伝を語る物語よりも、金属不足から竹の水筒を持たされ、訓練も受けず武器を持たない補充兵が最前線にやってくる現場の姿が真実なんだろうなぁと気持ちが暗くなってしまいます。

もう太平洋戦争終結から75年が経ち、体験者はいなくなりつつありますが、こうした現場の実態を記録し、まとめておくことで、日本人の遺伝子の中に組み込んでおくことが今後の日本の平和と安全のためには重要なことなのだろうと思います。

★★★

 ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟ ∟

奇跡の人 The Miracle Worker (双葉文庫) 原田マハ

2014年に単行本、2018年に文庫化された長編小説で、元祖「奇跡の人」である三重苦の障害を克服したヘレンケラーと家庭教師のアニー・サリバンの二人の関係をモチーフにしています。

著者の作品は割と最近に「本日は、お日柄もよく」と、「楽園のカンヴァス」を読んでいます。どちらも良い小説でした。まだ多くの未読作品があるので、これから少しずつ読んでいきたいと思っています。

本書はヘレンケラーと同様、病気のために見えない、聞こえない、喋れないの三重苦で、家族からも隔離されていた少女の元に、弱視ながらアメリカに留学して様々な知識を身につけた家庭教師となる女性、そして東北の津軽で生まれたときから目が見えず、三味線と歌で生活をする少女が主要な登場人物です。

その三味線弾きの少女には、後に初の重要無形文化財(人間国宝)に指定される狼野キワの若い頃の姿として登場させています。

詳しくは読んでもらうとして、東北の津軽の重苦しい雰囲気の中で、家庭教師の下で1歩1歩、手の付けられない野獣と同じ少女が、ひとりの人間として成長していく姿にうたれます。

5年前に東北へ旅行したとき「津軽藩ねぷた村」で津軽三味線を初めて生で聞くことができました。その演奏の善し悪しがわかるほどの能力はないのですが、激しい三味線の音には感動したことを思い出します。

小説としての出来ですが、これはおそらくなにかの雑誌で連載されていたのでしょうか、よくわかりませんが、同じ話しが何度も繰り返され、起きた事象があとで再度説明され、ちょっとしつこいかなと。

連載小説なら、途中から読む人のために、前に起きたことを繰り返すのもわかりますが、その場合は、単行本化する際に、繰り返される部分はカットするなど編集すべきです。

そうした重なる部分を編集して省略すれば、おそらく全体のページ数は全420ページの3/4ぐらいで済みそうです。

長い小説の場合、そうした無駄に思える部分があちこちにあるのは、ちょっと残念な気持ちになります。

★★☆

著者別読書感想(原田マハ)

【関連リンク】
 7月前半の読書 にじいろガーデン、僕は人生についてこんなふうに考えている、健康格差、幻夏
 6月後半の読書 あなたの人生、片づけます、羊と鋼の森、大学大倒産時代、無私の日本人
 6月前半の読書 愛なんて嘘、定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方、儚い羊たちの祝宴、真鍮の評決



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1454
ドライブレコーダーが普及してくるまで、交通事故が発生したときは、その当事者や目撃者の証言と、事故後の発生現場の状況から推論するしかありませんでした。

過失割合という点で、よく問題となるのは、クルマ同士が衝突、あるいは接触したような場合です。

明らかに片方に酒酔い運転、信号無視、一旦停止違反など重大な違反があれば、全責任を加害者側がもつこともありますが、そうでない場合、一般的には50:50~40:60という過失割合に認定されることが多いです。

つまり、片方が道交法違反や重大な過失があっても、走行中同士の事故はなぜか過失割合は加害者側5~6割、被害者側5~4割となってしまいます。

私がこれを思い知らされたのは、片側2車線の道路で、右側の車線を走っているクルマの後方、左側の車線を走っていたところ、右前のクルマがウインカーも出さず、突然左へ車線変更をしてきて、避けきれずに接触したことがあります。

その時相手のドライバーは「後方にいたとは知らなかった」と全面的に自分のミスを認めて謝罪しました。

深夜だったことと、接触で物損だけでしたので、警察は呼ばず、修理費用については保険会社同士で話しをしようとなりましたが、その結果、過失割合(修理費用の負担)は相手が60、私が40と決着しました。

それを保険会社から聞いたときに、「相手の道交法違反(進路変更指示違反、後方確認違反)で起きた事故なんだから、こちらに4割も責任があるのは納得できない。こちらはなにも違反はしていない」と言いましたが、保険会社としては「双方が走行中の事故なので、相手が悪くても6:4の割合が妥当」と言われ、どうもモヤッとしましたが、そのように決まっているとのことでした。

同様のケースで、私は助手席に乗っていた時ですが、大きなリゾート地の中の私道で、こちらは大きなミニバンで多数乗せていたので上り坂をあえぎながらゆっくり走っていました。

そこへ上から猛スピードで下ってきた施設の従業員が運転する乗用車がセンターを超えて(センターラインはなし)突っ込んできて、相手は止まりきれず、接触したことがありました。これも相手の過失が6割、こちらが4割でした。接触したときにはこちらは停止していたのですけどね。

この走行中の6:4の過失割合は、結局は双方の言い分だけで決めなければならないことから、暗黙の妥協として決めていると思われます。

つまり物損の接触事故など毎日何千件も起きている(2017年人身事故だけで1日平均1300件以上発生)でしょうし、それをいちいち現場検証をして目撃者を探し、近所の防犯カメラを探して見せてもらい、時にはクルマの異常やECUの走行データを解析するということなどできるハズもありません。

そうしたことから、自分は安全運転をしていて、理不尽に思っても、常に事故の過失リスクを背負っているものと運転する人は理解しておく必要があります。

しかし、最近はドライブレコーダーを装着するクルマが増えてきたことで、今まで目撃者がなく、双方の言い分だけで妥協した決着をしていた事故の場合でも、記録映像を添えて裁判に訴えることで、例え双方が走行中の事故でも、相手に大半の過失があったと主張することができるようになってきました。

もちろん被害者側にも、適正な車間距離をとっていなかったとか、スピード違反をしていたとか過失があればそれは当然過失割合に加味されることにもなります。

いずれにしても、今まで妥協の産物だった6:4の交通事故過失割合が、今後いくつもの判例を元にして変わっていくかも知れません。

【関連リンク】
1081 高齢ドライバに対する偏見と規制
864 衝突安全性テストについて
800 高齢化社会で変化している交通事故の統計を見る

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1453
5年前の2015年に「visa(査証)なしで何カ国へ渡れるのか」という記事を書きましたが、その時は日本人が持つパスポートでビザなし渡航ができる国や地域は、カナダやフランスなどと並び170カ国で、世界の中で11位でした。

その後、ビザなし渡航できる国ランキングは増え、トップクラス入りをしたことはなにかで読んで知っていましたが、2018年以降は、なんと3年連続世界一位なのですね。

ちょうど国策でインバウンド需要に力を入れようとしていたことも関係がありそうです。

つまりビザなし渡航は基本的には相互の国同士でビザなし入国を認め合うことが多い(その限りではありません)ので、外国人観光客が来日しやすいようにビザなしにすることは、逆に相手国にもビザなしで入れることになります。

Henley Passport Index 2020」(英語、PDF)から、ビザなし渡航ベスト30カ国(左)とワースト30カ国(右)をわかりやすく並べておきます。国名の後ろの数字が、ビザなし渡航ができる国や地域の数です。

順位 ビザなし渡航ベスト30 順位 ビザなし渡航ワースト30
1 日本 191 170 ブルンジ 50
2 シンガポール 190 170 エジプト 50
3 ドイツ 189 170 ラオス 50
3 韓国 189 173 カメルーン 49
5 フィンランド 188 173 ハイチ 49
5 イタリア 188 173 リベリア 49
5 ルクセンブルグ 188 176 コンゴ共和国 48
5 スペイン 188 177 ジブチ 47
9 オーストリア 187 177 ミャンマ 47
9 デンマーク 187 179 ナイジェリア 46
11 フランス 186 180 エチオピア 44
11 アイルランド 186 181 南スーダン 43
11 オランダ 186 182 コンゴ民主共和国 42
11 ポルトガル 186 182 エリトリア 42
11 スウェーデン 186 182 スリランカ 42
16 ベルギー 185 185 バングラデシュ 41
16 ノルウェー 185 185 イラン 41
16 スイス 185 187 コソボ 40
16 英国 185 187 レバノン 40
16 米国 185 187 スーダン 40
21 チェコ 184 190 北朝鮮 39
21 ギリシャ 184 191 リビア 38
21 マルタ 184 191 ネパール 38
21 ニュージーランド 184 191 パレスチナ自治区 38
25 オーストラリア 183 194 ソマリア 33
25 カナダ 183 194 イエメン 33
27 ハンガリー 182 196 パキスタン 32
28 リトアニア 181 197 シリア 29
28 ポーランド 181 198 イラク 28
28 スロバキア 181 199 アフガニスタン 26

調査対象になっているのは、国際航空運送協会(IATA)の世界の国や地域199カ国(地域)が対象です。

日本は世界の195カ国を独立した国家として承認していますが、その他に承認していない国家や地域なども含めると249カ国・地域があります。

IATAの199カ国のうち、、191カ国(カバー率96%)にビザなし渡航ができるってことは、それだけ国や日本人が世界の中で信用度があり、他国と友好関係を持っているということです。また国内外で大きな紛争も少なく、平和な国であることも意味しています。

しかしそんな日本のパスポートでも入国時にビザが必要な国がまだ33カ国あります。IATAで把握する国数と、国連等で認める国家、地域と違いがあるので、数字的には一致しません。

その日本人でもビザなしで行けない33カ国とは、

ロシア、北朝鮮、アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シエラレオーネ、南スーダン、イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン、キューバ、ナウル、アフガニスタン、ブータン、トルクメニスタン、パキスタン、リベリア

昨年まではブラジルがこのビザ必要国に入っていましたが、いまは必要なくなりました。そのように、一国一国減らしていけると良いですね。

表のベスト30とワースト30に含まれていない(ランキング中間の)よく知っている国としては、

Vatican City(バチカン市国) 149
Taiwan (台湾) 146
Russian Federation(ロシア) 118
Turkey(トルコ) 111
Thailand(タイ) 78
Saudi Arabia(サウジアラビア) 77
China(中国) 74
Indonesia(インドネシア) 71
Philippines(フィリピン) 67
India(インド) 58
Vietnam(ベトナム) 54

などがあります。(後ろの数字はビザなし渡航できる国や地域数)

驚くのは世界中から日本の2倍以上のインバウンド観光客(短期ビジネス客も含む)を集めている外国人訪問者数ランキング世界第4位の中国(日本は11位)ですが、中国人が国外へ出ようとすると、半分以上の国でビザが必要となります。

裕福な中国人ビジネスマンは、世界中どこにでもビザなしでいける日本のパスポートを取りたがっている(欲しがっている)と、なにかで読みました。合法的に国籍を取ってなら良いですけど、偽造パスポートや違法手段で入手したものが出回るのは困りますね。

同様に日本のようなオールマイティに使えるパスポートは、世界で暗躍するスパイにとっては便利なもので、某国諜報員は、日本のホームレスや行方不明者の名前と戸籍を使って、公式のパスポートを作っているという話しも聞いたことがあります。

またタイも入国する外国人観光客数は日本よりも多いのですが、タイ人が国外へ出るためには半分以上の国でビザが必要となります。

現在はコロナ騒動で、現在は各国がそれぞれの基準で外国人の入国禁止や制限をかけています。

早くそのような異常事態が収束して、世界を自由に行き通えるようになると良いですね。

【関連リンク】
1382 気のおけない仲間との旅行
911 visa(査証)なしで何カ国へ渡れるのか
485 マイカーで東京から京都まで旅行する場合 その1



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1452
コロナ禍で国民が一斉に外出自粛をした際に、「じゃー家でなにする?」ってなったときに、一番考えられるのは、不要になった家具や日用品、衣服の整理と処分です。ゴミの量が普段の1割も増えたところもあるそうです。

そして、3%の消費税がスタートした1989年以来、各家庭内で人知れず溜め込まれてきた1円玉、5円玉が大量にあることに気がつき、銀行や郵便局へもっていって入金しようとする人が急増しました。

私もご多分に漏れず、貯まっている1円玉、5円玉、10円玉をこれ以上家に置いておくのは無駄だと思い、どう処分すれば良いかをいろいろ検討してみました。

調べてみると、1円玉の処分にみなさん結構苦労しているようです。

まず銀行での両替ですが、手数料が取られるようになり、実質的に「貧乏人は来るな!」という構えです。

三菱UFJ銀行では一般的な両替機は10枚までしか両替できず、それ以上両替をするには両替機専用カードを別に作る必要があります。

そしてそれを使って両替すると、11~500枚で300円の手数料が取られます。例えば200枚の1円玉(200円)を100円硬貨2枚に両替しようとすると300円の手数料を取られるって、オイッ!

ならば、入金はと言うと、昔のATMでは、パカッと開くコイン入れにぶっ込めば自動的にカウントしてくれたそうですが、今のATMでは硬貨を1枚ずつ硬貨投入口に入れなければなりません。しかも一度に入れられるのは100枚までで、それ以上入れると戻ってきます。

これって、銀行がそうした「小銭なんか受け入れたくないぞ!」と意思表示をしているのに等しいということ。

窓口へ行って入金しようとすると、入金依頼書に金額を記入して提出する必要があり、あらかじめ枚数(金額)を調べて持っていかないと受け付けてくれないそうです。

しかも、101枚以上の入金では「大量硬貨取扱手数料」というのがかかるそうです。もう無茶苦茶。

確かに銀行の人件費は半端なく高く、そうした硬貨のことで大事な時間を使い患わせてくれるな!ということもわかりますが、ならば、自然に貯まってくる少額硬貨はどうすりゃいいの?と考えてしまいます。

人に面倒をかけたくないので、1円玉が使える自販機があれば、缶コーヒーが多少高くてもそれで買うのになぁーて思いますが、そうした自販機はないし、かと言って、財布の中に一円玉をジャラジャラとさせ、いつでもすぐに出せるように持っているのもアホらしい。

銀行が相手にしてくれないのなら、規制緩和して、パチンコ屋でパチンコ玉を流し込むと自動的に計算して玉数をプリントアウトしてくれるように、1円玉など硬貨を流し込むと自動的に計算してその金額に応じた景品と交換ができるようにしてくれるとかあればありがたいのですけどね。

一方では国策としてはキャッシュレスを推進していて、今後ますます少額硬貨の使い道がなくなっていきそうです。

少額硬貨の有効利用法としては、コンビニやスーパーのレジによく置いてある寄付用の箱やビンの中にまとめて入れるっていう手もありますが、別に寄付が嫌とか、店員さんを信用しないわけではないのだけど、それもなにかスッキリしないなぁ~と。

あと、神社や寺社への参拝でお賽銭で、手に山盛りの塩を土俵にまく大相撲の旭日松のごとく、硬貨をまき散らす!っていうのも考えましたが、お清めの塩ならともかく、硬貨をそのように扱うのはどうも品性に欠けるし、大手の寺社なら取引銀行が来てカウントしてくれるのでしょうけど、普通は寺社の人がお賽銭を数えて銀行へ持っていくことになり、それも迷惑なことでしょう。

結局は、

空いている時間にATMで100枚ずつチマチマと入金する

というのが妥当でしょうかねぇ、、、

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