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家には単行本、文庫などすべて合わせると3月末現在で2830冊の本の蔵書があります。なぜそんな数がわかるのかって言うと、蔵書は判明する限りデータ化しています。

社会人になって、しかも結婚してから購入した本がほとんどで、学生時代や独身時代の書籍は実家に置いたままで、家を建て直したときに処分されました。

結婚した1985年以降ということは今年で33年、蔵書数を33年で割ると年間平均86冊、月間平均7.1冊を購入(読了)となります。読まずに積んであるだけの本(およそ20冊ぐらい)はまだデータ化してません。

いまさら蔵書なんて邪魔になるだけで無駄という人がいるのは承知していますが、なかなか手放せなくて困っています。

ブックオフが自分の本棚で、スーパーやコンビニ、弁当屋が自分の冷蔵庫、調理場だっていうのが最近の若い人のトレンドっぽい感じですね。つまり本棚も冷蔵庫も鍋もヤカンも自宅にはなくて良いと。

なにも持たない生活に価値を見いだしているわけで、それも悪くはないですが、昭和30年代生まれの私にはそれはなかなか理解できない範囲にあります。

26年前に今の家に引っ越してきましたが、その時はおそらく今の1/4ぐらいの冊数の蔵書があったと思われます。

その時ですら段ボール箱15箱ぐらいにギッシリ詰め込んだ書籍は、私の部屋がある2階に運んでもらいましたが、やたらと重いうえに数が多く「この重い箱はいったい何箱あるんだ?」と引っ越し屋さん泣かせでした。

もし今また引っ越しすると、書籍だけで約60箱の段ボール箱と考えると、詰め込む作業だけでクラクラしそうです。

ブックオフなどへ持って行くか、取りに来てもらって査定してもらえば、文庫本で1冊平均10円程度で引き取ってもらえるのは知っていますが、なにかそれも悲しいので、今まで、古い雑誌は別として、書籍は売ったことがありません。

仕事を引退したら、10冊ずつテーマ別に束にし、お勧め中古本セットとしてネット通販でもしようかなw

セットにするテーマは、(1)私立探偵(国内編、海外編) (2)刑事(国内編、海外編) (3)誘拐 (4)イヤミス (5)上質トリック (6)映画でヒット (7)侍 (8)戦国時代 (9)ノワール (10)青春もの (11)恋愛成就 (12)タイムスリップ (13)SF (14)短編集 (15)戦争 (16)ホラー (17)クルマ (18)食べ物 (19)不倫 (20)猟奇 (21)純文学 (22)古典 (23)直木賞 (24)芥川賞 (25)本屋大賞 (26)ファンタジー などなど、いくらでも作れそう。

それに007シリーズや、スペンサーシリーズ、殺し屋ケラーシリーズなどシリーズものコンプリートセットも何種類かすぐに作れそうです。

せっかくため込んだ本があり、しかもデータにしてあるので、種類や出版社別の冊数を調べてみました。

総数2830冊のうち、文庫本は2328冊(蔵書全体の82%)、その内訳は、新潮文庫424冊(文庫の18%)、講談社文庫347冊(15%)、角川文庫252冊(11%)、文春文庫249冊(11%)、ハヤカワ文庫172冊(7%)、集英社文庫129冊(6%)、幻冬舎文庫89冊(4%)、光文社文庫85冊(4%)、徳間文庫81冊(4%)、中公文庫56冊(2%)、創元文庫45冊(2%)、扶桑社文庫39冊、小学館文庫33冊、双葉文庫30冊、朝日文庫26冊、PHP文庫25冊、宝島社文庫17冊、ハルキ文庫14冊、河出文庫13冊、岩波文庫13冊などとなっています。



単行本は、302冊(蔵書全体の11%)で、内訳は、講談社43冊(単行本の14%)、文藝春秋42冊(14%)、角川書店28冊(9%)、新潮社27冊(9%)、幻冬舎13冊(4%)などとなっています。

新書は167冊(蔵書全体の6%)、内訳は講談社新書21冊(新書の13%)、幻冬舎新書18冊(11%)、光文社新書16冊(10%)、新潮新書11冊(7%)、角川ONEテーマ21 10冊(6%)など。



残りは、33冊(蔵書の1%)、ノベルス、ソフトカバー、コミックといったところで、出版社別では、徳間書店10冊、光文社9冊など。

文庫では圧勝してる新潮社ですが、単行本では講談社、文藝春秋、角川書店に、新書では講談社、幻冬舎、光文社に負けています。文庫の新潮、単行本・新書の講談ってところでしょうか。

1冊しかないレア?な出版社としては、IN通信社、サイマル出版会、ピエブックス、ホーム社、みずうみ書房、光風社出版、山海堂、世界思想社、大成出版社、飛鳥新社、立風書房(以上社名は発刊当時)などで、すでに廃業したり、他社に統合されて名称が変わった会社もあります。

2800冊の蔵書について(2)へ つづく


【関連リンク】
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